JPS63295539A - 置換ビフェニル誘導体 - Google Patents

置換ビフェニル誘導体

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JPS63295539A
JPS63295539A JP63064653A JP6465388A JPS63295539A JP S63295539 A JPS63295539 A JP S63295539A JP 63064653 A JP63064653 A JP 63064653A JP 6465388 A JP6465388 A JP 6465388A JP S63295539 A JPS63295539 A JP S63295539A
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    • A61K31/19Carboxylic acids, e.g. valproic acid
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は抗アレルギー活性を示す新規ジ−ターシャリブ
チルフェノール類に関する。そのような化合物を含む薬
剤組成物および前記化合物を用いる薬理学的方法もまた
記載される。
発明の背景 ロイコトリエン類はりポキシゲナーゼ酵素系の作用によ
りアラキドン酸から誘導される新規な群の生物活性仲介
物質である。ロイコトリエン類は、殊に呼吸性平滑筋に
対する、しかしまた他の組織に対する強力な平滑筋収縮
性物質である。さらにそれらは粘液の生成を促進し、脈
管透過性変化を変調し、ヒト皮膚中の強力な炎症性仲介
物質である。普通の不安定な前記物質ロイコトリエンA
4から誘導される2群のロイコトリエンがある。これら
の第1はペプチド−脂質ロイコトリエン類であり、ロイ
コトリエンC4およびD4が最も重要である。これらの
化合物は集合的に過敏症の緩慢反応物質として知られる
生物活性物質と考えられる。
第2群のロイコトリエン、すなわちジヒドロキシ脂肪酸
中の最も重要な化合物はロイコトリエンB4である。こ
の化合物は好中球および好酸球に対する強力な化学走化
性物質であり、さらにこれらの細胞の他の多くの機能を
変調することができる。それはまた他の細胞型例えばリ
ンパ球に作用し、例えばサプレッサー細胞およびナチュ
ラルキラー細胞の作用を変調することができる。生体内
に注入すると白血球の蓄積の促進に加えて、ロイコトリ
エンB4はまた強力な痛覚過敏性物質であり、好中球依
存機構により脈管透過性変化を変調することができる。
両群のロイコトリエンはりポキシゲナーゼ酵素の作用に
よるアラキドン酸の酸素化後に形成される。例えば、バ
イレイ(D、 M。
Ba1ley )ほか、アニュアル・レボーツ・イン・
メディシナル・ケミストリー(Ann、 Rpts、 
Wed。
Chell、 ) 、土工、203 (1982)参照
町1u見膿 rJtA。ロイコトリエン類はヒトの気管、気管支およ
び肺実質ストリップの強力な痙彎原物質であり、エアロ
ゾルとして正常ボランティアに適用すると肺活量の30
%における空気流の50%低下の誘発にヒスタミンより
3.800倍も強力である。それらは動物中の脈管透過
性の増加を仲介し、ヒト気管支外植片中の粘液生成を促
進する。さらに、ロイコトリエンB4はまた粘液生成を
仲介することができ、喘息肺中の好中球および好酸球蓄
積の重要な仲介物質であることができる。リポキシゲナ
ーゼ生成物はまた肥満細胞脱顆粒の調整物質であると思
われ、ヒト肺肥満細胞による最近の研究はりボキシゲナ
ーゼ阻害物質(しかしコルチコステロイドでない)が抗
原誘発肥満細胞脱顆粒を抑制できることを示唆した。試
験管内研究はヒト肺の抗原攻撃がロイコトリエン類の放
出を生じ、さらに精製ヒト肥満細胞が実質量のロイコト
リエン類を生成できることを示した。従って、ロイコト
リエン類がヒト喘息の重要な仲介物質である適切な証拠
がある。従ってリポキシゲナーゼ阻害物質は喘息の治療
に対する新種の薬物であろう。例えば、サムエルソン(
Samuelsson ) 、サイエンス(5cien
ce ) 、22 Q 、 568〜575(1983
)参照。
m。乾せんは人口の2〜6パーセントを冒すヒト皮膚疾
患である。乾せんおよび関連皮膚状態に対する適切な療
法がない。それらの疾患におけるロイコトリエンの包含
に対する証拠は次のとおりである。前乳頭(prepa
pillary )病変の発生における早期事象の一つ
は皮膚部位に対する白血球の漸増である。ヒト皮膚中へ
のロイコトリエンB4の注射は著しい好中球蓄積を生じ
る。ヒト乾せん皮膚中にアラキドン酸代謝における大き
い異常がある。殊に遊離アラキドン酸の非常に高い水準
、並びに多量のりボキシゲナーゼ生成物が測定されるこ
とができる。ロイコトリエンB4は生物学的に有意な量
で乾せん病変中に検出されたが非包含皮膚中には検出さ
れなかった。
ヱy水玉二状胆 ロイコトリエン類はアレルギー性鼻炎を有する患者の鼻
洗液中に測定されることができ、抗原攻撃抜に非常に高
められる。ロイコトリエン類はそれらの肥満細胞脱顆粒
を調整する能力により、粘液生成およびムコシラリ ク
リアランス(muco −cillary clear
ance )の変調によりおよび炎症性白血球の蓄積の
仲介によりこの疾患を仲介することができる。
ロイコトリエン類はまた他の疾患を仲介することができ
る。これらにはアトピー性皮膚炎、痛風性関節炎、胆I
痙彎および潰瘍性大腸炎が含まれる。さらに、それらは
、ロイコトリエンC4およびD4が冠状および大脳動脈
血管収縮薬として作用するので、心血管疾患に役割を有
することができ、またこれらの化合物はまた心筋に対す
る負度カ性効果を有することができる。さらに、ロイコ
トリエン類はそれらの白血球およびリンパ球機能を変調
する能力による炎症性疾患の重要な仲介物質である。
多くの置換ジ−ターシャリ−ブチルフェノールが知られ
ている。一般に、これらの化合物は抗酸化薬として有用
であることができる。これらの化合物の若干はまた活性
抗炎症薬であることが知られている。2.6−ジ−ター
シャリ−ブチルフェノールが4−位置中を非置換フェニ
ルまたは一定の簡単な置換フェニルにより置換された化
合物が抗炎症薬として知られている。例えば米国特許第
4、172.121号およびその参照文献参照。
2.6−ジ−ターシャリ−ブチルフェノールが4=位置
中をアシルアミノフェニルにより置換され、前記アシル
アミノフェニルがカルボキシル基を含む部分により置換
された化合物は知られていない。
発明の概要 本発明はアシルアミノフェニル基を含み、アシルアミノ
フェニル基がまたカルボキシル基を含む一定のジ−ター
シャリ−ブチルフェノール類に関する。これらの化合物
は哺乳動物のロイコトリエン生合成の抑制物質として有
用である。従って、これらの化合物はアレルギー状態、
喘息、心血管疾患および炎症の治療に対する有用な治療
薬である。そのような化合物を含む薬剤組成物およびそ
のような化合物を用いる薬理学的方法もまた記載される
発明の詳細な説明 本発明は式■、 (式中、Lは二価フェニル、直鎖低級アルキレン(その
鎖は場合によりエーテルまたはチオエーテル結合を含む
ことができる)、または二価シクロアルキル(好ましく
はシクロヘキシル)であるが、Lがアミドカルボニルお
よびカルボキシルを1,2−位に有する二価シクロアル
キルであればアミドカルボニルとカルボキシルとは互い
にシスである〕 の化合物、並びに低級アルキルアミノペ (低級〉アル
キルアミノ (低級)アルキルエステノペ薬学的に許容
される(低級)アルキルアミノ (低級)アルキルエス
テル酸付加塩および薬学的に許容されるカルボン酸塩か
ら選ばれるそれらのカルボキシラード誘導体に関する。
本明細書および特許請求の範囲に用いた「低級アルキル
」という語は1〜約4個の炭素原子を含む直鎖または分
枝鎖部分を示す。「シクロアルキル環」という語は5個
または6個の炭素原子を含む炭化水素環を示す。「低級
アルキレン」という語は1〜約4個の炭素原子を含む部
分を示す。
現在、−NHC−L−COOH基がヒフ1ニー JL/
結合にバラ配向した化合物が好ましい。
薬学的に許容される塩例えば薬学的に活性なカルボン酸
のアルカリ金属、アルカリ土類、アルミニウムおよび他
の金属並びにアミンの塩が活性に関して酸の等個物であ
り、また若干の場合に吸収、配合などに利点さえ提供で
きることは技術的によく知られている。本発明の化合物
の薬学的に許容されるカルボン酸塩は酸と塩基との反応
、次いで好ましくは穏和な条件下の蒸発乾固により製造
される。塩基は有機例えばナトリウムメトキシドまたは
アミン、あるいは無機例えば水酸化ナトリウムであるこ
とができる。あるいはカルボン酸塩の陽イオン例えばナ
トリウムは、第2陽イオンの塩が選んだ溶媒に2旧不溶
性であるときに第2陽イオン例えばカルシウムまたはマ
グネシウムにより置換することができる。
本発明の化合物の他の有用な誘導体にはアルキルエステ
ルおよびアルキルアミノエステル並びに後者の塩が含ま
れる。エステル誘導体において、カルボン酸基の水素部
分がアルキルまたは置換アルキルで置換される。エステ
ルは標準合成法により製造することができる。
式Iの化合物は図式1の方法により製造することができ
、式中のしは前記のとおりである。
型式上 1                     m図式
1において、式■の二酸無水物を式■のアミノ−3,5
−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシビフェニル
と反応させる。式■の適当な無水物は公知化合物例えば
グルタル酸無水物、無水フタル酸などである。式■の化
合物は同様に知られており、例えば米国特許第4,17
2.151号に開示されている0図式1の反応は反応物
を不活性溶媒例えばジエチルエーテルまたはグライム(
glyme)中で混合することにより行なわれる0反応
混合物は場合により加熱することができる0図式1の生
成物は標準技術例えば濾過、抽出などを用いて容易に分
離され、再結晶により精製される。
式1の化合物はまた図式2の方法により製造することが
でき、式中、Lは前記のとおりであり、Qはカルボキシ
ラードエステルである。
型式I II              IV図式2において
、式■の酸ハロゲン化物を初めに段階(+)において式
■のアミノ−3,5−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ヒ
ドロキシビフェニルと反応させる。弐■の適当な酸ハロ
ゲン化物は公知化合物例えばメチルグルタリルクロリド
などである。反応は反応物を不活性溶媒中で混合するこ
とにより行なわれ、反応混合物は場合により加熱するこ
とができる。段階(1)で得られた弐■の化合物を次い
で段階(2)で普通の加水分解手段を用いて容易に式I
の酸に転化することができる。
式Iの化合物の活性は生体内試験により容易に示すこと
ができる。用いる生体内試験は当業者に知られたもので
あることができる。好ましくは怒作したモルモットにお
ける気管支収縮が抗原攻撃で測定される。活性化合物は
100■毎kgまたはそれ未満の腹腔内ED、い好まし
くは50■毎kgまたはそれ未満のED4゜を示すもの
である。最も好ましい化合物は25■毎kgで活性であ
る。この試験はピーチュタ(Piechuta )ほか
、イムノロジー(Immunology ) 、38.
385  (1979)により広い表現で、より特定的
にハンマーベックほか(Hammerbeck and
 Swingle ) 、インタナショナル・アチーブ
ス・オプ・アラシイ・アンド・アプライド・イムノロジ
ー(Int、 Archs、 AllergyAppl
e、 Ima+un、 )、ユ↓、84〜90 (19
84)に記載されている。それを次のように変形形態で
用いた:おすハートレイ(Hartley )モルモッ
ト(250〜600 g)を抗ヒスタミン薬例えばクロ
ルフェニラミンで前処理し、次いで本発明の化合物を攻
撃の15分前に約1〜40■/ kgの水準で腹腔内に
、または攻撃の30分前に同用量で経口的に投与した。
動物を倒立デシケータ−ジャー(18X14cm)の下
に置き定流の空気を圧縮空気源から室に入れて低酸素を
防ぎ、水または10■毎m1の濃度におけるオボアルブ
ミンのいずれかでエアロゾル攻撃した。室を出る空気流
および呼吸に基く変動を別の出口を通してベックマン(
Beckman )型Rダイノブラフ〔ベックマン・イ
ンストルメンツ社(Beckman Instrume
ntss Inc、)から入手できる〕に連結したフラ
イシュ(Fleisch)io o o o呼吸気流計
〔ベックマン・インストルメンツ社(Beckman 
Instruments、 Inc、+ 5chill
er。
Park、 IIl、 )から入手できる〕でモニター
した。
第3の出口を通したエアロゾル適用はN[L4デビルビ
ス(De Vilbiss )噴霧器〔デビルビス社(
De Vilbiss Company、 Somer
set、 P A)から入手できる〕により150mm
Hgで90秒間行なった。
観察された特性的呼吸パターンは室中に同時に生ずる2
空気変化過程の合計であった。l変化過程は動物内外へ
の空気の吸息および吐息に基き、他の変化過程は呼吸運
動に基く室の内外への空気流のためであった。得られた
記録はこれらの流れの合計の機械的表象であった。記録
上に特性的鯨波(「ノツチング」)が重なり、それは拡
大された吐息運動であると思われ、その頻度は気管支収
縮反応の程度に相関する。エアロゾル攻撃の開始4分後
に始まる15分間のノツチングの頻度を種々の処理の比
較に用いた。を値がp<o、osに達すれば効果が有意
であると考えた。
化合物はまたロイコトリエン合成の抑制に対する一層特
異的な試験で試験することができる。活性化合物は10
0ミクロモルまたはそれ未満、好ましくは25ミクロモ
ル未満のIC3゜を示すものである。最も好ましい化合
物はlOミクロモルまたはそれ未満のIC3゜を示す。
化合物は無傷細胞または細胞音波処理物で試験する。無
傷細胞検定はフェルハーゲン(Verhagen )ほ
か、FEBSレターズ(FBBS Letter )、
168.23〜28(1984)により記載されたもの
に類似する。
ヒト白血球は標準操作を用いて調製する。細胞は塩化カ
ルシウム5ミリモルおよびグルタチオン5ミリモルを含
むpH7,4トリス緩衝液中でインキュベートする。ビ
ヒクルまたは薬物インキュベーション後細胞をカルシウ
ムイオノホアA 23187(4ミクロダラム毎10で
活性化する。室温で15分後に細胞を遠心分離し、上澄
みを放射免疫検定によるLTC,含量の検定のために貯
蔵する。
細胞音波処理物の検定は均質化ラット好塩基性白血病細
胞からなるスタインホフ(M、 Steinhoff)
ほか、ビオシミ力・工・ビオフィジカ・アクタ(Bio
chim、 Biophy、 Acta ) 、6 B
、28(1980)の細胞遊離ロイコトリエン生合成系
を利用する。ロイコトリエン合成はアラキドン酸塩の添
加により開始させる。溶液を遠心分離し、上澄みをエー
リガウス(Aeringhaus)ほか、FEBSレタ
ーズ(FOBS Ltter ) 、146.1)1〜
1)4により記載されたように展開した放射免疫検定を
用いて検定する。薬物はエタノールまたはジメチルスル
ホキシドに溶解し、5分間前インキュベートする。フェ
ニドンを陽性対照として使用する。
本発明の薬剤組成物はロイコトリエンの哺乳動物生合成
の抑制または所望の治療に十分な式Iの化合物を適する
剤形で含有する。組成物中の式Iの化合物の有効濃度は
適用の様式、剤形並びに所望の薬理的効果および水準に
より必要に応じて変えることができる。
肺状態例えば喘息の治療に対する適用の様式は経口、非
経口、吸入により、坐薬によるなどであることができる
。適当な経口剤形は錠剤、エリキシル、乳濁液、溶液、
カプセルであり、遅延または徐放性剤形が含まれる。吸
入による適用剤形にはエアロゾルおよび噴霧剤が含まれ
計量用量で適用することができる。
アレルギーまたはアレルギー反応の治療には、式■の化
合物は任意の普通の様式により、例えば経口、非経口、
局所、皮下、吸入によるなどで適用することができる。
経口および非経口剤形は肺治療に対して記載したとおり
である。局所適用剤形には軟膏、噴霧剤、制御放出パッ
チ、粉末、溶液などが含まれる。
炎症の治療に対する適用の様式は経口、非経口、坐薬に
よるなどであることができる。種々の剤形は前記のとお
りである。
皮膚疾患例えば乾せん、アトピー性皮膚炎などの治療に
は経口、局所または非経口適用が有用である。疾患領域
に対する局所適用には軟膏、パッチ、制御放出パッチ、
乳濁液などが便宜な剤形である。
心血管状態の治療には、任意の適当な適用様式例えば経
口または腹腔内が有用であることができる。
前記普通の剤形に加えて、式■の化合物はまた種々の効
用および適用またはロイコトリエン合成の抑制に制御放
出手段および(または)送出装置により適用することが
できる。
適当な剤形の製造において、普通の配合操作および成分
例えば希釈剤、担体などを用いることができる。適当な
固体担体の例はラクトース、白土、スクロース、タルク
、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカシア、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸などである。適当な液体担
体の例はシロップ、落花生油、オリプ油、PEG−40
0、水などである。
同様に、担体または希釈剤は技術的によく知られた遅延
物質例えばモノステアリン酸グリセリンまたはジステア
リン酸グリセリンを含むことができ、これらは単独で、
または例えばろうとの組合せで有用である。
次の実施例は本発明の例示のために提供されるが、しか
し本発明を限定するものではない。
実施例I N−(3’、5′−ジ−ターシャリ−ブチル−4′−ヒ
ドロキシ−4−ビフェニリル)グルタルアミド の 翫 公知化合物、4′−アミノ−3,5−ジ−ターシャリ−
ブチル−4−ヒドロキシビフェニル10、Og(0,0
336モル)のグライム1001)1中の熱く70℃)
溶液にグルタル酸無水物5.0g(0,044モル)を
加えた。1時間かくはんした後混合物を冷却し、水に注
加した。沈殿を濾過により分離し、クロロホルム−ヘキ
サン混合物から再結晶するとN−(3’、5′−ジ−タ
ーシャリ−ブチル−4′−ヒドロキシ−4−ビフェニリ
ル)グルタルアミド酸の黄褐色針状晶、融点217.5
〜219℃、が得られた。元素分析二計算値(CzsH
ssNO* ) :%C973,0;%H,8,1i%
N、3.4;測定値:%C,72,6:%H,8,1;
%N、3.1゜ 実施例2 N−(3’、5′−ジ−ターシャリ−ブチル−4′−ヒ
ドロキシ−4−ビフェニリル)グルタルヱユエ澹迎M”
h−一一一一一−−−−−−−−−公知化合物、2′−
アミノ−3,5−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロ
キシビフェニル1.9g(6,4ミリモル)、グルタル
酸無水物0.8g(7,0ミリモル)およびグライム5
0n+4+の溶液を蒸気浴上で3時間加熱し、次いでさ
らにグルタル酸無水物0.20 gを加えた。混合物を
6時間加熱還流し、次いで水に注加した。水性混合物を
ジエチルエーテルで抽出し、次いでエーテル抽出物を1
0%塩酸および水で洗浄した。エーテル溶液を希炭酸ナ
トリウム溶液で抽出し、水性抽出物を10%塩酸で約p
H1にした。油状物質を分離し、結晶生成を開始させる
ためにこすった後結晶化した。水性エタノールから残留
物を再結晶するとN−(3′、5′−ジ−ターシャリ−
ブチル−4′−ヒドロキシ−4−ビフェニリル)グルタ
ルアミド酸の黄褐色結晶、融点132〜134℃、が得
られた。元素分析−計算値(CzsHssNOa ) 
:%C2?3.0;%H,8,1:%N、3.4s測定
値:%C173、(1;%H,8,Q;%N、3.3゜
実施例3 N−(3’、5′−ジ−ターシャリ−ブチル−4′−ヒ
ドロキシ−4−ビフェニリル)ジグリコルアミド の四
゛ 4′−アミノ−3,5−ジ−ターシャリ−ブチル−4−
ヒドロキシビフェニル塩M塩16.7g(0,050モ
ル)およびオキシニ酢酸無水物7.Og(0,060モ
ル)のグライム200m1中の混合物にトリエチルアミ
ンo、osoモルを加え、溶液を70℃で1時間加温し
た。溶液を冷却し、ジクロロメタンと水のso:so混
合物を加えた。
有機層を分離し、水で2回洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥した。濾過し、蒸発させると残留物が得られ、そ
れをヘキサンとともに摩砕し、冷却した。固体を濾過に
より分離した。クロロホルムとヘキサンとの混合物から
再結晶すると灰色固体が得られた。固体をエタノール2
3ralに溶解し、溶液を濾過し、濾液に水10*/!
を加えた。濾液を冷却し、生じた沈殿を濾過により分離
し、乾燥するとN−(3’、5′−ジ−ターシャリ−ブ
チル−4′−ヒドロキシ−4−ビフェニリル)ジグリコ
ルアミド酸、融点183〜184℃、が得られた。元素
分析:計算値(CzJs+NOs ) :%C569,
7;%H,7,5;%N、3.4;測定値:%C169
,9;%H,?、6;%N、3.1゜実施例4 2− (、N−(4−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)フェニル)カルバモイル)−へ 
  の−1′告 4′−アミノ−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒトロキ
シビフエニル2.97 g (0,01モル)のジエチ
ルエーテル20OmJ中の溶液に無水フタル酸1.48
 g (0,01モル)の溶液を加え、生じた溶液を約
16時間かくはんした。溶媒を真空下に除去し、残留固
体を酢酸エチルとへキサンとの混合物から再結晶すると
2− (N−(4−(3,5−’;−t−7’チルー4
−ヒドロキシフェニル)フェニル)カルバモイル)安息
香酸、融点196〜198℃、2.4gが得られた。元
素分析二計算値(C21)H31NO4) :%C,7
5,5;%H,7,O;%N、3.1;測定値:%C,
75,5;%H,’7.1;%N、3.0゜ 実施例5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Lは二価フェニル、アルキレン鎖が場合により
    エーテルまたはチオエーテル結合を含むことができる直
    鎖低級アルキレン、あるいは二価シクロアルキルであっ
    て、Lが二価シクロアルキルであり、アミドカルボニル
    およびカルボキシルが隣接炭素上にあるときにはアミド
    カルボニルとカルボキシルとは互いにシスである) の化合物、または低級アルキルエステル、(低級)アル
    キルアミノ(低級)アルキルエステル、薬学的に許容さ
    れる(低級)アルキルアミノ(低級)アルキルエステル
    酸付加塩および薬学的に許容されるカルボン酸塩から選
    ばれるそれらのカルボキシラード誘導体。
  2. (2)哺乳動物におけるアレルギー反応に基く気管支収
    縮を抑制する方法であって、請求項(1)記載の化合物
    を前記哺乳動物に前記収縮の抑制に有効な量で適用する
    ことを含む方法。
  3. (3)請求項(1)記載の化合物および薬学的に許容さ
    れる担体を含み、前記化合物が抗アレルギー反応を与え
    る有効量で存在する抗アレルギー薬剤組成物。
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