JPS63291737A - 定車速走行制御方法 - Google Patents

定車速走行制御方法

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JPS63291737A
JPS63291737A JP12738587A JP12738587A JPS63291737A JP S63291737 A JPS63291737 A JP S63291737A JP 12738587 A JP12738587 A JP 12738587A JP 12738587 A JP12738587 A JP 12738587A JP S63291737 A JPS63291737 A JP S63291737A
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JP
Japan
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vehicle speed
engine
speed
exhaust
target
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JP12738587A
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English (en)
Inventor
Shoji Yamashita
山下 昭二
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車裁エンジンの出力を制御して所定車速を維持
する定車速走行制御方法に関する。
背景技術 2サイクルエンジン、4サイクルエンジン、ロータリエ
ンジン等の内燃機関の出力性能等を向上せしめる為に、
内燃機関の吸気若しくは排気時期を制御する方法が公知
である。例えば、特開昭62−20622号公報には、
2サイクルエンジンの排気ポート上縁の位置を可変に構
成し、排気ボート上縁位置をエンジン回転数等のエンジ
ンパラメータに応じて制御してその出力を制御する制御
装置を備えた2サイクルエンジンが示されている。
発明の概要 本発明は、吸気時期若しくは排気時期を制御する制御装
置を備えた車載エンジンの吸気若しくは排気時期を制御
することにより所定車速を維持する定車速走行制御方法
を提供することを目的としている。
本発明による定車速走行制御方法においては、設定され
た目標車速と現車速とを比較し、その比較結果に応じて
車載エンジンの吸気若しくは排気時期を偏倚せしめて現
車速を目標車速に維持することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ説
明する。
第1図は排気時期制御装置を備えた2サイクルエンジン
を搭載した自動二輪車に本発明による定車速走行制御方
法を適用した場合の実施例装置を示している。
図示した2サイクルエンジン1はシリンダ2に開口して
ピストン3によって開閉される排気ポート4を有してい
る。排気ポート4には膨張室5の形成された排気管6が
連通せしめられ、排気通路が形成されている。膨張室5
は排気流れ方向においてその中央部が膨み、両端部が絞
られた形状に形成されており、いわゆる排気反射波の作
用(カブナシ効果)を活用し得るようになっている。
排気ポート4の上縁部には、フラッププレート8が回動
シャフト9に結合して枢動自在に設けられている。回動
シャフト9はパルスモータ10の回転出力を減速する減
速機12の出力シャフトであり、フラッププレート8は
パルスモータ10の回転出力に応じて枢動せしめられて
所望角度位置に位置決めされる。フラッププレート8の
自由端部は排気ポート4の上縁に位置し、排気ポート4
の上縁を形成する。従って、フラッププレート8の枢動
により排気ポート4の上縁位置が上下動し、排気時期を
変化させることができるのである。すなわち、フラップ
プレート8、減速機12及びパルスモータ10によって
排気時期調整機構が構成されているのである。なお、パ
ルスモータ10にはその作動状態を検出するエンコーダ
13が付設されており、エンコーダ13の出力信号はア
ドレス検出回路14に入力され、フラッププレート8を
駆動するパルスモータ10の動作位置を示すアドレス信
号がアドレス検出回路14から制御回路16に入力され
るようになっている。
一方、同期パルス発生手段23はエンジンのクランクシ
ャフト24の回転に同期した回転角度位置信号(以下、
Bパルスと称する)を発生する。
具体的には、クランクシャフト24の回転に同期して回
転するロータであって、多数の爪23aを有するロータ
に磁気ピックアップ23bを組み合わせて磁気ピックア
ップ23bの出力信号としてかかるBパルスを得る手段
が公知である。
制御回路16は、例えば、CPU、ROM、RAMを含
むマイクロコンピュータからなり、後述するメインルー
チンあるいは割込みサブルーチンに従って演算動作をな
す。また、制御回路16にはエンジン1のスロットル弁
開度を示すパラメータとしてスロットルグリップ31の
回動位置を検出するスロットルセンサ32から該回動位
置に応じたスロットル信号が入力されている他、定車速
走行制御の開始指令信号を発するノンロックのセットス
イッチ33、同制御の解除指令を発するノンロックのキ
ャンセルスイッチ34及び車両の現車速信号を生ずる車
速センサ35から制御回路16に対し各信号が入力され
ている。
制御回路16は上述のBパルスに基づき算出されるエン
ジン回転数及びスロットル信号に基づき、排気ポート4
が開き始めるべき目標排気時期に対応したフラッププレ
ート8の目標回動角度位置(以下、目標排気角と称す)
θATを演算し、この演算結果に基づきパルスモータ1
0を駆動して排気時期を調整するのである。
第2図及び第3図は制御回路16の目標車速VT及び目
標排気角θATの設定動作、フラップブレート8の回動
角度位置(排気角)θVを目標排気角θATに一致せし
める為の指令動作並びに現車速Vを目標車速VTに維持
する為の指令動作を司どるメインルーチン及びサブルー
チンを示すフローチャートである。
第2図に示した様に、電源投入がなされると、制御回路
16内において、メインルーチンが定周期クロックパル
スに従って各ステップ毎に順次実行される。まず、最初
のステップS1においては、初期化動作が実行され、同
時に後述する排気角のオフセット量ΔθTの初期値が設
定される。次いで、アドレス検出回路14から出力され
るアドレス信号によって算出される現在の排気角θVと
後述するサブルーチンの実行によって得られる目標排気
角θATとの比較が行なわれ(ステップS2+83)、
現排気角θVと目標排気角θATとの差が所定値ε0よ
りも大きい場合にその分だけ駆動回路36をしてパルス
モータ10を駆動させる(ステップSa、Ss)。
第3図は定時間毎にメインルーチンに割込んで実行され
る定周期割込サブルーチンのフローチャートを示してい
る。このサブルーチンにおいては、メインルーチンに割
込むと、まず、現車速V及びスロットル開度θT)4を
”取込む(ステップS6゜Sy)。次いで、定車速走行
制御状態であることを示すフラグFAが1に等しいか否
かの判別を行なう(ステップSA)。ここで、フラグF
Aは1がセットされていれば定車速走行制御中であるこ
とを示し、フラグFAがリセットされて0となっている
ときは同制御は解除されていることを示す。
ステップS8においてFA=1と判別されたとき、即ち
、定車速走行制御状態にあるときは、現スロットル開度
θTHと定車速走行制御開始時のスロットル開度θTl
−IAとの差ΔθTl−11を求め(ステップS9)、
ΔθTHIの絶対値と所定値ε1との大小比較をしくス
テップ5IO)、ΔθTl−11の絶対値の方がε1よ
りも大きい場合にはフラグFAをリセットして定車速走
行制御を解除しくステップSn)、ΔθT)−11の絶
対値の方がε1よりも小さい場合にはステップS+2へ
進みセットスイッチ33のON・OFFの状態を判別す
る(ステップ512)。セットスイッチ33のONを判
別したとき即ち定車速走行制御の開始指令があったとき
は同制御開始時のスロットル開度θT)−1をθT)−
IAに設定しくステップ5I3)、フラグFAに1をセ
ットしくステップ514)、予め記憶されたマツプIに
基づきセットスイッチ33のON状態を判別した時の現
車速Vあるいはこれに対応する現エンジン回転数Ne及
びスロットル開度θT)lに応じ、その現車速Vあるい
は現エンジン回転数Neにおいて最大出力を発揮する最
大出力排気角θTOIIIIXを検索しくステップ5I
5)、現車速Vから所定値ε2だけ低い目標車速■Tが
設定される(ステップ816)。定車速走行制御はここ
で設定された目標車速VTに基づき行なわれることとな
る。次いで、定車速走行制御を解除する解除指令信号の
有無を判別しくステップS +y ) 、解除指令信号
が出ているときにはフラグFAをリセットしくステップ
5I8)%同制御中であることを表示するインジケータ
ランプ(図示せず)を消灯させると共に後述するスロッ
トルロックを解除する(ステップ519)。ステップ8
17において解除指令信号が出ていないときには現車速
Vと定車速走行制御を行ない得る最低車速Voとの大小
比較を行ない(ステップ520)、現車速Vが該最低車
速V。
より小さいときはフラグFAをリセットし定車速走行制
御を行なわない(ステップ521)。逆に現車速Vが該
最低車速Voより大きいときはステップS22へ進み、
予め記憶されたマツプIに基づき現車速Vあるいはこれ
に対応する現エンジン回転数Ne及びスロットル開度θ
THに応じ、その現車速Vあるいは現エンジン回転数N
eにおいて最大出力を発揮する最大出力排気角θTOn
Xを検索する(ステップ522)。次いで、定車速走行
制御中であるか否かの判別を行ない(ステップ523)
、同制御中の場合にはインジケータランプを点灯させる
と共にスロットルロックを作動させる(ステップ524
)。スロットルロックは、例えば、スロットルグリップ
31近傍に設けられた電磁ソレノイドなどからなりその
作動時はスロットルグリップ31の回動に適当な抵抗が
働くよう構成されている。次いで、現車速Vと目標車速
VTとの大小判別を行ない(ステップS25. 52B
) 、現車速Vが目標車速VTより所定範囲ε3以上に
大きいときには予め設定された排気角のオフセット26
0丁に所定値a1を加算し新たな60丁を得(ステップ
527)、現車速Vが目標車速vTよりε3以下に小さ
いときには予め設定されたオフセット量ΔθTから所定
値a2を減算し新たなΔθTを得(ステップS 28 
) 、ステップS29へ進む。また、ステップS25に
おいて現車速Vと目標車速vTとの差が許容範囲±ε3
内にあった場合には、新たなΔθTを求めることなくス
テップS29へ進む。
ステップS29においてはステップSO5で得られたθ
TOIIIIXからΔθTを減じてベース排気角θTを
得る。次いで、θTとフラッププレート8の最下方位置
に対応した最小排気角θT Oml!との大小比較をな
しくステップ5311)、θTがθT O1nより小さ
い場合すなわちフラッププレート8が下方へ振り切って
しまう場合には0丁をθT Omnとする(ステップ5
31)。逆にθTがθT OTInnより大きいような
場合には更に0丁とステップS22で得られたθTII
IIXとの大小比較をなしくステップ532)、θTが
θTl1IllXより大きい場合にはθTをθTIII
IXとしくステップ533)、もはや定車速走行制御を
行なえる状態ではないのでフラグFAをリセットして同
制御を解除しくステップ34)、インジケータランプを
消灯させると共にスロットルロックを解除する(ステッ
プ535)。次いで、今回スロットル開度θ71..1
 (n)から前回スロットル開度θTl−1(。、)を
差し引いて単位時間当りのスロットル開度変化ΔθT)
−1を求め(ステップ536)、このΔθTl−1に基
づき補正係数Nを求める(ステップ537)。この補正
係数Nでベース排気角θTを除して加減速に応じた補正
を行ない目標排気角θATを得る(ステップ538)。
一方、ステップS32においてθTがθTiEXより小
さいような場合には、定車速走行制御が可能な状態であ
るから補正係数Nに所定値No  (Noは例えば1)
を設定しくステップ539)、加減速補正を省いてθA
Tを求める(ステップ538)。また、ステップS23
においてフラグFAが1に等しくなかった場合、定車速
走行制御状態ではないのでベース排気角θTにステップ
S22で得られた最大出力排気角θTmXを設定しくス
テップ540)、ステップS36からステップ338へ
と進んで目標排気角θATを得る。
このようにして得られた目標排気角θATに基づき、上
述のメインルーチンが実行され、定車速走行制御及び通
常の排気時期制御が行なわれるのである。
なお、スロットルロックは必ず設ける必要はなく、その
場合には運転車の手によってスロットルグリップが回動
しないように握られている場合にのみ定車速走行制御が
行なわれる。
上述した本発明による定車速走行制御について第4図に
示した走行性能曲線図に基づき説明する。
第4図の走行性能曲線図は横軸が車速、縦軸が駆動力を
示し、曲線Aは所定のスロットル開度における駆動力曲
線群Bの包絡線である。なお、駆動力曲線群Bの個々の
曲線はそれぞれ異なった排気角における駆動力を示して
いる。
第4図において、例えば現車速Vで走行中、定車速走行
制御を開始した場合、現車速Vよりε2だけ低い目標車
速7丁が設定される。一方、セットスイッチ33がON
した時の現車速Vに応じた最大出力排気角θTOIIX
が検索され、目標排気角θATとしてθTOIIIIX
からΔθTだけ遅角側へ偏倚したθATOが算出される
。排気角がθATOに一致した場合の駆動力曲線BOの
目標車速における駆動力が車両の走行抵抗と釣合えば、
排気角をθATOに維持することにより車両は定車速走
行をすることとなる。また、走行抵抗の方が駆動力より
大きい為に、排気角をθATOに維持していたのでは目
標車速を下まわってしまう場合には、目標排気角θAT
としてθTO1mXからΔθT−a2だけ遅角側へ偏倚
したθAT+が設定され、駆動力曲線BOから排気角が
θATIの場合の駆動力曲線B1に乗り移ることによっ
て目標車速−VTにおける駆動力を増加させ、目標車速
vTを維持する。逆に走行抵抗が駆動力より小さい為、
車速が上がってしまう場合には、目標排気角θATとし
て例えばθTOffllXからΔθ7+a1だけ遅角側
へ偏倚したθAT2が設定され、駆動力曲線BOから排
気角がθAT2の場合の駆動力曲線B2に移行すること
によって駆動力を減少させ目標車速VTを維持するので
ある。定車速走行制御において、目標排気角θATとし
て現車速Vに対応した最大出力排気角θTImXよりも
大きい値が算出されるようにな場合には、駆動力を増加
することが出来ず却って駆動力が減少することとなるの
で、この場合にはθATとしてθTlll1Xが設定さ
れ定車速走行制御は解除されることとなる。
定車速走行制御が解除された場合には、その時々の現車
速に応じた最大出力排気角θTi1llXがθA丁とし
設定され、曲線Aに沿った走行パターンを採ることとな
る。
第5図は第3図とは別の定周期割込サブルーチンであっ
て、第3図の定周期割込サブルーチンと互換性を有する
定周期割込サブルーチンを示し、図中第3図と同一のス
テップには同一の符号を付してその説明を省略する。
第5図に示した定周期割込サブルーチンにおいては、ス
テップS6からステップS28まではステップSO5を
省き、ステップSI6において、セットスイッチ33が
ONI、た時のエンジン回転数Nebを取り込むこと及
びマツプIから現車速Vに応じた最大出力排気角θT頓
を求めるステップS22をステップS23の後にステッ
プ823′として移したこと以外は第3図に示したサブ
ルーチンと同様である。ステップ326において、現車
速Vが目標車速VTより大きいと判別された場合には、
予め設定されたエンジン回転数のオフセット量ΔNeに
所定値a3を加算して新たなΔNeを求め(ステップ5
41)、逆に、現車速Vが目標車速VTより小さいと判
別されたような場合には、予め設定されたオフセット量
ΔNeから所定値a3を減じて新たなΔNeを求める(
ステップ542)。なお、この場合のΔNeの初期設定
は第2図に示したメインルーチンのステップS1におけ
る初期化動作の際に行なっておけば良い。ステップS2
5において現車速Vと目標車速VTとの差が許容範囲の
±ε3内にあった場合には、新たなΔNeを求めること
なくステップS43へ進む。ステップS43においては
、定車速走行制御の開始直前におけるエンジン回転数N
ebからΔNeを減算してマツプ検索用のエンジン回転
数Neを求める。次いで、予め記憶されたマツプ■に基
づきこのNeにおいて最大出力を発揮するベース排気角
θ丁を検索する(ステップ544)。また、ステップS
22において定車速走行制御状態でなかった場合、ステ
ップS44におけるベース排気角θ丁の検索には現エン
ジン回転数Neを用いることとなる。この場合の現エン
ジン回転数NeについてはステップS6における現車速
Vの取込みと同時に予め取込んでおけば良い。ベース排
気角θTの検索(ステップ544)の後、定車速走行制
御状態か否かの判別を行ない(ステップ545)%開制
御中の場合には第3図のステップS30からステップ田
と同様のステップを実行する。定車速走行制御状態でな
い場合には、第3図のステップS33から338と同様
にステップを実行し、目標排気角θATを得るのである
。この目標排気角θATに基づきメインルーチンが実行
され、フラッププレート8の回動角度位置が調節されて
、定車速走行制御及び通常の排気時期制御が行なわれる
のである。
上述の実施例においては、第4図に示した様に定車速走
行制御は現車速Vにおいて最大出力が得られる最大出力
排気角θTImXより小さい排気角すなわち最大出力排
気角θTImXに対応する排気時期より遅角側の排気時
期にて制御が実行されている。
しかし乍ら、本発明による定車速走行制御は、第6図に
示した様に最大出力排気角θTIIIIXより大きい排
気角すなわち最大出力排気角θT1mXに対応する排気
時期より進角側の排気時期にて制御を行うことが可能で
ある。
第6図は、横軸に車速、縦軸に駆動力の走行性能曲線を
示し、曲線Cは所定スロットル開度における駆動力曲線
群りの包絡線である。なお、駆動力曲線群りの個々の曲
線はそれぞれ異なったυ1気角における駆動力を示して
いる。第6図において、例えば、現車速Vで走行中、定
車速走行制御を開始した場合、現車速Vより82だけ低
い目標車速vTが設定される。一方、セットスイッチ3
3がONした時の現車速Vに応じた最大出力排気角θT
o俺が検索され、目標車速VTを維持する為に例えば、
目標排気角としてθTOIIIXからΔθTだけ進角側
へ偏倚したθATOが算出された場合、排気角がθAT
Oの駆動力曲線Doの目標車速VTにおける駆動力が車
両の走行抵抗と釣合えば、排気角をθATOに維持する
ことにより車両は定車速走行をすることとなる。また、
走行抵抗が減って駆動力が余り、余分の駆動力により車
速が増加するような場合には、θATOよりも更に大き
い排気角を設定し駆動力曲線Doよりも更に進角側の駆
動力曲線D1に移行することによって目標車速vTにに
おける駆動力を減少させ、目標車速VTを維持すること
ができる。逆に、駆動力を増加したい場合には排気角を
遅角側へ偏倚させることにより駆動力が増加され、目標
車速vTを維持できるのである。
なお、本発明を2サイクルエンジンを搭載した車両に適
用した場合の実施例について説明したが、本発明による
定車速走行制御方法は、4サイクルエンジンあるいはロ
ータリエンジンを搭載した車両についても適用可能であ
る。4サイクルエンジンあるいはロークリエンジンに本
発明による定車速走行制御を適用する場合には排気時期
ばかりでなく吸気時期を調節することよって定車速走行
制御を行なうことも可能である。
発明の詳細 な説明したように、本発明による定車速走行制御方法に
おいては、設定された目標車速と現車速とを比較し、そ
の大小に応じて車載エンジンの吸気若しくは排気時期を
偏倚せしめ、エンジン出力を加減して現車速を目標車速
に維持するようになっているので、従来の吸気若しくは
排気時期制御装置を活用して定車速走行制御を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を2サイクルエンジンを搭載した車両に
適用した場合の実施例装置のブロック図、第2図及び第
3図は第1図の実施例装置の動作を示すフローチャート
、第4図は本発明を適用した車両の走行性能曲線図、第
5図は第3図とは別の定周期割込サブルーチンのフロー
チャート、第6図は第4図とは別の走行性能曲線図であ
る。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・2サイクルエンジン 8・・・・・・フラッププレート 16・・・・・・制御回路 33・・・・・・セットスイッチ 31・・・・・・スロットルグリップ 32・・・・・・スロットルセンサ 34・・・・・・キャンセルスイッチ 35・・・・・・車速センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 吸気若しくは排気時期制御装置を備えたエンジ
    ンを有する車両の定車速走行制御方法であって、前記エ
    ンジンの回転数を検知する行程と、前記エンジン回転数
    に対応して最大出力を得る最大出力発生時期になるよう
    に吸気若しくは排気時期を調整する行程と、目標車速を
    設定する行程と、前記目標車速と前記車両の現車速とを
    比較する行程と、その比較結果に応じて前記エンジンの
    吸気若しくは排気時期を偏倚せしめて前記現車速を前記
    目標車速に維持する行程とからなることを特徴とする定
    車速制御方法。
  2. (2) 吸気若しくは排気時期制御が可能なエンジンを
    有する車両の定車速走行制御方法であって、前記エンジ
    ンの回転数を検知する行程と、前記エンジン回転数に対
    応して最大出力を得る最大出力発生時期になるように吸
    気若しくは排気時期を調整する行程と、目標車速を設定
    する行程と、前記エンジンのスロットル弁の開閉を制限
    する行程と、前記目標車速と前記車両の現車速とを比較
    する行程と、その比較結果に応じて前記エンジンの吸気
    若しくは排気時期を偏倚せしめて前記現車速を前記目標
    車速に維持する行程と、前記エンジンのスロットル弁開
    度が所定量以上変動したときに定車速走行制御を解除す
    る解除行程とからなることを特徴とする定車速走行制御
    方法。
JP12738587A 1987-05-25 1987-05-25 定車速走行制御方法 Pending JPS63291737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029147A (ja) * 2007-06-25 2009-02-12 Denso Corp 加速度制御装置
US8131443B2 (en) 2007-06-25 2012-03-06 Denso Corporation Acceleration control system

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