JPS63295762A - 異方導電性無電解メツキ不織布の製造法 - Google Patents

異方導電性無電解メツキ不織布の製造法

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JPS63295762A
JPS63295762A JP13294887A JP13294887A JPS63295762A JP S63295762 A JPS63295762 A JP S63295762A JP 13294887 A JP13294887 A JP 13294887A JP 13294887 A JP13294887 A JP 13294887A JP S63295762 A JPS63295762 A JP S63295762A
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JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
electroless plating
production
palladium
anisotropic conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP13294887A
Other languages
English (en)
Inventor
幸道 中尾
帰山 享二
山内 愛造
四谷 輝久
二宮 山人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Polymer Industries Co Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Fuji Polymer Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology, Fuji Polymer Industries Co Ltd filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP13294887A priority Critical patent/JPS63295762A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は異方導電性無電解メッキ不織布の製造に関し、
詳しくはパラジウムオルガノゾルを用いてナイロン系ま
たはピニロン系不織布に、ニッケル、銅、コバルトおよ
び銀から選ばれる金属を無電解メッキする異方導電性不
織布の製造に関する。
本発明に係る異方導電性不織布の主な用途は、電子機器
−17)l−6,インチやキーボード、各種感圧センサ
ー、電子回路のコネクター等である。
〔従来技術〕
導電性不織布を得るために、不織布に無電解メッキを行
なうことは、例えば特開昭61−227175号公報お
よび「機能を持つ紙をつくる紙への金属メッキJ (T
RIGGER,85−11,56頁)などに記載され広
く知られているが、異方導電性を有する無電解メッキ不
織布の製造については知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
不織布に無電解金属メッキを行なう場合、通常得られる
導電性不織布は等方導電性を有しており、異方性を示さ
ない。
異方導電性無電解メッキ不織布の製造について鋭意研究
した結果、無電解メッキ条件と特定の材質を有する不織
布との組合わせにより、容易に異方導電性不織布が得ら
れることを見出して、本発明に至ったものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は異方導電性不織布メッキ不織布の製造において
、パラジウムオルガノゾルを用いてパラジウムを吸着さ
せたナイロン系またはピニロン系不織布に、アルカリ性
無電解メッキ浴中でニッケル、銅、コバルトおよヒ銀カ
ら選ばれる金属を無電解メッキすることを特徴とする。
上記パラジウムオルガノゾルの製造は、特に限定される
ものではなく、一般にはパラジウム塩、例えば塩化パラ
ジウムの水溶液に、還元剤および安定剤を加えて調整さ
れる。
還元剤としては、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ
素カリウム、ジメチルボラン、次亜リン酸ナトリウム、
次亜リン酸カリウム、ヒドラジンなどが用いられる。ま
た安定剤としては、ステアリルトリメチルアンモニウム
クロライド、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ポリエチレングリコール−P−/ニルフェニルエーテル
などの界面活性剤またはポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリ水溶液中での濃度としては、上記パラジウム
塩は0.1〜5mm0′/安定剤はo、oos〜+%の
範囲が好ましく、また還元剤はパラジウム塩に対し好ま
しくは2〜4倍モルの範囲で用いられる0 本発明における無電解メッキ浴の製造は、□金属塩、錯
化剤、還元剤、PH調節剤、PH緩衝剤、安定剤、改良
剤など公知の組合わせの中から、アルカリ性無電解メッ
キ浴になるものを適宜選択して調整される(無電解めっ
き神戸徳蔵著 槙書店発行、めっき教本 電気鍍金研究
会編 日刊工業新聞社発行)0本発明で用いられる不織
布としては、ナイロン系またはピニロン系不織布であり
、ポリエステル系不織布では異方導電性が得られない。
〔作用〕
不織布表面におけるパラジウムの吸着状態が不織布の材
質によって異なり、ナイロン系およびピニロン系不織布
ではパラジウム吸着のて現われ、その結果異方導電性を
示すものと思われるが、くわしい機構については不明で
ある。
実施例1〜3、比較例1〜3 パラジウムオルガノゾルの製造 無水塩化パラジウム50μmolを塩化ナトリウム25
0 )tmo lを含む水95mI!に溶解し、激しく
攪拌しながらこれに水素化ホウ素ナトリウム20(14
molの水溶液5mlを滴下すると、溶液の色が黒褐色
に急変し、均一透明なパラジウムヒドロシルが得られた
。このパラジウムヒドロシルのうちI Omlをとり、
これにポリエチレングリコールモノステアレート(ポリ
エチレングリコール部分の重合度:10)IOmyを加
えて溶解させた。次いで常圧下に加熱して蒸発乾固した
後、固体残渣にトルエン10m1を加えて溶解させ、少
量の不溶白色固体をデカンテーションにより除いて、黒
褐色透明なパラジウムオルガノゾルt″へ〒寺 ニッケル無電解メ・ツキ浴の製造 塩化ニッケル0.1mol!、1mo/のアンモニア水
および次亜リン酸ナトリウムO,1mofを水に溶解し
て全容11!とじ、該溶液に濃塩酸を加えてPH8,9
に調整した。
上記パラジウムオルガノゾルに、下記不織布を室温2分
間浸漬し、トルエン溶液中で軽く洗滌後、110℃の温
風乾燥機で5分間乾燥した。この乾燥した不織布を、上
記ニッケル無電解メッキ浴に60’C,2分間浸漬して
無電解メッキを行なった。
得られた無電解メッキ不織布を充分水洗し乾燥して、表
面抵抗およびテスターによる導電性を調べた。結果を第
1表に示す。
第  1  表 実施例4、比較例4 銅無電解メッキ浴の製造 A液:塩化鋼0.18mol!を水500m1!に溶解
した。
B液:ロツシエル塩0.61mo77と水酸化ナトリウ
ム1.25mQj’ を水soomI!に溶解した。
上記A液とB液を同容積混合し、37チホルマリン水溶
液を混合液に対して10%添加して調製した。
実施例1〜3において、ニッケル無電解メッキ浴の代り
に上記銀無電解メッキ浴に常は、6分間浸漬してピニロ
ン不織布に無電解メッキを行なう以外は、同様の操作を
行なった。なお比較例4として、ポリエステル不織布を
用いて同様の操作を行なった。
結果を第2表に示す。
実施例5、比較例5 銀無電解メッキ浴の製造 A液:硝酸銀0.12m0I!とアンモニア水適量を水
Ieに溶解した。
B液:ロッシェル塩o、ssm□zを水IJに溶解した
上記A液とB液を同容積混合して調整した。
実施例1〜3において、ニッケル無電解メッキ浴の代り
に上記銀無電解メッキ浴に常温にてt、−s、y2浸漬
してビ=・ン不織布に無1さ、。
電解メッキを行なう以外は、同様の操作を行なった。な
お比較例5として、ポリエステル不織布を用いて同様の
操作を行なった。
結果を第2表に示す。
第  2  表 第1表および第2表よシ明らかな如く、ナイロンおよび
ピニロン不織布については異方導電性無電解メッキ不織
布が得られたが、ポリエステル不織布からは異方導電性
は得られなかった。また紙についても同様な処理を行な
なお、本発明によ、る異方導電性無電解メッキ不織布は
殆んどの場合感圧性を示す。
〔発明の効果〕
本発明による異方導電性無電解メッキ不織布は、ナイロ
ン系およびピニロン系不織布を用いた場合に現われる特
異な電気特性であり、その異方導電性を利用することに
より数多くの用途への適用が期待される。また製造がき
わめて容易であり、工業的メリットも大きい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パラジウムオルガノゾルを用いてパラジウムを吸着させ
    たナイロン系またはピニロン系不織布に、アルカリ性無
    電解メッキ浴中でニッケル、銅、コバルトおよび銀から
    選ばれる金属を無電解メッキすることを特徴とする異方
    導電性無電解メッキ不織布の製造法。
JP13294887A 1987-05-28 1987-05-28 異方導電性無電解メツキ不織布の製造法 Pending JPS63295762A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5316837A (en) * 1993-03-09 1994-05-31 Kimberly-Clark Corporation Stretchable metallized nonwoven web of non-elastomeric thermoplastic polymer fibers and process to make the same
US5599585A (en) * 1992-03-12 1997-02-04 Kimberly-Clark Corporation Process to make an elastomeric metallized fabric

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61207667A (ja) * 1985-03-06 1986-09-16 工業技術院長 金属めつきされた繊維成形物の製造方法

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