JPS63284097A - ヘリコプター用ロータの可撓ビーム装置 - Google Patents

ヘリコプター用ロータの可撓ビーム装置

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JPS63284097A
JPS63284097A JP63105351A JP10535188A JPS63284097A JP S63284097 A JPS63284097 A JP S63284097A JP 63105351 A JP63105351 A JP 63105351A JP 10535188 A JP10535188 A JP 10535188A JP S63284097 A JPS63284097 A JP S63284097A
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JP
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flexible beam
beam device
beams
rotor
flexible
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Application number
JP63105351A
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Inventor
エリック ジー・オルセン
トーマス ジー・キャンベル
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Original Assignee
United Technologies Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/04Helicopters
    • B64C27/12Rotor drives
    • B64C27/16Drive of rotors by means, e.g. propellers, mounted on rotor blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • B64C27/33Rotors having flexing arms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Wind Motors (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、ヘリコプタのロータに関するもので、特に
、ロータブレードをロータハブに取り付けるための可撓
ビーム装置に関するものである。
[従来の技術] ヘリコプタのロータに用いる可撓ビームはヘリコプタの
ロータブレードをロータドライブシャフトの端部に設け
るハブに取り付けるための部材である。これに加えて、
近年のベアリングを装備しない無軸受ロータに用いる可
撓ビーム装置は、ヒンジ等の可撓継ぎ手を用いずに、午
に可撓ビームを折曲するのみでロータブレードの動作時
における変位を許容する構成となっている。即ち、この
種の可撓ビーム装置は、ロータブレードの回転に伴うロ
ータブレードのブレード面にほぼ直角方向(以下、フラ
ッピング方向と称す)及びロータブレードの取り付け面
と同一面上でかつロータブレードの回転方向(以下、リ
ード/ラグ運動方向と称す)への変位を許容する。更に
、可撓ビーム装置は、ロータブレードに生じる最小のモ
ーメンに対しても十分な捩れ方向の可撓性を存しており
、また小さなビッヂ調整アクチュエータの出力に応じて
ピッチ調整を可能としている。一方、こうしたフラッピ
ング方向、リード/ラグ運動方向及び捩り方向の可撓性
が、構造上の欠陥をもたらすものであってはならない。
従って、可撓ビーム装置は過大なフラッピング方向、リ
ード/ラグ運動方向及び捩れ方向の動的負荷、及びロー
タブレードの重量によって生じるフラッピング方向の静
止負荷に対して十分は反力を発生するための十分な剛性
を有している必要がある。更に、可撓ビーム装置にはフ
ラッピング方向、リード/ラグ運動方向の振動が生じる
が、これらの振動成分の相互共振を防止して、可撓ビー
ムに自励共振振動を発生しないようにする必要がある。
またさらに、可撓ビーム装置の長さは、重量の低減、空
力の減少及びレーダによる検出標識の小さくするために
、出来る限り短くする必要が有る。また、この種の可撓
ビーム装置は、低コストで、しかも構造的な完成度をた
かめ、製品寿命を伸張するために応力集中を最小をして
、製造されなければならない。
[発明の解決しようとする課題] 無軸受型のヘリコプタ用ロータの可撓ビーム装置は、従
来より公知である。従来より知られているこの種の無軸
受型のヘリコプタロータの可撓ビーム装置は幾つかの欠
点を有していた。例えば、従来のある種の可撓ビーム装
置は、ピッチ調整シャフトを中心位置の同一平面上に配
設することが出来ないために、装置を小型化し、形状の
適合及びピッチ調整アク手ユエータの機械的出力を最も
効率的にするためのピッチ調整シャフトの配置を取り得
ないものとなっている。また、従来のある種の可撓ビー
ム装置においては、ロータブレードの進み角、遅れ角を
予じめ設定するプレラグ(prclag)又はブレコー
ン(precone)をロータブレードに容易に付与出
来るようにブレードを取り付けることが出来ないものと
なっていた。また、従来の可撓ビーム装置の多くは、ロ
ータブレードの静止状態におけるたわみ(トロープ: 
droop)を効果的に防止出来ないために、ピッチ調
整シャフトをトロープ抑制材として用いる必要が生じ、
これによって可撓ビーム装置に対してピッチ調整シャフ
トを同一平面上に配設することが不可能となっている。
そこで、本発明は、ヘリコプタロータの可撓性、構造的
な完成度を向上し、かつ低コストで製造可能な可撓ビー
ム装置を提供することを目的としている。
また、本発明の目的は、剛性を向上するとともに、フラ
ッピング方向、リード/ラグ運動方向の振動成分の共振
を防止することによって自励振動の発生を防止するよう
にした可撓ビーム装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は捩れ方向の剛性を長さ方向の
配分することによって応力集中を最小限として、構造的
な完成度を向上し、ロータブレードのピッチ調整用のビ
ッチコ4整ソヤフトをビームと同一平面上に配設出来る
ようにし、さらに、装置の小型、軽囁化を達成する可撓
ビーム装置を提供することにある。
またさらに、本発明の他の目的はプレラグ及びプレコー
ンを適宜設定可能にロータブレードを取り付け可能とし
たヘリコプタロータの可撓ビーム装置を提供することに
ある。
さらに、本発明のもう一つの目的は、静止状態における
ロータブレード支持を強化してロータブレードのトロー
プを減少し、中立軸及びセン断中心を最適位置に設定出
来るようにしたヘリコプタロータの可撓ビーム装置を提
供することにある。
[課題を解決するだめの手段] 本発明の第一の発明によるヘリコプタのロータブレード
をハブに取り付けるための可撓ビーム装置は、少くとも
一つのビームを有し、該ビームは内側基端と、外側傾斜
端部と、基端近傍の内側部分ど、傾斜端部近傍の外側部
分とを有し、前記内側部分はロータ駆動時におけるフラ
ッピング方向の振動入力に対して外側部分に比して大き
なコンプライアンス特性を有するジオメトリ−を有し、
前記外側部分はロータ駆動時におけるリード/ラグ運動
方向及び捩り方向の振動入力に対して内側部分に比して
大きなコンプライアンス特性を有するジオメトリ−を有
するように構成され、可撓ビームの固有振動数付近のリ
ード/ラグ運動方向及びフラッピング方向の振動入力の
作用部位を相pHに離間させるとともに振動入力の周波
数をロータの回転数よりも低い周波数としてリード/ラ
グ運動方向、フラッピング方向及び捩り方向の可撓性を
付与したことを特徴としている。
また、本発明の第二の発明よるヘリコプタのロータブレ
ードをハブに取り付けるための可撓ビーム装置は、相互
に略平行に配設された第一及び第二のビームを有し、該
第一及び第二のビームが相互に離間して配設されるとと
もに、第一及び第二のビーム間にピッチ調整シャフトを
11升記ビームと略平行でかつ略同一平面−にに介装し
て構成され、各第一及び第二のビームは断面視C字状に
形成されるとともに内側基端と、外側傾斜端部と、基端
近傍の内側部分と、傾斜端部近傍の外側部分とを存し、
前記内側部分はロータ駆動時におけるフラッピング方向
の振動入力に対して外側部分に比して大きなコンプライ
アンス特性を有するジオメトリ−を有し、前記外側部分
はロータ駆動時におけるリード/ラグ運動方向及び捩り
方向の振動入力に対して内側部分に比して大きなコンプ
ライアンス特性を有するジオメトリ−を有するように構
成され、可撓ビームの固有振動数付近のリード/ラグ運
動方向及びフラッピング方向の振動入力の作用部位を相
互に離間させるとともに振動入力の周波数をロータの回
転数よりも低い周波数としてリード/ラグ運動方向、フ
ラッピング方向及び捩り方向の可撓性を付与したことを
特徴としている。
なお、前記第一及び第二の発明において、前記第一及び
第二のビームはそれぞれ外側開放のC字状断面に形成す
ることが出来る。この場合、前記第一及び第二のビーム
間に形成する間隙は中間;11J分において最大をなる
ように構成され、ビームの折り曲げを伴わずに前記ピッ
チ調整シャフトを収容可能とすることが望ましい。
さらに、本発明の実施に好ましいビームの形状によれば
、前記断面視略C字状のビームはほぼ垂直に延びるウェ
ブ部と該ウェブ部両端縁部よりこれとほぼ直行する方向
に延びるとともに相互に平行なフランジ部とを有する構
成となる。前記ウェブ部は、フラッピング方向の可撓性
を付与するために内側部分において、その高さが最小と
なるように構成され、内側部分より外側部分に向かって
漸増するように構成される。
また、前記フランジの幅は、前記外側部分にリード/ラ
グ運動方向の可撓性を付与するために、前記外側部分に
おいて最小となるように構成され、前記内側部分より外
側部分に向かって漸減するように構成されている また
更に、前記フランジ部の肉厚は、前記捩り方向の可撓性
を付与するために外側方向に向って減少するように構成
され、内側部分より外側部分に向かって漸減しており、
可撓ビームの前記外側部分の中央部において最小となり
、当該中央部より外側に向かって漸増するように構成す
る。
前記第一及び第二のビームは前記の内側基端と外側傾斜
端部には前記ハブとロータブレードの取り付け位置を規
定する一対のブロックに接続されていることが望ましい
。前記第一及び第二のビームの外側傾斜端部に取り付け
られたブロックは、好ましくは係止部材と係合可能に構
成されており、該係止部材は前記ロータブレードの縦方
向の回動動作を許容して格納スペースを減少するように
前記ビームの取り付ける。また、前記第一及び第二のビ
ームの内側基端に接合されたブロックは係止部材に係合
可能に構成されており、前記係止部材は前記可撓ビーム
装置とロータブレードをハブに対して水平方向に回動可
能に取り付けて、ロータブレードのハブに対する進み角
、遅れ角を調整可能とする。
前記可撓ビームは、合成材料にて形成され、前記の合成
材料は複数の繊維材料をバインダ基材中に配設し、前記
第一及び第二のビームの自由端部にそって連続している
ことが望ましい。。更に好ましくは、前記第一及び第二
のビームにはテーパが付されており、このテーバ状ビー
ムは連続した繊維材料及び合成材の重合材内のテーパ状
の複合ダーツの配列によって形成される。
本発明の第三の発明によるヘリコプタのロータブレード
をハブに取り付けるための可撓ビーム装置は、少くとも
一つのビームを有し、該ビームはハブに取り付けられる
内側基端と、ロータブレードに取り付けられる外側傾斜
端部とを有し、前記ビームは前記基端より外側端部に向
って約20%乃至約40%のビームスパン位置に形成さ
れた第一の部分とビームスパンの約40%乃至約80%
の位置に形成される第二の部分と有し、前記第一の部分
はフラッピング方向に前記第二の部分よりも大きな可撓
性を有し、前記第二の部分はリード/ラグ運動方向に前
記第一の部分に比して大きな可撓性を有することを特徴
としている。
[実 施 例] 以下に、本発明の好適な実施例によるヘリコプタ用ロー
タの可撓ビーム装置を添付する図面を参照しながら説明
する。
第1図は、本発明の好適実施例によるヘリコプタロータ
の可撓ビーム装置20を示しており、断面視C字状の第
一及び第二のビーム25には外装面IOを有するロータ
ブレード5が取り付けられている。第一及び第二のビー
ム25は相互に平行に、かつ0字の開放部をそれぞれ外
向きにして配設される。ロータブレード5は中空に、若
しくは例えば周知の合成発泡材30等の適当な充填材を
充填して形成されている。外側開放のC字状に形成され
た第一及び第二のビーム25の間には、ピッチ調整シャ
フト35が、ビームとほぼ同一平面上に位置するように
介挿されている。ピッチ調整シャフト35の端部、10
は矩形断面に形成されており、第一及び第二のビーム2
5の端部と貫通ボルト45にて連結されている。この第
一及び第二のビーム25とピッチ調整シャフト35は、
サブアッセンブリとして構成され、このサブアッセンブ
リは周知の方法によってロータブレード5の図示しない
桁に外装材IOの内側において固定された取り付けブロ
ック47に取付されている。このサブアッセンブリは、
ロータブレード5の外装材10の内側辺縁部にそって形
成されたフランジ50に固定取り付けされる図示しない
流線形構造体(ファーリング: firing)によっ
て被覆されている。
なお、好適実施例においてはC字状断面に形成した第一
及び第二のビームを用いているが、ビームの断面形状は
これに限定されるものではなく、ビームとして用いるも
に適したいかなる断面形状をも取りうるちので、例えば
、1字状、H字状、T字状等の断面を用いることが可能
である。
周知のように、ピッチ調整ンヤフト35は、図示しない
ピッチ調整アクチュエータの出力によってシャフトの軸
線を中心に回転駆動されて、ロータブレード5のピッチ
(取り付け角)を調整するように構成されている。
このロータブレード5には、これを取り付けるヘリコプ
タの通常の動作中に、ロータブレード5には、ロータブ
レードのピッチに影響する円周方向(リード/ラグ方向
:以下、エツジ方向)と、ロータブレードの而の路上下
方向(以下、面変位方向)の変位が生じる。可撓ビーム
装置20の第一及び第二のビーム25の基端は、図示し
ないヘリコプタハブに固定取付されているので、ロータ
ブレード5のリード/ラグ運動、フラッピング方向の変
位力は、可撓ビーム装置20にも作用する。
第2図乃至第9図は、本発明の好適実施例による可撓ビ
ーム装置の構成を示しており、前記のように可撓ビーム
装置を構成する第一及び第二のビーム25は相互に略平
行に配設されている。各第一及び第二のビーム25は、
C字状断面を有し、他方のビームと背中合わせの状態(
この状態を、外側開放と称す)で相互に離間しており、
ロータブレード側端部(以下、傾斜端部)においてブレ
ード取り付けブロック47に連結され、ハブ側端部(基
端)においてハブ取り付けブロック55に連結されてい
る。ハブ取り付けブロック55には、第一、第二のビー
ム25の幅方向中央部に対向する位置に貫通孔60がビ
ームの水平面に対して直行する方向に形成されており、
この孔に挿通する、例えばボルト等の係止部材によって
、可撓ビーノ、装置20をヘリコプタのロータハブにク
レビス接合(clevis−type connect
ion)されている。同様に、ロータブレード取り付け
ブロック47には可撓ビーム装置20のビーム25の水
平面に対して平行な方向に貫通孔65が形成されており
、ビーム25の基端とピッチ調整シャフトの端部40を
接合するボルト45が、この貫通孔65に挿通される。
各第一及び第二のビーム25は、縦方向に延びるウェブ
部70と、ウェブ部の上下端部より水平方向に延びる一
対のフランジ部75とにで構成されており、上下のフラ
ンジ:’!< 75は相互に平行となっている。各第一
及び第二のビーム25の基端の上下フランジ部75間に
は帯板材77が挿入されており、基端の帯板材挿入部分
の断面を中実断面としている。
第4図乃至第9図に示すように、第一及び第二のビーム
25のウェブ部70の高さ■(及び肉厚、及びフランジ
部75の幅W及び肉厚Tはビーム長手方向の各部位にお
いてそれぞれ異なるものとされており、それぞれの変化
は第10図に示されている。第10図にしめすウェブ部
70の高さHとフランジ部75の幅W及び肉厚Tはビー
ムの長手方向のスパンにそってプロブトしたものである
ウェブ70は高さ■4は、第4図乃至第9図に示し、第
10図のグラフ80にて示すように、基端より漸次減少
して、ビームスパンの約20%の位置で最小となる。ウ
ェブ70の高さHは、このビームスパン約20%の位置
より約40%の位置まで略一定となっている。ウェブ7
0の高さ)(は、ビームスパン約40%のより約80%
の位置まで線形的に漸増し、ビームスパンの約80%の
位置より外側部分において急激に増加して最大となり、
高さl−1が最大となった位置より外側では、この最大
高さでほぼ一定となる。この、最大高さ11に維持され
ている部分においてビーム25は、ロータブレード取り
付けブロック47に連結される。
第1θ図において、グラフ83はフランジ部75の幅W
の変化を示している。フランジ部75の幅Wは、基端に
おいて最大となっており、この基端よりビームスパンの
約40%の位置までの間において、急激に減少する。フ
ランジ部75の幅Wは、約40%の位置より約75%の
位置にかけて、前記した基端より約40%の位置での減
少割合よりも小さな減少割合で減少し、約75%の位置
において略最小となり、これより外側の部分ではほぼ一
定となっている。従って、ロータブレード取り付けブロ
ック47の連結される傾斜端部においては、フランジ7
5の幅Wは最小となっている。
一方、フランジの肉厚Tは、第10図のグラフ87でそ
の変化が示されており、前記のフランジ部の幅Wと同様
に、基端よりビームスパンの約40%の位置にかけて急
激に減少する。ビームスパンの約40%の位置と約60
%の位置の間において、フランジ部75の肉厚Tは、前
記した基端より約40%の位置にかけての減少割合より
も小さい減少割合で減少して略最小となり、この約60
%の位置より傾斜端部にかけて急激に増加して傾斜端部
において最大となる。
上記のように形成した第一及び第二のビーム25は、は
ぼ平行に配置されている。第11図のグラフ95は、各
第一及び第二のビームのピッチ調整シャフト35の軸線
にそったピッチ軸に対する距離を示している。この距離
を以下に「ビーム距離」と略称する。このグラフ95に
示すように、ビーム距離は、基端よりビームスパンの約
25%の位置にかけて増加し、約25%の位置において
最大となる。ビーム距離は、ビームスパンの約25%の
位置より約75%の位置にわたって、はぼ最大値で一定
に保持され、この約75%の位置より外側では傾斜端部
に向かって僅かに減少する。
第11図のグラフ100には、ビーム25中心の軌跡に
そった中立軸線の変位を示している。この第11図のグ
ラフ100より明らかなように、第一及び第二のビーム
25の中立軸線の変位はピッチ軸線に対する設定距離に
対する変化が少なく、従って両ビーム25の中立軸線は
ほぼ直線となり、他方のビームの中立軸線と長手方向に
ほぼ平行となっており、また、ロータブレード5の中立
軸線ともほぼ平行となっている。第11図のグラフI0
5は、セン断中心線のピッチ軸線よりの距離(以下、セ
ン断中心距離)のビーム長手方向の変位を示している。
このセン断中心距離は、基端において最小であり、基端
よりビームスパンの約20%の位置にかけて増加し、こ
の約20%の位置より約85%の位置にかけて略一定、
若しくは僅かに漸増する。ビームスパンの約85%の位
置より外側部分において、セン断中心距離は、傾斜端部
に向かって増加して、傾斜端部において最大となる。
第12図及び第13図は、各第一及び第二のビーム25
のフラッピング、リード/ラグ運動方向の剛性分布を示
している。第12図は、ビーム25のフラッピング方向
の剛性は基端よりビームスパンの約50%の位置にかけ
て急激に、かつ非線形的に減少する。第12図に示すよ
うに、ビーム25のフラッピング方向の剛性は、ビーム
スパン約25%の位置より約75%の位置では非常に小
さくなる。ビーム25の剛性は、最小となる約50%の
位置より、約80%の位置に向かって増加し、約80%
の位置より外側の部分ではほぼ一定となっている。一方
、第13図に示す、リード/ラグ運動方向の剛性は、基
端において最大であり、ビームスパンの約60%の位置
にかけて、急激に、かつ非線形的に減少する。第13図
に示すように、リード/ラグ運動方向の剛性は、ビーム
スパンの約50%の位置より外側ではほぼ最小値で一定
に保持されている。しかしながら、第13図より明らか
なように、ビームスパン約25%の位置より外側の位置
におけるリード/ラグ運動方向の剛性は極めて低い値と
なっている。 上記のように、静止状態におけるリード
/ラグ運動方向及びフラッピング方向の剛性分布によっ
て、ロータブレード5が回転している動的状態における
第3図にしめす内側部分Aと外側部分Bが規定される。
内側部分Aは、外側部分Bよりも高いフラッピング方向
の可撓性を有しており、外側部分Bは内側部分Δと比較
して高いリード/ラグ運動方向の可撓性を有している。
従って、フラッピング方向のロータブレード5の変位は
、内側部分Aによってもたらされ、一方、ピッチ調整に
伴うツジ方向及び捩れ方向のロータブレードの変位は外
側部分Bの折れ曲がり及び捩れによってもたらされる。
従って、フラッピングの発生するビーム25の部位と、
リード/ラグ運動方向の変位を生じるビームの部位が分
離され、可撓ビーム装置のフラッピング方向の固有共振
周波数とリード/ラグ運動方向の変位方向の固有共振周
波数は相互に分離されることとなり、両回a共振周波数
はロータの回転周波数よりも低く設定されている。これ
によって、ロータの回転周波数のスペクトルの反対側に
生じるロータ固有のリード/ラグ運動方向の変位周波数
とフラッピング方向の変位周波数によって生じる共振を
大きく減少させる。 可撓ビーム装置20の内側部分A
のフラッピング方向の可撓性を向上することによって、
静止負荷に対して外側部分Bは直線状態に維持されるの
で、ロータブレード5のトロープは最小となり、この結
果、可撓ビームの下向きの折曲変形は最小となる。従っ
て、ロータブレードの傾斜変形が減少される。このよう
に、静止状態におけるトロープを、可撓ビームの内在的
折り曲げ抵抗によって最小限とするので、ビッチコM整
シャフト35を従来の装置において用いられていたよう
にトロープの抑制に用いる必要がなくなる。この結果、
ビッチコM整シャフトの配設位置に関する制限がなくな
り、従ってこのピッチ調整シャフトをその形状面、機能
面で最適な可撓ビーム装置内に配置することが可能とな
る。この結果、ピッチ調整シャフトの遅れ角を最小とす
ること出来るとともに、可撓ビーム装置と形状を合わせ
ることが出来るしのとなるので、空力抵抗を減少し、ま
た、レーダによる検出可能部材の断面積を可及的に小さ
くすることが出来る。また、第1図に示すように、ピッ
チ調整シャフト35の矩形断面端部40を第一及び第二
のビーム25間に形成した空隙部に収容することによっ
て、ピッチ調整シャフトに対する捩れ方向のピッチ調整
入力を最小とすることが可能となる。内側部分Aを、基
端より外側に配置することによって、基端の上下フラン
ジ75間に帯板材を介装して基端の剛性を向上して基端
における曲げモーメント及びセン断力に対する反力を生
じる。
また、面記の内側部分Aの外側に配設された外側部分B
は、ビーム長手方向の内側端部付近において中立軸線距
離が最大となり、この部分の剛性によって、リード/ラ
グ運動方向モーメント及び捩り力に対する反力が発生さ
れる。一方、この部分のビームフランジ75の肉厚は最
小となっているので、セン断中心のピッチ軸線に対する
距離を示すセン断中心距離が大きくなり、ピッチ調整に
必要な所要ピッチ調整トルクを最小とすることが出来る
。また、リード/ラグ運動方向変位に対する可撓性は、
外側部分Bによって付与されるので、小さな軸方向変形
を伴う捩れ方向の変位中におけるセン断中心とピッチ軸
線の僅かなズレによって生じる折れ曲がりの吸収力が増
大する。
第一及び第二のビーム25間に形成された空隙は、ビー
ムの中央部においてウェブ70間の間隔が最大となり、
ビームのリード/ラグ運動方向への変形を伴わずにピッ
チ調整シャフト35を収容出来るように構成されている
。さらに、各ビーム25が離間して配設されることによ
って、各ビームの中立軸線が離間し、この結果、局部的
なリード/ラグ運動方向の曲がりを最小とすることが可
能となる。特に、中立軸線間の間隔が最大となる内側部
分に於いては、局部のリード/ラグ運動方向の局部折曲
変形量は極めて小さくなる。
」1記のように、本発明による可撓ビーム装置は、ロー
タブレードハブに取り付けられ、貫通孔60を有するハ
ブ取り付けブロック55は、ヘリコプタのロータハブに
クレヴイス接合により取り付けられ、ロータブレードの
リード(進み)角及びラグ(遅れ)角を所望の角度に調
整出来るようになっている。このハブ取り付けブロック
55内に挿入された各ビームの端部は前記のように帯板
材を介挿して中実断面とされているので、この部分の中
立軸線はロータブレード取り付けブロック47に挿入さ
れた外側端部の中立軸線と一直線上に配設され、モーメ
ント負荷に対しての反応を最適なものとすることが出来
る。同様に、ロータブレード取り付けブロック47に形
成した貫通孔65は可撓ビームと同一平面上に配設され
、空力抵抗を低減すると同時に、ロータブレードの取り
付けとともに、レーダによる被検出性を低下させる。さ
らに、各ビームの外側端部も実質的に中実断面に形成さ
れており、従って中立軸線をブロック47に対する挿入
方向軸線と一直線上に位置するように配設したので、モ
ーメント負荷に対する反力を増大することが出来る。貫
通孔65は、ビーム25に対するロータブレードの取り
付け角度を任意に設定できるように配置される(ブレコ
ーン)。
本発明による可撓ビーム装置は、周知の方法によって低
コストで製造可能である。上記したC字状断面のビーム
25、ロータブレード取り付けブロック47、ハブ取り
付けブロック55及び帯板材77はいずれも所望の可撓
性、剛性及び軽tl化を達成する種々の合成材料にて形
成される。即ち、これらの可撓ビーム装置構成部材は、
ボロン、アルミニウム、グラファイト又は種々の合成ガ
ラスにて形成する繊維材料と、例えばエボキン樹脂又は
たの金属、非金属の材料にて構成するバインダ材の複合
材にて形成することが出来る。
第14図は、前記のC字状断面の第一及び第二のビーム
の製造過程の一例を示している。第14図の例によれば
、繊維材料!10は、雄型115に塗布された未凝固の
又は半凝固のバインダ内に並列、凝固させて成型する。
ビームを上記のウェブ部の高さ及び/又はフランツ部の
肉厚及び幅に形成するために、拡幅部分は連続する繊維
を幅方向に変位させて繊維を配設しない空隙部分をバイ
ンダの拡幅部分中央に形成し、この空隙部分に失態状に
形成した複合材セグメント120を嵌入して形成する。
好ましくは、上記の複合材セグメント120の配設位置
は中立軸線に出来る限り接近した位置として、このセグ
メント配設位置におけるストレスを最小とする。セグメ
ント120の配設位置を除く部分においては、連続した
繊維材料を用いることによって、ストレスが最大となる
ビームの自由端に繊維の端部を配設した場合に生じる応
力集中を低減することが出来る。また、失態状の複合材
セグメントを用いることによって、ビームの傾斜部分の
成型が容易となる。
上記の説明においては、本発明の可撓ビーム装置の特定
の実施例について詳細に説明をしたが、本発明の要旨を
変更しない種々の実施例の変更、変形が可能である。従
って、可撓ビーム装置のジオメトリを変更し、又は可撓
ビーム装置の各部の剛性又は剛性を変更することは本発
明の範囲に含まれるしのである。さらに、上記の実施例
においては可撓ビーム装置の構成材を桁と別に形成して
、これを固定取り付けする構成となっているが、これを
一体に構成することも可能である。従って、本発明は、
特許請求の範囲の各請求項に記載した本発明の構成、要
旨、要件を満足するすべての変更、改良をも包含するも
のである。
[効  果] 本発明は、上記のように構成したので、ヘリコプタロー
タの可撓性、構造的な完成度を向上し、かつ低コストで
製造可能な可撓ビーム装置を提供することが出来る。
また、本発明の可撓ビーム装置の構成によれば、剛性を
向」ニするとともに、リード/ラグ運動方向及びフラッ
ピング方向の振動成分の共振を防止することが出来、こ
れによって自励振動の発生を防止することが出来る。
更に、本発明の可撓ビーム装置は捩れ方向の剛性を長さ
方向に配分することによって応力集中を最小限として、
構造的な完成度を向上し、ロータブレードのピッチ調整
用のピッチ調整ンヤフトをビームと同一平面上に配設出
来るようにし、さらに、装置の小型、軽量化を達成する
ことが可能となる。
またさらに、本発明の可撓ビーム装置はプレラグ及びプ
レコーンを適宜設定可能にロータブレードを取り付け可
能とすることが出来る。
さらに、本発明の可撓ビーム装置は、静止状態における
ロータブレード支持を強化してロータブレードのトロー
プを減少し、中立軸及びセン断中心を最適位置に設定出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の可撓ビーム装置にヘリコプタのロー
タブレードを取り付けた状態の概略斜視図、 第2図は、本発明の好適実施例による可撓ビーム装置の
平面図、 第3図は、本発明の好適実施例による可撓ビーム装置の
側面図、 第4図は、第2図4−4線断面図、 第5図は、第2図5−5線断面図、 第6図は、第2図6−6線断面図、 第7図は、第2図7−7線断面図、 第8図は、第2図8−8線断面図、 第9図は、第2図9−9線断面図、 第10図は、ビームのウェブ部の高さ、フランジ部の幅
、及びフランジ部の肉厚のビーム長手方向の変化をしめ
ずチャート、 第1I図は、ビームのセン断中心、中立軸線及びビーム
間距離のビーム長手方向の変化を示すチャート、 第12図は、フラッピング方向のビーム長手方向の剛性
変化を示すチャート、 第13図は、リード/ラグ運動方向のビーム長手方向の
剛性変化を示すチャート、及び第14図は、本発明の可
撓ビーム装置に用いるビームの成型例を示す斜視図であ
る。 5・・・ロータブレード 20・・・可撓ビーム装置 25・・・ビーム 35・・・ビッヂ調整ノヤフト 47・・・ロータブレード取り付けブロック55・・・
ハブ取り付けブロック 70・・・ウェブ部 75・・・フランジ部 55:o−yブレード取りけけプO−/ り70 ウェ
ブ部 75:フランジ部 FIG、J FIG、4      FIG、5       FI
G、 6FIG、 7      FIG、 8   
    FIG、9FI6.10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少くとも一つのビームを有し、該ビームは内側基
    端と、外側傾斜端部と、基端近傍の内側部分と、傾斜端
    部近傍の外側部分とを有し、前記内側部分はロータ駆動
    時におけるフラッピング方向の振動入力に対して外側部
    分に比して大きなコンプライアンス特性を有するジオメ
    トリーを有し、前記外側部分はロータ駆動時におけるリ
    ード/ラグ運動方向及び捩り方向の振動入力に対して内
    側部分に比して大きなコンプライアンス特性を有するジ
    オメトリーを有するように構成され、可撓ビームの固有
    振動数付近のリード/ラグ運動方向及びフラッピング方
    向の振動入力の作用部位を相互に離間させるとともに振
    動入力の周波数をロータの回転数よりも低い周波数とし
    てリード/ラグ運動方向、フラッピング方向及び捩り方
    向の可撓性を付与したことを特徴とするヘリコプタのロ
    ータブレードをハブに取り付けるための可撓ビーム装置
  2. (2)相互に略平行に配設された第一及び第二のビーム
    を有し、該第一及び第二のビームが相互に離間して配設
    されるとともに、第一及び第二のビーム間にピッチ調整
    シャフトを前記ビームと略平行でかつ略同一平面上に介
    装して構成され、各第一及び第二のビームは断面視C字
    状に形成されるとともに内側基端と、外側傾斜端部と、
    基端近傍の内側部分と、傾斜端部近傍の外側部分とを有
    し、前記内側部分はロータ駆動時におけるフラッピング
    方向の振動入力に対して外側部分に比して大きなコンプ
    ライアンス特性を有するジオメトリーを有し、前記外側
    部分はロータ駆動時におけるリード/ラグ運動方向及び
    捩り方向の振動入力に対して内側部分に比して大きなコ
    ンプライアンス特性を有するジオメトリーを有するよう
    に構成され、可撓ビームの固有振動数付近のリード/ラ
    グ運動方向及びフラッピング方向の振動入力の作用部位
    を相互に離間させるとともに振動入力の周波数をロータ
    の回転数よりも低い周波数としてリード/ラグ運動方向
    、フラッピング方向及び捩り方向の可撓性を付与したこ
    とを特徴とするヘリコプタのロータブレードをハブに取
    り付けるための可撓ビーム装置。
  3. (3)前記第一及び第二のビームはそれぞれ外側開放の
    C字状断面を有している請求項第1項又は第2項記載の
    可撓ビーム装置。
  4. (4)前記第一及び第二のビーム間に形成する間隙は中
    間部分において最大をなるように構成され、ビームの折
    り曲げを伴わずに前記ピッチ調整シャフトを収容可能と
    したとことを特徴とする請求項第1項乃至第3項いずれ
    かに記載の可撓ビーム装置。
  5. (5)前記断面視略C字状のビームはほぼ垂直に延びる
    ウェブ部と該ウェブ部両端縁部よりこれとほぼ直行する
    方向に延びるとともに相互に平行なフランジ部とを有す
    る請求項第3項又は第4項記載の可撓ビーム装置。
  6. (6)前記ウェブ部は、フラッピング方向の可撓性を付
    与するために内側部分において、その高さが最小となる
    ように構成されている請求項第5項記載の可撓ビーム装
    置。
  7. (7)前記ウェブ部の高さは内側部分より外側部分に向
    かって漸増するように構成されている請求項第6項記載
    の可撓ビーム装置。
  8. (8)前記フランジの幅は、前記外側部分にリード/ラ
    グ運動方向の可撓性を付与するために、前記外側部分に
    おいて最小となるように構成されている請求項第5項記
    載の可撓ビーム装置。
  9. (9)前記フランジ部の幅は前記内側部分より外側部分
    に向かって漸減するように構成されている請求項第8項
    記載の可撓ビーム装置。
  10. (10)前記フランジ部の肉厚は、前記捩り方向の可撓
    性を付与するために外側方向に向って減少するように構
    成されている請求項第5項記載の可撓ビーム装置。
  11. (11)前記フラジンの肉厚は、内側部分より外側部分
    に向かつて漸減しており、可撓ビームの前記外側部分の
    中央部において最小となり、当該中央部より外側に向か
    って漸増するように構成した請求項第10項記載の可撓
    ビーム装置。
  12. (12)前記第一及び第二のビームは前記の内側基端と
    外側傾斜端部には前記ハブとロータブレードの取り付け
    位置を規定する一対のブロックに接続されている請求項
    第1項乃至第11項のいづれかに記載の可撓ビーム装置
  13. (13)前記第一及び第二のビームの外側傾斜端部に取
    り付けられたブロックは係止部材と係合可能に構成され
    ており、該係止部材は前記ロータブレードの縦方向の回
    動動作を許容して格納スペースを減少するように前記ビ
    ームの取り付ける請求項第12項記載の可撓ビーム装置
  14. (14)前記第一及び第二のビームの内側基端に接合さ
    れたブロックは係止部材に係合可能に構成されており、
    前記係止部材は前記可撓ビーム装置とロータブレードを
    ハブに対して水平方向に回動可能に取り付けて、ロータ
    ブレードのハブに対する進み角、遅れ角を調整可能とす
    る請求項第12項又は第13項記載の可撓ビーム装置。
  15. (15)前記可撓ビームは、合成材料にて形成されてい
    る請求項第1項乃至第14項のいずれかに記載の可撓ビ
    ーム装置。
  16. (16)前記の合成材料は複数の繊維材料をバインダ基
    材中に配設し、前記第一及び第二のビームの自由端部に
    そって連続している請求項第15項記載の可撓ビーム装
    置。
  17. (17)前記第一及び第二のビームにはテーパが付され
    ており、このテーパ状ビームは連続した繊維材料及び合
    成材の重合材内のテーパ状の複合ダーツの配列によって
    形成される請求項第15項記載の可撓ビーム装置。
  18. (18)少くとも一つのビームを有し、該ビームはハブ
    に取り付けられる内側基端と、ロータブレードに取り付
    けられる外側傾斜端部とを有し、前記ビームは前記基端
    より外側端部に向って約20%乃至約40%のビームス
    パン位置に形成された第一の部分とビームスパンの約4
    0%乃至約80%の位置に形成される第二の部分と有し
    、前記第一の部分はフラッピング方向に前記第二の部分
    よりも大きな可撓性を有し、前記第二の部分はリード/
    ラグ運動方向に前記第一の部分に比して大きな可撓性を
    有することを特徴とするヘリコプタのロータブレードを
    ハブに取り付けるための可撓ビーム装置。
JP63105351A 1987-04-27 1988-04-27 ヘリコプター用ロータの可撓ビーム装置 Pending JPS63284097A (ja)

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