JPS6329226A

JPS6329226A - 地下タンク漏洩検査測定装置

Info

Publication number: JPS6329226A
Application number: JP17176186A
Authority: JP
Inventors: Kousuke Jiyouya; 条谷　耕介; Kinzo Funaki; 船木　金造; Shigeo Okada; 岡田　茂男; Masao Nishijima; 西島　正雄
Original assignee: TOEI KOSAN KK; Japan Metals and Chemical Co Ltd
Current assignee: TOEI KOSAN KK; Japan Metals and Chemical Co Ltd
Priority date: 1986-07-23
Filing date: 1986-07-23
Publication date: 1988-02-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、地下タンク漏洩検査測定装置に関するもので
ある。

（従来の技術）液体を貯蔵するための地下タンクの漏洩検り測定装置と
しては、タンクを加圧状態とし、時間の経過に対する内
圧力の減少を測定する装置と、減圧状態とし、時間の経
過に対する内圧力の減少を測定する装置が知られている
。

（発明が解決しようとする問題点）前記地下タンクを加圧状態とし、時間の経過に対する内
圧力の減少を測定する装置の場合には、タンク内を高圧
状態とするため、タンクに漏洩があるときには貯蔵液体
が多量に排出するため、ガソリンなどの可燃物あるいは
毒物その他の危険流体の場合には非常に危険である。そ
のため貯蔵液体を排出してタンクを空にする必要があり
、作業に非常な長時間を要する。従って、検査時期が貯
蔵液体の少ないときに限られるなど種々の欠点がある。

一方、タンクを減圧状態とし、時間の経過に対する内圧
力の減少を測定する装置の場合は、特開昭５４−１２４
７７９号に開示されているように、タンクより貯蔵液体
の一部を排出することにより前記タンクを減圧するため
、貯蔵液体の仮置設備が必要であり、可燃液体の取扱い
による危険性などの問題点がある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、従来技術の有する前記未解決の問題点を除去
・改善することのできる装置を提供することを目的とす
るものであり、特許請求の範囲記載の方法を提供するこ
とによって、前記目的を達成することができる。すなわ
ち、液体が貯蔵されている地下タンクを減圧状態にして
、時間と共に内圧力の状態を測定するごとにより、主要
部分が通気管、注入管、給油管および貯蔵液体よりなる
地下タンクの漏洩を検出する測定装置において；前記通
気管、注入管および給油管のそれぞれに設けられた開閉
手段と５前記開閉手段と圧力測定手段および真空ポンプを連結す
る連結手段と；前記地下タンクと通気管を含む部分、地下タンクと注入
管を含む部分および地下タンクと給油管を含む部分に３
分割させるための主開閉弁および開閉弁と；前記３分割するように連結された連結手段に、３分割さ
れた部分それぞれの内圧力の状態を測定する手段として
枝管を介して連結された圧力測定手段と；前記連結手段の先端に配設された前記主開閉弁に、連結
手段を介して連結されて地下タンクを減圧状態にするた
めに配設された真空ポンプと；を有することを特徴とす
る地下タンク漏洩検査４！す定装置に関するものである
。

次に本発明を図面を参照して詳細に説明する。

液体を貯蔵するための地下タンクは、第１図に示すよう
に一般に地下タンク１．大気と通気する通気管２．液体
を注油する注入管３．液体を給液する給油管４．給油器
２Ｏ２検尺管２１および貯蔵液体５よすなっている。

本発明は、液体５が貯蔵されている地下タンク１を減圧
状態にして、時間の経過に対する内圧力の状態を測定す
る装置である。通気管２．注入管３および給油管４のそ
れぞれに開閉手段２ａ、３ａ。

４ａを設りる。また通気管２．注入管３および給油管４
に連結手段として配管６を連結する。通気管２．注入管
３および給油管４を接続した配管６に地Ｆタンク１と通
気管２を含む部分Ａ、地下タンク１と注入管３を含む部
分Ｂ、および地下タンク１と給油管４を含む部分Ｃに３
分割させるように主開閉弁７および開閉弁８．９を設け
る。さらに、」二足３分割するように連結された配管６
に、内圧力の状態を測定する手段として、マノメータ１
０、１１．１２および内圧力の状態を時間記録できる特
記圧力計１３．１４．１５をそれぞれ枝管１６．１７．
１８により連結して設置する。前記のように連結された
配管６の先端に設けられた前記主開閉弁７に配管６によ
り連結して真空ポンプ１９を設置する。

上記に述べた地下タンク漏洩検査測定装置に通気管２．
注入管３および給油管４の開閉手段２ａ。

３ａ、４ａに配管６を連結し、次に主開閉弁７および開
閉弁８．９を開いて真空ポンプ１９を駆動し、前記地下
タンク１．ｉｌｌ気管２．注入管３および給油管４内の
内圧力が、例えば−２００ＫｍＨ２Ｏまで一定条件にな
るようにマノメータ１０．１１．１２にて確認して減圧
させた後、真空ポンプ１９の駆動を止める。なお、真空
ポンプ１９を駆動させる際、タンクＩの内圧と、マノメ
ータ１０と連結した支管ｌＧとの圧力差の急激な変化を
防止するために、支管１６に開閉弁１６ａを設け、真空
ポンプ１９の駆動時に開閉弁１６ａを半開にして始動さ
せる。次に必要に応じて１５〜２０分間放置して所定の
圧力まで安定した時点で主開閉弁７および開閉弁８，９
を閉じる。主開閉弁７および開閉弁８，９を閉じること
により、前記Ａ、Ｂ、Ｃ３部分に分割される。

３分割されたそれぞれの部分に設けられた特記圧力計１
３．１４．１５により３０〜４０分間内圧力の状態の変
化を測定することにより地下タンク１２通気管２．注入
管３および給油管４の漏洩検査を行うことができる。

本発明による地下タンク漏洩検査測定装置によれば、タ
ンク気相部より接続配管ラインの気相部を通して、真空
ポンプにより直接吸引し、所定の真空条件のもとに測定
でき、貯蔵液体の仮置設備も必要としないため安全であ
り、短時間で地下タンク、ｉｌｌ気管、注入管および給
油管それぞれの漏洩が測定できる。また特記圧力計によ
る自記記録時間３０〜４０分を次の測定準備に取り掛か
ることができ能率的である。

なお、第１図において、マノメータ１０．　ＩＬ　１２
および特記圧力計１３．１４．１５を１ケ所に集めるこ
とによって測定を容易にすることができる。

第２図は、本発明の漏洩検査測定装置の他の実施態様例
であって、圧力測定装置を１か所に集めて、他の地下タ
ンクの圧力測定を行う際にも容易に移動することのでき
る測定装置であり、通気管２、注入管３．給油管４のそ
れぞれの開閉手段２ａ、３ａ、４ａに連結手段として配
管３１．３２．３３を連結する。前記通気管２の配管３
３は、主開閉弁４２を介して真空ポンプ１９に連結され
ており、前記通気管２の配管３３の開閉手段２ａと主開
閉弁４２との間にはマノメータ３４と連結する枝管３７
が配設され、また、マノメータ３５及びマノメータ３６
と注入管３および給油管４を連結するための′１゛字管
３８゜３９が配設されている。

また、前記Ｔ字管３８．３９には開閉弁４０．４１が設
けられている。真空ポンプ１９および圧力測定装置用マ
ノメータは台車４２に載置されており、容易に移動する
ことのできる構造となっている。

この装置を使用する具体的方法は、まず、主開閉弁４２
および開閉０４０．４１を開とし、真空ポンプ１９を駆
動させて貯蔵タンク１．１ｌｌｌ気管２．注入管３およ
び給油管４ならびに配管３１．３２．３３、枝管３７．
およびＴ字管内を減圧とし、その後主開閉弁４２および
開閉弁４０．４１を閉じる。これにより通気管２と枝管
３７およびマノメータ３４の減圧部分（第１図中Ａ部分
に相当）、注入管３と配管３２およびマノメータ３６の
減圧部分（第１図中Ｂ部分に相当）、給油管４と配管３
１およびマノメータ３５の減圧部分（第１図中Ｃ部分に
相当）に３分割され、各々マノメータ３４．３５．３６
により通気管２．注入管３．給油管４および地下タンク
の圧力状態が測定でき、これにより漏洩状況を判明させ
ることができる。

以上のような構成とすることによって、漏洩検査測定装
置を容易に移動することができ、地下タンクが２以上あ
る場合には非常に有利な構造となる。

次に本発明を実施例について説明する。

本発明による漏洩検査測定装置を用いて、地下タンクの
漏洩を調べるために漏洩検査を行った。

１０ｋｌ容量を有し、内部にガソリンを貯蔵した空間率
５０％の地下タンク１および配管を減圧するために第１
図に示す通気管２．注入管３および給油管４の開閉手段
２ａ、３ａ、４ａに配管６を連結し、主開閉弁７および
開閉弁８．９を開い°Ｃ真空ポンプ１９により２０秒間
吸引し、マノメータ１０゜１１、１２にて石育認しなが
ら一２００■脂Ｈ２０に減圧して真空ポンプ１９の駆動
を止めた。

ついで１５分間放置して所定の圧力で安定した時点で主
開閉弁７および開閉弁８，９を閉じることにより、地下
タンク１と通気管２を含む部分、地下タンク１と注入管
３を含む部分および地下タンク１と給油管４を含む部分
に３分割し、それぞれの部分を所定の真空条件とし、そ
れぞれの部分に配設されたそれぞれの特記圧力計によっ
て圧力状態を記録した結果、圧力減少は全く認められず
、従って地下タンク１２通気管２．注入管３および給油
管４の漏洩はないことがわかった。

（発明の効果）本発明による地下タンク漏洩検査測定装置によれば、減
圧するための貯蔵液体の仮置設備を必要としないため安
全であり、短時間で地下タンク。

通気管、注入管および給油管それぞれの漏洩が測定でき
るのでその効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の地下タンク漏洩検査測定装置の実施態
様例の模式図、第２図は本発明の漏洩検査測定装置の圧
力測定装置を１ケ所に集めた他の実施態様例を示す図で
ある。１・・・地下タンク、２・・・通気管、２ａ・・・通気
管の開閉手段、３・・・注入管、　３ａ・・・注入管の
開閉手段、４・・・給油管、４ａ・・・給油管の開閉手
段、５・・・貯蔵液体、６・・・配管、７・・・主開閉
弁、８，９．１６　ａ・・・開閉弁、１０、１１．１２
・・・マノメータ、１３．１４．１５・・・特記圧力計
、１６．１７．１８・・・枝管、１９・・・真空ポンプ
、２０・・・給油器、２１・・・検尺管、３１．３２．
３３・・・配管、３４．３５゜３６・・・マノメータ、
３７・・・枝管、　３８．３９・・・Ｔ字管、４０、４
１・・・開閉弁、４２・・・主開閉弁、４３・・・台車
。特許出願人　　日本重化学工業株式会社同　　　東榮興
産株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、液体が貯蔵されている地下タンクを減圧状態にして
、時間と共に内圧力の状態を測定することにより、主要
部分が通気管、注入管、給油管および貯蔵液体よりなる
地下タンクの漏洩を検出する測定装置において：前記通気管、注入管および給油管のそれぞれに設けられ
た開閉手段と；前記開閉手段と圧力測定手段および真空ポンプを連結す
る連結手段と；前記地下タンクと通気管を含む部分、地下タンクと注入
管を含む部分および地下タンクと給油管を含む部分に３
分割させるための主開閉弁および開閉弁と；前記３分割するように連結された連結手段に、３分割さ
れた部分それぞれの内圧力の状態を測定する手段として
枝管を介して連結された圧力測定手段と；前記連結手段の先端に配設された前記主開閉弁に、連結
手段を介して連結されて地下タンクを減圧状態にするた
めに配設された真空ポンプと；を有することを特徴とする地下タンク漏洩検査測定装置
。