JPS63296485A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS63296485A
JPS63296485A JP62129964A JP12996487A JPS63296485A JP S63296485 A JPS63296485 A JP S63296485A JP 62129964 A JP62129964 A JP 62129964A JP 12996487 A JP12996487 A JP 12996487A JP S63296485 A JPS63296485 A JP S63296485A
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JP
Japan
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signal
recording
area
period
reproducing
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Application number
JP62129964A
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English (en)
Inventor
Yukiya Ueki
幸也 植木
Tomomitsu Azeyanagi
畔柳 朝光
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、録画済みの磁気テープにタイトルなどの画像
信号を記録し、該磁気テープから再生された映像にタイ
トルなどの画像を挿入可能としたインサート機能付き磁
気記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置の一例として
、180°の角間隔で2つの記録再生用ヘッドを搭載し
た回転シリンダに、磁気テープを180’よりも充分大
きな角度にわたってらせん状に巻きつけて走行せしめ、
上記記録再生用ヘッドで交互に磁気テープを当接せしめ
て録画あるいは再生を行なうようにした磁気記録再生装
置が知られている。かかる構成の磁気記録再生装置にお
いては、夫々の記録再生用ヘッドは回転シリンダへの巻
きつけ角度だけ1回転中に磁気テープに当接するから、
いま、回転シリンダに対する磁気テープの巻きつけ角を
180°+φとすると、一方の記録再生用ヘッドが磁気
テープを接触開始してから角度φで回転する間、他方の
記録再生用ヘッドも磁気テープに接触している。このよ
うに、2つの記録再生用ヘッドが同時に磁気テープに接
触する期間をオーバラップ期間と称している。
第4図はかかる構成の磁気記録再生装置による磁気テー
プ上のトラックパターンを示すものであって、回転シリ
ンダに対する磁気テープ1の巻きつけ角を210° (
この場合、φ=30’、時間にして略2.8msのオー
バラップ)とすると、記録再生用ヘッド2,3によって
交互にトラックA1゜A 21 A 3 + A 4 
+・−が形成されるが、これらのトラックのうちの斜線
でハツチングして示すエリアA゛が、記録再生用ヘッド
2.3が磁気テープ1に接触してから30°回転するま
での上記オーバラップ期間に形成され、さらに180’
回転する期間に白抜きのエリアA”が形成される。なお
、矢印aは磁気テープ1に対する記録再生用ヘッド2゜
3の回転方向、矢印すは磁気テープ1の走行方向を示し
ている。
映像信号は記録再生用ヘッド2.3で途切れることなく
連続的に記録、再生される必要があることから、記録再
生用ヘッド2.3が磁気テープ1に接触して180@回
転する期間にエリアA”に記録される。これに対し、オ
ーバラップ期間に形成されるエリアA′には、時間軸圧
縮されたPCM(パルスコード変調)音声信号などのデ
ィジタルデータが記録される。
このように、比較的長いオーバラップ期間を設け、この
オーバラップ期間を利用してディジタルデータを映像信
号と同一トラックに記録する方式を「オーバラップ記録
方式」と称する。近年、高密度記録化に伴なって磁気テ
ープの走行速度が低くなる傾向があるが、かかるオーバ
ラップ記録方式により、磁気テープの低速走行にかかわ
らず、S/Nが良好な音声信号を再生することができる
し、また、音声のアフターレコーディング(以下、アフ
レコという)も容易である。
ところで、たとえば、一般家庭においては、ユーザが磁
気記録再生装置で必要な番組を録画して永く保存してお
きたい場合もあり、このような場合には、この録画した
番組に独自のタイトルや日付などを付し、後日、磁気テ
ープを再生する際に、これらタイトルや日付などを受像
機に映出したい場合もある。また、近年、磁気記録再生
装置をビデオカメラと結合して使用したり、あるいはま
た、ビデオカメラと一体となった磁気記録再生装置が広
(普及するようになると、ユーザが独自に番組を製作で
きるようになり、この場合でも、製作した番組毎にタイ
トルや日付などの挿入をすることが必要となる。かかる
タイトルや日付などの画像は、通常、番組が製作された
後、すなわち、録画済みの磁気テープにタイトルや日付
などを表わす画像信号を記録するものである。
録画済みの磁気テープに所望の画像信号を記録する、す
なわち、インサートする方法としては、従来、たとえば
、特開昭57−79783号公報に開示されるように、
回転シリンダ上に記録再生用ヘッドに先行して消去用ヘ
ッドを設け、この消去用ヘッドによって既に映像信号が
記録されているトラックの消去を行ない、その消去され
た部分に所望の画像信号を記録再生用ヘッドで記録する
のが一般的である。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この方法によると、消し残しのないインサート
画面を実現できるが、以前に記録した番組の一部が消去
されてしまい、必要な画像が映出されなくなってしまう
という欠点があった。
また、前記したオーバラップ記録方式を採用したVTR
において、オーバラップ期間に、タイトルなどインサー
トしたい画像信号を記録すれば、以前の記録番組をそっ
くり残したままで、再生時に通常の再生映像信号にタイ
トルを挿入することは可能である。しかし、現在、家庭
用VTRとして普及しているいわゆるVH3方式やベー
タ方式と称するVTRでは、7 H〜9H程度の極く短
時間、前後の磁気ヘッドが同時に磁気テープに接触する
時間はあるものの、前記のようないわゆるオーバラップ
記録方式は採用していないため、上述のごときインサー
トを行うことは困難であった。
もしもこの種のVH3方式やベータ方式と称する、短い
オーバラップ期間しかないVTR(以下、本明細書では
、このオーバラップ期間を「短いオーバラップ期間」と
称する)で、オーバラップ方式と同様に以前の記録映像
信号を消去することなくタイトル等のインサートが可能
となれば、利用範囲が拡大される。しかし、前記のよう
にオーバラップ期間が短いために、互換再生時(別のV
TRで記録したテープの再生時)に磁気テープ上の磁気
ヘッド位置に対する磁気ヘッド切換タイミングのずれ等
が生じ、オーバラップ期間にインサートされた信号(第
2信号)を正しく再生分離することができなくなり、従
って、前記オーバラップ方式の技術をVH3方式やベー
タ方式に適用して所期の結果を得ることは困難であった
従って、本発明の目的は、VH3方式やベータ方式のよ
うなオーバラップ方式でない磁気記録再生装置において
、録画済みの磁気テープに、既に記録されている映像信
号を全(消去することなく文字・タイトルなどの所望の
画像信号やダビング用の制御信号をインサート記録でき
、該磁気テープから再生される該映像信号による映出画
面に前記所望の画像信号による画像をスーパインポーズ
したり、ダビングテープの走行を制御したりでき、更に
、前記インサートすべき所望の画像信号や制御信号が正
しく記録再生分離されるようにしたインサート機能付き
磁気記録再生装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明の磁気記録再生装置は
、前記短いオーバラップ期間に相当する領域を第1領域
及び第3領域として次つぎのトラックの始端部及び終端
部に設け、その中間の第2領域に通常の映像信号を第1
信号として記録すると共に、インサートしたい文字信号
や制御信号を第2信号として前記第1 H域及び第3領
域に並列的に重複して記録し、再生時には、第2領域の
映像信号(第1信号)と第1領域又は第3領域の少くと
も一方に記録された文字図形又は制j1信号を再生分離
するように構成する。
録画済みの磁気テープに前記のインサート記録を行うに
は、磁気記録再生ヘッドが各トラックの映像信号が記録
された第2の領域(以下「領域」を“エリア”ともいう
)を走査する期間は再生モードとし、第1及び第3のエ
リア(領域)を走査する期間(オーバラップ期間)は記
録モードとするアフレコモードを設定し、タイトル文字
等の画像信号をこのオーバラップ期間に記録する。
好適な実施例において、タイトル文字等の画像信号はデ
ィジタル信号として符号化圧縮されて記録されるので、
1トラック当り利用できるインサート期間を1〜3H程
度としても、一画面のタイトルは1トラツク乃至3トラ
ック程度の第1又は第3領域内に記録することができる
〔作用〕
本発明では、前記のように、各トラックの始端部と後端
部の短いオーバラップ期間に相当する第1領域と第3領
域に第2信号を並列的に重複して(即ち、同一内容のも
のをダブって)記録している。従って、互換再生時等に
おいて磁気テープ上の磁気ヘッド位置に対し、前方又は
後方にヘッド切換タイミングずれが生じ、それによって
、第1領域又は第3領域のいずれか一方の記録信号が取
り出せないように片寄った事態が生じても、いずれか他
方の記録信号は必ず取出すことができるので、この種V
H3方式やベータ方式VTRのようなオーバラップ方式
を採用していない磁気記録再生装置に適用することがで
きる。
また、第2信号は、短いオーバラップ期間を利用してい
るから、第2信号のインサートのために、第1信号であ
る映像信号を消去することを要しない。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を第1図、第2図、第3図、第
5図、及び第6図により説明する。
第1図は、本発明の構成を示すもので、200は記録再
生部、223b〜223dは入力端子、224〜227
はモード切替スイッチ、228は直流電源、233は音
声信号記録処理回路、234は輝度信号記録処理回路、
235はクロマ信号記録処理回路、236は記録側ディ
ジタルデータ処理回路、238は加算回路、241,2
42は増幅器、243,244は切替スイッチ、245
゜246は記録増幅器、247〜252は開閉スイッチ
、253,254は前置増幅器、255 、256は切
替スイッチ、257は音声信号再生処理回路、258は
輝度信号再生処理回路、259はクロマ信号再生処理回
路、260は加算回路、261はサーボ回路、262は
キャプスタンモータ、263は再生側ディジタルデータ
処理回路、264はサーボ回路、265はシリンダモー
タ、266は切替信号発生回路、267はモード制御回
路である。
また、7は音声信号記録再生用ヘッド、8はCTL信号
記録再生用ヘッド、220はスイッチ回路、201,2
02,203a−d、206は入力端子、208,20
9,212,213.214は出力端子である。
第2図は、シリンダ4と磁気テープ1の関係を説明する
もので、5.6はガイドローラである。
磁気テープ1は、シリンダ4に対してらせん状に巻きつ
けて走向させるいわゆるヘリカルスキャン方式と呼ばれ
るものである。
第3図は、第1図をシリンダ4上方より見た図で、aは
シリンダ4の回転方向、6は磁気テープの走向方向を示
す。磁気テープ1は、180度の角間隔で2つの記録再
生用ヘッドを搭載した回転シリンダ4に対して、180
°よりも、α、βだけ大きな角度にわたって、らせん状
に巻きつける。
α、βだけ余分に巻きつける理由は、前述したいわゆる
オーバラップ記録を行なうものでなく、後述するように
、磁気テープの互換再生時にシリンダ4と磁気テープ1
.ヘッド2.3の相対位置偏差による映像信号の欠落を
防止するためであり通常α〜β〜56 (略7.3H)
程度でありとくに規格化された数値ではない。
第5図は、かかる構成の磁気記録再生装置による磁気テ
ープ上のトラックパターンを示すものである。A+、A
z、A3.Anは、記録再生ヘッドによって交互に形成
されるトラックを示す。このトラックのうち、斜線で示
すエリアA“が磁気ヘッド2.3が磁気テープ1に接触
してからβだけ回転するまでの期間に形成され、次に1
806回転する期間に白抜きのエリアA”が形成され、
さらにαだけ回転するまでの期間に、二重斜線で示すエ
リアA”が形成される。
また、第6図は第1図の各モード毎の動作を示すタイミ
ングチャートであって、第1図に対応する信号には同一
符号をつけている。
第1図において、切替信号発生回路266とモード制御
回路267とはシステムコントロール回路を構成する。
第1図、第5図において、記録モードでは、スイッチ2
27をA側に接続することで、入力端子223dからモ
ード制御回路267にH″のREC電圧が供給される。
これによって、モード制御回路267は“H”のモード
設定信号MSI。
MS2を発生する。モード設定信号MS2により、開閉
スイッチ247.249が閉じて開閉スイッチ251は
開き、また、モード設定信号MSIにより、開閉スイッ
チ248,250が閉じて開閉スイッチ252が開き、
記録再生用ヘッド2.3は記録可能状態に設定される。
また、サーボ回路264はシリンダモータ265の回転
に位相同期した30Hzのヘッド切替信号H3Wを発生
し、このヘッド切替信号H3Wは記録側ディジタルデー
タ処理回路236と切替信号発生回路266とに供給さ
れる。記録側ディジタルデータ処理回路236では、ヘ
ッド切替信号H8Wから記録再生用ヘッド2.3が第5
図に示すエリアA°およびA′″゛を走査する期間を表
わすオーバラップ期間信号OLSを発生し、このオーバ
ラップ期間信号OLSでもって、文字データ発生部30
0で発生した入力端子206からの文字データを処理し
て得られるPCM文字データの出力タイミングを記録再
生用ヘッド2.3がエリアA′およびA”(第5図)を
走査する期間に合わせるとともに、このオーバラップ期
間信号OLSを切替信号発生回路266に供給する。切
替信号発生回路266は、ヘッド切替信号H3Wによっ
てオーバラップ期間信号OLSを分配し、記録再生用ヘ
ッド2がエリアA゛およびA″゛(第5図)を走査する
期間を表わす切替信号SW1と記録再生用ヘッド3がエ
リアA゛およびA″を走査する期間を表わす切替信号S
W2とを出力する。これら切替信号SWI、SW2によ
り、切替スイッチ244゜243は、夫々、記録再生用
ヘッド3,2がエリアA′およびA”“を走査する期間
、B側に閉じ、また、記録再生用ヘッド3,2がエリア
A”およびA″゛を走査していない期間、A側に閉じる
一方、入力端子202からの音声信号は音声信号記録処
理回路233で処理がなされ、スイッチ220を介して
ヘッド7によりテープ上の所定の場所に記録される。入
力端子201からの映像信号のクロマ信号はクロマ信号
記録処理回路235で低域変換など処理がなされ、加算
回路238に供給される。
また、入力端子201からの映像信号の輝度信号は輝度
信号記録処理回路234でFM変調などの処理がなされ
、加算回路238に供給されてクロマ信号処理回路23
5の出力信号と加算される。
加算回路238の出力信号は増幅器241に増幅されて
切替スイッチ243,244のA側に供給される。
記録側ディジタルデータ処理回路236の出力信号は増
幅器242で増幅されて切替スイッチ243゜244の
B側に供給される。
切替スイッチ243は、切替信号SW2により、記録再
生用ヘッド2がエリアA°およびA”′(第5図)を走
査している期間B側に閉じて、増幅器242の出力信号
を通過させ、その他の期間A側に閉じて増幅器241の
出力信号を通過させる。
同様に、切替スイッチ244も、切替信号SWIにより
、記録再生用ヘッド3がエリアA゛およびA ”を走査
している期間B側に閉じて増幅器242の出力信号を通
過させ、その他の期間A側に閉じて増幅器241の出力
信号を通過させる。
切替スイッチ243を通過した記録信号は記録増幅器2
45で増幅されて記録電流I、となり、この記録電流■
、が開閉スイッチ247,249を介して流れることに
より、ロークリトランスを介して記録再生用ヘッド2に
記録信号が伝達され、磁気テープ1上に、第5図に示す
1つおきのトラックA lI A 3 、・・−が、形
成され、これらのエリアA゛およびA″゛に記録側ディ
ジタル処理回路236からのPCM信号が記録され、エ
リアA”に加算回路238からの映像信号が1フイ一ル
ド期間ずつ記録される。同様にして、切替スイッチ24
4を通過した信号は記録増幅器246で増幅され、その
記録電流Itが開閉スイッチ248,250を流れるこ
とによって記録再生用ヘッド3に伝達され、磁気テープ
1上に、第5図に示す他の1つおきのトラックA 21
 A 4、−が形成される。これらトラックのエリアA
′およびA″は、PCM信号が、エリアA”には、加算
回路238からの混合信号が記録される。
ここで、第6図でT、で示したヘッド切替信号HS W
が“L″の期間において、磁気テープ上のエリアA” 
 (第5図)に記録するPCM文字データ信号をRDS
、’、エリアA”に記録するPCM文字データ信号をR
D S 、” とし、第6図でT2で示したヘッド切替
信号H3Wが“H′の期間において、磁気テープ上のエ
リアA’ 、A”に記録されるPCM文字データ信号を
それぞれRDSZ’。
RDSz”  とする。エリアA” とA″゛に記録す
るPCM文字データ信号RDS’ とRDS”は、後述
するごとく、互換再生を考慮して、同一の内容とする必
要がある。すなわち通常互換再生時には、エリアA゛ 
とAm゛のいずれかのエリアを録再ヘッドが走査できな
くなるため、RDS’またはRDS”°のすくな(とも
一方は再生できない。これに対して、上述のごと<RD
S’ とRDS”を同一の内容で記録しておくことで、
PCM文字データの欠落を防止できる。これは、互換再
生時に、ヘッドのテープ上の位置に対しヘッド切換タイ
ミングが前後いずれの方向にずれても、RDS’ とR
DS”のいずれか一方は必ず再生分離することができる
からである。この実施例では、先行するトラック(例え
ばAI)の終端部エリアA”と後行するトラック(例え
ばAx)の始端部エリアA゛の記録内容が同一になって
いる。
次に、再生モードについて説明する。
再生モードでは、スイッチ226をA側に接続すること
で、端子223Cから“H”のPB倍信号モード制御回
路267に供給され、モード制?21回路267は“L
” (低レベル)のモード設定信号MS1.MS2を出
力する。モード設定信号MS1は開閉スイッチ248,
250を開いて開閉スイッチ252を閉じ、モード設定
信号MS2は開閉スイッチ247.249を開いて開閉
スイッチ251を閉じる。これにより、記録再生用ヘッ
ド2.3は第5図に示す磁気テープ1上のトラックA 
1 HA 21 A 3+ A 4.−を交互に再生走
査する。記録再生用ヘッド2による再生信号は前置増幅
器253で増幅された後切替スイッチ255,256の
A側に供給され、また、記録再生用ヘッド3による再生
信号は前置増幅器254で増幅された後切替スイッチ2
55.256のB側に供給される。
切替スイッチ255は、サーボ回路264からのヘッド
切替信号H3Wにより、記録再生用ヘッド2が第5図に
示すエリアA”を走査する期間A側に閉じ、記録再生用
ヘッド3がこのエリアA”を走査する期間B側に閉じる
。また、切替スイッチ256は、同じくヘッド切替信号
H3Wにより、記録再生用へラド2が第5図に示すエリ
アA°を走査していない期間A側に閉じ、記録再生用ヘ
ッド3がこのエリアA″を走査していない期間B側に閉
じる。
そこで、先に説明したように、記録再生用ヘッド2,3
は回転シリンダに180°の角間隔で設けられ、かつ、
エリアA”は回転シリンダの180  。
の回転期間に形成されるものであるから、必ず記録再生
用ヘッド2.3のいずれか一方が、しかもこれらの一方
のみがエリアA”を再生走査する。
したがって、切替スイッチ255からは加算回路238
で形成されたのと同様の連続した混合信号PVSが得ら
れ、切替スイッチ256からはデータ処理236で形成
されたのと同様の信号PDSが得られる。
混合信号pvsは輝度信号再生処理回路258とクロマ
信号再生処理回路259に供給され、輝度信号はFM復
調などが処理されるとともにクロマ信号は元の周波数帯
域への変換などの処理がなされて夫々加算回路260で
加算され、映像信号aとして後述するノイズ除去回路2
80を介して出力端子208から後述する映像モニタ部
500(第11図)に供給される。また切替スイッチ2
20は、図示と逆に切替えられ、音声ヘッド7からの信
号が音声信号再生処理回路257に供給され、出力端子
209より後述する音声モニタ部400(第11図)に
供給される。
一方、切替スイッチ256からの信号PDSは再生側デ
ィジタルデータ処理回路263に供給され、後述するご
とく処理した後に出力端子212゜213.214に出
力される。
次に、互換再生時の動作について第7図を用いて説明す
る。
第7図は、記録したVTRとは別のVTRで再生する、
いわゆる互換再生時の各信号波形を示すもので、第1図
に対応する信号には同一記号をつけている。
P+、Pgはそれぞれ前置増幅器253,254から出
力される信号を示す。前述した、第2図において、シリ
ンダ4、および、これにとりつけられた録再ヘッド2.
3、および磁気テープ1との機械的な位置バラツキによ
り、上記の再生信号PI+P2と再生時のヘッド切替パ
ルスの時間関係はHSW、及び、HSW’ 、HSW”
のごとく変化することは周知である。HSWは、記録時
と同じVTRで再生した場合に相当し、HSW’ 、H
SW”は記録時とは別のVTRで再生した場合で、HS
W゛はtlだけHSW”はt2だけの時間進み、遅れが
発生している。ヘッド切替信号が、再生信号PI、Pg
に対してHSWのごとくのタイミングの場合に、スイッ
チ255に出力する信号をPVS、スイッチ256に出
力する信号をPDSとする。また、HSW”のどとくの
タイミングの場合に、スイッチ255.256に出力さ
れる信号をそれぞれPVS’ 、PDS’ 、HSW”
のごと(のタイミングの場合に、スイッチ255,25
6に出力される信号をそれぞれPVS”、PDS”とす
る。同図から明らかなごとく、再生信号Pl+P2に対
して、ヘッド切替信号のタイミングがH3W’ 、HS
W”のごとくになった場合に、スイッチ254から出力
されるPCM文字データはRDS、°又はRD S 、
” の少くともいずれか一方となる。RDSI’は、前
述のごとく図5においてエリアA”の部分に記録された
信号、RD S 、” はエリアA”の部分に記録され
た信号に相当する。
従って、前述したごとく、後行トラックの始端部エリア
A°と先行トラックの終端部エリアA”に同一の信号を
記録しておくことにより、互換再生時に文字信号の欠落
を防止することができる。
一方、ヘッド切替信号のタイミングがH3W’。
HSW“°のごとくなった場合には、映像信号P■s’
 、pvs”のどと(文字信号RDS″゛またはRDS
’が混入して再生される。この場合に、再生画面上でノ
イズの発生を除去する回路が第1図に示したノイズ除去
回路280である。
このノイズ除去回路・280の動作を第8図、第9図、
第10図を用いて説明する。
第8図は、ノイズ除去回路の構成を示すもので第1図と
同じ機能は同一番号で示す。281は所定の電位に設定
された電圧源、282はスイッチ回路、283はノイズ
検出回路である。第9図はヘッド切替パルスが第7図に
示したH3W’ のタイミングの場合、第10図は、H
SW”のタイミングの場合の各部信号疲形を示す。第1
図、第8図と対応する波形は同一記号をつけている。第
9図において、スイッチ回路255(第1図)の出力信
号pvs’ に文字データ信号9Aがもれ込んだ場合に
は、加算回路260の出力信号aには映像信号にノイズ
9Cが混入して出力される。一方、スイッチ回路256
(図1)の出力信号PDS’に映像信号9bがもれ込ん
だ場合にも再生側ディジタルデータ処理回路263の出
力信号kにもノイズ9dが混入する。第8図では、この
データ処理回路263の出力信号kがノイズ検出回路2
83で、jのごとくノイズ期間のみ“H″レベルなるよ
うな信号を発生しく通常のFM映像信号中のディジタル
データ信号はノイズとして弁別できる)、これをスイッ
チ回路282に接続する。スイッチ回路282は、信号
jが“H”レベルの場合のみAに切替えられ、出力端子
208には、電圧源281により一定の電圧が出力され
る。この結果、出力端子208にはノイズの除去された
映像信号が出力される。この場合、スイッチ回路282
の作用により、映像信号中の水平同期信号が欠落するこ
とになるが、短い期間であれば、モニタの水平発振回路
の作用によりほとんど問題にならないことは周知のごと
くである。第10図も、第9図と同様であり詳細な説明
は省略する。
次に、文字データのアフレコについて説明する。
まず、切替スイッチ226をA側に閉じ、端子223C
からのPB信号を“H”にして上述した再生モードに設
定する。
そこで、切替スイッチ224をA側に閉じて文字データ
発生部300で文字データCを発生させると、この文字
データCは入力端子206から記録側ディジタルデータ
処理回路236に供給され、これと同時に、この文字デ
ータCの発生期間を表わすデータ期間信号dが入力端子
203から記録側ディジタルデータ処理回路236とモ
ード制御回路267に供給される。モード制御回路26
7は、このデータ期間信号dの期間アフレコモードを設
定する。
すなわち、記録側デジタルデータ処理回路236は、先
に説明したように、サーボ回路264からのヘッド切替
信号H3Wにより、オーバラップ期間信号OLSを形成
し、このオーバラップ期間信号OLSの期間毎にPCM
文字データを出力するが、また、このオーバラップ期間
信号OLSはモード制御回路267に供給され、ヘッド
切替信号H3Wによって分配される。この分配により、
モード制御回路267からは、開閉スイッチ248゜2
50.252を制御して記録再生用ヘッド3を、それが
第5図に示すエリアA゛およびA”°を走査する期間の
み記録可能状態に設定して他の期間では再生状態に設定
するモード設定信号MSlと、開閉スイッチ247,2
49.251を制御して記録再生用ヘッド2を、それが
エリアA′およびA”を走査する期間のみ記録可能に設
定して他の期間では再生状態に設定するモード設定信号
MS2とを発生する。
そして、切替スイッチ243.244は、夫々光に記録
モード時と同様に動作するから、記録再生用ヘッド2が
第5図に示したエリアA゛およびA””を走査する期間
、切替スイッチ243はB側に閉じ、記録側ディジタル
データ処理回路236からのPCM文字データeは、記
録再生用ヘッド2により、1つおきのトラックAl、A
2.−・(第5図)のエリアA゛およびA″”に記録さ
れる。また、記録再生用ヘッド3がこのエリアA°およ
びA″゛を走査するときには、切替スイッチ244がB
側に閉じ、PCM文字データeが他の1つおきのトラッ
クA Z、 A a、−C第5図)のエリアA゛および
A″゛に記録される。なお、第6図のアフターレコーデ
ィングモードから明らかなように、ヘッド2による先行
トラック後端部エリアA”と、ヘッド3による後行トラ
ック始端部エリアA゛ とに同一内容の信号RD S 
2” とRDSI’とが供給されるタイミングは、全(
同時ではなく、前記分配によって前後に僅かにずれてい
る。
後述するように、記録側ディジタルデータ処理回路23
6への文字データCの供給が完了すると、データ期間信
号dもモード制御回路267に供給されなくなり、モー
ド制御回路267は再生モードを設定して記録再生用ヘ
ッド2.3は常時再生状態にある。
また、切替スイッチ225をA側に閉じて端子223b
に文字データCの表示期間を指定する電圧すを生じさせ
ると、モード制御回路267はこの電圧すの期間もアフ
レコモードに設定し、上記と同様にして表示期間信号が
第5図に示すエリアA゛に記録される。
このようにして文字データのアフレコが行なわれるが、
文字データがアフレコされた磁気テープ1を再生する場
合の動作は、先に説明したように、出力端子213に文
字データが、出力端子214にデータ期間信号が、出力
端子212に表示期間信号が得られる以外、先の再生モ
ード時の動作と同様である。
第11図は本発明によるインサート機能付き磁気記録再
生装置の一実施例を示すブロック図であって、100は
チューナ部、200は記録再生部、300は文字データ
発生部、400は音声モニタ部、500は映像モニタ部
、600は文字画像発生部であって、 チューナ部101では; 101はアンテナ、102はチューナ、103はIF増
幅検波回路、104は音声信号検波回路、105.10
6は出力端子、 記録再生部200では; 201〜206は入力端子、207〜214は出力端子
、216はディジタルデータ記録処理回路、217は記
録再生系、219はディジタルデータ再生処理回路、2
22は増幅器、223は操作スイッチ、223a〜22
3dは端子、224〜227は切替スイッチ、228は
電圧源、229はシステムコントロール回路、230は
表示期間検出回路、231は文字データ期間検出回路、
232は増幅器、 文字データ発生部300では; 301は入力端子、302.303は出力端子、304
は文字データ発生回路、305は制御回路、音声モニタ
部400では; 401は入力端子、402は増幅器、403はスピーカ
、 映像モニタ部500では; 501〜504は入力端子、505は出力端子、506
は帯域フィルタ、507は色復調回路、508は輝度信
号処理回路、509はマトリクス回路、510〜512
は加算回路、513はブラウン管、514は偏向回路、 文字画像発生部600では; 601〜604は入力端子、605〜607は出力端子
、608は制御回路、609は同期回路、610はメモ
リ回路、611は開閉スイッチ、612はエンコーダで
ある。
この実施例は、テレビジョン放送番組を録画し、その後
、録画した磁気テープにタイトルなどの文字データを記
録し、この放送番組の映像に文字データをスーパーイン
ポーズするものとする。
第11図において、いま、記録再生部200における操
作スイッチ223の切替スイッチ227のみをA側に閉
じると、電圧源228から切替スイッチ227および端
子223dを介してシステムコントローラ回i1229
ニ“H″ (高レベル)の電圧が供給され、記録信号処
理回路、再生信号処理回路、ヘッド系などからなる記録
再生系217は記録モードに設定される。
チューナ部100において、アンテナ101からの各番
組のテレビジョン信号はチューナ102に供給され、所
望番組のテレビジョン信号がIF倍信号して選択されて
IF増幅検波回路103に供給される。IF増幅検波回
路103で検波されたテレビジョン信号は、出力端子1
06から入力端子201を介して記録再生部200の記
録再生糸217に供給される。また、1F増幅検波回路
103からのテレビジョン信号は音声信号検波回路10
4で検波されて音声信号が抽出され、この音声信号は出
力端子105から入力端子202を介して記録再生部2
00、記録再生系217に供給される。
記録再生系217では、先に説明したように、信号の記
録再生が行なわれる。この場合、入力端子201から供
給されたテレビジョン信号の映像信号は適宜処理され、
第5図に示した各トラックA + + A !+ A 
31 A a+−のエリアA”に記録される。
次に、操作スイッチ223の切替スイッチ226のみを
A側に閉じると、電圧源228から切替スイッチ226
および端子223Cを介してシステムコントロール回路
229に“H”の電圧が供給され、記録再生系217は
再生モードに設定される。
そこで、第5図に示した磁気テープ1から再生された映
像信号は所定の処理がなされる。そして、復元されたテ
レビジョン信号は記録再生部200の出力端子208か
ら映像モニタ部500の入力端子501に供給され、音
声信号は、記録再生部200の出力端子209から音声
モニタ部400の入力端子1に供給される。
映像モニタ部500においては、入力端子501からの
テレビジョン信号のうちの輝度信号は、輝度信号処理回
路508で処理された後、マトリクス回路509に供給
され、また、このテレビジョン信号のうちの色差信号は
、帯域フィルタ506で分離された後、色復調回路50
7で復調されてマトリクス回路509に供給される。マ
トリクス回路509は供給された輝度信号と色差信号と
からR,G、Bの原色信号を生成し、これら原色信号は
夫々加算回路510,511.512を介してブラウン
管513に供給される。ブラウン管513は偏向回路5
14でテレビジョン信号の同期信号から形成される偏向
波によって偏向され、この結果、録画されたテレビジョ
ン番組のカラー映像が映出される。
なお、入力端子501からテレビジョン信号は、出力端
子505から文字画像発生部600の入力端子604に
も供給される。
一方、音声モニタ部400においては、記録再生部20
0から供給された音声信号が、増幅器402で増幅され
た後、スピーカ403に供給される。
以上が所望のテレビジョン番組の録画再生に際しての動
作であるが、次に、既に所望のテレビジョン番組が録画
された磁気テープにタイトルなどの文字データをアフレ
コし、これを再生してテレビジョン番組の映出されたカ
ラー映像に文字データをスーパーインボーズする際の動
作について、第12図のタイミングチャートを用いて説
明する。
なお、第11図における符号a w iは、このアフレ
コ時の各部の信号を示し、第12図では、これらに対応
する信号に同一符号をつけている。
アフレコモードにおいては、切替スイッチ226をA側
に、切替スイッチ227をB側に閉じて記録再生系21
7を再生モードとするが、オーバラップ期間にある記録
再生用ヘッドは記録モードに設定される。
そこで、記録再生系217で第5図に示す録画済みの磁
気テープ1を装着し、切替スイッチ226をA側に閉じ
て再生モードにすると、先に説明したように、映像モニ
タ部500のブラウン管513にカラー映像が映出され
、音声モニタ部400のスピーカ403から音声が再生
されるが、この状態で切替スイッチ224をA側に閉じ
ると、端子223aから出力端子207、文字画像発生
部300の入力端子301を介して制御回路305に制
御信号が供給される。これにともなって制御回路305
は作動し、文字データ発生回路304を駆動してタイト
ルなどの文字データCを発生させる。このときの文字デ
ータCをc、とする。同時に、制御回路305はこの文
字データC3の発生期間を表わすデータ期間信号dを出
力する。このデータ期間信号dをd、とする。
文字データ発生回路304からの文字データC1は、文
字データ発生部300の出力端子302から記録再生部
200の入力端子206を介して増幅器222に供給さ
れ、そこで増幅された後、ディジタルデータ記録処理回
路216に供給される。
ディジタルデータ記録処理回路216は、入力端子20
3から供給されるデータ期間信号d、の期間作動して文
字データC1をPCM変調した後、ディジタルデータ記
録処理回路216から出力されるPCM変調された文字
データ(以下、単にPCM文字データという)eは記録
再生系217に供給される。このPCM文字データeを
文字データc1に対応してe、とする。これと同時に、
入力端子203からのデータ期間信号d、はシステムコ
ントローラ回路229に供給され、この結果、データ期
間信号d、の期間、記録再生系217はアフレコモード
に設定され、PCM文字データe1は、第5図に示すオ
ーバラップ期間のエリアA゛およびA”′に記録される
このようにして、文字データCIのアフレコが行なわれ
るが、このアフレコの完了後、この文字データc1をス
ーパーインポーズしたい画面がブラウン管513に映出
されると、切替スイッチ225をA側に閉じる。この文
字データC5をブラウン管513に表示しておきたい期
間は、切替スイッチ225をA側に閉じてお(期間で決
まる。したがって、記録再生系217から再生された映
像信号aの期間1.だけ文字データC3を表示したいと
きには、この期間t1だけ切替スイッチ225をA側に
閉じておけばよい。
切替スイッチ225が期間t1だけA側に閉じると、こ
の期間t、だけ電圧源228から切替スイッチ225、
端子223bを介して“H″の電圧b(この電圧を文字
データC4に対応させてblとする)がディジタルデー
タ記録処理回路216に供給され、文字データC3のブ
ラウン管513での表示期間t、を表わす表示期間信号
e、″が、記録再生糸217に供給される。記録再生系
217はこの表示期間信号e 、 lが供給される期間
もアフレコモードに設定され、表示期間信号e)、も第
5図のエリアA′およびA”に記録される。
以上のようにして、文字データc、とこれに対する表示
期間信号e 、 lとが記録される。
さらに、映像信号aの期間j!+j3に他の文字データ
c!+C3をスーパーインポーズしたい場合には、表示
期間信号b1の記録後、再び切替スイッチ224をA側
に閉じて、上記と同様に、文字データC2の発生と記録
を行ない、次いで、ブラウン管513の映出カラー映像
の監視のもとに、期間t2だけ切替スイッチ225をA
側に閉じて、上記と同様に、文字データC2に対する電
圧b2の発生およびこれを時間軸圧縮した表示期間信号
e2゛の記録を行なうことにより、文字信号C2とその
表示期間信号の記録を行なうことができる。
同様の操作により、文字データc3とこれを表示する期
間t3を表わす表示期間との記録が行なわれる。
次に、以上のように文字データがアフレコされた磁気テ
ープの再生について説明する。
この場合には、切替スイッチ226のみがA側に閉じ、
記録再生系217は再生モードに設定される。
第5図に示したトラックA I+ A z + A s
 + A a +・−・・・のエリアA″から再生され
た映像信号a゛、また音声信号は、先に説明したように
、映像モニタ部500と音声モニタ部400に供給され
、ブラウン管513でカラー映像が映出されるとともに
、スピーカ403で音声が再生される。
一方、第5図に示したトラックAi+Az+Az+A4
゜・・・のエリアA′およびA”からの再生信号はディ
ジタルデータ再生処理回路219に供給されてその一部
fは表示期間検出回路230と文字データ期間検出回路
231にも供給される。
そこで、文字データ期間検出回路231が入力信号fか
ら文字データc、に対する文字データf。
が検出されると、この文字データf、を表わすデータ期
間信号g(以下、これをg、とする)を出力する。この
データ期間信号g1は、出力端子214、入力端子60
1を介して文字画像発生部600の制御回路608に供
給される。このために、文字データf、はディジタルデ
ータ再生処理回路219から増幅器232に供給され、
そこで増幅された後、出力端子213、入力端子602
を介して文字画像発生部600のメモリ回路610に供
給される。
文字画像発生部600においては、入力端子604を介
して映像モニタ部500から供給されるテレビジョン信
号より、同期回路609で同期信号が分離され、この同
期信号にもとづく読出し用クロックが、制御回路608
により、メモリ回路610に供給されてメモリ回路61
0は読出しモードに設定されている。
しかし、制御回路608にデータ期間信号g1が供給さ
れると、制御回路608はメモリ回路610をデータ期
間信号gIの期間書込みモードに設定し、入力端子60
2から供給される文字データf。
がメモリ回路610に書き込まれる。文字データf、の
書込みが完了すると、制御回路608はメモリ回路61
0を再び読出しモードに設定し、この結果、メモリ回路
610から再生された映像信号a°のフィールド毎に繰
り返し文字データf。
が続出される。このフィールド毎の読出しの同期は、同
期回路609で分離された同期信号によって行なわれる
このとき、開閉スイッチ611は開いているために、メ
モリ回路610から読出される文字データf、は後段の
回路に伝達されない。
その後、表示期間検出回路230が入力信号fから文字
データf、を表示する期間1.を表わす表示期間信号f
、1 を検出すると、これを整形した表示期間信号h(
この信号を文字データf1に対応させてり、とする)を
出力する。この表示期間信号り、の期間は1.であり、
記録再生部200の出力端子212から文字画像発生部
600の入力端子603を介して開閉スイッチ611に
供給される。この結果、開閉スイッチ611は表示期間
信号り、の期間t1で閉じ、その期間、メモリ回路61
0から読み出された文字データf、は開閉スイッチ61
1を介してエンコーダ612に供給される。
エンコーダ612では、文字データf、からR2O,B
の原色信号が形成され、夫々文字画像発生部600の出
力端子605,606.607から映像モニタ部500
の入力端子502,503゜504を介して加算回路5
10,511,512に供給される。そこで、エンコー
ダ612からの文字データf、に対する原色信号はマト
リクス回路509からの映像信号a°に対する原色信号
と加算され、得られた合成信号iはブラウン管513に
供給される。したがって、ブラウン管513には、テレ
ビジョン番組のカラー映像にタイトルなどの文字データ
c1がスーパーインポーズされた画面が期間t、たけ映
出される。
文字データC!+ C3についても同様であり、文字デ
ータ期間検出回路231が入力信号fから文字データf
、、f、を検出すると、これら文字データf、、f、が
メモリ回路610に書込まれ、表示期間検出回路230
が入力信号fから表示期間信号f2°、f、゛を検出す
ると、表示期間信号り、、h。
によって開閉スイッチ611が閉じられ、ブラウン管5
13に夫々テレビジョン番組のカラー映像にスーパーイ
ンポーズされて文字データC!+C3が表示される。
以上のようにして、文字データのアフレコと文字データ
の表示が行なわれるが、このアフレコに際しては、第5
図に示すエリアA”の消去は行なわれないから、既に記
録されている映像信号や音声信号の欠落は生ずることが
ない。そこで、図示しないが、適当な手段によって表示
期間検出回路230および文字データ期間検出回路23
1を再生モード時非作動状態に設定することにより、ブ
ラウン管513にテレビジョン番組のカラー映像のみを
完全に映出させることもできる。
以上の説明より明らかなように、本実施例によれば、記
録済テープの映像信号を消去することなく、タイトルな
ど文字データをアフレコで記録することができる。前述
の説明では、アフレコする信号が文字信号であることを
前提としたが、これに限定するものでな(、例えば画像
信号であっても同様の効果が得られる。
また、2台のVTRを接続していわゆるダビングを行な
う場合に、第1図の構成を用いてダビング用の制御信号
をアフレコするのに適用することもできる。例えば、オ
リジナルテープの複写不要範囲を示す制御信号を該オリ
ジナルテープの不要範囲の始めのトラックと終りのトラ
ックのオーバラップ部にアフレコし、ダビングの際に、
この制御信号により前記不要範囲でダビングテープの走
行を一時停止したりオリジナルテープを早送りしたりす
ることができる。
〔発明の効果〕
以上実施例により詳述したように、本発明によれば、通
常の家庭用の磁気記録再生装置の短いオーバラップ部分
を利用して、記録済みの磁気テープに記録されている第
1信号の映像信号を消去あるいは劣化させることな(そ
っくり残したままで、タイトル文字等の画像信号やアフ
レコ信号等の第2(8号をアフレコ的に付加して記録し
再生分離することができる。しかも、オーバラップ期間
が短い家庭用磁気記録再生装置であるにもかかわらず、
このオーバラップ部分を各トラックの始端部と終端部の
双方に設け、双方のオーバラップ部分に第2信号を並列
的に重複して記録し再生するようにしたので、互換再生
時等において、磁気テープ上の磁気ヘッド位置に対する
磁気ヘッドの切換タイミングが前後にずれることがあっ
ても、第1信号とインサートされた第2信号を失うこと
なく常に確実に記録再生分離できる効果を奏する。また
、第2信号がタイトル文字等の画像情報の場合には、第
1信号の映像信号をそっくり残したままで、再生時にそ
の映出画面上にタイトルなどの付加的画像情報を任意に
スーパーインポーズして表示できる等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の構成を
示すブロック図、第2図と第3図は本発明の磁気記録再
生装置に用いる磁気テープ案内シリンダと磁気テープの
機械的配置を説明する概念図、第4図はオーバラップ記
録方式による磁気テープのトラックパターン図、第5図
は本発明の実施例によるトラックパターン図、第6図と
第7図は第1図の各部信号のタイミングチャート、第8
図は第1図のノイズ除去回路の構成を示すブロック図、
第9図と第10図は第8図の動作を説明するタイミング
チャート、第11図は本発明の実施例のインサート機能
付磁気記録再生装置の構成を示すブロック図、第12図
は第11図のチーフタレコーディング時の各部の信号の
タイミングチャートである。 1−・・・・磁気テープ、2,3−・・−・・磁気記録
再生ヘッド、200−・・・・−記録再生部、201−
・−・・・映像信号(第1信号)入力端子、203・・
・・−・−文字情報(第2信号)入力端子、216−−
−−−−・ディジタルデータ記録処理回路、217・−
・・・記録再生系、219・−・−ディジタルデータ再
生処理回路、223〜227操作スイッチ、230・・
・−・・表示期間検出回路、231・・−・・−・文字
データ期間検出回路、300・−・・・−・文字データ
発生部、304・−−−−−一文字データ発生回路、S
 OO−・−映像モニタ部、600−・−一−−一文字
画像発生部、A I、 A 2. A 3. A 4.
−−−−−・−トラック、A゛・−・・・−第1領域、
A”−・−第2領域、A1−・−・第3領域、α、β−
・−−−一−オーバラップ角。 第2図     第3図 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の磁気記録再生ヘッドを取付けた回転ヘッド
    装置により、相次ぐ2個の磁気記録再生ヘッドが同時に
    磁気テープに接触する短いオーバラップ期間に相当する
    領域を次つぎのトラックの始端部と終端部に含むように
    して順次トラックを走査する磁気記録再生装置において
    、各トラックの前記始端部と終端部のオーバラップ期間
    を除いた期間に相当する中間部の第2領域に第1信号と
    して映像信号を記録する手段と、前記第1信号の記録後
    に前記オーバラップ期間に相当する始端部の第1領域と
    終端部の第3領域とに前記第1信号とは別の第2信号を
    並列的に重複して記録する手段と、前記第2領域の第1
    信号を再生すると共に前記第1領域又は第3領域の少く
    ともいずれか一方に記録された第2信号を再生する手段
    と、再生された第1信号及び第2信号を分離する手段と
    を備える磁気記録再生装置。
  2. (2)前記第2信号は文字図形等の画像信号であつて、
    再生分離された第2信号の画像信号を前記第1信号の映
    像信号中に所定期間スーパインポーズする手段を更に備
    える特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置。
  3. (3)前記第2信号はダビング用の制御信号である特許
    請求の範囲第2項記載の磁気記録再生装置。
JP62129964A 1987-05-28 1987-05-28 磁気記録再生装置 Pending JPS63296485A (ja)

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