JPS63299557A - 自動ダイアル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。

Ａ、産業上の利用分野 Ｂ１発明の概要 Ｃ３従来の技術 り１発明が解決しようとする問題点 Ｅ１問題点を解決するための手段 Ｆ９作用 Ｇ、実施例 Ｇ−１，実施例の概略構成（第１図〜第３図）Ｇ−２，
全体の概略動作（第４図） Ｇ−３，サーチ・モードでの動作（第５図）Ｇ−４，他
の実施例 Ｈ０発明の効果 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、予め記憶された名前及び該名前に対応する電
話番号を検索して表示させ、表示された電話番号に対応
するダイアル信号を自動発生させるような自動ダイアル
装置に関する。

Ｂ０発明の概要 本発明は、電話番号データを名前データと共に記憶手段
に記憶し、検索して表示された電話番号に対応するダイ
アル信号を自動的に発信する自動ダイアル装置において
、記憶手段としては、名前の一つに対応して、複数の電
話番号データ及びコメント（注釈）データの組を記憶可
能なものを用い、これらのコメント・データ及び電話番
号データの組を選択的に表示させるとともに、表示され
ているデータのうちの電話番号だけをダイアル信号に変
換して自動的に発信させることにより、１つの名前に対
して複数の電話番号を関連付ける場合にも、コメントを
付けて見易くするとともに、ダイアル信号送信時にはコ
メントを無視して電話番号のみを送るものである。

Ｃ１従来の技術 一般に自動ダイアル装置は、例えば実開昭５９−１３２
２６７号公報や実開昭５９−１４０５７０号公報等に記
載されているように、電話番号の表示部及び複数個のキ
ー操作釦がパネル面に設けられ、電話番号を記憶するメ
モリと、ダイアル信号を発生する手段とを備えて成り、
所定の操作に応じて所望の記憶されている電話番号を読
み出して表示させ、さらに、表示されている電話番号に
対応するダイアル信号を自動的に発信するようになって
いる。特に近年においては、携帯用の小型の自動ダイア
ル装置であって、複数大分の名前及び電話番号を記憶で
き、検索操作等に応して所望の名前及び電話番号を読み
出して表示させるようなものも各種提案されている。

このような自動ダイアル装置において、既に記憶された
名前及び電話番号を検索する動作モードとしては、種々
のものが知られているが、大別して次のモードに分類で
きる。すなわち、先ず、検索のための所定のキー、例え
ばいわゆるサーチ・キー等を押す毎に、既に記憶された
名前がアイウェオ順やアルファベット順等（あるいはこ
れらの逆順でもよい）に従って表示され、所望の名前が
表示された時点でサーチ・キー押圧操作を止める（以下
シーケンシャル・サーチという）モードである６次に、
いわゆるダイレクト・サーチとして、検索しようとする
名前の少なくとも一部（例えば頭文字等）をキー人力し
て、サーチ・キー等を押すことにより、そのキー人力さ
れた文字列を先頭部分に含む名前が表示されるようなモ
ードである。

これは、名前の入力時に、所定の優先記号を付加してお
くことにより、この優先記号を有する名前を上記ダイレ
クト・サーチで検索するような使い方もできる。

Ｄ１発明が解決しようとする１、１題点ところで、実際
の電話番号検索の用途においては、１つの名前に対して
複数の電話番号を対応させておきたいことが多い。例え
ば、１つの会社名に対しては、代表の電話番号のみなら
ず、通話頻度の多い部課の電話番号や、ファクシミリの
電話番号や、夜間の電話番号等を対応させておくと、使
用に頗る便利である。また、個人名に対しても、自宅の
電話番号の他に、勤務先あるいは出先の会社等の電話番
号を対応させておく方が連絡をとり易いことも多い。

しかしながら、従来の自動ダイアル装置においては、名
前と電話番号とが１対１対応しているため、上述のよう
な１つの名前に対して複数の電話番号を対応させること
ができず、現実の使用には不便なことが多かった。

本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、１つの名前に関連付けて複数の電話番号をコメント（
注釈）とともに記憶させておくことができ、これらの電
話番号に対応するダイアル信号を自動的に送信できるよ
うな自動ダイアル装置の提供を目的とする。

Ｅ０問題点を解決するための手段 本発明に係る自動ダイアル装置は、上述の問題点を解決
するために、データ入力操作により名前及び該名前に対
応する電話番号の各データを記憶手段に記憶し、データ
検索操作により上記記憶手段から上記記憶された名前及
び電話番号の各データを読み出して表示するとともに、
該表示された電話番号に対応するダイアル信号を送信操
作により自動的に発生する自動ダイアル装置において、
上記記憶手段は、上記電話番号記憶部の記憶内容として
、一つの上記名前に対応して注釈（コメント）データと
電話番号データとの組を２組以上記憶可能になされ、電
話番号選択操作により、上記データ検索操作にて得られ
た所定の−の名前に対応する複数組のコメント・データ
及び電話番号データの組を選択表示させるとともに、上
記送信操作に応して該表示されているデータのうちの電
話番号に対応するダイアル信号のみを自動的に発生させ
ることを特徴としている。

Ｆ０作用 一つの名前に対して複数の電話番号をコメント（注記、
注釈）と共に記憶しておくことができ、これらを選択し
て表示させ、表示された電話番号に対応するダイアル信
号を自動的に発信させることができる。

Ｇ、実施例 Ｇ−１，実施例の概略構成（第１図〜第３図）第１図は
本発明に係る自動ダイアル装置の概略構成を示すブロッ
ク回路図である。

この第１図において、ＣＰＵ　（マイクロ・プロセッサ
等を用いた中央処理装置）１には、バス・ライン２を介
して、プログラムやデータ等が記憶されたＲＯＭ　（リ
ード・オンリ・メモリ）３、主としてデータ記憶手段と
してのＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メモリ）４、キ
ー人力部５、表示ドライバ６及びダイアル信号発生器７
等が接続されている０表示ドライバ６にはＬＣＤ　（液
晶ディスプレイ）等の表示器８が接続され、ダイアル信
号発生器７の出力端子にはスピーカ９が接続されている
。このダイアル信号発生器７から発生されるダイアル信
号は、所謂ブツシュホンのダイアル・トーン信号として
用いられる２周波音声（ＤＴＭＦ：デュアル・トーン・
マルチ・フリケンシ）信号であり、スピーカ９を介して
電話機の送話器に送るようにして、あるいは直接電話回
線に乗せるようにして使用されるものである。

ここでキー人力部５及び表示器８の外観構成の具体例を
第２図に示す。すなわち、本発明の実施例としての携帯
用自動ダイアル装置１０は、２つの肉厚カード状の筺体
１１．１２の各短辺が連結されて開閉自在に構成されて
おり、第２図は、この自動ダイアル装置１０を開状態と
したときの全体構成を示す平面図である。また第３図は
、上記各筺体１１．１２が閉状態となる直前の自動ダイ
アル装置１０の外観斜視図を示しており、この第３図か
ら明らかなように、上記筐体１１の外面にはスピーカ９
が突設されている。

第２図において、各筐体１１．１２が上記閉状態のとき
に対向する各表面（対向面）上には上記キー人力部５を
構成する複数のキーが配設されている。これらの各キー
のうち、アルファベット入力用キー５ａ及びローマ字カ
ナ変換入力用キー５ｂは、筺体１２の上記対向面上に配
設され、数字入力用キー５０、各モード切換キー５□〜
５，４１、電源オフ・キー５゜ＦＦ　、検索キー（サー
チ・キー）５．１．５　ｓｚ、改行キー５ＮＬ、入力確
定キー５゜ア、番号選択キー５□１等は、筺体１１の上
記対向面上に配設されている。また、筺体１１の上記対
向面を延長した部分は、第３図からも明らかなように、
各筺体１１．１２が上記閉状態のときも外部に露出する
部分であり、この延長部分には、上記表示器８に相当す
るＬＣＤの表示部８Ｄが設けられている。この表示部８
Ｄに隣接して、優先検索用キー５ＰＳ及び電源オン／送
信キー５゜８７．が設けられている。

再び第１回において、データ記憶手段としてのＲＡＭ４
は、名前記憶部４Ｈと番号記憶部４．とを有しており、
番号記憶部４Ｔには、名前記憶部４Ｎに書き込まれた一
つの名前に対応して、複数の電話番号をそれぞれコメン
ト（注釈）とともにに記憶可能となっている。この場合
、コメント及び電話番号の一つの組は番号記憶部４Ｔ内
の１行に配されるとともに、コメントと電話番号との間
には、区切り記号、例えば「＝」（コロン）が配されて
いる。

例えば第１図の例において、所定の名前ｒＡＢＣＤＥ、
に対応して２個の電話番号がそれぞれコメントｒ）（Ｙ
　Ｉ　Ｊ、ｒＸＹ２Ｊとともに８き込まれており、番号
記憶部４Ｔ内の記憶形態は、ｒＸＹｌ　：０ｌ−２３４
−５６７８ ＸＹ２　：　０１−２２２−３３３３４のようになって
いる。次の名前ｒＦＧＨＩＪＪに対応しては１個の電話
番号のみが（コメント無しで）書き込まれている。さら
に次の名前ｒＫＬＭＮＯ」に対応して、３個の電話番号
がそれぞれコメントとともに書き込まれている。なお、
具体的には、上記名前ｒＡＢｃＤＥ」等については、人
名や会社名等を、また上記コメント「ＸＹｌ」等につい
ては、「ジタク」、「カイシャ」、「ＦＡＸ」等のよう
な電話番号に関する注釈を記載することは勿論である。

このような記憶内容を例えば上記検索キー５，１あるい
は５，２を操作することにより順次読み出す際には、上
記各名前及び対応する番号記憶部の内容が上記名前のア
イウェオ順及びアルファヘット順に（あるいはこれらの
逆の順に）読み出され、上記表示部８Ｄに表示される。

このとき、表示部８Ｄの仕様が例えば１２桁×２行表示
である場合には、表示部８Ｄの第１行目には上記名前が
、表示部８Ｄの第２行目には対応する番号記憶部の第１
行目の内容が、それぞれ１２桁まで表示される。

例えば上記名前ｒＡＢｃＤＥＪが検索されたときの表示
形態は、 ＡＢＣＤＥ ＸＹＩ　：　０１−２３４−５Ｊ となり、上記名前ｒＦＧＨＩ　ＪＪが検索されたときの
表示形態は、 ｒＦＧＨＩ　Ｊ ０２−３３３−４４４４　　Ｊ となる、このように名前及び電話番号が検索され表示さ
れているときに、上記電源オン／送信キー５゜ＨＩ３を
押圧操作する・ことにより、表示されている電話番号に
対応するダイアル信号（上記ＤＴＭＦ信号）がダイアル
信号発生器７から発生し、スピーカ９より発音される。

このスピーカ９を電話機（所謂ブツシュホン）の送話器
に近接させておくことにより、電話のダイアル操作を行
ったのと同等な信号が送信され、上記表示された電話番
号を呼び出すことができる。なお、電話機と一体型の自
動ダイアル装置等の場合には、ダイアル信号発生器７か
らのダイアル信号を直接電話回線に伝送するようにして
もよい。

ここで、第１図中の名前ｒＡＢｃＤＥＪや「ＫＬＭＮＯ
Ｊ等のように、一つの名前に対応して複数の電話番号が
コメントとともに記憶されているもののうちのいずれか
が上記検索されて表示されているときに、上記例えば番
号選択キー５゜、を操作すると、複数組のコメント及び
電話番号が順次−組毎に表示部８Ｄに表示される。この
ときの表示形態としては、例えば上記１２桁×２行表示
の場合に、上記コメントが第１行目に、電話番号が第２
行目に表示される。すなわち、上記検索操作により上記
名前ｒＡＢＣＤＥ、が検索された状態にあっては、上記
番号選択キー５□、を操作する毎に、順次 ＸＹ　１ ０１−２３４−５６７８　　Ｊ の表示形態と、 ＸＹ２ Ｏｌ−２２２−３３３３Ｊ の表示形態とが切り替わり、これが操り返されることに
なる。

このように一つの名前に対応する複数組のコメント及び
電話番号のうちの一組が選択され表示されている場合に
も、上述した名前の検索表示状態における送信動作と略
々同様な送信動作を行わせることができ、上記電源オン
／送信キー５０Ｈ／Ｓを操作することで、上記表示され
ているデータのうちの電話番号のみに対応するダイアル
信号（上記ＤＴＭＦ信号）をダイアル信号発生器７から
発生させることができる。この場合、上記番号記憶部４
、内の記憶内容のうち、上記区切り記号「：」より前の
データについては、数字を含んでいても電話番号の一部
とは見なさず無視し、区切り記号ｒ：」より後のデータ
のみを電話番号と判断して数字をＤＴＭＦ信号に変換す
るわけである。

なお、この他のキーの機能について簡単に説明すると、
上記モード切換キー５１４．は、他のモードから名前入
力モードに切り換えるためのものである。また、上記優
先検索用キー５□については、名前入力時に優先記号、
例えばｒ＃、のマークを名前に付加しておくことにより
、上記キー５Ｐｓを押圧操作する毎に上記優先記号「＃
」が付加された名前のみを順次検索して表示させるよう
な機能を有している。

Ｇ−２，全体の概略動作（第４図） 次に、第４図は、上記携帯用自動ダイアル装置１０のパ
ワー・オン（を源投入）時からの動作の要部を説明する
ためのフローチャートを示している。この第４図におい
て、上記自動ダイアル装置１０の電源オン／送信キー５
゜貯、を押圧操作してパワー・オン（電源投入）すると
、先ずステップＳ１に示すように名前入力モードとなる
。この名前入力モードにおいては、上記表示部８Ｄに「
ナマエ　９ ｘ　Ｘ　Ｘ　χ　」 のような表示がなされ、ｘｘｘｘは残りのメモリ容量（
記憶可能な文字数）を示す。第４図のこのステップＳ１
より後のステップ３２〜ステツプＳ９の動作は、略々い
わゆるキー・スキャン動作に相当するものである。すな
わちステップＳ２では後述する名前入力用の複数のキー
のいずれかが押圧操作されたか否かを判断しており、以
下同様に、ステップＳ３では上記入力確定キー５　ＥＮ
Ｔの操作の有無を、ステップＳ４では上記モード切換キ
ー（メモ・モード切換キー）５．、の操作の有無を、ス
テップＳ５では上記モード切換キー（計算モード切換キ
ー）５１の操作の有無を、ステップＳ６では上記検索キ
ー５ｓ＋、５゜の操作の有無を、それぞれ判断している
。さらに必要に応じて各種のキーの操作の有無を判断し
た後、最後のステップＳ９にて上記電源オフ・キー５゜
１．が操作されたか否かを判断し、ＹＥＳのときには当
該装置ＩＯをパワー・オフ（を源遮断）状態に制御し、
ＮＯのときには最初のステップＳ２に戻っている。

ここで、この名前入力モードにおいて、上記名前入力用
のキー、すなわち第２図のアルファベット入力用キー５
ａ、ローマ字カナ変換入力用キー５ｂ、数字入力用キー
５０等のキーを操作すると、次のステップＳ２にてＹＥ
Ｓと判断され、ステップ５１２に進んで名前入力動作が
１ステツプずつ順次行われ、ステップＳ２に戻るように
なっている。

この名前入力動作には、ローマ字カナ変換動作や入力文
字をバッファ・メモリに一時古き込む動作等が含まれ、
上記名前入力用キーの操作毎に上記ステップＳ２でＹＥ
Ｓと判断されてステップ３１２を通ることにより、名前
の入力動作が１文字ずつ進行する。名前の入力が終了し
たときには、上記人力確定キー５い、を押圧操作するこ
とにより、ステップＳ３にてＹＥＳと判断されてステッ
プＳ１３に進み、上記人力されてバッファ等に一時的に
記憶されている名前データが上記ＲＡＭ４の所定記憶領
域に送られて確定する。ここで、この入力確定キー５　
ＥＨＹの押圧操作前に上記名前入力用キー以外のキーを
操作した場合には、それまでの入力データは保持される
ことな（他の動作モード等に移行することになる。

上記ステップ５１３にて名前入力データが確定した後に
は、ステップＳ２１に進んで番号入力モードとなる。こ
の番号入力モードにおいては、上記表示部８Ｄに、例え
ば ＡＢＣＤＥ ハ゛　ンコ゛ウ　？　　　　ｊ のような表示がなされる。この表示内容のうちのｒＡＢ
ｃＤＥＪとは、この直前に入力され確定された名前の一
例を示すものである。この番号入力モードのときに、上
記名前入力用のキーが操作されると、ステップＳ２２に
てＹＥＳと判断されてステップＳ２３に進み、番号入力
動作が一文字ずつ順次行われる。このとき、上記一つの
名前に対応して一つの電話番号のみを入力してもよいが
、複数の電話番号をそれぞれコメント（注釈）とともに
入力することもできる。すなわち、第１図の名前ｒＡＢ
ＣＤＥＪに対応する複数の電話番号を入力する場合につ
いて説明すると、先ずコメントとしてのｒＸＹＩＪを入
力し、区切り記号として例えば「：」（コロン・マーク
）を入力した後に、対応する電話番号ｒ０１−２３４−
５６７８．を入力する０次に、上記改行キー５ＮＬを押
圧操作して行をかえた後、次のコメント「ＸＹ２」及び
上記区切り記号「：」を入力し、対応する電話番号ｒｏ
　１−２２２−３３３３Ｊを入力する。その後、入力確
定キー５Ｆ、１７を押圧操作することによりステップＳ
２４でＹＥＳと判断され、次のステップＳ２５により番
号入力データの確定がなされる。番号入力データの確定
がなされた後には、上記ステップＳ１の名前入力モード
に戻る。

この他、メモ・モードへの切換キー５Ｍｍを押圧操作し
たときにはステップＳ１４のメモ入力モードに進み、計
算モードへの切換キー５Ｍ！を押圧操作したときにはス
テップ３１５の計算モードに進み、検索キー５ｓ＋、５
ｓｚを押圧操作したときにはステップ３１６のサーチ・
モードに進む。

Ｇ−３，サーチ・モードでの動作（第５図）次に、記録
されたデータを検索し読み出すための検索（サーチ）動
作の具体例について、第５図を参照しながら説明する。

上記検索キー５，１．５ｓｚ等を押圧操作することによ
り検索モード（サーチ・モード）に移行した状態におい
て、上記表示部８Ｄには名前及び電話番号が例えば２行
に表示されており、この状態で上記検索キー５ｓ＋、５
ｏを操作すれば、ステップＳ３１でＹＥＳと判断されて
ステップＳ３２に進み、アイウェオ順及びアルファベッ
ト順の次の名前と該名前に対応する電話番号が検索され
て表示される。一つの名前に対して複数の電話番号及び
コメントが対応する場合には、電話番号記憶内容の第１
行目が表示される。また、上記サーチ・モード状態にお
いて、上記番号選択キー５゜１を押圧操作するさ、ステ
ップＳ３３でＹＥＳと判断されてステップＳ３４に進み
、現在検索されていた名前に対応するコメント及び電話
番号の組が順次切換表示される。すなわち、検索キー５
ｓ、、５゜の操作によっては、記憶手段である上記ＲＡ
Ｍ４の名前記憶部４□に記憶されている各名前毎に切換
え選択されて、名前及び対応する電話番号（番号記憶部
４．内の第１行目）の表示が行われ、番号選択キー５８
ＥＬの操作によっては、上記検索された名前に対応する
番号記憶部４Ｔ内のコメント毎に切換選択されて、コメ
ント及び電話番号の表示が行われる。

以上のような検索キー５ｓ＋、５ｓｚの操作、あるいは
番号選択キー５　ｓｔｔの操作により、上記表示部８Ｄ
内に電話番号（の少なくとも一部）が表示されている状
態において、送信キー（上記電源オン／送信キー５゜Ｎ
７３）を押圧操作すると、ステップＳ３５にてＹＥＳと
判断されてステップＳ３６に進み、現在表示中の電話番
号に対応するダイアル信号を上記ダイアル信号発生器７
から発生させ、スピーカ９に送る。この場合のダイアル
信号発生動作としては、上記ＲＡＭ４の番号記憶部４７
内における現在表示中の１行のデータ、例えば「ＸＹｌ
　：０ｌ−２３４−５６７８Ｊのうちで、上記区切り記
号「：」（コロン）よりも前にある文字や数字ｒＸＹＩ
Ｊを無視し、該区切り記号「：」より後方の数字ｒｏ　
１−２３４−５６７８Ｊのみを順次上記ＤＴＭＦ信号に
変換して出力するものである。

なお、上記各ステップＳ３１、Ｓ３３、Ｓ３５のいずれ
においてもキー操作が検出されず、ＮＯと判断されたと
きには、必要に応じて他の処理等を経た後、上記ステッ
プ５３１に戻るようにしている。

Ｇ−４，他の実施例 なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるものでは
な（、例えば、携帯用の小型自動ダイアル装置への適用
のみならず、電話機と一体型の自動ダイアル装置に適用
することもでき、この場合には、ダイアル信号発生器か
らのダイアル信号を直接的に電話回線に伝送するように
すればよい。

また、コメントと電話番号とを区別するための区切り記
号は、「：」（コロン）に限定されず、例えば「／」（
スランシュ）や「１」　（縦棒）、あ−るいは「」（ス
ペース、ブランク）等のように、通常の文字や数字との
区別が容易な記号を用いればよい。さらに、優先サーチ
のだめの優先記号も上記「＃」マークに限定されず、種
々のマークを使用できる。この他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において種々の変更が可能である。

Ｈ０発明の効果 本発明の自動ダイアル装置によれば、一つの名前に関連
付けて、複数の電話番号を記憶させておくことができ、
これらの複数の電話番号についてのコメントを付加して
見易くすることができる。

また、所望の名前を検索して表示させた後で、番号選択
キー操作等により、該名前に関連する複数の電話番号及
びコメントを順次選択的に切換表示させることができる
とともに、表示された内容のうちの電話番号のみをダイ
アル信号に変換して送出ることができ、すなわちダイア
ル信号の送信時にはコメントを無視して電話番号のみを
送ることができ、実際の使用に頗る便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例となる自動ダイアル装置の概
略構成を示すブロック回路図、第２図は該実施例の自動
ダイアル装置を開いた状態の平面図、第３図は該実施例
装置を閉じる直前の状態を示す外観斜視図、第４図は該
実施例の全体的な概略動作を説明するためのフローチャ
ート、第５図は該実施例のサーチ・モードでの概略動作
を説明するためのフローチャートである。 ｌ・・・ＣＰＵ ４・・・ＲＡＭ ５・・・キー人力部 ６・・・表示ドライバ ７・・・ダイアル信号発生器 ８・・・表示器 ８Ｄ・・・表示部 ５□、５■・・・検索キー（サーチ・キー）５゜１　・
・・番号選択キー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 データ入力操作により名前及び電話番号を記憶手段に記
   憶し、データ検索操作により該記憶手段から上記記憶さ
   れた名前及び電話番号を読み出して表示するとともに、
   送信操作により上記表示された電話番号に対応するダイ
   アル信号を自動的に発生する自動ダイアル装置において
   、 上記記憶手段は上記名前の一つに対応して注釈及び電話
   番号の組を２組以上記憶可能とされ、上記データ検索操
   作にて得られた所定の一つの名前に対応する上記複数組
   の上記注釈及び電話番号の組を、電話番号選択操作によ
   り選択表示させるとともに、上記送信操作に応じて、該
   表示されている内容のうちの電話番号のみに対応するダ
   イアル信号を自動的に発生することを特徴とする自動ダ
   イアル装置。