JPS63297772A - 流体機械のシ−ル部構造 - Google Patents
流体機械のシ−ル部構造Info
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- JPS63297772A JPS63297772A JP62131407A JP13140787A JPS63297772A JP S63297772 A JPS63297772 A JP S63297772A JP 62131407 A JP62131407 A JP 62131407A JP 13140787 A JP13140787 A JP 13140787A JP S63297772 A JPS63297772 A JP S63297772A
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- seal
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、流体機械のシール部構造の改良に関するもの
である。
である。
第11図は本出願人が出顆中の未公開の流体機械の水力
機械における要部断面図である0図において、1は回転
部であるランナであり、バンド7゜ベース8.クラウン
9を一体に形成している。2〜5はシール部、6は回転
軸中心、10,12゜14.16はランナ1側に固着さ
れたランナ部シール部材、11,13,15.17はケ
ーシング18側に固定されたケーシング部シール部材で
ある。また、20はケーシング18側の上カバーである
。そして、ランナ部シール部材10,12゜14.16
及びケーシング部シール部材11゜13.15,17に
よりそれぞれ一対のシールギャップhz=hsを有する
シール部2〜5が形成されている。また、ランナ部シー
ル部材10〜16、ケーシング部シール部材11〜17
はそれぞれビッカース硬度1000以上の非金属材料が
使用されている。シール部材にこのような硬い材料を用
いているため、耐土砂摩耗性はよいが、衝撃力に弱い欠
点がある。そのため、ランナ1側部とケーシング18側
部のそれぞれのランナ部シール部材10,12,14,
16及びケーシング部シール部材11,13,15,1
7が運転中において接触しないようにシール部2〜4の
シールギャップhz”haを、広く余裕を持った寸法に
する必要がある。このようにシールギャップh2〜ha
を大きくすると、これらのギャップを流れる漏水量が多
くなり、流体機械の効率が悪くなる欠点があった。尚、
この種技術に関連し、特公昭58−22988号公報が
提案されている。
機械における要部断面図である0図において、1は回転
部であるランナであり、バンド7゜ベース8.クラウン
9を一体に形成している。2〜5はシール部、6は回転
軸中心、10,12゜14.16はランナ1側に固着さ
れたランナ部シール部材、11,13,15.17はケ
ーシング18側に固定されたケーシング部シール部材で
ある。また、20はケーシング18側の上カバーである
。そして、ランナ部シール部材10,12゜14.16
及びケーシング部シール部材11゜13.15,17に
よりそれぞれ一対のシールギャップhz=hsを有する
シール部2〜5が形成されている。また、ランナ部シー
ル部材10〜16、ケーシング部シール部材11〜17
はそれぞれビッカース硬度1000以上の非金属材料が
使用されている。シール部材にこのような硬い材料を用
いているため、耐土砂摩耗性はよいが、衝撃力に弱い欠
点がある。そのため、ランナ1側部とケーシング18側
部のそれぞれのランナ部シール部材10,12,14,
16及びケーシング部シール部材11,13,15,1
7が運転中において接触しないようにシール部2〜4の
シールギャップhz”haを、広く余裕を持った寸法に
する必要がある。このようにシールギャップh2〜ha
を大きくすると、これらのギャップを流れる漏水量が多
くなり、流体機械の効率が悪くなる欠点があった。尚、
この種技術に関連し、特公昭58−22988号公報が
提案されている。
上記出願中のものにおいては、シール部2〜5の相対向
するシール部材の少なくとも片方を非鉄金属材料の弾性
材により形成することについての配慮がなされず、この
ため、運転中における対向するシール部材の接触をおそ
れてシールギャップを大きくし効率を低下させている欠
点があった。
するシール部材の少なくとも片方を非鉄金属材料の弾性
材により形成することについての配慮がなされず、この
ため、運転中における対向するシール部材の接触をおそ
れてシールギャップを大きくし効率を低下させている欠
点があった。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、シール
ギャップを少なくし効率を向上できる流体機械のシール
部構造を提供することを目的としたものである。
ギャップを少なくし効率を向上できる流体機械のシール
部構造を提供することを目的としたものである。
上記目的は、流体機械の静止部であるケーシングと、該
ケーシング内部に対し隙間を介在し回転駆動され流体を
駆動する回転部であるランナと、上記隙間部分における
上記駆動流体の洩れを減少させるように相対向し上記ケ
ーシング側及び上記ランナ側のそれぞれに配設されたシ
ール部材を備えるシール部とを設けたものにおいて、上
記シール部材が、上記ケーシング側及び上記ランナ側の
両方側若しくは片方側にヤング率がほぼ100にg/
ya * 2以下の弾性材の非金属材料が用いられると
共に、上記片方側のみに該弾性材の該非金属材料が用い
られている場合に他方側がビッカース硬度1000以上
の硬さを有する材料により形成されている流体機械のシ
ール部構造により達成される。
ケーシング内部に対し隙間を介在し回転駆動され流体を
駆動する回転部であるランナと、上記隙間部分における
上記駆動流体の洩れを減少させるように相対向し上記ケ
ーシング側及び上記ランナ側のそれぞれに配設されたシ
ール部材を備えるシール部とを設けたものにおいて、上
記シール部材が、上記ケーシング側及び上記ランナ側の
両方側若しくは片方側にヤング率がほぼ100にg/
ya * 2以下の弾性材の非金属材料が用いられると
共に、上記片方側のみに該弾性材の該非金属材料が用い
られている場合に他方側がビッカース硬度1000以上
の硬さを有する材料により形成されている流体機械のシ
ール部構造により達成される。
後述の実施例の説明中にも記載されているように、相対
向する一対の例えば、ケーシング部シール部材11とラ
ンナ部シール部材10とからなるシール部2において、
ランナ1の回転の際にランナ1が大きく変位することが
あり、硬い部材からなるランナ部シール部材1oがケー
シング部シール部材11にときどき接触するようなこと
があっても1弾性材からなるケーシングシール部材11
の弾性変形範囲内の程度において接触したときには、ケ
ーシング部シール部材11の衝撃力が弱められ割れるな
どの損傷から免かれることができる。
向する一対の例えば、ケーシング部シール部材11とラ
ンナ部シール部材10とからなるシール部2において、
ランナ1の回転の際にランナ1が大きく変位することが
あり、硬い部材からなるランナ部シール部材1oがケー
シング部シール部材11にときどき接触するようなこと
があっても1弾性材からなるケーシングシール部材11
の弾性変形範囲内の程度において接触したときには、ケ
ーシング部シール部材11の衝撃力が弱められ割れるな
どの損傷から免かれることができる。
尚、土砂などが含有される水の流体の場合にあっては、
土砂などに対する耐摩耗性が強い弾性体を用いる。従っ
て、ランナシール部材10とケーシング部シール部材1
1との間のシール部のシールギャップh2は少し位の程
度であれば接触することがあってもよい位に小さくでき
、水車の場合漏水量を少なくでき流体機械の効率を向上
できる。
土砂などに対する耐摩耗性が強い弾性体を用いる。従っ
て、ランナシール部材10とケーシング部シール部材1
1との間のシール部のシールギャップh2は少し位の程
度であれば接触することがあってもよい位に小さくでき
、水車の場合漏水量を少なくでき流体機械の効率を向上
できる。
以下本発明の流体機械のシール部構造を実施例を用い従
来と同部品は同符号で示し同部分の構造の説明は省略し
第1図ないし第3図により説明する。第1図は水力機械
の要部断面図、第2図は第1図のB部詳細図、第3図(
イ)は第2図のケーシング部シール部材の平面図、(ロ
)は(イ)のA矢視部のランナ部シール部材を含む側面
図である0図において、シール部2〜5のランナ部シー
ル部材10,12,14.16は土砂等による摩耗を考
慮してセラミックスや繊維強化セラミックスなどのビッ
カース硬度1000以上で耐摩耗性を有する非金属材料
から形成されているが、この材料に限定されることはな
い、一方、ケーシング部シール部材11,13,15,
17は、ポリウレタン、エポキシ、ポリブテンなどの合
成樹脂。
来と同部品は同符号で示し同部分の構造の説明は省略し
第1図ないし第3図により説明する。第1図は水力機械
の要部断面図、第2図は第1図のB部詳細図、第3図(
イ)は第2図のケーシング部シール部材の平面図、(ロ
)は(イ)のA矢視部のランナ部シール部材を含む側面
図である0図において、シール部2〜5のランナ部シー
ル部材10,12,14.16は土砂等による摩耗を考
慮してセラミックスや繊維強化セラミックスなどのビッ
カース硬度1000以上で耐摩耗性を有する非金属材料
から形成されているが、この材料に限定されることはな
い、一方、ケーシング部シール部材11,13,15,
17は、ポリウレタン、エポキシ、ポリブテンなどの合
成樹脂。
ゴムもしくは上記合成樹脂1にゴムを配合させた材料な
どのヤング率100Kg/am”以下の耐摩耗性及び弾
性を有する非金属材料から形成されている。尚、ヤング
率100Kg/am”以下としたのは、定性的に、また
、従来の経験等に鑑み、さらにランナシール部材10の
硬さとの関係などより定めたものである。
どのヤング率100Kg/am”以下の耐摩耗性及び弾
性を有する非金属材料から形成されている。尚、ヤング
率100Kg/am”以下としたのは、定性的に、また
、従来の経験等に鑑み、さらにランナシール部材10の
硬さとの関係などより定めたものである。
第2図において固定部のケーシング部側の上カバー20
には下向きに突起部23が環状に形成されており、断面
が梯形のケーシング部シール部材11は短片側を下方に
長辺側を上方にして、内周側を接する突起部23と押え
ねじ22により上カバー20に固定され、外周側を接す
る押えリング21とにより内外周側を斜面にて接触挟着
し上カバー20に固定されている。また、ランナ部シー
ル部材10は、シールギャップh2を介在しケーシング
部シール部材11に対向しランナ1のクラウン9の上面
に配設されている。そして、ランナ部シール部材10は
内周側のクラウン9上面に形成された凸起部26と押え
ねじ25によりクラウン9上面に外周側に固定される押
えリング24とに、断面梯形の短片側を上方に長辺側を
下方にし内外周側の斜面を接触し挾看固定されている。
には下向きに突起部23が環状に形成されており、断面
が梯形のケーシング部シール部材11は短片側を下方に
長辺側を上方にして、内周側を接する突起部23と押え
ねじ22により上カバー20に固定され、外周側を接す
る押えリング21とにより内外周側を斜面にて接触挟着
し上カバー20に固定されている。また、ランナ部シー
ル部材10は、シールギャップh2を介在しケーシング
部シール部材11に対向しランナ1のクラウン9の上面
に配設されている。そして、ランナ部シール部材10は
内周側のクラウン9上面に形成された凸起部26と押え
ねじ25によりクラウン9上面に外周側に固定される押
えリング24とに、断面梯形の短片側を上方に長辺側を
下方にし内外周側の斜面を接触し挾看固定されている。
また、ケーシング部シール部材11は第3図に示すよう
に、2個の部品を接着部19a、19bにより矢印の回
転方向に対し斜めに接着面を構成し1個の環状体として
形成されている。従って、接着部材19a及”u19b
にランナ1側のランナシール部材10が接触しても接着
面の剥離する危険性が少ない。
に、2個の部品を接着部19a、19bにより矢印の回
転方向に対し斜めに接着面を構成し1個の環状体として
形成されている。従って、接着部材19a及”u19b
にランナ1側のランナシール部材10が接触しても接着
面の剥離する危険性が少ない。
一方、一般に流体機械においては種々の運転状態があり
、その中でランナ1が最大の変位を生じた時においても
、シールギャップha−h+sが零、即ち、回転部が静
止部に対し接触することがないように設計している。し
かるに9本実施例においては1回転部及び静止部の相対
するシール部材の一方、即ち、静止部が弾力性を有する
材料のシール部材により形成されているため、回転部と
静止部とが運転中に接触することがあっても、回転部に
取り付けた硬い部材のシール材は、静止部のシール部材
の弾性変形範囲内で接触した時には割れるなどの損傷を
免かれることができる。従って、軽く接触することがあ
る程度までシールギャップを小さくすることができる。
、その中でランナ1が最大の変位を生じた時においても
、シールギャップha−h+sが零、即ち、回転部が静
止部に対し接触することがないように設計している。し
かるに9本実施例においては1回転部及び静止部の相対
するシール部材の一方、即ち、静止部が弾力性を有する
材料のシール部材により形成されているため、回転部と
静止部とが運転中に接触することがあっても、回転部に
取り付けた硬い部材のシール材は、静止部のシール部材
の弾性変形範囲内で接触した時には割れるなどの損傷を
免かれることができる。従って、軽く接触することがあ
る程度までシールギャップを小さくすることができる。
また、静止部に設けたゴムなどの弾性体のシール部材も
、回転部に設けた硬い部材のシール部材と差がない程度
に土砂による摩耗に強い材料を用いれば土砂を含む水の
水力機械等に用いて有効である。さらに回転部の硬いラ
ンナ部シール部材10は引張応力には弱いが、本実施例
のように回転中における遠心力を押えリング24で支え
ることにより、引張応力でなく圧縮応力を受けさせるこ
とにより遠心力に耐えることができる。
、回転部に設けた硬い部材のシール部材と差がない程度
に土砂による摩耗に強い材料を用いれば土砂を含む水の
水力機械等に用いて有効である。さらに回転部の硬いラ
ンナ部シール部材10は引張応力には弱いが、本実施例
のように回転中における遠心力を押えリング24で支え
ることにより、引張応力でなく圧縮応力を受けさせるこ
とにより遠心力に耐えることができる。
このように本実施例の流体機械のシール部構造は、静止
部側に弾性体材料からなるシール部材を取り付け、この
シール部材に対向する回転体側に硬いシール部材を取り
付けてシール部を構成したことにより、回転体が運転中
に変位し静止部に接し該静止部に変形を生じることがあ
っても、その変形の範囲が静止部弾性体シール部材の弾
性変形の範囲内である程度に静止部及び回転体間のシー
ルジャツブh8を最も小さく構成することができる。従
って、上記のシールギャップを小さくしただけ流体機械
の効率を向上できる。また、特に土砂に対する耐摩耗性
が高い上記の合成樹脂、ゴム等の弾性体のシール部材を
用いた場合には、土砂を含む水力機械の場合に、効率が
低下しない運転状態を維持できる。一方、空気機械等の
シール部に用いるシール部材は単に弾性体でよい。
部側に弾性体材料からなるシール部材を取り付け、この
シール部材に対向する回転体側に硬いシール部材を取り
付けてシール部を構成したことにより、回転体が運転中
に変位し静止部に接し該静止部に変形を生じることがあ
っても、その変形の範囲が静止部弾性体シール部材の弾
性変形の範囲内である程度に静止部及び回転体間のシー
ルジャツブh8を最も小さく構成することができる。従
って、上記のシールギャップを小さくしただけ流体機械
の効率を向上できる。また、特に土砂に対する耐摩耗性
が高い上記の合成樹脂、ゴム等の弾性体のシール部材を
用いた場合には、土砂を含む水力機械の場合に、効率が
低下しない運転状態を維持できる。一方、空気機械等の
シール部に用いるシール部材は単に弾性体でよい。
第4図、第5図はそれぞれ他の実施例の第2図と同部分
の詳細図であり、両実施例の上記実施例に対し異なると
ころは、上記実施例は静止部側に弾性体材からなるケー
シング部シール部材11を固定し回転体側に硬い材料か
らなるランナ部シール部材10を固定している。これに
対し、シール部材に用いられる弾性体あるいは硬い材料
の取付位置を逆にし、もしくは両者とも弾性体のシール
部材を取り付けた点である。即ち、第4図において上カ
バー20に下向きに固定されているケーシング部シール
部材11は硬い材料から形成され、クラウン9に上向き
に固定されているランナ部シール部材10は弾性体材料
から形成されている。
の詳細図であり、両実施例の上記実施例に対し異なると
ころは、上記実施例は静止部側に弾性体材からなるケー
シング部シール部材11を固定し回転体側に硬い材料か
らなるランナ部シール部材10を固定している。これに
対し、シール部材に用いられる弾性体あるいは硬い材料
の取付位置を逆にし、もしくは両者とも弾性体のシール
部材を取り付けた点である。即ち、第4図において上カ
バー20に下向きに固定されているケーシング部シール
部材11は硬い材料から形成され、クラウン9に上向き
に固定されているランナ部シール部材10は弾性体材料
から形成されている。
また、第5図において、ランナ部シール部材10゜ケー
シング部シール部材11は、共に弾性体材料から形成さ
れている。本実施例とも上記実施例と同様の作用効果を
有する。
シング部シール部材11は、共に弾性体材料から形成さ
れている。本実施例とも上記実施例と同様の作用効果を
有する。
第6図ないし第9図はさらに他の実施例を示し、第6図
は要部断面図、第7図は第6図のC部詳細図、第8図は
第7図のランナ側シール部の平面図、第9図は第8図の
シール部材組立説明図である。
は要部断面図、第7図は第6図のC部詳細図、第8図は
第7図のランナ側シール部の平面図、第9図は第8図の
シール部材組立説明図である。
そして、上記各実施例と異なるところは、上記実施例は
、シール部の流体流れ方向を、ランナ軸線と直交方向に
形成しているのに対し、本実施例はランナ軸線方向と同
方向に流体の流れ方向シール部を形成している点である
。そして、シール部材の取付構造が異なり、シール部材
は円周方向に複数個に分割され個々にブロックを介し静
止部側及び回転体側に固定されている。図において、静
止部の上カバー20には硬い材料のセラミックスからな
るケーシング部シール部材11が接着剤により固定され
たブロック29を介在し取り付けられ、また、クラウン
9にも弾性体のゴムからなるランナ部シール部材10が
接着剤により固定されたブロック30を介在し固定され
ている。ブロック29.30はそれぞれ1個所のシール
部材取付穴部33から取り付けた後円周方向に摺動変位
させて全体的に環状に形成しシール部材をリング状に構
成するようになっており、第8図、第9図により回転体
側の取付方法を説明するが静止部側も同様である。ブロ
ック30は第9図に示すシール部材取付穴部33から逐
次挿入しクラウン9に形成された係止部(図示せず)に
係止され最終的に環状に形成され最後に取り付けられる
ブロック30が押え材27に支持され押え材27は押え
ねじ31によって固定されシール部材取付穴部33は閉
じられている。
、シール部の流体流れ方向を、ランナ軸線と直交方向に
形成しているのに対し、本実施例はランナ軸線方向と同
方向に流体の流れ方向シール部を形成している点である
。そして、シール部材の取付構造が異なり、シール部材
は円周方向に複数個に分割され個々にブロックを介し静
止部側及び回転体側に固定されている。図において、静
止部の上カバー20には硬い材料のセラミックスからな
るケーシング部シール部材11が接着剤により固定され
たブロック29を介在し取り付けられ、また、クラウン
9にも弾性体のゴムからなるランナ部シール部材10が
接着剤により固定されたブロック30を介在し固定され
ている。ブロック29.30はそれぞれ1個所のシール
部材取付穴部33から取り付けた後円周方向に摺動変位
させて全体的に環状に形成しシール部材をリング状に構
成するようになっており、第8図、第9図により回転体
側の取付方法を説明するが静止部側も同様である。ブロ
ック30は第9図に示すシール部材取付穴部33から逐
次挿入しクラウン9に形成された係止部(図示せず)に
係止され最終的に環状に形成され最後に取り付けられる
ブロック30が押え材27に支持され押え材27は押え
ねじ31によって固定されシール部材取付穴部33は閉
じられている。
また、分解時においては上記組立時と逆に押えねじ31
を弛め押え板27を外しシール部材取付穴部33を開口
し、ブロック30を円周方向へずらせシール部材取付穴
部33から取り出す、従って、シール部が損傷を受けた
時などの場合は、ランナ1をケーシング18の外へ出し
たりすることなく、組んだ状態で作業者がケーシング1
8.ガイドベーン、ランナ1部まで入り、押え材27を
外しブロック30を逐次円周方向に移動させて外し新し
いシール部材のブロックと交換できる。これは本実施例
の効果である他上記各実施例と同様の作用効果を有する
。
を弛め押え板27を外しシール部材取付穴部33を開口
し、ブロック30を円周方向へずらせシール部材取付穴
部33から取り出す、従って、シール部が損傷を受けた
時などの場合は、ランナ1をケーシング18の外へ出し
たりすることなく、組んだ状態で作業者がケーシング1
8.ガイドベーン、ランナ1部まで入り、押え材27を
外しブロック30を逐次円周方向に移動させて外し新し
いシール部材のブロックと交換できる。これは本実施例
の効果である他上記各実施例と同様の作用効果を有する
。
第10図は第6図ないし第9図の実施例のシール部が階
段状に多段に形成された場合の実施例であり1本実施例
も第6図ないし第9図の実施例と同様の作用効果を有す
る。
段状に多段に形成された場合の実施例であり1本実施例
も第6図ないし第9図の実施例と同様の作用効果を有す
る。
以上記述した如く本発明の流体機械のシール部構造は、
シールギャップを少なく効率を向上できる効果を有する
ものである。
シールギャップを少なく効率を向上できる効果を有する
ものである。
第1図は本発明の流体機械のシール部構造の実施例の要
部断面図、第2図は第1図のB部詳細図。 第3図(イ)は第2図のケーシング部シール部材の平面
図、(ロ)は(イ)のA矢視部のランナ部シール部材を
含む側面図、第4図、第5図はそれぞれ本発明の流体機
械のシール部構造の他の実施例の第2図と同部分の詳細
図、第6図ないし第9図は本発明の流体機械のシール部
構造のさらに他の実施例を示し第6図は要部断面図、第
7図は第6図はC部詳細図、第8図は第7図のランナ側
シール部の平面図、第9図は第8図のシール部材組立説
明図、第10図は第7図のシール部の他の構造の説明図
、第11図は本出願人が出願中で未公開の流体機械のシ
ール部構造の断面図である。 1・−・ランナ、2,3,4,5・・・シール部、10
゜12.14,16・・・ランナ部シール部材、11゜
13.15,17・・・ケーシング部シール部材、18
・・・ケーシング、27.28・・・押え材、29゜3
0・・・ブロック、31.32・・・押えねじ、33・
・・第5口 (ロ) rゴ:’:’−ニー:”:、”:L’:’ニー”、’ニ
ー’:’::’、’、 t。 第4図 第5図 第6図 27・・・主〒九オオ 30・・・Tロック29
・・・ブロワ7 32・・・f’!”えねし第′7日
部断面図、第2図は第1図のB部詳細図。 第3図(イ)は第2図のケーシング部シール部材の平面
図、(ロ)は(イ)のA矢視部のランナ部シール部材を
含む側面図、第4図、第5図はそれぞれ本発明の流体機
械のシール部構造の他の実施例の第2図と同部分の詳細
図、第6図ないし第9図は本発明の流体機械のシール部
構造のさらに他の実施例を示し第6図は要部断面図、第
7図は第6図はC部詳細図、第8図は第7図のランナ側
シール部の平面図、第9図は第8図のシール部材組立説
明図、第10図は第7図のシール部の他の構造の説明図
、第11図は本出願人が出願中で未公開の流体機械のシ
ール部構造の断面図である。 1・−・ランナ、2,3,4,5・・・シール部、10
゜12.14,16・・・ランナ部シール部材、11゜
13.15,17・・・ケーシング部シール部材、18
・・・ケーシング、27.28・・・押え材、29゜3
0・・・ブロック、31.32・・・押えねじ、33・
・・第5口 (ロ) rゴ:’:’−ニー:”:、”:L’:’ニー”、’ニ
ー’:’::’、’、 t。 第4図 第5図 第6図 27・・・主〒九オオ 30・・・Tロック29
・・・ブロワ7 32・・・f’!”えねし第′7日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、流体機械の静止部であるケーシングと、該ケーシン
グ内部に対し隙間を介在し回転駆動され流体を駆動する
回転部であるランナと、上記隙間部分における上記駆動
流体の洩れを減少させるように相対向し上記ケーシング
側及び上記ランナ側のそれぞれに配設されたシール部材
を備えるシール部とを設けたものにおいて、上記シール
部材が、上記ケーシング側及び上記ランナ側の両方側若
しくは片方側にヤング率がほぼ100kg/mm^2以
下の弾性体の非金属材料が用いられると共に、上記片方
側のみに該弾性体の該非金属材料が用いられている場合
に他方側がビッカース硬度1000以上の硬さを有する
材料により形成されていることを特徴とする流体機械の
シール部構造。 2、ビッカース硬度1000以上の硬さを有する上記材
料が非金属材料により形成されている特許請求の範囲第
1項記載の流体機械のシール部構造。 3、上記シール部材が円周方向に複数個に分割されると
共にそれぞれブロックに固着され、かつ、該ブロックが
上記静止部及び上記回転部にそれぞれ円周方向へ形成さ
れた係止部に該円周方向へ移動し装着され環状を形成し
保持固定されており、上記係止部に対しては上記ブロッ
クが装着される上記静止部及び上記回転部の上記環状部
分の一部に開口されるシール部材取付穴部から上記ブロ
ックが着脱され、該シール部材取付穴部に最後に取り付
けられる上記ブロックが該シール部材取付穴部に挿入さ
れた状態で押えねじにより固着された押え材により保持
固定されている特許請求の範囲第1項記載の流体機械の
シール部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131407A JPS63297772A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 流体機械のシ−ル部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131407A JPS63297772A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 流体機械のシ−ル部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63297772A true JPS63297772A (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=15057250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62131407A Pending JPS63297772A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 流体機械のシ−ル部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63297772A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016166909A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2016-10-20 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械、回転機械の製造方法 |
EP3715636A1 (en) * | 2019-03-29 | 2020-09-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Rotating machinery |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62131407A patent/JPS63297772A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016166909A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2016-10-20 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械、回転機械の製造方法 |
JP2016205175A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械、回転機械の製造方法 |
US10527051B2 (en) | 2015-04-17 | 2020-01-07 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Rotary machine and method for manufacturing rotary machine |
EP3715636A1 (en) * | 2019-03-29 | 2020-09-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Rotating machinery |
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