JPS6328964A - 高強度網構造体 - Google Patents

高強度網構造体

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Publication number
JPS6328964A
JPS6328964A JP61172303A JP17230386A JPS6328964A JP S6328964 A JPS6328964 A JP S6328964A JP 61172303 A JP61172303 A JP 61172303A JP 17230386 A JP17230386 A JP 17230386A JP S6328964 A JPS6328964 A JP S6328964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
fiber bundles
running body
strength
long sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP61172303A
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English (en)
Inventor
堀田 義弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hotta Co Ltd
Original Assignee
Hotta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hotta Co Ltd filed Critical Hotta Co Ltd
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Publication of JPS6328964A publication Critical patent/JPS6328964A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高強度網構造体に係り、その目的は土木・建
築用、例えば傾斜面保護ネット、工事安全ネット、農業
用、産業資材用、スポーツ用、漁業用等の分野で有効に
使用でき、単繊維の強力利用率が高く種々の用途に使用
でき、しかも多品種少量生産に適し素材の種類を選ばず
に網構造体とでき、使用に際して空気、水の抵抗が小さ
い高強度網構造体の提供にある。
(従来技術及びその問題点) 従来の網体としては、繊維製のものとして有結節、無結
節、ラッセル(編み上げ)構造のものがあり、又、合成
樹脂製としてインジェクション成形、押しだし延伸成形
等がある。
これら従来の網構造体のうち合成樹脂製のインジェクシ
ョン成形、押しだし延伸成形等は金型の大きさや装置に
限定されて、大面積、高強度のものは製造しにくり、又
、装置に限定された製品しか製造出来ないという欠点も
あった。
一方、繊維製のものは有結節、無結節、ラフセル(編み
上げ)構造のいずれも、その網構造体に使われている原
材料たる単繊維の強力利用という観点からは不充分なも
のであった。
一般的に、繊維束体或いは原糸は、その単繊維を結節さ
せれば結節強度低下が生じ、又、折り曲げても強度低下
が生じ、通常この強度低下は3割から4割に至る、所謂
強力利用率が低下する。
この強力利用率とは単繊維の強度を基にして、繊維加工
品が維持する強度の比率のことをいう。
したがって、従来の網構造体の有結節、無結節、ラッセ
ル(編み上げ)構造のいずれも繊維束体、或いは繊維が
折曲、織り上げ、組み上げ、結節、編み上げされて網構
造体とされているものであるため、高強力利用率の観点
からは充分なものではなかうた。
(解決課題) この発明は従来の欠点に照らし、土木建築用、農業用、
産業資材用、スポーツ用、漁業用等の分野で有効に使用
でき、強力利用率が高く種々の用途に使用でき、しかも
多品種少量生産に通し素材の種類を選ばずに網構造体と
でき、使用に際して空気、水の抵抗が小さく、更に製造
に際し、その製造工程が簡便で大掛りな装置の必要がな
く、種々の用途に使用するに少量多品種の製造が可能な
、しかも素材の種類を選ばずに網構造体とできる高強度
網構造体を得んとしてなされたものである。
(発明の解決手段) この発明者らは上記のような事情に照らし、鋭意に研究
した結果、繊維束体の強度低下を避けるため、まず一定
長の繊維束体を使用した網構造体を開発し、この発明を
創出するに至った。
すなわち、この発明は対向する二長辺の両側に、定間隔
(d)で係止部が設けられた所要長をもつ走行体に、始
端部が係止固定された連続する繊維束を用い、この繊維
束を一本以上それぞれ対向する長辺側から係止部間隔(
d)だけ隔てて使用し、これらの繊維束の自由端側を対
向長辺側へ送り出し、その対向長辺側の特定係止部で係
止して折り返し、再び供給長辺側へ戻すサイクルを単位
サイクルとし、この単位サイクル間に前記走行体が任意
一定距離同一方向に間欠移動し、この単位サイクル及び
走行体の移動を一工程とし、この単位工程が網体の必要
長さ分だけ反復されて単位網構造体とされ、この単位構
造体が少なくとも2回以上繰り返され、その繊維束の交
叉部の必要箇所が結合された後、走行体が除去されてな
る高強度網構造体に係るものである。
(発明の構成) 第1図、第2図はこの発明に係る網構造体の製造過程の
外観図を示し、第3図はこの網構造体の平面図、第4図
はこの発明に係る編み上げ構造体の交叉部及びその交叉
部の結合状態を示す図面である。
まず、第1図において(1)は対向する二長辺(al、
(blの両側に定間隔(dlで係止部(2)が設けられ
た所要長をもつ走行体である。
(3)は始端部(3a)が係止固定され、自由端(3b
)側へ連続する繊維束である。
この発明において繊維束(3)としては、合成樹脂繊維
、天然繊維、金属繊維、炭素繊維、硝子繊維等からなる
単繊維、或いは単繊維束、紐、組紐、綱紀等が好適に使
用でき、特にこの発明においては従来剛性が強く、折り
曲げ等の加工に通さないと考えられていた硝子繊維、ア
ラミド繊維がその製法の簡便性によって使用できる。
第1図において、この繊維束(3)を−本以上それぞれ
対向する長辺(lIll ta>、(b)からそれぞれ
係止部間隔(d)だけ隔てて使用している。
この図示する実施例においては、それぞれの対向する長
辺側(al、(′b)から繊維束(3)を1本づつ使用
している状態が示されているが、この発明においては繊
維束(3)は1本以上であって、且つ係止部(2)・(
2)の間隔fd)だけ隔てて平行使用されていれば良い
この位置から対向する走行体(1)の定間隔、第1図実
施例においては4係止部分だけ移動した次の係止部(2
b)に向かって繊維束(3)を移動させ、この係上部(
2b)の位置で繊維束(3)を反転させ、次いで同じく
4係止部分だけ移動位置の係止部(2C)へ繊維束(1
3)を架は渡す。
即ち、この発明においてはこれら繊維束(3)の自由端
側(3b)を対向長辺側((a)から(b)及び(bl
から(al)へ送り出し、その対向長辺側の特定係止部
(2)で係止して折り返し、再び供給長辺側へ戻す。
このサイクルを単位サイクルとし、この単位サイクル間
に、又は半サイクル開銀に前記走行体(1)が任意一定
距離(例えば3d分)同一方向に間欠移動させる。
従って走行子(1)が一定方向で間欠駆動するので、繊
維束(3)の動きとしては対向長辺間((a)から(b
)及び(b)から(a))の直線的前後運動でよい。
前記単位サイクル及び走行体(11の移動を一工程とし
、この単位工程が網構造体(4)の必要長さく1)分だ
け反復されて単位網構造体とされる。
この単位構造体が少なくとも2回以上繰り返され、その
繊維束(3)の交叉部(5)の必要箇所を合成樹脂性接
着剤等で結合、固定する。(第4図参照)この交叉部(
5)の結合は必要最低量の接着剤で行うのが望ましい。
その理由は、この発明に係る網構造体(4)は従来の有
結節網等に比べ網目格子内の開口面積が大きく、空気や
水の抵抗がちいさいことが特徴であるから、スポーツネ
ットや魚網に通し、この開口面積を接着剤の接合部に依
って小さくするのは、空気や水の抵抗を大きくするので
望ましくないからである。
最後に、走行体(1)を除去して高強度網構造体(4)
とする。
第4図は、この単位網構造体を2回反復した高強度網構
造体の交差部(5)を拡大して示したものである。
この高強度網構造体(4)は、繊維束(3)の外周に合
成樹脂、合成ゴム等を塗布含浸させる、或いは樹脂槽に
漬は込む等の手法で外被膜を形成しても良く、或いは何
等の被膜を形成せずにそのまま網体として使用しても良
い。
特に、合成樹脂等で被膜した場合には繊維束の特徴に併
せ、物性的に被膜が強度、耐候、耐熱、耐薬品性、硬度
等を改善し、また外観的には好みの色彩、風合い等を得
ることができる。
(発明の効果) 以上詳述した如(、この発明に係る高強度網構造体は、
対向する二長辺の両側に定間隔(d)で係止部が設けら
れた所要長をもつ走行体に、始端部が係止固定された連
続する繊維束を用い、この繊維束を一本以上それぞれ対
向する長辺側から係止部間隔(dlだけ隔てて使用し、
これらの繊維束の自由端側を対向長辺側へ送り出し、そ
の対向長辺側の特定係止部で係止して折り返し、再び供
給長辺側へ戻すサイクルを単位サイクルとし、この単位
サイクル間に前記走行体が任意一定距離同一方向に間欠
移動し、この単位サイクル及び走行体の移動を一工程と
し、この単位工程が網体の必要長さ分だけ反復されて単
位網構造体とされ、この単位構造体が少なくとも2回以
上繰り返され、その繊維束の交叉部の必要箇所が結合さ
れた後、走行体が除去されてなる高強度網構造体に係る
ものであるから、従来の網構造体に比べ土木建築用の安
全ネットや傾斜面保護ネット、農業用防鳥ネット、防虫
ネット、産業資材用ネット、スポーツボールよけネット
、漁業用魚網等の分野で有効に使用するに繊維束の折り
曲げが少なく、又結節がなく、しかも無撚糸の使用も可
能なので単繊維の強力利用率が高く、製造に際してその
製造工程が簡便で、大損りな装置の必要がないので、種
々の用途に使用するのに少量多品種の製造が可能で、生
産性に優れ、しかも素材の種類を選ばずに網構造体とで
き、使用に際して空気、水の抵抗が小さい高強度網構造
体となる効果がある。
尚、この高強度網構造体に合成樹脂等で被膜した場合に
は、繊維束の特徴に併せ物性的に被膜が強度、耐候、耐
熱、耐薬品性、硬度等を改善し、また外観的には好みの
色彩、風合い等を得られる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明に係る網構造体の製造過程の
外観図を示し、第3図はこの網構造体の平面図、第4図
はこの発明に係る編み上げ構造体の交叉部及びその交叉
部の結合状態を示す図面である。 +11−−一走行体   (a) 、 (b)対向する
二長辺(2)・・・係上部   (3)・〜繊維束(3
a)−m−・始端部  (3b)−・・・自由端第  
1  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する二長辺の両側に定間隔(d)で係止部が
    設けられた所要長をもつ走行体に、始端部が係止固定さ
    れた連続する繊維束を用い、この繊維束を一本以上、そ
    れぞれ対向する長辺側から係止部間隔(d)だけ隔てて
    使用し、これらの繊維束の自由端側を対向長辺側へ送り
    出し、その対向長辺側の特定係止部で係止して折り返し
    、再び供給長辺側へ戻すサイクルを単位サイクルとし、
    この単位サイクル間に前記走行体が任意一定距離同一方
    向に間欠移動し、この単位サイクル及び走行体の移動を
    一工程とし、この単位工程が網体の必要長さ分だけ反復
    されて単位網構造体とされ、この単位構造体が少なくと
    も2回以上繰り返され、その繊維束の交叉部の必要箇所
    が結合された後、走行体が除去されてなる高強度網構造
    体。
JP61172303A 1986-07-22 1986-07-22 高強度網構造体 Pending JPS6328964A (ja)

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JP61172303A JPS6328964A (ja) 1986-07-22 1986-07-22 高強度網構造体

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JP61172303A JPS6328964A (ja) 1986-07-22 1986-07-22 高強度網構造体

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JPS6328964A true JPS6328964A (ja) 1988-02-06

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ID=15939422

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JP61172303A Pending JPS6328964A (ja) 1986-07-22 1986-07-22 高強度網構造体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263829A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Polymer Processing Res Inst 位置微調整型糸掛ピンを有する糸の斜交不織布製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263829A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Polymer Processing Res Inst 位置微調整型糸掛ピンを有する糸の斜交不織布製造装置

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