JPS63296954A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPS63296954A
JPS63296954A JP13189187A JP13189187A JPS63296954A JP S63296954 A JPS63296954 A JP S63296954A JP 13189187 A JP13189187 A JP 13189187A JP 13189187 A JP13189187 A JP 13189187A JP S63296954 A JPS63296954 A JP S63296954A
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JP13189187A
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Inventor
Yoshio Maniwa
芳夫 馬庭
Takashi Morita
隆司 森田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63296954A publication Critical patent/JPS63296954A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮逢光」 この発明は、メモリ上にページ単位でビデオデータを作
成してプリントを実行するプリンタに関する。
従来技術 例えば、レーザプリンタのような電子写真方式によるプ
リンタでは、ソースデータ(文字のフォントデータやイ
メージデータなと)とページデータ(ホストマシンから
送られてくるデータに基づいてページごとに作成される
データ)によって。
メモリ上にページ単位でビデオデータを作成し、そのビ
デオデータを読み出して用紙にプリントするようになっ
ている。
このようなプリンタは、コンピュータやワードプロセッ
サ等のホストマシンに接続して、そのデータや作成文書
の出力に使用される。
ところで、このようなページプリンタの処理能力が高く
なると、ホストマシンと1対1の使用ではその性能を充
分に生かしきれない場合がある。
特に、パーソナルコンピュータの場合、そのプリントデ
ータの出力速度よりプリンタのプリント速度の方が勝っ
ている。
そこで、一台のプリンタを複数のホストマシンで共用す
ることも行なわれているが、従来は接続器等を設けて接
続を切り換えなければならず、複数のホストマシンが共
用のプリンタに随時データを送ってプリントアウトさせ
ることはできないという問題点があった。
目  的 この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、1台のプ
リンタに複数のホストマシンを接続でき、しかも、各ホ
ストマシンからのデータを随時プリントアウトできるよ
うにすることを目的とする。
盈−底 この発明は上記の目的を達成するため、前述のようなプ
リンタにおいて、複数のホストマシンと接続可能なホス
トインタフェースを設けると共に。
その各ホストマシンから送られるデータを格納する複数
のインプットバファ及びジャムバックアップ用のバック
アップバッファを設け、その各インプットバッファのデ
ータを順次1ページ分づつ処理してビデオデータを作成
するようにしたものである。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
システム構成 第1図(A)〜(F)は、この発明の一実施例であるレ
ーザプリンタ・システムのそれぞれ異なるオプションの
組合せ構成例を示し、各図中の破線矢印は紙の搬送方向
を示している。
(A)は基本構成であり、作像部及びプリンタコントロ
ーラ部を内蔵するレーザプリンタ本体(LP本体)1と
、それぞれA3サイズまでの用紙(カットシート)を2
50枚ずつセットできる上絵紙カセット2及び上絵紙カ
セット3と、500枚まで排紙、可能な上排紙用の標準
排紙ユニット4と。
封筒等の腰の強い紙を排紙するための後排紙トレイ5と
によって構成されている。
なお、標準排紙ユニット4は、排紙トレイに対して左右
にシフトした排紙位置を選択できるオフセット機能を有
している。
CB)はこの(A)のシステムに両面プリントを行なう
ための両面印刷ユニット6を加えたちのである。
(C)は(A)のシステムに大量給紙ユニット(LCI
T)7を加えると共に、標準排紙ユニット4に代えて、
上下二段の排紙部8A、8Bを有する大量排紙ユニット
(LCOT)8を装着したものである。
(D)は(C)のシステムに、さらに両面印刷ユニット
(DPX)6を加えたものである。
(E)は(C)のシステムの大量排紙ユニット8に代え
て、ベーススタッカ9aと6個のビン(#1〜#6)を
備えた多段排紙ユニットであるメールボックス(MB)
9を装着したものである。
(F)は(E)のシステムに、さらに両面印刷ユニット
(D P X) 6を加えたものである。
このように、このレーザプリンタ・システムは、オプシ
ョンである両面印刷ユニット6、大量給紙ユニット7、
大量排紙ユニット8.及びびメールボックス9の選択に
より、多様なシステム構成を得ることができる。なお、
レーザプリンタ本体1及び各オプションユニットの詳細
については後述する。
匠l】381」良 第2図は第1図(D)のシステムの外観例を示す斜視図
であり、第1図と対応する部分には同一の符号を付しで
ある。
なお、10は大量給紙ユニット7の一部と第1図におけ
る両面印刷ユニット6とを内蔵するテーブルである。1
1はレーザプリンタ本体1の上部に設けたコントロール
パネルであり、その詳細は後述する。
12.1’5はフォントカートリッジで、それぞれ異な
る文字種のフォントデータを格納したRAMあるいはR
OMを内蔵している。
14はエミュレーションカードで、これをレーザプリン
タ本体1に挿入することにより、ホストの種類に応じた
エミュレーション機能を発振させて、ドツトプリンタや
デージホイールプリンタ等既存の各種プリンタと同様に
動作させることもできる。
次に、第3i図によってこのシステムの内部機構の概略
を説明する6 レーザプリンタ本体1内には、上下2個の給紙コロ19
.20と二対の給紙ローラ21,22と一対のレジスト
ローラ23と搬送ベルト24と送出ローラ25と後排紙
ローラ26.上搬送ローラ27、下搬送ローラ28.及
び多数のガイド板等によってペーパ搬送路が形成されて
いる。
そのレジストローラ23と搬送ベルト24との間の搬送
路の上側にOPC感光体ドラム2日が回転可能に設けら
れ、下側に転写チャージャ30が配設されており、搬送
ベルト24と送出ローラ25との間に定着器31が、送
出ローラ25と後排紙ローラ26との間に一対のペーパ
進路変更爪32.55がそれぞれ設けられている。
感光体ドラム2日の周囲には、さらに帯電チャージャ(
メインチャージャ)34.現像ユニット35、クリーニ
ングユニット36.除電用LED37が配設されている
そして、現像ユニット35は現像モータ38及びトナー
カートリッジ3日及びクリーニングユニット3日と共に
引出し18に装着されている。
これらの上部に、ここでは図示されていない半導体レー
ザからのレーザ光を反射して走査するポリゴンミラー(
回転多面鏡)44とfθレンズ45、第1ミラー47.
第2ミラー4日、及び防塵ガラス48等を備えたレーザ
書込みユニット40が配設されている。このレーザ書込
みユニット40の詳箱については後述する。
さらにその上方に、プリンタエンジン基板51と2枚の
インタフェース・コントローラ(以下rIFCJと略称
する)基板52を内蔵したプリント回路基板(以下rP
cBJと略称する)ラック53を設置している。
また、54はPCBパックファン、55はメインファン
、5日はオゾンファンである。
一方、ペーパ搬送路の下側には、感光体ドラム29や各
ローラ等を回転駆動するためのメインモータ57と、電
源ユニット58及び各チャージャに高電圧を印加するた
めの高圧電源ユニット59等が配置されている。
上絵紙カセット2及び上絵紙カセット3は、それぞれこ
のレーザプリンタ本体1に着脱自在であり、後排紙トレ
イ5は不使用時には図示のように格納され、使用時には
軸5aを支点として矢示方向に回動させて、後方へ延設
させる。
なお、60はレジストセンサ、61は定着出口センサで
ある。
次に、テーブル10内には、反転用搬送路65及び待機
用搬送路66と、ベーパ進路変更爪67と、3組のクラ
ッチ付き搬送ローラ6B、69゜70と、両面入口セン
サ71及び両面出口センサ72、 i’1lij面用ド
ライ面上ドライブモータフ3開面印刷ユニット(DPX
)13を内蔵し、さらに大量給紙ユニット(LCIT)
7からのペーパを給紙するための給紙コロ74及び給紙
ローラ752両面印刷ユニットと共用の給紙ローラ76
、及びLCITドライブモータ77等も内蔵している。
なお、大量給紙ユニット7内には、図示を省略している
が、収納したペーパを昇降するための機構及びその駆動
用モータ等が内蔵されている。
一方、大量排紙ユニット(LCOT)8には、搬送ロー
ラ80とペーパ進路変更爪81と上段排紙ローラ82及
び下段排紙ローラ83と上段排紙トレイ84及び下段排
紙トレイ85とを備え1図示は省略しいてるが、排紙ロ
ーラ80,82を排紙時に軸方向ヘシフトさせて、各排
紙トレイ84゜85への排紙位置をそれぞれ幅方向にず
らすためのオフセットスタック機構とその駆動用モータ
(ジョブセパレーション・モータ)や、各種センサ及び
スイッチ等も設けられている。
このLCOT9に代えて、第4図に示すような多段排紙
ユニットであるメールボックス9をレーザプリンタ本体
1の上部に装着することもできる。
このメールボックス9は、約500枚排紙可能な1段の
ペーススタッカ9aと、それぞれ50枚ずつ排紙可能な
6段のスタックビン#1〜#6とを備え、その各排紙口
に排紙ローラ9bが設けられている。なお、ベーススタ
ッカ9aの排紙ローラ9bは、排紙時に軸方向にシフト
して排紙位置を左右にずらすオフセットスタック機能を
有している。
このレーザプリンタ・システムの制御系については後で
詳細に説明するが、図示しないコンピュータ、ワークス
テーション、ワードプロセッサ等のホストマシンからの
画像データ等をIFC基板52を介してプリンタエンジ
ン基板51へ入力して処理し、給紙経路及び排紙経路を
選択した後。
プリントスタート・リクエスト信号によりプリント動作
を開始する。
なお、プリンタコンhローラを構成するIFC基板52
及びプリンタエンジン基板51には、インタフェース部
としてホストマシンと接続可能なホストインタフェース
部と、プリントエンジンユニット(作像部等)と接続す
るためのエンジンインタフェース部の他に、フォントカ
ートリッジ12゜13とのインタフェース、プリンタの
ソフトウェアを格納しているICカード14とのインタ
フェース、及びコントロールパネル11とのインタフェ
ースも備えている。
そして、プリントシーケンスが開始されると。
所定のタイミングで給紙コロ19,20.74のいずれ
かを駆動して、上絵紙カセット2.下給紙カセット3.
あるいはLCIT7のいずれか選択されたものから給紙
を開始し、給紙ローラ21゜22.75のいずれかによ
ってペーパ(用紙)を給送し、レジストローラ23に突
き当てた状態で一時停止させる。
一方、感光体ドラム2日は第3図の矢示方向へ回転し、
帯電部チャージャ34によって帯電された表面に、レー
ザ書込みユニット40によって画像データに応じて変調
されたレーザビームをドラム軸方向に主走査しながら照
射して露光し、潜像を形成する。
その潜像を現像ユニット35からのトナーによって現像
し、レジストローラ23によって所定のタイミングで給
送されるペーパに、転写チャージャ30によって転写す
る。
その転写されたペーパを感光体ドラム29から剥離して
、搬送ベルト24によって定着器31へ搬送し、定着器
31で加熱定着した後送出ローラ25によって#i′紙
部へ送出する。
その際、ペーパ進路変更爪”52.”53,81の回動
位置によってペーパの進路を選択して、大量排紙ユニッ
ト8の上段排紙トレイ84.下段排紙トレイ85.ある
いは後排紙トレイ5のいずれかに排紙する。
なお、通常は大量排紙ユニット8のいずれかのトレイが
選択されて、プリントされたペーパはフェースダウン排
紙されるが、封筒や葉書などの腰の強い紙を使用する場
合等、特別な場合に後排紙トレイ5が選択される。
但し、後排紙トレイ5が第3図の矢示方向に回動されて
排紙口を開き、後排紙ローラ26による排紙が可能な状
態になっていない時には、後排紙トレイ5を選択するこ
とはできない。
画面印刷が選択されている時には、片面にプリントされ
たペーパは下搬送ローラ28によってテーブル10内の
画面印刷ユニット6に送り込まれる。
そして、まず反転用搬送路65に送り込まれた後、搬送
方向を逆転して待機用搬送路6日へ搬送されて待機し、
所定のタイミングで給紙ローラ76によって本体1へ送
りこまれて、前述と同様にして他方の面にプリントされ
、その後いずれかの排紙トレイに排紙される。
レーザ書゛みユニットとその制御 第3図のレーザ書込みユニット40における光学系の構
成を第5図に示す。
半導体レーザ41からのレーザ光は図示しないコリメー
タレンズによって平行光束化され、シリンドリカルレン
ズ42及び1/2波長板43を介して波形整形され、回
転多面鏡(ポリゴンミラー)44に入射する。
回転多面鏡44によって反射されたレーザビームはfθ
レンズ45を透過し1回転多面鏡44の矢示方向の回転
によって偏向され、さらに第3図の第1ミラー46及び
第2ミラー47で反射された後、防塵ガラス48を通過
して○PC感光体ドラム2日を光走査する。
fθレンズ45は、レーザビームの主走査方向について
の感光体面上での走査速度を一定にするための補正レン
ズである。このfθレンズ45はまた、回転多面鏡の面
倒れ補正をも行なう。
さて、このようにしてレーザビームにより主走査を行な
う上で、感光体ドラム2日の近傍にシリンドリカルレン
ズ4日と光検出素子としてのフォトディテクタ50、す
なわち同期位置検出センサが配設され、主走査の開始に
先立ってレーザビームを検出するようになっている。
第6図は、同期信号DETPの発生回路であり、レーザ
ビームを受けたフォトディテクタ50の出力をトランジ
スタTRで増幅し、コンパレータCMPで波形整形して
、同期信号DETPを出力するようになっている。
第7図は書込み制御回路であり、その各部の信号波形を
第8図に示す。
発振器101は、書込み同期精度1/Nドツトに応じて
、書込み同期クロックWCLKのN倍のクロックCLK
Nを出力する。このクロックCLKNは分周器102に
よって1/Nに分周され。
同期クロックWCLKの基本クロックCLKDを出力す
る。
また、この基本クロックCLKDはシフトレジスタ10
3に入力される。シフトレジスタ103は、クロックC
LKNの周期分だけ互いに位相がずれ、基本クロックC
LKDと同周期のN個のクロックCLKR−A−D(第
8図参照)を出力する。
ラッチアンドデータセレクタ104はフォトディテクタ
50によるレーザビーム検出信号を波形整形した信号、
すなわち同期検知信号DETPの入力位相に同期したク
ロックを、上記N個のクロックCLKR−A−Dのうち
から選択し、信号WCLKを出力する。この信号WCL
Kは書込み同期クロックであるが、常に1/Nドツトの
精度で位相補正されている。
この信号WCLKはまた。主走査方向の書込み領域の基
準クロックとなる。
半導体レーザ41に対する変調信号VIDEOは、同期
検知用カウンタ105の出力により5−RFPloBの
出力DSYNCが真となっているときは真となり、半導
体レーザ41は点灯している。
この状態で、フォトディテクタ50によりレーザビーム
が検出されると、信号DETPが真となり、これに同期
して信号WCLKが発生する。
信号DETPはまた、同期検知用カウンタ105に初期
値をロードさせ、再度カウントを開始させるとともに、
5−RFPiQ5をリセットしてDSYNCを偽とする
。これにより信号VIDEOが偽となり、半導体レーザ
41は消灯する。
信号DETPはまた。書込み開始同期信号LSYNC,
書込み領域信号LGATE、書込み領域外レーザ光設定
信号ERASEを夫々作り出すためのカウンタ107〜
109を初期化する。なお。
110〜112はJ−KFF、1l−5はD−FFであ
る。
カウンタ107,108,109は、夫々信号WCLK
をクロック入力としてカウントを開始する。 信号ER
ASEは、変調信号V4DE○を強制的にオフにして、
書込領域外で感光体ドラム2日に不要な光が照射される
のを防止する信号である。
信号ERASEが真になると、第8図に示すように、し
ばらくして信号LSYNCかにクロック分だけ真となる
。この信号LSYNCは、IFC52に書込みデータ転
送開始を促すための信号である。信号LSYNCが偽と
なった後βクロック分遅れて信号LGATEが真となる
信号LGATEは書込み領域信号であり、書込エリア分
だけ真となっており、rFc52からの書込みデータを
受は入れられるようになっている。
例えば、分解能1/300’で書込み領域が81である
とき、2400WCLKだけ真となっている。
信号LGATEが真の間は、書込みデータWDATAは
有効となって、信号WCLKで同期をとった信号WDA
TA’により変調信号VIDEOが変化する。
従って、書込みデータWDATAのデータそのものによ
り、レーザビームはオン/オフされて有効な画像が得ら
れることになる。
信号LGATEが偽となると共に、信号ERASEによ
り変調信号VIDEOは偽となって半導体レーザは消灯
する。信号ERASEが偽となることにより、ラッチア
ンドデータセレクタ104がクリアさ九、信号WCLK
はオフとなる。
その後、カウンタ105の出力が真となり、信号DSY
NCが真となって、変調信号V I DEOは再び真と
なる。そして1次のスキャンニングの同期検知を行うた
めに半導体レーザが点灯する。
このようにして、前述と同様の書込みプロセスが繰返さ
れる。
制御二のシステム構 第9図はこの実施例の制御系の接続関係を示すシステム
ブロック図である。
レーザプリンタ本体1内の電源ユニット5日とプリント
エンジンPCB51.インタフェース・コントローラC
IFC)PCB52.定着@31のヒータとファン54
〜56.テーブル10内の両面印刷ユニットS及び大量
給紙二円ット7を制御するため(7)DPX&LCIT
−PCB91. メールボックス9を装着した場合には
メールボックス(MB)ユニット92を制御するための
MB−PCB9”5とを、それぞれ電源線94A、94
B、94C,94D、94Eによって直接接続している
さらに、プリンタエンジンPCB51とプリンタエンジ
ン(P E)ユニット(第3図の各機構部を含む)90
との間及びrFc−pcB52との間を、それぞれ電源
線と信号線を含む接続線95A。
95Bによって接続し、標準排紙ユニット4を装着した
場合にはそれとの間、大量排紙ユニット(LCOT)8
を装着した場合にはそれとの間も。
それぞれ電MIIAと信号線を含む接続a95G。
95Dによって接続する。
また、プリンタエンジンPCB51とDPX&LCIT
−PCB91.MB−PCB93との間を、それぞれ2
本の送受信用オプチカルファイバ。
ケーブル98A、98Bによって接続しており、これら
の間では光通信によって信号の授受を行う。
そして、IFC−PCB52を接続ケーブル97によっ
て、コンピュータやワードプロセッサ等のホストシステ
ムに接続し、この接続ケーブルS7から画像データ等の
印刷データを入力する。
なお、コントロールパネルPCB94はIFC・PCB
52とシリアルなケーブルで接続され1図示しない電源
線を介して電源ユニット58.プリンタエンジンPCB
51.あるいはIFC−PCB52から給電される。
プリンタx’)ジンPcB51.IFC−PCB52、
LCOT8.DPX&LCIT−PCB9i、 MB−
pcB93.及びコントロールパネルpcB94には、
それぞれその各部の制御を統括するマイクロコンピュー
タを備えている。
コントロールパネル 第2図のコントロールパネル11の詳細を第10図によ
って説明する。
このコントロールパネル11は1例えば24文字×2行
の文字表示器(LCD)110と、6個のLED表示器
111〜116と、6個のモーメンタリスイッチ117
〜122と、複数(この例では4個)のホストインタフ
ェースのいずれかを選択するセレクトスイッチ123と
その選択されたホストインタフェースを表示するための
4個のLED表示器群124とを備えている。
文字表示器110は1例えば1文字が5X7ドツトのカ
タカナと数字による日本語、あるいは英数文字等による
各種外国語(後述するデフォルト設定により選択される
)によって、プリンタの状態表示9選択表示、エラー表
示等を行なう。
状態表示には、ウオーミングアツプ中、オンライン/オ
フライン、データあり等のプリンタ状態の表示のほかに
、診断、ループバックテスト、テストプリント等の自己
テストの表示、及び給紙力セクト(又はユニット)と用
紙サイズ、排紙トレイ、片面/両面プリント等の用紙に
関する選択状態の表示などがある。
選択表示は、後述するスイッチ117〜121による選
択内容、及びモードセット状態におけるセット項目及び
その選択項目等を表示する。
エラー表示には、プリンタエンジンエラーのメツセージ
とプリンタコントローラエラーのメツセージがある。な
お、プリンタエンジンのエラーが発生すると、プリンタ
は全機能を停止する。プリンタコントローラのエラーは
、致命的なエラーを除いて、生じたエラーをリセットさ
れるまでエラー履歴メモリにスタックし、サマリシート
が要求されるとそのエラー履歴はサマリシートで報告さ
れた後クリアされる。
次に、6個のLED表示器(以下単にrLEDJという
)111〜116について説明する。
LEDl 11はプリンタがバッファ内にプリントすべ
きデータを持っていることを示す表示器で。
プリンタがデータを受けるとこのLEDlllが周期的
に点滅し、プリンタが約1分間データを受けないと点灯
を続ける。
LED112はエラー表示器で、プリンタがエラーを持
っているときに点灯し、そのエラーの内容は文字表示器
110に表示される。
LEDlllはOPCドラムを交換する必要がある時に
点灯し、その状態でもプリント続行は可能であるが、プ
リントの質は悪くなる。
LED114はクリーナユニットを交換する必要がある
時に点灯し、その状態でもプリント続行は可能であるが
、プリントの質は悪くなる。
LED115はオゾンフィルタを交換する必要がある時
に点灯する。
LED116はトナーを追加する必要がある時に点灯す
る。この状態でもプリント続行は可能であるが、プリン
トの質は悪くなる。
次に、6個のモーメンタリスイッチ(以下単に「スイッ
チ」という)117〜122の機能について説明する。
スイッチ117〜121は、それぞれ単独で押されると
第10図の各スイッチの枠内に表示されている標準機能
、すなわち117はオンラインスイッチ、118はフオ
ームフィードスイッチ。
119はテストスイッチ、120はインプット(給紙)
選択スイッチ、121はアウトプット(排紙)選択スイ
ッチとして機能する。
一方、シフトスイッチ122を押しながらスイッチ11
7〜121のいずれかを押すと、図の各スイッチの枠上
に表示されている機能、すなわち117はリセットスイ
ッチ、118はフォントセレクトスイッチ、119はヘ
キサプリントスイッチ、120はポートレート/ランド
スケープ選択スイッチ、121はモードセットスイッチ
として機能する。
さらに、そこでスイッチ121を押してモードセット状
態にした時は、スイッチ117〜120は各スイッチの
枠上に表示されている機能、すなわち118はアップス
イッチ、120はダウンスイッチ、119はサブアップ
スイッチ、117はサブダウンスイッチとして機能し、
アップスイッチ118とダウンスイッチ120によって
後述する設定すべきメニュー(項目)を選択し、サブア
ップスイッチ119とサブダウンスイッチ117によっ
て各メニュー内のアイテム<m目:設定内容)を選択す
ることができる。
スイッチ123は、アウトブト選択スイッチ121によ
り排紙トレイを選択する際にホストインタフェースを選
択するためのスイッチで、このスイッチ123を押すご
とに対象とするホストインタフェースが順次切り換わり
、それがLED表示器群124の4個のLEDのうちの
1個の点灯によって表示される。
なお、これら全てのスイッチは、スイッチ117による
オンラインスイッチ及びリセットスイッチとしての機能
を除き、オンライン状態では作動しない。
ここで、先ず各スイッチ117〜121の標準機能につ
いて詳しく説明する。
オンラインスイッチ117を押すと、プリンタがオンラ
イン状態とオフライン状態に交互に切り換わる。そして
、オンラインからオフラインに切り換わると、ホストマ
シンを直ちに停止させるが、プリンタは既に受けたデー
タを引き続き処理する。
フオームフィードスイッチ118が押されると、もしプ
リンタ内のバッファに何等かのデータが存在すれば、そ
の全てのデータをプリントアウトする。もしプリントア
ウトすべきデータがなければ。
このスイッチは作動しない。
テストスイッチ119が押されると、プリンタ内にプリ
ントすべきデータがなく、テストプリントモードが設定
されていなければ、サマリーシートやフィールドサービ
スレポート(詳細は後述する)をプリントアウトする。
そして、設定されているテストプリントモードに従って
テストプリントを開始する。
もし、プリントすべきデータが残っていれば、文字表示
器110に「フオームフィードスイッチを押せ」という
メツセージが表示され、上記作動は行なわない。
サマリーシートやフィールドサービスレポートのプリン
トアウトが完了すると、コントローラは内部のメモリに
スタックされている全てのエラー履歴を破棄するが、コ
ントローラはデフォルト状態(電源投入時の状態)に戻
ることなく、テストスイッチ119が押される直前の状
態に戻る。
インプット選択スイッチ120が押されると。
最初は現在選ばれている給紙カセット(又は二ニット)
を文字表示器110に表示し、以後このスイッチ120
が押される毎に、使用可能な給紙カセット(又はユニッ
ト)、第2,3図の例では上級紙カセット2.下絵紙カ
セット3.及びLCIT7を順次表示してそれを選択可
能にする。
そして、プリンタがオンラインに戻ると、選択された給
紙部のコードがレジスタにセットされるが、その用紙サ
イズがそれ以前の者と相違する場合は、用紙長、4つの
マージン(周囲の余白)及びHM I /VM Iは選
択された用紙サイズに応じてデフォルト状態に戻るが、
ページオリエンテーションとフォント選択はデフォルト
状態に戻らない。
アウトプット選択スイッチ121が押されると、最初は
現在選ばれている排紙トレイを文字表示器110に表示
し、以後このスイッチ121が押されるごとに、使用可
能な排紙トレイを順次表示してそれを選択可能にする。
使用可能な排紙トレイとしては、第3図の例では、レー
ザプリンタ本体1の後排紙トレイ5と、大量排紙ユニッ
ト8の上段排紙トレイ84及び下段排紙トレイ85のそ
れぞれ左シフトと右シフトがあり、第4図に示したよう
なメールボックス9を装着した場合には、後排紙トレイ
5の他に、1個のペーススタッカ9aの左シフトと右シ
フト及び6個のスタックビン#1〜#6がある。
そして、この排紙トレイ選択時にセレクトスイッチ12
3によって対象とするホストインタフェースを選択する
ことによって、個々のホストインタフェースごとに順次
排紙トレイを選択設定することができる。
そのようにすれば、各ホストインタフェースに接続され
るホストマシンによりこのプリンタが共用される場合、
各ホストマシンからのデータによってプリントされたペ
ーパがそれぞれ予め上記のように選択設定された別々の
排紙トレイに排紙されるので、後で仕分けする必要がな
く便利である。
次に、各スイッチ117〜121をシフトスイッチ12
2と共に押したときのコンビネーショスイッチとしての
機能を説明する。
スイッチ117(リセットスイッチ)が押されると、プ
リンタはデフォルト状態(後述するモードセットによっ
て予め設定された状態)に戻り、コントローラは直ちに
ホストマシンに対して停止状態になり、文字表示器11
0に「リセット」と表示して診断を実行する。
スイッチ118(フォントセレクトスイッチ)を押すと
、最初に現在選択されているフォント名を文字表示器1
10に表示し、続いてこのスイッチが押されるごとにこ
のプリンタに内蔵しているかあるいはフォントカートリ
ッジ12.13 (第2図)に格納されている他の全て
のフォント名を順次表示して選択可能にし、最後に再び
最初のフォント名を循環して表示する。
・そしてプリンタがオンラインに戻ると、その時表示さ
れているフォント名を使用すべきものとしてメモリにレ
ジストする。
スイッチ119(ヘキサプリントスイッチ)が押される
と、プリンタ内にプリントすべきデータがなければ、プ
リンタモードをヘキサダンププリントモードと通常のプ
リントモードとに交互に切り換え、プリンタがオンライ
ンに戻ると、選択されたモードをメモリにレジストする
もしプリントすべきデータがあると、文字表示器110
に「フオームフィードスイッチを押せ」というメツセー
ジを表示し、この切り換え動作は行わない。
ヘキサダンププリントモードでは、プリンタはホストマ
シンから受けたヘキサデータ(16進のASCIIコー
ド)をそのままプリントアウトする。したがって、この
プリント結果を見ることにより、ホストマシンの動作が
正常に行われているかどうかのチェックやプロプラム変
更時の動作確認等が容易になる。
この時は、オンラインでも「ヘキサダンプモード」のメ
ツセージを文字表示器110に表示し、スイッチ118
,120,121によるフォントセレクト、ポート/ラ
ンド選択、及びモードセットの機能は働かせない。
そして、プリンタが通常のプリントモードに戻ると、リ
セットスイッチ117が押された時と同様にデフォルト
状態に戻る。
スイッチ120(ポートレート/ランドスケープ選択ス
イッチ)が押されると、プリンタ内にプリントすべきデ
ータがなければ、所要のページオリエンテーションを選
択するため、最初に現行のページオリエンテーションを
文字表示器110に表示し、続いてこのスイッチ120
が押されるごとに次の4つのモードを順次循環して表示
する。
モードa:ポートレート/WPモード モードb=ランドスケープ/DPモードモードC:ポー
トレート/WPモード モードd:ランドスケープ/DPモードここで、WPモ
ードとはワードプロセッサ・モードであり、用紙サイズ
に係りなく、ラインピッチ6Qpi(文字ピッチはデフ
ォルト設定による)でプリントする。DPモードはデー
タプロセッシング・モードであり、常に1行に132文
字で1ページに66行プリントする。
そして、プリンタがオンラインに戻ると、その時表示さ
れているモードをメモリにレジストする。
このスイッチ120が押されたときにプリントすべきデ
ータがあると、文字表示器110にrフオームフィード
スイッチを押せ」というメツセージを表示して、上記の
動作は行わない。
なお、これらの各モードにおける用紙に対する文字の並
び、及び給紙(フィード)方向とスキャン方向を第11
図に示す。
「ポートレート」は用紙の幅(短手)方向に沿って文字
が整列するモードで、「ランドスケープ」は用紙の長手
方向に沿って文字が整列するモードである。また、ショ
ートサイド給紙は用紙の幅方向に給紙するモードで、ロ
ングサイド給紙は用紙の長手方向に給紙するモードであ
る。
片面プリントと両面プリントの奇数ページのプリント時
には、第11図(a)〜(d)の4つのモードのいずれ
かを選択し、両面プリントの偶数ページのプリント時に
は同図(e)〜(h)のモードに自動的に切り換わる。
次に、シフトスイッチ122と共にスイッチ121を押
すと、プリンタはモードセツティングに入り、アップス
イッチ118とダウンスイッチ120によってその設定
メニュー(項目)を順次アップ送り又はダウン送りして
選択でき、さらにサブアップスイッチ119とサブダウ
ンスイッチ117によって各メニュー内のアイテム(細
目)を順次アップ送り又はダウン送りして選択できる。
この選択メニューとアイテムには、例えば次のようなも
のがある。なお、メニューは括弧付きの数字で、アイテ
ムは丸付きの数字で示している。
(1)ハードウェアインタフェース ■パラレル・インタフェース/セントロニクス■シリア
ル・インタフェース/R5−232C■シリアル・イン
タフェース/R5−422(2)ソフトウェアインタフ
ェース ■タイヤプロ 630 ■HPレーザジェットプラス ■OOOプロプリンタ ■ICカード内エミュレータ (3)デフォルトのページオリエンテーションのモード
1 (ポートレート/WPモード)■モード2(ランド
スケープ/DPモード)■モード3 (ポートレート/
WPモード)■モード4(ランドスケープ/DPモード
)(4)デフォルトのラインピッチ ■6Ωpi   ■8Ωpi   ■3Ωρ1■フォン
トによる (5)デフォルトのキャラクタピッチ ■10cpi  ■12cpi  ■16.7cpi■
フォントによる (6)デフォルトのフォント ■フーリエ10 ■プレステージエリート12 ■レターゴテツク16.フ ■センチユリ PS ■カートリッジ内フォント (7)デフォルトの文字表示器に表示する言語(イニシ
ャル設定モードでのみ可能) ■日本語   ■英語    ■ドイツ語■フランス語
 ■スペイン語 ■イタリア語(8)デフォルトの給紙 ■主給紙カセット  ■下絵紙カセット■大量給紙ユニ
ット(LCIT) (9)デフォルトの排紙(LCOT装着時)■下段排紙
トレイ(左シフト) ■下段排紙トレイ(右シフト) ■上段排紙トレイ(左シフト) ■下段排紙トレイ(右シフト) (10)デフォルトの排紙(メールボックス装着時)■
ペーストレイ(左シフト) ■ペーストレイ(右シフト) ■ビン#1  ■ビン#2  ■ビン#3■ビン#4 
 ■ビン#5  ■ビン#6(11)デフォルトのプリ
ントペーパモード′■片面プリント  ■両面プリント (12)自動給紙トレイ選択モード ■ディスエーブル  ■イネーブル (これがイネーブルに設定されていると、プリント中に
選択されている給紙トレイの用紙がなくなった場合、も
し他の給紙トレイに同じサイズの用紙があれば、コント
ローラはその給紙トレイを自動的に選択してプリントを
続行する。)(13)テストパターン#1を用いたテス
トプリントプリント枚数二〇〜4095 (14)テストパターン#2を用いたテストプリントプ
リント枚数:0〜4095 (15)テストパターン#3を用いたテストプリントプ
リント枚数:0〜4095 (16)テストパターン#4を用いたテストプリントプ
リント枚数:0〜4o95 (17)デフォルトのフィールドサービスレポート■テ
ストスイッチによるサマリシート ■テストスイッチによるフィールドサービスレポート ■テストスイッチによるテストプリント(18)ジャム
バックアップモード(イニシャル設定モードでのみ可能
) ■ペーパジャム発生時には、ホストマシンから送られる
イメージデータは放棄する(バックアップしない)。
■ペーパジャム発生時には、ホストマシンから送られる
イメージデータは圧縮してバックアップする。
■ペーパジャム発生時には、ホストマシンから送られる
全てのデータを完全にバックアップする。
(19)ジャムバックアップバッファの使用容量(イニ
シャル設定モードでのみ可能) ■16 KByte   ■32 KByte■48 
KByte   ■64 KByteこの他に通信に関
するメニューとして、シリアルインタフェースのボーレ
イト、データビット数。
ストップビット数、パリティビット、プロトコル。
パラレルインタフェースのタイミング、さらにデフォル
トの国際キャラクタセット等を選択設定することもでき
る。
また、テストプリント及びフィールドサービスレポート
等の詳細については後述する。
なお、後述するプリンタコントローラの内部には不揮発
性のメモリが内蔵されており、上記のようにして設定さ
れた内容はそのメモリに記憶され、パワーオフされても
消えないようになっている。
プリンタコントローラ等のハード構 第9図のプリンタエンジンPCB51とインタフェース
コントローラpcB52によって構成されるプリンタコ
ントローラの全体構成を第12図にブロック図で示す。
このプリンタコントローラ130は、図示のようにCP
U131.ROM132.RAM13;3゜ホストイン
タフェース部134.カートリッジインタフェース部1
’!is、ICカードインタフェース部[6,コントロ
ールパネルインタフェース部157.エンジンインタフ
ェース部158.タイマ139.データ制御部140.
アドレス制御部141.及びビデオ制御部142からな
る。
なお、ホストインタフェース部134.カートリッジイ
ンタフェース部135.及びICカードインタフェース
部136は、それぞれ複数個設けることも可能であり、
カートリッジインタフェース部135とICカードイン
タフェース部13Bは必要がなければ省略してもよい。
この実施例では、ホストインタフェース部134は4個
、カートリッジインタフェース部135は2個、ICカ
ードインタフェース部136は1個設けられているもの
とする。
CPU I ES; 1は、このプリンタコントローラ
全体を統括制御する中央処理装置であり、汎用の16ビ
ツト又は32ビツトのCPUを使用する。
ROM132はプログラムメモリであり、CPU131
を制御するためのマイクロコードを格納する。そして、
直接ハードウェアを制御するソフトウェアとして最低限
法の(a)〜(c)のソフトウェアを格納する。
(a)ホストインタフェースハンドラ (b)プリンタエンジンハンドラ (C)コントロールパネルハンドラ さらに、各プリンタソフトウェアに関係なく共通に使用
できるソフトウェアとしては、次の(d)〜(f)を格
納する。
(d)診断プログラム (a)テストプログラム (f)サービスプログラム なお、プリンタソフトウェアは、ICカード14に格納
されており、必要な時にRAM133にロードされるが
、最初からこのROM132に標準のプリンタソフトウ
ェアを格納しておくこともできる。また、サービスプロ
グラムに使用されるフォントはこのROM152に搭載
されている。
RAM135は大容量のランダムアクセスメモリであり
、主として次のような用途に使用される。
(a)インプットバッファ  (b)ページバッファ(
C)ビデオバッファ    (d)システムメモリ(e
)フォントファイル (f)バックアップバッファ (g)ベクトルファイル
(h)マクロファイル    (i)イメージファイル
(j)プリントスプーラファイル 各メモリの機能については後述する。
ホストインタフェース部134は、各ホストマインに合
せて次のようなインタフェースを選択することができる
(a) パラレルインタフェース/セントロニクス(b
)パラレルインタフェース/5C3I(C)シリアルイ
ンタフェース/R5−232C(d)シリアルインタフ
ェース/R3−422(e)LANインタフェース カートリッジインタフェース部135は、挿着されたフ
ォントカートリッジ12.1:5からフォントデータを
読み出すためのインタフェース部である。
フォントカートリッジは、第13図に示すように、フォ
ントデータを格納したROM150とアドレスラッチ1
51及びデータバッファ(バッファアンプ)152によ
って構成されている。
そして、カートリッジインタフェース部135は、′基
本的にはCPUバスを使用した拡張バスであり、ROM
150のアドレスを指定してリード信号でデータを読み
出す。
ICカードインタフェース部13Bは、挿着されたIC
カード14からプリンタソフトウェアを読み出すための
インタフェース部である。
ICカードは第14図に示すように、プリンタソフトウ
ェアを格納したRoMt55とその−y’F qXレス
を指定するアドレスカウンタ15Bによって構成された
パラレルデータのシーケンシャルメモリである。
したがって、ICCカードイータタフエース138は、
アドレスカウンタ156に必要な先頭アドレスを初期設
定し、クロック信号によってそのアドレスカウンタ15
6をカウントアツプして、RAM133からパラレルデ
ータをシーケンシャルに必要量だけ読み取る。このIC
カードのデータは、RAM133上のシステムメモリエ
リアにダウンロードされる。
コントロールパネルインタフェース部137は。
前述したコントロールパネル11と接続するシリアルイ
ンタフェースである。
コントロールパネル11の制御部は、第15図に示すよ
うにワンチップのマイクロコンピュータ160と、第1
0図の文字表示器110を駆動するLCDドライバ及び
キャラクタジェネレータ161、LED表示器111〜
11BとLED表示器群124を駆動するLEDドライ
バ162゜及びスイッチ117〜123のオン・オフを
チェックするスイッチマトリックスアレイ163によっ
て構成され、プリンタコントローラ130とはシリアル
インタフェース164及びインタフェースケーブル16
5によって接続されている。
そして、プリンタコントローラ130から文字コードを
送信すると、第10図の文字表示器110にその文字を
順次表示する。また、任意のLED表示器111〜11
6を選択してオン・オフすることができる。さらに、ス
イッチ117〜123のいずれかが押されると、そのス
イッチに対応するコードがプリンタコントローラ130
に送ら・れる。
なお、このコントロールパネルの制御用電源は、インタ
フェースケーブル165に含まれている。
エンジンインタフェース部138は、プリンタエンジン
ユニット90と接続するためのシリアルインタフェース
であり、プリンタコントローラ130からのコマンドと
それに対するプリンタエンジンユニット90からのレス
ポンス及びイベントレポートと、それに対するアクノリ
ッジよりなる。
タイマ139はシステムタイマであり、エンジンインタ
フェース13B、ホストインタフェース154等のタイ
ムアウト制御にも使用される。
データ制御部140は、RAM133上のページバッフ
ァのデータに基づき、ビデオバッファにビデオデータを
作成していく場合に使用される。
このデータ制御部140は、例えば第16図に示すよう
に、ソースデータラッチ170.ディスティネーション
ラッチ171.拡大及び圧縮ロジック172.シフタロ
ジック173.演算ロジック174.パスバッファ17
5.及びコントロールレジスタ176によって構成され
ている。
ソースデータラッチ170は、フォントデータとかイメ
ージデータ等のドツトデータブロックをページバッファ
で指定される位置に転送するためのデータラッチである
ディスティネーションデータラッチ171は、ページバ
ッファで指定される位置の既に書き込まれたドツトデー
タを読み出して一時的に保持するためのデータラッチで
ある。
拡大及び圧縮ロジック172は、ソースデータを2倍、
3倍、4倍、に拡大、あるいは1/2に圧縮する論理回
路である。
シフタロジック173は、CPU131のデータ単位で
ある16ビツト又は32ビツトのデータをドツト単位で
シフトする機能である。
演算ロジック174は、拡大、圧縮され且つシフトされ
たソースデータとディスティネーションデータの論理演
算を行なう部分であり、雨データ(7)OR,AND、
XOR,NOR,NAND。
XNOR,MASK、NOT等の論理演算を行なう。
パスバッファ175は、論理演算が終了したデータを再
びRAM133に格納すめためのトライステートバスバ
ッファである。
アドレス制御部141は、第17図に示すように、RA
M135上のページバッファのデータに基づいてビデオ
バッファにビデオデータを作る場合のDMA (Dir
ect Memory Access)アドレスを制御
するDMAアドレス制御部180と、ビデオバッファに
作られたビデオデータをビデオクロック(WCLK)に
同期させて順次出力していくためのビデオアドレス制御
部181と、RAM133(ダイナミックRAM)のリ
フレッシュを制御するリフレッシュアドレスカウンタ1
82と、セレクタ183によって構成されている。
そして、DMAアドレス制御部180.ビデオアドレス
制御部181.及びリフレッシュアドレスカウンタ18
2の各出力はセレクタ18′5によって必要時に切り換
えて出力される。 また、DMAアドレス制御部180
とビデオアドレ制御部181は、各々CPU131によ
りアドレスの初期設定がなされる。
ビデオ制御部142は、第18図に示すように、RAM
135上のビデオバッファに作られたビデオデータが、
CPU131の処理単位である例えば32ビツトずつ読
み出された時、そのパラレルビデオデータを一時的に保
持するデータラッチ185と、そのビデオデータをパラ
レル/シリアル変換するシフトレジスタ186と、その
右シフト出力又は左シフト出力をシリアルビデオデータ
として出力するOR回路187とによって構成される。
このシフトレジスタ18日はシフト方向選択可能な双方
向シフトレジスタであり、データラッチ185にラッチ
されたパラレルビデオデータをセットして、シフト方向
指定信号L/Rによって指定された方向、すなわちシフ
ト方向指定信号L/Rが1゛の時は左方向へ、°0°の
時は右方向△、それぞれビデオクロックWCLKに同期
してそのビデオデータをシフトし、出力端子a又はbか
ら順次1ビツトずつ出力する。
この右シフトと左シフトは、ビデオデータを左から右ヘ
スキャンする場合と右から左ヘスキャンする場合によっ
て選択指定される。これは両面プリントの場合に、第1
1図に示したように奇数ページ(表面)と偶数ページ(
裏面)とでスキャン方向が異なる場合があり、その場合
にパラレルビデオデータの読み出し順序を変えると共に
、このシフトレジスタ186のシフト方向を切り換える
だけで簡単にスキャン方向に応じたシリアルビデオデー
タが得られる。
ソフトウェアの構成と動作 この実施例のソフトウェアは階層構造となっており、3
つのレベルのソフトウェアから成り立っている。
レベル1のソフトウェアは、ハードウェアを直接制御す
る部分であり、レベル2のソフトウェアは各プリンタソ
フトウェアが共通に使用できる部分であり、レベル3の
ソフトウェアは実際のプリンタとしての機能を実行する
部分である。
そこでレベル1〜3の各ソフトウェアについて説明する
〔レベル1 ソフトウェア〕 ハードウェアを直接制御するソフトウェアで、次の(a
)〜(c)からなる。
(a)ホストインタフェースハンドラ 複数種のホストインタフェース(前述の例では4個)が
あるが、いずれかをコントロールパネル11より選択す
ることができる。そして、ホストマシンから送信されて
くるデータを1バイトづつプリンタソフトウェアに渡す
のがこのハンドラの役目である。この場合、インタフェ
ースの種類は無関係である。
また、プリンタインタフェースからホストマシンに送信
する場合も、データをこのハンドラに渡してやれば自動
的にインタフェースとは無関係に送信する。
(b)プリンタインタフェースハンドラプリンタコント
ローラ130からプリンタエンジン90へのコマンド及
びそれに対するレスポンス、プリンタエンジンからのイ
ベントレポート及びそれに対するアクノリッジの送受信
がある。
これ等はシリアルインタフェースを通して実行されるが
、プリンタソフトウェアはコマンドと必要なレスポンス
、イベントレポートの内容の送受信をこのハンドラを介
して行なう。
(C)コントロールパネルハンドラ プリンタコントローラ130からコントロールパネル1
1への表示データの送信、LEDのオン・オフの制御、
及びコントロールパネルからプリンタコントローラへの
スイッチ情報の送信があり、シリアルインタフェースを
通してこのプリンタソフトウェアにより情報の送受信を
行なう。
〔レベル2 ソフトウェア〕 プリンタ本体の機能とは直接関係ないソフトウェアであ
り1例えば次のようなプログラムからなる。なお、その
機能については後述する。
(a)パワーオン診断プログラム (b)ループバックテストプログラム (C)自己テスト/オプション装置テストプログラム (d)サマリシート及びフィールドサービスレポート印
刷プログラム (a)へキサダンプ印刷プログラム (f)プログラム印刷のプログラム 〔レベル3 ソフトウェア〕 プリンタ本来のソフトウェアであり、ホストインタフェ
ースハンドラからのデータに基づいて、ビデオバッファ
にビデオデータを作り、プリンタエンジンにプリントの
起動をかけるところまでを含む。
このソフトウェアは、通常ICカード等に格納されてお
り、パワーオン時にプリンタコントローラ130内のR
AM133にダウンロードされる。
ただし、複数種のプリンタソフトウェアを内部にROM
として所有させることも可能であり、その場合コントロ
ールパネル11から選択できる。
代表的なプリンタソフトウェアとしては、次のようなも
のがある。
(a)ラインプリンタ ソフトウェア (b)デージホイールプリンタ エミュレーションソフ
トウェア (C)レーザプリンタエミュレーションソフトウラエア (d)ワイヤドツトプリンタ エミュレーションソフト
ウェア 次に、ソフトウェアの動作について説明する。
第12図のRAM133は、このプリンタコントローラ
のシステムソフトが使用する以外に、第19図に示す各
バッファメモリ及びファイルメモリに使用される。
すなわち、インプットバッファ190.バックアップバ
ッファ191.イメージファイル192(これらは、こ
の実施例では最大4個分ずつ使用される)、ページバッ
ファ193.ビデオバッファ194.フォントファイル
195.ステータスファイル196.マクロファイル1
97.ベクトルファイル198.及びプリントスプーラ
ファイル19日である。
なお、これ等のバッファ及びファイルは、システムソフ
トに使用する以外のRAM領域を必要な容量だけ事前に
確保して使用する。この場合メモリ容量が不足した場合
は、その旨を表示して機能を放棄する。
その場合は、何等かのデータを消去して使用可能な状態
に戻す必要がある。すなわち、全メモリ領域は固定的に
割付けて使用するのではなく、必要な都度領域を確保し
て使用するダイナミック管理方式を採用している。
次に、第19図の各バッファ及びファイルの機能につい
て説明する。
〔インプットバッファ190〕 ホストインタフェース134はプリンタコントローラ1
30内の動作とは関係なく、不定期にデータを送ってく
る。したがって、ホストインタフェース134からのデ
ータを一時的にインプットバッファ190に保持してお
き、プリンタソフトウェアがそのデータを取り出して処
理していく。
もし、ホストマシンからの送信データがプリンタソフト
ウェアの処理速度よりも速く送られてくると、やがてイ
ンプットバッファ190はフルとなるので、その場合は
ホストマシンに対してビジィ(Busy)を示して送信
停止を要求する。
複数のホストマシンを接続している場合には、その各ホ
ストインタフェースからのデータを複数のインプットバ
ッファのうちの対応するバッファにそれぞれ一時格納す
る。したがって、同時に複数のホストマシンからデータ
が送られてきても並行処理することができる。
〔バックアップバッファ191〕 このプリンタは給紙から排紙までのバス長が大変長いの
で、プリント要求を出す時間と実際に転写する時間及び
転写した紙を完全に排出する時間が一致せず大きくずれ
ているため、プリント転写後、紙が排出される間にジャ
ムが発生すると、ジャム処理後再び同じデータをプリン
トすることができるように、すでにプリントエンジンに
出力した後のデータでも、そのプリント紙が完全に排出
されるまでは消さずに保持しておく必要がある。
このバックアップデータをページバッファの形で保存す
ると、必要なメモリ容量が膨大になるため、ホストマシ
ンから送られてきたままの文字コードで保持しておくた
めのバッファが、このバックアップバッファ191であ
る。
なお、このバックアップバッファを使用して、ジャム時
にバックアップをするかしないか、する場合のジャムバ
ックメモリの使用容量をどのくらいにするかは、前述し
たようにコントロールパネル11から選択可能である。
複数のホストマシンを接続している場合は、このバック
アップバッファ191もそれぞれ用意する必要がある。
〔ページバッファ193〕 ホストマシンから送られて来たデータに、そのデータが
実際に記憶されているソースアドレスと。
ビデオバッファ194のどこにビデオデータを作るかを
指定するディスティネーションアドレス及びサイズ等の
情報を付加して、このページバッファ193にページデ
ータを作る。
この1つの印字データに対するデータブロックをページ
ディスクリブタと呼ぶ、実際のページディスクリブタは
、次の情報から成り立つ。
(1)データフラグ (2)データ高さく最大8192 bit)(3)デー
タ幅(最大256 word)(4)データソースアド
レス (5)データディスティネーションアドレス(6)デー
タシフト (7)ディスクリブタリンク (8)拡大/圧縮 データフラグは、印字すべきデータが文字(ビットマツ
プ)であるかイメージ(ビットマツプ)であるか、ベク
トルであるかを示す。
データ高さ7幅は、印字すべきデータが文字か又はイメ
ージである場合は、その矩形の高さと幅を示し、幅はC
PUの処理単位であるバス幅(例えば16ビツト)の整
数倍で表わされる。また、ベクトルである場合はそのデ
ータ長を示す。
データソースアドレスは、印字すべきデータが格納され
ているアドレスを示す。
データディスティネーションアドレスは、印字すべきデ
ータを格納すべきビデオバッファのアドレスを示す。
データシフトは、印字すべきデータの位置をドツト単位
で制御するため、CPUのバス幅のどのビット位置から
印字すべきかを示す。
ディスクリブタリンクは、1つのページディスクリブタ
の次のディスクリブタがページバッファ193内のどの
アドレスに格納されているかを示すポインタである。
すなわち、ディスクリブタリンクをたどっていけば、そ
のページ又はブロック内のデータの数を拾い出すことが
でき、最後のディスクリブタにはエンドフラグ(END
 Flag)が格納されているので判別できる。
拡大/圧縮は、印字すべきデータが文字又はイメージの
場合、印字時に拡大あるいは縮少すべきかどうかを示す
、ベクトルの場合は使用しない。
〔ビデオバッファ194〕 ビデオバッファには、フルビットマツプモードとパーシ
ャルビットマツプモードがあり、どちらのモードでも使
用可能である。
フルビットマツプモードとは、ペーパサイズの全面をビ
デオバッファして割付けるモードで、例えばA4サイズ
であれば約IMByteのメモリ(297X210mm
/300dpi)、A3サイズであれば約2MByte
のメモリ容量が必要となる。
フルビットマツプモードに移行するのは、A3サイズの
メモリ容量が1ページ分以上確保できた場合である。そ
の場合、プリンタコントローラはプリント開始前にフル
ページのビデオデータをビデオバッファ194に作って
おいてから、プリンタエンジンにスタートをかける。
そして、ビデオデータの出力をプリンタエンジンに対し
て終了した部分を除々に解放していき、後続のページデ
ータを作り出す、なお、後続のページデータを作る場合
、前のページがまだ出力されていない場合は作るのを待
つ。
このフルビットマツプモードの長所は、完全にビデオペ
ージデータを作った後にプリントを開始するので、どの
様な複雑なデータでも完全にサポートできる。ただし、
短所としては非常に大きなメモリ容量を必要とすること
である。
パーシャルビットマツプモードの場合は、ペーパサイズ
の一部分に相当する例えば256 KByte(A3の
1/8ページ)のメモリエリアをビデオバッファとして
の割付けて使用し、その半分の128 KByteずつ
を交互に使用するモードである(この128 KByt
eをページブロックという)。
このモードでは、プリンタコントローラは先ずページバ
ッファの情報に基づいて1/8ページ分のビデオデータ
を作り、プリンタエンジンにスタートをかける。そして
その半分のページブロックのデータの出力が終了した時
点で、その次のページブロックのビデオデータの作成を
開始し、ページブロック単位で一方を出力、他方をビデ
オデータの作成と交互に使用して動作させる。
コノ場合、ページブロックの出力に要する時間内に他の
ページブロックのビデオデータの作成が完了していない
と、不完全なデータがプリントされることになる。
なお、このパーシャルビットマツプモードの場合、ペー
ジブロック間にまたがるデータは、ページバッファを作
る際にページブロックに完全に収まるようにデータを分
割にしておく必要がある。
この、パーシャルビットマツプモードの長所は、少ない
メモリ容量でプリンタコントローラを構成することが可
能な代りに、短所として複雑なイメージデータを扱う場
合ビデオデータの作成に時開がかかるため、不完全なプ
リントとなる場合が発生することである。
そのため、このモードで使用する場合でもビデオバッフ
ァとして大きいメモリ容量を割付けることはそれだけ有
利になる。すなわち、メモリに余裕があれば事前に先の
ページブロックを作っておくことができる。
その場合、必ずしも連続的なアドレスでビデオバッファ
を作る必要はなく、作成したページブロックを連鎖させ
るブロックテーブルで管理するようにすればよい、この
ブロックテーブルは、ページブロックアドレス、ブロッ
クサイズ、ネクストブロックアドレス、及びビフォアブ
ロックアドレス(各24bit)によって構成される。
後述するプリントスプーラファイルのページブロックア
ドレスは、このブロックテーブルを示す。
片面印刷モードの場合は、ページブロックは順方向に出
力するので、ネクストブロックアドレスを使用してペー
ジブロックアドレスをたどっていくが、両面印刷モード
の場合は、最終ブロックから出力することが必要なとき
がある(このことは後述する)。
この時、プリンタがスタートすると各ページブロックを
逆にたどっていくので、ビフォアブロックアドレスが必
要となる。また、ページブロックの最終アドレスは(ペ
ージブロックアドレス+ブロックサイズ)で算出できる
〔フォントファイル195〕 フォントはすべてファイルとして扱われており、ビデオ
バッファを展開する場合のソースデータとなる。したが
って、使用可能なフォントが格納されているアドレスを
示すリストと、各フォント内の各文字のアドレスを示す
リストがテーブルの形で設けられている。
フォントには、ビットマツプフォントとベクトルフォン
トがあり、ビットマツプフォントはドツトマトリックス
で矩形で現わされるので、パーシャルビットマツプモー
ドで使用可能であるが、ベクトルフォントは文字のアウ
トライン(外形)が直線又は円等の関数の集まりで表現
されるので、フルビットマツプモードでしか使用できな
い。
このフォントファイルは、内部にROMとして所有する
ことも、外部にフォントカートリッジとして所有するこ
とも、ホストインタフェースを通してダウンロードする
ことも可能であり、ROM上にあろうがRAM上にあろ
うがかまわない。
また、アウトラインフォントをパーシャルビットマツプ
モードで使用する場合は、事前にビットマツプフォント
ファイルに展開しておいた後使用すればよい。
〔イメージファイル192〕 ホストインタフェースを通して送られてくるビットイメ
ージは、もしプリンタコントローラがフルビットマツプ
モードの場合は、イメージファイルを作ることなく直接
ビデオバッファに格納される。
パーシャルビットマツプモードの場合は、イメージファ
イルとして使用可能なメモリ領域に作られる。そして、
各イメージファイルには識別コードが付けられ、ページ
バッファに組み込まれる。
そして、前述したコントロールパネル11によるジャム
バックアップモードの設定で、イメージデータは放棄す
るようにセットされている場合は、プリントが終了した
時点で自動的にイメージファイルは消去される。
なお、このイメージファイルは大きなメモリ容量を必要
とするので、バックアップを完全に行なうようにするに
は大きな容量のRAMが必要になる。そこで、このイメ
ージファイルのイメージデータを圧縮して、例えばデー
タ量を1/2にしてバックアップすることもコントロー
ルパネル11より設定できる。
〔ステータスファイル19日〕 このステータスファイル196には、次の様な情報が格
納されている。
(1)プリンタエンジンの状態及び構成(2)コントロ
ールパネルから設定された初期設定(3)プリンタコン
トローラの状態及び機能なお、これ等の詳細は説明を省
略するが、この情報は特に後述する診断・テスト機能に
よるサマリシート印刷及びフィールドサービスレポート
の印刷しこ使用される。
〔マクロファイル197〕 マクロファイルは、プリンタコントローラで繰り返し使
用するデータ (社名のロゴやマーク等)を予めファイ
ルの形で登録しておき、必要な都度呼び出してページバ
ッファ193に組み込む。
このマクロファイルは、ROMとして所有することも、
ホストマシンからのダウンロードで作ることも可能であ
る。
したがって、プリンタシステムで作成するテストパター
ンのデータも、ここにファイルとして作っておくことが
できる。そして、テストプリントが開始されると、プリ
ンタコントローラはこのマクロファイルからテストプリ
ントデータを読み出してページバッファを作り、プリン
トを開始する。
〔ベクトルファイル19日〕 ホストマシンから送られてきたデータがベクトルデータ
である場合は、そのベクトルを作って。
そのアドレスをページバッファに組み込む。
パーシャルビットマツプモードの場合で、ベクトルデー
タが複数のページブロックにまたがる場合は、ページブ
ロック単位に分解しておきファイルを作る。
フルビットマツプモードの場合でも、小単位に分解して
おく方がメモリの使用効率及び処理速度上都合が良い。
〔プリントスプーラファイル19日〕 このプリンタは、プリンタエンジンにプリント要求を行
なってから給紙、転写まで大変時間がかかるため、出来
上ったページから順次プリンタエンジンに対してスター
トをかけていく。
したがって、プリントの順番はこのプリントスプーラフ
ァイルに登録された順に実行されていき。
完全に排紙されたページからそのデータが消去されてい
く。
プリンタコントローラからプリント要求を受は取った場
合、プリンタエンジンはそのページに対して識別データ
(ID)を返してくる。そして。
プリントが終了し排紙が完了した時に再びこのIDを返
してくる。
このスプーラファイルは次の項目からなる。
(1)ページブロックアドレス (2)ページID (3)プリントステータス (4)ベーパサイズ(ビデオバッファ幅)(5゛)給紙
トレイ (6)排紙トレイ (7)片面/両面印刷モード (8)プリント枚数 (9)ページオリエンテーション ページブロックアドレスは、出力すべきビデオデータの
スタートアドレスを示すブロックテーブルを示す。
プリントステータスは、このページは排紙完了待ちか、
プリント実行中か、プリント待ちか、ビデオデータ作成
中かを示す。
なお、後述する両面印刷モードのモード2.モード3で
は、プリンタエンジンへ出力するビデオデータのページ
類がビデオデータに作成したページ類ではなくなるので
、このプリントスプーラファイルによるページデータの
出力順序の管理が特に重要になる。
また、スタックモードやソートモード等の場合には、同
じページを指定された枚数ずつプリントしなければなら
ないので、その時ページデータの管理も必要である。
ブiンタコントローラの プリンタコントローラIESOのハードウェアの構成は
、第12図によって既に説明したが、このうちデータ制
御部140.アドレス制御部141゜及びビデオ制御部
142が、このプリンタコントローラの特徴ある部分で
あり、その他は一般的なCPUの動作と同様であるので
説明を省略する。
ページバッファから、ビデオバッファにビデオデータを
作る場合、特に文字又はイメージを展開する場合と、ビ
デオバッファに作ったビデオデータをプリンタエンジン
90に送り出す場合に特”徴であるので、これ等に関し
て具体的に説明する。
以下、前者をビデオデータの作成、後者をビデオデータ
の出力と称す。
ビデオデータの 成 ビデオコントローラは、任意の矩形のドツトマトリック
のソースデータをビデオバッファの任意の矩形領域に一
括でDMA転送することができる。
すなわち、任意なサイズの二次元データを任意なサイズ
の二次元領域にCPU 1 ”51を介さずに一括して
転送可能である。
これを第20図によって説明する。
ソースデーラダA°は第20図(イ)に示すソースエリ
ア(幅nワード;1ワードは例えば16ドツト)の中に
1iHW (ワードの整数倍)、高さVH(ライン数)
で存在するものとし、先頭アドレスをソースアドレスと
する。
これを、ディスティネーションエリア(幅mワード)の
ディスティネーションアドレスから幅HW (ワードの
整数倍)、高さVH(ライン数)の領域に転送するもの
とする。なお、ソースエリアは第12図のROM152
又はRAM1”!i5に、ディスティネーションエリア
はRAM1”;に確保される。
例として、HW=aワード、VH=bライン。
拡大率はCとする。
なお、第17図に示したDMAアドレス制御部180内
には次のレジスタ群がある。
ソースアドレスレジスタ(SAR) ソース幅レジスタ(SAWR) ディスティネーションアドレス レジスタ(DAR) ディスティネーションエリア幅レジスタ(DAWR) 水平幅レジスタ(HWR) 垂直高さレジスタ(VHR) 拡大レジスタ(E X P R) また、第16図に示したコントロールレジスタ(データ
制御部)176内には次のレジスタ群がある。
拡大/圧縮レジスタ(E X P R)ビットシフト 
レジスタ(B S R)演算レジスタ(ATHR) これらのレジスタを使用したDMA動作のフローチャー
トを第21図に示す。
すなわち、上記各レジスタをセットした後、1ワードデ
ータの転送を行ない、EXPR,HWR。
VHRを顕著チェックして、EXPR=c (拡大率)
、HWR=a  (水平幅のワード数)、VHR=b(
垂直高さのライン数)になるまで、1ワードデータの転
送を行なってDMA動作を終了する。
1ワードデータの転送は、第22図のフローチャートに
示すように次のステップ■〜■の順序で行なう、第23
図は、ソースデータのシフト後のハイデータワード(H
DW)とローデータワード(LDW)の説明図である。
ステップ■:現DARで示されるアドレスのデータをデ
ィスティネーションデータとして読み出してラッチする
ステップ■:現ソースデータのハイデータワード(HD
W)とディスティネーションデータとの論理演算結果を
現DARで示されるアドレスに書き込む。
ステップ■:現DAR+1で示されるアドレスのデータ
をディスティネーションデータとして読み出してラッチ
する。
ステップ■:現ソースデータのローデータワード(LD
W)とディスティネーションデータとの論理演算結果を
、現DAR+1で示されるアドレスへ書き込む、。
このDMA動作では、水平方向の拡大・縮少は複数回の
D M A動作で実行する(1回のDMA動作では実行
できない)、そして2倍、4倍はビットシフト調整の必
要がないが、3倍、1/2倍の場合は水平方向にビット
シフトの調整が必要となる。
すなわち、CPUパス帽を32ビツトとした場合、3倍
の拡大時は第24図(イ)〜(ニ)に示すように、8 
bitを24bitに拡大し、4回のDMA動作でビデ
オデータを作る。1/2倍の場合は、第25図(イ)(
ロ)に示すように1ワードづつ飛ばして、2回のDMA
動作でビデオデータを作る。
垂直方向は、自動的にDMAアドレス制御部180(第
17図)で夫々等倍、2,3,4.1/2倍を制御する
。また、1/2倍時のソースデータアドレスの制御も、
自動的にDMAアドレス制御部180内で行なう。
ここで、各倍率とD M A動作の回数の関係は次のよ
うになる。
等倍時:1回のDMA 2倍時:2回のDMA 3倍時=3回のDMA 4倍時:4回のDMA 1/2倍時=2回のDMA 1/2倍の動作において、水平方向は隣接2ドツトの論
理和をとる。垂直方向は同じディスティネーションアド
レスに2回データを書き込む場合。
第16図の演算ロジック174による論理演算器で論理
和をとる。
第16図のシフタロジック173によるシフタの機能は
、第23図に示すようにディスティネーションアドレス
のビット位置を調整するためのもので、1ワードのデー
タ幅をシフトしてワード幅となし、ハイデータワード(
HDW)とローデータワード(LDW)の2ワードを自
動的にディスティネーションアドレスと次のアドレスに
書き込む、この制御は、第17図のDMAアドレス制御
部180で行なう。
それによって、1ワードを2ワードの領域に任意のビッ
トずらし、残りの1ワ一ド分は°0°データとなる。
論理演算器は、すでにビデオバッファ内に書き込まれて
いるビデオデータと、これから書き込むソースデータと
の間で論理演算を行なわせるもので、一般的には論理和
演算が使用される。
すなわち、論理和演算では同じディスティネーションア
ドレス位置に何回重ね書きしても前のデータがこわれな
いことになり、その結果重ね印字が可能になる。
論理演算器にはこの他に、AND、XOR,NAND、
XNOR,MASK、NOT等の論理演算機能があり、
これらを適宜選択して実行することができる。
ビデオデータ出力 このプリンタは、ペーパサイズとしてA5からA3まで
扱えるようにしているが、ビデオバッファをA3のペー
パサイズに応じて確保すると、他のサイズの場合に大変
大きな使用しない領域ができることになる。
そのため、このプリンタコントローラ3では。
使用するペーパサイズに応じたビデオバッファをページ
毎に確保できるようになっており、メモリを必要最小限
で使用するようにしている。
そこで、このビデオバッファの構成について第26図に
よって説明する。
最大プリント領域はラインゲート(LGATE)とフレ
ームゲート(FGATE、)で表わされる。
実際に使用する領域は、ライン幅(LINE  WID
TH)とページブロック(PAGE  BLOCK)の
整数倍で表わされる。
ラインゲートとライン幅のずれ量はラインオフセットと
して、フレームゲートとビデオバッファのずれ量はフレ
ームオフセットで表わされ、これ等の値は第17図に示
したビデオアドレス制御部181にセットされて、LG
ATE信号とFGATE信号の代りに実際に有効なLG
ATEN信号FGATEN信号が生成される。
そして、このFGATEN信号とLGATEN信号が両
者共゛1°になると、ビデオデータが1ワード(単位デ
ータ)づつビデオバッファVBから読み出されて、第1
8図に示したビデオ制御部を介してシリアルビデオデー
タに変換され、プリンタエンジンに出力される。
その際、1ワード毎にVRQ信号が発生され、ビデオバ
ッファのアドレスを進めていく。また、ページブロック
毎にVINT信号(パルス)が発生され、第12図のC
PU 131はこの信号でページブロックアドレスを変
更していき、ブロックを進めていく。
パーシャルビットマツプモードにおいては、まずビデオ
バッファ領域(第26図中に斜線を施こして示す2ペー
ジブロツク■■分)に出力すべきデータを作っておき、
その後プリンタエンジンにスタートをかける。
そして、FGATEN信号とL G A T E N信
号が有効になった時点から、ビデオクロックWCLKと
ラインシンクロ信号LSYNCで同期を取りながらビデ
オデータの出力を開始する。
最初のページブロックデータの出力が終了すると、V 
I N T信号が出るのでCPUは次のページブロック
■を指定してデータの出力を開始させ、その間にページ
ブロック■のビデオデータをページブロック■の領域に
作る。順次このような作業をページが終了するまで続け
る。
なお、この場合メモリに余分な領域があれば。
図示のように事前に次のページブロック■■■・・・・
・・を作っておいてもよい。そして、出力済のページブ
ロックはその都度解放されていく。
フルビットマツプモードの動作も、ビデオバッファVB
をフルページまで大きくして、予め1ページ分のビデオ
データを作成してからプリンタエンジンにスタートをか
ける他は、上述の場合と同様である。
このプリンタシステムはA3ページサイズまで扱えるた
め、A4ページを扱う場合には、長手力向送り(ロング
サイド給紙)と短手力向送り(ショートサイド給紙)が
あり、且つ各々ボートレイトプリントとランドスケープ
プリントがある。また、これ等について両面印刷の場合
も考慮しなければならない。したがって、第11図に示
したように8通りのプリントが考えられる。
これ等をまとめると、文字の回転は90°回転とO°回
転があり、ページのビデオデータ出力は正方向(フォワ
ード)と逆方向(リバース)とがある。
文字の回転は、事前にRA M上で回転しておく必要が
ある。ビデオデータの出力は、ビデオバッファには通常
通り展開しておき、ビデオバツファからプリンタエンジ
ンへ出力する際に、ビデオバッファの出力を逆アドレス
順とし、且つライン走査を逆走査にする必要がある。
ビデオバッファの逆アドレス出力は、ビデオアドレス制
御部181 (第17図)にこの機能が含まれており、
ライン走査も1ワードを右方向にシフトするか左方向に
シフトするかを、第18図のシフトレジスタ18日に対
して選択指定することにより変更できる。
したがって、これ等の全てのプリント方向に対応可能で
ある。
ここで、第17図のビデオアドレス制御部181に設け
られ、前述の最大プリント領域を示すFGATE信号と
LGATE信号から、実際に使用する領域を示すFGA
TEN信号とLGATEN信号、及び前述のVINT信
号とVRQ信号を生成する手段について、第27図によ
って説明する。
ビデオアドレス制御部181には、第27図に示すよう
に4個のレジスタ、すなわち送り方向余白をライン数で
登録するフレームオフセットレジスタ(FOR)201
.ビデオバッファの送り方向の長さくパーシャルビット
マツプモードの時はページブロックの長さ)をライン数
で登録するビデオバッファ長レジスタ(VBLR)20
2、幅方向(用紙に対するレーザービームの主走査方向
に対応する)の余白をドツト数で登録するラインオフセ
ットレジスタ(LOFR)203;、有効幅(用紙サイ
ズとロングサイド給紙かショートサイド給紙かによって
決まる)をドツト数で登録するライン長レジスタ(LL
R)204がある。
さらに、これらの各レジスタ201〜204の登録値を
プリセットしてダウンカウントする4個のダウンカウン
タ205〜208と、1個のAND回路209とを設け
ている。
ダウンカウンタ205は、FOR201の値(送り方向
余白のライン数)をプリセットして、FGATE信号が
1°になるとイネーブルになり、ラインシンクロ信号L
SYNCをクロック信号としてダウンカウントし、その
カウント値が「0」になった時に出力信号であるF G
 A T E N信号を°1°にし、FGATE信号が
°0°になるとFGATEN信号も0゛にする。
ダウンカウンタ206は、VBLR202(ページブロ
ック長のライン数)をプリセットして、ダウンカウンタ
205からのFGATEN信号をイネーブル信号とし、
ラインシンクロ信号LSYNCをクロック信号としてダ
ウンカウントする。
そして、そのカウント値がrOJになると、VINT信
号を°1°にすると同時に、それを内部のプリセットパ
ルスとしてVBLR202の値を再びプリセットしてV
INT信号を0゛にし、上記の動作を繰り返す。
ダウンカウンタ207は、LOFR2Q3の値(幅方向
余白のドツト数)をプリセットし、LGATE信号をイ
ネーブル信号、ビデオクロWCLKをタロツク信号、L
SYNC信号をクリア信号とする。
そして、LGATE信号が°1゛になった後、ビデオク
ロックWCLKでダウンカウントし、そのカウント値が
「O」になると出力aを°1°にする。その後、LSY
NC信号(パルス)がクリア端子に入ると出力aを0°
にして、再びL○FR20’5の値をプリセットして上
記の動作を繰り返す。
ダウンカウンタ208は、LLR204の値(有効幅の
ドツト数)をプリセットし、ダウンカウンタ207の出
力aをイネーブル信号、ビデオクロックWCLKをクロ
ック信号、LSNC信号をロード信号とする。
そして、常時は出力すは1°になっており、ダウンカウ
ンタ207の出力aが1°になった後ビデオクロックW
CLKをダウンカウントして、そのカウント値が「o」
になると出力すを°O。
にする。
その後、LSYNC信号がロード端子に入ると出力すを
1°にして、再びLLR204の値をプリセットする。
AND回路20日は、このダウンカンタ207の出力a
とダウンカウンタ208の出力すのアンドをとって、L
GATEN信号を生成する。
また、ダウンクロックカウンタ208は、イネーブルに
なるとVRQ信号を1パルス出力し、その後カウント値
がrOJになるまで、1ワード(単位データ)のドツト
数である、例えば「16」だけカウントダウンするごと
にVRQ信号を1パルスずつ出力する(第26図参照)
このようにすれば、用紙の主走査方向の有効プリント幅
に応じてビデオバッファの有効幅を設定し、ラインシン
クロ信号LSYNCに同期した1主走査ごとに読み出す
ビデオデータの単位データ(ワード)数がその有効幅に
応じて決まるので、余白及び用紙幅以外の部分に対して
「白」のビデオデータを作成する必要がなくなり、ビデ
オバッファの使用容量を最少限にすることができる。
メモリマネージメント プリンタコントローラ内にあるメモリ(RAM)を有効
に使用するために、メモリマネージメントが成される。
このプリンタコントローラで使用されるメモリは、第2
8図(イ)にに示すように次の3つのグループに分類さ
れる。
(1)固定メモリ(F 1xed Memory)シス
テムメモ1バインプツトバツフア バツクアツプメモリ、ステータスファイルプリントスプ
ーラファイル (2)一時的メモリ(Temporary Men+o
ry)ページバッファ、ベクトルファイル ビデオバッファ、イメージファイル (3)常置メモリ(Permanent Memory
)、マクロファイル、フォントファイル 固定メモリは、メモリの最下位アドレスから固定量だけ
使用される。ただし、バックアップメモリはサイズを変
化させることができ、パワーオン時又はリセット時に前
述のようにコントロールノ(ネル11よりサイズが設定
される。
この固定メモリ以外はユーザに解放されたメモリで、プ
リンタコントローラが自由に使用することができる。こ
れをユーザメモリ(laser’ s Memory)
と云う。
一時メモリは、ユーザメモリの最下位アドレスから使用
されていき、使用後は未使用メモリとして解放される。
常置メモリは、基本的にはユーザメモリの最上位アドレ
スから使用されていく、ただし、一時メモリが常置メモ
リに接近しており、新たに常置メモリとして必要な領域
を確保できない場合は、使用されていないユーザメモリ
の下位アドレスを使用する。
この場合又は常置メモリが解放されて空きが生じた場合
は、それをCPUに知らせるためにフラグを立てておく
、CPUは定期的にこのフラグをチェックし、常置メモ
リを作り直してメモリに空きが生じないように調整する
全メモリ領域は、小単位(例えば2KByte)に分割
する。そのメモリの管理は第28図(ロ)に示すテーブ
ルで行なう。例えば、全体のメモリ容量が4MByte
であれば、メモリテーブルは2048(4M/ 2 K
)個となる。
各メモリテーブルは、第28図(ハ)に示すようにフラ
グ(2bxt) tアドレス(24bit) 、サイズ
(12bit)によって構成されている。
そして、一時メモリ領域には、フリーポインタとオキユ
バイドポインタとがあり、CPUはフリーポインタから
必要なメモリ量を確保して一時メモリとして使用し、不
必要となったメモリはオキユバイドポインタを進めてお
く、このようにして、一時メモリ領域はサイクリックに
巡回して使用され、フリーポインタとオキユバイドポイ
ンタが一致していれば、一時メモリは使用されていない
ことになる。
ここで、一時メモリの中で大きな領域を占めるビデオバ
ッファを、前述のようにして用紙サイズに応じた最少限
の使用量にすることにより、プリンタコントローラが使
用できるメモリ領域が増し、処理効率が高くなる。
それによって、例えばより多くのページのビデオデータ
を事前に作っておくことができ、プリンタエンジンを休
ませることなく、連続して高速でプリントすることがで
きる。また、フォント等のデータに多くのメモリ領域を
使用することができる。
プリントモード 次に、第3図等に示した両面印刷ユニット6を使用して
、プリント用紙の表裏両面にプリント(印刷)する両面
プリントモードについて説明する。
両面プリントモードには、MODEL、MODE2.M
ODE3の3つのモードがあり、必要に応じてこれらの
モードを選択して実行させる。
モードの種類は、本体1及び両面印刷ユニット6内のペ
ーパ搬送経路に存在し得る紙の最大枚数によって決まり
、本実施例ではMODE1〜3まで設定されているが、
紙搬送経路の全体長がもっと長い場合等には、さらに多
くのモードが設定可能である。
この3つのモードは、前述のRA M上のビデオバッフ
ァからビデオデータを読み出してプリントするページ類
と用紙の表裏面へのプリントシーケンスがそれぞれ異な
っている。
そこで、用紙に給紙類に#1.#2,83・・・・・・
の番号を付けて、その表面と裏面へのプリントページを
各モードにおけるプリント類に示すと次のようになる。
(MODE  13 (a)第1ページプリント(#1の表)←給紙(b)第
2ページプリント(#1の裏)(c)第3ページプリン
ト(#2の表)←給紙(d)第4ページプリント(#2
の裏)以下同様 CMODE 2) Ca>第1ページプリント(#1の表)←給紙(b)第
3ページプリント(#2の表)←給紙(c)第2ページ
プリント(#1の裏)(d)第5ページプリント(#3
の表)←給紙(e)第4ページプリント(#2の裏)(
f)第7ページプリント(#4の表)←給紙(g)第6
ページプリント(#3の裏)以下同様 (MODE 3) (a)第1ページプリント(#1の表)←給紙(b)第
3ページプリント(#2の表)←給紙(c)第5ページ
プリント(#3の表)←給紙(d)第2ページプリント
(#1の裏)(e)第7ページプリント(#4の表)←
給紙(f)第4ページプリント(#2の裏)(g)第9
ページプリント(#5の表)←給紙(h)第6ページプ
リント(#3の裏)以下同様 この各モードのプリント工程をそれぞれ第29図、第3
0図、第31図によって説明するが、これらの各回は両
面プリント時に使用する紙(以下「ペーパ」という)の
搬送経路を模式的に図示し、奇数番目のペーパの位置を
太い実線で、偶数番目のペーパの位置を太い破線で示し
ている。
なお、第29図(A)には第3図と対応する部分に同一
の符号を付しているが、他の図もこれと同じであるので
その符号を省略している。
先ず、第29図(A)〜(F)によってM OD E 
Lのプリント工程を説明する。
給紙デバイスはどれを選択してもよいが、ここではプリ
ンタ本体に装着した上給紙カセットを選択した場合の例
で、上給紙カセットから1枚目のペーパ#1の給紙を開
始しくA)、まずその表面に第1ページをプリントする
(B)。
そのペーパ#1を両面ユニットの反転用搬送路65へ送
り込み(C)、搬送方向を反転して待機用搬送路66へ
送り出す(D)。
そこから、こ九ペーパ#1をLCITからと共通の給紙
路を通して再び転写位置へ給送しくE)、今度はその裏
面に第2ページをプリントしてCF)、両面プリントが
完了したペーパ#1を選択されている排紙トレイへ送出
する。
2枚目以降のペーパについても同様にして、順次表面と
裏面にページ類にプリントして送出する。
次に、第30図(A)〜(I)によッテ、M OD E
2のプリント工程を説明する。
今度は、給紙デバイスとして下給紙カセットを選択した
場合の例で、下給紙カセットから給紙を開始し、まずそ
のペーパ#1の表面に第1ページをプリントする(A)
そのペーパ#1を両面ユニットの反転用搬送路へ送り込
むと同時に、2枚目のペーパ#2の給紙を開始する(B
)。
そして、ペーパ#1の搬送方向を反転して待機用搬送路
へ送り出すと同時に、ペーパ#2の表面に第3ページを
プリントしくD)、その後ペーパ#1を再度転写位置へ
給送すると共に、ペーパ#2を反転用搬送路へ送り込む
(D)。
そのペーパ#2を待機用搬送路へ送り出すと同時に、ペ
ーパ#1の裏面に第2ページをプリントする(F)、そ
して、両面プリントが完了したペーパ#1を選択されて
いる排紙トレイに送出するときに、続いて3枚目のペー
パ#3を給紙してその表面に第5ページをプリントする
その後、ペーパ#3を反転用搬送路へ送り込むと共に、
ペーパ#2を再び転写位置へ給送してその裏面に第4ペ
ージをプリントしくG)、選択されている排紙トレイに
送出する。
次いで4枚目のペーパ#4を給紙してその表面に第7ペ
ージをプリントすると同時に、ペーパ#3を待機用搬送
路へ送出する(H)。
以後、同様にして表面にプリント済のペーパの裏面への
プリントと、新しいペーパの表面へのプリントとを交互
に行なう。
次に、第31図(A)〜(L)によって、M OD E
3のプリント工程を説明する。
今度は給紙デバイスとしてLCITを選択した場合の例
で、LCITから1枚目のペーパ#1の給紙を開始しく
A)、まずその表面に第1ページをプリントする(B)
そのペーパ#1を反転用搬送路へ送り込むと同時に、2
枚目のペーパ#2の表面に第3ページをプリントしくC
)、次いでペーパ#1を待機用搬送路へ送出する時にペ
ーパ#2を反転用搬送路へ送り込み、3枚目のペーパ#
3の表面に第5ページをプリントする(D)。
その後、ペーパ#1を再度給紙路を通して転写位置へ給
送すると同時に、ペーパ#2を待機用搬送路へ送出し、
ペーパ#3を反転用搬送路へ送り込む(E)。
そして、ペーパ#1の裏面に第2ページをプリントする
と共に、4枚目のペーパ#4をLCITから給紙する(
F)1次いで、ペーパ#1を選択されている排紙トレイ
に送出すると同時に、ペーパ#4の表面に第7ページを
プリントし、ペーパ#2を給紙路へ送出すると共にペー
パ#3を待機用搬送路へ送出する(G)。
続いて、ペーパ#4を両面ユニット側へ送出すると共に
ペーパ#2の裏面に第4ページをプリントし、同時に5
枚目のペーパ#5の給紙を開始する(H) 。
そして、ペーパ#5の表面に第9ページをプリントする
と共に、ペーパ#4を反転用搬送路へ送り込む(I)。
次いで、ペーパ#3を給紙路へ送出し、ペーパ#4を待
機用搬送路へ送出する(J)。
その後5ペーパ#5を反転用搬送路へ送り込む間にペー
パ#3の裏面に第6ページをプリントし。
6枚目のペーパ#6の給紙を開始する(K)。そのペー
パ#6の表面に第11ページをプリントする際、ペーパ
#4を給紙路へ送出し、ペーパ#5を待機用搬送路へ送
出する(L)。
以後同様に、新しいペーパの表面のプリントと2枚前の
ペーパの裏・面のプリントを交互に行なう。
この3つの両面プリントモードによるプリントスピード
は次の順であり、 MODEl、<MODE2<MODE3MODE2はM
ODELの1.5倍以上、MODE3はMODELの2
倍以上のプリントスピードになる。
したがって、大量の両面プリントを行なう場合はMOD
E3を選択するのが良い。
しかしながら、MODE3を実行するには最低5ページ
分のビデオデータを作成できるだけのメモリ容量が必要
になるため、用紙サイズに対してメモリ容量が充分ある
場合にしか使用できない。
MODELは使用できるメモリ容量が少ない場合に有効
であるが、プリントスピードがかなり遅くなる。MOD
E2は両者の中間である。
プリンタコントローラは、前述のようにコントローラ内
のメモリをダイナミックに管理しているので、使用でき
る空きエリアを常に判別することができ、使用する用紙
サイズが決定されると何ぺ一部分のメモリ容量があるか
を判断できるので、両面プリントが指定されると、第3
2図のフローチャートに示すようにして、そのモードを
決定する。
すなわち、メモリ容量と使用する用紙のサイズをチェッ
クし、何ペ一部分のメモリ容量があるかを判断し、5ペ
ージ分以上あればMODE2に決定する。さらに、3ペ
ージ分未満で1ページ分以上あればM OD E Lの
フルビットマツプモードに、1ページ分未満であればM
ODELのパーシャルビットマツプモードに決定する。
そして、それぞれ決定したモードで両面プリントを実行
する。
RAMの絶対的容量は一定(増設することは可能)であ
っても、ビデオデータの作成に必要なページバッファ及
びビデオバッファとして使用できるメモリ容量は、その
時の固定メモリ及び常置メモリ(第28図参照)として
確保されている領域の大きさによって異なり、用紙サイ
ズによって何ペ一部分のメモリ容量を確保できるかも変
わる。
しかし、上述のようにすれば、両面プリント時のモード
として、常にその時の条件に応じた最適なモードに決定
でき、可能な限りプリント速度を上げることができる。
例えば、メモリ容量が少ない場合でも、小サイズの用紙
を使用する場合にはM OD E 3を選択して高速の
両面プリントを行なうことができる。
ジャムバックアップ 前述のように、この実施例におけるプリンタコントロー
ラではメモリ(RAM)にバックアップバッファを設定
して、ジャム発生時データを回復できるようにしている
が、そのメモリ容量はパワーオン時又はリセット時に容
量が決定される。
その容量は、前述したようにコントロールパネル11 
(第10)図から設定することができ、その値はコント
ローラ内の不揮発性メモリに記憶されている。
例えば、A4サイズのデータは平均的に3500文字程
度であり、ジャムバックアップする必要のあるページの
枚数は、両面プリントのM OD E2の場合で最悪8
枚程度であるから、 28KByte程度あればよい。
そこで、使用モードやペーパサイズに応じて、バックア
ップメモリの容量を16に、32K。
48 K 、 64KByteのようにステップで可変
設定できるようにしておくことは、メモリの使用効率上
有利である。
このバックアップメモリの構成を第33図に示す。
(イ)のバンクアップメモリは、斜線を施して示す部分
にバンクアップデータがページ単位で時系列的に記憶さ
れ、巡回メモリとして使用される。
そして、ホストマシンから入力されたデータ(ASCI
I)のままで保持される。ページバッファのデータは、
1つの印字データが14Byte以上になるのでバック
アンプとして用いるのは不利である。
このバックアップメモリの管理は、第28図で説明した
メモリ管理と同様に、(ロ)のバックアップテーブルが
使用させ、バックアップメモリ(イ)に単位メモリで対
応する。
そして、各デープルには、(ハ)に示すようにアドレス
、サイズと共に、そのページの先頭で指定されたフォン
トの種類、オリエンテーション(ポートレートかランド
スケープか)、ペーパサイズ。
プリントマージンも付けられる。そして、完全に排紙さ
れたページはテーブルから削除される。
さらに、ホストから送られてくるドツトイメージデータ
(以下単に「イメージデータ」という)をバックアップ
するかしないか、及びバックアップする場合にはそのま
まバックアップするか、圧縮してバックアップするかも
、前述したようにコントロールパネル11 (第10図
)より選択設定できる。
そして、プリンタコントローラ内のCPUは、イメージ
データ入力時に第34図に示すようにその選択設定され
ている状態を判断して、バックアップ不要であれば、そ
のイメージデータを一時メモリに格納し、バックアップ
要で圧縮不要であれば、そのままバックアップメモリ(
固定メモリ)に格納する(第28図も参照)。
バックアップ要で縮少も要であれば、入力したイメージ
データを例えば前述した1/2倍の機能を用いて縮少し
てバックアップメモリに格納する。
その際、例えば隣接するドツトのORをとってデータを
作り直してデータ量を1/4にしたり、ランレングス°
コンコード(白、黒をそれぞれ長さのデータとする)を
行なってイメージデータを圧縮することができる。
イメージデータをそのままの形でバックアップすると大
きなメモリエリアを専有してしまい、他の目的で使用す
るメモリ容量が少なくなってしまうので、このように圧
縮してバックアップするのは有効である。
なお、一時メモリに格納した場合は、ビデオデータを出
力したら直ちに消去され、固定メモリであるバックアッ
プメモリに格納した場合は、完全に不必要になってから
消去される。
このようにバックアップの機能を自由度をもって選択で
きるようにすることにより、プリントデータの重要度等
によって、メモリ容量をバックアップバッファに多く与
えてプリント速度が遅くなってもジャム発生時にデータ
が確実に保持されて再プリント可能にするか、ジャム発
生時にデータが失なわれる恐れがあってもプリント速度
を確保するかを適宜選択できる。
また、この実施例では、第19図に示したようにホスト
インタフェース134を4個設けると共に、インプット
バッファ190.バックアップバッファ1日1.及び必
要に応じてイメージファイル192も4個ずつ設けて、
4個のホストマシンを接続して並行処理ができるように
している。
そして、前述のように各ホストインタフェースに対する
排紙トレイあるいはメールボックスのビンを、コントロ
ールパネル11から個々に指定できるようにしている。
したがって2各ホストインタフエースに接続された4個
のホストマシンからの各データによってプリントされた
ペーパは、それぞれ指定された固有排紙トレイ又はビン
に排紙される。
このようにすれば、高速のプリンタを複数のホストマシ
ンで共用して1例えばパソコン等の低速のホストマシン
でも有効に使用でき、低速のプリンタを1台ずつ使用す
るよりもプリンタコストが割安になる。
この場合、各ホストマシンからのデータはそれぞれ対応
するインプットバッファに一時格納される。
そして、プリンタコントローラのCPUが、第35図の
フローチャートに示すように#1〜#4の各インブトバ
ッファにデータが有るかどうかを順次チェックして、有
れば1ページ分ずつそのデータを取り出して処理し、対
応するバックアップバッファに格納するとともに、ペー
ジデータを作成し、さらにソースデータを用いてビデオ
データを作成してプリントアウトする。
この処理を各インプットバッファに対して順次実行する
この場合のバックアップメモリ(バッファ)の管理は、
第36図に示すバックアップテーブルによる。
このバックアップテーブルには、データアドレス、デー
タサイズ、フォント、ページオリエンテーション、ペー
パサイズ、プリントマージン、インタフェースN o 
(# 1〜#4)、排紙トレイ、両面/片面プリント等
の情報を、プリントするページ単位で記憶している。
したがって1例えば各ホストインタフェースで、ペーパ
サイズ、フォント、ページオリエンテーション、プリン
トマージン等が変更されても、各インチフェース毎に独
立して情報を持っているので、同じインタフェースでは
同じ動作モードを持続させることができる。
ところで、インプットバッファのデータを順次処理して
いくとき、もしページの途中でデータが途絶えた場合、
あるいは両面プリントモードにおいて、片面だけのプリ
ントで後続のデータが途絶えた場合は、プリンタが停止
しないように、一定時間(例えば10秒)内に後続デー
タがないと。
そのページを打ち切る。
すなわち、ページの途中でデータが途絶えた場合には、
それまでのデータのみをプリントする。
また、両面プリントモードで片面のデータのみでデータ
が途絶えたら、他面は白紙のままでプリントアウトする
この実施例では4個のホストインタフェースを設けたが
、これに限らず複数のホストインタフェースを1例えば
R3−232Cやセントロニクス等により物理的し;複
数個設けてもよいが、5C8I、LAN等のインタフェ
ースを使用して、各々にプリンタアドレスIDを設定で
きるようにすれば、1個のインタフェースでもそのID
によってホストマシンを判別して、各インプットバッフ
ァへの入力を分離して時分割で行うことができる。
その場合は、コントロールパネル11から、各インプッ
トバッファに対してアドレスIDti−R定できるよう
にしておく必要がある。
プリンタコントローラとプリンタエンジンとの の゛プ
リンタコントローラ(以下単に「コントローラ」という
)とプリンタエンジン(以下単に「エンジン」という)
との間には2種類の通信手段がある。
その一つは、コントローラからエンジンへのコマンドと
エンジンからコントローラ・への応答であり、もう一つ
はエンジンからコントローラに対するイベントレポート
とコントローラからエンジンに対するアクノリツジ(A
CK)である。
まず、その通信プロトコルについて説明する。
コントローラは前のコマンドに対する応答をエンジンか
ら受けた後に次のコマンドを送らなければならない、エ
ンジンは常にコントローラからのコマンドに対する応答
を送る。
コントローラがエンジンから応答を受けた時に、もし通
信エラーが生じるか、あるいは意味不明の応答があった
場合には、コントローラは再びそのコマンドをエンジン
に送る。しかし、エラーが再び起きると、コントローラ
は通信を止めるかエンジンへ初期化コマンドを送る。
コントローラは、エンジンからイベントレポートを受け
た後にアクノリツジ(ACK)又はネガテイブアクルツ
ジ(NAK)を送らなければならない、ACKは受けた
イベントレポートが正しい時に送られ、NAKは受けた
イベントレポートが不明のコードであるか通信エラーが
発生した時に送られる。
エンジンがNAKを受けた時には再び同じイベントレポ
ートを送らなければならず、同じエラーが発生した場合
には、コントローラは通信を止めるか初期化コマンドを
エンジンに送る。
エンジンは、コントローラから前のイベントレポートに
対するACKまたはNAKを受ける前に次のイベントレ
ポートを送ってはならない。
コントローラがイベントレポートを受け、エンジンの詳
細な状態を知る必要がある時には、コントローラはAC
Kを送る前にステータスコマンドを送ることができる。
この時には、エンジンはそのコマンドに対する応答を送
らなければならない。
もし、ACKを受ける前にエンジンに一つ以上のイベン
トが起った場合には、コマンドに対する応答はエンジン
の最終イベントに変更される。
コントローラは、コマンドに対する応答を受ける前であ
ってもイベントレポートを受けなければならず、イベン
トレポートを受けた後はコマンドに対する応答を待たな
ければならない。
エンジンは、初期化コマンドによって初期化される場合
を除き、1秒以内にコマンドに対する応答を送らなけれ
ばならない、もし1秒以内に応答が送られないと、コン
トローラはタイムアウトエラーのような通信エラー処理
に入る可能性がある。
その場合には、コントローラは再び同じコマンドを送る
コントローラは、イベントレポートに対して1秒以内に
ACK又はNAKを送らなければならない、もし、AC
K又はNAKが1秒以内に送られないと、エンジンは再
び同じイベントレポートを送る。そして、再びタイムア
ウトエラーが発生すると、エンジンは通信エラー処理に
入り、コントローラにより通信エラーが検出されるまで
待たなければならない。
エンジンは、通信エラー処理に入った後には、いかなる
応答もイベントレポートも送らず、コントローラから初
期化コマンドを受けるまで待機する。
コマンドが1バイトより大きく構成されているときには
、各バイトは100m5Ia!隔以内に送られなければ
ならない。 もし、各バイトの間隔が100m5を超え
ると通信エラーとなり、エンジンは異常コマンドと同様
に80hexコードを送る。
応答が1バイトを超えたときは、各バイトは100m5
間隔以内に送らなければならない。もし、各バイトの間
隔が100m5を超えると通信エラーとなり、コントロ
ーラは通信エラー処理に入る。
コマンドやイベントレポートは、エンジン又はコントロ
ーラによってパワーオンされた後2秒以内に送ってはな
らない、もし初期化時間が2秒以上必要な場合には、2
秒以内にコントロール信号CTS又はDTRがターンオ
フしなければならず、初期設定完了後にターンオンされ
なければならない、CTS及びDTR信号は初期設定を
除いてオンの状態に保たれなければならない。
コントローラが初期設定をパワーオンした後に初期化を
必要とする時には、コントローラはCTslW号をター
ンオフすることができるが、CTS信号ターンオフの後
10m5以内に、コントローラは少なくとも一つのイベ
ントレポートを受は取らなければならず、コントローラ
初期設定前にイベントレポートに対するACKを送らな
ければならない。
エンジンが初期化コマンドで初期設定されると、エンジ
ンはDTR信号をターンオフし、コントローラからのい
かなるコマンドをも受は付けない。
初期設定後、エンジンは初期化コマンドの応答を送る。
次に、コマンドとその応答について説明する。
コントローラからのコマンドには2つのタイプのコマン
ドがあり、一つは実行コマンドであり、もう一つはステ
ータス要求コマンドである。エンジンからの応答は各コ
マンドによって限定される。
実行コマンドには次のようなものがある。
(1)プリント開始コマンドに対する初期設定(2)プ
リント要求信号に対する初期設定(3)テストプリント
モード (4)キューバッファクリア (5)プリントスタート (6)給紙カセット選択/給紙カセット変更(7)排紙
トレー選択/排紙トレー変更(8)両面プリントモード
選択 これらの各実行コマンドは、エンジンのキューバッファ
中にスタックされ、エンジンはこれらのコマンドを順次
実行する。エンジンが初期設定コマンドを受けたり、用
紙ジャムやエンジン故障が発生すると、このキューバッ
ファはクリアされる。
ステータス要求コマンドには次のようなものがある。
(1)使用中の給紙カセット(LCITを含む)(2)
使用中の排紙トレイ (3)使用中の用紙長 (4)使用中の用紙幅 (5)用紙サイズ (6)オプション装置の構成 (7)エンジンの現状 (8)エンジンユニット ファームウェアのバージョン (9)LCIT/DPXユニット ファームウェアのバ
ージョン (10) M Bユニット ファームウェアのバージョ
ン(11)エンジン内のジャム用紙の位置(12)オプ
ション装置内のジャム用紙の位置(13)ジャムペーパ
ID(識別コード)(14)使用中のプリントモード(
両面モード/片面モードか) これらのステータス要求コマンドは5エンジンのキュー
バッファ中にはスタックされない。
コマンドに対するエンジンからの応答コードは。
MSBが常に°0゛であり、イベントレポートのMBS
は常に°1°である。したがって、コントローラはコマ
ンドに対する応答かイベントレポートかを容易に判別す
ることができる。
エンジンはイベントレポート用のキューバッファを持っ
ており、コントローラへ連続してイベントレポートを送
る。このイベントレポートは常に1バイトである。
パワーオン又は初期設定の後は、エンジンがコントロー
ラに送るべき何等かの報告事項を有していても、エンジ
ンはイベントレポートを送ることはない。したがって、
コントローラはパワーオンや初期設定後のエンジンの現
状をコマンドによって知らなければならない。
イベントレポートには次のようなものがある。
(1)エンジンユニットの故障 (2)LCITユニットの故障 (3)DPXユニットの故障 (4)MBユニットの故障 (5)ハードウェアの故障 (6)用紙ジャム発生/位置固定 (7)エンジンユニットに使用不能なユニットの有無 (8)エンジンのフロントカバー開閉状態(9)エンジ
ンのトップカバー開閉状態(10)エンジンのサイドカ
バー開閉状態(11)LCITのカバー開閉状態 (12) D P Xのカバー開閉状態(13)MBの
カバー開閉状態 (14)上給紙カセットの着脱状態 (15)下給紙カセットの着脱状態 (16)上給紙カセットの用紙有無 (17)下給紙カセットの用紙有無 (18) L CI Tの用紙有無 (tj)Lcor下段排紙トレイの有無(20) L 
COT上段排紙トレイの有無(21)MBの有無 (22)後排紙トレイの開閉状態 (23)メンテナンスが必要又は整備済み(24)異常
コマンドの受理 (25)プリントの完了 (26)コマンドキューバッファがフル(27)ステー
タスレポート キューバッファがフル診断及びサービス
機 この実施例のプリンタコントローラ130は1、次のよ
うな診断及びサービス機能もサポートする。
(1)パワーオン時の診断 (2)ループバックテスト (3)自己テスト/オプション装置テスト(4)サマリ
シート及びフィールドサービスレポートのプリント (5)へキサダンププリント (6)プログラムされたプリント 〔パワーオン時の診断〕 コントローラは、パワーオンされるとコントローラのハ
ードウェアをチェックする。そして、コントローラにエ
ラーがあると、第10図に示したコントロールパネル1
1上のLED112を点灯して、そのエラー内容を文字
表示器110に文章あるいは後述するエラーナンバで表
示すると共に、コントローラボード上に設けた4個のL
ED (図示せず)によるバイナリコードナンバ(エラ
ーナンバに相当する)によって表示する。
(a)ファームウェアROM CRCエラー(エラーナ
ンバ0) コントローラは、CRC−16テストを用いてファーム
ウェアROMをテストする。そしてROMにCRCエラ
ーが発生すると、コントローラは通常停止し、コントロ
ールボード上の全てのLEDを点灯する。
もし、コントローラが作動し、しかもファームウェアに
エラーがある場合には、コントローラボード上の4個の
LEDによりエラーナンバrOJを表示する。
(b)RAMドライバ回路エラー(エラーナンバ1)コ
ントローラがRAMを全くアクセスすることができない
時には、RAMドライバ回路エラーと判断して、コント
ローラボード上のLED及びコントロールパネルにエラ
ーナンバ「1」を表示する。
(C)パスバッファを通してのRAMエラー(エラーナ
ンバ2) コントローラが、CPUバスバッファを通しての全ての
RA Mの読み書きテストにおいてエラーを有する時に
は、コントローラボード上のLED’とコントロールパ
ネルにエラーナンバ「2」を表示する。
この時、コントローラ、はデータパターン5555he
x及びAAAAhexを用いて全てのRAMをチェック
する。
(d)RAMアドレスエラー(エラーナンバ3)コント
ローラが読み書きテストによりRAMブロックエラーを
持っている時には、RAMアドレスエラーと判断して、
コントロールボード上のLEDとコントロールパネルに
エラーナンバ「3」を表示する。
このとき、コントローラはアドレスデコーダによって選
ばれる各RAMブロックをチェックし、各ブロックに関
連したデータパターンを書き込み、すべてのブロックに
書き込んだ後、各ブロックのデータを比軟する。
(e)タイマ/割込みエラー(エラーナンバ4)コント
ローラが、タイマと割込み回路を通じてプリセット間隔
内に応答が得られないときには、タイマ/割込みエラー
と判断して、コントロールボード上のLEDとコントロ
ールパネルにエラーナンバ「4」を表示する。
(f)すべてのフォントROM CRCエラー(エラー
ナンバ5) コントローラがシステム内に数種のフォントを有し、各
フォントがフォントファイルによって作られる場合、各
フォントファイルをCRC−16テストを用いてテスト
する。リファレンスCRC値は各フォントファイルの特
定の位置にストアされる。
そして、コントローラが全てのフォントファイル上にエ
ラーを発見すると、コントローラボード上のLEDとコ
ントロールパネルにエラーナンバ「5」を表示する。
(g)不揮発性RAMエラー(エラーナンバ6)コント
ローラが不揮発性RAMにアクセスすることができない
時は、コントローラボード上のLEDとコントロールパ
ネル上にエラーナンバ「6」を表示する。
(h)ホストインタフェースLSIエラー(エラーナン
バ7) コントローラがホストインタフェースLSIにアクセス
することができない時は、同様にエラーナンバ「7」を
表示する。
(i)エンジンインタフェースLSIエラー(エラーナ
ンバ8) コントローラがエンジンインタフェースLSIにアクセ
スすることができない時には、同様にエラーナンバ「8
」を表示する。
(j)フロントパネルインタフェースLSIエラー(エ
ラーナンバ9) コントローラがフロントパネルインタフェースにアクセ
スすることがきない時には、同様にエラーナンバ「9」
を表示する。
(k)オプションRAMエラー(エラーナンバ10)コ
ントローラがオプションRAMエリアにアクセスするこ
とができないか、あるいは何等かの故障がある場合には
、コントローラは同様にエラーナンバ「10」を表示す
る。
(1)フォントROM CRCエラー (エラーナンバ11) コントローラがCRC−16テストを用いてフォントフ
ァイルをチェックした時、フォントファイルにエラーが
あれば、同様にエラーナンバ「11」を表示する。
(m)エンジン応答なし コントローラが、エンジンインタフェースを介してエン
ジンから応答を得ることができない時には、コントロー
ラはコントロールパネル11の文字表示器110にその
メツセージを表示する。
(n)フロントパネルランプテスト コントローラはコントロールパネル11にランプテスト
の命令を送る。コントロールパネル11はこの命令によ
って、全てのLEDと文字表示器(LCD)110を約
1分間点灯又は表定状態にする。
(0)バスコントローラ/ゲートアレーエラー(エラー
ナンバ12) コントローラが、バスコントローラゲートアレーチップ
にアクセスすることができない時には、コントローラボ
ードのLEDおよびコントロールパネルにエラーナンバ
「12」を表示する。
この時、コントローラは次の機能をテストしなければな
らない。
i)コントローラレジスタ読み/書きテストii)拡大
/圧縮ロジックテスト ■)シフタ ロジックテスト iv)演算ロジックテスト ■)メモリクリア ロジックテスト (p)タイミングコントローラ/ゲートアレーエラー(
エラーナンバ13) コントローラが、タイミングコントローラゲートアレー
チップにアクセスすることができない時には、同様にエ
ラーナンバ13を表示する。
〔ループバックテスト〕
ループバックコネクタをホストインタフェースにマウン
トすると、ループバックテストが始められ、コントロー
ラはインタフェースコネクタ回路をチェックする。
もし、回路に切断やショートがあると、コントローラは
コントロールパネル11の文字表示器110にそのメツ
セージを表示する。
3種のループバックコネクタがあり、これらはパラレル
/セン8ロニツクス、シリアル/R8−232G、シリ
アル/R5−422コネクタであり、ループバックテス
トは、メツセージがコントロールパネル11に表示され
たパワーオン診断中に、テストスイッチ119が押され
ることによって始められる。
〔自己テスト/オプション装置テストプリントローラは
、選択された給紙カセットから給紙し、指定されたテス
トパターンをプリントして、選択された排紙トレーにプ
リント紙を送出する自己テスト又はオプション装置テス
トをサポートし、片面プリントと両面プリントの両モー
ドを選ぶことができる。
例えば第37図(イ)〜(ニ)に示すような4種類のテ
ストパターンが用意され、コントローラはこのようなテ
ストパターンを発生させるデータファイルとそれに使用
するパターンのフォントデータを、マクロファイルとし
てROMに作っであるか、またはカートリッジ内にマク
ロファイルを作っておいて、コントロールパネルから選
択できるようにしている。
各テストパターンによるプリント枚数も、前述したよう
にコントロールパネル11のスイッチでセットすること
ができる。
第37図に示す各テストパターンは、(イ)が地肌汚れ
テスト用の白紙のテストパターン、(ロ)がスキューテ
スト用の長方形の枠パターン、(ハ)が解像度テスト用
の縦線、横線、斜線を密度を変えて描いたパターン、(
ニ)は印字テスト用の文字パターンである。テストパタ
ーンはこれに限るものではなく、種々のパターンを使用
できる。
自己テスト/オプション装置テストは、コントロールパ
ネル11よってテストプリントモードが選ばれた後にテ
ストスイッチ119が押されることによって開始される
テストプリントには次の3つのモードがある。
これらにより、ホストマシン等の外部的装置を使用する
ことなく、略100%の機能確認ができる。
(1)テストプリント1 指定された給紙装置より、指定された排紙装置に、指定
されたテストパターンを各々指定された枚数ずつプリン
トする。
この実施例では、上述のように4種類のテストパターン
があり、各々0枚から4095枚まで′のプリント枚数
を指定できる。
排紙装置としてメールボックスが装着されてソートモー
ドが指定されている場合は、指定されているビン間で順
番に排紙を繰り返す。テストパターンは#1から#4ま
でを順番に使用して指定された枚数ずつプリントしてい
く。
(2)テストプリント2 使用可能な給紙装置及び排紙装置を順番に切換えていき
、指定されたテストパターンで指定された枚数ずつプリ
ントする。
なお、このように複数の給紙装置を順次切換えてテスト
プリントを実行する場合、テスト用ページパターンが、
各給紙装置のペーパサイズと異なる場合には、自動的に
拡大あるいは縮小して、テストパターンが給紙されるペ
ーパサイズ内に有効に収まるようにして、テストプリン
トを行う。
(3)テストプリント3 指定された給紙装置より指定された排紙装置に、指定さ
れた両面プリントモードで、指定されたテストパターン
を指定された枚数だけプリントする。
〔サマリシートとフィールドサービスレポート印刷〕
コントローラは、サマリシート印刷又はフィールドサー
ビスレポート印刷をサポートし、これらはコントロール
パネル11によって選択することができ、これらの印刷
はテストスイッチ119の○Nによって始められる。
その際の給紙装置及び排紙装置も、コントロールパネル
11から任意に指定することができる。
サマリシートは、一枚に次のような内容をプリントする
(1)ファームウェアバージョンレベル(2)システム
のソフトウェアとそのバージョンレベル (3)モード選択内容 (4)システム内のRAM (5)ユーザが利用できるメモリ (6)給紙カセット(LCITを含む)の状態とペーパ
サイズ (7)排紙トレイの状態 (8) WJ面プリントの状態 (9)システム内のフォント (10)コントローラエラーの履歴 フィールドサービスレポートは、一枚に次のような内容
をプリントする。
(1) ファームウェアのバージョンレベルi)コント
ローラファームウェアのバージョンレベル ii)エンジンファームウェアのバージョンレベル in) L CI T/ D P Xユ=ット77−ム
ラエアのバージョンレベル iv)MBユニットファームウェアのバージョンレベル (2)フォントのバージョンレベル j)フーリエ1〇 五)レターゴチック15 ■)その他 (3)プリンタシステムシリアルナンバ(4)パワーオ
ンの回数 (5)給紙枚数 i)上給紙カセットからの給紙枚数 n)下給紙カセットからの給紙枚数 正)LCITからの給紙枚数 (6)排紙枚数 j)上段排紙トレイへの排紙枚数 五)下段排紙トレイへの排紙枚数 m)ソートモードでの排紙枚数 iv)スタックモードでの排紙枚数 (7) i’i!ij面プリント面数 リン8枚数ジン故障 j)コントロール不能 ii)現像モータ   団)駆動モータK)レーザダイ
オード ■)ポリゴンミラーモータ 社)フォトディテクタ 報)定着器高温   vffl)定着器低温法)定着器
サーミスタ X)電力供給ユニット xi)インタロックスイッチ xii)通信 工1ii)上給紙カセットの上昇モータxiv)下給紙
カセットの上昇モータ xv)LCOT下段ジョブモータ xvi)LCOT上段ジョブモータ xvii)MBジョブモータ X蝋)SCOTジョブモータ (9)ペーパジャム i)エンジン上給紙部 五)エンジン上給紙部 1ii)エンジンペーパ搬送部 iv)エンジン定着部 ■)エンジン排紙部 vi)エンジンペーパ排出路 報)後排紙トレイ   viii)LCIT給紙部1x
)DPX出口部   X)DPI入口部xi)DPXペ
ーパ出口 xii)LCOT上段排紙部 xiu)LCOT下段排紙部 X〜)MBユニット (10)全コントローラROMチェックリスト(11)
不良RAMデバイスのアドレス(マウントされないもの
も含む) (12)不良ROMデバイスのアドレス(マウントされ
ないものも含む) なお、(3)〜(9)項の内容は、パワーオフしてもク
リアされず、これらの値は不揮発性RA’Mに記憶され
る。そして、コントローラが初期設定モードにある時、
DIPスイッチによってクリアされる。
〔ヘキサダンププリント〕
コントローラは、第10図に示したコントロールパネル
11のシフトスイッチ112とテストスイッチ119が
同時に押されると、ヘキサダンププリントをサポートす
る。このヘキサダンププリントのフォーマットは次のと
うりである。
(1)最も左の4つのキャラクタは16バイト範囲にあ
るデータバイトのシリアルナンバである。
(2)1バイトのデータは、スペースキャラクタを含ん
で3つのキャラクタで示され、1ラインは16バイトプ
リントする。
(3)右側には実際の16キヤラクタのシンボルがプリ
ントされる。プリントされるべきシンボルがないと、あ
る特別のキャラクタが置き代えられる。
(4)各ラインは自動的に新しいラインに進み、各ペー
ジは自動的に新しいページに進む。1ラインはフーリエ
10フオントを用いて10cpiによりトータル7oキ
ヤラクタプリントされ。
1ページは61piによりトータル60行印刷される。
(5)いかなるコントロールコード又はエスケープシー
ケンスもその限定された機能を無視され、視ることので
きるシンボルに置き代えられる。
〔プログラムプリント〕
コントローラは、カートリッジ内にデータファイル及び
プリントソフトウェアファイルとして貯えられているデ
ータをプリントするプログラムプリントをサポートする
コントロールパネル11のテストスイッチ119が、ル
ープバックテストの場合と同様にパワーオン診断中に押
されると、カートリッジ内にプログラムプリントのため
のデータファイルがある場合には、コントローラはルー
プバックテスト後にプログラムプリントを開始する。
なお1以上はこの発明をレーザプリンタ・システムに適
用した実施例について詳述したが、この発明はこれに限
るものではなく、その他の各種ページプリンタあるいは
それと同様な方式によるデジタル複写機、ファクシミリ
等の各種画像形成装置にも適用することができる。
羞−来 以上説明してきたように、この発明によれば。
一台のプリンタを複数のホストマシンによって共用し、
しかも接続を切り換えたりする必要がなく、それぞれ随
時データを送ってプリントアウトすることができる。
したがって、パソコンのような低速のホストマシンを複
数台使用する場合、個々に低速のプリンタを使用するよ
りも、一台の高速プリンタを共用した方が経済的になる
〔以下余白〕 【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(F)はこの発明の一実施例であるレザ
プリンタ・システムのそれぞれ異なるオプションの組合
せ構成例を示す説明図、第2図は第1図(D)の構成の
場合の外観例を示す斜視図、 第3図は同じくその内部構成を示す概略断面図。 第4図は第1図のメールボックス9の概略構成図。 第5図は第3図のレーザ書込みユニットにおける光学系
の構成を示す説明図、 第6図はレーザ書込み用の同期信号発生回路の例を示す
回路図、 第7図は書込み制御回路の例を示すブロック回路図。 第8図は第7図の回路の動作説明のための各信号波形図
、 第9図はこの発明の一実施例における制御系の接続関係
を示すシステムブロック図、 第10図は第2図のコントロールパネル11の詳細を示
す平面図。 第11図はページオリエンテーションの説明図、第12
図はこの実施例におけるプリンタコントローラの構成を
示すブロック図。 第13図は第12図のフォントカートリッジ12゜13
の構成を示すブロック図、 第14図は同じ<ICカード14の構成を示すブロック
図、 第15図は同じくコントロールパネル11の制御部の構
成を示すブロック図。 第16図は同じくデータ制御部140の構成を示すブロ
ック図 第17図は同じくアドレス制御部141の構成を示すブ
ロック図、 第18図は同じくビデオ制御部142の構成を示すブロ
ック図、 第19図は同じ< RA M 13i 3上の各種バッ
ファ及びファイルの構成を示すブロック図、第20図は
ビデオバッファへのビデオデータの作成方法の説明図、 第21図は同じくその際のDMA動作のフロー図、第2
2図は第21図の1ワード転送ルーチンのフロー図、 第23図はソースデータシフト処理の説明図、第24図
は3倍拡大時のDMA動作の説明図、第25図は1i2
倍縮小時のDMA動作の説明図。 第26図はビデオバッファの構成と各信号との関係を示
す説明図、 第27図は第17図のビデオアドレス制御部181に設
けられる信号処理回路のブロック図、第28図はプリン
タコントローラ内のメモリ構成及びその管理テーブルの
説明図、 第29図は両面プリントモードのMODEIによるプリ
ント工程の説明図、 第30図は同じ<MODE2によるプリント工程の説明
図、 第31図は同じ<MODE3によるプリント工程の説明
図、 第32図は両面プリント指定時のモード決定処理のフロ
ー図、 第33図はバックアップメモリの構成及びその管理テー
ブルの説明図、 第34図はイメージデータ入力時のバックアップ処理の
フロー図、 第35図は複数のインプットバッファのデータを処理す
る際の動作フロー図。 第36図は同じくその際のバックアップメモリの構成及
びその管理テーブルの説明図。 第37図(イ)〜(ニ)は4種類のテストパターンの例
を示す図である。 1・・・レーザプリンタ本体  2・・・上絵紙カセッ
ト3・・・下絵紙カセット   4・・・標準排紙ユニ
ット5・・・後排紙トレイ 6・・・両面印刷ユニット(D P X)7;・・大量
給紙ユニット(L CI T)8・・・大量排紙ユニッ
ト(L COT)9・・・メールボックス  10・・
・ テーブル11・・・コントロールパネル 12.13・・・フォントカートリッジ14・・・エミ
ュレーションカード(ICカード)90・・・プリンタ
エンジンユニット 130・・・プリンタコントローラ 131・・・CPU  152・・・RoM 155・
・・RAM134・・・ホストインタフェース 138・・・エンジンインタフェース 140・・・データ制御部 141・・・アドレス制御部 142・・・ビデオ制御部 186・・・双方向シフトレジスタ 190・・・インプットバッファ 191・・・バックアップバッファ 192・・・イメージファイル 193・・・ページバッファ 194・・・ビデオバッファ 195・・・フォントファイル 19日・・・ステータスファイル 197・・・マクロファイル 198・・・ベクトルファイル 19日・・・プリントスプーラファイル第2図 第4図 第5図 第6図 cc 第7図 第8図 DETP  −白− CLK DATA 第15図 第14図 5         ぐN 第17図 アドレス バス データバス 第18図 データバス WCLK  L/R ベ ベHかト(や 第21図 気                        
     −気第26図 ■ζ 第27図 Q8 MODE2 (A)               CB)第30図 MODE 3 第33図 第34図 次の処理へ 第35図 ′M36図 (ロ)バンクアップテーブル       (イ)バッ
クアップメモリ第37図 (イ)                 (/X)(
ロ)                 (ニ)手続補
正書(自船 昭和63年8月29日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿    7=RQ。 1、事件の表示 特願昭62−131891号 2、発明の名称 プリンタ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 (674)  株式会社 リ コ − 4、代 理 人 〒170(電話986−2380)東
京都豊島区東池袋1丁目20番地5 6、補正の内容 (1)明細書第5頁第17行の「及びび」を、r及びj
と訂正する。 (2)同書第10頁第5行の「排紙ローラ80,82J
を、r排紙ローラ82,8”rAと訂正する。 (3)同書第17頁第15行の[110〜112はJ−
KFF、li3はD−FFJ を、Ir1OOA〜10
0CはJ−KFF、100DはD−FFjと訂正する。 (4)同書第41頁第17〜18行の「ホストマイン」
を、「ホストマシンJと訂正する。 (5)同書第63頁第13〜14行の「ビットマツプフ
ォントファイルに」を、rビットマツプをフォントファ
イルに」と補正する。 (6)同書第69頁第4行の「であるので、」を、「が
あるので、jと訂正する。 (7)同書同頁第8〜9行のrドツトマトリック」を、
rドツトマトリックスJと補正する。 (8)同書第95頁第7〜8行のrMODE2に決定す
る。さ゛らに、」を次のとおり補正する。 [rMODE3に決定する。また、5ページ分未満で3
ページ分以上であればMODE2に決定し、」 (9)同書第131頁第2〜3行のrレザプリンタ」を
、rレーザプリンタjと補正する。 (10)図面の「第7図」と「第19図」を別紙訂正図
面のとおり訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホストマシンからホストインタフェースを介してイ
    ンプットバッファに送られるデータによつてメモリ上に
    ページ単位でビデオデータを作成し、そのビデオデータ
    を読み出して用紙にプリントするプリンタにおいて、複
    数のホストマシンと接続可能なホストインタフェースを
    設けると共に、その各ホストマシンから送られるデータ
    を格納する複数のインプットバファ及びジャムバックア
    ップ用のバックアップバッファを設け、その各インプッ
    トバッファのデータを順次1ページ分づつ処理して前記
    ビデオデータを作成するようにしたことを特徴とするプ
    リンタ。
JP13189187A 1987-05-29 1987-05-29 プリンタ Pending JPS63296954A (ja)

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