JPS63293033A - 表皮材の成形法 - Google Patents

表皮材の成形法

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JPS63293033A
JPS63293033A JP12777887A JP12777887A JPS63293033A JP S63293033 A JPS63293033 A JP S63293033A JP 12777887 A JP12777887 A JP 12777887A JP 12777887 A JP12777887 A JP 12777887A JP S63293033 A JPS63293033 A JP S63293033A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
core
cavity
core mold
cavity mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP12777887A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Tejima
照雄 手島
Koichi Kakefuda
掛札 紘一
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用のインストルメントパッドやドアト
リムなどに使用される表皮材の成形法に関するものであ
る。
(従来の技術) 自動車用内装品の表皮材の成形法としては、PvCパウ
ダーによるスラッシュ成形法がある。
この成形法は、ニッケル電鋳法などで製作したキャビテ
ィ型を用い、この型を材料の溶融温度まで加熱する。そ
の後型内に粉体樹脂を投入し粉体樹脂を型温度により溶
融させて表皮層を形成させる0次にこのキャビティ型を
水などを用いて冷却し、その後、成形表皮を脱型する方
法である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のパウダースラッシュ成形法は、前記のとおり、同
−型で加熱、冷却のサイクルを繰り返すため、下記の問
題点がある。
fi+  例えば自動車用インストルメントパッドなど
の軟質PvCパウダースラッシュ成形の場合、型加熱温
度は230°C前後にするため昇温時間には約60〜9
0秒を要し、さらにこの型を冷却(60”C以下)する
には90〜150秒を必要として、トータル成形サイク
ルが5〜8分/ショットかかるため、成形サイクルタイ
ムが長い。
(2)  同−型に加熱、冷却を繰り返し行うのでエネ
ルギーロスが大きい。
(3)  型に大幅な温度差を与えるので、型寿命が短
い。
(4)型に接触する面が成形品の表面となるため、特に
軟1npvcパウダーの場合は、樹脂に添加している安
定剤成分等が型表面に熱融着してビルドアップし、穎繁
に型洗浄やサンドブラスト等による積層物除去の型メイ
ンテナンスを行う必要がある。
本発明は、成形サイクルタイムを大幅に短縮できる表皮
材の成形法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は第1図に示すように、キャビティ型6と、この
キャビティ型6の表面形状に合い対する形状のコア型1
とを用いて、まずコア型1で加熱し熱可塑性ゾルまたは
パウダーを溶融結合させて表皮層を予備成形した後、こ
の予備成形した表皮層をキャビティ型6により所定形状
に真空成形するようにした成形法であり、これを第1図
の(a)〜(h)に示す成形工程概略図により説明する
と、第1図の(a)に示すスラッシュ成形による予備成
形用のコア型1と、第1図の(e)に示す金属粉を熱硬
化性樹脂を接合固化した通気性多孔質型などの通気性構
造体または真空孔加工をしたキャビティ型6とを用い、
まず前記コア型lで第1図(a)〜(d)のようにスラ
ッシュ成形法により予備成形した後、第1図(f)に示
すようにこのコア型1と共に予備成形品を前記キャビテ
ィ型6に嵌合して予備成形品を再度キャビティ型6によ
り真空成形するのである。
(実施例) 以下に本発明の実施例を第1〜第4図により説明すると
、第1図の(a)〜(h)は本発明の成形法を示す工程
概略図、第2図はコア型、キャビティ型及びパウダーボ
ックスの断面図、第3図は第1図とは別の実施例を示し
一つのキャビティ型に対し二つのコア型を用いての連続
成形例を示す工程図で、成形品の形状としては第4図に
示す形状の成形品10とした。
予備成形用のコア型1はニッケル電鋳法で製作した(6
m厚み)を用い、このコア型1の裏面には型加熱用とし
て内径10龍の加熱用鉄製パイプ2が溶接されている。
またコア型1の裏面には予備成形された表皮材を真空成
形適正温度まで降温するための冷却配管4が溶接されて
いる。さらにコア型lには予備成形後表皮材をコア型l
より円滑に離型するためにエアーブロー孔5が加工され
ている。またコア型1には第2図に示すように予備成形
層の離型を目的としたエアーブロー配管の開閉バルブ8
が設けられている。なお必要に応じコア型1の表面に第
2図に示すようにふっ素樹脂コーティング層3を被覆す
ると離型性がよくなる。
一方、真空成形のためのキャビティ型6は、金属粉を熱
硬化性樹脂で接合固化して得られた通気性多孔質型を用
い、このキャビティ型6には真空ポンプ7が連結され、
真空配管開閉用の真空バルブ9が取付けられている。
そして成形に際しては第1図に示すように、初めに予備
成形用のコア型1は、温度コントロールしたオイルを加
熱用鉄製パイプ2内を通して型温を230”Cにしてお
(、軟質PVCパウダースラッシュ材料12はパウダー
ボックス13に投入しておき、第1図の(b)に示すよ
うに先に温度コントロールしであるコア型1とパウダー
ボックス13とを嵌合させる。この嵌合したものを第1
図の(C)に示すように回転させコア型1の表面に予備
成形層14を形成させる。その後第1図の(d)に示す
ように速やかにコア型1とパウダーボックス13とを分
離すると共に今度は第1図の(e)及び(f)に示すよ
うに予備成形層14が形成されたコア型lをキャビティ
型6に嵌合させる。この際、コア型lの裏面に溶接しで
ある冷却配管4に温調オイルを通し予備成形層14の温
度を18000にすべくコア型1の温度を降温する。材
料厚みにより異なるが数秒後、コア型1に連結している
エアーブロー用の開閉パルプ8を開き予備成形層14を
コア型1より剥離させる。約1〜3秒後キャビティ型6
に連結しである真空パルプ9を開き真空成形により、予
備成形層14をキャビティ型6に吸着させる。この際キ
ャビティ型6には冷却パイプ11が埋設してあり型温を
40〜60’Cにコントロールしておく。なおこのキャ
ビティ型6は表面に種々の模様を予め加工しておけば、
予備成形N14が真空成形によりキャビティ型6に吸着
される際にこの模様を転写できる。なおキャビティ型6
は型材料として従来より一般的に用いている真空孔加工
をしたものでもよいが、通気性のある多孔質型が望まし
い、実施例では、キャビティ型6の型温は50@Cで模
様の転写性が鮮明な第4図に示す成形品10を得ること
ができた。さらに第1図の(g)に示すように水スプレ
ー15を併用するようにすれば冷却時間は15秒程度で
脱型が可能となる。
これにより得られた成形品10は、キャビティ型6に連
結されているエアーブロー開閉パルプ16を開き成形品
10をキャビティ型6より第1図の(h)に示すように
#IHさせ落下させる。
なお第3図に示すように、一つのキャビティ型6に対し
て、2型以上のコア型1を組み合わせ設置して成形する
ようにすれば、コア型1による予備成形層14の製作時
間と冷却時間の同期化が図れてさらに成形サイクル時間
の短縮ができるようになる。
(発明の効果) 本発明によれば、通気性構造体からなるキャビティ型ま
たは真空孔加工をしてなるキャビティ型と、該キャビテ
ィ型の表面形状に合い対する形状を有するコア型を用い
、該コア型でスラッシュ成形法により所定形状に予備成
形した後、前記キャビティ型を用いて前記コア型で成形
した予備成形品を真空成形するようにしたから、冬型で
の温度昇降幅が小さくなりこれにかかる加熱、冷却時間
が短くなるので、成形サイクルタイムを大幅に短縮でき
る大きな効果がある。
またコア型には加熱と極端な冷却が加わらないので型寿
命が向上し、さらにコア型は高温エリアを保持し続け、
一方キャビティ型は低温エリアを保持し続けるためエネ
ルギー効率が良く、またコア型は加熱、冷却の温度差が
従来法と比し小さいので、型温度分布がよい、また従来
のスラッシュ成形法での問題となっているP■Cや安定
剤等の型への付着により発生する艶不良は結果的に製品
の裏面となるので問題とならず、このコア型自体の洗浄
作業も軽減される。
またキャーティ型に予備成形層をトランスファする際、
真空成形適正温度までその層を降温されるのでキャビテ
ィ型への安定剤等のビルドアップが大幅に改善できるな
どの波及効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(h)は本発明の成形法を示す工程概略
図、第2図はコア型、キャビティ型及びパウダーボック
スを示す断面図、第3図は第1図とは別の実施例を示し
一つのキャビティ型に対し二つのコア型を用いての連続
成形例を示す工程概略図、第4図は成形品の斜視図であ
る。 符号の説明 1.コア型     2.加熱用鉄製パイプ3、ふっ素
樹脂コーティング層 4、冷却配管    5.エアーブロー孔6、キャビテ
ィ型  7.真空ポンプ 8、開閉バルブ   9.真空バルブ 10、成形品     11.冷却バイブ12、軟質P
vcパウダースラッシュ材料13、パウダーボックス 
 14.予備成形層15、水スプレー 16、エアーブロー開閉バルブ (C) (e)        (f)         (Q
)         (h)第1図 第2図 M3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通気性構造体からなるキャビティ型または真空孔加
    工をしてなるキャビティ型と、該キャビティ型の表面形
    状に合い対する形状を有するコア型を用い、該コア型で
    スラッシュ成形法により所定形状に予備成形した後、前
    記キャビティ型を用いて前記コア型で成形した予備成形
    品を真空成形することを特徴とする表皮材の成形法。 2、コア型がエアーブロー孔を設けたものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の表皮材の成形法
    。 3、コア型が表面にふっ素樹脂を被覆したものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の表皮材の成形法。 4、キャビティ型が表面に模様を加工してなるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項また
    は第3項記載の表皮材の成形法。 5、一つのキャビティ型に対し二つ以上のコア型を配備
    し、該コア型でスラッシュ成形法により予備成形した後
    、該コア型を連続的に前記キャビティ型に対向させて真
    空成形するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項、第3項または第4項記載の表皮材の成
    形法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083586A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Toyota Boshoku Corp 表皮材成形型
CN114750341A (zh) * 2022-04-28 2022-07-15 长沙申大科技集团股份有限公司 一种应用于汽车塑胶件的自动脱模方法及其注塑模具

Cited By (3)

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JP4635799B2 (ja) * 2005-09-22 2011-02-23 トヨタ紡織株式会社 表皮材成形型
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