JPS6329561B2 - - Google Patents

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JPS6329561B2
JPS6329561B2 JP58027831A JP2783183A JPS6329561B2 JP S6329561 B2 JPS6329561 B2 JP S6329561B2 JP 58027831 A JP58027831 A JP 58027831A JP 2783183 A JP2783183 A JP 2783183A JP S6329561 B2 JPS6329561 B2 JP S6329561B2
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JP
Japan
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formula
surfactant
water
phosphoric acid
composition
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Application number
JP58027831A
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JPS58156303A (ja
Inventor
Rantsu Andore
Matai Anrii
Deyupui Jeraru
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Arkema France SA
Original Assignee
Atochem SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Atochem SA filed Critical Atochem SA
Publication of JPS58156303A publication Critical patent/JPS58156303A/ja
Publication of JPS6329561B2 publication Critical patent/JPS6329561B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G5/00Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
    • C23G5/02Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
    • C23G5/028Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents containing halogenated hydrocarbons
    • C23G5/02809Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents containing halogenated hydrocarbons containing chlorine and fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
    • C03C23/0085Drying; Dehydroxylation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/18Materials not provided for elsewhere for application to surfaces to minimize adherence of ice, mist or water thereto; Thawing or antifreeze materials for application to surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B5/00Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
    • F26B5/005Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by dipping them into or mixing them with a chemical liquid, e.g. organic; chemical, e.g. organic, dewatering aids

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、湿つた表面に見い出される水を除去
するための組成物に関する。 ある種の湿つた表面から、これらの表面を場合
により表面活性剤を含有する水不溶性の高濃度の
有機液体と接触させることにより水を除去できる
ことは公知である。この場合、上記の処理を行う
目的は、水と置換し、且つ水を液体の表面に浮上
させることである。有機液体は、例えばスプレ
ー、ブラシ塗り、散布あるいは被処理表面の液体
中への浸漬によつて被処理表面に接触させられ
る。大部分の工業的装置で使用される方法である
最後の方法では、液体の浴を沸とうさせるか、機
械的手段によるか、あるいは超音波手段で液体の
浴を撹拌するのが望ましい。 処理物品の表面からの水と置換するのに通常使
用されているフツ素化溶剤、すなわち、通常使用
されている脱水溶剤は、1種またはそれ以上の表
面活性剤を含有している1,1,2―トリクロロ
―1,2,2―トリフルオロエタンである。一般
的には、0.01〜1重量%の程度の濃度の表面活性
剤を使用するのが好ましい。従来技術では、表面
活性剤を含有している濃厚な液体と水との置換
は、脱水すべき表面に表面活性剤を吸着させて、
上記表面を水で湿潤させない様にすることによつ
て行われることを教示している。次に、水を水滴
の状態で集め、この水滴を液の表面に上昇させ且
つ分離できる水層を形成させる。 フランス特許第1541592号明細書には、連続的
に脱水する方法と装置とが記載されており、この
方法は、目的物を浴中の乱流領域中に浸漬するこ
とにより、目的物を脱水液体と接触させ、置換し
た水を、同じ浴中の静止領域中で置換液体の表面
に浮上させ、次いで、置換した水を脱水液体から
分離することから成る。この方法で使用する脱水
溶剤は、フランス特許第1515393号明細書に記載
されており、これはモノおよびジアルキルホスフ
エートからなる混合物を飽和脂肪族アミンで中和
して得られる表面活性剤、特に、2―エチル―ヘ
キシルアミンのオクチルホスフエートを0.5〜3
重量%の含有する1,1,2―トリクロロ―トリ
フルオロエタンからなる。しかしながら、この水
置換用液体は、完全に満足できるものではなく、
従つていろいろな他のタイプの表面活性剤が提案
されている。例えば、フランス特許第2040733号
明細書には、N―オレイルプロピレンジアミンジ
オレエートタイプのアミン塩を表面活性剤として
使用することが記載されており、またフランス特
許第2205562号明細書には、ジオレイル―オレイ
ルアミドプロピレンアミドタイプのジアミドを使
用することが記載されている。フランス特許第
2217045号明細書には、イミダゾリンから誘導さ
れたカチオン表面活性剤の使用が記載されてい
る。これらの三種のタイプの表面活性剤を含有す
る組成物は、乾燥状態に関しては満足できる結果
を与えるが、これらの組成物は、水と混合した時
にエマルジヨンを形成するという欠点があり更に
このようなエマルジヨンを2相に分離することは
困難であり、且つ作業に非常に長時間を要する。
このため、その実際的な有用性は著しく低く、特
に、脱水剤組成物を再循環する方法で連続的に乾
燥する方法の場合は特に著しい。 脱水剤組成物としては、特に下記の三つの基準
を満足させるものが好ましい: (1) 脱水剤組成物は、色々な種類の目的物を有効
に乾燥できるものであるべきである。同様に、
金属製品、ガラスや耐火材料の表面、あるいは
宝石またはこれらの組成物で攻撃されないプラ
スチツクにも同様に適しているべきである。水
の除去すなわち置換はできるだけ早くかつ完全
であるべきである。 (2) 脱水剤組成物は、水と接触した時にエマルジ
ヨンを形成するべきではなく、もし、エマルジ
ヨンを形成する場合は、形成されたエマルジヨ
ンは容易に且つ急速に2相に分離できなければ
ならない。この基準は非常に重要である。それ
は、2相に分離するのが困難であるエマルジヨ
ンが形成された場合は、乾燥処理中の水層の除
去が非常に困難となり、且つ脱水剤組成物の幾
分かが、捕捉された水中で乳化することになる
からである。 (3) 脱水剤組成物が、操作中に能力低下しない様
にするためには、表面活性剤が水によつて抽出
されないこと、あるいはそのような抽出が非常
に微かであることが非常に重要である。従つ
て、表面活性剤は、水に対するよりもハロゲン
化溶剤に対してより大なる親和性を有するもの
でなければならない。 米国特許第4182687号明細書には、これらの三
条件を満足する脱水剤組成物が記載されている。
この組成物は、式 (但し、上記式中のmは2または3であり、nは
1または2であり、m+nは4であり、Rは
C6〜18のアルキル基であり、R′はC1〜2のアルキル
基である)で表わされるカチオン部分を有する表
面活性剤を含有するフルオロクロロカーボン、事
実上は主として1,1,2―トリクロロ―1,
2,2―トリフルオロエタンから成つている。 上記表面活性剤のアニオン部分は、種々変化さ
せることができるが、上記特許の発明者は、アニ
オン部分の大きさとmおよびnの値、すなわちカ
チオン部分の大きさとの間には相関々係があるこ
とを見い出している。アニオンとしては、各種の
もの、例えばハライド、アルキルホスフエート、
アルキルカルボキシレート、アルキルまたはアリ
ールスルホネート、アルキルサルフエートあるい
はスルホサクシネートを使用することができる
が、最良の結果は、モノ―およびジアルキルホス
フエートにより得られる。また、水と置換する性
質が、カチオンおよびアニオンのいずれの組合せ
に対しても一般的に良好である場合であつても、
水による表面活性剤の抽出に対して良好な耐久性
をも有し、且つ使用したときにエマルジヨンを形
成しない組成物は、カチオンとアニオンとのある
種の組合せにより得ることができることも示され
ている。すなわち、上述の特許明細書における好
ましいアニオン、すなわち、モノ―およびジアル
キルホスフエートの混合物
【式】
【式】 の場合には、m=3のときはR″基はC1〜18のアル
キル基であり、またm=2のときはC8〜18のアル
キル基である。上記特許明細書中で好ましい製品
である記載されている組成物は、式 および で表わされる表面活性剤を含有する組成物であ
り、且つこの特許明細書の多くの実施例には、同
じ第4級アンモニウムあるいは同じタイプの第4
級アンモニウム(m=2)のヘキシルスルホネー
ト(実施例27)またはブチルホスフエート(実施
例26、28、32)は、組成物が水により、2相に分
離するのが非常に困難であるエマルジヨンを形成
するために、使用することができないと記載され
ている。 上記特許明細書に記載された組成物中で最も特
定的に使用されている表面活性剤は、工業的には
容易には入手できないものであるので、該特許の
発明者は、これらの表面活性剤を市販の製品から
その場で下記式に従つて形成することができると
述べている。 かくして、化学量論量の第4級アンモニウム塩
酸塩、オクチルホスフエートおよびオクチルアミ
ンを含有する組成物は、第4級アンモニウムオク
チルホスフエートのみを含有する組成物と、乾燥
工程中に同一の結果を与える。 上述の米国特許明細書に記載された方法に従つ
て、これらの第4級アンモニウムアルキルホスフ
エートを調製する方法、すなわち、 (上記式中のpは1〜2の値である)を更に詳細
に研究することによつて、本発明者は、このよう
にして調製した表面活性剤を含有する脱水剤組成
物の最終的な性質は、アミンRNH2の種類に
依存していることを見い出した。従つて、表面活
性剤を、フツ素化アミン (式中のRFはパーフツ素化脂肪族鎖を表わし、
且つXは2価の結合基を表わす)を使用して調製
した場合は、最終組成物の乾燥性能は、表面活性
剤を上記米国特許明細書に記載の方法において使
用されているオクチルアミンの如き通常の脂肪族
アミンを使用して調製した場合に得られる性能と
非常に類似しているが、水による抽出可能性およ
び特に水による乳化性が改良されることを見い出
した。 本発明は、水と共に安定なエマルジヨンを形成
することがない脱水剤組成物に関し、該組成物
は、周囲温度で液体であるクロロフルオロカーボ
ン、好ましくは、1,1,2―トリクロロ―1,
2,2―トリフルオロエタン、と、下記のごとき
表面活性剤、すなわち、式: (式中のRはC6〜18のアルキル基であり、R′は
C1〜2のアルキル基である)で表わされるカチオン
部分と、アニオン部分として式:
【式】または
【式】 で表わされるアルキルホスフエートまたはこれら
2種のアルキルホスフエートの混合物、すなわち
(式中のpは1〜2の数であり、R″はC1〜18のア
ルキル基である)で表わされるアルキルホスフエ
ートとを有する表面活性剤とから本質的に成る。
本発明の表面活性剤組成物は、第4級アンモニウ
ム塩酸塩
【式】とアルキルリン酸(R″O)p (HO)2-pPO2Hとを式 (式中のRFは直鎖状または分枝鎖状パーフツ素
化鎖CqF2q+1(式中のqは2〜20の整数である)で
あり、Xは、ハロゲン化されていないか又は部分
的にハロゲン化されている2価の結合基であり、
且つR1とR2は水素原子、アルキル基またはヒド
ロキシアルキル基を表わす)で表わされるフツ素
化アミンの存在下で反応させることにより得られ
たものであることを特徴とする。使用されるアミ
ンは第1級、第2級あるいは第3級アミンであ
り、それらの例としては(限定的なものではな
く)、下記のものがあげられる。 RFC2H4NH2 RFC2H4N(C2H52 RFCF=CH−CH2N(C2H52 RFC2H4NHC2H4OH RFCF=CH−CH2NHC2H4OH RFC2H4N(C2H4OH)2 RFCF=CHCH2N(C2H4OH)2 RFC2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32 RFC2H4CONHCH2CH2CH2N(CH32 RFSO2NHCH2CH2CH2N(CH32 RFCONHCH2CH2CH2N(CH32 これらのアミンは、例えば、フランス特許第
1532284号、同第1588865号、同第2102753号、同
第2088594号または同第2086904号明細書、あるい
は、米国特許第2764202号または同第2759019号明
細書に記載された公知の方法によつて調製するこ
とができる。本発明による好ましいアミンは、下
記式の化合物である。 RFC2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32 RFC2H4CONHCH2CH2CH2N(CH32 本発明による酸性アルキルホスフエートは、好
ましくは、式:
【式】
【式】 (式中のR″はC1〜18のアルキル基を表わす)のモ
ノアルキルリン酸とジアルキルリン酸との混合物
から成る市販の製品である。上記2種の酸の重量
比は、一般的には60/40〜40/60の間である。本発
明で使用するのに好ましいアルキルホスフエート
は、R″がブチル、ヘキシル、エチルヘキシル、
オクチルまたはトリデシル基である混合塩であ
る。 本発明の方法で使用することができる第4級ア
ンモニウムクロライド、すなわち、 (式中のRはC6〜18のアルキル基であり、R′は
C1〜2のアルキル基である)も市場から入手でき、
且つ特に好ましい製品は、R′がメチル基でRが
C12H25またはC18H37のものである。 事実、上記の市販製品は一般的には脂肪酸から
得られるものであり、且つこれらの場合には、そ
れらは種々の同族体の混合物であり、その組成は
使用した原料によつて変化する。例えば、ピアレ
フイツト―オーベイ(Pierrefitte―Auby)社か
らNORAMIUM M2CおよびNORAMIUM M2
SHの商品名で式 で表わされるかつその脂肪鎖の重量組成が下記の
通りである製品が市販されている:
【表】 これらの製品は、本発明で使用するのに極めて
適している。 三成分、すなわち第4級アンモニウムクロライ
ド、アルキルリン酸およびフツ素化アミンをクロ
ロフルオロカーボン中で混合して、表面活性剤組
成物を調製する過程においては、フツ素化アミン
の塩酸塩が若干生成し、該塩は、その媒体に対す
る溶解度に応じて溶解状態を保持するか、あるい
は部分的に沈澱する。不溶性塩酸塩を生じるフツ
素化アミンの場合は、得られる混合物は脱水にそ
のまま使用することができる。この場合は、アミ
ン塩酸塩は、乾燥処理中に水に溶解することによ
り徐々に除去される。しかしながら、生成した塩
酸塩は、例えば過によつて除去して、完全に均
一な脱水剤組成物が得られるようにするのが望ま
しい。媒体中で沈澱したアミンの塩酸塩あるいは
アミン塩酸塩の一部の過は、必要量の表面活性
剤を含有している最終脱水剤組成物について行う
ことができ従つてこの組成物は過後直接乾燥処
理に使用することができる。また、不溶性アミン
塩酸塩の除去は、表面活性剤組成物の濃厚溶液に
ついて行うことも好ましく、この場合、最終脱水
剤溶液は濃厚な過溶液をクロロフルオロカーボ
ンで稀釈することにより得ることができる。従つ
て、例えば、10〜30%の表面活性剤組成物、すな
わち、第4級アンモニウム塩酸塩、アルキルリン
酸(あるいはその混合物)およびフツ素化アミン
の混合物を含有する1,1,2―トリクロロ―ト
リフルオロエタンから成る組成物を調製すること
が可能である。数時間放置した後、溶液を過す
ることができ、この方法でアミン塩酸塩が得られ
る。その量はフツ素化アミンの種類に本質的に依
存している。例えば式: C6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32 のアミンの場合は、アミン塩酸塩の理論量の約50
%が過によつて回収することができ、また式: C8F17C2H4N(C2H4OH)2 のアミンの場合は、塩酸塩はすべて溶液中に残
る。アミン塩酸塩を過により分離した後、その
溶液をトリクロロトリフルオロエタンで稀釈する
ことによつて、表面活性剤の濃度を脱水操作に必
要とされる濃度にすることができる。濃厚溶液を
稀釈することによつて、乾燥操作に使用すること
ができる完全に均一な液体組成物を得ることがで
きる。 クロロフルオロカーボン中に溶解し、且つ良好
な乾燥性能を与える表面活性剤の量は、非常に少
量であり得る。一般的には、クロロフルオロカー
ボン1あたり0.05〜5g、好ましくは0.1〜2.5
g/の表面活性剤を含有させる。 本発明の脱水剤組成物の有効性は、工業的な乾
燥機械中でのこれらの組成物の挙動の幾つかをテ
ストすることにより決定することができる。これ
らのテストは次の通りである。 ―焼結ガラス上での乾燥テスト ―乳化テスト ―水による抽出性テスト これらのいろいろなテストに使用する方法は次
のとおりである。 (1) 焼結ガラス上での乾燥テスト 重量3.2gの焼結ガラスのカプセルをスルホ
クロム酸混合物を用いて完全に清浄化し、次い
で水中で洗浄し、乾燥する。次にカプセルを蒸
留水中に1/4時間浸漬し、次いで環流温度に保
持した50mlの脱水剤組成物中に4分間沈める。
次にカプセルを50mlの無水メタノール中に1/2
時間浸漬する。カプセルの浸漬の前後のメタノ
ール中の水分を(カール フイツシヤー法によ
り)測定することによつて、乾燥によつて除去
されなかつた水の量を求めることができる。こ
の種の乾燥テストを、表面活性剤を含有してな
いトリフロロトリクロロエタンで行うと、処理
によつて除去されなかつた水の量は約400〜450
mgである。本発明の組成物による結果は実施例
で示すが、その結果は僅かに約30〜50mgの水が
焼結ガラス上に残るのみである。 (2) 乳化テスト 50mlの脱水剤組成物を計量試験管中で20mlの
水と共に30秒間激しく撹拌する。生じたエマル
ジヨンを放置して、それを2相に分離させ、完
全に透明な2相の容積を時間の関係を記録す
る。しかして、このテストによりエマルジヨン
が2相に分かれる速度を求めることができ、ま
たどの相(水相または有機相)が最も容易に分
離するかをチエツクすることができる。 (3) 抽出性テスト 0.5重量%の表面活性剤を含有する200mlの脱
水剤組成物を、20mlの蒸留水で2回処理し、そ
の間にデカンテーシヨンを完全に行わせるのに
十分な時間を設ける。残つた組成物を蒸発さ
せ、且つ70℃で24時間乾燥後残渣の重量を測定
することによつて、水による抽出後の組成物中
の表面活性剤の量を求める。対照テストとの比
較、すなわち、水で洗浄しなかつた同一の組成
物中の乾燥抽出物を測定することによつて、水
により抽出された表面活性剤のパーセントを求
めることができる。 本発明の組成物の脱水効率、すなわち、処理対
象物の表面からの水と置換するその能力はすぐれ
たものであり、且つ該組成物の製造方法には依存
しない。0.1g/以下という非常に少量の表面
活性剤であつても、非常に有効である。特に、第
4級アンモニウムアルキルホスフエートに基づく
組成物は、大部分の工業用脱水プラントで広く使
用されているアミンアルキルホスフエートに基づ
く組成物よりも非常にすぐれた性能を有してい
る。この後者のタイプの表面活性剤は乾燥性能は
劣つているが、生成するエマルジヨンが非常に容
易に2相に分離するという利点を有しており、こ
のような利点のため、従来工業的に利用されてい
る。これに対し本発明方法により調製した表面活
性剤組成物は、良好な脱水作用、低い水による抽
出性および低い乳化性を併有している。 本発明による表面活性剤組成物は、一般的に
は、溶剤1あたり0.05〜5g、好ましくは0.1
〜1gの表面活性剤の濃度で使用する。表面活性
剤は、第4級アンモニウムクロライド、アルキル
リン酸およびフツ素化アミンを、好ましくは化学
量論量で混合して調製されるが、これら三種の反
応剤の1種が過剰あるいは不足であつても、脱水
処理には何ら根本的な弊害が生じない。本発明の
脱水剤組成物によつて水を除去することができる
表面は、例えばガラスの如き特定の材料に限定さ
れることはない。これらの組成物は、ガラスの乾
燥に特にすぐれた結果を与えるが、これらの組成
物に攻撃されない固体の不溶性物質のいずれにも
使用することができる。このような物質は、金属
表面、鉄族金属、ステンレススチール、ニツケル
およびその合金、クロムおよびその合金、銅、黄
銅、青銅、カドミウム;銀、金、白金、チタン等
をベースとする金属である。水を除去するために
処理される他の表面としては、例えば、アルミ
ナ、シリカ、マグネシアの如き耐火性材料、例え
ば、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート等のプラスチツクスを包含
する。 次の実施例の目的は、本発明を説明するためで
あつて、本発明を限定するものではない。これら
の実施例は、下記のアルキルリン酸と下記の第4
級アンモニウムクロライドとを用いて行つたもの
である。 この化合物はNORAMIUM M 2Cの名でメ
ツサーズ・ピアレフイツト・オーベイ(Messers
PIERREFITTE―AUBY)から市販されてい
る。上記の市販製品は、イソプロパノール中に75
%の活性物質が含有されているものであり、100
gあたり、0.161当量のクロライドを含有し、且
つ異なる同族体の混合物から成るものである:そ
の脂肪鎖の分布は以下の通りである。 C8 3% C10 6% C12 56% C14 18% C16 10% C18 2% C18 5% これは、NORAMIUM M 2SHの名称でピア
レフイツト−オーベイ(PIERREFITTE―
AUBY)から市販されているものである。該市
販製品は75%の活性物質、100gあたり0.135当量
のクロライドを含有し、且つ下記に相当する脂肪
酸の分布を有している。 C12 0.1% C14 0.9% C16 28% C18 71% ブチルリン酸(C4H9O)1.5(OH)0.5PO2H 使用した製品は、プロデユイ シミク ユージ
ヌ クールマン(Produits Chimiques Ugine
Kuhlmann(PCUK)から市販されており、且つ
次の酸度(acidity)を有している。 強酸度100gあたり0.566当量 弱酸度100gあたり0.276当量 これは、約40%のモノブチルリン酸と60%のジ
ブチルリン酸を含有する混合物に相当する。 オクチルリン酸(C8H17O)1.5(HO)0.5PO2H これは次の酸度を有するPCUKの市販品であ
る。 強酸度100gあたり0.378当量 弱酸度100gあたり0.222当量 これは、47%のモノオクチルリン酸と42%のジ
オクチルリン酸からなる混合物に相当する。 以下の実施例の全てのおいて液体クロロフルオ
ロカーボンとして、1,1,2―トリクロロ―
1,2,2―トリフルオロエタンすなわち
FORANE113(F113)本願出願人の登録商標)を
使用して行つた。 実施例1、2、5および15は、本発明の実施例
ではなく、従来の技術文献に記載の組成物に関す
る。これらの実施例は、本発明による製品の卓抜
性を更に明瞭に示している。 実施例 1 この実施例は、フランス特許第1515393号明細
書で提案された組成物を使用した実施例である。
1g/の2―エチルヘキシルアミンオクチルホ
スフエートを含有するFORANE113(PCUKの登
録商標)の溶液を、1部の2―エチルヘキシルア
ミンと、F113中の2.05部のオクチルリン酸とを1
g/の濃度が得られる様に混合して調製した。
この組成物は、本発明者による三種のテストの過
程で次の結果を与えた。 ―1g/で4分間の乾燥テスト 320mgの水が除去されなかつた。 ―乳化テスト: 1分以内で全部で50mlの下相と20mlの上相
に、両方とも透明な状態で分離した。 ―抽出性テスト: 水により11%の活性剤が抽出された。 実施例 2 この実施例は、米国特許第4182687号明細書に
記載の組成物に関する。61gのNORAMIUM
M2C、26gのオクチルリン酸および12.7gの2―
エチルヘキシルアミンを900gのF113中に溶解す
ることによつて、下記式に相当する表面活性剤を
含有する溶液を調製した。 8.5%の乾燥固形分を含有する上記溶液は、沈
澱を何ら生じなかつた。0.5%および0.85g/
に稀釈して、脱水テストを行つた。 ―0.85g/で4分間の乾燥テスト 30mgの水が除去されなかつた。 ―0.85g/での乳化テスト 時 間 透明相の容積 下相 上相 8min. 44 8 30min. 48 15 60min. 49 18 抽出性テスト: 水で17.5%の活性剤が抽出された。 実施例 3 式: で表わされる表面活性剤(実施例2のものと同
一)を含有する脱水剤組成物を、2―エチルヘキ
シルアミンの代わりに、式: のフツ素化アミンを使用して調製した。これを行
うために、化学量論的量の三つの反応剤、すなわ
ち、9.48gのNORAMIUM M2C、4.04gのオク
チルリン酸および7.83gの を150gのF113中で混合した。 最初の溶液は、かなり急速に曇つた状態とな
り、24時間放置した後、過し、4.8gの白色の
結晶性固体が得られた。この固体はフツ素化アミ
ンの塩酸塩であつた。過により除去された塩酸
塩の量は、使用したフツ素化アミンの57モル%に
相当する。 上記の完全に透明な液は、それ以上の新たな
塩酸塩の析出を生じることなしに稀釈することが
できた。 テストの結果は次の通りであつた。 ―0.85g/(4min.)での乾燥テスト: 27mgの水が除去されなかつた。 ―抽出性テスト: 水により2%の活性剤が抽出された。 ―0.85g/での乳化テスト 時 間 透明な相の容積 下相 上相 3min. 45 10 8min. 49 19 15min. 50 20 実施例 4 8.3gのNORAMIUM M2C、4.03gのオクチ
ルリン酸および7.83gの
C6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32を混合
することによつて、実施例3におけると同様な組
成物を調製した。この組成物は、オクチルリン酸
1モルおよびアミン1モルあたり0.88モルの
NORAMIUM M2Cを含有していた。過する
ことによつて、4.8gのフツ素化アミン塩酸塩が
回収された。 この組成物は次の結果を与えた。 ―0.85g/での乾燥テスト: 27mgの水が除去されなかつた。 ―0.85g/での乳化テスト 時 間 透明相の容積 下相 上相 3min. 40 17 8min. 49 19 15min. 50 20 テスト2、3および4を比較すると、2―エチ
ルヘキシルアミンを式: のアミンにより置き換えた場合、乾燥性それ自体
には何ら影響がなく、しかも表面活性剤が水によ
り抽出される可能性が減少し、かつ特に、形成さ
れたエマルジヨンの2相への分離が著しく改良さ
れることが認められる。 実施例 5 この実施例は、米国特許第4182687号明細書の
方法により調製した式: に相当する表面活性剤を含む組成物に関する。こ
のような組成物はエマルジヨンを形成する傾向が
強いために、上記米国特許の発明の範囲からは除
外されているものである。 この組成物を調製するために、次の量の3成
分、すなわち、9.48gのNORAMIUM M2C、
2.69gのブチルリン酸および1.95gの2―エチル
ヘキシルアミンをF113中で混合した。 0.5%および850mg/に稀釈後、テストを行い
次の結果を得た。 ―0.85g/(4min.)での乾燥テスト: 34mgの水が除去されなかつた。 ―抽出性テスト: 27%の表面活性剤が水により抽出された。 ―0.85g/での乳化テスト 時 間 透明相の容積 下相 上相 8min. 35 2 30min. 43 2 0min. 45 2 実施例 6 実施例5と同一の表面活性剤、すなわち、 であるが、2―エチルヘキシルアミンの代わりに
フツ素化アミンC6F13C2H4SO2NHC3H6N(CH32
を使用して調製した表面活性剤を含有する脱水剤
組成物を調製した。 すなわち、50gのNORAMIUM M2 C、14.2
gのブチルリン酸、41.3gの
C6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32および
600gのForane113を混合した。 上記の使用量は、化学量論的量に相当する。周
囲温度で10時間放置した後、混合物を過し、
22.3gの下記式のアミン塩酸塩を得た。 C6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32、HCl 次に、液を、10%の活性物質を含有する濃厚
溶液が得られる様に、Forane 113により707gに
した。この濃厚溶液から脱水処理に必要な稀釈溶
液を調製したところ、該溶液は完全に透明であつ
た。テストの結果は次の通りである。 ―乾燥テスト 0.85g/(4min.)33mgの水が除去されな
かつた。 0.085g/(4min.)33mgの水が除去されな
かつた。 0.85g/(10min.)30mgの水が除去されな
かつた。 ―抽出性テスト: 3.25%の表面活性剤が水により抽出された。 0.85g/での乳化テスト 時 間 透明相の容積 下相 上相 3min. 46 19 5min. 46 19.5 8min. 47 20 15min. 48 20 実施例 7〜10 実施例6と同一の方法および同一のフツ素化ア
ミンC6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32
を使用しかつ種々の反応剤の夫々の量を以下に示
すごとく変えて、実施例6と同じ表面活性剤を含
有する脱水剤組成物を調製した。
【表】 種々のテストにより次の結果が得られた。
【表】 実施例5および6〜10を比較すると、下記の表
面活性剤; を含有している組成物は、該表面活性剤を米国特
許第4182687号明細書に示されている如く、塩酸、
ブチルリン酸およびオクチルアミンを反応させて
調製した場合は、それが水によつてエマルジヨン
を形成し、該エマルジヨンが2相に分かれるのが
非常に困難であるために、脱水に対しては有効に
使用することができないことが判る。これに対し
て上記の表面活性剤を C6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N(CH32 の存在下での反応で得た場合は、組成物は、非常
に容易に且つ急激に2つの透明な相に分離できる
エマルジヨンを生じる。 実施例 11〜14 実施例5〜10におけると同一の表面活性剤を含
有する組成物を、NORAMIUM M2 Cを種々の
フツ素化アミンの存在下にブチルリン酸と反応さ
せて得た。これらの反応剤は、各々の場合におい
て化学量論的な量で使用した。 この4つの実施例では、9.46gの
NORAMIUM M2 C、2.69gのブチルリン酸お
よび次の量の種々のフツ素化アミンを150gの
F113中で混合した。 実施例 11 60%のC8F17C2H4N(C2H4OH)2および40%
のC7F15CH=CH―CH2−N(C2H4OH)2から成
るフツ素化アミン混合物8.3g。 実施例 12 RFが下記の通りであり、その含有率が下記
の通りである式RFC2H4SO2NHCH2CH2CH2N
(CH32のアミンの混合物8.9g。 (%) RF 1 % C4F9 48 % C6F13 30 % C8F17 12 % C10F21 5.5% C12F25 2 % C14F29 1 % C16F33 0.5% C18F37 実施例 13 20%のC8F17C2H4N(C2H52および80%の
C7F15CF=CH−CH2−N(C2H52から成るフ
ツ素化アミンの混合物7.8g 実施例 14 式C8F17C2H4CONHCH2CH2CH2N(CH32
のフツ素化アミン8.8g。 実施例11の組成物は、透明のままであり、一
方、他の3種はアミンの塩酸塩の沈澱を生じるの
で、これを過して除去した。次に濃厚溶液を
0.85g/の活性剤濃度に稀釈してテストした。
【表】 実施例 15 式: の表面活性剤を含有する組成物を、米国特許第
4182687号明細書の方法に従い、下記の成分を150
gのForane 113中で混合して調製した。 NORAMIUM M2SH 11.3g ブチルリン酸 2.7g 2―エチルヘキシルアミン 1.97g このわずかに濁つた溶液を、テストが行える様
に0.5%および0.85g/に稀釈した。 ―0.85g/(4min.)での乾燥テスト: 29mgの水が除去されなかつた。 ―抽出性テスト: 30%の活性剤が水により抽出された。 ―0.85g/での乳化テスト 時 間 透明相の容積 下相 上相 3min. 45 1 8min. 48 1 15min. 49 1 実施例 16 実施例15におけると同一の表面活性剤、すなわ
ち、 を含有する組成物の調製を、2―エチルヘキシル
アミンの代りに式: C6F13C2H4SO2NHCH3H6N(CH32 のフツ素化アミンを使用して行つた。 すなわち、下記の成分を150gのForane 113中
で混合した。 11.3gのNORAMIUM M 2C 2.7gのブチルリン酸 7.83gのC6F13C2H4SO2NHCH2CH2CH2N
(CH32 得られた溶液を48時間放置した後過し、
F113で稀釈後テストを行つた。 ―0.85g/(4min.)での乾燥テスト: 38mgの水が除去されなかつた。 ―抽出性テスト: 11%の活性剤が水により抽出された。 ―0.85g/での乳化テスト 時 間 透明相の容積 下相 上相 3min. 50 20 要約すれば、前述の代表的実施例および比較用
の実施例は本発明を良く説明しており、またこれ
らの実施例は式: (式中のR、R′、R″およびpは以前に定義の通
りである)で表わされる表面活性剤組成物の調製
を、第4級アンモニウム塩酸塩
【式】を フツ素化アミン の存在下にアルキルリン酸(R″O)p(HO)2p
PO2Hと反応させることによつて行つた場合は、
良好な乾燥性を得るのに必要な性質は、同一の表
面活性剤組成物を2―エチルヘキシルアミンの如
き非フツ素化脂肪族アミンを用いて調製した場合
よりも十分に良好であることを示している。 フツ素化アミンを使用することによつて、水に
よつて抽出することが更に困難な表面活性剤組成
物を得ることができる。しかしながら、工業的に
非常に重要である主たる利点は、水の存在で乳化
する傾向が著しく低いことである。 両者の方法で調製した組成物の性質における相
違はアニオンがブチルホスフエートである表面活
性剤の場合に特に明瞭である。このことは、 に関する比較施例5および6、および に関する実施例15および16により説明されてい
る。 2―エチルヘキシルアミン(実施例5および
15)を使用した調製した表面活性剤を含有する2
種の脱水剤組成物は、2相に分離するのに非常に
長時間を要するエマルジヨンを容易に形成する。
これらのものをフツ素化アミン(例えば実施例6
および16)の存在下で調製した場合は、形成され
たエマルジヨンはいずれも非常に容易に2相に分
離する。 同じ現象は、オクチルホスフエート(実施例2
および3)に基づく組成物の場合にも見い出すこ
とができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周囲温度で液状のクロロフルオロカーボンか
    らなる脱水剤組成物であつてかつ式: (但し、上記式中のRはC6〜18のアルキル基であ
    り、R′はC1〜2のアルキル基であり、R″はC1〜18
    アルキル基であり、pは1〜2の間の数値であ
    る)で表わされる表面活性剤を含有する、水と置
    換させるための脱水剤組成物において、上記表面
    活性剤を、下記の三成分: 〔但し、上記式中のRFは、式CqF2q+1(qは2〜
    20の整数である)の直鎖状または分枝鎖状のパー
    フツ素化アルキル鎖を表わし、そしてXは、ハロ
    ゲン化されていないか又は部分的にハロゲン化さ
    れている2価の結合基であり、R1とR2は水素原
    子、アルキル基またはヒドロキシアルキル基を表
    わす〕を混合して調製したものであることを特徴
    とする脱水剤組成物。 2 クロロフルオロカーボンが、1,1,2―ト
    リクロロ―1,2,2―トリフルオロエタンであ
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3 表面活性剤のカチオン部分が、ジドデシルジ
    メチルアンモニウム型のカチオンあるいは主とし
    てこのカチオンを含有する同族体の混合物である
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の組成
    物。 4 表面活性剤のカチオン部分が、ジオクタデシ
    ルジメチルアンモニウム型のカチオンあるいはこ
    のカチオンを主として含有する同族体の混合物で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    組成物。 5 アルキルリン酸が、モノブチルリン酸および
    ジブチルリン酸の混合物である特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれかに記載の組成物。 6 アルキルリン酸が、モノオクチルリン酸およ
    びジオクチルリン酸の混合物である特許請求の範
    囲第1項〜第4項のいずれかに記載の組成物。 7 フツ素化アミンが、式 RFC2H4SO2NHC3H6N(CH32 (但し、上記式中のRFは前記の意義を有する) で表わされる特許請求の範囲第1項〜第6項のい
    ずれかに記載の組成物。 8 フツ素化アミンが、式 C6F13C2H4SO2NHC3H6N(CH32 で表わされる特許請求の範囲第1〜6項のいずれ
    かに記載の組成物。 9 組成物1あたり0.05〜5gの表面活性剤を
    含有する特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれ
    かに記載の組成物。
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