JPS61202476U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の高伸長導電性シートを構成
する導電性糸の構造をモデル的に表わしたもので
あり、Ａは、熱可塑性エラストマー繊維２を軸に
導電性繊維１をカバリングした糸、Ｂは、熱可塑
性エラストマー繊維２と導電性繊維１を合撚した
糸を表わしている。第２図は導電性繊維よりなる
糸３と熱可塑性エラストマー繊維よりなる糸４を
交編して高伸長導電性シートを作るに際し、糸４
を隔てて糸３をタツク編にて連結してなる組織を
表わしている。第３図は導電性繊維よりなる糸３
がパイル部を構成し、熱可塑性エラストマー繊維
よりなる糸４がグランド部を構成する布帛構造を
モデル的に表わしたものであり、Ａはその非伸長
状態の形状、Ｂはそれを伸長させた後の形状をそ
れぞれモデル的に表わしたものである。第４図は
シンカーパイル組織による布帛構造を表わしてお
り、導電繊維よりなる糸３がパイル部を構成し、
熱可塑性エラストマー繊維４がグランド部を構成
している。 １……導電性繊維、２……熱可塑性エラストマ
ー繊維、３……導電性繊維よりなる糸、４……熱
可塑性エラストマー繊維よりなる糸。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱可塑性エラストマー繊維と導電性繊維か
   らなり、導電性繊維もしくは、これからなる糸が
   クリンプ率５０％以上のクリンプ構造を有する布
   帛単独又はこれと熱可塑性樹脂のフイルムもしく
   はマトリツクス材からなることを特徴とする高伸
   長導電性シート。 (2) 該布帛が熱可塑性エラストマー繊維を軸と
   し、これに導電性繊維をカバリングするか、又は
   熱可塑性エラストマー繊維と導電性繊維とを合撚
   することにより、導電性繊維のクリンプ率を５０
   ％以上とした糸を編織したものである実用新案登
   録請求の範囲第１項記載の導電性シート。 (3) 該布帛が熱可塑性エラストマー繊維よりな
   る糸と導電性繊維よりなる糸とを交編し編組構造
   によつて導電性繊維のクリンプ率を５０％以上と
   したものである実用新案登録請求の範囲第１項記
   載の導電性シート。 (4) 該布帛がグランド部とパイル部からなりグ
   ランド部を熱可塑性エラストマー繊維よりなる糸
   で、パイプ部を導電性繊維よりなる糸で構成して
   なる実用新案登録請求の範囲第１項又は第３項記
   載の導電性シート。 (5) 導電性繊維よりなる糸として、熱可塑性エ
   ラストマー繊維を軸とし、これに導電性繊維をカ
   バリングするか、又は熱可塑性エラストマー繊維
   と導電性繊維とを合撚することにより、導電性繊
   維のクリンプ率を５０％以上とした糸を用いてな
   る実用新案登録請求の範囲第３項又は第４項記載
   の導電性シート。 (6) 該布帛単独からなる実用新案登録請求の範
   囲第１項〜第５項のいずれかに記載の導電性シー
   ト。 (7) 該布帛と熱可塑性樹脂シートとの貼り合わ
   せ物からなる実用新案登録請求の範囲第１項〜第
   ５項のいずれかに記載の導電性シート。 (8) 該布帛と熱可塑性樹脂マトリツクス材との
   一体構造物からなる実用新案登録請求の範囲第１
   項〜第５項のいずれかに記載の導電性シート。