JPS63286747A - 回転車輪検査装置 - Google Patents

回転車輪検査装置

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JPS63286747A
JPS63286747A JP62121127A JP12112787A JPS63286747A JP S63286747 A JPS63286747 A JP S63286747A JP 62121127 A JP62121127 A JP 62121127A JP 12112787 A JP12112787 A JP 12112787A JP S63286747 A JPS63286747 A JP S63286747A
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明 平野
Shinichi Watanabe
進一 渡辺
Yutaka Fukuda
豊 福田
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幸夫 樋口
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Anzen Motor Car Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分一 本発明は車輪の傾斜度や動的特性を検査する車輪検査装
置に関するものであって、更に詳細には、車輪を回転さ
せた状態で車輪の所望の特性を検査することの可能な動
的車輪検査装置に関するものである。
従31販 従来、自動車等の車輪の取り付は状態を検査する検査i
置が使用されている。自動車等の車両に取付けられる車
輪には、種々の条件が設定されており、特にその走行特
性に関連して、トー角度、キャンバ−角度、キャスタ等
所謂傾斜度が設定されている。これらの傾斜度は車両が
P!造された後に市場に出す前に車両検査の一項目とし
て検査される場合もあれば、車輪の交換等車両を修理す
る場合に検査する場合もある。車両が良好な走行性能を
持つ為には、この様な車輪の傾斜度が正確に設定される
ことが重要である。更に、車輪の動的特性、即ち車輪が
回転している状態の特性としては、車輪の左右の振れ量
及び車輪の切り角度等があり、車両の走行特性はこれら
の動的特性によっても著しく影響されるので、動的特性
を高精度で測定可能であることも重要である。
ところで、従来技術として、車輪を回転状態に維持した
まま°で車輪のトー角度及び/又はキャンバ−角度を測
定するものとして特開昭51−83301号及び特開昭
54−49701号に開示される技術がある。然し乍ら
、これらの技術においては、車輪は一対のローラ上に支
持されて回転されるが、その車輪の側面は支持されない
か又は外側の片面に接触ローラを転勤接触させて測定す
るものであって、左右を挟持して被測定物体である車輪
の幾何学的中心位置を位置決めするものではないから、
正確な測定を行うことは困難である。
更に、車輪をフローティングテーブル上に支持して左右
から車輪を挟持してその幾何学的中心を位置決めする技
術として本願出願人と同一の出願人の先に出願した特願
昭58−109235号、特願昭59−9502号、特
開昭61−41913号があるが、これらの出願におい
て提案されている技術では、テーブル上に支持される車
輪は静的に維持されるので、車輪の動的特性を測定する
ことが出来ない。
以上の如く、従来技術においては、特に車輪を車両に装
着した状態において、その静的及び動的特性を完全に検
査することを可能とするものではなく、特に回転する車
輪の左右への振れ量を測定することは不可能である。
且−孜 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を解消し、高精度で車輪の特性
を測定することを可能とし、特に車輪の種類や状態に影
響されること無しに車輪の動的特性を高精度で測定する
ことを可能とする車輪検査装置を提供することを目的と
する。尚、本発明の車輪検査装置は車輪を回転させた状
態で車輪の動的特性を検査することを主たる目的とする
ものであるが、車輪を静止させた状態で所望の項目、例
えばトー角度等の傾斜角度を測定することも可能である
隻−双 本発明は、上述した目的及びその他の目的を達成する為
に車輪をその幾何学的中心位置を位置決めした状態で回
転させ、所望の測定項目の測定を行う車輪検査装置を提
供している。本発明によれば、車両の各車輪を検査する
回転車輪検査装置において、車輪の下側を回転自在に支
持する支持手段、前記車輪の両側部に接離自在に設けら
れており前記車輪を回転自在にその両側部を挟持して前
記車輪の幾何学的中心位置を位置決めする位置決め手段
、前記支持手段上に支持されている前記車輪の所定の性
能を検知する検知手段、を有していることを特徴とする
回転車輪検査装置が提供される。好適実施例においては
、支持手段は一対の互いに並置される支持ローラを有し
ており、且つ位置決め手段は車輪の左右に夫々転勤接触
する接触ローラを有している。
以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態様
に付いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の1実施例に基づいて構成された車輪
検査装置10の全体的構成を示した概略分解斜視図であ
る。図示した如く、車両検査装置10は、大略箱型の形
状をした枠体11を有しており、該枠体11は大略矩形
形状の平板からなる底壁11aと、夫々所定の部分に開
口を穿設した四方の側壁とから構成されている。底壁1
1aの一端部にブラケット12erを介してアーム12
arが所定距離延在して固着されている。アーム12a
 rの先端はイコライザ12のレバー12brの先端に
回動自在に連結されている。イコライザ12は、レバー
12brの他端を回動自在に保持する揺動レバー12c
を有しており、該揺動レバー12cはその中心部を回動
軸12dによって支持されており、回動軸12dの周り
に水平方向に回動する。イコライザ12は左右対称的な
構成を有しており、従ってレバー12brに対応してレ
バー12b1を有している。
第2図及び第3図に示した如く、通常、本車輪検査装置
10は4輪自動車の各車輪を検査する為に夫々の車輪に
対応して4つ設けられている。第2図及び第3図に示し
た車輪検査システムにおいては、2つの前輪用に一対の
車輪検査装置10が横方向に離隔して並設されており、
一方2つの後軸に対応して別の一対の車輪検査装置10
が横方向に離隔して並設されている。従って、第2図及
び第3図に示した車輪検査システムにおいては。
4つの車輪検査装置10が大略横方向及び縦方向に整列
して配設されている。然し乍ら、後述する如く、各車輪
検査装置10は少なくとも横方向に移動自在に設けられ
ており、従って前軸用及び後輪用の夫々の対をなす車輪
検査装置10は水平方向に延在するガイドレール上を互
いに近雛自在に設けられている。尚、前軸用の一対の車
輪検査装置1oと後輪用の一対の車輪検査装置10との
間の距離を例えば縦方向に延在するレールを設けてその
上において任意の距離に設雉可能とすることも可能であ
り、この場合には、検査すべき車両のホイールベース距
離が異なる場合にも適用することが可能である。
第2図に示した如く、各車輪検査装置10の枠体11と
一体的に固定して一対の車輪ガイド70゜70が設けら
れており、これらのガイド70,70は所定距離離隔し
て設定されており、車輪が進行してくる場合に車輪を対
応する車輪検査装置10内へ案内する機能を有している
。一対の車輪ガイド70.70は車輪が第2図中に白抜
矢印で示した進行してくる方向に向かって末広がりに設
定されており、従って検査されるべき車両が進行してく
る場合に、対応する車輪はこれらのガイド70.70に
接触して、その車輪検査装置10を横方向に移動させて
対応する車輪を車輪検査装置10の所定の位置へ案内す
る。この場合に、左右の一対の車輪検査装置10.10
はイコライザ12によって作動連結されているので、左
右の車輪が左右の一対の車輪検査装置10.10内に位
置された場合に、その左右の車輪の中心位置であるトレ
ッド中心位置は前後の一対のイコライザ12゜12の中
心12d、12d間を結んで形成されるシステムの中心
gCL上に略整合される。即ち、検査すべき車両の前後
のトレッド中心を結んで決定される車両の長手方向中心
線は、前後のイコライザ12.12の夫々の中心12d
、12dを結んで決定される検査システムの中心R1;
ACLと略整合される。
尚、第3図は、特に前輪用の左右一対の車輪検査装置1
0.10がイコライザ12によって作動連結されており
、更に後輪用の左右の一対の車輪検査装置10.10が
別のイコライザ12によって作動連結されている状態を
示している。従って。
前輪用のイコライザ12は固定した中心12dを有して
おり、左右の一対の車輪検査装置10,10はこの中心
12dを中心として左右対称位置に位置され、後1論用
のイコライザ12も同様の中心12dを有している。従
って、これらの前輪用の中心12dと後輪用の中心12
dとを結んで決定される仮想の長手方向中心線CLは本
検査システムの中心線を画定している。一方、前輪用の
検査装置R10の中心位置と後輪用の検査装置10の中
心位置とを結んで決定される仮想の距離りは検査すべき
車両のホイールベース距離に対応している。
前述した如く、各車輪検査装置10を長手軸方向に移動
自在に構成することにより、前後の検査表なり、異なっ
たホイールベース距離の車両に対して本検査システムを
適用することが可能となる。
第1図に戻って説明すると、検査装置10の枠体11は
前後方向に離隔した一対のガイドレール13f及び13
b上に移動自在に支持されている。
ガイドレール13f、13bは検査場のピットP(第1
0図参照)内の底面上に固定されるか、又は前後距離り
を調節可能に構成する場合には、長手方向に延在する別
のガイドレール(不図示)に設けられる。この様に、検
査装置10はガイドレール13f、13b上の左右に移
動自在に設けられているので、検査すべき車両が本検査
装置10内に乗り入れられる場合に、車両の左右方向位
置が調節され検査システムの長手方向中心線CLと車両
の長手方向中心位置とが略合致される。
枠体11の低壁11 a上には大略U字形状をした支持
台25.25が前後位置に低ullaに固定して設けら
れている。これらの支持台25.25間には一対の左右
ガイドレール241,24r(24rは不図示)が固定
して設けられている。
これらの一対のガイドレール241.24r上にはIY
1後方向し;離隔して摺動自在に一対の中間支持体23
f、23b (23fは不図示)が設けられている。こ
れらの中間支持体23f、23bの夫々の上にはガイド
レール21f、21bが夫々固着して設けられている。
更に、これらの左右方向に延在する一対のガイドレール
21f、21bの上にはフローティングテーブル20が
これらのガイドレール21f、21bに沿って左右方向
に摺動自在に設けられている。一対の下側ガイドレール
24r、24rと一対の上側ガイドレール21f、21
bとは互いに直交する方向に延在しており(即ち、下側
ガイドレール24 r、241は前後方向乃至は縦方向
で、上側ガイドレール21f。
21bは左右方向乃至は横方向)、従ってフローティン
グテーブル20は枠体11の低壁11 aと相対的に水
平面上を任意の方向に移動可能である。
フローティングテーブル2oの中心位置には回転軸受2
6を介して上部中心回転軸27が設けられている。上部
回転軸27はフローティングテーブル20の中心位置を
決定しており、上下方向には移動しないが回転軸受26
を介してフローティングテーブル20と相対的に回転自
在である。上部中心軸26の上端部は大略U形状をした
支持ローラ組立体3oが一体的に固着されている。支持
ローラ組立体30は底部壁とその両側から上方向に直立
する一対の側壁とを有しており、対向する一対の側壁間
に一前記車輪31,31が互いに前後方向に所定距離離
隔され且つ互いに並設されて回転自在に支承されている
。これらの一前記車輪31,31上ビは検査すべき車両
の対応する車輪1が回転自在に載置される。
本発明の1つの実施形態においては、この一前記車輪3
1,31の少なくとも一方を駆動回転手段に連結させる
。即ち、この場合には、支持ローラ31,31は少なく
ともその一方が駆動回転され、従って支持ローラ31,
31上に載置される車輪1は支持ローラ31,31との
摩擦接触により駆動回転される。この場合に、支持ロー
ラ31,31の少なくとも駆動回転されるローラの表面
に溝等を設けて車輪1との摩擦力を増加させる構成とす
ることも可能である。支持ローラ31を駆動回転させる
駆動回転手段としては、例えば、モータを使用すること
が可能である。この様なモータは支持ローラ31と別体
に設けることも可能であるが、支持ローラ31内に内蔵
させることも可能である。即ち、第8a図は、支持ロー
ラ31内にモータを内蔵した構成を示しており、第1図
の実施例に対応している。一方、第8b図は、支持ロー
ラ31とは別体にモータ81を設け、支持ローラ31と
別体のモータ81とをクラッチ80で連結した構成を示
している。
第8a図の構成においては、支持ローラ31は、円筒3
1aと、該円筒31a内に支持フレーム31dを介して
該円筒31aと一体的に固着して設けたコイル31bと
、該コイル3Lb内に離隔して設けた電機子31cとを
有している。尚、第1図の実施例においても、支持ロー
ラ31の内部に電機子31cを示しである。従って、こ
の構成の場合には、電機子31cは固定して設けられて
おり、コイル31b及びそれと一体内な円筒31aが駆
動回転される。一方、第8b図の構成においては、支持
ローラ31は回転自在な円筒31−aのみを有しており
、外部のモータ81からクラッチ80を介して回転力が
伝達されて所定の方向に駆動回転される。尚、第8b図
の変形例として、円筒31aの一端にプーリを固定して
設け、モータ81からベルトを介して回転力が伝達され
る構成とすることも可能である。
以上の車輪1を支持する構成においては、一前記車輪3
1を前後に離隔して設けているが。
支持ローラ31の数を2個以外の任意の数とすることが
可能である。更に、支持ローラ31を使用する他に、車
@1を回転自在に支持するその他の構成を使用すること
も可能である。例えば、一前記車輪間にエンドレスベル
トを巻着させて、そのベルト上に車輪1を回転自在に支
持することも可能である。更に、平板状のプレート上に
多数のボール乃至はローラを配設して車@1を回転自在
に支持することも可能である。尚、この場合には車輪1
の前後方向の位置を規定する手段を設ける必要がある。
支持ローラ組立体30の前後の端部には夫々係合部材3
2が一体的に固着して設けられている。
尚、この係合部材32は支持ローラ組立体30の一部を
切り抜いて形成することも可能である。各係合部材32
は前後方向に突出して設けられており、その先端部には
大略円形状の係合孔32aが形成されている。尚、図示
例においては、この係合孔32aは一部が開放して形成
されている。更に、第1図に示した如く、係−合孔32
aに対応して係合突起33が前後方向に移動自在であっ
て前進位置において係合孔32aと係合可能に設けられ
ている。尚、この係合突起33と係合部材32とは、支
持ローラ組立体30を大略この係合突起33を中心とし
て支持ローラ組立体30を水平方向に回動自在に支持す
る支持ローラ揺動システムを構成しており、−車輪1が
支持ローラ31上で回転する場合に、車輪1と支持ロー
ラ31との相対的な方位を整合させる機能を有している
。尚、この支持ローラ揺動システムに関しては、後に第
13図及び第14図をも参照して詳細に説明する。
以上説明した如く、支持ローラ組立体3oは、検査すべ
き車輪1を回転自在に支持すると共に。
上部回転中心軸27を介して水平面内において車輪1を
枠体11と相対的に回転自在に支持しており、更に上部
ガイドレール21f、21b及び下部ガイドレール24
1,24rを介して枠体11と相対的に水平方向に二次
元面内を移動自在に支持している。
枠体11の低壁11a上には、一対のガイドレールll
f、llb (llfは不図示)が前後方向に離隔して
横方向に延在して固着されている。
これらのガイドレールllf、llb上には下側支持テ
ーブル40が設けられており、従って下側支持テーブル
40はこれらのガイドレール11f。
1、1 bに沿って横方向に移動自在である。この下側
支持テーブル40上には上側支持テーブル41がボール
59を介して相対的に回転自在に設けられている(第5
a図参照)。この上側支持テープル41上には4本のレ
バーによって大略正方形を形成しているパンタグラフ機
構42が設けられている。即ち、上側支持テーブル41
上には、十字架形状に互いに直交する方向に2対のガイ
ドレール41f、41b及び41r、411が固定して
設けられており、縦方向のガイドレール41f。
41b上には一対の摺動体43f、43bが摺動自在し
こ配設されており、且つ横方向のガイドレール41r、
411上には一対のブロック43r。
431が夫々摺動自在に配設されている。これらの摺動
体43f、43b及びブロック43r、431はパンタ
グラフ機構42の4本のレバーで回動自在に連結されて
いる。更に、ブロック43r上にはシリンダ装[44a
が固定して設けられており、シリンダ装[44aの進退
自在なロッド44bの先端部は対向するブロック431
に固定されている。従って、シリンダ装[44aを動作
することにより対向するブロック43r、431は互い
に折離位置制御され、その際にパンタグラフ機構42に
よってこれらのブロック43r、431は連結されてい
るので、ブロック43r、431の夫々の折離動作は対
称的に行われる。
更に、左右のブロック431.43rには夫々対応する
接触ローラ組立体471,47rが固定して装着される
。その為に、夫々のブロック431.43rは大略り字
形状に形成されており、夫々の末端部から直立して保持
部451.45rが形成されている。一方、一対の接触
ローラ組立体471.47rは夫々保持部461,4.
6rを有しており、これらの保持部461,46rはブ
ロック431,43rの保持部451,45 rに夫々
嵌合される。従って、一対の接触ローラ組立体471.
47rは一対のブロック431,43rに夫々一体内に
固定して設けられている。夫々の接触ローラ組立体47
1,47rは夫々一対の接触ローラ471f、471b
及び47rf、47rbを有している。対をなす接触ロ
ーラ471f。
471b又は47rf、47rbは回転自在に保持され
ており(第5c図参照)、更に夫々傾斜して配置されて
いる。尚、これらの接触ローラが傾斜して配置されてい
るのは、車輪1の側面に転勤接触された場合に、接触ロ
ーラの回転方向が車輪1の側面の進行方向即ち円周方向
と一致させる為である。従って、異なった直径の車@1
に対して本検査装置を使用する為に、これらの接触ロー
ラの傾斜角度を任意の値に設定可能に構成すると良い。
これらの一対の接触ローラ組立体471,47rは夫々
のブロック431,43rに一体的に固着されているの
で、互いに退離自在に設けられている。従って、これら
の接触ローラ組立体471゜47rは車11!1から離
隔した後退位置と支持ローラ31,31上に支持されて
いる車輪1の夫々の左右の側面に転勤接触する前進位置
との間を移動自在である。尚、この接触ローラ組立体4
71゜47rの折離移動は、2方向シリンダ装置1d4
4aを動作することによって制御される。即ち、シリン
ダ装置44aに第1方向の油圧を与えることによりその
ロッド44bを突出させる場合には一対の接触ローラ組
立体471,47rは互いに離隔する方向即ち後退位置
へ移動され、一方シリンダ装置44aに第2方向の油圧
を与えることにより、そのロッド44bは引き戻され、
一対の接触ローラ組立体471,47rは互いに近接す
る方向即ち車輪1に接触する前進位置へ移動される。
一方、下側支持プレート40の中心位置には回転軸受5
0を介して下部中心軸41eが回転自在に且つ上側支持
プレート41の中心に固定して設けられている。尚、第
5b図に最も良く示される如く、下部中心軸41eの中
心位置はパンタグラフ機構42の中心位置とは常時整合
されている。
従って、シリンダ装置44aが動作されてパンタグラフ
機構42が動作しても、パンタグラフ機構42の中心位
置、即ち対向する一対の接触ローラ組立体471,47
r間の中心位置は下部中心軸41eの中心位置と常に整
合されている。従って。
支持ローラ31,31上の所定の位置に車輪1を位置さ
せた後に、シリンダ装置44aを相対的に近接する方向
に動作させて一対の接触ローラ組立体471,47rを
前進させ、車輪1の左右の夫々の側面に転勤接触させた
状態において、被測定物体である車@1の幾何学的中心
位置は、一対の接触ローラ組立体471,47rの中心
位置として決定され、従って車輪1の幾何学的中心位置
は下部中心軸41eと整合される。この場合に、車II
I!1の幾何学的中心が上部中心軸27と整合している
場合には、上部中心軸27は下部中心軸41eと整合す
る。
下部中心軸41eを回転自在に支持する内部回転軸受5
0は更に外部回転軸受51内に回転自在に保持されてい
る。外部回転軸受51は回動プレート52上に移動自在
に保持されている。即ち、第4図にも詳細に示した如く
、回動プレート52の一端部から一体的に形成された回
動レバー53arが延在しており、回動レバー53a 
rの略中心部はビットの底面上に固定的に設けられた固
定回動点53b rを介して回動自在に支持されている
。一方1回動レバー53a rの他端部は枢支点54a
rを介してパンタグラフ54に連結されている。パンタ
グラフ54はピット内の底面上に設けた縦方向に延在す
るレール55上に摺動自在に設けた一対の主動体54b
、54cに回動自在に連結されている。第1図及び第4
図には図示していないが、パンタグラフ54の他端部に
は別の検査装置が連結されている。従って、検査装置1
0の下部中心軸41eは回動点53b rの周りを回動
運動するが、パンタグラフ54を介して連結される2つ
の検査装置10.10の夫々の下部中心軸41e、41
eは常時長手方向中心軸CI、に関して常時左右対称位
置に位置される。従って、左右の検査装置10.10の
夫々のシリンダ装置44aが動作されて前進位置とされ
車輪1と転勤接触されると、左右の下部中心軸41e、
41eは長手軸中心軸CLの左右対称位置に位置され、
従って左右の車輪1,1の夫々の幾何学的中心位置は長
手中心軸CLの左右対称位置に位置される。
第4図に示した如く、回動プレート52は、ピットの底
面上に設けられた一対のガイドレール85f、85b上
を摺動自在に設けられている。尚、回動プレート52は
回動点53b rの周りに回動自在に設けられているの
で、これらのガイドレール85f、85bは回動点53
brを中心として円弧形状をしている。外部回転軸受5
1には左右に一対の突起511,51rが突設されてお
り、外部回転軸受51は回動プレート51内に穿設され
ている大略矩形状の開口51a内に配設されている。回
動プレート51の矩形開口51aの左右両側には一対の
溝521,52rが刻設されており、外部回転軸受51
の一対の左右突起511゜51rは夫々の対応する溝5
21.52r内に摺動自在に受納されている。従って1
回動プレート52は回動点53brを中心として回動運
動を行うが、外部回転軸受51従って下部中心軸41e
はシステムの長手軸中心軸CLに対して直交する左右方
向に直線的な運動を行う。これは、下部中心軸41eが
内部回転軸受50を介して下側支持プレート40に保持
されており、下側支持プレート40がガイドレールll
f、llbに沿って左右方向に摺動自在に支持されてい
ることと符号している。
更に、第1図及び第5a図に示されている如く、下部中
心軸41eの下端部にはトー角度検知器56が固着され
ている。即ち、車輪1に対して一対の接触ローラ組立体
471,47rを前進させて転勤接触させると、上側支
持プレート41の方位は車輪1の方位と整合され、下部
中心軸41eは上側支持プレート41の中心位置に固定
されているので、下部中心軸41eの回転位置は車@1
の左右方向位置に一致する。トー角度検出器56は下部
中心軸41eの下端に固定されているので、下部中心軸
41eの基準位置からの角度変位を検出することによっ
て、車輪1のトー角度を正確に検知することが可能であ
る。
第1図に示した如く、本車輪検査装置10には更にロッ
ク装置6oが設けられている。ロック装置60は枠体1
1に取り付けられており、一前記車輪31,31と係合
可能であり、係合された場合に支持ローラ31,31を
ロックして回転不能状態とさせる。ロック装置60はシ
リンダ装置61、と該シリンダ装置61に枢支点63f
63bを介して一対の作動アーム62f、62bが作動
連結されている。作動アーム62f、62bの先端部は
両者が近接する係合位置と両者が離隔した着脱位置とを
取りえる。従って、シリンダ装置61を介して、一対の
作動アーム62f、62bの先端部を係合位置とすると
、それらの先端部は一前記車輪3’l、31と係合して
これらの支持ローラ31.31をロック状態とし回転不
能に保持する。一方、シリンダ装置61を介して一対の
作動アーム62f、62bを離隔させて先端部を離脱さ
せると、ロック状態が解除され支持ローラ31,31は
回転可能状態とされる。このロック装置60は、検査す
べき車両を走行させて車輪1を検査装置10内に乗り入
れたり又は検査装置10から走り出る場合に、支持ロー
ラ31゜31をロック状態に保持する為のものである。
第2図は、第1図に示した本車輪検査装@10を4個使
用して自動車等の4輪車両の各車輪を同時的乃至は逐次
的に検査することが可能である車輪検査システム乃至は
方式の全体的構成を示している。第2図に示した車輪検
査システムにおいては、前軸用に一対の車輪検査装置1
0fl、10frを互いに離隔して横方向に並置してお
り、更に後輪用に別の一対の車輪検査装置10bl、1
0brを互いに離隔して横方向に並置している。
前述した如く、各車輪検査装置10は一対のガイドレー
ル13f、13b上に横方向に移動自在に載置されてお
り、従って一対の車輪検査装置10b l、10b r
及び10f l、10f rは夫々互いに横方向に折離
して移動自在である。前述した如く、対をなす車輪検査
装置10bl、10br又は10fl、10frの間に
おいては、夫々の支持ローラ31同士はイコライザ12
を介して連結されており、一方接触ローラ組立体47同
士はパンタグラフ54を介して連結されている。従って
、各車輪検査装置10の支持ローラ31はシステムの長
手方向中心線CLに対して常に等距離に位置され、且つ
接触ローラ組立体47によって挟持されそれによって決
定される車輪の幾何学的中心位置もシステム中心線CL
から常に等距離に位置される。
第2図に示した実施例においては、後輪用の一対の車輪
検査装置10bl、10brはスライドテーブル82上
に装着されている。スライドテーブル82はピットP内
の底面上に敷設されたシステム中心線CLと平行に延在
するガイドレール811.81r上を摺動可能に設けら
れている。一方、前輪用の一対の車輪検査装置10fl
、10frはビットP上の底面上に固設して設けられて
いる。従って、後輪用の一対の車輪検査装置1゜bl、
10brは固定的に設けられている前輪用の一対の車輪
検査装置10fl、10frに対してガイドレール81
1.81rに沿って長手軸方向に相対的に移動させるこ
とが可能である。尚。
第2図には示していないが、スライドテーブル82を所
望の位置において固定するロックが設けられている。従
って、第2図に示したシステムにおいては、検査すべき
車両のホイールベース距離が異なるものであっても、ス
ライドテーブル82を適宜移動させて所望の位置にロッ
クさせることにより全ての車輪を同時的に検査すること
が可能である。 第3図は第2図の車輪検査システムの
傾斜度測定系統を機能的に示している。尚、本明細書に
おいて車輪の傾斜度とは、車輪が任意の基準線に対して
傾斜している角度のことを言い、特に、トー角度、キャ
ンバー角度、キャスター角度、車輪の振れ角度、及び車
輪の切り角等を包含するものである。第3図に模式的に
示した如く、各車輪検査装置10上に4@車両の各車輪
を位置させる。
この場合に、各車輪は各車輪検査装置10の一前記車輪
31,31上に載置され、更に各車輪の両側部は一対の
接触ローラ47rf、47rb及び別の対の接触ローラ
471f、471bによって夫々押圧される。従って、
各車輪は回転自在に保持されると共にその幾何学的中心
位置は角度センサ56の中心と整合される。各車輪検査
装置10の角度センサ56は検知信号を処理・表示装に
80へ送給し、処理・表示装置80において所定のプロ
グラムに従って演算処理して、その結果を表示する。処
理・表示装置80は例えばマイクロプロセサ又はコンピ
ュータシステム及びCRT等の表示装置から構成されて
いる。
第3図に示すシステムにおいては、各車輪検査装置10
において、両側の接触ローラ47rf。
47rb及び4’7Lf、471bを車輪の両側部に所
定の圧力で押圧させると、該車輪の幾何学的中心位置は
角度センサ56に整合されるので、その状態で角度セン
サ56から得られる車輪の角度検知信号を適宜処理する
ことによって静的状態にある車輪のトー角度を測定する
ことが可能である。
従って、スタティックな状態における前輪及び後輪の夫
々のトーイン又はトーアウトを演算することが可能であ
る。更に、第3図には図示していないが、第1図に示し
た如く、外側の接触ローラ組立体47rに直立する支持
レバー48を設けその先端にキャンバ−角度測定用の付
加的な接触ローラ49を設け、車輪1の垂直方向におけ
る傾斜度を測定しその測定値を処理・表示装置80へ供
給することによって、車輪1のキャンバ−角度も同時的
に測定することが可能である。尚、付加的な接触ローラ
49も車輪1の円周方向に転勤接触すべく支持レバー4
8先端に回転自在に設けられている。尚、本システムに
おいては、各車輪は一前記車輪31,31上に載置され
ているので、各車輪を回転させた状態で上述したトー角
度やキャンバ−角度の動的測定を行うことも可能である
更に、この動的測定を行う場合に、支持ローラ31を駆
動回転させてその上の車輪1を回転させる外部駆動型と
、支持ローラ31を自由回転可能に設定し自動車のエン
ジンによって車輪1を回転させて測定を行う自己駆動型
のいずれの形態において検査することも可能である。
更に、最近4輪ステアリング装置を具備した自動車が注
目を浴びているが、この様な4〜ステアリング車両にお
いては、ハンドルの回転は4@に夫々伝達される。4@
ステアリング自動車においては、角度追従型のものが注
目されており、この場合には後輪の前後方向の方位は前
1論の前後方向の方位に対して所定のプログラムに従っ
て追従的に設定される。即ち、例えば、ハンドルを右側
へ順次切っていく場合に、それに従って前輪は順次右側
へ切れて行くが、後軸の切れ方は多少異なる。
即ち、後輪は初めは右側へ少しの角度(例えば右へ1度
)だけ切れるが、ハンドルを第1の所定の角度を越えて
右側へ切ると(例えば右へ15度乃至16度)、前輪は
それに連れて右側へ切れるが、後輪は順次左側へ切れて
行く(例えば左へ最大5度)。
この様に、4輪自動車の中には後輪は前輪の角度変化に
応じて所定のプログラムに従って左右に変化するものが
あり、前軸と後輪とがハンドル操作に応じて特定の角度
変化を行うことが要求されている。第3図に示したシス
テムにおいては、この様なハンドルの切り角に応じて各
車輪が特定の態様で方位変化を行うべきプログラムを予
め処理・表示装置80の記憶装置内に格納しておくこと
によって、各車輪の検査を行うことが可能である。
この場合に、本システムによれば、各市19の幾何学的
中心位置は角度センサ56の中心と整合されているので
高精度の測定を行うことが可能である。
更に、各車輪は一前記車輪31,31上に載置されてい
るので、各車@1を回転させて動的テストを行うことも
可能である。動的テストは自動車が実際の走行状態に極
めて近似した状態でのテストであるから極めて有効なテ
ストである。尚、動的テストの態様としては、前述した
如く、外部駆動型と自己駆動型のいずれかの形態を取り
える6尚、第3図には、示していないが、検査すべき車
両のハンドルの切り角を検知する検知器を設けその検知
信号を処理・表示装置80へ供給する構成とすると良い
更に、第3図に示したシステムを使用して4輪駆動車両
の各車輪を同時的に検査することも可能である。ところ
で、4輪駆動車両の場合、前輪用のデフ組立体と後輪用
のデフ組立体との間にはビスカスカップリングが設けら
れているものがあり。
その場合には、夫々のデフ組立体間を接続するシャフト
間に相対的回転が発生すると4輸が作動上結合状態とさ
れる。従って、4輪駆動車両の車輪を外部駆動型で動的
テストを行う場合には、市述した如き相対的回転が発生
しない様に各車輪を回転させる必要がある。この様な場
合の車輪の回転方向を第3図に矢印85で示しである。
即ち、一対の前輪は互いに反対方向85fl、85fr
に駆動回転させ、更に右側及び左側の前輪と後輪も夫々
反対方向、即ち85frと85br及び85f1と85
b1、に駆動回転させる。この様に4輪を夫々の独自の
方向に駆動回転させることによって、各車輪を独立的に
回転させることが可能であり4輪駆動車両の各車輪を車
両に装着状態において動的検査を行うことが可能である
第6a図乃至第6c図は、第1図に示した本動的車輪検
査装置10を原理的に示した各概略図である。第6a図
乃至第6c図に示した如く、検査すべき車輪1は車両に
装着した状態(即ち、完成車の状態)で一前記車輪ai
、31上に載置されその上で回転される。車輪10両側
部は接触ローラ47rf、47rb及び471f、47
1bで夫々抑圧状態で転勤接触されており、車輪1の幾
何学的中心はこれらの左右の接触ローラ間の中心位置に
設定され、角度センサ56の中心と整合されている。こ
の様な構成によれば、車輪1を回転させた状態でそのト
ー角度を検知することが可能であるばかりか、車輪1の
左右の振れ量(角度又は振幅)も正確に測定することが
可能である。
即ち、従来車輪の振れ量は、車輪の片側の側面上におい
て接触式又は非接触式センサを使用して測定していたが
、この場合には車輪の側部の変形(歪)又は側部上の文
字18等の影響を受け車輪の横振れ量、特に振れ振幅値
、を正確に測定することは不可能であった。例えば、車
輪1の片側に接触ローラを転勤接触させて、車輪1の横
振れ量を測定すると、第15図に示した如き測定信号が
得られる。この場合に得られる測定信号は、車輪1の横
振れ量を表す正弦波的−次信号のみならず。
車輪1の歪や特にサイドウオール上の文字1aによって
発生される高周波二次成分を有している。
従って、特にこの二次成分が正弦波の山又は谷近傍に発
生する場合には、横振れ振幅値Aを正確に決定すること
は不可能である。
一方1本発明に拠れば、第7図に示した如く、各車輪1
の横振れの角度θは車輪1を回転させることによって角
度センサ56によって測定することが可能であり、更に
測定すべき車輪1の外径は既知であるから、測定値θと
既知の車@1の外径とから、車輪1の横振れ量、特にそ
の振幅値を正確に測定することが可能である0本発明の
構成によれば、車輪1は両側から接触ローラによって対
称的に支持しているので、車輪1の歪又は文字1aは左
右の両側部において相殺され、何等悪影響を受けること
はない。尚、車輪1の文字1aとはメーカの名前等であ
り、文字1aは左右のサイドウオールに対称的に設けら
れるのが通常である。
又、車輪の変形とは、例えば、タイヤの空気圧の違いに
より車輪1が多少横方向に変形することがあるが、この
様な横方向の変形も通常左右対称であり1本発明のおけ
る如く、車輪1の左右両側部に接触ローラを対称的に当
接させることにより。
それらの影響を相殺させることが可能である。従って、
車輪1の横方向振れ量を正確に測定することが可能であ
るから、この振れ量が所定の値を越えた場合には、車輪
1の取り付は状態が不良であるとして取り付は状態の合
否判断を行うことが可能である。
第9図は、第1図に示した支持ローラ組立体30の別の
構成を示した概略図である。即ち、第9図の支持ローラ
組立体130は第1図の支持ローラ組立体30と同様に
大略U字形状に形成されており、一前記車輪31,31
を並置させて回転可能に保持しているが、支持ローラ組
立体130が直接的に上部回転軸27に固着されるので
はなく、支持ローラ組立体130はベースプレート13
6上に回動自在に設けられており、ベースプレート1.
36が上部回転軸27の先端に固着して設けられる。即
ち支持ローラ組立体130の一方の側部は回動軸131
を介してベースプレート136に対して回動自在に連結
されており、支持ローラ組立体130の他方の側部には
突起132が突出されている。そして、突起132の下
方にはシリンダ装置133がベースプレート136に固
定して設けられており、シリンダ装置133の進退自在
なロッド134の先端は突起132に固着されている。
一方、支持ローラ組立体130とベースプレート136
との間には角度検出器135が介挿されている。
従って、シリンダ装置133を作動させて支持ローラ3
1の回転軸を検査すべき車両に取り付けられている車輪
1の回転軸と平行とさせ、その時の角度検出器135の
値を読むことによって車輪1のキャンバ−角度αを測定
することが可能である。尚、シリンダ装置133の代わ
りに、突起132とベースプレート136との間に適宜
のスプリング定数を持った圧縮スプリングを介挿させる
ことも可能である。この場合には、車輪1が支持ローラ
31上に載置されると、車輪1の回転軸と支持ローラ3
1の回転軸とは自動的に平行状態となり、その時の角度
検出器135の値を読むことによってキャンバ−角を検
出することが可能である。
第10図は、本車輪検出装置10の検出結果に基づいて
、ロボット101によって各車輪1の傾斜度を補正する
補正システムを示している。即ち、本補正システムにお
いては、第3図に示した如く、各車輪1の傾斜度を検出
し、処理・表示装置80へ検出値が送られた後、そこで
所定のプログラムに従って演算処理され、各車輪1の傾
斜度の補正量がロボット101へ送られ、前記補正量に
従ってロボット101は各車輪の傾斜度を補正する。
ロボット101は作業場の床面GL下側に掘り下げられ
たピットP内に収納されている。
第11図は、支持ローラ31のロック機構の別の構成を
示した概略図である。第1図の構成においては、車輪1
を支持ローラ31上に乗り上げたり又支持ローラ31か
ら走り出る場合に、支持ローラ31をロックする為のロ
ック機構60が設けられている。このロック機構6oで
は一対のアーム62f、62bの先端部が直接一前記車
輪31,31と接触して夫々の支持ローラ31゜31を
ロックすることが可能である。第11図の構成において
は、一前記車輪31,31間に昇降自在なりフタプレー
ト111を配設しており、リフタプレート111をシリ
ンダ装置114のロッド115先端に枢支させている。
リフタプレート111は大略台形状の断面を有しており
、 中央のリフト表面112とその両側の湾曲した制動面と
を有している。各湾曲した制動面にはブレーキシュー1
138又は113bが設けられている。従って、シリダ
ン装置114によってロッド115が上昇されると、ブ
レーキシュー113a。
113bが夫々の支持ローラ31,31と押圧接触して
これらの支持ローラ31,31を回転不能状態に保持す
る。この状態において、車輪1を乗り上げると、リフト
表面112上に載置される。
次いで、シリンダ114を作動させてロッド115を下
降させると、ブレーキシュー113a、113bは夫々
の支持ローラ31,31から離隔されて支持ローラ31
を回転可能な状態とさせ、−右車輪1はこれらの一前記
車輪31,31間に載置される。リフトプレート111
を下降位置としたこの状態では、リフト表面112は車
輪1に接触することはない。
第12図は、2本の回転自在に支承されているローラを
同時的にロックすることの可能なロック装置150を示
している。尚、このロック装置150は、第1図に示し
た車輪検査装置10のロック装置60として効果的に使
用することが可能である。第12図は、第1図に示した
車輪検査装置10のロック装置60として適用した場合
の具体的構成を示している。
第12図に示した如く、一方の支持ローラ31の一端部
にそれと一体的に端部歯車153aが設けられており、
一方他方の支持ローラ31の一端部にもそれと一体的に
端部歯車151aが設けられている。従って、端部歯車
153a及び151aは夫々の支持ローラ31,31と
共に一体的に回転する。端部歯車153a及び151a
の両者に噛み合い且つ両者の間に位置して中間歯車15
2aが設けられている。中間歯車152aは軸受152
bを介して中間シャフト152c上に所定の位置に支持
されている。従って、例えば、支持ローラ31,31の
一方に所定の方向の回転駆動力が与えられると、中間歯
車152aを介して、一前記車輪31,31は同一の方
向に等速度で回転する。
端部歯車153aの回転軸乃至はシャフト(不図示)に
は軸受153bを介して左作動アーム155が枢支され
ており、−万端部歯車151aの回転軸乃至はシャフト
(不図示)には軸受151bを介して右作動アーム15
4が枢支されている。
従って、これらの左及び右作動アーム155及び154
は通常下方向に垂れ下がっている。左作動アーム155
の中間部には回転軸乃至はシャフト158cが植設され
ており、このシャフト158Cは軸受158bを介して
ロック歯車158aを回転自在に支承している。尚、ロ
ック歯車158aは常時端部歯車153aと噛み合い状
態を維持する位置に配設されている。一方、右作動アー
ム154の略中間の位置には回転軸乃至はシャフト15
7cが植設されており、このシャフト157C上にはロ
ック歯車157aが軸受157bを介して回転自在に支
承されている。ロック歯車157aは端部歯車151a
と常時噛み合い状態を維持する位置に配設されている。
ロック装置150は、更にシリンダ装置156aを有し
ており、シリダン装置156aの端部は右作動アーム1
54の下端部に回動自在に接続されている。シリンダ装
置156aはロッド156bを有しており、このロッド
156bはシリンダ装置156aに対して進退自在であ
り、その先端部は左作動アーム155の下端部に回動自
在に接続されている。
以上の如き構成を有するローラロック装置150の動作
に付いて説明すると、第12図に示した如く、シリンダ
装置156aからロッド156bを突出させた状態にお
いては、ロック歯車157a及び158aは夫々の対応
する端部歯車151a及び153aのみに噛み合ってお
り、ロック動作を行うことはない。従って第12図に示
した状態は非ロツク状態であり、この状態においては、
一前記車輪31,31は中間歯車152aを介して同一
の方向に回転する。シリンダ装[156aを動作させて
、ロッド156bをシリンダ装置156a内に引き込む
と、右作動アーム154は時計方向に回動して、ロック
歯車157aは端部歯車151aと中間歯車152aと
の噛み合い部の下側において両方の歯車151a及び1
52aに噛み合い状態とされる。同時に、左作動アーム
155は反時計方向に回動され、ロック歯車158aは
端部歯車153aと中間歯車152aとの噛み合い部の
下側において両方の歯車153a及び152aとに噛み
合わされる。従って、夫々のロック歯車157a及び1
58aは互いに反対方向に回転力を受けるので、回転を
阻止し、支持ローラ31,31は回転不能状態に維持さ
れる。
尚、第12図に示した構成においては、2つのロック歯
車157a及び158aを設けであるが。
原理的にはどちらか一方のロック歯車を設ければ良い。
更に、第1図に示したロック装置60の作動アーム62
f、62bの先端部を第12図に示した左及び右作動ア
ーム154及び155の下端部に連結させる構成とする
ことも可能である。従って、この構成によれば、単にロ
ック歯車157a及び158aの少なくとも一方を支持
ローラ31と一体的に設けた端部歯車151a又は15
3aと中間歯車152aとの両方に噛み合い状態とさせ
るか又は両方の歯車との噛み合い状態から難脱させるか
によって支持ローラ31,31を同時的にロック状態と
非ロツク状態に設定させることが可能である。
第13図及び第14図は、回転車輪スラスト吸収装置1
60を示している。尚、この回転車輪スラスト吸収装置
160は具体例として第1図に示した車輪検査装置10
における支持ローラ組立体30に適用されている。第1
3図及び第14図に示した如く、支持ローラ組立体30
は大略U字形状の横断方向の断面を有しており、平担な
底部32とその両側から直立して延在する一対の側壁3
2b、32bを有している。一対の側壁32b。
32b間に一前記車輪31,31が並設され且つ回転自
在に支承されており、それらのローラ31,31上には
車輪1を載置することが可能である。
底部32の前端及び後端には円弧状の開放した係合孔3
2a、32aが穿設されている。更に、シリンダ装置3
4 aが所定位置に固定して設けられており、該シリン
ダ装[34aにはロッド34bが進退自在に設けられて
おり、ロッド34bの先端部には係合円板33が形成さ
れている。シリンダ装置34aが動作されてロッド34
bがシリンダ装置34aから突出されるとロッド34b
の先端の係合円板33が支持ローラ組立体30の係合孔
32a内に係合される。第13図及び第14図にはその
様に係合された状態を示している。尚、簡単化の為に第
13図及び第14図には示していないが、支持ローラ組
立体30は水平面内において移動自在に設けられている
。例えば、底部32を水平方向に移動自在に支持された
上部回転軸27上に回転自在に装着させるか又は多数の
ボールの上に載置させる。従って、例えば第13図及び
第14図に示した如く、係合円板33を係合孔32a内
に係合させると、それらの係合を回動中心として支持ロ
ーラ組立体30は水平面内において回動することが可能
である。
第13図及び第14図に示した如く、支持ローラ31,
31上に載置させた車輪1が車両の車輪である場合には
、通常、トー角等の所謂傾斜度が設定されている。従っ
て、初期的には所定の直線位置(第13図に点線で示し
である)に支持ローラ組立体30が位置されており、そ
の状態で車輪1が支持ローラ31,31上に載置されて
いると、車輪1の回転軸方向は支持ローラ31,31の
回転軸とは平行とはならずに互いに傾斜される。従って
、この状態で車@1を回転させると、車)論1と支持ロ
ーラ31,31との間にスラストが発生し、その結果支
持ローラ組立体3oは係合円板33を回動支点として矢
印Aで示した方向に回動する。そして、支持ローラ31
の回転軸が車輪1の回転軸と平行となる位置(第13図
に実線で示した位置)になると、支持ローラ組立体30
の矢印A方向への回動は停止し、その支持ローラ組立体
30はその位置に維持される。即ち、支持ローラ組立体
30の点線で示した初期位置を検査システムの中心線C
Lと平行な位置であるとすると、その初期位置と、第1
3図に実線で示した平衡位置。
即ち支持ローラ31の回転軸と車輪1の回転軸とが平行
となる位置、との間の角度は車輪1のトー角度に対応し
ている。従って、支持ローラ組立体30のこの回動角度
を検知する検知器を設けることによって車輪1のトー角
度を検知することが可能である。即ち、第13図及び第
14図の装置においては、一前記車輪31,31上に支
持されている車輪1のスラスl−を吸収した状態におい
て車輪の検知項目(本例の場合はトー角度)を検知する
ことが可能である。尚、本スラスト吸収装置はトー角度
の測定のみに限定されるものではなく、より一般的に、
車輪等の回転物体と支持ローラが接触される場合に、支
持ローラの回転軸を回転物体の回転軸と整合させスラス
トを吸収する為に適用可能なものである。
第13図及び第14図の装置においては、支持ローラ組
立体30の底部32の前端と後端の両方に係合孔32a
、32aが夫々設けられているが。
車輪1の回転方向によってこの係合孔32aはいずれか
一方の端部に設けるものとすることが可能である。即ち
、車輪1の回転方向に対して前進方向の端部に係合孔3
2aを設ければ良い。然し乍ら、前述した如く、4輪駆
動自動車の場合に、4つの車輪を同時的に測定する場合
には、前後左右の車輪を夫々互いに反対方向に回転させ
ることが必要であるから、この様な場合に対処する為に
は底部の前端と後端との両方に係合孔32aを設けてお
くことが良い。
更に、係合孔32aの直径は係合円板33の直径よりも
所定のクリアランス分大きく設定されている。このクリ
アランスLは係合円板33の先端部と係合孔32aの谷
の間の距離として決定されるが、このクリアランスLは
、検査する車両のホイールベース間距離における許容誤
差分と、車輪1の回転を開始してから平衡状態に到達す
る迄の前進移動分との和として定義される。この様に、
係合円板33と係合孔32aとの間にクリアランスLを
設定しであるので、無理な力が支持ローラ組立体30に
印加されることが回避され、支持ローラ組立体30は車
輪1のスラストを円滑に吸収することが可能である。尚
、係合孔32aは一部を開放していることが必要ではな
く、底部32に完全な透孔として形成することも可能で
ある。この場合には、昇降自在な係合ピンを設けて係合
孔と係脱させれば良い。この変形例においては、係合孔
と係合ピンとの間には所要のクリアランスLを設けると
良い。
第13図及び第14図のスラスト吸収装置においては、
一前記車輪31,31の少なくとも一方を駆動回転する
ものであっても又は車輪1を装着する車両のエンジンに
よって車輪1を駆動回転するものであっても良い6更に
、支持ローラ31を駆動回転させる場合には、支持ロー
ラ31自身をモータの一部として構成することも可能で
あり、又外部のモータからベルト又はクラッチを介して
回転力を伝達させるものであっても良い。
免−来 以上、本発明の車輪検査装置においては、車輪の下側及
び両側を回転自在に支持した状態において、車輪を回転
させて傾斜度等の所定の検査を行うことが可能であり、
極めて高精度で、且つ実際の走行状態に極めて近似した
状態で検査を行うことが可能である。更に、本発明にお
いては、車輪は駆動源によって直接駆動回転されるので
、支持ローラは自由回転可能に支承されていれば良く。
装置としての構成が簡単化されている。特に、゛駆動源
として検査すべき車両のエン、ジンを使用して車輪を駆
動回転させる場合には、別の駆動源を設ける必要がない
ので、それだけ余計に構成が簡単化される。従って、本
発明の構成は特に4輪駆動型の車両の各車輪を検査する
場合に特に有効である。更に、接触ローラは車輪の左右
の側壁に対称的に当接させる場合には、タイヤに刻設さ
れているタイヤメーカ当の浮き彫り文字や、タイヤの歪
等を相殺することが可能となり、それだけ一層高精度の
検査を行うことを可能としている。更に。
車輪の両側を支持しているので、車輪を回転させた場合
に車輪を安定的に保持することが可能である。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明し
たが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
では無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種
々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に基づいて構成された車輪検
査装置10の概略分解斜視図、第2図は第1図に示した
車輪検査装置を縦横に一対づつ配設して4輪車両の4つ
の車輪を同時的に検査することを可能とした本発明の別
の実施例に基づいて構成された車輪検査システムを示し
た全体的概略図、第3図は第2図に示した車輪検査シス
テムの検知機能を概略示した概略説明図、第4図は第1
図の車輪検査装置10の下部回転軸41eとそれを支持
する回動プレート52及びそれに接続されるパンタグラ
フ54との連結状態を示した部分概略説明図、第5a図
は第1図中に示した白抜矢印V方向から見た場合の第1
図の車輪検査装置10の一部の概略横断断面図、第5b
図は第5a図の構造の概略平面図、第5c図は第5a図
の構造の一部の概略部分断面図、第6a図乃至第6c図
は第1図に示した車輪検査装置10の動作を説明するの
に有用な各概略図、第7図は4輪車両の各車輪の横振れ
量を角度θで示した説明図、第8a図及び第8b図は第
1図の車輪検査装置10に使用する支持ローラ31の2
つの異なった具体的構成を詳細に示した各説明図、第9
図は第1図の車輪検査装置1oに適用することの可能な
キャンバ−角度を測定する構成を示した概略図、第10
図は第1図の車輪検査装置10によって検査した結果に
基づいてロボット101によって各車輪の取り付は状態
を補正することの可能な補正システムを示した概略図、
第11図は第1図の車輪検査袋ば10の支持ローラ31
をロック及びアンロック状態に保持することの可能であ
り第1図の車輪検査装置1oに適用することの可能なロ
ック装置を示した概略図、第12図は2本のローラを同
時的にロック状態又はアンロック状態に設定することが
可能であり第1図の車輪検査装置1oに運用することの
可能なロック装置を示した概略斜視図、第13図及び第
14図は車輪1等の回転物体のスラストを吸収するスラ
スト吸収装置であって第1図の車輪検査装置10に適用
することの可能な回転物体スラスト吸収装置を示した各
概略図、第15図は車輪の片側のサイドウオールからの
情報に基づいて車輪の横方向振れ量を測定する場合の検
知信号を示したグラフ図、である。 (符号の説明) 10:車輪検査装置 11:枠体 12:イコライザ 20:フローティングテーブル 27:上部回転軸 30:支持ローラ組立体 31:支持ローラ 40:下側支持テーブル 41:上側支持テーブル 41e:下側回転軸 42:パンタグラフ機構 47:接触ローラ組立体 52:回動テーブル 54:パンタグラフ 56:角度センサ 60:ロック装置 70ニガイド 80:処理・表示装置 150’:ローラロック装置 160ニスラスト吸収装置 特許出願人    本田技研工業 株式会社同    
  安全自動車  株式会社第3図 第4図 第5q図 第5b図 第5cl 第6c図        第6b図 二 第7図 第80図 5131delり 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両の回転される各車輪を検査する回転車輪検査装
    置において、車輪の下側を回転自在に支持する支持手段
    、前記車輪の両側部に接離自在に設けられており前記車
    輪を回転自在にその両側部を挟持して前記車輪の幾何学
    的中心位置を位置決めする位置決め手段、前記支持手段
    上に支持されている前記車輪の所定の性能を検知する検
    知手段、を有していることを特徴とする回転車輪検査装
    置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記支持手段は一
    対の互いに所定距離離隔して並設されている回転自在な
    支持ローラを有しており、前記一対の支持ローラ上に前
    記車輪が支持されることを特徴とする回転車輪検査装置
    。 3、特許請求の範囲第2項において、前記一前記車輪は
    駆動源によって直接駆動回転されることを特徴とする回
    転車輪検査装置。 4、特許請求の範囲第3項において、前記駆動源は前記
    車両のエンジンであることを特徴とする回転車輪検査装
    置。 5、特許請求の範囲第1項乃至第4項の内のいずれか1
    項において、前記位置決め手段が前記車輪の右側及び左
    側の夫々に転動接触する接触ローラを少なくとも1個づ
    つ有することを特徴とする回転車輪検査装置。 6、特許請求の範囲第5項において、前記左右の接触ロ
    ーラは略左右対称的な位置に配設されていることを特徴
    とする回転車輪検査装置。 7、特許請求の範囲第1項乃至第6項の内のいずれか1
    項において、前記検知手段は角度センサを有しており、
    前記角度センサは前記位置決め手段によって決定される
    車輪の幾何学的中心の垂直線上に配設されており、前記
    位置決め手段によって位置決めされた車輪の水平面内の
    方位角度を検知することを特徴とする回転車輪検査装置
    。 8、特許請求の範囲第7項において、前記角度センサで
    前記車輪のトー角度を検知することを特徴とする回転車
    輪検査装置。 9、特許請求の範囲第1項乃至第8項の内のいずれか1
    項において、前記検知手段は、前記車輪のトー角度、キ
    ャンバー角度、キャスタ角度、車輪の左右への振れ量、
    及び車輪切り角の少なくとも1つを検知することを特徴
    とする回転車輪検査装置。 10、特許請求の範囲第1項乃至第9項の内のいずれか
    1項において、前記検知手段からの検知信号を受け取り
    所定の処理を行なって結果を表示する処理・表示手段を
    有しており、前記処理・表示手段は所定のプログラムを
    記憶しており、前記検知信号を前記所定のプログラムに
    従って処理することを特徴とする回転車輪検査装置。
JP62121127A 1987-05-20 1987-05-20 回転車輪検査装置 Granted JPS63286747A (ja)

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US07/196,208 US4901560A (en) 1987-05-20 1988-05-19 Roller clamp type wheel examining apparatus
CA000567215A CA1328038C (en) 1987-05-20 1988-05-19 Roller clamp type wheel examining apparatus
GB8811869A GB2204954B (en) 1987-05-20 1988-05-19 Roller clamp type wheel examining apparatus
DE19883817310 DE3817310C2 (de) 1987-05-20 1988-05-20 Gerät und Geräte-Anordnung zur Fahrzeugradprüfung
DE3844887A DE3844887C2 (de) 1987-05-20 1988-05-20 Radprüfvorrichtung mit Andruckrollen
US07/335,321 US4962664A (en) 1987-05-20 1989-04-07 Roller clamp type wheel examining apparatus
GB9101169A GB2239099B (en) 1987-05-20 1991-01-18 Roller clamp type wheel examining apparatus

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0477603A (ja) * 1990-07-19 1992-03-11 Honda Motor Co Ltd トー角度検出装置
JP2019215172A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社アルティア 車両の正対調整方法および正対調整装置

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JP2019215172A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社アルティア 車両の正対調整方法および正対調整装置

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