JPS63290593A - スロットマシンのリ−ル駆動装置 - Google Patents
スロットマシンのリ−ル駆動装置Info
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- JPS63290593A JPS63290593A JP62127485A JP12748587A JPS63290593A JP S63290593 A JPS63290593 A JP S63290593A JP 62127485 A JP62127485 A JP 62127485A JP 12748587 A JP12748587 A JP 12748587A JP S63290593 A JPS63290593 A JP S63290593A
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Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はパルスモータによってリールを駆動するスロ
ワ1〜マシンのリール駆動装置に関する。
ワ1〜マシンのリール駆動装置に関する。
従来のスロットマシンでは、レバー操作によって機械的
な衝撃回転力を発生させ、これにより各リールを回転駆
動させ、各リールの停止にあってはストップボタンを押
圧し各リールの絵柄毎に予め設りられている係止爪を入
り込ませることで行っている。そしてリールの絵柄の組
み合わせの判断は、各リールの絵柄毎にそれぞれ異なっ
た信号溝を設けておき、各リールが停止した状態で、そ
の信号溝から判別を行うものでめった。
な衝撃回転力を発生させ、これにより各リールを回転駆
動させ、各リールの停止にあってはストップボタンを押
圧し各リールの絵柄毎に予め設りられている係止爪を入
り込ませることで行っている。そしてリールの絵柄の組
み合わせの判断は、各リールの絵柄毎にそれぞれ異なっ
た信号溝を設けておき、各リールが停止した状態で、そ
の信号溝から判別を行うものでめった。
しかし、従来の機械駆動式スロットマシンは機械的部品
点数が多く、構造がW!雄化するため、コスト高となり
、製造時の精度維持も困難であった。
点数が多く、構造がW!雄化するため、コスト高となり
、製造時の精度維持も困難であった。
そこで最近では、パルスモータ駆動によるスロットマシ
ンが使用されるに至った。これは、レバーの操作により
パルスモータの回転起動信号を得て各リールをそれぞれ
のパルスモータで回転させ、ストップボタンの押圧によ
り各パルスモータの停止信号を発生させ、リールを停止
させる。各り−ルの絵柄判別は、各パルスモータに与え
られる駆動パルスを計数し、その計数信号の組み合わせ
をマイクロコンピュータを利用して判別するものである
。
ンが使用されるに至った。これは、レバーの操作により
パルスモータの回転起動信号を得て各リールをそれぞれ
のパルスモータで回転させ、ストップボタンの押圧によ
り各パルスモータの停止信号を発生させ、リールを停止
させる。各り−ルの絵柄判別は、各パルスモータに与え
られる駆動パルスを計数し、その計数信号の組み合わせ
をマイクロコンピュータを利用して判別するものである
。
このように、パルスモータで駆動する場合、その駆動パ
ルスの計数信号をマイクロコンピュータ処理してリール
の絵柄判別を行うので、従来の殿械駆動式スロットマシ
ンと比較してコストが低兼となり、しかも製造時の精度
維持も極めて簡単化され、さらに摩耗などの心配も著し
く軽減され、構造的に大幅に改善される。
ルスの計数信号をマイクロコンピュータ処理してリール
の絵柄判別を行うので、従来の殿械駆動式スロットマシ
ンと比較してコストが低兼となり、しかも製造時の精度
維持も極めて簡単化され、さらに摩耗などの心配も著し
く軽減され、構造的に大幅に改善される。
しかし、リールの負荷に対してトルクの小さいパルスモ
ータを使用した場合、リールの慣性力のためリールの回
転は機械駆動式スロットマシンよりかなり低加速で不規
則的に(ぎこちなく)なる。
ータを使用した場合、リールの慣性力のためリールの回
転は機械駆動式スロットマシンよりかなり低加速で不規
則的に(ぎこちなく)なる。
すなわち、機械駆動式スロットマシンにおいて得られる
高加速で規則的な始動が得られず、従来の機械駆動に比
べてイメージダウンにつながるという欠点があった。
高加速で規則的な始動が得られず、従来の機械駆動に比
べてイメージダウンにつながるという欠点があった。
また、パルスモータの駆動回路にパルスの入力を停よし
て急停止させた際、リールの慣性により停止位置を中心
にぶれるという問題があった。
て急停止させた際、リールの慣性により停止位置を中心
にぶれるという問題があった。
そこでこの発明は、リールの慣性力を弾性部材により吸
収緩和することによりリールを高加速で規則的に駆動し
、リールの急停止にあってもぶれの少ない、パルスモー
タによりリールを駆動するスロットマシンのリール駆動
装置を提供することを目的とする。
収緩和することによりリールを高加速で規則的に駆動し
、リールの急停止にあってもぶれの少ない、パルスモー
タによりリールを駆動するスロットマシンのリール駆動
装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この発明は上記問題点を解決するため、モータの駆動軸
に固定された駆動手段を介してリールを駆動するスロッ
トマシンのリール駆動装置において、駆動軸に固定され
当該直径方向に伸びた複数の突起部を有する駆動手段と
、直径方向で対向し、かつ駆動軸方向に伸びて穿設され
た溝を有するリールと、駆動軸の急加速回転により生ず
る衝撃ツクを受けて弾性変形する弾性部材を備えて構成
され、弾性変形により駆動手段の加速度勾配を緩和しつ
つリールに回転力を伝達することを特徴とする。
に固定された駆動手段を介してリールを駆動するスロッ
トマシンのリール駆動装置において、駆動軸に固定され
当該直径方向に伸びた複数の突起部を有する駆動手段と
、直径方向で対向し、かつ駆動軸方向に伸びて穿設され
た溝を有するリールと、駆動軸の急加速回転により生ず
る衝撃ツクを受けて弾性変形する弾性部材を備えて構成
され、弾性変形により駆動手段の加速度勾配を緩和しつ
つリールに回転力を伝達することを特徴とする。
そのため、第1の実施態様では円筒表面に複数の凸子を
90’間隔で突設した円筒部材を駆動手段とし、円筒内
面に90’間隔で穿設した溝を有する円筒ボスを備えて
リールを構成する。第2の実t!@態様では駆動軸の軸
心と直交する貫通ピンを駆動手段とし、この貫通ピンが
係合する直径方向に対向した台形状溝を備えたボスでリ
ールを構成する。ざらに第3の実施態様では、駆動軸が
挿入される第1の円筒形ボスを備えて駆動手段とし、こ
の第1の円筒形14ポスを挿入する第2の円筒形ボスを
備えてリールを構成する。
90’間隔で突設した円筒部材を駆動手段とし、円筒内
面に90’間隔で穿設した溝を有する円筒ボスを備えて
リールを構成する。第2の実t!@態様では駆動軸の軸
心と直交する貫通ピンを駆動手段とし、この貫通ピンが
係合する直径方向に対向した台形状溝を備えたボスでリ
ールを構成する。ざらに第3の実施態様では、駆動軸が
挿入される第1の円筒形ボスを備えて駆動手段とし、こ
の第1の円筒形14ポスを挿入する第2の円筒形ボスを
備えてリールを構成する。
(作用)
この発明は以上のように構成されるので弾性部材の作用
により、リールの慣性力が吸収緩和されるので、リール
を高加速かつ規則的に回転できる。
により、リールの慣性力が吸収緩和されるので、リール
を高加速かつ規則的に回転できる。
(実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお説明において、同一要素には同一符号を用い重複し
た説明を省略する。
た説明を省略する。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す分解斜視図であ
り、第2図はパルスモータに装着された状態のへ方向(
第1図)正面図である。ここでは駆動手段として円筒部
材を用いた例で説明する。
り、第2図はパルスモータに装着された状態のへ方向(
第1図)正面図である。ここでは駆動手段として円筒部
材を用いた例で説明する。
円筒部材2は、パルスモータ1の駆動1pII11aを
固定する軸穴2bを有し、円周表面には4つの凸子2a
、2a、2a、2aが直径方向に対向し軸方向に伸びて
突設されている。この円筒部材2はセットスクリュー3
で駆動軸1aに固着される。
固定する軸穴2bを有し、円周表面には4つの凸子2a
、2a、2a、2aが直径方向に対向し軸方向に伸びて
突設されている。この円筒部材2はセットスクリュー3
で駆動軸1aに固着される。
この円筒部材2の軸方向長さは緩和ずべきり−ルの慣性
力及び衝撃部材の形状、材質に依存するものである。次
に、この円筒部材2によって駆動されるリールについて
説明する。
力及び衝撃部材の形状、材質に依存するものである。次
に、この円筒部材2によって駆動されるリールについて
説明する。
リール4には上記ボスを挿入するためのボスが中心部に
設けられており、このボスには4つの凸子4a、4a、
4a、4aが直径方向に対向した配置で軸方向に伸びて
内設されている。これらの凸子によって軸方向に溝が形
成される。
設けられており、このボスには4つの凸子4a、4a、
4a、4aが直径方向に対向した配置で軸方向に伸びて
内設されている。これらの凸子によって軸方向に溝が形
成される。
このボスの内径は、少なくとも上記円筒部材が挿入でき
る程大きく構成されており、厳密には次述する弾性部材
の形状等との関係で定められるものである。次に、上記
ボスと前述した円筒部材2との隙間に挿入される弾性部
材について説明する。
る程大きく構成されており、厳密には次述する弾性部材
の形状等との関係で定められるものである。次に、上記
ボスと前述した円筒部材2との隙間に挿入される弾性部
材について説明する。
弾性部材5.5.5.5は、たとえばゴムあるいは発泡
ウレタンの円柱棒が用いられ、上記円筒部材2と上記ボ
ス内壁との間の隙間に軸と平行して挿入され、Eリング
8によって軸方向にずれないように保持される。
ウレタンの円柱棒が用いられ、上記円筒部材2と上記ボ
ス内壁との間の隙間に軸と平行して挿入され、Eリング
8によって軸方向にずれないように保持される。
この弾性部材5,5.5.5は上記リールの慣性力の衝
撃を吸収緩和するものであるから、かかる目的を達成す
る限り配列及び弾性部材の数は特に問題とならない。た
とえば第2図は、4つの弾性部材5,5,5.5を使用
した場合の配列の一態様を示すものであるが、この実施
例によればバランスよくリールの慣性力を吸収でき急停
止の際のブレも少なくてすむ。第3図は6つの弾性部材
を使用した変形例で慣性力の吸収力が大きい点でメリッ
トがある。
撃を吸収緩和するものであるから、かかる目的を達成す
る限り配列及び弾性部材の数は特に問題とならない。た
とえば第2図は、4つの弾性部材5,5,5.5を使用
した場合の配列の一態様を示すものであるが、この実施
例によればバランスよくリールの慣性力を吸収でき急停
止の際のブレも少なくてすむ。第3図は6つの弾性部材
を使用した変形例で慣性力の吸収力が大きい点でメリッ
トがある。
いずれの場合もパルスモータ1の起動トルクは、駆動!
llIh1aから円筒部材2に伝達され、弾性部材5.
5,5.5を経てリール4に伝達される。また、リール
の慣性力はパルスモータ1が停止した場合、リール4か
ら弾性部材5.5,5.5を介して円筒部材2に伝わる
。ここで重要なことは、起動トルク及び慣性力は必ず弾
性部材5,5,5゜5を介して伝達され、この弾性部材
5,5,5゜5が円筒部材2の凸子2a、 2a、2a
、2aとボス内面の凸子4a、4a、4a、4aにより
弾性変形されることによって上記起動トルク及び間性力
が吸収緩和される点である。
llIh1aから円筒部材2に伝達され、弾性部材5.
5,5.5を経てリール4に伝達される。また、リール
の慣性力はパルスモータ1が停止した場合、リール4か
ら弾性部材5.5,5.5を介して円筒部材2に伝わる
。ここで重要なことは、起動トルク及び慣性力は必ず弾
性部材5,5,5゜5を介して伝達され、この弾性部材
5,5,5゜5が円筒部材2の凸子2a、 2a、2a
、2aとボス内面の凸子4a、4a、4a、4aにより
弾性変形されることによって上記起動トルク及び間性力
が吸収緩和される点である。
従って、かかる目的を達成する限りにおいて、弾性部材
の数及び形状は特にこの実施例のものに限定されない。
の数及び形状は特にこの実施例のものに限定されない。
数は2本でも6本、8本であってもよく、形状も多角形
であってもかまわない。円筒部材2の凸子及びボス内面
凸子の数は緩和すべきリールの慣性力により適当に定め
られるものであり、特に4つに限定されるものではなく
等間隔である必要もない。
であってもかまわない。円筒部材2の凸子及びボス内面
凸子の数は緩和すべきリールの慣性力により適当に定め
られるものであり、特に4つに限定されるものではなく
等間隔である必要もない。
第4図はこの発明の第2の実施例を示すもので、上記実
施例と異なるのは駆動手段としてパルスモータ1の駆動
軸1aを貫通する貫通ピン6を使用する点、さらにリー
ル中心部に設けたボスの直径方向に溝7a、7aを穿設
し、コイルスプリング8によりリールの慣性力を吸収、
緩和させている点である。以下、その構成を説明する。
施例と異なるのは駆動手段としてパルスモータ1の駆動
軸1aを貫通する貫通ピン6を使用する点、さらにリー
ル中心部に設けたボスの直径方向に溝7a、7aを穿設
し、コイルスプリング8によりリールの慣性力を吸収、
緩和させている点である。以下、その構成を説明する。
パルスモータ1の駆動軸1aには上記貫通ピン6が嵌合
するピン穴1bが直径方向に設けられており、ざらに、
Eリング溝1Cが穿設されている。
するピン穴1bが直径方向に設けられており、ざらに、
Eリング溝1Cが穿設されている。
リール7には台形状の切欠き部7a、7aを直径方向に
設けた第1のボスAと、コイルスプリング9を収納する
第2のボスBが前後に相反する方向に設けられている。
設けた第1のボスAと、コイルスプリング9を収納する
第2のボスBが前後に相反する方向に設けられている。
上記貫通ピン6は上記ボスAの台形状切欠ぎ部7a、7
aと係合する。重要なことは、このリールを駆動軸1a
に挿入した場合、前述した貫通ピン6と係合できる位置
に切欠ぎ部7a、7aを設けている点、及び上記コイル
スプリングが当該リールを前述した貫通ピン6方向に付
勢できるように取り付けられる点である。
aと係合する。重要なことは、このリールを駆動軸1a
に挿入した場合、前述した貫通ピン6と係合できる位置
に切欠ぎ部7a、7aを設けている点、及び上記コイル
スプリングが当該リールを前述した貫通ピン6方向に付
勢できるように取り付けられる点である。
この実施例においては上記条件を満たす例として二重構
造の円筒ポスを使用しているが、上記条件を満足する限
り、特に形状は限定されるものではない。
造の円筒ポスを使用しているが、上記条件を満足する限
り、特に形状は限定されるものではない。
たとえば第5図に示すように、コイルスプリング9とし
て軸径に近い内径を有するものを使用すれば、特にコイ
ルスプリングの収納部を設ける必要はない。これは、軸
径に近いコイルスプリングを使用することによってコイ
ルスプリングが軸心に対して偏心する(ずれる)ことを
防止できるからでおるが、駆動軸1aとコイルスプリン
グ間にずれ防止のためのスペーサー(図示せず)を介在
すれば特に大きさは限定されない。
て軸径に近い内径を有するものを使用すれば、特にコイ
ルスプリングの収納部を設ける必要はない。これは、軸
径に近いコイルスプリングを使用することによってコイ
ルスプリングが軸心に対して偏心する(ずれる)ことを
防止できるからでおるが、駆動軸1aとコイルスプリン
グ間にずれ防止のためのスペーサー(図示せず)を介在
すれば特に大きさは限定されない。
この実施例においてリール7は、コイルスプリング9に
より貫通ピン6に向けて付勢されてあり、特にコイルス
プリング9を収納するためのボスはない。コイルスプリ
ング9はたとえば駆動軸1aに刻設した溝1Cに嵌め込
まれたEリング8によって保持されている。この保持手
段は駆動’N11aを貫通する穴にピンを挿入すること
によって行ってもよい。
より貫通ピン6に向けて付勢されてあり、特にコイルス
プリング9を収納するためのボスはない。コイルスプリ
ング9はたとえば駆動軸1aに刻設した溝1Cに嵌め込
まれたEリング8によって保持されている。この保持手
段は駆動’N11aを貫通する穴にピンを挿入すること
によって行ってもよい。
パルスモータが停止状態のときは、この貫通ピン6は第
6図(a)で示すように台形状切欠き部7aの底面aと
接触しているが、パルスモータが回転するに従って同図
(b)に示すように台形状切欠き部7aの斜面すと接触
し、コイルスプリング9が蓄勢される。このコイルスプ
リング9の蓄勢によってパルスモータ1の起動トルクが
吸収緩和されるのである。逆に、パルスモータ1が急停
止する場合には、状態は同図(b)から(a>図へと移
行する。この場合リールの慣性力は、パルスモータ1の
定常回転時に蓄勢されたコイルスプリング9の弾性エネ
ルギによって吸収緩和される。
6図(a)で示すように台形状切欠き部7aの底面aと
接触しているが、パルスモータが回転するに従って同図
(b)に示すように台形状切欠き部7aの斜面すと接触
し、コイルスプリング9が蓄勢される。このコイルスプ
リング9の蓄勢によってパルスモータ1の起動トルクが
吸収緩和されるのである。逆に、パルスモータ1が急停
止する場合には、状態は同図(b)から(a>図へと移
行する。この場合リールの慣性力は、パルスモータ1の
定常回転時に蓄勢されたコイルスプリング9の弾性エネ
ルギによって吸収緩和される。
重要なことは貫通ピン6と切欠き部7aの接触位置が変
化することによりコイルスプリング9が伸縮し、この弾
性変形によりパルスモータ1の起動トルク、リール7の
慣性力が吸収、緩和される点である。従って回転の際の
起動トルクの大きさに比例してコイルスプリング9bを
蓄勢できるものであれば、特に切欠き部の形状は台形状
に限定されるものではない。
化することによりコイルスプリング9が伸縮し、この弾
性変形によりパルスモータ1の起動トルク、リール7の
慣性力が吸収、緩和される点である。従って回転の際の
起動トルクの大きさに比例してコイルスプリング9bを
蓄勢できるものであれば、特に切欠き部の形状は台形状
に限定されるものではない。
たとえば第7図に示すような楕円の一部(同図(a))
、円の一部(同図(b))を斜面としてもよい。この斜
面の形状は一般的に、パルスモータの起動トルク、リー
ルの慣性力によって適切なものが選択される。
、円の一部(同図(b))を斜面としてもよい。この斜
面の形状は一般的に、パルスモータの起動トルク、リー
ルの慣性力によって適切なものが選択される。
この実施例によれば、パルスモータの起動トルク及び、
リールの慣性力の大きざに応じて切欠き部斜面の形状あ
るいはコイルスプリングのばね定数を容易に変更できる
ので多種多様のパルスモータ、リールに適用することが
できる。
リールの慣性力の大きざに応じて切欠き部斜面の形状あ
るいはコイルスプリングのばね定数を容易に変更できる
ので多種多様のパルスモータ、リールに適用することが
できる。
第8図はこの発明の第3の実施例を示、すもので、上記
実施例と異なるのは、駆動手段として第9図で示すよう
に駆動軸1aに軸心方向に貫通させた貫通ピン13bと
、その貫通ピン13bが係合するように直径方向に穿設
した溝130,13Gを有するボス13a及び上記駆動
軸1aを挿入するための第1のボス13dを有する凸形
円筒部材を使用している点、さらに、リールにこの第1
のボス13dを挿入するための第2のボス14aを中心
部に設けている点、そして上記第1のボス13dとリー
ルの第2のボス14aを第8図に示すように弾性リブで
連結している点である。以下、その構成を説明する。
実施例と異なるのは、駆動手段として第9図で示すよう
に駆動軸1aに軸心方向に貫通させた貫通ピン13bと
、その貫通ピン13bが係合するように直径方向に穿設
した溝130,13Gを有するボス13a及び上記駆動
軸1aを挿入するための第1のボス13dを有する凸形
円筒部材を使用している点、さらに、リールにこの第1
のボス13dを挿入するための第2のボス14aを中心
部に設けている点、そして上記第1のボス13dとリー
ルの第2のボス14aを第8図に示すように弾性リブで
連結している点である。以下、その構成を説明する。
駆動手段13は、パルスモータの駆動軸1aを挿入する
ためのボス13a、13dを中心部に有しており、上記
駆動軸1aに貫通ピン13bを介して取り付けられる。
ためのボス13a、13dを中心部に有しており、上記
駆動軸1aに貫通ピン13bを介して取り付けられる。
具体的には、上記駆動軸の直径方向に貫通ピン13bを
挿入し、当該貫通ピン13bの両端を上記ボス13aに
穿設した直径方向の溝13G、13Gに係合させること
によって行う。これは、セットスクリューをボス13a
に螺着する方法で行ってもよい。
挿入し、当該貫通ピン13bの両端を上記ボス13aに
穿設した直径方向の溝13G、13Gに係合させること
によって行う。これは、セットスクリューをボス13a
に螺着する方法で行ってもよい。
このように取り付ければ、駆動手段13の着脱は一段と
容易になる。第1のボス13dは、このボス13aと相
反する方向に同軸上に設けられる。
容易になる。第1のボス13dは、このボス13aと相
反する方向に同軸上に設けられる。
リール14には少なくとも上記第1のボス13dの外径
より大きい内径を有する第2のボス14aが設けられて
いる。従って、組み立てられた状態では第1のボス13
dと第2のボス14aとの間には隙間が設けられ、ここ
に弾性リブ12゜12.12,12が軸心方向に植設さ
れる。この植設方法としては、強力な接着剤を用いる方
法があるが、たとえば第10図に示すように弾性リブを
断面工形に形成し、第1のボス13dに軸方向の溝を穿
設し、ボス14aの内面に収納部A、A。
より大きい内径を有する第2のボス14aが設けられて
いる。従って、組み立てられた状態では第1のボス13
dと第2のボス14aとの間には隙間が設けられ、ここ
に弾性リブ12゜12.12,12が軸心方向に植設さ
れる。この植設方法としては、強力な接着剤を用いる方
法があるが、たとえば第10図に示すように弾性リブを
断面工形に形成し、第1のボス13dに軸方向の溝を穿
設し、ボス14aの内面に収納部A、A。
A、Aを設けてもよい。この弾性リブによれば弾性リブ
と第1のボス13d及びボス14aとの結合状態は強固
なものになり、弾性リブを交換することもできる。この
リール14は駆動軸1aに嵌め込まれるEリング15に
よって軸方向にずれないように保持される。
と第1のボス13d及びボス14aとの結合状態は強固
なものになり、弾性リブを交換することもできる。この
リール14は駆動軸1aに嵌め込まれるEリング15に
よって軸方向にずれないように保持される。
この実施例において駆動軸1aの起動トルクは駆動手段
13から弾性リブ12,12.12゜12を介してリー
ル14に伝達され、パルスモータ1の停止の際リール1
4の慣性力は弾性リブ12.12.12.12を介して
駆動手段13に伝わる。従って、いずれの場合も弾性リ
ブ12゜12.12.12を介して起動トルク間性力が
伝達されるので、駆動手段の急加速による衝撃力が弾性
リブにより緩和され、リールの規則的な始動、停止がで
きる。第11図はパルスモータの始動前、始動俊の弾性
リブの状態を示したもので第8ロバ方向からみた正面図
でおる。始動前(速度=0>であれば弾性リブは直径方
向に同図(a>のJ:うになっているが、駆動軸に起動
トルクが伝わると、弾性リブのうち駆動軸1aに植設さ
れている一端は同図(b)のように矢印方向に回転しよ
うとするが、他端はリール14aの慣性力により停止状
態を維持しようとする。そのため弾性リブ12゜12.
12.12は変形し、内部に弾性エネルギを蓄勢する。
13から弾性リブ12,12.12゜12を介してリー
ル14に伝達され、パルスモータ1の停止の際リール1
4の慣性力は弾性リブ12.12.12.12を介して
駆動手段13に伝わる。従って、いずれの場合も弾性リ
ブ12゜12.12.12を介して起動トルク間性力が
伝達されるので、駆動手段の急加速による衝撃力が弾性
リブにより緩和され、リールの規則的な始動、停止がで
きる。第11図はパルスモータの始動前、始動俊の弾性
リブの状態を示したもので第8ロバ方向からみた正面図
でおる。始動前(速度=0>であれば弾性リブは直径方
向に同図(a>のJ:うになっているが、駆動軸に起動
トルクが伝わると、弾性リブのうち駆動軸1aに植設さ
れている一端は同図(b)のように矢印方向に回転しよ
うとするが、他端はリール14aの慣性力により停止状
態を維持しようとする。そのため弾性リブ12゜12.
12.12は変形し、内部に弾性エネルギを蓄勢する。
この弾性変形により、パルスモータ1の急加速による衝
撃力が吸収緩和されるのである。
撃力が吸収緩和されるのである。
(発明の効果)
この発明は以上のように構成されるので、パルスモータ
の急加速により生ずる衝撃力を弾性部材によって吸収緩
和し、リールを高加速かつ規則的(むらなく)回転させ
ることができる、という効果を奏する。
の急加速により生ずる衝撃力を弾性部材によって吸収緩
和し、リールを高加速かつ規則的(むらなく)回転させ
ることができる、という効果を奏する。
また、パルスモータの停止にあっても、リールの慣性力
が上記弾性部材によって吸収緩和されるので、リールを
ぶれなく、停止させることができる。
が上記弾性部材によって吸収緩和されるので、リールを
ぶれなく、停止させることができる。
さらに、構造が簡単であるので組み立てが容易でおり、
各構成部品の着脱が容易にできるので、リール駆動装置
として補修、管理が簡単である。
各構成部品の着脱が容易にできるので、リール駆動装置
として補修、管理が簡単である。
第1図はこの発明の一実施態様を示す分解斜視図、第2
図は第1ロバ方向からみた使用状態を示す正面図、第3
図は他の使用状態を示す正面図、第4図はこの発明の他
の実施態様を示す分解斜視図、第5図は第4図の一実施
例を示す要部断面図、第6図は第4図の実施態様の作用
を説明する側面図、第7図は第4図の切欠き部の一実施
例を示す側面図、第8図はこの発明の別実施態様を示す
分解斜視図、第9図は第8図で使用される駆動手段を示
す斜視図、第10図は第8図の弾性リブの一実施例を示
す斜視図、第11図は第8図の実施態様の作用を説明す
るための第8ロバ方向からみた正面図である。 1・・・パルスモータ、2・・・円筒部材、3・・・セ
ットスクリュー、4・・・リール、5・・・弾性部材、
6・・・貫通ピン、7・・・リール、8・・・Eリング
、9・・・コイルスプリング、10.11・・・リール
、12・・・弾性リブ、13・・・駆動手段、14・・
・リール。 特許出願人 シグマ商事株式会社 代理人弁理士 長谷用 芳 樹第4図の一実施
例 第 5 図 (a) (b) 第4図の実施態様の作用 第 6 図 第8図で使用される駆動手段 第 9 図 弾性リブの一実施例 第10図 第11図
図は第1ロバ方向からみた使用状態を示す正面図、第3
図は他の使用状態を示す正面図、第4図はこの発明の他
の実施態様を示す分解斜視図、第5図は第4図の一実施
例を示す要部断面図、第6図は第4図の実施態様の作用
を説明する側面図、第7図は第4図の切欠き部の一実施
例を示す側面図、第8図はこの発明の別実施態様を示す
分解斜視図、第9図は第8図で使用される駆動手段を示
す斜視図、第10図は第8図の弾性リブの一実施例を示
す斜視図、第11図は第8図の実施態様の作用を説明す
るための第8ロバ方向からみた正面図である。 1・・・パルスモータ、2・・・円筒部材、3・・・セ
ットスクリュー、4・・・リール、5・・・弾性部材、
6・・・貫通ピン、7・・・リール、8・・・Eリング
、9・・・コイルスプリング、10.11・・・リール
、12・・・弾性リブ、13・・・駆動手段、14・・
・リール。 特許出願人 シグマ商事株式会社 代理人弁理士 長谷用 芳 樹第4図の一実施
例 第 5 図 (a) (b) 第4図の実施態様の作用 第 6 図 第8図で使用される駆動手段 第 9 図 弾性リブの一実施例 第10図 第11図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、モータの駆動軸に固定された駆動手段を介してリー
ルを駆動するスロットマシンのリール駆動装置において
、 前記駆動軸に固定され当該直径方向に伸びた複数の突起
部を有する駆動手段と、 前記直径方向で対向し、かつ前記駆動軸方向に伸びて穿
設された溝を有するリールと、 前記駆動軸の急加速回転により生ずる衝撃力を受けて弾
性変形する弾性部材を備えて構成され、前記弾性変形に
より前記駆動手段の加速度勾配を緩和しつつ前記リール
に回転力を伝達することを特徴とするスロットマシンの
リール駆動装置。 2、前記駆動手段は円筒表面に複数の凸子を90°間隔
で突設した円筒部材であり、前記リールは円筒内面に9
0°間隔で穿設した溝を有する円筒ボスを備えており、
前記弾性部材を前記駆動手段の凸子と前記溝との間に設
けられた隙間に挿入することによって前記駆動手段の加
速度勾配を前記弾性部材で緩和しつつ前記リールに回転
力を伝達することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のスロットマシンのリール駆動装置 3、前記駆動手段は前記駆動軸の軸心と直交する貫通ピ
ンであり、前記リールは直径方向に対向した台形状の溝
を有するボスを備えており、前記弾性部材は前記リール
を前記貫通ピン方向に付勢するコイルスプリングであり
、前記貫通ピンと前記台形状の溝の接触位置の変化に対
応した前記コイルスプリングの弾性変形により前記駆動
手段の加速度勾配を緩和しつつ前記リールに回転力を伝
達することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のス
ロットマシンのリール駆動装置。 4、前記駆動手段は前記駆動軸が挿入される第1の円筒
形ボスを有し、前記リールは前記第1の円筒形ボスを挿
入する第2の円筒形ボスを備えており、 前記弾性部材は前記第1の円筒形ボス及び前記第2の円
筒形ボスに植設された弾性リブであり、前記弾性リブの
伸縮により前記駆動手段の加速度勾配を緩和しつつ前記
リールに回転力を伝達することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のスロットマシンのリール駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62127485A JPS63290593A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | スロットマシンのリ−ル駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62127485A JPS63290593A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | スロットマシンのリ−ル駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63290593A true JPS63290593A (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=14961107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62127485A Pending JPS63290593A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | スロットマシンのリ−ル駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63290593A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001276303A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-09 | Unie Kiki:Kk | スロットマシンリールの連結装置 |
JP2007330486A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Newgin Corp | 遊技機における回転コネクタの回転連繋構造 |
JP2007330487A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Newgin Corp | 遊技機 |
US7699700B2 (en) | 2003-11-14 | 2010-04-20 | Universal Entertainment Corporation | Motor drive device |
JP2013144228A (ja) * | 2013-04-26 | 2013-07-25 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
JP2016067456A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | Necエンベデッドプロダクツ株式会社 | リール回転機構 |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP62127485A patent/JPS63290593A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001276303A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-09 | Unie Kiki:Kk | スロットマシンリールの連結装置 |
US7699700B2 (en) | 2003-11-14 | 2010-04-20 | Universal Entertainment Corporation | Motor drive device |
JP2007330486A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Newgin Corp | 遊技機における回転コネクタの回転連繋構造 |
JP2007330487A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2013144228A (ja) * | 2013-04-26 | 2013-07-25 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
JP2016067456A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | Necエンベデッドプロダクツ株式会社 | リール回転機構 |
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