JPH07190899A - サイドスリップテスター - Google Patents
サイドスリップテスターInfo
- Publication number
- JPH07190899A JPH07190899A JP34844593A JP34844593A JPH07190899A JP H07190899 A JPH07190899 A JP H07190899A JP 34844593 A JP34844593 A JP 34844593A JP 34844593 A JP34844593 A JP 34844593A JP H07190899 A JPH07190899 A JP H07190899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- amount
- side slip
- slip tester
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のアライメント調整のための軸スリッ
プ量とサイドスリップ量を共通１台の装置により検出す
るサイドスリップテスターを提供する。 【構成】 ベース５上に左右に移動自在に設けられた左
側踏板１と右側踏板２からアーム３、４をそれぞれ突設
し、これらアーム３、４の先端部に、中間を支点１０と
して回動自在の連結杆８の端部を回動自在に連結し、該
支点１０の移動量を軸スリップ量として第１センサー１
２で検出し、片側の踏板１又は２の移動量を第２センサ
ー１３でサイドスリップ量として検出する。
プ量とサイドスリップ量を共通１台の装置により検出す
るサイドスリップテスターを提供する。 【構成】 ベース５上に左右に移動自在に設けられた左
側踏板１と右側踏板２からアーム３、４をそれぞれ突設
し、これらアーム３、４の先端部に、中間を支点１０と
して回動自在の連結杆８の端部を回動自在に連結し、該
支点１０の移動量を軸スリップ量として第１センサー１
２で検出し、片側の踏板１又は２の移動量を第２センサ
ー１３でサイドスリップ量として検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のホイールアライ
メント調整のためのサイドスリップテスターに関する。
メント調整のためのサイドスリップテスターに関する。
【０００２】
【従来の技術】通常の４輪車ではなく前車輪が２軸の前
２軸車では前前軸と前後軸とでキャンバー、キャスタ
ー、トーイン、キングピン等のアライメント調整が適正
でない場合に、互の軸の進もうとする方向が異なり軸間
に於けるスリップを生ずる。
２軸車では前前軸と前後軸とでキャンバー、キャスタ
ー、トーイン、キングピン等のアライメント調整が適正
でない場合に、互の軸の進もうとする方向が異なり軸間
に於けるスリップを生ずる。
【０００３】この軸スリップ量を測定するために左右の
踏板を独立分離させて左右各々のサイドスリップ量をポ
テンショメータその他の手段により測定することで軸ス
リップ量を間接的に求める式のサイドスリップテスター
があり、又は、通常４輪車ではアライメント調整が適正
でない場合に路面とタイヤとの間に横滑りを生じ、単に
このサイドスリップ量を測定するために左右踏板を連結
杆で連結しこれら踏板のうち一方の踏板の移動量をポテ
ンショメータその他の手段により測定する式のサイドス
リップテスターがそれぞれ従来において存在していた。
踏板を独立分離させて左右各々のサイドスリップ量をポ
テンショメータその他の手段により測定することで軸ス
リップ量を間接的に求める式のサイドスリップテスター
があり、又は、通常４輪車ではアライメント調整が適正
でない場合に路面とタイヤとの間に横滑りを生じ、単に
このサイドスリップ量を測定するために左右踏板を連結
杆で連結しこれら踏板のうち一方の踏板の移動量をポテ
ンショメータその他の手段により測定する式のサイドス
リップテスターがそれぞれ従来において存在していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のサイドス
リップテスターによれば、軸スリップの測定のためには
前者のサイドスリップテスターを、又サイドスリップの
測定のためには後者のサイドスリップをそれぞれ用意せ
ねばならず、かくて軸スリップ量及びサイドスリップ量
の両測定をするためには両方のサイドスリップテスター
が必要となって設備費がかかると共にスペースをとり、
更に各測定を各サイドスリップテスターで行わなければ
ならず作業効率が悪い問題点を有していた。
リップテスターによれば、軸スリップの測定のためには
前者のサイドスリップテスターを、又サイドスリップの
測定のためには後者のサイドスリップをそれぞれ用意せ
ねばならず、かくて軸スリップ量及びサイドスリップ量
の両測定をするためには両方のサイドスリップテスター
が必要となって設備費がかかると共にスペースをとり、
更に各測定を各サイドスリップテスターで行わなければ
ならず作業効率が悪い問題点を有していた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解消し、共通１台の装置で軸スリップ量とサイドスリ
ップ量のいずれの測定もできるサイドスリップテスター
を提供することを目的とする。
を解消し、共通１台の装置で軸スリップ量とサイドスリ
ップ量のいずれの測定もできるサイドスリップテスター
を提供することを目的とする。
【０００６】
【作用】前車輪の２軸の前２軸車の軸スリップ量を測定
するときには、該前２軸車の前前軸の左右の車輪を左右
の踏板上に載せたとき、更に前後軸の左右の車輪を左右
の踏板上に載せたときのそれぞれの第１センサーの検出
量から軸スリップ量即ち（Ｌ＋Ｒ）／２が得られる。
するときには、該前２軸車の前前軸の左右の車輪を左右
の踏板上に載せたとき、更に前後軸の左右の車輪を左右
の踏板上に載せたときのそれぞれの第１センサーの検出
量から軸スリップ量即ち（Ｌ＋Ｒ）／２が得られる。
【０００７】又通常の４輪車のサイドスリップ量を測定
するときには、該４輪車の前軸の左右の輪を左右の踏板
上に載せたときの第２センサーの検出量からサイドスリ
ップ量即ち（Ｌ−Ｒ）／２が得られる。ここでＬは左側
の踏板１の移動量、又Ｒは右側の踏板２の移動量を示
す。
するときには、該４輪車の前軸の左右の輪を左右の踏板
上に載せたときの第２センサーの検出量からサイドスリ
ップ量即ち（Ｌ−Ｒ）／２が得られる。ここでＬは左側
の踏板１の移動量、又Ｒは右側の踏板２の移動量を示
す。
【０００８】
【実施例】本発明の１実施例を図１に基いて説明する。
【０００９】１、２は左右の踏板を示し、これら踏板
１、２は下面のローラー１ａ…１ａ、２ａ…２ａを介在
してベース５上を前後方向には動かずに左右方向に限定
された距離内を移動自在に形成されており、左側踏板１
から右アーム３と右側踏板２から左アーム４が突出し、
各アーム３、４の先端部にピン３ａとピン４ａがそれぞ
れ突設されている。
１、２は下面のローラー１ａ…１ａ、２ａ…２ａを介在
してベース５上を前後方向には動かずに左右方向に限定
された距離内を移動自在に形成されており、左側踏板１
から右アーム３と右側踏板２から左アーム４が突出し、
各アーム３、４の先端部にピン３ａとピン４ａがそれぞ
れ突設されている。
【００１０】６はこれらアーム３、４の中間位置で平行
に前記ベース５上に敷設したレールを示し、該レール６
に例えば長方形板状のスライド部材７を移動自在に係合
し、該スライド部材７に連結杆８をその中心点において
枢軸９により回動自在に枢着し、該枢軸９を支点１０に
形成した。
に前記ベース５上に敷設したレールを示し、該レール６
に例えば長方形板状のスライド部材７を移動自在に係合
し、該スライド部材７に連結杆８をその中心点において
枢軸９により回動自在に枢着し、該枢軸９を支点１０に
形成した。
【００１１】そして前記連結杆８の両端部にＵ溝８ａ、
８ｂを形成し、これらＵ溝８ａ、８ｂ内に前記ピン３
ａ、４ａをそれぞれ介入し、又前記スライド部材７にこ
れに直角方向に延びたセンサー作動板１１を固定した。
８ｂを形成し、これらＵ溝８ａ、８ｂ内に前記ピン３
ａ、４ａをそれぞれ介入し、又前記スライド部材７にこ
れに直角方向に延びたセンサー作動板１１を固定した。
【００１２】１２は第１センサー、１３は第２センサー
を示し、これら第１、第２センサー１２、１３はポテン
ショメータその他からなり、該第１センサー１２は前記
レール６の延長上の前記ベース５上に設けられていると
共に前記第２センサー１３は前記アーム４上に設けられ
ており、これら第１第２センサー１２、１３の検出子１
２ａ、１３ａの先端を前記センサー作動板１１に接触さ
せた。
を示し、これら第１、第２センサー１２、１３はポテン
ショメータその他からなり、該第１センサー１２は前記
レール６の延長上の前記ベース５上に設けられていると
共に前記第２センサー１３は前記アーム４上に設けられ
ており、これら第１第２センサー１２、１３の検出子１
２ａ、１３ａの先端を前記センサー作動板１１に接触さ
せた。
【００１３】かくて、前車輪の２軸の前２軸車の軸スリ
ップ量を測定するときには、該前２軸車の前前軸の左右
の車輪を左右の踏板１、２上に載せたとき、更に前後軸
の左右の車輪を左右の踏板１、２上に載せたとき、これ
ら左右の踏板１、２が共に左或いは右へ移動し、この移
動量を第１センサー１２により検出し、該第１センサー
１２の検出量から軸スリップ量即ち（Ｌ＋Ｒ）／２が得
られる。
ップ量を測定するときには、該前２軸車の前前軸の左右
の車輪を左右の踏板１、２上に載せたとき、更に前後軸
の左右の車輪を左右の踏板１、２上に載せたとき、これ
ら左右の踏板１、２が共に左或いは右へ移動し、この移
動量を第１センサー１２により検出し、該第１センサー
１２の検出量から軸スリップ量即ち（Ｌ＋Ｒ）／２が得
られる。
【００１４】又通常の４輪車のサイドスリップ量を測定
するときには、該４輪車の前軸の左右の輪を左右の踏板
１、２上に載せたとき左右の踏板１、２が共にそれぞれ
内側へ或いは外側へ移動し、左右の踏板１、２の移動量
の差を第２センサー１３により検出し、該第２センサー
１３の検出量からサイドスリップ量即ち（Ｌ−Ｒ）／２
が得られる。
するときには、該４輪車の前軸の左右の輪を左右の踏板
１、２上に載せたとき左右の踏板１、２が共にそれぞれ
内側へ或いは外側へ移動し、左右の踏板１、２の移動量
の差を第２センサー１３により検出し、該第２センサー
１３の検出量からサイドスリップ量即ち（Ｌ−Ｒ）／２
が得られる。
【００１５】
【発明の効果】このように本発明によると、ベースと支
点の間の移動量を第１センサーで軸スリップ量として検
出し、又一方の踏板と支点との移動量を第２センサーで
サイドスリップ量として検出するようにしたので、前２
軸車の軸スリップ量も通常４輪車のサイドスリップ量も
全く共通の装置で測定でき、設備が簡単になると共に操
作が容易で作業効率が格段に向上する効果を有する。
点の間の移動量を第１センサーで軸スリップ量として検
出し、又一方の踏板と支点との移動量を第２センサーで
サイドスリップ量として検出するようにしたので、前２
軸車の軸スリップ量も通常４輪車のサイドスリップ量も
全く共通の装置で測定でき、設備が簡単になると共に操
作が容易で作業効率が格段に向上する効果を有する。
【図１】本発明の１実施例の要部の平面図である。
１、２ 踏板 ３、４ アーム ５ ベース ６ レール ７ スライド部材 ８ 連結杆 ９ 枢軸 10 支点 11 センサー作動板 12 第１センサー 12a 検出子 13 第２センサー 13a 検出子
Claims (6)
- 【請求項１】 ベース上に左右に移動自在に設けられた
左側踏板と右側踏板からアームをそれぞれ突設し、これ
らアームの先端部に、中間を支点として回動自在の連結
杆の端部を回動自在に連結したサイドスリップテスター
において、前記支点を左右方向に移動自在に形成し、該
支点の左右方向の移動量を検出する第１センサーと、前
記左右の踏板の一方の踏板の左右方向の移動量を検出す
る第２センサーとを具備したことを特徴とするサイドス
リップテスター。 - 【請求項２】 前記支点は前記ベースの上面に固定した
左右方向に延びるレールに移動自在に係合するスライド
部材に突設した前記連結杆の枢軸からなることを特徴と
する請求項１に記載のサイドスリップテスター。 - 【請求項３】 前記スライド部材に前後方向に延びるセ
ンサー作動板を固定したことを特徴とする請求項２に記
載のサイドスリップテスター。 - 【請求項４】 前記第１センサーは前記レールの延長上
の位置において前記ベースに固定し、該第１センサーの
検出子の先端を前記センサー作動板に接触させたことを
特徴とする請求項１と請求項３に記載のサイドスリップ
テスター。 - 【請求項５】 前記第２センサーは前記踏板の一方のア
ームに固定し、該第２センサーの検出子の先端を前記セ
ンサー作動板に接触させたことを特徴とする請求項３に
記載のサイドスリップテスター。 - 【請求項６】 前記第１第２センサーはポテンショメー
タからなることを特徴とする請求項４又は請求項５に記
載のサイドスリップテスター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34844593A JPH07190899A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | サイドスリップテスター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34844593A JPH07190899A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | サイドスリップテスター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07190899A true JPH07190899A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18397057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34844593A Pending JPH07190899A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | サイドスリップテスター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07190899A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007298295A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Iyasaka Seiki Kk | サイドスリップテスター |
| JP2007298294A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Iyasaka Seiki Kk | サイドスリップテスター |
| CN103512756A (zh) * | 2012-06-27 | 2014-01-15 | 佛山市南华仪器股份有限公司 | 一种检测汽车侧滑量的检验台 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP34844593A patent/JPH07190899A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007298295A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Iyasaka Seiki Kk | サイドスリップテスター |
| JP2007298294A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Iyasaka Seiki Kk | サイドスリップテスター |
| CN103512756A (zh) * | 2012-06-27 | 2014-01-15 | 佛山市南华仪器股份有限公司 | 一种检测汽车侧滑量的检验台 |
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