JPS63294242A - 車両用交流発電機の固定子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用交流発電機の固定子に関するもので
、特に三相交流発電機の電機子コイルにおける中性点導
出端子の構成に関する、〔従来の技術〕 まず、従来提案されｔいるこの種の交流発電機の電気回
路を示す第８図において、（１月よ三相の交流発電機、
（１０１ａ）（ｌｏｌｂＸｌｏｌｃ）は各相の喧機子コ
イル、（１０１ｎ）は各相の中性点結線部、（Ａ）　（
Ｂ）　（Ｃ）　（Ｎｌ　ハ各相の導出端子、（１０２）
は界磁コイル、（２）は上記発電機（１）の交流出力を
整流する全波整流器で、第１の整流素子（２０１）と第
２の整流素子（２０２）と第３の整流素子（２０３）と
からなる５（３）は界磁コイル（１０２）に流れる界ｍ
電流を断続して発電機（１）の出力電圧を所定電圧に制
御するための電圧調祭器、（４）は車両立に設置される
蓄電池、（５）は電気負荷、（６）は電気負荷の動作ス
イッチ、（７）はキースイッチ（８）は光電表示灯であ
る。

第９図乃至第１）図はとの種従来の交流発眠機を示すも
ので、各図において、（９）は図示しない機関によつｔ
駆動される回転軸、００）はこの回転軸に固着された界
磁コアで、この界磁コアに界磁コイル（１０２）が巻回
されヱいる。σＤは回転軸（９）に嵌着された筒状のモ
ールド部材で、その外周には一対のスリップリングｕカ
が埋設保持され工いる。この各スリップリング（１２１
は界磁コイル（１０２）の両端ニ夫々接続され１いる。

０３）は界磁コアＯａに半径方向に微小な環状空隙を介
して対向した環状の電機子コアで、円周と全周に亘つヱ
形成された複数のスロット（ｔ、ａａ）を有し、この各
スロット（Ｌ１２）内に各々電機子コイル（Ｉｏｔａ）
（１０１ｂ）（ＩＯＩＣ）が巻回されている、０勾は回
転＠（９）用のベアリング、（１５）はこのベアリング
ｕ４１を介して回転軸（９）を回転自在に支持したブラ
ケットで、電機子コア（１（至）を固定支持しヱいる。

（ｌ■はブラシ保持器で電圧Ｖ＠整器（３）と一本構造
に形成されブラケット（１５１に取付けられている、０
ηは全波整流器（２１のプラス側冷却フィン、（］８）
はマイナス側冷却フィンで、プラス側冷却フィン（１７
１とは径方向に対向して設けられている、各整流器冷却
フィン［７１（１８１には各相の第１および第２の整流
素子（２０１Ｘ２０２）のプラス０１ｌｌ端子板ｐよび
マイナス側端子板が半田付けで固着され工いるうこの第
１および第２の整流素子（２０１Ｘ２０２）は整流器冷
却フィン１７１）８）間に対向し工装置され、整流素子
（２０１）（２０２）の冷却フィン０η０８）に固着さ
れる端子板の端子リード（２０１ａ）と反対側の端子リ
ード（２０２ａ）は全て同一方向に引き出され、各相の
第１および第２の整流素子（２０１）（２０２）の端子
リード部にそれぞれ電機子コイル（ｚｏｔａ）（ｔｏｔ
ｂ）（ｔｏｔｃ）の導出端子（Ａ）　（Ｂ）（ｑ（へ）
が各々半田付けされることにより、第１の整流素子（２
０１）と第２の整流素子（２０２）および電機子コイル
の該当相のコイル（ｉｏｔａ）（１０１ｂ）（ＩＯＩＣ
）（７）結廠が同時になされる。

なお、第３の整流素子（２０３）も各整流器冷却フィン
（１η（１８１間に設けられ各相の導出端子（〜（Ｂ）
　（Ｃ）と接続されるが、本発明とは直接関連性がない
ので詳細な説明は省く、葦だ、プラス側冷却フィン０η
とマイナス側冷却フィン（］８）は第１）図にボすよう
に絶縁物はを介して絶縁される。Ｊ：記の・ように構成
された全波整流器（２）は絶縁物置を介してねじ（２１
）によりブラケット口５）に締付Ｃすられると共に出力
端子ボルドーをナツトｅ３１で絶縁物　を介して締付け
ることにより固定され１いるう 次に第１２図乃至第１９図に示す従来の車両用交流発眠
機の固定子即ち町磯子について説明するう第１２図乃至
第１９図において、錐はコイル。

Ｌ３１）はこのコイルｏＯ＋を円環状に一相の必要巻数
（例えは６ターン）だに巻いたコイルユニット、■はこ
のコイルユニット（３１）を１図示しない成形機で、環
状でかつ径方向に凹凸部を有する形状に成形されたコイ
ル部材でこのコイル部材が２個で一相分を構成しており
、三相分では、該コイル部材□□□は６個使用される。

　（３２Ａ）は該コイル部材の導出端で（３２Ｎ）は中
性点側導出端である。　（３３１はと記コイル部材＠を
上記電機子コア（］３）のスロット（１３ａ）に挿入し
て得られる固定子、例はコイルエンド、（ト）はスロッ
ト（１３ａ）にｘｔ　ｈされるウェッジ、□□□）は上
記谷相の中性点側導出端（３２Ｎ）の３４が各々結合さ
れた部分を昧躾する床禰チューブ、Ｓ力はこれらの各保
護チューブ国）から導出されて中性点導出端子（へ）を
構成する導出部であるコ このように構成された従来の車両用交流発屯磯゛の電機
子の製作の際には、まず、コイル剛を円環状に一相の必
要巻数だけ巻いたコイルエンド、１）３］）を形成し、
このユニットｔ３１）を図示しない成形すで環状でかつ
径方向に凹凸部を有するコイル部材（２）を成形し、こ
のコイル部材■を２個１対としｔ、第１３図に示す如く
互いの四部と凸部とが各々対向するように重ね合わせて
順次重＋ａ子コアｔ１３１のスロット（１３ａ）に挿入
する。Ｃの挿べ状態を第１７図に示す〕即ち、第１９図
に示す如くコイル部材（濶ヲ■と（４）、■と■、■と
■を対として、（１）→（４）→（２）→（の→■→■
の順に各々３６個のスロット（１３ａ）に挿べする。こ
の後、各コイル部材０）■■の３本の中性点側導出端（
３２へ）はコイル部材■の導出端（３２Ｎ）に結合され
、半田付等により互いに固着され、又、この結合部より
一本の導出部（９）がコイルエンド（２）をくぐって各
相の導出端子（Ｂ）と（Ｃ１間に位置する如く導出され
、一方、谷コイル部材■■■の３本の中性点側導出端（
３２Ｎ　）もコイル部材■の導出端て３２Ｎ）まで導出
しｔ結合され、その結合部分で互いに半田付叫により固
着され、この結合部より、一本の導出部Ｇηがコイルエ
ンド（３４）をくぐって各相の導出端子（Ｂ）と（０間
に位置する如く導出てれ、これら２本の導出部（９）に
より中性点導出端子（へ）を構成するっ 〔発明が解決しようとする問題点〕 以とのように構成された従来の車両用交流発電機の固定
子では、各相の電機子コイル（１０１ａ）（ｌＯＬｂ）
（ＩＯＩｃ）の中性点側の引出導出端（３２Ｎ）が各々
電機子コア、（１３）の円周方向へ互いに離間（実際の
円周方向の角度にして１００）されｔおり、よって、各
相の中性点側導出端（３２Ｎ）のうち、各々３本を手作
業によりねじって一括に結合しこれらを２ケ所に１各々
半田付等により同着しなければならず、しかもこれらの
２ケ所の結合部に各々絶縁チューブ田を被覆し、かつ、
この絶縁チューブ伽）内の結合部から更に１本づつ中性
点側導出端子（Ｎを形成するために各々導出部（９）を
設ける必要があり、しかも、各導出部図はその突出部近
傍においτ″各々コイルエンドｔａ４）ｖｃ　＜ぐらせ
て位置保持しなければならない等、導出端子（へ）を形
成するために丘述の如く非常に手作業が多くなり自動組
立工ができず作業性が著しく劣つｔいた、しかも、各相
の９機子コイル（１０１ａ）（ＬＯｌｂ）（１０１りの
中性点側導出端（３２Ｎ）を円周方向へ長く延長させる
必要があり、各々導出部国を導出する構成となっている
ため、各導出部（３ηの引出線が多くなるためそれらの
耐振性に劣り、各コイルの絶縁強度の低”Ｆにつながる
欠点を有していた。

この発明はト記のような問題点を解消するためになされ
たもので、自動組立てが可能となるため作業性を向ｔで
きるとともに、各相の電機子コイルの導出線の絶縁性も
向ｔできる車両用交流発電機の固定子を得ることを目的
とするう 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る車両用交流発電機の固定子は、各相の電
機子コイルの中性点側導出端を三相の各電機子コイルの
導出端子間にまで直接専用すると共に、これら導出され
た中性点側導出端を１ケ所に集束する集束部材を設け、
この集束部材を介して整Ｗｆ、器に接続される導出端子
を突出したものである。

〔作　用〕

この発明における車両用交流発電機の固定子は、各相の
電機子コイルの中性点側導出端は三相の電機子コイルの
導出端子間において各々互いに集束部材により集束され
て固着されて構成されているので、結合部は１ケ所とな
り、かつ集束部材により確実に結合され、しかも結合部
に到る各相の中性点導出線の導出距離を短縮できろう 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を図についｔ説明する、第１
図乃至第３図においヱ、（３２Ｎ’）は各相の電機子コ
イル（１旧ａ）（１０１ｂ）（ｌ０Ｉｃ）を構成する谷
コイル部材（２）の一方の中性点側導出端で各々従来よ
り角度にして６０余分に巻回され℃導出されヱいる。（
２５）は６本の各相の中性点側導出端（３２ＮＸ３２Ｎ
’）を集束し℃互いに結合固有する集束金具で、この金
具はｙｔ＝子コイル（ＬＯｌｂ）の導出端子（Ｂ）とｒ
Ｅ電機子コイルＩＯＩＣ）の導出端子（ｑとの間におい
τ谷６本の中性点９４１）導出端（３２Ｎ）（３２Ｎ’
）を一括しｔ集束結合すると共に溶接、半田付は等によ
り各導出端（３２Ｎ）（３２Ｎ’）と−内的に固着され
１おり、この集束金具（至）よ！７２＄：の導出端（３
２Ｎ）が突出されヱ中性点導出端子（へ）を構成しｔい
る。

この様に構成された実施例のものにあつｔは、各相の電
機子コイル（１０１ａ）（１０１ｂＸＩＯＩＣ）を構成
する各コイル部材（（２）の一方の中性点側導出端（３
２Ｎ’　）を、第２図、第３図に示す如く各々τターン
角度にして６０°だけ多く巻回させることにより、対を
なす池方のコイル部材（３シの中性点側導出端（３２Ｎ
）と同一のスロット（１３ａ）内に挿入することができ
、これら３対の各相の中性点側導出端（３２へ）（３２
Ｎ’）は電機子コア（１３１の内周面におい１４０の角
度内に装着することができる。

従っｔ、３対で６本の各相の中性点側導出端（３２Ｎ）
（３２Ｎ’ｌは、導出端子（Ｂ）と０との中間位置まで
導出され、各々集束金其防）に１集束され、かしめ付け
られた後、半田付等により、谷専出端（３２Ｎ）（３２
Ｎ５と集束金具（ハ）とは完全に一体固着される、また
、集束金具師）より２＄の中性点１則導出端・（３２Ｎ
）か突出され、この２本の導出端（３２Ｎ）か中性点導
出端子（へ）をづ性成するっ 即ち、この発明の実施例のものでは、各電機子ｗ　イル
（１０１ａＸ１０１ｂ）（ＩＯＩｃ）の中性点側１専出
端（３２Ｎ）（３２Ｎ’）を各々互いに近接して電機子
コア（ｌりの各スロット（１３ａ）に装着できるので、
３対即ち６本の中性点側導出端（３２Ｎ）（３２Ｎ）を
直接１ケ所に集束結合できるので、従来の２ケ所または
３ケ所に結合するものに比しτ、半田付けが１ケ所のみ
となり、また、導出端を手作業でねじつｔ結合する必要
もなく、中性点側導出端をコイルエンドにくぐらす作業
も不要となる等、コイル導出部の結線が拝易となり自動
化ができ、しかも６本の導出端（３２Ｎ）（３２Ｎ’ｌ
の結合も集束金具＠）によるかしめにより拝易に行なえ
、また、従来のような結合部に各々絶縁チューブを巻く
必要がないうえ、コイル導出部の導出距離も少なくでき
るため耐絶縁性、耐振性も向上する〕 更にこの実施例のものでは、電機子コイルの導出端子へ
）（Ｂ）　（Ｃ）　（Ｎｌの円周方向の会費角度幅を１
０程度減少できるので、各導出端子（へ）（ロ）（ｑを
構成するコイルの絶縁被膜のはく離装置を小型にでき、
はく離作業もＧ易化できる。

なお、上述では、中性点導出端子（へ）は、集束金具（
２５）を介しｔ中性点側導出端（３２Ｎ）を２本突出し
′−Ｃ，構成するものを例示したが、第５図に示す如く
６本の中性点側導出端（３２Ｎ０３２Ｎ’）　を各々３
個の集束金具（２５）によりかしめ固着することにより
、これら導出端（３２Ｎ）　（３２Ｎ’）と、各導出端
（３２Ｎ）（３２Ｎ’）を集束固着した集束金具（８）
により導出端子（へ）を構成してもよい〕 また、を述では、第２図の実線で示す如く電機子コイル
（ＩＯＬＣ）を構成するコイル部材■の中性点側導出端
（３２Ｎ’）を角度６０°だけ多く巻回するものを例示
したが、第２１図の破線で示す如くコイル部材■の中性
点側導出端（３２Ｎ’）を角度６０°だけ多く巻くより
に構成すれば、各コイルの導出端（，３２Ｎ）（３２Ｎ
’）の電機子コア（Ｉ３）における円周方向装着角度は
５０となり、更に各導出端を近接することができる。

また、を述では各相の電機子コイル（１０１ａ）（１０
１ｂ）（ＩＯＩｃ）の導出端が各々２本づつ出る並列巻
きにしたものを例示したが、直列巻きにしたものにも応
用でき、これを第６図に示す、第６図においｔ、各相の
電機子コイル（ｔｏｔａ）（ｔｏｔｂＸｔｏｔｃ）の導
出端（３２Ａ８３２Ｂ）（３２Ｃ）は各々１本であり、
また中性点側導出端（３２Ｎ）は電機子コイル（１０１
ａ）（ｒｏｔｂＸｔｏｔｃ）に対応して各１本づつで計
３本であり、これら３４：の中性点側導出端（３２Ｎ）
は各コイル（１０１ｂ）（ＩＯＩＣ）の導出端子（Ｂ）
　（０間で各々２本づつＬ丁に位置する２個の集束金具
に）により、２ケ所で一括に結合され、互いに半田付等
によリー不的に固着され、これら３本の中性点９１）１
導出端（３２Ｎ）と、これらを集束した果東金具内が導
出端（へ）として構成される、また第７図の如く３本の
中性点側導出端（３２Ｎ）をリング状の嚇電体からなる
集束金具価）で−Ｉ＋にかしめ固有し、それら導出端（
３２Ｎ）のうち１本を突出し℃中性点導出端子（Ｎとし
て構成しヱもよい、 更にｔ述では、電機子コア（１３１の各スロット（１３
ａ）において、電機子コイル（ｉｏｔａ）（１０１ｂ）
（ＩＯＩＣ）が異なる２方向へ挿入するタイプのものを
例示したがこれに限定されるものではない。

〔発明の効果〕

以ｔのよう（（、この発明によれば、三相の電機子コイ
ルの各中性点側導出端を、それら三相の電機子コイルの
導出端子間にまで直接導出すると共に、これら導出され
た中性点（Ｉ１）導出端を１ケ所に集束し℃互いに固着
する集束部材を設け、この集束部材を介して整流子に接
続される導出端子を突出するように構成したので、三相
の９機子コイルの中性点１）ｉ１）導出端の結合部は１
ケ所となり、しかもその結合部に到る各屯哉子コイルの
中性点側導出端の導出距離を短縮できるとともに、各中
性点１ｉｌ１）４出端の、結合は集束部材により６易に
かつ確実となり、目動組立工ができるので作業性が向ｔ
し。

しかも各Ｗｒ　較子コイルの中性点側［有］出端の耐絶
縁性、耐振性が向上する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による固定子の要部を示す
正面図、第２図は第１図に示す本発明の一実施例の要部
を示す概略構成図、第３図第４図は第１図に示す本発明
の一実施例の製作工程を示す構成図、第５図帝乃至第７
図は各々異なるこの発明の池の実施例による固定子の要
部をボす正面図、第８図は従来装置を示す眠気回路図、
第９図は従来装置を示す断面図、第１θ図は従来装置を
示すｉｌｌ、：１面図、第１）図は第１０図のＸＩ−Ｘ
Ｉ線断面図５第１２図乃至第１７図は従来４Ａ直の製作
工程を示す構成図、第１８図は従来装置の固定子の要部
を示す正面図、第１９図は従来装置の要部を示す概略構
成図であるっ 図中、（１）は交流発電機、０ｏｔａＸｔｏｔｂＸｔｏ
ｔｃ）は電機子コイル、（１０１ｎ）は各相の中性点結
線部、（へ）（Ｂ）　（Ｃ１は三相電機子コイルの各導
出端子、（へ）は三相電機子コイルの中性点導出端子、
（１０２）は界磁コイル、（２）は全波整流器、（３）
は電圧真整器、（４）は蓄電池、　ｔｌｏｌは界磁コア
、（１謙は電機子コア、（ｔ３ａ）はスロット、Ｌ２５
＋　＋２６）は集束金具、■はコイル、ｔａ　ハコイル
ユニット、（３渇はコイル部材、（３２Ａ）　（３２Ｂ
）　（３２Ｇ）は各コイル部材の導出端、（３２Ｎ）（
３２Ｎ’）は各コイル部材の中性点側導出端、国は固定
子、１３４）はコイルエンド、ｆ３５１はウェッジ、田
は医穫チューブ、（９）は導出部である） なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す〕 代　耶　　人　　　大　　岩　　増　　雄第１９図 第２図 ヒー、ｙｏ”−一 第３図 第４図 ／θｆａ　：　ｉｆ　２些了コイ１し 第６図 ／み　スロゾト ３５　　クエ、Ｖ″／ Ａ、Ｂ、こ、〜　肩グ万へ）コイレ、４工嫡了第７図 ／Ｊ電万へＪコ了 第１２図 第１）図 第１３図 第１４図 第１６図 第１６図 第１７図 、７Δ ３ｊ　７エ・／＞′ 手続補正書（自発）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）円周上全周に亘つて形成された複数のスロットを
   有する電機子コアと、このコアの各スロットに各々巻回
   された三相の電機子コイルとを有し、上記各相の電機子
   コイルの導出端子と上記各相の中性点導出端子とを整流
   器に接続するべく互いに近接して突出させるようにした
   ものにおいて、上記各相の電機子コイルの中性点側導出
   端を上記三相の各電機子コイルの導出端子間にまで直接
   導出すると共に、これら導出された中性点側導出端を１
   ケ所に集束して互いに固着する集束部材を設け、この集
   束部材を介して上記上記整流器に接続される導出端子を
   突出したことを特徴とする車両用交流発電機の固定子。
2. （２）導出端子は上記中性点側導出端により構成されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
   の車両用交流発電機の固定子。