JPS6371571A - エンジンのスタータ歯車装置 - Google Patents
エンジンのスタータ歯車装置Info
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- JPS6371571A JPS6371571A JP62228659A JP22865987A JPS6371571A JP S6371571 A JPS6371571 A JP S6371571A JP 62228659 A JP62228659 A JP 62228659A JP 22865987 A JP22865987 A JP 22865987A JP S6371571 A JPS6371571 A JP S6371571A
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- clutch member
- driven clutch
- starter gear
- centrifugal flyweight
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/022—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch
- F02N15/026—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch of the centrifugal type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/132—Separate power mesher
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、エンジンのスタータ歯車装置に関し、更に詳
細には、運転およびオーバランニング贅性をもたらす歯
状クラッチを含み、かつエンジンが自刃運転を開始した
後、クラッチ歯の自動分離を行なう手段を含むポジティ
ブ・シフト形のエンジン・スタータ歯車装置に関する。
細には、運転およびオーバランニング贅性をもたらす歯
状クラッチを含み、かつエンジンが自刃運転を開始した
後、クラッチ歯の自動分離を行なう手段を含むポジティ
ブ・シフト形のエンジン・スタータ歯車装置に関する。
米国特許願第575,199号における発明と同様の本
発明は、1966年8月2日発行の、発明者ジェームス
・デイグビによる米国特許第3,263,509号。
発明は、1966年8月2日発行の、発明者ジェームス
・デイグビによる米国特許第3,263,509号。
発明の名称「エンジンのスタータ駆動装置」に述べられ
ているスタータ歯車装置を改善したものである。クラッ
チの長期にわたるオーバランニンダとそれに伴なうクラ
ッチ歯の摩耗を防ぐため、エンジンの始動後にクラッチ
歯を分離するのに遠心力作用おもりと円錐形スラスト・
ワッシャを使用しているエンジン・スタータ歯車装置を
開示している。環状凹部は、被動クラッチ部材に形成さ
れている。上記特許では、駆動クラッチ部材に面する被
動クラッチ部材の面に、円形凹部が設けられている。環
状スラスト・ワッシャは、凹部に嵌合し、かつ駆動クラ
ッチ部材に隣接している。円錐面は、被動クラッチ部材
に面する環状スラスト・ワッシャに設けられている。複
数の遠心フライウェイト部材もまた、円形凹部に設けら
れている。
ているスタータ歯車装置を改善したものである。クラッ
チの長期にわたるオーバランニンダとそれに伴なうクラ
ッチ歯の摩耗を防ぐため、エンジンの始動後にクラッチ
歯を分離するのに遠心力作用おもりと円錐形スラスト・
ワッシャを使用しているエンジン・スタータ歯車装置を
開示している。環状凹部は、被動クラッチ部材に形成さ
れている。上記特許では、駆動クラッチ部材に面する被
動クラッチ部材の面に、円形凹部が設けられている。環
状スラスト・ワッシャは、凹部に嵌合し、かつ駆動クラ
ッチ部材に隣接している。円錐面は、被動クラッチ部材
に面する環状スラスト・ワッシャに設けられている。複
数の遠心フライウェイト部材もまた、円形凹部に設けら
れている。
遠心フライウェイト部材は、環状スラスト・ワッシャの
円錐面とともに作用する傾斜面を有しており、オーバラ
ンニング状態が生じた場合、遠心フライウェイト部材は
外側に移動し、かつ傾斜面は、駆動クラッチ部材を被動
クラッチ部材から離れる方向に偏位するよう、環状スラ
スト・ワッシャの円錐面に係合する。遠心フライウェイ
ト部材は、被動クラッチ部材と遠心フライウェイト部材
の適当々孔を貫通するビンにより、軸方向またけ回転方
向の運動が阻止されている。
円錐面とともに作用する傾斜面を有しており、オーバラ
ンニング状態が生じた場合、遠心フライウェイト部材は
外側に移動し、かつ傾斜面は、駆動クラッチ部材を被動
クラッチ部材から離れる方向に偏位するよう、環状スラ
スト・ワッシャの円錐面に係合する。遠心フライウェイ
ト部材は、被動クラッチ部材と遠心フライウェイト部材
の適当々孔を貫通するビンにより、軸方向またけ回転方
向の運動が阻止されている。
上記特許のエンジン・スタータ歯車装置は、動作に関し
ては満足のいくものであったが、その組立は困難でしか
も高価であった。これは、被動クラッチ部材を駆動クラ
ッチ部材に組み立てる際、複数の可動ビンと遠心フライ
ウェイト部材を、被動クラッチ部材に関して適切な位置
に保持しなければならないからである。さらに、遠心フ
ライウェイト部材の寸法に比較すると、ビンを収容する
かな妙の大きさの孔があるために、遠心フライウェイト
部材の効率および重量は低減する。遠心フライウェイト
部材の孔により、フライウェイト部材の強度は低下し、
したがって遠心フライウェイト部材を有効に使用し得る
材料と寸法は、制限されてしまう。
ては満足のいくものであったが、その組立は困難でしか
も高価であった。これは、被動クラッチ部材を駆動クラ
ッチ部材に組み立てる際、複数の可動ビンと遠心フライ
ウェイト部材を、被動クラッチ部材に関して適切な位置
に保持しなければならないからである。さらに、遠心フ
ライウェイト部材の寸法に比較すると、ビンを収容する
かな妙の大きさの孔があるために、遠心フライウェイト
部材の効率および重量は低減する。遠心フライウェイト
部材の孔により、フライウェイト部材の強度は低下し、
したがって遠心フライウェイト部材を有効に使用し得る
材料と寸法は、制限されてしまう。
前述した米国特許願第575,199号の第3図および
第4図の実施例は、前述したエンジン・スタータ歯車装
置の欠点の多くを解決しているが、このような例は、機
械加工するのが困難でまた実際には常温成形により形成
するのが望ましい被動クラッチ部材の使用、および機械
加工よりも精密でない製造技術を必要としている。
第4図の実施例は、前述したエンジン・スタータ歯車装
置の欠点の多くを解決しているが、このような例は、機
械加工するのが困難でまた実際には常温成形により形成
するのが望ましい被動クラッチ部材の使用、および機械
加工よりも精密でない製造技術を必要としている。
そのため、組立てが簡単でしかも安価な遠心フライウェ
イト・クラッチ・セパレータを使用している、改善され
たエンジン・スタータ歯車装置が要求されている。さら
に、より堅固で、コンパクトで、耐久性のある遠心フラ
イウェイト部材を有するエンジン・スタータ歯車装置で
あって、このようなエンジン・スタータ歯車装置の製造
、特に被動クラッチ部材の製造を含む製造工程の簡単な
エンジン・スタータ歯車装置が要求されている。
イト・クラッチ・セパレータを使用している、改善され
たエンジン・スタータ歯車装置が要求されている。さら
に、より堅固で、コンパクトで、耐久性のある遠心フラ
イウェイト部材を有するエンジン・スタータ歯車装置で
あって、このようなエンジン・スタータ歯車装置の製造
、特に被動クラッチ部材の製造を含む製造工程の簡単な
エンジン・スタータ歯車装置が要求されている。
本発明は、改善された優れたエンジン・スタータ歯車装
置を提供する。さらに、本発明のエンジン・スタータ歯
車装置は、フライウェイト部材の製造およびフライウェ
イト部材のエンジン・スタータ歯車装置への組み立てが
簡単な、単一の中実遠心フライウェイト部材を用いてい
る遠心力作用おもり型クラッチ・セパレータを提供する
。
置を提供する。さらに、本発明のエンジン・スタータ歯
車装置は、フライウェイト部材の製造およびフライウェ
イト部材のエンジン・スタータ歯車装置への組み立てが
簡単な、単一の中実遠心フライウェイト部材を用いてい
る遠心力作用おもり型クラッチ・セパレータを提供する
。
実際には、本発明のエンジン・スタータ歯車装置は、パ
フ・シャフトと、このパワ・シャフトに滑動可能に取り
付けられたスリーブと、スリーブの一端のヘリカル・ス
プラインを有している。ピニオン・ギヤは、パワ・シャ
フトに関して軸方向に移動できるように、それに滑動可
能にジャーナル結合されている。ピニオン・ギヤは、始
動されるべきエンジンの始動ギヤと係合した1mれたシ
できるように構成されている。被動クラッチ部材は、ピ
ニオン・ギヤとともに運動できるようにそれに取シ付け
られている。円形凹部は、被動クラッチ部材中に配置さ
れている。駆動クラッチ部材は、スリーブのヘリカル・
スプラインに滑動可能に取り付けられている。駆動クラ
ッチ部材と被動クラッチ部材は、相対回転の一方向にそ
れらの間でトルクを伝達する相互に係合し得る傾斜歯を
有している。
フ・シャフトと、このパワ・シャフトに滑動可能に取り
付けられたスリーブと、スリーブの一端のヘリカル・ス
プラインを有している。ピニオン・ギヤは、パワ・シャ
フトに関して軸方向に移動できるように、それに滑動可
能にジャーナル結合されている。ピニオン・ギヤは、始
動されるべきエンジンの始動ギヤと係合した1mれたシ
できるように構成されている。被動クラッチ部材は、ピ
ニオン・ギヤとともに運動できるようにそれに取シ付け
られている。円形凹部は、被動クラッチ部材中に配置さ
れている。駆動クラッチ部材は、スリーブのヘリカル・
スプラインに滑動可能に取り付けられている。駆動クラ
ッチ部材と被動クラッチ部材は、相対回転の一方向にそ
れらの間でトルクを伝達する相互に係合し得る傾斜歯を
有している。
バレル・ハウジングは、スリーブに滑動可能に支持され
、かつバレル・ハウジングを駆動クラッチ部材と被動ク
ラッチ部材上に嵌合できるような開放端を有している。
、かつバレル・ハウジングを駆動クラッチ部材と被動ク
ラッチ部材上に嵌合できるような開放端を有している。
駆動クラッチ部材と被動クラッチ部材は、隣接部材によ
pバレル・ハウジング中に収容されている。弾性部材は
、バレル・ハウジング中に設けられ、かつ駆動クラッチ
部材と被動クラッチ部材を偏位して相互係合するよう駆
動クラッチ部材に隣接している。半径方向内側に延びる
ショルダは、被動クラッチ部材に形成された凹部に隣接
して駆動クラッチ部材に形成されている。内部円錐面を
有する環状スラスト・リングは、被動クラッチ部材の円
形凹部中にルーズに配置されている。環状スラスト・リ
ングは、第1位置に移動された時、駆動クラッチ部材の
半径方向内側に延びたショルダに隣接するように構成さ
れている。
pバレル・ハウジング中に収容されている。弾性部材は
、バレル・ハウジング中に設けられ、かつ駆動クラッチ
部材と被動クラッチ部材を偏位して相互係合するよう駆
動クラッチ部材に隣接している。半径方向内側に延びる
ショルダは、被動クラッチ部材に形成された凹部に隣接
して駆動クラッチ部材に形成されている。内部円錐面を
有する環状スラスト・リングは、被動クラッチ部材の円
形凹部中にルーズに配置されている。環状スラスト・リ
ングは、第1位置に移動された時、駆動クラッチ部材の
半径方向内側に延びたショルダに隣接するように構成さ
れている。
複数の遠心フライウェイト部材は、被動クラッチ部材の
凹部に環状に配置されている。複数の遠心フライウェイ
ト部材は、それぞれスラスト・リングの円錐面に隣接す
る傾斜面を有している。複数の遠心フライウェイト部材
は、遠心力に応じて第1軸方向にスラスト・リングを移
動するよう動作する。複数の空所は、駆動クラッチ部材
に挿入される成形プラスチック・スリーブに形成されて
いる。複数の空所は、成形グラスチック・スIJ−ブの
凹部の内部からそれぞれ延び、各空所は、複数の遠心フ
ライウェイト部材の対応する1つの少なくとも一部を滑
動可能に収容し、複数の遠心フライウェイト部材の円周
方向の運動を阻止する一11一 方、半径方向には運動できるようにしている。
凹部に環状に配置されている。複数の遠心フライウェイ
ト部材は、それぞれスラスト・リングの円錐面に隣接す
る傾斜面を有している。複数の遠心フライウェイト部材
は、遠心力に応じて第1軸方向にスラスト・リングを移
動するよう動作する。複数の空所は、駆動クラッチ部材
に挿入される成形プラスチック・スリーブに形成されて
いる。複数の空所は、成形グラスチック・スIJ−ブの
凹部の内部からそれぞれ延び、各空所は、複数の遠心フ
ライウェイト部材の対応する1つの少なくとも一部を滑
動可能に収容し、複数の遠心フライウェイト部材の円周
方向の運動を阻止する一11一 方、半径方向には運動できるようにしている。
本発明の実施例では、被動クラッチ部材は、1つ以上、
望ましくは、3つの半径方向内側に突出したタブを有し
、これらタブは、プラスチック・スリーブの外側に設け
られた対応する凹部と係合して、スリーブと被動クラッ
チ部材の位置決めを助ける。各フライウェイト部材は、
傾斜面からプラスチック・スリーブ部材の内部の対応す
る凹部に縦方向に延びる部分を有している。
望ましくは、3つの半径方向内側に突出したタブを有し
、これらタブは、プラスチック・スリーブの外側に設け
られた対応する凹部と係合して、スリーブと被動クラッ
チ部材の位置決めを助ける。各フライウェイト部材は、
傾斜面からプラスチック・スリーブ部材の内部の対応す
る凹部に縦方向に延びる部分を有している。
本発明の主な目的は、組み立ての簡単なエンジン・スタ
ータ歯車装置を提供することである。本発明は、組み立
て時に相互に取り付けられる部材の数を減らし、かつ、
このような部材を適切に製造する製造工程の複雑さを低
減するように、被動クラッチ部材中のプラスチック・ス
リーブとそれぞれ直接的に係合し得る複数の単一遠心フ
ライウェイト部材を供給することによシ、この目的を達
成している。
ータ歯車装置を提供することである。本発明は、組み立
て時に相互に取り付けられる部材の数を減らし、かつ、
このような部材を適切に製造する製造工程の複雑さを低
減するように、被動クラッチ部材中のプラスチック・ス
リーブとそれぞれ直接的に係合し得る複数の単一遠心フ
ライウェイト部材を供給することによシ、この目的を達
成している。
本発明の他の目めは、強い遠心フライウェイト部材を備
えた遠心力作用おもり型クラッチ・七ノ(−12= レータを有するエンジン・スタータ歯車装置を提供する
ことである。本発明は、フライウェイト部材を幅広い種
類の材料から形成できるように、空所のない単一のフラ
イウェイト部材を供給することにより、この目的を達成
している。
えた遠心力作用おもり型クラッチ・七ノ(−12= レータを有するエンジン・スタータ歯車装置を提供する
ことである。本発明は、フライウェイト部材を幅広い種
類の材料から形成できるように、空所のない単一のフラ
イウェイト部材を供給することにより、この目的を達成
している。
本発明の他の目的は、製造の簡単々被動クラッチ部材を
有するエンジン・スタータ歯車装置を提供することであ
る。本発明は、その内部を成形工程において複雑な構造
に正確に形成できる内部成形プラスチック・スリーブを
有する被動クラッチ部材を供給することによシ、この目
的を達成している。
有するエンジン・スタータ歯車装置を提供することであ
る。本発明は、その内部を成形工程において複雑な構造
に正確に形成できる内部成形プラスチック・スリーブを
有する被動クラッチ部材を供給することによシ、この目
的を達成している。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施例につき説
明する。
明する。
第1図は、始動モータ(図示せず)のパワ・シャフト1
2に設けられたエンジン(図示せず)のスタータ駆動装
置10を示している。スタータ駆動装置10は、直線ス
プライン16によシバワ・シャフト12に結合された、
軸方向に延びたスリ−ブ14を有している。したがって
、軸方向に延びたスリーブ14は、パワ・シャフト12
に対して軸方向に可動であるが、それに対して回転でき
ない。図示のように、軸方向に延びたスリーブ14の右
端の外面は、それに形成された外部ヘリカル・スプライ
ン18を有している。駆動クラッチ部材20は、軸方向
に延びたスリーブ14の外部ヘリカル・スプライン18
にねじ込まれた内部ヘリカル・スプライン19を有して
いる。したがって、駆動クラッチ部材20は、始動され
るエンジンの始動ギヤ22に向けておよびギヤから離れ
る方向に移動できる。駆動クラッチ部材20は、図面に
おいては係合している位置にある。係合位置において、
駆動クラッチ部材20は、軸方向に延びたスリーブ14
の右端から突出している。図示のように、駆動クラッチ
部材20の内部ヘリカル・スプライン19の右縁部は、
後述する目的のだめの、半径方向に延びたショルダ24
を形成している。
2に設けられたエンジン(図示せず)のスタータ駆動装
置10を示している。スタータ駆動装置10は、直線ス
プライン16によシバワ・シャフト12に結合された、
軸方向に延びたスリ−ブ14を有している。したがって
、軸方向に延びたスリーブ14は、パワ・シャフト12
に対して軸方向に可動であるが、それに対して回転でき
ない。図示のように、軸方向に延びたスリーブ14の右
端の外面は、それに形成された外部ヘリカル・スプライ
ン18を有している。駆動クラッチ部材20は、軸方向
に延びたスリーブ14の外部ヘリカル・スプライン18
にねじ込まれた内部ヘリカル・スプライン19を有して
いる。したがって、駆動クラッチ部材20は、始動され
るエンジンの始動ギヤ22に向けておよびギヤから離れ
る方向に移動できる。駆動クラッチ部材20は、図面に
おいては係合している位置にある。係合位置において、
駆動クラッチ部材20は、軸方向に延びたスリーブ14
の右端から突出している。図示のように、駆動クラッチ
部材20の内部ヘリカル・スプライン19の右縁部は、
後述する目的のだめの、半径方向に延びたショルダ24
を形成している。
スリーブ28は、パワ・シャフト12の細い直径の部分
29に滑動可能に支持されている。スリーブ28の一端
は、軸方向に延びたスリーブ14に固定されている。ピ
ニオン・ギヤ26は、スリーブ28に取り付けられたベ
アリング63に滑動可能にジャーナル結合されている。
29に滑動可能に支持されている。スリーブ28の一端
は、軸方向に延びたスリーブ14に固定されている。ピ
ニオン・ギヤ26は、スリーブ28に取り付けられたベ
アリング63に滑動可能にジャーナル結合されている。
ピニオン・ギヤ26は、始動されるべきエンジンの始動
ギヤ22と係合したり離れたりできるようになっている
。
ギヤ22と係合したり離れたりできるようになっている
。
被動クラッチ部材30は、ピニオン・ギヤ26と一体的
に形成されかつ駆動クラッチ部材20に向けてそこから
延びている。内部凹部32は、駆動クラッチ部材20に
隣接した被動クラッチ部材30に設けられている。内部
凹部32は、スリーブ28とともにそれらの間に環状チ
ャネルを形成している。
に形成されかつ駆動クラッチ部材20に向けてそこから
延びている。内部凹部32は、駆動クラッチ部材20に
隣接した被動クラッチ部材30に設けられている。内部
凹部32は、スリーブ28とともにそれらの間に環状チ
ャネルを形成している。
駆動クラッチ部材20と被動クラッチ部材30の隣接部
には、歯34.36がそれぞれ設けられている。これら
歯は、交互に係合しうる傾斜したトルク伝達歯である。
には、歯34.36がそれぞれ設けられている。これら
歯は、交互に係合しうる傾斜したトルク伝達歯である。
また、これら歯34.36は、のこぎり歯状で、一方向
のオーバランニング・クラッチ結合を形成する。
のオーバランニング・クラッチ結合を形成する。
開放端39と閉鎖端40を有するハウジング38は、軸
方向に延びたスリーブ14の外面に、閉鎖端40におい
て滑動可能に支持されている。ハウジング38は、たる
(バレル)形で、駆動クラッチ部材20上および一部被
動クラッチ部材30上に取り付けられている。ロック・
リング42は、ハウジング38の開放端39に隣接して
溝43中に配置されている。このロック・リング42は
、被動クラッチ部材30に係合するのに十分な長さの半
径を有しており、それによりハウジング38の空所41
中に駆動クラッチ部材20と被動クラッチ部材30を収
容している。
方向に延びたスリーブ14の外面に、閉鎖端40におい
て滑動可能に支持されている。ハウジング38は、たる
(バレル)形で、駆動クラッチ部材20上および一部被
動クラッチ部材30上に取り付けられている。ロック・
リング42は、ハウジング38の開放端39に隣接して
溝43中に配置されている。このロック・リング42は
、被動クラッチ部材30に係合するのに十分な長さの半
径を有しており、それによりハウジング38の空所41
中に駆動クラッチ部材20と被動クラッチ部材30を収
容している。
軸方向に延びたスリーブ14は、それに沿った中間位置
に半径方向ショルダ44を有し、軸方向に延びたスリー
ブに滑動可能にジャーナル結合されたディスクまたはワ
ッシャ46の隣接部を形成している。ハウジング38の
閉鎖端40とディスク46の間には、望オしくけ、ゴム
のような弾性的に変形しうる材料から成る弾性環状部材
48が、圧入されている。また、ワッシャ46と駆動ク
ラッチ部材20との間のハウジング38の空所41中に
は、弾性ばね部材50が圧入されて、駆動クラッチ部材
20を被動クラッチ部材30に係合させる偏位力を生じ
ている。
に半径方向ショルダ44を有し、軸方向に延びたスリー
ブに滑動可能にジャーナル結合されたディスクまたはワ
ッシャ46の隣接部を形成している。ハウジング38の
閉鎖端40とディスク46の間には、望オしくけ、ゴム
のような弾性的に変形しうる材料から成る弾性環状部材
48が、圧入されている。また、ワッシャ46と駆動ク
ラッチ部材20との間のハウジング38の空所41中に
は、弾性ばね部材50が圧入されて、駆動クラッチ部材
20を被動クラッチ部材30に係合させる偏位力を生じ
ている。
スタータ駆動装置10をエンジンの始動ギヤ22に向け
たシ離したりするための、図示していないが周知の技術
である送り装置が設けられている。
たシ離したりするための、図示していないが周知の技術
である送り装置が設けられている。
スタータ駆動装置10は、エンジンが、所定の速度以上
で作動している場合、駆動クラッチ部材20を被動クラ
ッチ部材30から離すための遠心フライウェイト・クラ
ッチ・セパレータ部材52を有している。セパレータ部
材は、相互に係合するクラッチ歯34.36が過度に摩
耗するのを防いでいる。このクラッチ・セパレータ部材
52は、内部凹部32中に配置された環状スラスト・ワ
ッシャ54と、環状スラスト・ワッシャ54と駆動クラ
ッチ部材20のショルダ24との間に配置されたルーズ
・スラスト・ワッシャ6γを有している。また、環状ス
ラスト・ワッシャ54の前方の内部凹部32には、スリ
ーブ状の成形プラスチック・フライウェイト・リテーナ
55が、保持されている。フライウェイト・リテーナ5
5の外面は、その周囲に離間しで設けられた一連の四部
55aを有している。各凹部は、被動クラッチ部材30
の内面64の周囲に離間して設けられたメブ64aの1
つと係合し、フライウェイト部材55を被動クラッチ部
材30に関して正確に配置する。また、フライウェイト
・リテーナ55は、その内面の周囲に第3図に示すよう
な離間した一連の凹部55bを有している。
で作動している場合、駆動クラッチ部材20を被動クラ
ッチ部材30から離すための遠心フライウェイト・クラ
ッチ・セパレータ部材52を有している。セパレータ部
材は、相互に係合するクラッチ歯34.36が過度に摩
耗するのを防いでいる。このクラッチ・セパレータ部材
52は、内部凹部32中に配置された環状スラスト・ワ
ッシャ54と、環状スラスト・ワッシャ54と駆動クラ
ッチ部材20のショルダ24との間に配置されたルーズ
・スラスト・ワッシャ6γを有している。また、環状ス
ラスト・ワッシャ54の前方の内部凹部32には、スリ
ーブ状の成形プラスチック・フライウェイト・リテーナ
55が、保持されている。フライウェイト・リテーナ5
5の外面は、その周囲に離間しで設けられた一連の四部
55aを有している。各凹部は、被動クラッチ部材30
の内面64の周囲に離間して設けられたメブ64aの1
つと係合し、フライウェイト部材55を被動クラッチ部
材30に関して正確に配置する。また、フライウェイト
・リテーナ55は、その内面の周囲に第3図に示すよう
な離間した一連の凹部55bを有している。
フライウェイト・リテーナの離間した四部55bには、
複数の遠心フライウェイト部材58が嵌合している。各
遠心フライウェイト部材58の一部62は、離間した凹
部55bの1つまで延びている。
複数の遠心フライウェイト部材58が嵌合している。各
遠心フライウェイト部材58の一部62は、離間した凹
部55bの1つまで延びている。
実際には、各遠心フライウェイト部材58の大部分は、
離間した凹部の1つに配置されている。
離間した凹部の1つに配置されている。
各遠心フライウェイト部材58の寸法は、それが配置さ
れている離間した凹部55bと環状スラスト・ワッシャ
54の円錐形の内面56とともに作用するような適当な
寸法である。したがって、各遠心フライウェイト部材5
8は、スリーブ28の外面と係合する内面72と、内面
から離間した外面74とを有している。内面72と外面
γ4は、円形で同心の円筒状であることが望ましい。各
フライウェイト部材58の内面T2および外面74との
間には、第1および第2ガイド面76.78が形成され
ている。第1および第2ガイド面γ6゜78は、平坦で
、互いに平行している。これらは、遠心フライウェイト
部材の重心を通る半径方向平面に並行であることが望ま
しい。第1および第2ガイド面76.78は、環状フラ
イウェイト・リテーナの凹部55bの並行面82.84
とともに作用して、軸方向または円周方向のいずれにも
ほとんど移動するととなく遠心フライウェイ奉部材58
の往復運動をガイドする。
れている離間した凹部55bと環状スラスト・ワッシャ
54の円錐形の内面56とともに作用するような適当な
寸法である。したがって、各遠心フライウェイト部材5
8は、スリーブ28の外面と係合する内面72と、内面
から離間した外面74とを有している。内面72と外面
γ4は、円形で同心の円筒状であることが望ましい。各
フライウェイト部材58の内面T2および外面74との
間には、第1および第2ガイド面76.78が形成され
ている。第1および第2ガイド面γ6゜78は、平坦で
、互いに平行している。これらは、遠心フライウェイト
部材の重心を通る半径方向平面に並行であることが望ま
しい。第1および第2ガイド面76.78は、環状フラ
イウェイト・リテーナの凹部55bの並行面82.84
とともに作用して、軸方向または円周方向のいずれにも
ほとんど移動するととなく遠心フライウェイ奉部材58
の往復運動をガイドする。
さらに、各遠心フライウェイト部材58は、その外面か
ら内面に向けて内側に延びた傾斜面86を有している。
ら内面に向けて内側に延びた傾斜面86を有している。
この傾斜面86は、環状スラスト・ワッシャ54の円錐
形内面56とともに作用して、オーバランニング状態に
おいて、駆動クラッチ部材20と被動クラッチ部材30
の各歯34゜36を分離させる。遠心フライウェイト部
材58は、傾斜面86から離れて配置されかつ各第1お
よび第2ガイド面76.78に垂直で内面72と外面T
4の間に延びた第3ガイド而88を有している。第3ガ
イド百88は、内部凹部32のベース面90とともに作
用する。したがって、ベース面90は、遠心フライウェ
イト部材58の半径方向外方運動の間、接合部として動
作する。
形内面56とともに作用して、オーバランニング状態に
おいて、駆動クラッチ部材20と被動クラッチ部材30
の各歯34゜36を分離させる。遠心フライウェイト部
材58は、傾斜面86から離れて配置されかつ各第1お
よび第2ガイド面76.78に垂直で内面72と外面T
4の間に延びた第3ガイド而88を有している。第3ガ
イド百88は、内部凹部32のベース面90とともに作
用する。したがって、ベース面90は、遠心フライウェ
イト部材58の半径方向外方運動の間、接合部として動
作する。
動作において、エンジンをクランクしたい場合には、ピ
ニオン・ギヤ26が、始動ギヤ22に係合するので、ス
タータ駆動装置10は、シフト機構(図示せず)により
右側にシフトされる。パワ・シャフト12は、始動モー
タ(図示せず)によシ回転され、直線スプライン16の
軸方向に延びるスリーブ14およびヘリカル・スプライ
ン18を介して駆動クラッチ部材20にトルクを伝達す
る。駆動クラッチ部材20は、歯34.36を介して被
動クラッチ部材30を駆動する。それによシ、被動クラ
ッチ部材30は、エンジンのピニオン・ギヤ26および
始動ギヤ22を回転する。
ニオン・ギヤ26が、始動ギヤ22に係合するので、ス
タータ駆動装置10は、シフト機構(図示せず)により
右側にシフトされる。パワ・シャフト12は、始動モー
タ(図示せず)によシ回転され、直線スプライン16の
軸方向に延びるスリーブ14およびヘリカル・スプライ
ン18を介して駆動クラッチ部材20にトルクを伝達す
る。駆動クラッチ部材20は、歯34.36を介して被
動クラッチ部材30を駆動する。それによシ、被動クラ
ッチ部材30は、エンジンのピニオン・ギヤ26および
始動ギヤ22を回転する。
エンジンが点火し、自動運転を開始すると、始動ギヤ2
2は、パワ・シャフト12よシも速い速度でピニオン・
ギヤ26を駆動する。歯34.36は、始動モータを高
エンジン速度で駆動しないように、スリップする。摩擦
や衝突による激しい摩耗から歯車34.36を保護する
ため、および雑音を表くすため、被動クラッチ部材30
の高速回転は、半径方向外側に遠心フライウェイト部材
58を駆動する。各遠心フライウェイト部材58の運動
は、目標の半径方向の移動とは別の、被動クラッチ部材
30に関する遠心フライウェイト部材5日の移動を阻止
するように、環状フライウェイト・リテーナの凹部55
bの1つによりガイドされる。
2は、パワ・シャフト12よシも速い速度でピニオン・
ギヤ26を駆動する。歯34.36は、始動モータを高
エンジン速度で駆動しないように、スリップする。摩擦
や衝突による激しい摩耗から歯車34.36を保護する
ため、および雑音を表くすため、被動クラッチ部材30
の高速回転は、半径方向外側に遠心フライウェイト部材
58を駆動する。各遠心フライウェイト部材58の運動
は、目標の半径方向の移動とは別の、被動クラッチ部材
30に関する遠心フライウェイト部材5日の移動を阻止
するように、環状フライウェイト・リテーナの凹部55
bの1つによりガイドされる。
遠心フライウェイト部材58の外方移動により、遠心フ
ライウェイト部材58の傾斜面86を環状スラスト・ワ
ッシャ54の円錐形の内面56に係合させ、第1図に示
すように弾性ばね部材50の偏位力に対抗して、環状ス
ラスト・ワッシャ54を左側に押圧する。環状スラスト
・ワッシャ54のこの運動は、ルー2・スラスト・ワッ
シャ6γと、軸方向に延びるスリーブ14の半径方向内
側に延びるショルダ24とを介して駆動クラッチ部材2
0に伝達され、駆動クラッチ部材2oと被動クラッチ部
材30を分離させる。
ライウェイト部材58の傾斜面86を環状スラスト・ワ
ッシャ54の円錐形の内面56に係合させ、第1図に示
すように弾性ばね部材50の偏位力に対抗して、環状ス
ラスト・ワッシャ54を左側に押圧する。環状スラスト
・ワッシャ54のこの運動は、ルー2・スラスト・ワッ
シャ6γと、軸方向に延びるスリーブ14の半径方向内
側に延びるショルダ24とを介して駆動クラッチ部材2
0に伝達され、駆動クラッチ部材2oと被動クラッチ部
材30を分離させる。
前述したスタータ駆動装置1oは、従来のものよりも優
れたいくつかの利点がある。遠心フライウェイト部材5
8は、スタータ駆動歯車装置の従来の遠心フライウェイ
ト部材に比較して、製造が簡単でしかもコストが安い。
れたいくつかの利点がある。遠心フライウェイト部材5
8は、スタータ駆動歯車装置の従来の遠心フライウェイ
ト部材に比較して、製造が簡単でしかもコストが安い。
さらに、遠心フライウェイト部材58は、非常に強く、
壕だ前述したように遠心フライウェイト部材58に適し
てい力い材料でも製造することができるので、この部材
を製造するのに選択できる材料の種類を増すことができ
る。その上、凹部55bを含む成形プラスチック・フラ
イウェイト・リテーナ55の使用により、フライウェイ
トを保持するのに使用される凹部を、非常に正確な寸法
に作ることができるので、被動クラッチ部材30にこの
ような精密な寸法の凹部を直接的に形成するのに、複雑
な機械加工曾たは常温成形作業に頼る必要がない。これ
は、通常使用する際受ける負荷や摩耗から保護するため
、一般には、硬貨合金で形成されている。環状フライウ
ェイト・リテーナ55は、たとえば、ナイロン(ポリア
ミド)をベースにした材料のような、硬質の寸法安定性
熱可塑性樹脂材料でできていることが望ましい。さらに
、フライウェイト・リテーナは、一般的な射出成形方法
および装置により、このような熱可塑性樹脂材料で速く
しかも安価に大量生産できる。
壕だ前述したように遠心フライウェイト部材58に適し
てい力い材料でも製造することができるので、この部材
を製造するのに選択できる材料の種類を増すことができ
る。その上、凹部55bを含む成形プラスチック・フラ
イウェイト・リテーナ55の使用により、フライウェイ
トを保持するのに使用される凹部を、非常に正確な寸法
に作ることができるので、被動クラッチ部材30にこの
ような精密な寸法の凹部を直接的に形成するのに、複雑
な機械加工曾たは常温成形作業に頼る必要がない。これ
は、通常使用する際受ける負荷や摩耗から保護するため
、一般には、硬貨合金で形成されている。環状フライウ
ェイト・リテーナ55は、たとえば、ナイロン(ポリア
ミド)をベースにした材料のような、硬質の寸法安定性
熱可塑性樹脂材料でできていることが望ましい。さらに
、フライウェイト・リテーナは、一般的な射出成形方法
および装置により、このような熱可塑性樹脂材料で速く
しかも安価に大量生産できる。
彦お、本発明は、本発明の思想範囲において様々に改変
し得ることは、当業者には明白であろう。
し得ることは、当業者には明白であろう。
第1図は、本発明によるエンジンのスタータ歯車装置の
実施例の側面図、第2図は、第1図のエンジン・スター
タ歯車装置の一部拡大図、第3図は、第1図の線3−3
に沿った断面図である。 10・・・・スタータ駆動装置、14・・・・スリーブ
、12・・・・パワ・シャフト、16・・・・スプライ
ン、20・・・・駆動クラッチ部材、22・・・・始動
ギヤ、24・・・・ショルダ、26・・・・ピニオン・
ギヤ、30・・・・被動クラッチ部材、34.36・・
・・歯、38・・・・ハウジング、4B・・・・弾性部
材、50・・・・ばね部材、52・・・・セパレータ部
材、54・・・・環状スラスト・ワッシャ、55・・・
・フライウェイト・リテーナ、58・・・・遠心フライ
ウェイト部材。 特許出願人 ファセット・エンタープライゼス・イ
ンコーホレーテッド
実施例の側面図、第2図は、第1図のエンジン・スター
タ歯車装置の一部拡大図、第3図は、第1図の線3−3
に沿った断面図である。 10・・・・スタータ駆動装置、14・・・・スリーブ
、12・・・・パワ・シャフト、16・・・・スプライ
ン、20・・・・駆動クラッチ部材、22・・・・始動
ギヤ、24・・・・ショルダ、26・・・・ピニオン・
ギヤ、30・・・・被動クラッチ部材、34.36・・
・・歯、38・・・・ハウジング、4B・・・・弾性部
材、50・・・・ばね部材、52・・・・セパレータ部
材、54・・・・環状スラスト・ワッシャ、55・・・
・フライウェイト・リテーナ、58・・・・遠心フライ
ウェイト部材。 特許出願人 ファセット・エンタープライゼス・イ
ンコーホレーテッド
Claims (9)
- (1)始動ギヤを有するエンジンを選択的に始動するエ
ンジンのスタータ歯車装置において: パワ・シャフトと; 上記パワ・シャフトに滑動可能であるが回転しないよう
に取り付けられ、かつその一端に形成された外部ヘリカ
ル・スプラインを有するスリーブと; 上記パワ・シャフトに対して軸方向に移動するよう上記
パワ・シャフトに滑動可能にジャーナル結合され、かつ
始動されるべき上記エンジンの上記始動ギヤと係合した
り離れたり運動するよう構成されたピニオン・ギヤと; 上記ピニオン・ギヤとともに動作するよう上記ピニオン
・ギヤに取り付けられた被動クラッチ部材と; 上記被動クラッチ部材に形成されたほぼ円形の凹部と; 上記被動クラッチ部材に形成された上記ほぼ円形の凹部
中に位置し、かつ外面と内面とを有する成形プラスチッ
ク・スリーブと; 上記スリーブの上記ヘリカル・スプラインに滑動可能に
取り付けられた駆動クラッチ部材にして、上記駆動クラ
ッチ部材と被動クラッチ部材は、それらの間で一回転方
向にトルクを伝達する相互に係合可能な傾斜歯を有して
いる駆動クラッチ部材と; 開放端を有し、上記スリーブに滑動可能に支持され、か
つ上記駆動クラッチ部材と被動クラッチ部材を空間的に
包囲するバレル・ハウジングと;上記開放端に隣接して
上記バレル・ハウジング中に配置され、かつ上記ハウジ
ング中に上記駆動クラッチ部材および被動クラッチ部材
を収容するよう上記被動クラッチ部材と係合する隣接部
材と;上記バレル・ハウジング中に配置され、上記駆動
クラッチ部材と隣接し、かつ上記駆動クラッチ部材およ
び被動クラッチ部材を相互に係合させるように偏位する
弾性部材と; 上記被動クラッチ部材の上記円形凹部に隣接して上記駆
動クラッチ部材に形成された半径方向内側に延びたシヨ
ルダと; 上記被動クラッチ部材の上記ほぼ円形の凹部中にルーズ
に配置され、かつ内部円錐面を有している環状スラスト
・ワッシャにして、上記環状スラスト・ワッシャが第1
軸方向に移動される時、上記駆動クラッチ部材の上記半
径方向内側に延びたシヨルダに隣接する環状スラスト・
ワッシャと;上記成形プラスチック・スリーブ中に環状
に配置され、上記環状スラスト・ワッシャの上記円錐面
に隣接する傾斜面をそれぞれ有し、かつ遠心力に応じて
上記環状スラスト・ワッシャを上記第1方向に移動する
ように動作する複数の遠心フライウェイト部材と; 上記成形プラスチック・スリーブの上記内面に形成され
、かつ上記複数の遠心フライウェイト部材の対応する遠
心フライウェイト部材の少なくとも一部をそれぞれ収容
して、上記複数の遠心フライウェイト部材の円周方向の
運動を阻止する一方、その半径方向の運動を可能にする
複数の半径方向外側に延びた空所と から成ることを特徴とするエンジンのスタータ歯車装置
。 - (2)特許請求の範囲第1項記載のスタータ歯車装置に
おいて、複数の空所のそれぞれに配置された対応する遠
心フライウェイト部材の少なくとも一部は、上記対応す
る遠心フライウェイト部材の重心とほぼ軸方向に整合し
ていることを特徴とするスタータ歯車装置。 - (3)特許請求の範囲第1項記載のスタータ歯車装置に
おいて、弾性部材および環状スラスト・ワッシャは、駆
動クラッチ部材に逆の力を与えることを特徴とするスタ
ータ歯車装置。 - (4)特許請求の範囲第1項記載のスタータ歯車装置に
おいて、複数の遠心フライウェイト部材に半径方向内側
の隣接停止装置を供給するため、ピニオン・ギヤと被動
クラッチ部材とともに可動な停止部材を有していること
を特徴とするスタータ歯車装置。 - (5)特許請求の範囲第1項記載のスタータ歯車装置に
おいて、複数の遠心フライウェイト部材は、3つの遠心
フライウェイト部材から成り、複数の空所は、3つの空
所から成ることを特徴とするスタータ歯車装置。 - (6)特許請求の範囲第1項記載のスタータ歯車装置に
おいて、複数の各遠心フライウェイト部材は単一部材か
ら成り、この単一部材は: スリーブに隣接して配置された部分的円筒形の内面と; 上記内面から離れて配置された外面と; 上記内面と上記外面との間に延びた平坦な第1ガイド面
と; 上記内面と上記外面との間に延びた、平坦でかつ上記第
1ガイド面に並行した第2ガイド面にして、上記外面と
上記内面との間および上記第1および第2ガイド面との
間に、傾斜面が形成されている第2ガイド面と; 上記傾斜面から離れて上記外面と上記内面との間に延び
、かつ上記各第1および第2ガイド面に垂直にそれらの
間に延びている第3ガイド面と;から成ることを特徴と
するスタータ歯車装置。 - (7)特許請求の範囲第6項記載のスタータ歯車装置に
おいて、第1および第2ガイド面は、遠心フライウェイ
ト部材の重心を通る半径方向平面に並行していることを
特徴とするスタータ歯車装置。 - (8)特許請求の範囲第7項記載のスタータ歯車装置に
おいて、外面は、部分的に円筒形で、内面と同心である
ことを特徴とするスタータ歯車装置。 - (9)特許請求の範囲第1項記載のスタータ歯車装置に
おいて、被動クラッチ部材は、そこから半径方向内側に
突出した突出部材を備えた内面を有し、かつ成形プラス
チック・スリーブの外面の凹部は、上記被動クラッチ部
材の内面の上記突出部に係合して、上記被動クラッチ部
材に関して上記成形プラスチック・スリーブを円周方向
に配置することを特徴とするスタータ歯車装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US907744 | 1986-09-15 | ||
US06/907,744 US4712435A (en) | 1984-01-30 | 1986-09-15 | Engine starter gearing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6371571A true JPS6371571A (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=25424571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62228659A Pending JPS6371571A (ja) | 1986-09-15 | 1987-09-14 | エンジンのスタータ歯車装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4712435A (ja) |
JP (1) | JPS6371571A (ja) |
CA (1) | CA1291347C (ja) |
DE (1) | DE3730938C2 (ja) |
GB (1) | GB2195147B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2010101314A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-05-06 | General Electric Co <Ge> | スタータ駆動アセンブリおよびエンジンを始動する方法 |
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US5237882A (en) * | 1991-05-16 | 1993-08-24 | Purolator Products Company | Engine starter gearing with laminated cushion washers |
US5513540A (en) * | 1994-08-02 | 1996-05-07 | Purolator Products N.A., Inc. | Engine starter gearing having improved grease retention |
JP3011088B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2000-02-21 | 株式会社デンソー | 始動兼発電装置 |
US6948392B2 (en) * | 2003-03-07 | 2005-09-27 | Tech Development, Inc. | Inertia drive torque transmission level control and engine starter incorporating same |
CN102817933A (zh) * | 2012-08-22 | 2012-12-12 | 无锡市闽仙汽车电器有限公司 | 一种单向离合器 |
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DE102013019649A1 (de) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Laudenbach Formtechnik GmbH & Co. KG | Vollflächenfreilauf |
CN112983709A (zh) * | 2019-12-18 | 2021-06-18 | 重庆隆鑫通航发动机制造有限公司 | 一种离心式过载保护启动装置及发动机 |
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JPS6053786B2 (ja) * | 1979-12-24 | 1985-11-27 | 沢藤電機株式会社 | エンジンの始動装置 |
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US4611499A (en) * | 1984-01-30 | 1986-09-16 | Facet Enterprises, Inc. | Engine starter gearing |
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1986
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