JPS6329800Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6329800Y2 JPS6329800Y2 JP2870983U JP2870983U JPS6329800Y2 JP S6329800 Y2 JPS6329800 Y2 JP S6329800Y2 JP 2870983 U JP2870983 U JP 2870983U JP 2870983 U JP2870983 U JP 2870983U JP S6329800 Y2 JPS6329800 Y2 JP S6329800Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- hole
- angle
- joint
- mast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はマストユニツトを順次継ぎ足して組
立てる鉄塔組立て用クレーンの鉄柱のジヨイント
部に関するものである。
立てる鉄塔組立て用クレーンの鉄柱のジヨイント
部に関するものである。
従来技術
従来、第1図に示すような最上部にジブ(ブー
ム)aを備え、旋回装置b、クレーン動力部cを
最下部に設置したクレーンマストAの鉄柱Bの組
立てに際して、既に組立てた鉄柱Bを上昇させ、
その下部に鉄柱Bの構成単位であるマストユニツ
トdを順次継ぎ足して組立てる工法が開発されて
いる。このような工法において鉄柱があまり高く
なつた場合、ジブaと鉄柱Bを旋回可能に支持す
るために第2図に示すような旋回支持装置eが使
用される。すなわち鉄柱B外周に設置した支持鉄
塔fにステーgによつて支持枠材hを支持し、該
支持枠材hの中に旋回枠材iを旋回可能に取付け
たものである。旋回枠材iとマストユニツトdの
垂直方向のL字状アングル材k表面間には第3図
及び第4図に示すようなローラjを介在せしめて
鉄柱Bが昇降可能となるよう構成されている。こ
のようにアングル材k表面にローラjを当接した
場合、アングル材k表面はフラツトであることが
望しい。
ム)aを備え、旋回装置b、クレーン動力部cを
最下部に設置したクレーンマストAの鉄柱Bの組
立てに際して、既に組立てた鉄柱Bを上昇させ、
その下部に鉄柱Bの構成単位であるマストユニツ
トdを順次継ぎ足して組立てる工法が開発されて
いる。このような工法において鉄柱があまり高く
なつた場合、ジブaと鉄柱Bを旋回可能に支持す
るために第2図に示すような旋回支持装置eが使
用される。すなわち鉄柱B外周に設置した支持鉄
塔fにステーgによつて支持枠材hを支持し、該
支持枠材hの中に旋回枠材iを旋回可能に取付け
たものである。旋回枠材iとマストユニツトdの
垂直方向のL字状アングル材k表面間には第3図
及び第4図に示すようなローラjを介在せしめて
鉄柱Bが昇降可能となるよう構成されている。こ
のようにアングル材k表面にローラjを当接した
場合、アングル材k表面はフラツトであることが
望しい。
しかし、従来上下のマストユニツトd,dのジ
ヨイント部は第8図に示すような継手装置が採用
されていた。すなわち上下のマストユニツトd,
dのアングル材kの一方に箱状のメス部lを設
け、他方にはアングル材k端部から突出するオス
部mを設けて両者を嵌合して、アングル材k外表
面からピンnを挿入して連結されている。従つて
アングル材k外表面にピンn頭部が突出してロー
ラがアングル材k表面を円滑に滑動する際支障と
なるため、これを逃げる配慮が必要である。
ヨイント部は第8図に示すような継手装置が採用
されていた。すなわち上下のマストユニツトd,
dのアングル材kの一方に箱状のメス部lを設
け、他方にはアングル材k端部から突出するオス
部mを設けて両者を嵌合して、アングル材k外表
面からピンnを挿入して連結されている。従つて
アングル材k外表面にピンn頭部が突出してロー
ラがアングル材k表面を円滑に滑動する際支障と
なるため、これを逃げる配慮が必要である。
考案の目的
この考案は以上のような欠点を改善するために
なされたもので鉄柱が円滑に昇降可能であつて、
効率の良い荷重伝達が可能であり、更に連結作業
が極めて容易な鉄塔組立て用クレーンの鉄柱のジ
ヨイント部を提供することを目的とする。
なされたもので鉄柱が円滑に昇降可能であつて、
効率の良い荷重伝達が可能であり、更に連結作業
が極めて容易な鉄塔組立て用クレーンの鉄柱のジ
ヨイント部を提供することを目的とする。
考案の構成
この考案にかかる鉄塔組立て用クレーンの鉄柱
のジヨイント部は連結するマストユニツトのうち
一方のマストユニツトの垂直方向のL字状アング
ル材に支持板を固定して断面三角形の挿入孔を形
成するとともに、該支持板及びアングル材の隅角
部に係止孔を各々穿設し、他方のマストユニツト
のアングル材の端部から突出せしめるとともにピ
ン孔を穿設した継手部材を前記挿入孔に挿入し、
先端が直角な二平面によつて構成されたピンを支
持板側から係止孔及びピン孔に挿入し、ピン先端
とアングル材外表面が面一となるように連結する
ことによつて上記の目的を達成するものである。
のジヨイント部は連結するマストユニツトのうち
一方のマストユニツトの垂直方向のL字状アング
ル材に支持板を固定して断面三角形の挿入孔を形
成するとともに、該支持板及びアングル材の隅角
部に係止孔を各々穿設し、他方のマストユニツト
のアングル材の端部から突出せしめるとともにピ
ン孔を穿設した継手部材を前記挿入孔に挿入し、
先端が直角な二平面によつて構成されたピンを支
持板側から係止孔及びピン孔に挿入し、ピン先端
とアングル材外表面が面一となるように連結する
ことによつて上記の目的を達成するものである。
実施例
以下、図に示す実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
に説明する。
図において鉄柱Bは構成単位であるマストユニ
ツトdを複数積み上げるようにしたものである。
マストユニツトdはL字状のアングル材kを組み
合わせて形成したものである。
ツトdを複数積み上げるようにしたものである。
マストユニツトdはL字状のアングル材kを組み
合わせて形成したものである。
連結する上下のマストユニツトdの一方には挿
入孔1が形成されている。すなわちマストユニツ
トdの四角に位置する垂直方向のアングル材kの
二面に方形状の支持板2の平行な二辺が固定され
て断面三角形の挿入孔1が形成されている。
入孔1が形成されている。すなわちマストユニツ
トdの四角に位置する垂直方向のアングル材kの
二面に方形状の支持板2の平行な二辺が固定され
て断面三角形の挿入孔1が形成されている。
支持板2の見付け方向略中間及びアングル材k
の隅角部に係止孔3,4が両者を結ぶ直線が水平
で且つアングル材kの直角な二面と45゜で交叉す
るように各々穿設されている。
の隅角部に係止孔3,4が両者を結ぶ直線が水平
で且つアングル材kの直角な二面と45゜で交叉す
るように各々穿設されている。
支持板2のアングル材kとの反対側面には平行
に二枚の外れ止め板7,7が固設され各々ボルト
孔8,8が穿設されている。
に二枚の外れ止め板7,7が固設され各々ボルト
孔8,8が穿設されている。
他方のマストユニツトdの垂直方向のL字状ア
ングル材kの端部から垂直に継手部材5が突出せ
しめられている。継手部材5の形状は様々なもの
が採用可能であるが、実施例では断面五角形の継
手部材5が隅角部の直角な二面に接して固定され
ている。継手部材5は前記挿入孔1に挿入可能で
あればよく断面三角形等がその他採用できる。
ングル材kの端部から垂直に継手部材5が突出せ
しめられている。継手部材5の形状は様々なもの
が採用可能であるが、実施例では断面五角形の継
手部材5が隅角部の直角な二面に接して固定され
ている。継手部材5は前記挿入孔1に挿入可能で
あればよく断面三角形等がその他採用できる。
継手部材5のアングル材kの端部からの突出部
分には水平方向にピン孔6が穿設されている。ピ
ン孔6は他方のマストユニツトdのアングル材k
の係止孔3,4に対応して直角な二面の隅角部に
該二面と45゜で交叉するように穿設されている。
分には水平方向にピン孔6が穿設されている。ピ
ン孔6は他方のマストユニツトdのアングル材k
の係止孔3,4に対応して直角な二面の隅角部に
該二面と45゜で交叉するように穿設されている。
継手部材5を挿入孔1内に挿入するようにして
上下のマストユニツトd,dを連結する。このと
き支持板2側から支持板2の係止孔3、継手部材
5のピン孔6、アングル材kの係止孔4に順にピ
ン9を挿入する。ピン9の先端は直角な二平面に
よつて形成されており、基端の頭部10の側面は
平行に切削されている。頭部10の平行な二側面
10a,10a間の幅αは既述した平行な外れ止
め板7,7間の幅βと略同一に形成されている。
従つてピン9の先端がアングル材K外表面と隅角
部において面一となり、また頭部10は外れ止め
板7,7間にぴつたりと嵌合してピン9が回転す
るようなことがない。
上下のマストユニツトd,dを連結する。このと
き支持板2側から支持板2の係止孔3、継手部材
5のピン孔6、アングル材kの係止孔4に順にピ
ン9を挿入する。ピン9の先端は直角な二平面に
よつて形成されており、基端の頭部10の側面は
平行に切削されている。頭部10の平行な二側面
10a,10a間の幅αは既述した平行な外れ止
め板7,7間の幅βと略同一に形成されている。
従つてピン9の先端がアングル材K外表面と隅角
部において面一となり、また頭部10は外れ止め
板7,7間にぴつたりと嵌合してピン9が回転す
るようなことがない。
その後外れ止め板7,7のボルト孔8,8にボ
ルト11を挿通してナツト12によつて固定しピ
ン9の外れるのが防止されている。
ルト11を挿通してナツト12によつて固定しピ
ン9の外れるのが防止されている。
考案の効果
この考案にかかる鉄塔組立て用クレーンの鉄柱
のジヨイント部は以上のような構成を有するため
以下のような効果を得ることができる。
のジヨイント部は以上のような構成を有するため
以下のような効果を得ることができる。
先端が直角な二平面によつて構成されたピン
を支持板側から係止孔等に挿入し、アングル材
表面とピン先端が面一となるようにしたため、
旋回支持装置のローラがアングル材表面に当接
していてもスムーズに鉄柱が昇降可能となる。
を支持板側から係止孔等に挿入し、アングル材
表面とピン先端が面一となるようにしたため、
旋回支持装置のローラがアングル材表面に当接
していてもスムーズに鉄柱が昇降可能となる。
支持板からアングル材の隅角部方向にピンを
挿通したためアングル材の重心Pを継手部材が
通過するため、ジヨイント部にかかる荷重を効
率よくアングル材に伝達し、ジヨイント部が安
定化する。
挿通したためアングル材の重心Pを継手部材が
通過するため、ジヨイント部にかかる荷重を効
率よくアングル材に伝達し、ジヨイント部が安
定化する。
ピンを支持板側から係止孔等に挿入するだけ
でマストユニツトを連結することができるため
に極めて容易に組立て作業が行える。
でマストユニツトを連結することができるため
に極めて容易に組立て作業が行える。
第1図はクレーンマストの側面図、第2図は旋
回支持装置の平面図、第3図及び第4図はアング
ル材にローラが当接した状態の横断面図、第5図
はジヨイント部の斜視図、第6図はジヨイント部
の横断面図、第7図はマストユニツトの連結状態
の斜視図、第8図は従来のジヨイント部の斜視図
である。 A……クレーンマスト、B……鉄柱、a……ジ
ブ、b……旋回装置、c……クレーン動力部、d
……マストユニツト、e……旋回支持装置、f…
…支持鉄塔、g……ステー、h……支持枠材、i
……旋回枠材、j……ローラ、k……アングル
材、l……メス部、m……オス部、n……ピン、
1……挿入孔、2……支持板、3,4……係止
孔、5……継手部材、6……ピン孔、7……外れ
止め板、8……ボルト孔、9……ピン、10……
頭部、11……ボルト、12……ナツト。
回支持装置の平面図、第3図及び第4図はアング
ル材にローラが当接した状態の横断面図、第5図
はジヨイント部の斜視図、第6図はジヨイント部
の横断面図、第7図はマストユニツトの連結状態
の斜視図、第8図は従来のジヨイント部の斜視図
である。 A……クレーンマスト、B……鉄柱、a……ジ
ブ、b……旋回装置、c……クレーン動力部、d
……マストユニツト、e……旋回支持装置、f…
…支持鉄塔、g……ステー、h……支持枠材、i
……旋回枠材、j……ローラ、k……アングル
材、l……メス部、m……オス部、n……ピン、
1……挿入孔、2……支持板、3,4……係止
孔、5……継手部材、6……ピン孔、7……外れ
止め板、8……ボルト孔、9……ピン、10……
頭部、11……ボルト、12……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数のマストユニツトを順次継ぎ足しながら組
立てる鉄塔組立て用クレーンの鉄柱のジヨイント
部において、 連結するマストユニツトのうち一方のマストユ
ニツトの垂直方向のL字状アングル材の二面に支
持板の平行な二辺を固定して断面三角形の挿入孔
を形成するとともに、該支持板の見付け方向略中
間及びアングル材の隅角部に係止孔を各々に穿設
し、他方のマストユニツトの垂直方向のL字状ア
ングル材の端部から垂直に突出せしめるとともに
水平にピン孔を穿設した継手部材を、前記挿入孔
に挿入し、支持板の係止孔、継手部材のピン孔、
アングル材の係止孔に先端が直角な二平面によつ
て構成されたピンを挿入し、該ピンの先端とアン
グル材外表面が面一となるようにしたことを特徴
とする鉄塔組立て用クレーンの鉄柱のジヨイント
部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2870983U JPS59134650U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 鉄塔組立て用クレ−ンの鉄柱のジヨイント部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2870983U JPS59134650U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 鉄塔組立て用クレ−ンの鉄柱のジヨイント部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59134650U JPS59134650U (ja) | 1984-09-08 |
JPS6329800Y2 true JPS6329800Y2 (ja) | 1988-08-10 |
Family
ID=30159591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2870983U Granted JPS59134650U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 鉄塔組立て用クレ−ンの鉄柱のジヨイント部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59134650U (ja) |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2870983U patent/JPS59134650U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59134650U (ja) | 1984-09-08 |
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