JPS63299590A - 衛星放送受信装置内蔵型テレビジョン受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、衛星放送とテレビジョン放送の両方が一つ
のリモコン装置により受信できるようにした一般家庭で
使用される衛星放送受信装置を内蔵したテレビジョン受
信機に関する。

［従来の技術］ ＢＳと呼ばれる衛星放送は、ＦＩＶＩ調された映像信号
に音声信号を周波数分割して送信されている。この衛星
放送は、映像信号の他に音声信号として、伝送Ａモード
では、テレビ音声として、モノラル、ステレオ、２車（
２ケ国語）で伝送する一方で、独立音声としてＰ　ＣＭ
信号（１０〜１４ビツト、２チヤンネル）で送られてお
り、モノラル、ステレオ、２重（２ケ国語）にて伝送さ
れている。

また、伝送りモードでは、テレビ音声として、ＰＣＭ信
号（１６ビツト、２チヤンネル）で送られており、モノ
ラル、ステレオ、２重（２ケ国語）にて伝送されており
、特に自声関係の受信操作が面倒であり、衛星放送専用
の受信機で対応し、この受信機で処理された信号を既設
のテレビジョン受信機に送信していた。

一方地上にお番ブるテレビジョン放送についても映像信
号の他に音声信号は、モノラル、ステレオ、２重（２ケ
国語）にて送信されている。

［発明考案が解決しようとする問題点］両方の放送を受
信しようとする使用者は、伝送系の違い、放送モードの
違い、機器が別になるために電源を個別に投入するなど
個別の操作を要し、衛星放送と地上放送とを切り変えて
使用するには、それぞれに複雑な操作をしなければなら
ず、簡単に希望のとおりの受信ができなかった。

また、特に衛星放送の音声はＰＣＭ信号として優れた音
を再生できるところから映像をカットして音楽のみを楽
しんでいる最中でも時として時計の時刻または受信チャ
ンネルを見る必要が生じたり、使用者の要求が高まるに
つれて操作が益々複雑になってきた。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、上記問題点を解決したものであり、衛星放
送と地上放送とを受信する受信機を一体化し、一つのリ
モートコントローラ（リモコン）にて簡単に操作し受信
できるようにしたものである。

［実施例］ 以下この発明の実施例について、図面を用いて説明する
。

第１図は、本発明の衛星放送受信装置内蔵型テレビジョ
ン受像機のブロックダイヤグラムを示すものであり、Ｂ
Ｓアンテナ１にて衛星からのＳＨＦ帯のテレビジョン信
号および音声信号を受信し、これを屋外ユニットである
コンバータ２にて周波数変換および増幅を行う。これら
は本発明の受信機外の部分である。

同コンバータ２の信号は、２ｎｄコンバータ３にて更に
周波数変換（７０，１３０，４００Ｍ　Ｈｚ帯などの一
波）され２ｎｄｆＦ４に送られ、この出力信号をＦＭ復
ＶＡ５される。

同ＦＭ復調回路５の出力は音声トラップ６を介し、映像
信号が取り出され、この信号をＱ　ｅ、Ｅ　ｎｆ。

７にてデエンフアシスされた後エネルギー拡散信号除去
８を行ない、この信号を映像増幅９し、ビデオセレクタ
１０のＢＳ端子に接続する。

一方音声信丹は、音声ＬＰＦのローパスフィルター１１
を介した音声副搬送波信号を４相ＤＰＳＫ回路１２にて
復調した後、ＰＣＭ信号の復調を行う。

同ＰＣＭ復調回路１３では、伝送形態がＡモードとＢモ
ードとについては自動検出回路により自動的に設定され
るとともに、放送局のプログラムによりモノラル、ステ
レオ、２ｆｆ！の組み合せにて送信されてきており、こ
の信号は受信者により選択する場合、リモコン（送信器
）１４により指示コード化信号が赤外線により伝達され
、この信号をリモコンデコーダ１５で受信した同リモコ
ン１４の指示コードをコントロールマイコン１Ｇにより
解読した後、同ＰＣＭ１！調回路１３に指示し、この指
示に従って処理した信号をＤ／Ａコンバータ１７．１８
にそれぞれ送り、これをＬ　Ｐ　Ｆ　１９，２０，２１
．２２のローパスフィルタをそれぞれ介したのちにオー
ディオセレクタ２３に低周波の音声信号としてそれぞれ
に入力せしめる。

この入力信号は、ＰＣＭ復調回路１３にてモノラル、ス
テレオあるいは２重音声を処理したものとしである。

前記２ｎｄＩＦ（第２中間周波増幅回路）４から２ｎｄ
コンバータ３へＡＧＣ回路２４によりゲインコントロー
ルしているが、このＡＧＣ回路２４は、雨が降った時な
どでも最適な衛星放送の受信状態を維持するためのもの
である。

また前記ＦＭ復調回路５からＡＦＴ回路２５電圧が選局
コントロール回路２６にもたらされ、同選局コントロー
ル回路２Ｇでコントロールマイコン１６からの指示に従
って局部発振周波数を調整し且つ同ＡＦＴ回路２５電圧
により受信周波数の安定化した信号を前記２ｎｄコンバ
ータ３に入力せしめる。

テレビジョン受信機部分について説明すると、Ｕ／ＶＴ
Ｖアンテナ２７から入力するｔＪ）−ＩＦ帯およびＶＨ
Ｆ帯のテレビジョン信号をＵ／ＶＴＶチューナー２８で
受信し、この信号を中間周波数信号に変換してＩＦアン
プ（中間周波増幅回路）２９に送信し、増幅した後、映
像信号と音声信号に分離する。

このＵ／ＶＴＶアンテナ２７は、本発明の受信機以外の
部分である。

映像信号は、映像増幅回路３０で増幅され、前記ビデオ
セレクタ（映像信号切替器）１０に入力する一方前記Ｂ
Ｓなる衛星放送の映像信号、ＶＴＲ等からの外部入力端
子Ｖ１．Ｖ２がそれぞれ入力されており、同ビデオセレ
クタ１０によっていずれか一つの映像信口を選択して映
像カット回路３１に出力する。　なお、この選択は、前
記リモコン１４から指示され任意の一つをコントロール
マイコン回路１６の切り換え指示信号によって選択され
る。

映像カット回路３１は、コントロールマイコン回路１Ｇ
から制御し、映像信号をＣＲＴ回路３２に送信しないよ
うにするもので、映像信号を接地し黒レベルの映像信号
とするものである。従ってキャラクタゼネレータ回路４
９からの信号はＴＶ／文字インターフェース回路３３お
よびクロマ出力回路３４を介してＣＲＴ　（＠極線管）
３２上にチャンネル表示または時計表示等の表示が可能
になっている。

映像カット回路３１を動作させないときには、ビデオク
ロマ回路３５および偏向回路３６により前記ビデオセレ
クタ回路１０にもたらされたいずれかの映像信号を元に
ＣＲＴ３２に色映像を映出する。

テレビジョンの音声信号は、前記ＩＦアンプ２９の出力
信号から音声信号を分離し、音声信号復調部３７にて音
声信号を復調し、この信号を更に音声多重信号の復調回
路３８にてモノラル、ステレオ。

２重く２ケ国）放送に応じて処理する。なおこの時前記
復調部３７からの信号がいずれの放送形態で送信されて
いる信号かは、同音声多重復調回路３８中にてパイロッ
ト信号により判別し音多表示回路３９により表示する。

同音声多重復調回路３８の出力は前記オーディオセレク
タ回路２３に入力する。オーデオセレクタ回路２３では
コントロールマイコン回路１６の指示により前記衛星放
送の音声と切り換えてＶＲコントロール回路４０に入力
する。

同ＶＲコントロール回路４０は消音釦７０．音吊ＵＰ釦
６８．音１！！１ＤＯＷＮ釦６９の操作に基づき、前記
コントロールマイコン回路１６の指示により、消音（音
声低周波出力信ｑが零または極少）あるいは音声大（Ｕ
Ｐ）、音声小（ＤＯＷＮ）を制御するものであり、この
ようにして得た音声低周波出力信号を音声増幅回路４１
により電力増幅してＬスピーカ４２およびＲスピーカ４
３にて放音する。

なお、前記Ｕ／ＶＴＶチューナ２８における選局は操作
キー４４あるいは前記コントロールマイコン回路１６の
指示によりＰＬＬプリスケーラ４５の発生周波数を変え
て希望局を選ぶ。

電源回路４６は、△Ｃ１００ボルトの単−Ｎ′ｔＡから
なり、マイコン端子から常時前記コントロールマイコン
回路１６、リモコンデコーダ回路１５および電源コント
ローラ回路４７に電源供給する一方、前記コントロール
マイコン１６からの指示に従って衛星放送受信回路へＢ
Ｓ端子より、テレビジョン受信機回路（１０，２８〜３
６）へＴＶ端子より、オーディオ回路（２３，３７〜４
１）へΔｔＪＤＩｏ端子より、付加的にはコンセント１
あるいはコンセント２への電源供給を行なうコントロー
ラ４７にて制御される電源回路４６により成っているも
のである。

［作用］ 以上の構成により成り、第１図のリモコン１４部分の操
作面を詳細にした第２図により、第１図の回路との関係
における動作を説明する。

衛星放送を受信する場合には、 ａ、第２図におけるリモコン１４の操作として、電源釦
６０により電源オンすると、衛星放送、テレビジョン受
像機およびオーディオの各回路に電源供給される。

ｂ、衛星放送りＳ釦６４を押し、つづけてＢＳ　　Ｃｈ
　（チャネル）のＵＰ釦７７またはＤＯＷＮ釦７８を押
し、映像が映る小により放送の有無を確認する。

この時にはＢＳチャンネルの表示（図示せず）がコント
ロールマイコン回路１６よりの信号にもとすき表示され
る。

Ｃ１この状態で前記ＰＣＭ復調回路１３からは、図示し
ないが、放送局から送信されている信号形態を表示する
。即ち、音声Ａモードと２重、、ステレオ、モノラルの
２系統の表示。またはＢモードの表示および２重、ステ
レオ、モノラルの１系統の表示を行なう。

ｄ′、このときＡモードの２重放送の場合には、テレビ
（映像と同じ内容の音声）釦７４を押す毎にトグル式に
２重音声の主または副音声放送が選択的に前記スピーカ
４２　、４３から放音でき、また独立音声側でも２重音
声の場合には、音声の釦７３（映像の裏番組の音声）を
押す毎にトグル式に独立音声またはテレビ音声放送に変
るとともに、同テレビ釦１４により主、副に変えられる
。

ｅ、外部音声出力により他の音響ｉ器へ出力することが
でき、外部音重相７５を押すと、押す毎に外部への音声
をテレビ音声から独立音声へと順次トグル式に変えるこ
とが可能にしてあり、２重放送の場合にはテレビ釦２４
または独立相７Ｇを押す毎に主、副に切り変え可能とな
っている。

なお、ΔモードまたはＢモードの表示と、テレビ音声や
独立音声の２重、ステレオ、モノラルのの表示は、放送
局側の制御コードを判別することにより表示される。

また、衛星放送のＰＣＭによる高音質の音を楽しむ場合
には、映像カット釦６５により映像を消して音楽のみ楽
しむ事ができる。この場合でも時計／タイマー表示釦１
２を押せばＣＲＴ　３２に時刻が表示可能でもう一度押
せば表示が消せるようになっている。

地上のテレビジョン放送を受信する場合には、ａ、電源
釦６０を投入後電源釦下方のテレビ釦６１を押すと、テ
レビジョン受信機回路部分およびオーディオ回路部分に
電源供給され、つぎにチャンネル釦７９の何れかく１〜
１２）を押すと希望のチャンネルが受信できる。

ｂ、この時、音多表示に音声多重放送の内容（２重、ス
テレオ、モノラル）の内２重放送が送信されており、こ
の状態を表示されている場合には音声切換釦７１を押す
毎にトグル式に２重の主−副と順次巡回的に変えられる
。

音声のみ楽しむ場合は、前記と同様映像カット釦６５を
押して映像をカットすればよく、この場合でムｃｈ表示
釦７９を押すとテレビジョンの受信チャンネルをＣＲＴ
３２上に表示できる。

ｃｈリターン釦８０は現在の選局の一つ前の選局受信状
態に戻せるものである。

ビデオ１．ビデオ２のいずれかの釦６２　、６３を押せ
ば、ビデオセレクタ回路により選択されたビデオ入力か
らＣＲＴ３２に映出することができる。

コンセント！］（上６６、下６７）は第１図のコンセン
ト１、コンセント２と関連しており、同コンセントに接
続された機器に電源を供給または供給停止するものであ
る。

時刻合わｌ！釦８２は、リモコンの内部にあり、小さな
穴から針のようなもので押すことにより時刻合わせｔ６
ためのものであり、同和を押した後、時間用８５１分相
８Ｇにより時刻合わぜを行ない、完了時点でもう一度時
刻合わせ！］８２を押すと終了する。

オンタイマー釦８３はテレビジョン受信機等が電源オン
される時間を決めるもので、同オンタイマー釦８３を押
した後時相８５および分相８６により時間を決め設定釦
８７を押すと電源オンの時刻が決まる。

オフタイマー釦８４は同様にオフ時刻が時相８５と分相
８６および設定釦８１により決められるものである。

これらは、いずれも第１図の時計回路４８およびコント
ロールマイコン回路１６により設定されるものである。

ＡＵＤＩＯの電源供給はオーディオセレクタ回路２３、
ＶＲコントロール回路４０および音声増幅回路４１であ
る。

以上のようにリモコン１４の８釦の操作に応じてリモコ
ンデコーダ１５で受信した信号または時計／タイマー機
能による信号を元にコントロールマイコン回路１６から
衛星放送受信機（３〜９，１１〜１３．１７〜２２．２
４〜２６）には、選局コントロール回路２Ｇ、ＰＣＭ復
調回路１３の制御を行ない、テレビジヨン受信機には、
ＰＬＬプリスケーラ４５による選局、キャラクタゼネレ
ータ４９による表示、ＶＲのコントロール４０、音声多
重＠　ＵＡ３８の切り変え制御、ビデオセレクタ１０お
よびオーディオセレクタ２３で衛星放送受信機からの信
号とテレビジョン受像機からの信号切り変え制御の他一
つの電源から衛星放送受信機回路部分とテレビジョン受
信機回路部分とオーディオ回路部分等に電源供給する等
のコントロールを一つのリモコン１４で指示でき、操作
を筒中にできる。

〔効果Ｊ 本発明によれば、衛星放送受信とテレビジョン受信を別
々に行なっていた繁雑な受信操作を、一つのリモコンに
より、簡単に操作可能とすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実流例を示すものであり、第１図は衛星
放遂受信装置内ｊｉｌｉ型テレビジョン受信機のブロッ
クダイアグラムであり、第２図は同受信機の制御を行な
う為のリモコンの操作面の概念図を示すものである。 ３は２ｎｄコンバ一タ回路、１０はビデオセレクタ回路
、１３は衛星放送受信機のＰＣＭ音声復調回路、１４は
リモコン、１５はリモコンデコーダ、１６はコントロー
ルマイコン回路、２３はオーディオセレクタ回路、２６
は選局コントロール回路、２８はＵ／ＶＴ■チューナ回
路、３７は音声信号復調部、３８は音声多重信号復調回
路、４５はＰＬＬプリスケーラ回路である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一つの電源より常時電源供給されている一つのリモコン
   デコーダ、一つのコントロールマイコンから成り、リモ
   コンの制御信号に基づき、前記コントロールマイコンに
   て制御される衛星放送受信回路の選局コントロールによ
   り衛星放送に基づく映像信号とＰＣＭ音声信号を復調し
   た低周波の音声信号とから成る一方前記コントロールマ
   イコンにて制御されるテレビジョン放送の受信回路のＰ
   ＬＬプリスケーラ等からなる選局により得る映像信号と
   低周波化した音声信号とから成り、両映像信号を交互に
   切替えるビデオセレクタと、両低周波化した音声信号を
   交互に切替えるオーディオセレクタとから成り、少なく
   とも衛星放送受信とテレビジョン放送受信とを前記コン
   トロールマイコンの制御に基づき切替え、かつ前記ビデ
   オセレクタおよびオーディオセレクタを同時に切替えて
   一つのＣＲＴに映出すると共に一組のスピーカにて放音
   可能となし、少なくとも音声の復調回路における多重放
   送をも前記コントロールマイコンにて制御可能としたこ
   とを特徴とする衛星放送受信装置内蔵型テレビジョン受
   信機。