JPS6328727B2 - - Google Patents

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JPS6328727B2
JPS6328727B2 JP9145679A JP9145679A JPS6328727B2 JP S6328727 B2 JPS6328727 B2 JP S6328727B2 JP 9145679 A JP9145679 A JP 9145679A JP 9145679 A JP9145679 A JP 9145679A JP S6328727 B2 JPS6328727 B2 JP S6328727B2
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JP
Japan
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cutter
shaft
main shaft
cutter unit
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP9145679A
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English (en)
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JPS5617133A (en
Inventor
Sutsuruubantsu Arufuonsu
Esu Kubeekoo Danieru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Belgium Tool and Die Co
Original Assignee
Belgium Tool and Die Co
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Publication date
Application filed by Belgium Tool and Die Co filed Critical Belgium Tool and Die Co
Priority to JP9145679A priority Critical patent/JPS5617133A/ja
Publication of JPS5617133A publication Critical patent/JPS5617133A/ja
Publication of JPS6328727B2 publication Critical patent/JPS6328727B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は切断、ひれ取り装置の分野、特に筒状
罐等の端をひれ取りする新規な改良された装置に
関する。
金属罐の製造において、底部と、頂端で開いた
筒状側壁とから成る筒状の未仕上げ罐または容器
を形成するのが常法である。かかる未仕上げ罐部
材は未仕上げ容器を提供する絞りおよびしごき加
工(アイアニング)の如き各種の方法により形成
できる。容器が形成された後、容器の上端をひれ
取りする必要があり、これにより、所望の高さ、
および頂部材への接続を許す滑らかな上縁端を有
する仕上げ容器を得る。上縁端は実質的に無欠陥
であることが重要である。何故ならば、上縁は次
いで外向きフランジ成形加工されて頂部を容器に
接続できるようにされるからである。端縁のひ
れ、亀裂等は頂部と罐とのフランジ部域における
良好なシールを阻害し、罐を役に立たないものと
し、またその内容物を廃物にするおそれがある。
米国特許第3894455号の如き多くの先行技術装
置は未仕上げ罐の端をひれ取りする目的で開発さ
れている。しかし、罐端をひれ取りするのに採用
されている現在知られた従来の装置のすべてには
一つ以上の欠陥および(または)欠点がある。例
えば、先行技術装置のうちには先ず未仕上げ罐を
マンドレル上に位置させ、外部カツタを内方へ動
かして罐の外面と係合させ罐の周部のまわりにト
ラバースさせて罐端を切断するようにしたものが
ある。この型の装置は切断操作の結果、罐体への
頂部の付与に先立つて罐端のフランジ成形操作中
に拡大される容器壁の上縁部分にひれ、亀裂およ
び他の欠点が生じるから満足に操作しないことが
判明している。
より完全なひれ取り操作を実現するために他の
装置も現われている。例えば、他の型の装置は内
方の切断縁を有する円形ナイフを採用し、罐を円
形ナイフ部材の内側に位置させ、次いで内部ナイ
フを罐の内側に位置せしめてこれを外方へ動かし
て外部ナイフ部材と切断協働するようにしてい
る。この型の装置の主な欠点は装置が非常に複雑
であり、また製造と手入れが高価である。さら
に、満足な切断に必要なナイフ部材の位置決めは
この型の装置では困難である。
前記米国特許第3894455号および本発明者の他
の特許は従来周知の罐端ひれ取り装置を実質的に
改良したものであるが、なお改良が望まれる部分
がある。例えば、前記特許の装置は先行技術装置
ではカツタ部材を一体的に機械に組み込み、カツ
タ手段の部品が故障した場合に修理のための分解
が手間を要するのに対し、前記特許の装置ではカ
ツタユニツトを比較的に容易に除去したことにお
いて先行技術装置を実質的に改良したものであ
る。しかし、この除去可能ユニニツトおよび前記
特許の第7図に示された如き構成部品のための作
動手段は主支持軸のまわりに相当大きい空間を占
め、そのためかかるカツタユニツトを軸上に3個
以上採用することは不可能である。同寸法の軸上
に3個以上のカツタユニツトを採用して操作速度
の増加に備え得ることが望ましく、本発明は前記
特許に開示された型のユニツトの2個を装着する
のに必要とされた寸法よりも大きくない主支持軸
に3個以上のカツタユニツトカートリツジを装着
できるようカツタユニツトカートリツジの寸法を
減少せしめた装置に関する。
前記特許第3894455号の装置、および回転カツ
タナイフを採用した他の同様のカツタを用いる際
に出合う他の問題は異なる寸法および(または)
異なる材質の各種型式の罐を切るのに用いたとき
に不都合な外方へ延びたひれを生じる場合がある
ことである。装置の調節によりこの問題を通常解
決できるのであるが、かかる調節は時間がかか
り、相当な運転停止時間が生じる。本発明は上記
問題を以下に述べる非常に簡単な手段により大部
分解決する。
故に、本発明の主目的は増加した数のカツタユ
ニツトカートリツジを所定寸法の共通支持軸上に
装着できるようにした新しい改良された罐端ひれ
取り装置を提供することである。
本発明の他の目的は罐端をより滑らかにかつ完
全に切断する新しい改良された罐端ひれ取り装置
を提供することである。
上記の目的は主回転軸を水平軸線のまわりに回
転するようフレーム手段により支持し、この軸に
放射方向延出ターレツト板を含ましめた本発明の
好適実施例により達成できる。3個のカツタユニ
ツトカートリツジをターレツト板上に軸のまわり
に等間隔に装着し、各カツタユニツトカートリツ
ジの接続は専らカートリツジの一端をターレツト
板へ接続することにより行われる。
機械のフレームにターレツト板に隣接して固定
カムを位置せしめ、このカムは各カツタユニツト
カートリツジ毎に板上に装着したカム従動子を作
動し、これによりターレツト板の開口を通つて延
びた各カートリツジのナイフ作動部材を往復動さ
せた。各特定のカツタユニツトカートリツジにお
けるナイフ作動器の操作により、横方向に揺動可
能なナイフ軸を動かして軸の端のナイフ部材をカ
ツタユニツトカートリツジ内に担持された軸方向
に固定された軸上の同様のナイフ部材と接触させ
る。両ナイフ部材はターレツト板上の出力駆動部
により駆動される。ターレツト板上の作動手段は
いずれもカツタユニツトカートリツジのまわりを
越えて外方に延びておらず、故に前記特許第
3894455号のカツタユニツトカートリツジに比較
してかなりの空間が節約される。
また、各カツタユニツトの装着はその各ハウジ
ング上のヘツドフランジとターレツト板との係合
により行うようにしたから手入れに要求されるカ
ツタナイフの除去および(または)取替えが容易
である。ターレツト板はカツタユニツトカートリ
ツジの2枚のカツタブレードを回転するためにカ
ツタユニツト上の雄駆動接続具と係合する被駆動
回転雌駆動接続具を含む。ナイフ部材のためのカ
ムで制御され歯車で駆動される支持部材への必要
な接続はカツタカートリツジをターレツト板に装
着するだけで自動的に行なわれる。
好適実施例の他の有意義な面は、ひれ取りされ
る罐端を軸方向に固定されたカツタブレードのま
わりに位置させ、可動カツタブレードを罐の外面
へ横方向に揺動させて切断操作を行うようにした
ことであり、以前の装置では全く反対の構造が採
用されている。さらに詳細には、以前の装置では
内側カツタブレードを罐部材の壁の内面へ外方に
動かしている。好適実施例の逆ナイフ位置決め運
動はより均一かつ滑らかなひれ取りされた罐端縁
を得るのに実質的に役立つものと考えられる。
また、カツタブレードは切断中の罐の軸線から
1度以下のカントで軸に装着されるが、このカン
トは切断縁のひれを有意義に減少することが判明
している。
好適実施例の他の特長は切断中の罐を実質的に
包囲するように複数個のストリツパピンをカツタ
ユニツトカートリツジ上に位置せしめ、ストリツ
パピンにストリツパ板を往復動するように装着し
たことである。ストリツパ板はひれ取り中の罐の
基端を内部に位置させた真空チヤツクのハウジン
グへ接続されたキヤリヤブラケツトの2個の平行
なスロツトに収容される。真空チヤツクハウジン
グはカツタナイフに接近離間するよう往復動せし
められてストリツパピン上のストリツパ板の往復
動を生ぜしめ、ひれ取り操作に続いてひれ取り屑
リングを除去する。U字形キヤリヤブラケツトの
腕のスロツトにキヤリヤ板を配置することによ
り、カツタカートリツジユニツトを機械から除去
するときにストリツパ板をキヤリヤブラケツトか
ら簡単に持ち上げることができる。
本発明は以下の実施例を添付図面と共に参照す
ればよく理解されよう。
先ず第1図を参照するに、本発明の好適実施例
が一般的に示され、これを主支持フレーム基部2
0、および第一と第二の離間し垂直に配向された
重い柱板22,24を含み、柱板間に好適実施例
の操作部品の殆んどが後述の如く位置され支持さ
れている。さらに詳細には、細長い主支持軸26
(第2−A図、第2−B図参照)、が柱板部材2
2,24中に設けた軸受内で回転するよう支持さ
れ、主支持軸26は軸線のまわりに各々対称に位
置した3個のカツタユニツトカートリツジ28を
収容するステーシヨンを含んでおり、さらには各
カツタユニツトカートリツジ上の切断ナイフによ
りひれ取りされる罐を収容する3個の関連真空チ
ヤツクを含むカム取扱い手段を含んでいる。主支
持軸の駆動は第1図に示す如くフレーム基部20
上に支持されたモータ伝達装置32の出力軸30
から得られる。軸30からの出力は軸30にキー
止めされたスプライン付き駆動プーリ34により
スプライン付き駆動ベルト32へ付与される。ス
プライン付き駆動ベルト32は主支持軸26の端
へキー止めされた主動力入力スプライン付きプー
リ36(第3図参照)および軸40へキー止めさ
れたプーリ38のまわりに延びている。
第二のスプライン付きプーリ42は第2−A図
および第3図に示す如くプーリ36の外方で軸2
6の外端へキー止めされ、スプライン付きベルト
44の外面と係合し、ベルト44は罐送り駆動軸
50に装着したプーリ48および可動調節プーリ
52のまわりに延び、プーリ52の位置は調節手
段54等により調節できてベルト44の張力を変
化させる。罐送り駆動軸50は先行特許第
3916740号における如き従来の罐送り構造体55
(第1図)を駆動する。
主軸26の反対端には第4図に示す如くそのま
わりにスプライン付きベルト58を延出させた出
力スプライン付きプーリ56が設けられている。
また、このスプライン付きベルト58は調節可能
なアイドラプーリ60のまわりに延び、ベルト5
8の外面はチヤツク駆動軸64へキー止めしたプ
ーリ62に係合し、前記軸64は柱板24を通つ
て延び、また第1図に示す如くそのまわりにVベ
ルト72を延出させたVベルトプーリ70を駆動
する。さらに、Vベルト72は第2−B図に示す
如く軸26のまわりに回転するよう装着したチヤ
ツク駆動スリーブ76に装着したチヤツク駆動プ
ーリ74のまわりに延びている。さらに、外向き
の歯を有するチヤツク駆動ギヤリング78がスリ
ーブ76の端へこれと共に回転するよう固定さ
れ、真空チヤツク84を端に装着したチヤツク軸
82を回転するのに各々役立つ3個の真空チヤツ
ク駆動ギヤ80を駆動する。真空チヤツク84は
3個あり、各チヤツクはカツタユニツトカートリ
ツジ28の一つと対応して関連せしめられる。
カツタ制御カム90(第2−A図)が支持柱板
22の内面へ固着接続され、これは後述の態様で
軸26に装着した3個のカツタユニツトカートリ
ツジ28の各々に採用された回転カツタナイフの
開閉運動を制御するためのカム面91を有する。
カツタユニツトカートリツジのカツタナイフの回
転は第2−A図に示す如く柱板22の内側の軸4
0の端にキー止めされた入力ギヤ92により与え
られる。ギヤ92は出力ギヤ98を固着接続した
スリーブ96へ固着した大ギヤ94と噛合してい
る。本発明においては、ターレツト板100(第
2−A図、第5図、第6図)が軸26へ固着接続
され、これは3本のカツタカートリツジナイフ駆
動軸102を支持し、これらの軸102はターレ
ツト板100の周囲に等間隔に位置した3個のカ
ツタユニツトカートリツジに装着されかつ第6図
に最もよく示された如く出力ギヤ98と噛合した
ギヤ104を各々支持している。
軸26の小直径部分26′(第2−A図)はタ
ーレツト板100のすぐ右に設けられており、3
個の放射方向フランジ板110(第5図)が軸部
分26′から外方へ延びた切出しねじ111(第
6図)によりターレツト板100へ取り付けられ
て隣接フランジ板110間に三つの空間を画成
し、各空間はカツタユニツトカートリツジ28の
一つを装着したカツタユニツトカートリツジ装着
ステーシヨンを形成する。三つのカツタユニツト
カートリツジ装着ステーシヨンはカツタユニツト
カートリツジと同様に互いに等しいものであり、
各ステーシヨンは支持柱板22に面するターレツ
ト板100の面へ固着接続されたヒンジブラケツ
ト124上のピン125上に枢動するよう支持さ
れた枢支ヒンジ板122に装着したカム従動子ロ
ーラ120を含んでいる。圧縮ばね123が枢支
ヒンジ板122とターレツト板100の面との間
に設けられて枢支ヒンジ板122を外方へ押圧
し、故にカム従動子ローラ120は固定カツタ制
御カム90のカム面へ強制的に押圧される。カム
面91の形状は、ターレツト板100が回転して
ローラ120がカム面91の輪廓に追従するにつ
れてローラ120が内方および外方へ押される如
きものである。ねじ切りした調節可能なプツシヤ
スタツド130が枢支ヒンジ板122に調節位置
で装着され、これはターレツト板100に軸方向
往復動するよう装着された筒状スライド取付具1
34に装着されたヘツドフランジを有する従動子
ピン132の端面に係合する。筒状スライド取付
具は内部が中空であり、またねじ切りしたプラグ
138の端面と従動子ピン132のヘツドフラン
ジとの間で作用する比較的に強力な圧縮ばね13
6を有する。ヘツド140を有するボルトがねじ
切りしたプラグ138にねじ込まれて関連カツタ
ユニツトカートリツジ28に係合し、後述の態様
でカツタの接触、離脱運動を生ぜしめる。面91
にわたる従動子ローラ120の運動により生ぜし
められるプツシヤスタツド130の往復動は剛直
なばね部材136を介して筒状取付具134およ
びボルトヘツド140の一体的往復動を生ぜしめ
ることは理解されよう。平常、ばね部材136は
圧縮されず、第2−A図に見て右へのボルトヘツ
ド140等の運動に抗する膠着または他の作用が
生じた場合に圧縮による安全機能を果すだけであ
る。
各カツタユニツトカートリツジ28は第8図に
示されるように開口161,163を有するヘツ
ドフランジ162へ固着接続された筒状殻体16
0から成る外方ハウジングを含み、ヘツドフラン
ジは切出しねじ164によりターレツト板100
へ取り付けられている。ハンドル165(第9
図)はカツタユニツトカートリツジを機械的に取
り付けたり取り外したりするために容易に位置決
めすることを可能にする。ハウジングの筒状殻体
160は横方向内壁166、およびヘツドフラン
ジ162と反対の端で接続された端壁168を含
んでいる。軸受支持スリーブ170は端壁168
に形成されており、軸方向に固定の回転カツタナ
イフ支持軸172を支持し、この軸172の端に
は第一の軸方向固定カツタナイフ174が軸と共
に回転するように装着されている。カツタナイフ
174は横方向に移動可能なカツタナイフ支持軸
182に装着した第二のカツタナイフ180上の
同様のブレード178と係合可能な環状ブレード
176を含み、軸182はブレート178を第一
のブレード176と接触、離脱させるべく揺動さ
せるために後述の態様で支持されている。カツタ
ナイフ部材は従来のものであつて米国特許
3916746号に示された型のものにできる。
ハウジングの横方向内壁166は面167によ
り形成された開口を含み、この開口は軸172,
182および他の関連素子をハウジング内に装置
させることを許す。特に、壁166の中央部分1
69は軸方向固定軸172の軸受を支持し、ま
た、軸172に装着した推力軸受186,188
と両側で係合している。また軸172はこれにキ
ー止めされたピニオンギヤ190(第9図)およ
び第8図に示す如く外端に動力入力駆動ソケツト
192を含む。
軸方向固定軸172の端部分はヘツドフランジ
16に設けた開口163内に位置している。
プツシヤロツド194が第8図に示す如く往復
動するようヘツドフランジ162の開口161内
に装着され、その外端は前述の如くカム90上を
転動するカム従動子の操作により軸26の軸線と
実質的に平行な方向に前後に往復動する筒状取付
具134の端壁138に装着されたボルトヘツド
140と係合可能である。故にプツシヤロツド1
94はカム従動子120等の操作により内方へ動
かされる。プツシヤロツド194の内端195は
丸められており、また第11図に最もよく示され
た如く支持ブロツク204の開口202に装着さ
れた軸26の軸線に対して実質的に軸方向に垂直
な枢支軸200に支持されたロツカ腕198と係
合する。
支持ブロツク204は切出しねじ206(第1
0図)により横方向内壁166に固着接続されて
いる。支持ブロツク204の下端は揺動可能なカ
ツタ軸支持具212(第11図)を枢支した枢支
軸210を収容した枢支軸収容開口208を含ん
でいる。
揺動可能カツタ軸支持具212は第一と第二の
腕部分214,216を含み、腕部分216は延
長部217を有する。腕部分214,216,2
17は軸方向に一致した孔を備え、これら孔内に
第8図に最もよく示された如く第二の横方向移動
可能なカツタナイフ支持具182を支持するため
に軸受部材が設けられている。端壁168には第
8図に示す如く第二の腕216の延長部分217
のまわりに隙間を与える開口218が設けられ、
延長部分217を開口218内の枢支軸210の
軸線のまわりに揺動させ、ブレード178をブレ
ード176に接触、離脱する運動を生ぜしめる。
ブレード176に関するブレード178の前記
運動は枢支ピン200の軸線のまわりのロツカ腕
198の揺動により生ぜしめられ、ロツカ腕19
8は揺動可能なカツタ軸支持具212の上端の戻
り止232中に位置した低摩擦鋼球230〔第1
1図)に係合している。ロツカ腕198の面19
9は第9図に最もよく示す如く鋼球230の反対
側と係合する。揺動可能カツタ軸支持具212は
第一の腕部分214の上面に係合した圧縮ばね2
34により第9図に見て反時計方向に押圧され、
このばねは揺動可能カツタ軸支持具212を第1
0図に見て時計方向または第9図に見て反時計方
向に押圧する力を変化させる調節可能手段236
上に装着されている。故に、ばね234の作用は
鋼球230、戻り止開口232および面199を
強制的に係合させるのに役立ち、プツシヤロツド
194の内方および外方の運動により揺動可能カ
ツタ軸支持具212を枢支ピン手段210の軸線
のまわりに往復揺動させる。前記作用はブレード
176に対してブレード178を接触、離脱させ
る揺動を生ぜしめることになるのは明らかであろ
う。
ブレード176,178をそれぞれ軸172,
182の軸線のまわりに回転させる回転駆動は前
述の如くギヤ98により駆動されるカツタ駆動軸
102の端の雌駆動ソケツト104に係合収容さ
れた雄駆動素子192(第8図)により与えられ
る。故に、軸方向固定回転カツタ軸172が自身
の軸線のまわりに回転し、そのピニオン190が
軸182上の同様のピニオン238と噛合して軸
182の回転駆動を与える。ピニオン190,2
38は揺動可能軸182のすべての位置に対して
常に噛合しており、故にナイフブレード176,
178は互いに反対方向に連続的に駆動される。
ストリツパピン支持ブロツク239が端壁16
8に取り付けられ、これは第7図に示す如く複数
個のストリツパピン240を支持する。ストリツ
パ板242は複数個の孔244を備え、各孔24
4はストリツパピン240の一つに滑動可能に嵌
合され、板242は2本のキヤリヤロツド249
の端へ取り付けられたU字形キヤリヤブラケツト
248の平行腕246の垂直スロツト内に除去可
能に位置している。キヤリヤロツド249は第一
と第二の罐クレードル板250,252に滑動可
能に支持されており、前記板250,252は第
2−A図に示す如く軸26へ取り付けられてい
る。
キヤリヤロツド249は罐クレードル板25
0,252に関して往復動するよう装着されてお
り、そのキヤリヤブラケツト248と反対側の端
において、チヤツク軸82を回転可能に装着した
真空チヤツク支持ハウジング256から延びたラ
グ手段254へ固着接続されている。
各軸82(第2−B図)はスリーブ26の中空
室258に装着され、軸82はチヤツク84と連
通した軸方向通路86を一端に有し、また反対側
端には軸26の軸方向孔に係合収容された真空分
配軸301(第14図)の縦方向スロツトから成
る通路266へ通路267により接続された細長
い真空室に連通した放射方向通路262を有す
る。軸301へキー止めされた回転弁盤302は
放射方向通路303を有し、またその周面は真空
室306および自動的に抽気される室307を形
成するハウジングに装着されたカーボンシール3
04と係合している。真空室306は継手308
により真空源へ接続され、盤302が回転すると
チヤツク84が軸26の一回転毎に操作サイクル
中の所要の時期に真空源または抽気室へ接続され
るようになつており、シール304は真空付与お
よびチヤツク84の抽気のタイミングを調節する
ために軸26の軸線のまわりに回転調節可能であ
る。
真空チヤツク支持ハウジング256(第1図、
第7図)はカム従動子ローラキヤリヤ板274に
より軸26に関して軸方向に往復動せしめられ
る。キヤリヤ板274には第一および第二のカム
従動子ローラ276,278が回転するよう装着
され、柱板24へ取り付けられた固定のチヤツク
往復動用カム280に係合している。カム従動子
ローラキヤリヤ板274はハウジング256、ス
リーブ260等へその往復動を生ぜしめるよう固
着接続され、かかる往復動は真空チヤツク駆動ギ
ヤ80をこのギヤ80よりも実質的に大きい軸方
向範囲のチヤツクギヤリング78の長さに沿つて
動かす。故に、ギヤ80は常にギヤリング78と
噛合し、チヤツク軸82は常に軸方向に往復動し
ながら回転駆動される。真空チヤツク84が第1
図、第2−B図に見て左へカツタユニツトカート
リツジの方へ動くことにより、軸方向固定ブレー
ド176の上方でチヤツクにより基部が担持され
た未ひれ取り罐を動かす。
操作にあたり、米国特許第3977358に示された
如き従来の型のものになしうる従来の罐送り手段
55は未ひれ取り罐部材284を罐クレードル板
250,252上へその開放端を関連カツタユニ
ツトカートリツジ28に向けて送る。クレードル
板における未ひれ取り罐の位置決めはチヤツク8
4に対する真空の付与と同時に行われ、チヤツク
が罐の底部286を吸引する。チヤツクは常に回
転しているから、罐は直ちに自身の軸線のまわり
に回転し始める。カム280は、チヤツク84お
よび取り付けられた罐を左へ動かし、開放罐端が
ブレード176の上方を動き、故に罐体は第8図
に示す如く離間したカツタブレード176,17
8間に位置せしめられる。しかし軸26の連続回
転によりカム90が押しロツド194を内方へ押
してブレード178をブレード部材176と切断
接触させ、罐端287を明白な態様でひれ取りす
る。
罐端のひれ取りはナイフ部材の回転に起因して
極めて迅速に行われ、ブレード部材178がブレ
ード176から揺動して離れ、次いでカツタユニ
ツトがカツタ制御カム90の操作により離間せし
められ、真空チヤツクがカム280の作用により
第1図に見て右へ往復動せしめられ第1図に示さ
れた最下方のチヤツクの位置を占める。また真空
チヤツクの後退運動によりストリツパ板242を
右へ動かし、罐のひれ取りされた端部分287を
ピン240から取り除く位置を占めさせる。また
ひれ取りされた罐は、チヤツクおよびその関連装
着ユニツトがチヤツク往復動カム280の制御下
にその運動の最右端位置へ動くときに弁盤320
によるチヤツクへの真空の終了によりチヤツクか
ら落下できる。完成されたひれ取り済み罐は特定
の設備に要求されるままに容器あるいはコンベヤ
へ解放される。
本発明の他の面はカツタハウジング160等お
よびカツタブレードとその装着軸を第13図に示
す如く罐体284の軸線(これは軸26の軸線と
平行である)に対して2度までのカントが通常付
与され、罐体から外側のひれを除去して罐体の軸
線とカツタブレード支持軸とが平行である場合に
可能であるよりも滑らかなカツトを達成するよう
にしたことである。罐の軸線に関するカツタブレ
ード支持軸172,182の軸線のこのカント付
き配向は第9図に示す如くシム290をヘツドフ
ランジ162とターレツト板100との間に装着
するという簡単な手段により達成される。実際に
は、厚さ0.03m/mないし6m/mのシムを直径
187m/mのヘツドフランジに使用でき、各種厚
さのシムを罐の寸法および材質に応じて用いるこ
とにより最良の結果が得られる。しかし、ある場
合には、シム290は用いられず、従つてカツタ
ブレードが切断中の罐の軸線と平行な軸線のまわ
りに回転する。
切断操作から生じるひれの方向を変更するため
にカツタナイフブレード176,178の軸方向
位置を逆にすることも可能である。かかる変更を
行うにはナイフ部材176,178の軸方向位置
を逆にすることを許す僅かに異なる長さのナイフ
支持軸を用いる必要がある。きれは罐に関して内
方にあるいは罐に関して外方へ延出させることが
できる。第2−A図および第8図は二つの異なる
可能なナイフ位置をそれぞれ示す。ブレードが第
2−A図の如く位置せしめられると、ひれは罐の
側に形成され、また第8図に示す如くブレード1
76,178を逆に位置させると罐から放射方向
外方へ延びたひれが生じる。
故に、好適実施例は簡単でしかも頑丈な構造で
あり、周知の罐ひれ取り装置に比べて特に有利で
実質的に少ないスペースでより多数のカツタユニ
ツトを所定の直径内に位置させることができ、ま
たカツタユニツトを修理および(または)取替え
のために除去するのが容易である。カツタユニツ
トカートリツジのかかる除去は切出しねじ164
を除去し次いでユニツトを機械から持ち上げるこ
とにより容易に達成される。ストリツパ板242
が腕246のスロツトに装着されているから、ス
トリツパ板を関連カツタユニツトカートリツジと
共に明らかな態様で容易に外方へ持ち上げること
ができる。
好適実施例の多くの改変例は当業者に確かに想
到されるところであり、故に本発明の精神および
範囲は特許請求の範囲に専ら限定されるべきこと
は理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適実施例の側面図、第2−
A図は第2−B図と2−B線に沿つて接する好適
実施例の一部の縦断面図、第2−B図は第2−A
図と2−A線に沿つて接する好適実施例の一部の
縦断面図、第3図は第1図の3−3線に沿つてと
つた断面図、第4図は第1図の4−4線に沿つて
とつた断面図、第5図は第1図の5−5線に沿つ
てとつた断面図、第6図は第1図の6−6線に沿
つてとつた断面図、第7図は好適実施例のモジユ
ラーカツタヘツドユニツトおよびその装着手段の
分解斜面図、第8図は第7図の8−8線に沿つて
とつたものであるが、第2−A図のものと異なる
ブレード構成を示す断面図、第9図は第8図の9
−9線に沿つてとつた断面図、第10図は第8図
の10−10線に沿つてとつた断面図、第11図
は好適実施例に採用されたカツタ作動手段の一部
の分解斜面図、第12図は第11図の12−12
線に沿つてとつた断面図、第13図は好適実施例
の操作により罐端をひれ取りするのに採用された
切断ナイフの任意の位置を示す罐の断面図、第1
4図は第2−B図の14−14線に沿つてとつた
断面図である。 20,22,24……フレーム手段、26……
主支持軸、32……動力源、30,34,36,
38,42……動力伝達手段、28……カツタユ
ニツトカートリツジ、160……ハウジング(筒
状殻体部)、172,182……軸方向固定回転
ナイフ軸、174,180……回転カツタナイ
フ、90……カツタナイフ制御カム、120……
カム従動子、90,120……軸移動手段、19
2,104……継手手段、100……放射方向タ
ーレツト板、110……放射方向フランジ板、1
62……ヘツドフランジ、194……プツシヤロ
ツド、198……ロツカ腕、212……揺動可能
カツタ軸支持具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 閉じた底部を有する筒状罐の開いた筒状端を
    ひれ取りするための装置であつて、フレームに可
    回転に設けられた水平な主軸と前記主軸の中心か
    ら放射状に配置され一部がハウジング内に収容さ
    れたカツタユニツトとを備え、 該カツタユニツトは主軸に平行に設けられた各
    円形カツタブレードを有する二つの軸よりなり、
    その一つが前記主軸に接続されて駆動すべくされ
    た固定カツタ軸であり、第二のカツタ軸は前記固
    定カツタ軸に対して平行に揺動すべく枢支された
    ものよりなり、 上記カツタユニツトの操作手段を備えたカツタ
    ユニツトカートリツジが、主軸に連結されたター
    レツト板上に配置され、主軸の回転に応じてカツ
    テイング位置と中立位置に前記第二のカツタ軸を
    操作すべくされ、これらと、 罐端を切断すべき罐をカツタユニツトに供給す
    べく設けられた罐供給手段とを備えた罐端ひれ取
    り装置において、 主軸26の一端にターレツト板100を固定
    し、 該ターレツト板100の前面に、円周上等間隔
    の配置において、3個の筒状カツタユニツトカー
    トリツジ28が装着され、 前記筒状カツタユニツトカートリツジ28内の
    支持ブロツク204に、揺動可能カツタ軸182
    の支持具212が枢支210され、該支持具21
    2の一部に、支持ブロツクに枢支されたロツカ腕
    198が当接され、該ロツカ腕198の一端に対
    するプツシヤロツド194を、主軸26と平行
    に、前記筒状カツタユニツトカートリツジ28の
    ヘツドフランジ162に貫通し、 前記ターレツト板100の背面に配置された枢
    支ヒンジ板122に、主軸26と平行なプツシヤ
    スタツド130およびボルトヘツド140を設
    け、 前記枢支ヒンジ板122上のカム従動子ローラ
    120を、主軸26のフレーム22に設けられた
    カツタ制御カム90に当接すべくしたことを特徴
    とする 罐端ひれ取り装置。 2 カツタユニツトカートリツジ28は軸線が前
    記主軸26の軸線と実質的に平行になるよう配向
    されたハウジング160、前記ハウジングの軸線
    に対して実質的に垂直にハウジングの一端へ接続
    されたヘツドフランジ162、および前記ヘツド
    フランジ162と反対側のハウジングの端へ取り
    付けられた端壁168を含み、また前記ヘツドフ
    ランジ162はターレツト板100にねじ164
    で装着されている特許請求の範囲第1項記載の罐
    端ひれ取り装置。
JP9145679A 1979-07-18 1979-07-18 Device for removing burr of can edge Granted JPS5617133A (en)

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JPS5617133A JPS5617133A (en) 1981-02-18
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