JP3498923B2 - ケーブルテレビにおける料金課金システム - Google Patents

ケーブルテレビにおける料金課金システム

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルテレビ(以
下、CATVとする)において有料情報を配信する場合
に、各受信者が利用した情報使用料金を有効に徴収する
ためのシステムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】CATVは従来から電波が届きにくい地
域で利用されており、最近ではローカルネットワークと
して徐々に普及度が増している。ところでCATVにお
いて現在料金徴収を行っている方式としては月極単一料
金制であり、受信端末を設置すればCATVを利用して
もしなくても月々利用料金を徴収されるものである。そ
して、利用料金は各家庭を個別に訪問して徴収するか、
銀行口座から自動引き落としをするか、何れかの方法が
採用される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方式で
は端末設置側が自主的に利用料金を支払うということが
前提になっており、料金徴収の効率は非常に悪い。ま
た、CATVは情報提供側の局と受信端末とは有線で接
続されているが、実際は同報性をもった一方向通信であ
り、局側ではどのような情報が有効に利用されているの
か即座に判断できない。従って、CATVネットワーク
においても利用価値が高い情報を整備しようとすれば電
話アンケートなどで視聴率を調査しなければならず、ケ
ーブルを各家庭に引き回す手間に比べれば、現在のとこ
ろ利点としては電波障害を考える必要がない程度であ
る。 【0004】本発明では上述した従来の課題を解決する
ことを目的とし、CATVにおいて提供する有料情報に
対して利用者の意思表示があった有料情報についてのみ
確実に利用料金を徴収すると共に、情報利用率などを確
認し、より有効な情報を提供することができる装置を開
示するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】有料情報を多数蓄積した
データベースを有するケーブルテレビのホスト局と、上
りラインおよび下りラインで上記ホスト局とそれぞれ接
続された複数の端末装置とからなり、この端末装置は双
方向の通信のための送受信回路と、送受信されるデータ
を一時的に記憶する送受信データ処理回路と、各種コマ
ンドなどを入力する操作パネルと、受信したデータの種
類に応じて処理を行う情報処理回路とからなるアダプタ
を有し、このアダプタから上記ホスト局を呼び出して有
料情報のダウンロードをリクエストすると共に、利用者
固有の制御コードをアップロードし、上記ホスト局では
自己のデータベースとアップロードされた制御コード
を照合して上記利用者の銀行口座やクレジット番号など
の料金引き落とし番号を検索すると共に、利用者の端末
装置に対して当該料金引き落とし番号の入力を要求し、
利用者が入力した番号と上記料金引き落とし番号が一致
すればリクエストされた有料情報のデータフレームに上
記制御コードを書き込んで送信することによって有料情
報のアクセス許可を行うという手段を採用した。 【0006】 【作用】ホスト局と各端末装置とは上下のラインで接続
され、CATVネットワークを構成している。端末装置
のアダプタは、伝送信号に必要な処理を加えて所望する
データを出力すると共に、ホスト局に対してコマンドを
アップロードするという複数の機能を実現する。そし
て、端末装置からホスト局をアクセスし、入力した識別
コードを自己の保有するデータから検索して照合するこ
とにより、有効な料金徴収が可能な状態にあるかどうか
を識別し、可能であるならば有料情報に対するアクセス
を許可するという一連のシステムを達成している。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面に従
って説明する。図1は本発明で構築するCATVネット
ワークの概略であり、1はCATVホスト局、2は映像
や音などの各種有料情報が多数蓄積されたデータベー
ス、3はホスト局1を集中して制御する中央処理装置で
ある。4は同軸ケーブルや光ファイバで構成された下り
伝送ライン、5は上り伝送ライン、6…6は各家庭に備
えられたアダプタ、7…7は下り伝送ライン4で伝送さ
れた情報を処理するための情報処理装置である。下り伝
送ライン4および上り伝送ライン5は、本線4aあるい
は5aから支線4bあるいは5bを分岐し、各アダプタ
6…6に接続されている。なお、下り伝送ライン4は映
像情報などのように大量のデータを伝送する必要がある
ため、上り伝送ライン5と比較して伝送効率を高めてお
くことはいうまでもない。 【0008】上述したネットワーク構成によって本発明
を実現するのであるが、図2に各アダプタ6…の内部構
成をブロック図で示す。11は下り伝送ライン4および
上り伝送ライン5の接続端子、12は双方向送受信回路
であり、下りライン4を介して受信するCATV情報の
チャンネルを切り換えたり、上りライン5を介して端末
装置側からCATVホスト局1に送信を行う。13は送
受信にかかるデータを一時的に保持するためのバッファ
メモリを主とする送受信データ処理回路、14はアダプ
タ6の回路全体を制御するための制御用CPUである。
そして、CATVネットワークを介して受信したデータ
の種類を判別して3つの情報処理回路15a〜15cに
出力され、それぞれの出力端子16a〜16cから信号
が出力される。たとえば3つの情報処理回路15a〜1
5cにおいて、15aがアナログ映像情報などの処理回
路であるときには、送受信データ処理回路に記憶された
映像データをアナログ信号であるビデオ信号に変換し、
出力端子16aからビデオ信号を出力する。従って、出
力端子16aにモニタを接続すれば映像が再現される。
その他、15bはゲームデータなどの処理を行う回路で
あるときにはゲームプログラムと必要なデータをファイ
ルとして処理し、インタフェイスとして機能する出力端
子16bから外部コンピュータなどに送信する。15c
が電話機能を有する場合には、データを電話に必要な信
号として処理し、インタフェイスである出力端子16c
に出力する。ただし、これらの機能は一例であって、多
機能を本実施例のアダプタに搭載するのであれば情報処
理回路15の並列数を増加させればよく、単一機能だけ
であれば情報処理回路15は1回路でよい。 【0009】次に、17はCATVホスト局1に対して
リクエストを行ったり、受信した情報の処理を開始する
ためのコマンドを入力するための操作パネル、18は操
作状況を表示するための液晶画面などの表示パネル、1
9はCATVネットワークを介して受信した情報の利用
状況を累計するための利用状況カウンタ、20は磁気テ
ープやICカードなどを挿入し、書き込まれた情報を読
みとるためのカードリーダである。 【0010】上述した構成によってCATVネットワー
クを介してCATVホスト局1から伝送される情報に対
して課金処理を行う。以下、この処理を説明する。CA
TVホスト局1に備えられているデータベースには各種
の情報が多数蓄積されているが、個々の情報は送信の直
前に情報の種別を示すデータを信号フレームに挿入して
出力する。この場合、全ての送信情報が有料情報である
とは限らないので、有料情報であるか無料情報であるか
を識別するコードも併せて挿入することもある。これら
の信号は下りライン4を介して送信される。一方、各家
庭などに設置された端末装置側では、有料情報を利用し
たいときには有料情報リクエストを示すパスワードなど
の制御コードを上りライン5を介してCATVホスト局
1に対して送信する。続いてホスト局1では上記制御コ
ードから照合した利用者の料金引き落とし番号(たとえ
ば銀行口座、クレジットカード番号など)を検索すると
同時に、利用者側の端末装置に対しては照合した料金引
き落とし番号と一致する番号の入力を要求する。そこで
利用者は操作パネル17から番号あるいは記号を入力
し、ホスト局1側と一致している場合にはホスト局が有
料情報に対するアクセスを許可する。そしてここで利用
された料金は予め取り決められた口座などから引き落と
される。この場合、ホスト局1が独自に検索した番号と
利用者が入力操作した番号が一致することで、利用者の
意思表示があったものとして扱うことができ、無断引き
落としなどの根本的なトラブルを未然に防止することが
できる。 【0011】なお、端末装置には個々に装置自体の識別
番号を設定しておき、ホスト局1との送受信の最初の手
続きとして装置の識別番号を確認する処理を実行させる
こともある。そして、装置の識別番号と上記制御コード
の関係をリンクさせておけば装置に対して特定した利用
者のみが操作できることになり、リンクさせないとすれ
ば利用者はどの端末装置を操作しても有料情報を獲得す
ることができることになる。何れの方法を採用するかは
自由である。また、識別コードの入力に代えてカードリ
ーダ20に磁気カードあるいはICカードを挿入し、こ
こに記録された内容を読みとって自動的にホスト局1に
伝送する手段を用いてもよい。 【0012】ところで、CATVネットワークは同報性
があるため、有料情報をホスト局1から送信すれば全端
末装置にデータが到達することになる。料金徴収を確実
にするためには、ホスト局1から有料情報のアクセス許
可の手続きを行い、その過程で有料情報のダウンロード
をリクエストした端末にかかる制御コードをデータフレ
ームに書き込んで送信する手段を採用することがある。
このようにすれば、有料情報の無断利用も防止すること
ができる。 【0013】 【発明の効果】本発明では、CATVネットワークを介
して伝送される有料情報の利用を、予め登録されている
料金徴収のための口座番号などと照合し、ホスト局に登
録されている番号と利用者がその都度ホスト局に対して
送信した制御コードが一致して始めて有料情報のアクセ
スが可能となった。従って、情報ごとに個別に料金徴収
を行うことができると共に、利用者の一連の処理手続き
が料金支払の意思表示とみなすことができるため、この
手続きを記録しておくことによって料金徴収過程におけ
るトラブルを防止することができるようになる。 【0014】また、ホスト局ではCATVネットワーク
を介して利用者から有料情報の利用回数や状況などをオ
ンラインで把握することができ、利用状況に関するデー
タの二次加工による情報を番組編成などに活用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】CATVネットワークを示す概略図、 【図2】本発明装置であるアダプタの内部を示すブロッ
ク図である。 【符号の説明】 1 CATVホスト局 2 データベース 3 中央処理装置 4 下り伝送ライン 5 上り伝送ライン 6…6 アダプタ 7…7 情報処理装置 13 送受信データ処理回路 14 制御用CPU 15 情報処理回路 17 操作パネル 18 表示パネル 19 利用状況カウンタ 20 カードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−227288(JP,A) 特開 昭63−59083(JP,A) 特開 昭63−240190(JP,A) 特開 平2−274036(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】有料情報を多数蓄積したデータベースを有
    するケーブルテレビのホスト局と、上りラインおよび下
    りラインで上記ホスト局とそれぞれ接続された複数の端
    末装置とからなり、この端末装置は双方向の通信のため
    の送受信回路と、送受信されるデータを一時的に記憶す
    る送受信データ処理回路と、各種コマンドなどを入力す
    る操作パネルと、受信したデータの種類に応じて処理を
    行う情報処理回路とからなるアダプタを有し、このアダ
    プタから上記ホスト局を呼び出して有料情報のダウンロ
    ードをリクエストすると共に、利用者固有の制御コード
    をアップロードし、上記ホスト局では自己のデータベー
    スとアップロードされた制御コードとを照合して上記利
    用者の銀行口座やクレジット番号などの料金引き落とし
    番号を検索すると共に、利用者の端末装置に対して当該
    料金引き落とし番号の入力を要求し、利用者が入力した
    番号と上記料金引き落とし番号が一致すればリクエスト
    された有料情報のデータフレームに上記制御コードを書
    き込んで送信することによって有料情報のアクセス許可
    を行うことを特徴としたケーブルテレビにおける料金課
    金システム。
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