JPS63297490A - 撥水剤 - Google Patents

撥水剤

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Publication number
JPS63297490A
JPS63297490A JP13129887A JP13129887A JPS63297490A JP S63297490 A JPS63297490 A JP S63297490A JP 13129887 A JP13129887 A JP 13129887A JP 13129887 A JP13129887 A JP 13129887A JP S63297490 A JPS63297490 A JP S63297490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
water repellent
alcohol
compound
silicone oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13129887A
Other languages
English (en)
Inventor
Chobe Taguchi
田口 長兵衛
Tokumi Satake
徳己 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
NIPPON KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO KK, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical NIPPON KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP13129887A priority Critical patent/JPS63297490A/ja
Publication of JPS63297490A publication Critical patent/JPS63297490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、撥水剤に関し、例えば自動車、船舶、電車等
の走行体や高層ビルの窓ガラス等に水滴或いは埃等の付
着防止・抑制を行うための撥水剤で、ガラスに限らず、
プラスチックや金属類にも適用でき、またコンクリート
の離形剤としても用いることのできる撥水剤に関する。
〔従来の技術〕
現在市販されている撥水剤としては、シリコン系のもの
が主流を占めつつある。この代表的なものがアルキルポ
リシロキサンで、シリコンオイルの総称として用いられ
ている。
従来、このアルキルポリシロキサンを用いた撥水剤とし
ては、当該アルキルポリシロキサンに硫酸、リン酸、芳
香族スルホン酸、脂肪族スルホン酸、或いは塩酸を添加
したもの(特公昭50−15475号)や、前記アルキ
ルポリシロキサンに硫酸塩、リン酸塩、或いはセレン酸
塩を添加したもの(特開昭57−55985号)等が知
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の先提案に係る撥水剤は、撥水剤として比較的優れ
た機能を有しているが、最大の難点としてシリコン系材
料は油類と反応し易く、塗膜表面に油が付着した場合油
膜を形成し、当該油膜が除去できにくいということがあ
る。
従って、例えば走行車両の窓にこのような油膜が形成さ
れると、視界に及ぼす影響が出て問題となっている。
即ち、光の反射によって油膜がギラつき、これが比較的
優れた撥水機能を有するにも拘らず、広く一般で活用さ
れていない大きな要因となつている。
本発明は、撥水機能を有し、かつシリコーン油を加えて
も油膜を生じ難く、たとえ油膜が生成された場合にあっ
ても、容易に当該油膜を除去し得る機能を併せ持つ撥水
剤を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、アルコールに有機フッ素化合物を加えた溶剤
により、シリコーン油とカルコゲン化合物及び/又はリ
ン化合物とを相容してなる撥水剤に関する。
〔作用〕
本発明において、シリコーン油単独では撥水機能が生じ
ないので、カルコゲン化合物やリン化合物を併用する。
このとき、シリコーン油とカルコゲン化合物及び/又は
リン化合物とは混シ難いので溶剤としてアルコールを用
い混合する。
との撥水剤を用いてガラス等の表面に塗布すると、シリ
コーン油たとえばアルキルポリシロキサンとカルコゲン
化合物が反応した特殊な撥水皮膜をつくるが、この皮膜
は油脂または油等と反応し易い状態にあるため、溶剤と
してのアルコールの所定量の5〜50vo1%、望しく
は20〜40マ01%の有機フッ素化合物を混入させる
上記構成の撥水剤とすることにより、油分を分解する機
能も生じ、多少の油分であれば特に問題となる油膜の生
成が見られないものとなる。
また、たとえ油分が付着し油膜が生成された場合にあっ
ても、再度上記した本発明による撥水剤をしみこませた
布等で油膜部を拭くと、容易に当該油膜は溶解され除去
することができる。
このように本発明では、従来例に見られるように、撥水
剤をガラス等に塗膜した後、油類が付着した場合に該油
類と反応し、油膜が生成されギラつくと言ったことを抑
制すると共に、たとえ油類と反応した場合にあっても、
上記した通り本発明による撥水剤によって拭き去ること
Kより容易に油膜を除去し得ることができ、油膜生成の
防止と油膜の除去という両面の使い方ができる。
このような作用は、有機フッ素化合物の混入量が少な過
ぎても得られないし、また多過ぎると効果が飽和するの
みならず、コスト等の面で好ましくないので、上記の混
入量とするのが好適である。
また、有機フッ素化合物としては、望しくけテトラクロ
ロジフルオロエタンの如き沸点の高い(92,8℃)も
のを用いる。このことは、油膜が付着してこれを除去す
るのに、例えばガーゼにしみこませて拭き去る手段等が
構じられるが、このとき沸点が低いと揮発してしまい溶
剤としての機能が無くなることによる。他方、沸点が高
いだけでは問題が残る。つまりは凝固点が問題で、塗布
の途中で固まることがないように配慮する必要がある。
テトラクロロジフルオロエタンは凝固点が26℃と比較
的高く、このことのみからは問題が残るが、有機フッ素
化合物の特性としてアルコールが入ると凝固点が下がる
ため、本発明では数度0までの気温においては差し支え
ない。また、テトラクロロジフルオロエタンやトリクロ
ロトリフルオロエタンに安定剤を加えたものでは、沸点
が62.5℃、凝固点が一部5℃というものも市販され
ており、これらは適宜選定して単独あるいは2種以上を
混合して用いることができる。
更に、本発明におけるアルコールとしては、イソプロピ
ルアルコール、メチルアルコール。
エチルアルコール等が使用できる。これらのアルコール
はコストが高いことから、アルコールの一部をトルエン
、キシレン等の炭化水素で置換えることもできる。
本発明において以上説明した溶剤は、容量比でシリコー
ン油2以上に対し98以下の量で使用することが好まし
く、このシリコーン油と溶剤との混合物に対しカルコゲ
ン化合物及び/又はリン化合物を撥水機能が生じるまで
混合する。
カルコゲン化合物としては液酸、セレン酸。
これらの塩、リン化合物としてはリン酸やその塩等アル
;−ルに溶は易いものが使用される。
但し、酸を用いると皮膚に対する炎症が発生する可能性
があるため、塩の状態で使用することが望しい。
シリコーン油としては、メチル水素ポリシロキサン、ジ
メチルポリシロキサン等のアルキルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン等のアルキルアリールポリ
シロキサン等が使用できる。
〔実施例〕
例1 イソプロピルアルコール          75−ト
リクロロトリフルオロエタン        15−メ
チル水素ポリシロキサン         1〇 −硫
酸マグネシウム             115f例
2 エチルアルコール           55−キシレ
ン            2〇−テトラクロロジフル
オロエタン          15−メチルフェニル
ポリシロキサン         1〇 −リン酸水素
ナトリウム           α5を例S イソプロピルアルコール         45−トル
エン             2〇−キシレン   
         15−テトラクロロジフルオロエタ
ン        15−ジメチルポリシロキサン  
          5−セレン酸水素ナトリウム  
          α5を上記の例1〜5のいずれに
おいても、良好な撥水性を示し、また皮膚に付着した場
合に炎症を生ずることはなかった。
〔発明の効果〕
以上のような構成によシ、従来この種の撥水剤の弱点と
されて来た油類が付着すると前記撥水剤と反応し、油膜
が形成され、またその油膜は除去しにくいと言う死点が
抑制され、また形成油膜を容易に除去することができる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルコールに有機フッ素化合物を加えた溶剤により、シ
    リコーン油とカルコゲン化合物及び/又はリン化合物と
    を相容してなる撥水剤。
JP13129887A 1987-05-29 1987-05-29 撥水剤 Pending JPS63297490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13129887A JPS63297490A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 撥水剤

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JP13129887A JPS63297490A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 撥水剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63297490A true JPS63297490A (ja) 1988-12-05

Family

ID=15054697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13129887A Pending JPS63297490A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 撥水剤

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JP (1) JPS63297490A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5782962A (en) * 1996-10-16 1998-07-21 Sara Lee Corporation Cleaning and polishing composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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