JPS63290549A

JPS63290549A - 超音波装置用混成形探触子

Info

Publication number: JPS63290549A
Application number: JP62123806A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Endo; 正遠藤
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1987-05-22
Filing date: 1987-05-22
Publication date: 1988-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、医療診断、材料探傷、魚群探知機等の海洋探
査などに用いる超音波装置に関し、特に、その超音波探
触子に適用して有効な技術に関するものである。

〔従来技術〕

従来の超音波装置は、下記の分類に従って単一用途とし
ての超音波探触子を各分類毎に製造している。

（１）、形成：リニア形、セクタ形、コンベックス形、
単片、（２）１周波数：３．５メガヘルツ（ＭＨｚ）　、　５
メガヘルツ、７．５メガヘルツ、（３）、用途；一般産科腹部用、心臓用、体腔内用、手
術用、〔発明が解決しようとする問題点〕しかしながら、前記従来の超音波探触子では。

その形状９周波数、用途などによって多種類の探触子を
用意せねばならないという問題があった。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、同一の超音波探触子で複数の機能をも
たせることができる技術を提供することにある。

本発明の他の目的は、用意する超音波探触子の個数を低
減することができる技術を提供することにある。

本発明の他の目的は、各種の検査操作を容易に行なうこ
とができる技術を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明ｍ書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔問題点を解決するための手段〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、同一の超音波探触子内に機能の異なる複数種
類の振動子群を設け、これらの振動子群を振動子群選択
スイッチにより切換えるように構成したことを特徴とす
る超音波装置用混成形探触子である。

〔作用〕

前記手段によれば、同一の超音波探触子内に機能の異な
る複数種類の振動子群、例えば、同一探触子筐体内で複
数の形状及び固有振動周波数の振動子群を組込み、これ
らの振動子群を振動子群選択スイッチにより切換えるこ
とにより、例えば、一般産科腹部検査用、心臓検査用、
体腔内検査用、手術用等の用途のうち複数の用途に適し
た機能の異なる複数種類の振動子群を振動子群選択スイ
ッチによって切換えるだけで所望の超音波探触子を設定
することができるので、用、意する超音波探触子の個数
を低減することができる。また、これにより、各種の検
査操作を容易にすることができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。

なお、実施例を説明するための全図において。

同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。

〔実施例Ｉ〕

第１図は、本発明の実施例Ｉの超音波装置用混成形探触
子の概略構成を説明するための斜視図、本実施例Ｉの超
音波装置用混成形探触子は、第１図及び第２図に示すよ
うに、混成形探触子筐体部１には、３．５メガヘルツの
超音波を発生する第１リニア形振動子群２．５メガヘル
ツの超音波を発生する第２リニア形振動子群３及び３．
５メガヘルツの超音波を発生する半径７６ｍｍのコンベ
ックス形振動子群４が設けられている。

前記第１リニア形振動子群２は、例えば、産科検査用、
腹部検査用等の探触子として用いられ、第２リニア形振
動子群３は、例えば、乳腺用探触子、甲状腺検査用、小
児検査用等の探触子として用いられる。また、コンベッ
クス形振動子群４は、腹部用探触子として用いられ、主
として肝内管腔。

すいぞう等の検査に用いられる。

また、混成形探触子筐体部ｌの側面には、前記３種類の
振動子群２，３．４のうちから所望のものを選択するた
めの振動子群選択スイッチ５及びその振動子群選択スイ
ッチ５で選択設定される振動子群の種類を表示するため
の表示シルク６が設けられている。

次に、本発明の実施例Ｉの超音波装置用混成形探触子を
適用した超音波送受波回路の概略構成を説明する。

第３図は、本発明の実施例Ｉの超音波装置用混成形探触
子を適用した超音波送受波回路の概略構成を示す回路図
である。

本実施例の超音波送受波回路の概略構成は、第３図に示
すように、前記第１図及び第２図に示す振動子群選択ス
イッチ５により、前記第１リニア形振動子群２．第２リ
ニア形振動子群３．コンベックス形振動子群４のうちか
ら、所定の振動子群を選択して設定する。この設定され
た振動子群の選択設定信号（イ）は、パルス発射回路１
３．制御回路１９及び振動子選択回路２０に入力される
。

制御回路１９では各々の振動子群及び設定モードに応じ
たフォーカス制御〔送波コントロールは信号（ロ）によ
り、受波コントロールは信号（ハ）による〕及び探触子
固有振動周波数に応じた半波長パルス幅を制御〔信号（
ニ）による〕するようになっている。

通常、１種類の振動子群を有する超音波探触子の場合の
制御回路１９からの４８号（ニ）をパルス発射回路１３
に入力して、パルス発射回路１３から超音波発射用パル
スのパルス幅（通常使用探触子固有振動周波数の半波長
幅）及びパルス繰返し周波数を選択して超音波発射用パ
ルス（ホ）を発生するようになっている。前記信号（ニ
）は、各モード、例えば単フォーカス操作、多段フォー
カス操作、探触子周波数、表示倍率、Ａモード、Ｂモー
ド、Ｍモード、Ｂ／Ｍモード等を指定する制御信号であ
る。

前記超音波発射用パルス（ホ）は、各モードに応じたパ
ルスである。そして、一般にフォーカス機能を有する装
置においては、超音波発射用パルス（ホ）はディレィラ
イン群１４を通して高圧駆動回路群１５に入力されて高
圧駆動パルス（へ）に変換される。これらの高圧駆動パ
ルス（へ）のうちの高圧駆動パルス（ト）は、振動子選
択回路２０で予め選択設定しておいた振動子群１２の必
要数の振動子＄ｊｔ　＃ｊ＋１・・・・−を駆動し、こ
れらにより超音波パルスを生体内に発射する。生体内よ
り反射して帰ってきた超音波信号は、振動子群１２の必要数の振動子
＃ｊｔ　ｔｔｊ＋１・・・を介し電気信号（チ）に変換
される。この電気信号（チ）は、再び振動子選択回路２
０を通り受波信号（ＩＪ　）　　となる。受波信号（す
）は、受波フォーカス用ディレィライン１６と抵抗群１
７で位相整合され、演算増幅器１８で加算増幅される。

この合成受波信号（ヌ）は、更にビデオ増幅器２１で超
音波出力信号に変換され、表示装置（図示していない）
に表示されるようになっている。

前述のように、同一の超音波探触子内に機能の異なる複
数種類の振動子群２，３．４を組込み、これらの振動子
群２，３．４を振動子群選択スイッチ５により切換える
ことにより、例えば、一般産科腹部検査用、心臓検査用
、体腔内検査用、手術用等の用途うち複数の用途に適し
た機能の異なる複数種類の振動子群２．３．４を振動子
群選択スイッチ５によって切換えるだけで所望の超音波
探触子を設定することができるので、用意する超音波探
触子の個数を低減することができろ。また、これにより
、各種の検査操作を容易にすることができる。

〔実施例■〕

第４図は、本発明の実施例■の超音波装置用混成形探触
子の概略構成を示す斜視図である。

本実施例■の超音波装置用混成形探触子は、第４図に示
すように、２種類のコンベックス形探触子を混成したも
のであり、混成形探触子筐体部１には、例えば、３．５
メガヘルツ用で曲率半径４０ｍｍの第１コンベックス形
振動子群７と５メガヘルツ用で曲率半径４０ｎｏｎの第
２コンベックス形振動子群８が設けられている。そして
、それらの第１及び第２コンベツクス形振動子群７，８
、を選択して使用するための振動子群選択スイッチ５が
探触子筐体部１の側面に設けられている。

前記第１コンベックス形振動子群７は、腹部全般の検査
に用いられ、第２コンベックス形振動子群８は、甲状腺
、乳腺等の検査に用いられる。

また、前記コンベックス形振動子群の組合せは、例えば
、心臓検査用の３．５メガヘルツで曲率半径１０ｍ＋ｍ
の振動子群と腹部全般検査用の３．５メガヘルツで曲率
半径７６ｍｍの振動子群とを組合せてもよい。

そして１本実施例の発明は振動子群選択スイッチ５の選
択膜設定情報、及び第１コンベックス形振動子群７と第
２フンペックス形振動子群８との切換設定情報を第３図
に示す振動子選択回路２゜に入力して、所定の振動子群
を選択し、制御回路１９より各々のコンベックス形振動
子群及び設定モードに応じたフォーカス制御及び探触子
固有振動周波数に応じた半波長パルス幅制御を行なうよ
うになっている。それ以後の動作は、前記実施例Ｉの場
合と同様である。

前述の説明かられかるように、本実施例■によれば、前
記実施例Ｉのものと同様の作用効果を奏する。例えば、
従来のように装置本体の台車部の端に３〜４本の用途別
、周波数別探触子を探触子吊り金具と称する器具に取り
付け、同一患者に於いても■数疾患を有している場合診
断部位別にそのつど使用者が探触子を切換えて使用して
きた不便さ、また超音波装置そのものが特に探触子吊り
金具を羅列するため、必然的に横幅に置いて大きくなり
院内回診用としての移動の不便さ、更に最も重要な点で
もある装置プラス探触子としてのシステムのコスト低減
に対し大いに貢献することができる。

なお１本発明の技術思想を更に発展して、単一超音波探
触子においても、超音波探触子側に振動子群選択スイッ
チ５を設け、固有振動周波数以上は不可能であるが、そ
れ以下の周波数成分で深部目的診断においてはその周波
数の成分の変化が可能であるから、半波長パルスを変え
ることもできる。

以上１本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

例えば、前記実施例では、本発明を医療診断に使用する
超音波装置用混成形探触子に適用した例について説明し
たが、本発明は、材料探傷、魚群探知機等の海洋探査な
どの超音波装置用混成形探触子にも適用できることは勿
論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、同一の超音波探
触子内に機能の異なる複数種類の振動子群、例えば、同
一探触子筐体内で複数の形状及び固有振動周波数の振動
子群を組込み、これらの振動子群を振動子群選択スイッ
チにより切換えることにより、例えば、一般産科腹部検
査用、心臓検査用、体腔内検査用、手術用等の用途のう
ち複数の用途に適した機能の異なる複数種類の振動子群
を振動子群選択スイッチによって切換えるだけで所望の
超音波探触子を設定することができるので、用意する超
音波探触子の個数を低減することができる。また、これ
により、各種の検査操作を容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例Ｉの超音波装匝用混成形探触
子の概略構成を説明するための斜視図、成形探触子を適
用した超音波送受波回路の概略構成を示す回路図、第４図は、本発明の実施例■の超音波装置用混成形探触
子の概略構成を示す斜視図である。図中、１・・・混成形探触子筐体部、２・・・第１リニ
ア形振動子群、３・・・第２リニア形摂動子群、４・・
・コンベックス形振動子群、５・・・振動子群選択スイ
ッチ、６・・・表示シルク、７・・・第１コンベックス
形振動子群、８・・・第２コンベックス形振動子群、１
２・・・振動子群、１３・・・パルス発射回路、１４・
・・ディレィライン群、１５・・・高圧駆動回路群、１
６・・・受波フォーカス用デ、イレイライン、１７・・
・抵抗群、１８・・・演算増幅器、１９・・・制御回路
、２０・・・振動子選択回路、２１・・・ビデオ増幅器
である。、／′ 茅　１　目茅２　目

Claims

【特許請求の範囲】

（１）同一の超音波探触子内に機能の異なる複数種類の
振動子群を設け、これらの振動子群を振動子群選択スイ
ッチにより切換えるように構成したことを特徴とする超
音波装置用混成形探触子。