JPS63289523A - 光束走査装置 - Google Patents

光束走査装置

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JPS63289523A
JPS63289523A JP62125389A JP12538987A JPS63289523A JP S63289523 A JPS63289523 A JP S63289523A JP 62125389 A JP62125389 A JP 62125389A JP 12538987 A JP12538987 A JP 12538987A JP S63289523 A JPS63289523 A JP S63289523A
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JP
Japan
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luminous flux
light
mirror
plane
oscillated
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Pending
Application number
JP62125389A
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English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
小早川 嘉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光束を渦巻状に走査することを可能にし、医
用分野はおける例えば角膜成形手術等を行う場合に用い
ることが可能な光束走査装置に関するものである。
[従来の技術] 従来における光束の二次元走査は、例えばガルバノミラ
−のような走査器を2個用いて、光束を互いに垂直な方
向に振り、2個の走査器のうちの一方の光束を振る速度
を他方に比べて、著しく高速にすることによって実施し
ている。しかし、このような走査方法を用いると、光束
は殆ど直線的に走査されるため、特別な制御手段を用い
ない限り被走査面上に形成される光束の軌跡は矩形状と
なるので、被走査面上に置かれた走査対象の形状が長方
形や正方形等の矩形であれば簡単であるが、円や楕円の
ように曲線から成り、成る一点に中心を持つような形状
の場合には極めて不便であリ、使用上での大きな問題と
なる。
例えば、被走査面上の走査対象が円形の場合において、
円形に全体を一定の光量で光束の走査を行うためには、
光束の光量及び走査器の走査量を制御する特別な制御シ
ステムを設けなければならず、更にその強度を円の中心
からの距離をパラメータとして変化させようとすれば、
その制御システムは極めて複雑になる。
従って、上述のような二次元的な光束の走査方法を、例
えばレーザー光による角膜成形手術に利用し、近視・遠
視・乱視等を矯正する場合には、走査対象である角膜は
円形状を成しているので、その中心からの距離をパラメ
ータとして光の強度を変化させ、円周方向に光を照射す
るといった動作をかなり自由に実施できなければならな
い。
[発明の目的] 本発明の目的は、渦巻状に光束を走査することが容易で
、例えば医用分野におけるレーザー光による角膜成形手
術等に応用可能な光束走査装置を提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、光束を発
する光源と、互いに直交する方向に光束を走査する2個
の光束走査器と、該光束走査器を制御するための正弦波
発生手段と、該正弦波発生手段と前記一方の光束走査器
との間に介在する位相調箇手段とを備え、前記光源から
発した光束を渦巻状に走査することを特徴とする光束走
査装置である。
[発明の実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る光束走査装置の一実施例を示し、
1は正弦波発生手段であり、この正弦波発生手段lから
出力される電気信号は第1のガルバノミラ−走査器2及
び位相調箇手段3を介して第2のガルバノミラ−走査器
4に接続されている。
図示しないレーザー光源から発光されたレーザー光束り
は第1のガルバノミラ−走査器2によって駆動される第
1のガルバノミラ−2a、レンズ5、第2のガルバノミ
ラ−走査器4によって駆動される第2のガルバノミラ−
4aを経由して、被走査面Sを照射するようになってい
る。
正弦波発生手段lから発生された正弦波信号は2つに分
岐され、一方の信号は第1のガルバノミラ−走査器2に
入力し、第1のガルバノミラ−2aを紙面に垂直な方向
に正弦波的に振動させ、他方の信号は位相調箇手段3に
より90度位相のずれた正弦波信号となって第2のガル
バノミラ−走査器4に入力し、第2のガルバノミラ−4
aを第1のガルバノミラ−2aとは位相を90度ずらし
て正弦波的に紙面に水平な方向に振動させる。
このようにして、2個のガルバノミラ−2a、4aを互
いに振動面を垂直にし、かつ位相を90度ずらして正弦
波的に振動させた状態にすると、光束りは紙面に垂直な
方向から第1のガルバノミラ−2aに照射し、紙面に垂
直な方向に正弦波的に振動するこの第1のガルバノミラ
−2aによって紙面に垂直な方向に振られる。第1のガ
ルバノミラ−2aによって振られた光束りは、レンズ5
によって成る一点を中心として二次元的に振られた状態
となって、第2のガルバノミラ−4aに入射する。第2
のガルバノミラ−4aは第1のガルバノミラ−2aとは
位相を90度ずらして紙面と水平な方向に正弦波的に振
動させ、光束りは紙面に水平な方向に垂直方向とは位相
が90度ずれて振られる。
このように、互いに垂直で位相のずれた振動をする2個
のガルバノミラ−2a、4aによって振られた光束りに
ついては、走査の振幅をA、周波数をωとすれば、第1
のガルバノミラ−2aによる走査線X及び第2のガルバ
ノミラ−4aによる走査線yは、次の(1) 、 (2
)式に示すようになる。
x=A  5in(2πωt)       −(1)
y=A  cos(2πωt)       −(2)
これらの(1) 、 (2)式より、次の(3)式の条
件が成立する。
X2”V2=A2(sin2(2πωt)+  cos
2 (2πωt))=A2   ・・・(3)走査され
た光束りの軌跡は第2図(a)に示すように半径Aの円
形となる。光束りを被走査面S上に第2図(b)に示す
ように渦巻状に走査するには、振幅Aを連続的に変化さ
せればよい。
また、この光束りの円周方向の走査速度Vは(4)式と
なる。
v = ((dx/dt) 2+(dy/dt) 2’
t ’=2πωA          ・・・(4)走
査速度Vを一定にするには振+1@Aと周波数ωが反比
例の関係になるように、正弦波発生手段1及び位相調箇
手段3を制御すればよい0円周方向の走査速度Vを一定
とすることができれば、光源からの出射光の強度が一定
の場合には、照射時間により被走査面S上に照射される
光束の量を制御することが可能なので、医用分野に応用
する場合には極めて便利である。
実際に、レーザー光を医用分野における例えば角膜成形
手術に応用する場合には、第3図に示すような装置の構
成が考えられる。即ち、レーザー光源10から出射され
た光束Bは、透過光量調節モジュレータ11によって光
量を調節され、2個の超音波走査器12.13により前
述のガルバノミラ−2a、4aの場合と同様に、互いに
垂直な方向に位相を90度ずらして振られ、集光レンズ
14を通って角膜C上に至る。なお、超音波走査器12
.13には光束Bを振るために正弦波発生手段lから信
号を送り、一方の超音波走査器13に入力する信号は、
位相調箇手段3によって90度位相がずらされている。
レーザー光源10にはエキシマレーザ−等を使用するこ
とが好適であり、このようにして得られる渦巻状の光束
軌跡は、角膜Cの中心から任意の半径を持った円周上を
走査速度Vを一定にして自在に走査することができるの
で、透過光量調節モジュレータ11により光束Bの強度
を一定に保持すれば、角膜Cの任意の個所に任意の時間
、及び単位時間当りの照射量が一定の光束Bを照射でき
る。従って、角膜表層の任意の個所を照射時間に応じて
蒸散させ曲率を変えることができ、近視・遠視・乱視等
の屈折矯正を自在に行うことが可能となる。
例えば、近視の矯正は角膜曲率を緩くするのであるから
中心部により多くのレーザー光を照射し、遠視の矯正は
逆に周辺部により多くのレーザー光を照射する。また、
乱視の矯正は成る一定の径線方向へより多くのレーザー
光を照射するのであるが、これは超音波走査器12.1
3と同じ周波数で透過光量調節モジュレータ11を正弦
波的に作動させ、更に位相を変えることによって何れの
径線方向に、この透過光量調節モジュレータ11を強く
作用させるかを調整できるので、如何なる乱視角度にも
対応することができる。
このようにして渦巻状に走査された光束は、走査時の光
束の振幅及び周波数を変化させることによって、その形
状及び走査速度を自在に制御することができ、振幅と周
波数を反比例の関係にすることで走査速度一定の状態が
得られ、光束の強度を一定に保持すれば照射時間によっ
て走査対象への光束の照射量の制御が可能である。従っ
て、従来の光束の二次元的な走査方法では困難であった
円形成いは楕円形のような中心対象な形状の光束走査が
容易となり、任意の半径の円周方向に任意の時間、及び
単位時間当り一定の光量で光束を照射できるので、例え
ば医用分野におけるレーザー角膜成形手術において、近
視・遠視・乱視の屈折矯正に必要なレーザー光量分布を
容易に角膜上に得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る光束走査装置は、2個
の光束走査器によって光束を互いに位相をずらして走査
し、被走査面上に渦巻状の光束の軌跡を得ることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る光束走査装置の実施例を示し、第1
図はその基本的な構成図、第2図(a)、(b)は作動
時に形成される光束軌跡の説明図、第3図は他の実施例
による構成図である。 符号1は正弦波発生手段、2.4はガルバノミラ−走査
器、2a、4aはガルバノミラ−13は位相調箇手段、
10はレーザー光源、11は透過光調節モジュレータ、
12.13は超音波走査器である。 特許出願人   キャノン株式会社 二二1 図面  第1図 1、 第2図 (C1)        (b) 第3@

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.光束を発する光源と、互いに直交する方向に光束を
    走査する2個の光束走査器と、該光束走査器を制御する
    ための正弦波発生手段と、該正弦波発生手段と前記一方
    の光束走査器との間に介在する位相調箇手段とを備え、
    前記光源から発した光束を渦巻状に走査することを特徴
    とする光束走査装置。
  2. 2.前記光束走査器はガルバノミラーとした特許請求の
    範囲第1項に記載の光束走査装置。
  3. 3.前記光束走査器は超音波走査器とした特許請求の範
    囲第1項に記載の光束走査装置。
  4. 4.前記光束はレーザー光とした特許請求の範囲第1項
    に記載の光束走査装置。
  5. 5.前記光源から発した光束の前記光束走査器に照射す
    る光量を調節するようにした特許請求の範囲第1項に記
    載の光束走査装置。
JP62125389A 1987-05-22 1987-05-22 光束走査装置 Pending JPS63289523A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02252453A (ja) * 1989-02-17 1990-10-11 Mezhotraslevoj Nt Kompleks Mikrokhir Glaza 非正視症の外科的治療装置
JP2015527147A (ja) * 2012-09-05 2015-09-17 ウニヴェアズィテート ツー リューベックUniversitaet zu Luebeck 透明な物質の内部においてレーザ切断を行うための装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6253650A (ja) * 1985-06-24 1987-03-09 フランシス エイ.レスペランス 乱視修正装置

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