JPS63289619A - 有料情報アクセスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、ビデオテックス等の回線を利用した有料情報
アクセスシステムに係り、特に利用者側より情報センタ
ーに対して料金の支払限度を設定し、例えば誤ったアク
セス操作により利用者が必要以上の料金支払ｎ務を負う
ことのないようにした有料情報アクセスシステムに関す
る。

（従来の技術） 通信回線を利用したデータ通信方式の一つにビデオテッ
クス通信システムがある。ビデオテックス通信システム
は、情報センターにファイルされた多数の画面情報を利
用各端末からの要求（アクセス）によりダウンロードす
るシステムである。

この場合、各画面情報には、所定の料金が設定されてお
り、従来、センターは画面情報がアクセスされたときに
、その画面の料金をアクセス要求した端末に課金してい
る。この場合、利用者は情報センターを呼び出したとき
、あらかじめ表示される情報料金案内画面によって希望
とする画面情報の料金を知ることができる。

しかし、画面アクセス段階において誤った操作を行い希
望しない画面情報をアクセスしてしまうことがある。こ
うした場合、従来のシステムは、端末からのアクセス情
報でただちに、画面情報の送出と、課金処理を行ってし
まうので、利用者は、希望しない画面情報に対する支払
い義務を負ってしまう。画面情報は、種類によっては高
額なものもあり、このような高額な情報を誤ってアクセ
スし、料金を課せられた場合、利用者はシステム自体に
不信を抱き、ひいてはビデオテックスの商品価値を低下
させてしまう。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のビデオテックス通信技術は、不注意によって希望
しない番組をアクセスしてしまった場合にも料金の支払
をしなければならないという問題があった。

このため、誤ってアクセスした画面情報が希望した情報
の料金より高い場合には、予定外の支払　　−を負って
しまう。

本発明は上記問題点を解決し、誤った操作による支払い
負担増を軽減するようにした有料情報アクセスシステム
の提供を目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、情報センターと端末とが回線を介して接続さ
れ、該情報センターに蓄積された有料情報を各端末から
のアクセス要求データによりダウンロードする有料情報
アクセスシステムにおいて、端末側に、１回のアクセス
操作、或は所定期間単位での有料情報に対する支払金額
の上限を設定する上限料金設定手段と、この上限料金設
定手段に設定された値と前記情報センターからの料金情
報の示づ値とを比較する比較手段を含み、この比較手段
の結果を情報センターに上りデータとして送出する通信
手段とを設け、情報センターは、前記上りデータに応じ
て有料情報をダウンロードするか否かを決定するように
構成したことを特徴とする。

（作用） 本発明によれば利用者がアクセスした画面情報に対する
料金情報が端末側の上限料を越えるまで、画面情報を受
信することができ、料金情報が限度額を越えると、アク
セスが無効となり、例えば上限値を一回のアクセス量に
設定した場合、それより高額な情報は受信できず、誤っ
た操作による高額な料金の負担を軽減することが可能と
なる。

（実施例） 以下、本発明をビデオテックス通信システムに適用した
実施例について説明する。第１図は本発明に係る、有料
情報アクセスシステムの一実施例を示す構成図である。

同図において符号Ａは情報センター、Ｂはビデオテック
ス端末（以下端末と略す）であり、情報センターＡは、
送信装置２゜情報処理装置３．アクセス情報記憶装置４
１画面／料金情報記憶装置５とから構成されている。デ
ータ受信袋Ｍ１は端末Ｂからの上り情報を受信し、情報
処理装置３に供給し、データ送信装置２は、情報処理装
置３で処理した画面情報、料金情報を下りデータとして
端末Ｂ側に送出する。情報処理装置３はアクセス情報記
憶装置４と画面／料金情報記憶装置５とがそれぞれ接続
され、データ受信装置１からの上りデータを処理し、端
末Ｂで要求された画面アクセス情報（例えば画面番号）
を上記アクセス情報記憶袋＠４に格納する。又、情報処
理装置３は、アクセス情報記憶装置４に格納されたデー
タに従って画面／料金情報記憶装置５に記憶された画面
情報又は料金情報をアクセスする。

一方、端末臼はデータ送信装置６．データ受信袋＠７．
アクセス情報入力装置８．データ処理装置９．ディスプ
レイ装置１０．上限料金設定装置１１とから成っている
。情報センターＡからの下りデータは、データ受信装置
７で受信され、受信したデータはデータ処理装置９に入
る。データ処理装置９は上記データ受信装置７からの下
りデータを処理すると共にリモコン等のアクセス情報入
力装置８からのキー人力データを処理する。情報処理装
置９は、下りデータ中の画面情報をディスプレイ装置１
０に供給して画面表示させ、料金情報は上限料金設定１
１に設定された上限料金値と比較を行う。ここで上限料
金設定装置１１は端末利用者が画面情報に支払う料金の
上限を設定するためのレジスタであり、データ入力方法
としては例えばアクセス情報入力装＠８を利用する。な
お、１２は電話網である。

第２図は第１図のシステムにおける情報センターＡと端
末Ｂとの行う動作を順に示したフローチャートであり、
ａ１〜ａ５は情報センターＡの行う処理を、ｂ１〜ｂ５
は端末Ｂの行う処理を示す。

以下順に説明する。

ステップｂ１は端末Ｂから情報センターＡに対し画面情
報をアクセスする処理を示す。この画面情報の指定は、
例えば希望画面に設定された番号をアクセス情報入力装
置８で所定キーを操作することによって行う。ステップ
ｂ２はアクセス情報入力装置８で発生した画面アクセス
情報を上りデータのフォーマットに整え、所定のデジタ
ル変調信号の形で電話網１２に送出する処理である。

情報センターＡは、電話網１２からの上りデータをデー
タ受信装Ｎ１により受信する。情報処理装置３は受信し
たアクセス情報を、まず、ステップａ１によってアクセ
ス情報記憶装置４にセットする。そしてこのアクセス情
報記憶装置４に記憶したデータを用いて、情報センター
Ａは、画面／料金情報記憶装置５から料金情報を検索す
る。

（ステップｂ２参照）。この場合、画面／料金情報記憶
装置５は、画面情報の検索は行わない。こうして検索さ
れた料金情報は、ステップａ３によって端末Ｂにダウン
ロードされる。

上記料金情報を受信した端末Ｂでは、その情報を処理し
、ステップｂ３を行う。ステップｂ３は上限料金設定装
置１０にセットされた料金上限値と、送られて来た料金
情報とを比較する。端末Ｂは、受信した料金情報が上限
料金設定装置１１の値より小さい場合は、ステップｂ１
によってアクセスした画面情報の送出要求の意思を示す
応答を行う。

画面要求を示す上りデータが情報センターＡにて受信さ
れると、同センターＡは、ステップａ４によって初めて
その画面情報を画面／料金情報記憶装置５から検索し、
ステップａ５を行って端末Ｂ側に提供する。こうして端
末Ｂは希望の画面情報を受信する（ステップｂ５）。

又、端末Ｂはステップｂ３．ｂ４において、料金情報の
示す値が上限料金設定装置１１の示す値を越えたと判断
すると、上記応答としてアクセス中止の意思を示す上り
データを情報センターＡ側に送出する。これにより、情
報センターＡは、画面／料金情報記憶装置５のアクセス
を停止し、その端末に画面情報を送出することを中止す
る。なお、復帰宣言は、アクセス情報入力装置８の再度
の画面要求操作による。

第３図のフローチャートを端末と情報センターとに分け
て示したのが第４図のフローチャートである。左側は端
末の処理、右側は情報センターの行う処理を示す。又、
第４図は情報センターと端末とで送受されるデータのフ
ォーマット図を示し、（ａ）、（ｂ）は情報センターＡ
から端末Ｂへの下りデータ、（ｃ）、（ｄ）、（ｅ）は
端末Ｂから情報センターＡへの上りデータである。

第３図において、ステップ３１１．　Ｓ１２は第２図の
ステップｂ１．ｂ２と同じであり、このとき第４図（Ｃ
）に示すアクセス情報を情報センターＡに送出する。ス
テップ８１３は、情報センター八からの料金情報（第４
図ａ参照）を侍っており、同情報を受信するとステップ
ｂ３に相当するステップ５１４（料金情報と上限料金値
の比較）が行われる。ステップ８１５〜Ｓ１９は第２図
のステップｂ４に相当し、ステップＳ１５は、ステップ
３１４の結果を判断する。ステップ８１５において、”
ＹＥＳ”の判定からステップ８１６→８１８→８１９→
終了までのフローは、料金情報が上限料金値より小さい
場合の処理である。第４図（ｄ）に示すアクセス継続を
示づコードは、上記処理中ステップ３１６の段階で情報
センターＡ側に送出される。又、ステップＳ１５におい
て、“”ＮＯ”（料金情報〉上限料金）の判定があった
ときは、ステップ８１７を介し、アクセス中止のコード
（第４図ｅ）を送出し終了する。

一方、情報センターＡ側のフローチャート中ステップＳ
２１は端末Ｂからのアクセス情報を待つモードであり、
ステップ８２２〜３２４は第２図のステップａ１〜ａ３
と同じである。第４図（ａ）に示す料金情報は、ステッ
プ８２４にて送出される。ステップ８２５はダウンロー
ドした料金情報に対する応答を持っている。ステップ８
２Ｂは、上記応答がアクセス継続を示すものか、中止を
示すかを判断し、アクセス継続を示すときは、ステップ
５２７（第２図ステップａ４）→ステップ８２８（第２
図ステップａ５）と行い第４図（ｂ）の画面情報を送信
して終了する。アクセス中止コードが送られて来たら、
画面情報を検索することなく、その端末が新らたなアク
セスを行って来るまで、−切のデータ送出を停止する。

こうして、利用者の誤ったアクセスにより余分な料金支
払義務が生ずるのを軽減することができる。

尚、この実施例では上限料金設定装置１１に設定する額
としては、１回のアクセス操作によってダウンロードさ
れる画面情報分を設定したが、所定の期間（例えば月、
日）毎の限度額を定めても良く又、これらを併用しても
良い。

また、この応答と共に、情報処理装置９は上限料金装置
１１の設定値を受信した料金情報の示す料金分減棹して
いる。これにより、端末側で使用した料金の額を知るこ
とができる。

また、上記実施例は料金情報を情報センターから端末に
ダウンロードし、端末側で比較処理を行っているが、上
限料金設定装置１１の値をアクセス情報と共に情報セン
ターに送出し、上記比較処理をセンター側で行うように
することは、本実施例から容易に想定される。

又、本発明は、ビデオテックス通信システムへの適用に
限らず、回線を利用した有料情報提供システム全般に適
用可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば端末に料金の上限を
設定することで利用者にとって負担の限度を越える情報
が利用者の不注意によって利用されることがなくなり、
無駄な高額の情報サービス料金の支払を防止し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る有料情報アクセスシステムの一実
施例を示す構成図、第２図および第３図は第１図のシス
テムの動作を説明するためのフローチャート、第４図は
本発明により情報センターと端末間でやりとりされる情
報のフォーマットの一例を示すフォーマット図である。 ３・・・情報処理装置、 ４・・・アクセス情報記憶装置、 ５・・・画面料金情報記憶＠置、 ８・・・アクセス情報入力装置、 ９・・・データ処理装置、 １１・・・課金上限記憶装置。 代理人　　　弁理士　則　近　憲　化 量　　　　　　　　宇　　治　　　　　弘第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 情報センターと端末とが回線を介して接続され、該情報
   センターに蓄積された有料情報を各端末からのアクセス
   要求データによりダウンロードする有料情報アクセスシ
   ステムにおいて、 情報センターは、前記端末からのアクセス要求データを
   記憶するアクセス要求データメモリ手段と、前記有料情
   報及びその料金情報を記憶し、該有料情報及び料金情報
   を前記メモリ手段に記憶されたアクセス要求データに基
   づいてアクセスする手段を有し、 端末側は、所定単位での有料情報に対する支払金額の上
   限を設定する上限料金設定手段と、この上限料金設定手
   段に設定された値と前記情報センターからの料金情報の
   示す値とを比較する比較手段を含み、この比較手段の結
   果を情報センターに送出する通信手段とを有し、 前記比較手段の結果に応じて有料情報をダウンロードす
   るか否かが決定されるようにしたことを特徴とする有料
   情報アクセスシステム。