JPS63286731A - ロボットの力覚制御装置 - Google Patents

ロボットの力覚制御装置

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JPS63286731A
JPS63286731A JP62121900A JP12190087A JPS63286731A JP S63286731 A JPS63286731 A JP S63286731A JP 62121900 A JP62121900 A JP 62121900A JP 12190087 A JP12190087 A JP 12190087A JP S63286731 A JPS63286731 A JP S63286731A
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JP
Japan
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force
elastic body
robot
matrix
strain
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Pending
Application number
JP62121900A
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English (en)
Inventor
Toru Tsuchida
土田 亨
Yoshihiko Nakamura
仁彦 中村
Ichirou Futamata
二股 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63286731A publication Critical patent/JPS63286731A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロボットの指先などに作用する°力を検出し
て該ロボットを制御づるh覚制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 近年、精密組立作業や機械加工にa3いて、各種のロボ
ットが開発されている。このロボットにおいて、指先に
作用する力を検出して該ロボットを力制御することは極
めて重要であり、この力を6軸方向に分けて検出する6
分カカ覚センサが提案されている。
そこで、この6分カカ覚センサの基本的原理について説
明する。第11図に示すように、ロボットの手先に固定
され座標系(以下、ハンド座標系という。)をQh −
x y zとし、力覚センサ固有の座標系〈以下、セン
サ座標系という。〉を0s−X V Zどし、センサ座
標系Osがらハンド座標系ohに向うベクトルをセンサ
座標系O3で表わしたしのを7o、ハンド座標系ohの
x、y、z軸方向を向く単位ベクトルをセンサ座標系Q
sで表わし、第1列ベクトル、第2列ベクトル及び第3
列ベクトルとした直交行列をXoとする。そして、上記
ロボットの手先に加わる力及びモーメン[・はハンド座
標系ohの原点に加わる力ih及びモーメンt−F3h
としてハンド座標系ohで表わされ、この力「h及びモ
ーメントくhは等測的にセンサ座(票系Osに加わる力
ぎS及びモーメント団Sに変換でき、次式に示すように
なる。
ぎs =、;o ・ぎ1)         ・・・[
1]ps =7:、o −ih +7o x、qo −
fh−[2]いま、力覚センサの弾性体に弾性歪が生起
したと仮定し、この歪を歪ゲージで検出すると、この歪
εi  (i =1.2.3.・・・、m)と力ぎS及
びモーメントF:Jsとの関係は次式で表される。
r−ご工           ・・・[3]i1″′
旦C09(ε1)ER’ 了−(f s T p 3 T ) T E R8″:
歪ゲージの故 ご:コンブライアンス行列 従って、力覚の計測は、歪ぎの測定値と、式〔1コ〜[
3]とより力ph及びモーメントFJhを求めればよく
、式[3コは次式のように表わされ、 下=ご−1・r          ・・・[4]ご−
1=コンプライアンス行列どの逆行列となるので、力r
h及びモーメントqhを求めるには、コンプライアンス
行列どの逆行列を針線する必要がある。
一方、このコンプライアンス行列ごは、一般に極めて複
雑であり、逆行列を計算するには多大な時間を要する。
そこで、従来、力覚センサにおいては、上記コンプライ
アンス行列ごを簡単化(あるいは単純化)し、計算を容
易に得るために歪ゲージが多分力の1分力にのみ影響を
受けるように弾性体を設計していた。
すなわち、第12図に示すように、4つの歪ゲージの抵
抗rl、r2.r3.r4でホイートストンブリッジ回
路(以下、WSブリッジ回路という。)を構成し、この
WSブリッジ回路において、2端子間の電圧VがO(V
=O)となるための平衡条件は次式で表わされ、 r2/r+=r3/r4・・・[5] となり、各歪ゲージにおける抵抗’ + + r 21
 r3、「4の抵抗値が△r変化すると、電圧Vは次式
で表わされ、 V=k −(△r1−△r2+△r3−△ra)k:比
例定数          ・・・[6]電圧Vとなる
出力を得ることになる。
そこで、第13図に示すように、支持部材(1)に弾性
体(2)が連接されたものにおいて、該弾性体く2)及
び支持部材(1)に歪ゲージ91゜92を貼付し、この
歪ゲージ!71192の抵抗を上記WSブリッジ回路の
r+ 、r2とし、他の抵抗r3+raを固定抵抗とし
て抵抗値変化△r3゜△r4がO(△r3−△r4−○
)となるように構成している。従って、上記WSブリッ
ジ回路の2端子間電圧Vは、上記式[6]より、V=k
   −(△ r+   −△ r  2  )   
       −[,7]となり、上記弾性体(2)に
モーメントMが作用すると、このモーメントMによって
変化覆るのは抵抗r1のみとなり、電圧Vによりモーメ
ンl−Mが検出できるようにしている。更に、温度変化
による上記支持部材(1)及び弾性体(2)の伸び及び
縮みは、式〔7コにおいて歪ゲージgl+(]2の抵抗
rl、r2の同相成分が打消され、温度補償がなされる
ようにしている。
また、第14図に示すように、支持部材(1)に矩形状
の弾性体(3)を連接し、該弾性体(3)に長手方向の
中空部(4)を形成し、上記弾性体(3)の上面と下面
とに歪ゲージ!l I + g’2を貼付しているもの
がある。そして、上記歪ゲージg1、q2の抵抗をWS
ブリッジ回路の抵抗rl。
r2とし、他の抵抗r3.raを固定抵抗とすると、上
記歪ゲージ’JI1g2の抵抗値変化△rl。
△r2は、軸方向力F + +上方向力F2.モーメン
トM及び上昇温度tの関数として、 △r+ =に+  ・F+−に2 ・F2−に3 ・M
+に、  ・t        ・・・[8]△r2=
に、+  ・F+ 十に2 IIFz +に3 −v+
に4 ・t        ・・・[9〕k+、に2.
に3.に4 :比例定数 と表わされる。この式[8]、[9]を上記式[7]に
代入すると、 %””  2k  (k 2 ・F2 +k 3−M)
  ++ [10]となる。更に、上記弾性体(3)は
定数に、、に2、に3.に4>Oで、しかも、k23+
に1.に3となるように構造的に設計されており、つま
り、上記式[4]におけるコンプライアンス行列の逆行
列ご−1を簡単化する構造になっており、上記式1式%
] [11] となる。よって、上記に4 ・もの項が消去されて温度
補償がなれさると共に、電圧Vにより上方向力F2が検
出できるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第13図及び第14図に示す力覚センサ
においでは、1分力のみ影響されるように弾性体(2>
、(3)の構造を設計する一方、4 a補償を行うため
にWSブリッジ回路を構成しており、構造上において、
種々の設計的制約を受け、その上、加工が複雑となり、
コストアップの一要因となっていた。つまり、上記式[
3]におけるコンプライアンス行列ごを簡単化するため
に弾性体<2>、(3)の構造が?!2雄となり、汎用
性に乏しく、各種のロボットに適用し難いという欠点が
あった。
本発明は、斯かる点に鑑み、ホイートストンブリッジ回
路の出力が非干渉化行列となるようにし、該ホイートス
トンブリッジ回路が温度補償やゲインを大きくする他、
弾性体の変位力に対応した信号を出力するようにしてロ
ボットを力制御することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、第
1図及び第3図に示すように、力が作用する作動部位(
106)が支持部位(105)に連接され、該作動部位
(106)を力制御するようにしたロボットを前提とし
ている。
先ず、上記作動部位(106)と支持部位(105)と
の間には該作動部位(106)に作用する力によって歪
が生じる対称構造の弾性体(21)が設けられている。
そして、該弾性体(21)には該弾性体(21)の歪を
電気的抵抗値変化として検出する複数の歪検出手段(g
)が段けられている。更に、該歪検出手段(Q )によ
りホイートストンブリッジ回路(WS>が構成されてい
る。
加えて、該ホイートストンブリッジ回路(WS >には
出力を増幅づる増幅器(Z)が接続されている。そして
、上記ホイートストンブリッジ回路(WS>の伝達行列
汀と増幅器(Z)のゲイン行列Wとの積が上記弾性体(
21)に作用する変位力下と歪rとの関係を定めるコン
プライアンス行列ごの一般化逆行列ご−になるように上
記弾性体(21)の形状、歪検出手段(9)の位置及び
増幅器(Z)の増幅率が設定された構成としている。
(作用) 上記構成により、本発明では、弾性体(21)に力やモ
ーメントが作用して該弾性体(21)が歪むと、該歪を
歪検出手段(g)が電気的抵抗値変化として検出する。
そして、該歪検出手段<a >の抵抗値変化よりホイー
トストンブリッジ回路(WS)及び増幅器(Z)を介し
て力及びモーメントに対応した電圧を出りして該力及び
モーメントを検出し、ロボットの指などの作動部位(1
06)を制御する。
従って、上記ホイートストンブリッジ回路(WS)の出
力が非干渉化行列となり、温度補償やゲインの他、弾性
体(21)の変位力を検出できるので、ロボットの力制
御を容易に行うことができる。
また、伝達行列ぎとゲイン行列−の積がコンプライアン
ス行列の一般化逆行列ご−となるので、弾性体(21)
の構造や加工を容易にすることができると共に、演算処
理を容易に行うことができ、実時間で力計測を行うこと
ができることから、口ポットを瞬時に制御することがで
きる。更に、弾性体〈21)が多様性を右するので、各
種のロボットに応じた形状のセンサを設定することがで
きる。
〈実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図に示すように、(101)は精密組立作業などを
行うロボットの手であって、部平(101)には指先に
作用する力及び七−メントを検出する6分カカ覚センサ
(11)が設けられている。
そこで、先ず、該6分カカ党セン1ノ(11)について
説明すると、第2図及び第3図に示すように、該6分カ
カ覚セン′IJ(11)は、弾性体〈21)に歪検出手
段である24個の歪ゲージ(91)〜(g2.l)が貼
付されると共に、該歪ゲージ(gl)〜((+24)に
制御回路(31)が連繋されて構成されている。
上記弾性体(21〉は、中空矩形体の枠部材(22)が
形成され、該枠部材(22)の−開口面(第2図におい
て前面)の中央に横部+A(23>が左右両端に亘って
設けられると共に、他の間口面(第2図において背面)
の中央に縦部材(24)が上下両端に亘って設けられて
構成されている。
更に、上記弾性体(21)は、横部材く23)及び縦部
材(24)の中心線に対して対称構造に形成されている
上記24個の歪ゲージ(!]1)〜((12,l)は、
上記枠部材(22)における左側板(22a)。
右側板(22b)、上面板(22C)及び下面板(22
d)と横部材(23)と縦部材〈24)とに貼付されて
おり、該左側板(22a >及び右側板(22b )に
あっては上部及び下部における外面及び内面に、上記上
面板(22c)及び下面板(22d)にあっては左右両
側部における上面及び下面に、上記横部材〈23)にあ
っては両側部に2つ宛外面及び内面に、上記縦部材く2
4)にあっては上部及び下部における外面及び内面にそ
れぞれ歪ゲージ(gl)〜((124>が貼付されてい
る。尚、第2図のハツチングは歪ゲージ(gl)〜(g
24)が内面と外面とに貼付されていることを示してい
る。そして、上記各歪ゲージ(gl)〜(g24)は横
部材(23)と縦部材(24)との中心線に対して対称
位置に設けられている。
一方、上記各歪ゲージ((It)〜(g24)は、6つ
のWSブリッジ回路(ホイートストンブリッジ回路>(
WSl)〜(WS6”)を構成しており、各WSブリッ
ジ回路(WS 1 ’)〜(WS6)の2端子間にはI
R源(30)が接続されると共に、他の2端子間はそれ
ぞれ増幅器(Z+ )〜(Z6)に接続されている。イ
し−C1C1上記WSプリツ路(WS 1 )〜1s6
)の伝達行列ぎと各増幅器〈Zl)〜(Z2)のゲイン
行列Wとの槓(σ・憩)が前記式[4]に示すコンプラ
イアンス行列どの一般化逆行列ご−となるように上記弾
性体く21)が形成されると共に、各歪ゲージ(g1〉
〜(+124)が貼イ・」されて、且つ各増幅器(Zl
)〜(Z6)の増幅率が設定されている。
一方、上記各増幅器(Zl)〜(Z6)の出力は制御回
路(31)のマルチプレクサ(32)に入力されてデー
タの選択が行われた後、A/D変換器(33)でデジタ
ル信号に変換されてCPU(34)に入力されている。
そして、該CPtJ(34)で演算処理等が行われた後
、該CPU(34)の出力信号は、ラッチ回路(35)
で一時記憶され、各D/A変換器(36)、(36)。
(36)でアナログ信号に変換され、増幅器(37)、
(37)、(37)で増幅された後、各モータ(38)
、(38)、<38)が制御されるように成っている。
次に、本発明の最大の特徴であるコンプライアンス行列
どの一般化逆行列ご−に構成する点について説明する。
前記式[3]における歪ぎを全Wsブリッジ回路の出力
電圧ワとして測定すると、この電圧ゾは、Q= (V+
 、 V2 、−、 Vn ) ”   −[12]v
i :各WSブリッジ回路の出力電圧n:wsブリッジ
回路数(本実施例では6つ)であり、次式のように表わ
され、 ワーぎr=百ごT         ・・・「13」g
:wsブリッジ回路の伝達行列 となる。従って、変位力王を求めるには、T=(百ご)
″・マ  ・・・[14]〈ぎご)”:(百ご)の擬似
逆行列(児玉慎三。
須田信英著[システム制御のためのマトリクス理論(第
2版)」計測自動制御学会発行参照〉 となり、行列(鍔ご)が6×6の正方行列であれば、(
百ご)”−(百ご)−1となる。
次いで、各WSブリッジ回路にそれぞれ増幅器を接続し
て増幅すると、上記式[13]は、マ=留百cT   
        ・・・[15]W:増幅器のゲイン行
列 となる。従って、伝達行列ぎを従来のように温度補償と
して用いるのではなく、次式に示すように、Wぎ=ご−
            ・・・[16]となるように
コンブライ・ランス行列ごを設計することにより、上記
式[15]は、 ゾ=王             ・・・【171とな
り、上記式[14]のような演算を必要としないことに
なる。上記式[16]におけるσ−はコンプライアンス
行列どの一般化逆行列である(詳細は、児玉慎三、須田
信英著 「システム制御のための7トリクス理論(第2
版)」発行 計測自動制御学会参照)。このコンプライ
アンス行列どの一般化逆行列ご−は、コンプライアンス
行列ごに対して一義的に決まるものではなく、多様性が
あることが特徴であり、逆にいうなれば、上記式[16
]を成立させるコンプライアンス行列ごに対しても多様
性があり、九覚センサの弾性体に対し、構造的制約が少
ないことになる。モして、このコンプライアンス行列ど
の一般化逆行列ご−は弾性体の構造や歪ゲージの位置な
どに対称性があると針環が容易となる。
そこで、第2図に示すように、弾性体(21)を形成す
ると共に、歪ゲージ(g+)〜(924)を貼付したも
のであり、この力覚センサ(11)においてコンプライ
アンス行列ごは解析的に次のように表わされる。
そして、各成分は、 a+=o、930   ε2=o、0372  ε3=
o、391a<= 0.0372  as= 0.93
0   ae−0,391a7−0.419   as
=o、917   as=−0,9778+o=−0,
787an=−0,9778+2=−0,7878+a
= 0.930  8t4= 0.0372 8+s=
 0.391となる。
そこで、上記コンプライアンス行列ごを前記式[3]に
代入して各歪ゲージ(91)〜(lJ24)の歪ε1〜
ε24を求めると次のようになる。
ε1=−aI  mf+−az’f2 a3”Nsε2
=al 11f1+a2 IIf2−a3IIN3ε3
;−aI #fI+a2af2+a3 ・N36<=a
+  ・f+−a2 ・fz+az ・N35s   
=aa   壷 f   r+a   5   ・ r
  2   +as   II N566−a<  I
If+−as  fz−as ・N3E、y  =−a
4伊f  1+a  s  ・f  2   as  
”N5E8=   aa  ・f  +   I5  
・f2  +a6  ・I’436g  =a  y 
 會f  3 −a  a  ’  N+ε+o  =
−a  7  φf  3  +a  s  jN+E
n  =a  y   f  3  +a  B  °
 N1ε12=−a  y  If  3 −a  s
  ・N+ε13 48g  9f  3−ago  
ON+ε14=−a  9 ・ f3  +a+o  
・ N+ε+s  = −a  9・f  3−a  
IQ  ・N+6+6 =a  9 ・ f  3  
+a+o  j N+ε172a I1 @ f 3−
a 12 Il NzE13=−an  9f  3 
 +a+2 ・Nz、E19=−a  u  ・f  
3 −8 12 −Nzε202a Il ll f 
3 +a I2 @ N2621−−a  13 9f
  +  −a 14  If  2 −a  +s 
 °N3ε22=−a 13  If  +  +a 
14  °f2+a+s  @N3εn =a 13 
・ f I +a I4 ・ f 2−a 15 ・ 
N36u=8 13  ・f  +  −814・r 
 2  +a  +s  ・N3次に、各歪ゲージ(g
+)〜(924)の抵抗値変化△r1〜Δr 24がそ
れぞれ歪ε1〜ε24に比例すると、 △ri=ko−εi           −[19]
となり、各歪ゲージ(gl)〜(g24)でWSブリッ
ジ回路(WSl)〜(WS 6 )を構成しているので
、前記式[6]に代入すると、各WSブリッジ回路(W
S 1 )〜(WS 6 )の出力電圧■1〜v6は、
次のようになる。
■+=−4・k−kO・al ・fI V2 =4 ・k  ko−a s  ・f 2V3−
−4 ・k  k O・a y ・f 3V4 =−4
に−ko−ato−N+    −[20]Vs =−
4k −ko−a +z ・NzVa =−4ak・k
o−ago −Ngこの式[20]は、 蒐 となる。
従って、上記WSブリッジ回路(WS 1 )〜<WS
6)は出力が入力に対して線形となる非干渉化行列を構
成し、上記式[16コである蕾百=ご−となるようにゲ
イン行列留=diag(Wi >θRG×6 (Wiは
各増幅器のゲイン)が調節されてI5す、しかも、上述
の如く留百−ご−となるように弾性体(21)の構造及
び歪ゲージ(gl〉〜(+124)の貼付位置が設定さ
れている。
次に、この6分カカ覚センサ(11)の検出動作につい
て説明する。
先ず、弾性体(21)に変位ノjである力f1〜f3及
びモーメントN1〜N3が作用すると、該弾性体(21
)が歪ε1〜ε24を生起することになる。この歪ε1
〜ε24は歪ゲージ(gl)〜(g24)により電気的
抵抗値変化Δr1〜△r 24として検出される。
そして、上記歪ゲージ(G + )・〜(g24)の抵
抗はWSブリッジ回路(WS 1 ”)〜(WS6)を
構成しており、しかも、WSブリッジ回路(WSl)〜
(WS 6 )の出力が非干渉化行列を構成するので(
式[21]参照)、各WSブリッジ回路(WSl) 〜
(WS6)(7)出力電圧v1〜■6を増幅器(Z+ 
)〜(Z6)で増幅すると、出力電圧v1〜v6が弾性
体(21)に作用する力fl〜f3及びモーメントN1
−N3に対応することになる(式[17]参照)。
この出力電圧v1〜VBはマルチプレクサ(32)及び
A10変換器(33)を介してCPU(34)に入力さ
れ、該CPU(34)の制御信号はラッチ回路(35)
、D/A変換器(36)。
(36)、(36)を介して増幅器<37)。
(37)、(37)に入力し、該モータ(38)。
(38)、(38)が制御されることになる。
上述のにうに6分カカ覚センサ(11)によれば、第1
1図に示すハンド座標系の力phやモーメントF:J1
1をWSブリッジ回路(WSI)〜(WS2)の出力に
より検出することができるので、ロボッ1〜の力制φ0
を正確かつ迅速に行うことができる。また、上記式[1
61に示すように、コンプライアンス行列ごの一般化逆
行列ご−に多様性があるので、弾性体(21)の構造が
簡単となり、加工も容易となることから、コストダウン
を図ることができる。
更に、上記式[17]に示すように、マー下となるから
、複雑な演緯処理を行う必要がなく、実時間で変位力T
を計測することができる。その上、弾性体(21)の構
造を多様性のあるものとすることができるので、用途に
応じた形状のセンサを設計することができる。
次に、上記式[16]を成立させる具体的な弾性体(2
1)の形状及び歪ゲージ(gり〜((+24)の貼付位
置について説明する。
第4図〜第7図に示すように、枠部材(22)の外形寸
法は24111mx24mmで、幅寸法は4mm。
厚さ寸法は0.49±0.01111mに形成されてい
る。上記横部材(23)及び縦部材(24)の幅寸法は
4mm、厚さ寸法は0.8±0.01mmで、枠部材(
22)よりの突出量はQ、5mm又は1゜Oram(枠
部材(22)の開口面では横部材(23)及び縦部材(
24)の内面までの突出量)に形成されている。更に、
上記横部材(23)及び縦部材(24)の中央には取付
部材(25)、(25>が直交方向に設けられ、該取付
部材(25>。
(25)の長さ寸法は10mm、幅寸法は4vn、厚さ
寸法は2mmで、中央に直径2mn+の丸孔(26)が
、両側に3 mm1i!1IfJ4して直径2mmのネ
ジ孔(27)、(27>が穿設されている。
一方、各歪ゲージ(g+)〜(<124>の貼付位置は
、枠部材(22)では中央より8.5mn+離隔した点
で、横部材(23)では中央より5.5n++aと10
,5II1mfil隔した点で、縦部材(24)では中
央より10.5a+m離隔した点である。
第8図および第9図は、他の弾性体(41)。
(51)を示しており、第8図の弾性体(41)は、1
つのリング部材(42)に2つの半円弧状の半リング部
材(43)、(44)が両側に、且つ90麿位相が異な
る状態で取付けられて構成されている。更に、該弾性体
(41)は各半リング部材(43)、(44)の中心線
に対して対称に形成されている。また、第9図の弾性体
(51)は、大径リング(52)と小径リング(53)
とが十字上に配設された4つのスポーク材(54)。
(55)、(56)、(57)で接続されて成り、該ス
ポーク材(54)、(55)、(56)。
(57)の中心線に対して対称に形成されている。
そして、上記各弾性体(41)、(51)には、図示し
ないが、歪ゲージが貼付され、上記式[16]’に示す
ように留σ−σ〜になるように設定されている。
次に、上記6分カカ覚センサ(11)を適用したロボッ
トについて説明する。
第1図に示すように、精密組立作業などを行うロボット
の手(101)には指(102>、(102)、・・・
が設けられており、該指(”102)の間で物体(10
3)を挟持でるように成っている。
そして、上記指(102)は基端部位(104)。
中間部位(105)及び先端部位(106)が順に関節
(107)を介して連接されて成り、上記中間部位(1
05)と先端部位(106)との間の関節(107)に
上記力覚センサ(11)が設けられている。更に、上記
手(101)には腕(108)が連接され、部平(10
1)と腕(108)との間に上記力覚センサ〈11〉が
設けられている。そして、該力覚センサ(11)は弾性
体(21)の取付部U (25>にて名指(102>等
に取付けられており、該力覚センサ(11)に対して中
間部位(105)が支持部位に、先端部位(106)が
作動部位になり、また、腕(108)が支持部位に、手
(101)が作動部位に成っている。
従って、第3図に示すモータ(38)によって指<10
2)等を作動し、物体(103)を挟持しJ:うとする
と、先端部位(106)に作用する力[1〜「3及びモ
ーメン1−N1〜N3を力覚センサ〈11)が検出する
と共に、手(101)に作用する力[1〜[3及びモー
メントN+〜N3を力覚センサ(11)が検出すること
になる。そして、各力覚センサ(11)は上述した如く
力f1〜f3及びモーメントN1〜N3に対応したWS
ブリッジ回路(WS 1 )〜(WS 6 )の出力電
圧v1〜■6を利用してモータ(図示省略)を作動し、
指(102)及び手(101)を力制御する。よって、
上述した如くロボットの手(101)及び指〈102〉
を正確かつ迅速に行うことができると共に、ロボットを
安価に製作することができる。また、1つの力覚センサ
(11)を各種のロボットに適用して該ロボットをa、
IJ iIIすることができる。
第10図は、他のロボットを示しており、基本部材(2
01)に連動手段(202>を介して3つのハンド部材
(203)、(203)、(203)が連接され、該各
ハンド部材(203)(203)、(203)にアーム
部材(204)。
(204)、(204>が連接されて構成されている。
そして、該アーム部材(204)は支持材(205>の
先端に力覚センサ(11)を介して接触材(206)が
連接されて構成され、3つの1と触材(206>、(2
06>、(206>間で物’:、 (207)を挟持す
るようにしている。尚、−の第10図のロボットにおい
ては支持U (205)が支持部位に、接触材(206
>が作動部位になっている。
従って、物体(207>を挟持しようとすると、接触材
(206>、(206)、(206>に力f 、 −f
 3及びモーメントN1〜N3が作用し、この力f1〜
f3及びモーメントN+”N3を力覚センサ(11)、
(11)、(11)が検出して、連動手段<202)の
モータを制御することになる。
尚、本発明における弾性体は、実施例に限定されるもの
ではなく、しかも、歪ゲージの数及び貼付位置も実施例
に限定されず、要するに式[16]を充足するちのであ
ればよい。
また、制御回路(31)も実施例に限られるものではな
く、例えば、モータの数も4つ以上であってもよいこと
は勿論である。
更に、実施例は6分カカ党センナ(11)について説明
したが、本発明は3分力など多分力力覚センサに)8用
することができる。
更にまた、本発明のロボットの力覚制御装置は第1図の
基端部位(104)と中間部位(105)との間に力覚
センサ(11)を設けてもよく、要するに制御しようと
する作動部位と支持部位との間にノ〕覚センサ(11)
を設けて力制御するようにすればJ:り、ロボットも実
施例に限られるものCはない。
(発明の効果) 以上のように、本発明のロボットの力覚制御装置によれ
ば、ホイートストンブリッジ回路の伝達行列と増幅器の
ゲイン行列との積がコンプライアンス行列の一般化逆行
列となるようにしたために、ホイートストンブリッジ回
路の出力により弾性体における多分力の変位力を検出す
ることができるので、ロボットの力制御を容易に行うこ
とができる。
また、弾性体の構造及び加工を容易にすることができる
ので、コストダウンを図ることができ、ロボッ1〜を安
価に製作することができる。その上、複雑な演算処理が
不要となり、大時間で力計測を行うことができるので、
ロボッ!〜を瞬時に制御することができる。更に、弾性
体の構造に多様性があるので、各種のロボッ1−に応じ
た形状のセンサを設計することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本発明の実施例を示し、第1図はロ
ボットの斜視図、第2図は6分カカ覚廿ンサの概略構成
図、第3図は同回路ブロック図、第4図は弾性体の斜視
図、第5図は同正面図、第6図は同平面図、第7図は同
側面図である。第8図及び第9図は他の弾性体を示す斜
視図である。 第10図は力覚センサを用いたロボットの斜視図である
。第11図は力覚センサの原理図、第12図はホイート
スI〜ンブリッジ回路の回路図である。 第13図及び第14図はそれぞれ従来例を示す力覚セン
サの斜視図である。 (gl)〜(g24)・・・歪ゲージ、(WSl)〜(
WB2)・・・WSブリッジ回路、(Z+)〜(Z6)
・・・増幅器、(11)・・・6分カカ党センサ、(2
1)、(41)、(52)・・・弾性体、(22)・・
・枠部材、(23)・・・横部材、(24)・・・縦部
材、(101)・・・手、(102>・・・指、(10
4)・・・基端部位、(105)・・・中間部位、(1
06)・・・先端部位、(205)・・・支持材、(2
06)・・・接触材。 特 許 出 願 人 ダイキンエ梨株式会社代    
 理     人   前  1)    弘1゛、・
、バ( 一:1層穂1 第1図 第5図 第6図 第7図 第8図 第 9 図 第14図 第101m (力を亡ン−1) 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)力が作用する作動部位(106)が支持部位(1
    05)に連接され、該作動部位(106)を力制御する
    ようにしたロボットにおいて、上記作動部位(106)
    と支持部位(105)との間に介設されて該作動部位(
    106)に作用する力によって歪が生じる対称構造の弾
    性体(21)と、該弾性体(21)に設けられて該弾性
    体(21)の歪を電気的抵抗値変化として検出する複数
    の歪検出手段(g)と、該歪検出手段(g)により構成
    されたホイートストンブリッジ回路(WS)と、該ホイ
    ートストンブリッジ回路(WS)の出力を増幅する増幅
    器(Z)とを備え、上記ホイートストンブリッジ回路(
    WS)の伝達行列■と増幅器(Z)のゲイン行列■の積
    が上記弾性体(21)に作用する変位力■と歪■との関
    係を定めるコンプライアンス行列■の一般化逆行列■^
    −になるように上記弾性体(21)の形状、歪検出手段
    (g)の位置及び増幅器(Z)の増幅率が設定されてい
    ることを特徴とするロボットの力覚制御装置。
JP62121900A 1987-05-19 1987-05-19 ロボットの力覚制御装置 Pending JPS63286731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014033877A1 (ja) * 2012-08-30 2014-03-06 ナブテスコ株式会社 荷重およびモーメントの検知装置、ならびにその検知装置を含む義肢

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US9833340B2 (en) 2012-08-30 2017-12-05 Nabtesco Corporation Detection device of load and moment, and artificial limb including the detection device

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