JPS63287347A - 永久磁石回転子の製造方法 - Google Patents

永久磁石回転子の製造方法

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JPS63287347A
JPS63287347A JP62120141A JP12014187A JPS63287347A JP S63287347 A JPS63287347 A JP S63287347A JP 62120141 A JP62120141 A JP 62120141A JP 12014187 A JP12014187 A JP 12014187A JP S63287347 A JPS63287347 A JP S63287347A
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permanent magnet
magnetic plate
magnetic
rotor
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JP62120141A
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Teruo Washizu
鷲頭 照雄
Sumiichi Shibuya
渋谷 純市
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的]  、 (産業上の利用分野) 本発明は回転電機に用いられる永久磁石回転子の・製造
方法に関する。
(従来の技術) 従来、永久磁石回転子は回転子鉄心上に複数の永久磁石
を所定の間隔で配設し、各永久磁石相互間に非磁性体を
配設し、それらは有機接着剤で固定され、更に永久磁石
の保護のために、前記永久磁石まで非磁性体を包被する
、線材を巻きつけ、永久磁石回転子を形成していた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の技術によって製造された永久磁石回転子は高速回
転、例えば20.000rpm以上になると線材が破断
し、永久磁石が飛散するという問題があった。
本発明の目的は、回転強度を満足し、磁気特性も向上さ
せる永久磁石回転子の製造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明においては、棒状
又は筒状の回転子鉄心と、この鉄心の外周面上に周方向
に沿って所定の間隔をおいて配設された複数の永久磁石
と、ニッケル合金等の高強度の非磁性板およびその非磁
性板と同等程度の強度をもつ磁性板とを溶接により結合
し磁性板を前記永久磁石の外周面のみに当接するか又は
軸方向に延出させ回転子鉄心対向面の残部を前記非磁性
板で被って永久磁石の周囲に空間を形成する第1の円筒
と、前記空間に充填した非磁性体粉末と、前記第1の円
筒の周囲を包被する第2の円筒と、第2の円筒の端面を
塞ぐ蓋とを備えた構成回転子を等方圧加圧法による拡散
接合により一体化させ。
その後、第2の円筒および蓋を切削除去し、永久磁石を
着磁することを特徴とする永久磁石回転子の製造方法を
提供する。
(作 用) 上記のように各部材を等方圧加圧法にて拡散接合させた
ことと高強度の第1の円筒を備えさせたことで、回転体
としての強度が向上し、更に永久磁石の緻密度が上がり
、永久磁石の外周面に磁性板を配設したことと相まって
磁気特性も向上する。
(実施例) 実施例1 以下本発明の第1の実施例に係る永久磁石回転子の製造
方法を第1図ないし第3図を参照して説明する。
回転子鉄心(1)は軟鋼材等の磁性材料で丸棒状(平面
があってもよい)に形成されており、最終的には回転軸
挿入穴(1a)を明ける。複数の永久磁石(2)は回転
子鉄心(1)の周方向に沿って所定の間隔で配設される
。この永久磁石(2)は焼結されたものでも、焼結前の
ものでもよいが、焼結前のものは希土類磁石を用い、後
述の熱間等方圧加圧力を実施する際に焼結されるものが
よい。永久磁石(2)相互間および軸方向外側に形成さ
れる空間を満たす非磁性体粉末(3)としてステンレス
鋼粉末を用いる。前記空間は次のようにして形成する。
即ち、ステンレス鋼等の高強度非磁性板(5)およびそ
の非磁性板(5)と同等程度の強度をもつ合金鋼からな
る磁性板(4)とを溶接により円筒状に結合し、磁性板
(4)を永久磁石(2)の外周面に当接させると共に軸
方向に延出させ5回転子鉄心対向面の残部を非磁性板(
5)で被って永久磁石(2)の周囲に空間を形成する。
この円筒を第1の円筒(6)と称する。第1の円筒の周
囲は軟鋼材による第2の円筒(7)で包被し、第2の円
@i (7)の両端面は非磁性体粉末(3)が漏れない
で、また空気が内部へ入らないように軟鋼板の蓋(8)
を電子ビームにより密封する。この密封した構成回転子
を熱間等方圧加圧法によって加圧加熱して、各部材間を
拡散接合により強固にする。焼結前の永久磁石を用いた
場合はこのときに焼結する。その後、第2の円筒と蓋(
8)とを切削除去し、回転軸挿入穴(1a)を明け、図
示しない回転軸を挿入固定する。そして永久磁石(2)
を着磁する。
上記の構成により熱間等方圧加法により製造すると、回
転子鉄心(1)、永久磁石(2)、非磁性体粉末(3)
、第1の円筒(6)および蓋(8)等の各部材は拡散接
合により強固に接合し、永久磁石の緻密度が向上する。
従って、第2の円筒(7)と?J(8)を除去しても、
第1の円筒(6)がステンレス鋼等の高強度非磁性板(
5)およびその非磁性板(5)と同等程度の磁性板(4
)を溶接で結合構成されたものであり、これが上記のよ
うに内部の各部材と拡散接合されているから機械的強度
は十分に大になる。そして、非磁性体粉末(3)は固化
し、永久磁石の外周には磁性板が配設されているから、
永久磁石の緻密度の向上と相まって、磁気特性が向上し
た永久磁石回転子を製造することができる。
実施例2 次に第2の実施例について、第4図を参照して説明する
これは、永久磁石(2)の外周面のみに磁性板(4)を
配設したものであり、他は実施例1と同様である。
このようにすると、非磁性板(5)に磁性板(4)を嵌
め込み溶接するために、作業が僅かに熟練を要するが、
問題になる程のものではなく、実施例1と同様な作用効
果が得られる。
実施例3 次に第3の実施例について説明する。前記実施例1およ
び(2)は熱間等方圧加圧法を用いたが、この実施例3
では冷間等方圧加圧法を用いる。従って永久磁石(2)
は焼結したものしか使えないが他は実施例1および2と
同様である。
このようにすると、強度は実施例1および2より、僅か
に低くなるが、従来の方法によるものよりも格別に高く
なり、強度の要求が実施例1および2程高くない場合に
は簡易に実施できる効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、鉄心と。
永久磁石と、非磁性体粉末と、第1の円筒とを等方圧加
圧法により拡散接合させたので、回転に対する強度を向
上し、又、第1の円筒の磁性板を永久磁石の外周面のみ
1こ当接するか、又は軸方向に延出させたので、磁気特
性の良好な永久磁石回転子を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の方法によって製造する
途中における永久磁石回転子の状態を示す横断面図、第
2図は第1図の縦断面図、第3図は第1図の第1の円筒
を示す平面展開図、第4図は第2の実施例の第1の円筒
を示す平面展開図である。 1・・・回転子鉄心、   1a・・・回転軸挿入穴、
2・・・永久磁石、    3・・・非磁性体粉末、4
・・・磁性板、     5・・・非磁性板、6・・・
第1の円筒、   7・・・第2の円筒、8・・・蓋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 棒状又は筒状の回転子鉄心と、この鉄心の外周面上に周
    方向に沿って所定の間隔をおいて配設された複数の永久
    磁石と、ニッケル合金等の高強度の非磁性板およびその
    非磁性板と同等程度の強度をもつ磁性板とを溶接により
    結合し磁性板を前記永久磁石の外周面のみに当接するか
    又は軸方向に延出させ回転子鉄心対向面の残部を前記非
    磁性板で被って永久磁石の周囲に空間を形成する第1の
    円筒と、前記空間に充填した非磁性体粉末と、前記第1
    の円筒の周囲を包被する第2の円筒と、第2の円筒の端
    面を塞ぐ蓋とを備えた構成回転子を等方圧加圧法による
    拡散接合により一体化させ、その後、第2の円筒および
    蓋を切削除去し、永久磁石を着磁することを特徴とする
    永久磁石回転子の製造方法。
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