JPS6329722Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6329722Y2 JPS6329722Y2 JP1982096324U JP9632482U JPS6329722Y2 JP S6329722 Y2 JPS6329722 Y2 JP S6329722Y2 JP 1982096324 U JP1982096324 U JP 1982096324U JP 9632482 U JP9632482 U JP 9632482U JP S6329722 Y2 JPS6329722 Y2 JP S6329722Y2
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- JP
- Japan
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- interlining
- brim
- crown
- hat
- fabric
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この考案は、大きな伸縮性を有する帽子に関す
るものである。 〔従来の技術〕 従来の帽子は、形状を保持する必要上伸縮性の
少ない例えば平織組織の織地を用い冠部の下縁に
つば部の内縁を縫着して成り、付属部品として冠
部下部の外巻き布、内側の滑り等があり、サイズ
としてS、M、L、LLなど数種類別に製造販売
されてい。ミシン糸は非伸縮性のものが用いら
れ、つば部内には保形のため芯地が用いられてい
る。 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、この既製帽子では、ほとんど伸縮性
が無いため、頭に丁度適合したサイズのものは比
較的少なく、店頭では多少きつ目又はゆる目のも
のでも購入しなければならない難点があつた。ま
た、丁度適合したサイズのものでも、例えば頭髪
が伸びるときつくなり、雨に濡れたり、洗濯をし
たりして収縮するときつくなる欠点があつた。さ
らに業界では、伸縮性を付与してサイズの種類を
減らして生産管理及び在庫管理の簡素化を図りた
い要望があつた。 〔課題を解決するための手段〕 この考案は、上記のような課題を解決するため
に、前記冠部、つば部及び冠部下部の外巻き布、
滑り等を合成繊維フイラメント太番手強撚糸から
なる伸縮織編地で縫製すると共に、ミシン糸にウ
ーリ加工を施した伸縮加工糸を用い、前記つば部
の芯地を、外環芯地の内周縁に内環芯地の外周縁
を突き合せて形成すると共に外環芯地に非伸縮芯
地を且つ内環芯地に伸縮芯地を用いたものであ
る。 〔作用〕 この考案によれば、使用する生地、芯地及びミ
シン糸に伸縮性素材が用いられており全体に大き
な伸縮性を備え、被り心地が良く且つ製造するサ
イズの種類を減らすことができる。またつば部の
外周縁は通常の非伸縮芯地で補強保形されていて
変形することはない。 〔実施例〕 この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。この帽子は、冠部1、全つば部2の表裏地及
び帯状滑り3が、太番手のポリエステルフイラメ
ントの強撚糸からなる比較的粗い組織で大きな伸
縮性を有するブツチヤー織地などの伸縮織地から
縫製されている。 冠部1の裏面には、通気性と伸縮性を有するメ
ツシユ地の裏地4が縫い付けられ、周部に複数の
通気孔5が穿設され、下部外周に冠部1の共布の
バイアス帯からなる伸縮性外巻き布6が縫着され
ている。 全つば部2の芯地は、比較的広幅の非伸縮性外
環芯地7と、この外環芯地7の内周縁に外周縁を
突き合せる伸縮性内環芯地8とからなり、表地及
び裏地に挾着されている。 前記ブツチヤー織地は、斜子織りの一種の織目
の粗い組織で通気性を有し、特に夏期用帽子地と
して好適である。この帽子に用いる伸縮織地は、
太番手の合成繊維フイラメントの強撚糸からな
り、用糸が撚り縮みしているため、比較的弱い引
張り力で伸び、外力を取り去ると復元するもので
ある。この伸縮織地として、同じような糸を用い
た伸縮性経編地を用いることもできる。 この帽子の縫製には、ウーリ加工を施した伸縮
性加工糸、例えばウーリナイロンからなるミシン
糸9が用いられており、ほぼ全体を構成する伸縮
生地と頭部に近接するつば部の内環の伸縮芯地と
相俟つて全体に大きな伸縮弾性を備えたものとな
る。 またつば部は、内環芯地に分割された外環芯地
に従来のしつかりとした非伸縮芯地が用いられ円
錐形面が保形されておりひさしの役目が十分達成
でき且つ外観上も従来品と変らない。 この考案の帽子は、次表のように、大きく伸縮
するためサイズ別に適用される範囲が大きく、製
造するサイズの種類を半減することができる。
るものである。 〔従来の技術〕 従来の帽子は、形状を保持する必要上伸縮性の
少ない例えば平織組織の織地を用い冠部の下縁に
つば部の内縁を縫着して成り、付属部品として冠
部下部の外巻き布、内側の滑り等があり、サイズ
としてS、M、L、LLなど数種類別に製造販売
されてい。ミシン糸は非伸縮性のものが用いら
れ、つば部内には保形のため芯地が用いられてい
る。 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、この既製帽子では、ほとんど伸縮性
が無いため、頭に丁度適合したサイズのものは比
較的少なく、店頭では多少きつ目又はゆる目のも
のでも購入しなければならない難点があつた。ま
た、丁度適合したサイズのものでも、例えば頭髪
が伸びるときつくなり、雨に濡れたり、洗濯をし
たりして収縮するときつくなる欠点があつた。さ
らに業界では、伸縮性を付与してサイズの種類を
減らして生産管理及び在庫管理の簡素化を図りた
い要望があつた。 〔課題を解決するための手段〕 この考案は、上記のような課題を解決するため
に、前記冠部、つば部及び冠部下部の外巻き布、
滑り等を合成繊維フイラメント太番手強撚糸から
なる伸縮織編地で縫製すると共に、ミシン糸にウ
ーリ加工を施した伸縮加工糸を用い、前記つば部
の芯地を、外環芯地の内周縁に内環芯地の外周縁
を突き合せて形成すると共に外環芯地に非伸縮芯
地を且つ内環芯地に伸縮芯地を用いたものであ
る。 〔作用〕 この考案によれば、使用する生地、芯地及びミ
シン糸に伸縮性素材が用いられており全体に大き
な伸縮性を備え、被り心地が良く且つ製造するサ
イズの種類を減らすことができる。またつば部の
外周縁は通常の非伸縮芯地で補強保形されていて
変形することはない。 〔実施例〕 この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。この帽子は、冠部1、全つば部2の表裏地及
び帯状滑り3が、太番手のポリエステルフイラメ
ントの強撚糸からなる比較的粗い組織で大きな伸
縮性を有するブツチヤー織地などの伸縮織地から
縫製されている。 冠部1の裏面には、通気性と伸縮性を有するメ
ツシユ地の裏地4が縫い付けられ、周部に複数の
通気孔5が穿設され、下部外周に冠部1の共布の
バイアス帯からなる伸縮性外巻き布6が縫着され
ている。 全つば部2の芯地は、比較的広幅の非伸縮性外
環芯地7と、この外環芯地7の内周縁に外周縁を
突き合せる伸縮性内環芯地8とからなり、表地及
び裏地に挾着されている。 前記ブツチヤー織地は、斜子織りの一種の織目
の粗い組織で通気性を有し、特に夏期用帽子地と
して好適である。この帽子に用いる伸縮織地は、
太番手の合成繊維フイラメントの強撚糸からな
り、用糸が撚り縮みしているため、比較的弱い引
張り力で伸び、外力を取り去ると復元するもので
ある。この伸縮織地として、同じような糸を用い
た伸縮性経編地を用いることもできる。 この帽子の縫製には、ウーリ加工を施した伸縮
性加工糸、例えばウーリナイロンからなるミシン
糸9が用いられており、ほぼ全体を構成する伸縮
生地と頭部に近接するつば部の内環の伸縮芯地と
相俟つて全体に大きな伸縮弾性を備えたものとな
る。 またつば部は、内環芯地に分割された外環芯地
に従来のしつかりとした非伸縮芯地が用いられ円
錐形面が保形されておりひさしの役目が十分達成
でき且つ外観上も従来品と変らない。 この考案の帽子は、次表のように、大きく伸縮
するためサイズ別に適用される範囲が大きく、製
造するサイズの種類を半減することができる。
【表】
註 従来品では、きつい場合あみだ
被りにする。
〔考案の効果〕 以上述べたように、この考案に係る帽子は、生
地からミシン糸に至るまで大きな伸縮性を備えた
ものを用ると共に、保形性を考慮に入れてつば部
の外環芯地のみを従来の非伸縮性としたものがあ
つて、製造段階でサイズの種類を少なくすること
ができ、潜在需要を満たすためには従来品であれ
ば8種類位のサイズを揃えなければならないが、
この考案によると多くても4種類以下のサイズで
十分需要を満たすことができ生産管理及び在庫管
理が大幅に簡素化されて有利である。 また比較的弱い力で伸びるため、きつ目、ゆる
目というようなことがなく購入後頭髪が伸び、雨
で濡れたり洗濯をしたりして収縮してもきつくな
るようなことが無くて被り心地が快適であると共
につば部のみがしつかりとしていて外周縁が垂れ
下がるようなことがなくひさしの役目が十分であ
り冠部等に伸縮率の差によつて皺ができるような
ことがなく外観上体裁がよい等の効果がある。
被りにする。
〔考案の効果〕 以上述べたように、この考案に係る帽子は、生
地からミシン糸に至るまで大きな伸縮性を備えた
ものを用ると共に、保形性を考慮に入れてつば部
の外環芯地のみを従来の非伸縮性としたものがあ
つて、製造段階でサイズの種類を少なくすること
ができ、潜在需要を満たすためには従来品であれ
ば8種類位のサイズを揃えなければならないが、
この考案によると多くても4種類以下のサイズで
十分需要を満たすことができ生産管理及び在庫管
理が大幅に簡素化されて有利である。 また比較的弱い力で伸びるため、きつ目、ゆる
目というようなことがなく購入後頭髪が伸び、雨
で濡れたり洗濯をしたりして収縮してもきつくな
るようなことが無くて被り心地が快適であると共
につば部のみがしつかりとしていて外周縁が垂れ
下がるようなことがなくひさしの役目が十分であ
り冠部等に伸縮率の差によつて皺ができるような
ことがなく外観上体裁がよい等の効果がある。
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図、
第2図は同上の要部縦断側面図である。 1……冠部、2……全つば部、3……滑り、7
……外環芯地、8……内環芯地、9……ミシン
糸。
第2図は同上の要部縦断側面図である。 1……冠部、2……全つば部、3……滑り、7
……外環芯地、8……内環芯地、9……ミシン
糸。
Claims (1)
- 冠部の下縁につば部の内縁を縫着して成る帽子
において、前記冠部、つば部及び冠部下部の外巻
き布、滑り等を合成繊維フイラメント太番手強撚
糸からなる伸縮織編地で縫製すると共にミシン糸
にウーリ加工を施した伸縮加工糸を用い、前記つ
ば部の芯地を、外環芯地の内周縁に内環芯地の外
周縁を突き合せて形成すると共に外環芯地に非伸
縮芯地を且つ内環芯地に伸縮芯地を用いたことを
特徴とする帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9632482U JPS59425U (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | 帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9632482U JPS59425U (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | 帽子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59425U JPS59425U (ja) | 1984-01-05 |
JPS6329722Y2 true JPS6329722Y2 (ja) | 1988-08-09 |
Family
ID=30229607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9632482U Granted JPS59425U (ja) | 1982-06-26 | 1982-06-26 | 帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59425U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS454011Y1 (ja) * | 1966-06-03 | 1970-02-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5660729U (ja) * | 1979-10-15 | 1981-05-23 |
-
1982
- 1982-06-26 JP JP9632482U patent/JPS59425U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS454011Y1 (ja) * | 1966-06-03 | 1970-02-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59425U (ja) | 1984-01-05 |
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