JPS63293183A - スプレ−式酸洗槽の排気装置 - Google Patents

スプレ−式酸洗槽の排気装置

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Publication number
JPS63293183A
JPS63293183A JP13225887A JP13225887A JPS63293183A JP S63293183 A JPS63293183 A JP S63293183A JP 13225887 A JP13225887 A JP 13225887A JP 13225887 A JP13225887 A JP 13225887A JP S63293183 A JPS63293183 A JP S63293183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mist
tray
acid liquid
duct
baffle plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13225887A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Matsushita
松下 輝雄
Masatomo Fukutake
福竹 正友
Harumi Kato
加藤 晴美
Yoshihiro Shirage
白毛 良廣
Masayuki Tanimoto
谷本 雅之
Mitsuyuki Yamamoto
山本 充之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
Priority to JP13225887A priority Critical patent/JPS63293183A/ja
Publication of JPS63293183A publication Critical patent/JPS63293183A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、槽内に浮遊する酸液のミストを分離回収しな
がら排気を行うスプレー式酸洗槽の排気装置に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、熱間圧延によって製造された鋼帯の表面には
、酸化スケールが厚い被膜となって存在する。この熱延
鋼帯を、冷間圧延等の後続工程で処理するとき、その表
面の酸化スケールを取り除くことが必要とされる。また
、鋼材を長期間放置した場合にも表面に酸化被膜が生じ
ており、これをそのまま加工したのでは、酸化物に起因
する表面疵等が発生することになる。
この酸化スケール等の被膜を除去する代表的な方法とし
ては、鋼材を酸液中に浸漬したり、鋼材表面に酸液を吹
き付ける酸洗が採用されている。
酸液を吹き付けるスプレー式酸洗槽にあっては、鋼材に
向けて吹き付けられた酸液のミストが浮遊するため、槽
内を連続的に排気し、工場内の雰囲気中に酸ヒコームが
洩出することを防止することが必要とされる。
第2図は、従来から使用されている槽内を連続的に排気
する排気装置を備えたスプレー式酸洗槽を示す。
すなわち、スプレー式酸洗槽1の内部に、酸洗処理され
る鋼材20表面に対向して多数のノズルを備えたノズル
へラド3が配置されている。このノズルヘッド3は、給
液管4を介して酸液貯留タンク5に接続されている。ま
た、給液管4の途中には酸液輸送ポンプ6が配置されて
おり、これによって酸液貯留タンク5内の酸液7がノズ
ルヘッド3からスプレー式酸洗槽1内に噴射される。
噴射された酸液7は、鋼材2表面にあるスケールの除去
反応に使用された後、スプレー式酸洗槽1の底部に集め
られ、返送管8を介して酸液貯留タンク5に戻される。
このとき、噴射された酸液7の一部は、ミストとなって
スプレー式酸洗槽1の内部空間に浮遊する。そこで、ス
プレー式酸洗槽lに排気口9を設け、この排気口9をダ
クNOを介してミストエリミネータ11に接続している
ミストとなって浮遊している酸液は、ミストエリミネー
タ11によって排ガスから分離され、引抜き管12から
廃酸13として処理される。他方、酸液のミストが分離
された排ガスは、ブロアー14を経て煙突15から系外
に放出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この排気装置によるとき、スプレー式酸洗槽lの内部に
ある酸液ミストの全量が、排ガスと共に槽外に吸引され
て、廃酸鳳3として取り出される。
そのため、排ガスと共に持ち出される酸液の量が多くな
、す、排気装着としての本来の機能が低いものとなる。
そのため、多量の酸液ミストを浮遊させた排ガスがミス
トエリミネータ11で処理されることから、ミストエリ
ミネータ11として能力の大きなものを使用する必要が
ある。したがって、ミストエリミネータ11として、高
価なものが必要となり、またその保守・管理も面倒なも
のとなる。
そこで、本発明は、スプレー式酸洗槽から排気される排
ガスに浮遊している酸液ミストの大部分を、槽内で排ガ
スから予め分離することにより、酸液の利用効率を高め
ると共に、安価で簡単な構造をもつ排ガス処理系の使用
を可能にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のスプレー式酸洗槽の排気装置は、その目的を達
成するために、ダクトを介して槽内のガスを吸引・排気
する排気系において、槽壁に設けた排気口を前記ダクト
に接続し、且つ前記排気口にミスト分離用の邪魔板を取
り付けたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本実施例におけるスプレー式酸洗槽に設けた
排気口の近傍を示した図である。なお、同図において、
第2rMに示した部材等に対応するものについては、同
一の符番で指示している。
該スプレー式酸洗槽1は、その上部が取付け・取外し自
在な上部カバー21で覆われている。この上部カバー2
1の一端に、排気口9が形成されている。そして、排気
口9は、7ランジ接合によりダクNoに接続されている
この排気口9とダクト10との接続部に、邪魔板22が
設けられている。図示した例では、この邪魔板22とし
て、有底円筒体の周囲に多数の孔23が穿設されたもの
を使用している。これによって、ブロアー14(第2図
参照)で吸引されるスプレー式酸洗槽1内の排ガス24
に浮遊している酸液ミスト25は、邪魔板22で排ガス
24から分離されて、酸液流26となってスプレー式酸
洗槽l内に返送される。
返送された酸液流26は、スプレー式酸洗槽lの底部に
集められ、返送管8を介して酸液貯留タンク5に送られ
る。他方、酸液ミスト25が分離された排ガス24は、
第2図の場合と同様にミストエリミネータ11に送られ
、残留しているミストを分離した後、煙突15から系外
に放出される。
邪魔板22に設けられる孔23は、圧損抵抗及び酸液ミ
ストの分離能力の両者を勘案して、その大きさ及び分布
が定められる。今回の実験では、邪魔板22の全周面に
対して孔230面積が占める割合を約30%程度とする
ことにより、ミストがダクト内に持ち込まれる割合を大
幅に減少させることができた。孔23のサイズが小さく
或いは分布率が小さいときには、酸液ミスト25の分離
性は向上するものの、ブロアー14による吸引圧を大き
くする必要がある。他方、孔23のサイズが大きすぎる
とき或いは分布率が大きいときには、圧損が小さくなる
が、酸液ミスト25の分離性が低下する。
このように本実施例の装置においては、酸液ミスト25
の大部分が邪魔板22によって排ガス24から分離され
、酸液貯留タンク5に返送される。そのため、廃酸13
となって系外に排出される酸液の量が少なくなり、排気
装置の利用効率が向上する。
また、ミストエリミネータ11に送られる排ガス24に
含まれる酸液ミストの量が少なくなって、ミストエリミ
ネータ11における処理は補助的なもので済む。そのた
め、ミストエリミネータ11として高価な大能力のもの
を使用する必要もな(なる。また、邪魔板22による酸
液ミスト25の分離が完全な場合、ミストエリミネータ
11自体を省略することもできる。
以上の例においては、邪魔板22として有底円筒状のも
のを使用した。しかし、本発明における邪魔板22はこ
れに拘束されるものではなく、その他種々のものを使用
することができる。たとえば、平板状で多数の孔を穿設
した単数又は複数の邪魔板を、排気口9とダクト10と
のフランジ接続部からスプレー式酸洗槽1側に設けるこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明のスプレー式酸洗槽にお
いては、排ガスと共に槽外に持ち去られていた酸液ミス
トを槽内で排ガスから分離して、酸液貯留タンクに返送
している。このため、酸液の利用効率が向上する。また
、排ガスに随伴される酸液ミストの量が少なくなるので
、排ガス処理系における操作及びそれに必要な設備も簡
単なものとなる。このように本発明によるとき、スプレ
ー式の酸洗が簡単な設備で能率良く行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例におけるスプレー式酸洗槽の排
気口周辺を示す。他方、第2図は、従来の排気装置が付
設されたスプレー式酸洗槽の概略を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ダクトを介して槽内のガスを吸引・排気する排気系
    において、槽壁に設けた排気口を前記ダクトに接続し、
    且つ前記排気口にミスト分離用の邪魔板を取り付けたこ
    とを特徴とするスプレー式酸洗槽の排気装置。
JP13225887A 1987-05-27 1987-05-27 スプレ−式酸洗槽の排気装置 Pending JPS63293183A (ja)

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JP13225887A JPS63293183A (ja) 1987-05-27 1987-05-27 スプレ−式酸洗槽の排気装置

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JP13225887A JPS63293183A (ja) 1987-05-27 1987-05-27 スプレ−式酸洗槽の排気装置

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JPS63293183A true JPS63293183A (ja) 1988-11-30

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ID=15077070

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JP13225887A Pending JPS63293183A (ja) 1987-05-27 1987-05-27 スプレ−式酸洗槽の排気装置

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