JPS632833A - ステンドグラスのぼかし模様顕出方法 - Google Patents

ステンドグラスのぼかし模様顕出方法

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JPS632833A
JPS632833A JP14795386A JP14795386A JPS632833A JP S632833 A JPS632833 A JP S632833A JP 14795386 A JP14795386 A JP 14795386A JP 14795386 A JP14795386 A JP 14795386A JP S632833 A JPS632833 A JP S632833A
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JP
Japan
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frame
glass plate
injected
thermosetting resin
pattern
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Pending
Application number
JP14795386A
Other languages
English (en)
Inventor
Seishin Fujii
藤井 誠親
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AIR-SERU KK
Original Assignee
AIR-SERU KK
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Publication date
Application filed by AIR-SERU KK filed Critical AIR-SERU KK
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Publication of JPS632833A publication Critical patent/JPS632833A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はステンドグラスのぼかし模様顕出方法に関する
ものである。
(従来の技術) 建造物の装飾等に使用されるステンドグラスにあっては
、以前は赤、青、黄等の一色に着色した硝子板を夫々組
み合わて、色とりどりの模様や絵にし、建造物の装飾や
、ジャンプリア等の室内装飾品など、用途に応じたステ
ンドグラスを製造していた。そして、上記硝子板の着色
には、例えば金属酸化物を溶かし込んだり、うわぐすり
ゃペンキを塗ったりする方法が用いられていた。上記金
属酸化物を用いた場合は、少量の金属化合物を溶融した
硝子に加えることによって、その化合物特有の色調に着
色された硝子板が形成されている。
更に、他の方法として、透明な金属化合物を硝子板の片
面に付着させ、その後、この硝子板を加熱し、うわぐす
りを硝子板に密着させることによって硝子板に着色を施
していた。
また、近年は好みの多様化によってステンドグラスにも
、趣のことなるものが要求されてきている。そして、こ
の要望に答えるべく、最近は色彩のぼかし模様を施した
ステンドグラスが開発され販売されている。このステン
ドグラスの従来の顕出方法は、第3図に示すように硝子
板(101)上に感光性硬化樹脂を硬化させて枠(10
2)を形成し、この枠(102)の内周に添って、例え
ば白色の熱硬化性樹脂(103)を注入し、この樹脂が
硬化した後に、赤色の熱硬化性樹脂(104)を、両色
の境界付近が重なるようにして注入し、両色の境界付近
にぼかし模様を施していた。
(発明が解決しようとする問題) しかしながら、従来の上記顕出方法では、同色以外の熱
硬化性樹脂を枠内に注入した場合、樹脂の重なり合う境
界付近では、その重ねあう部分の色が意図した色とは別
の色に見itまうといった問題があった。
また、境界付近の色の重なり合う部分に淡いぼかし模様
を施すには、最初に枠内に注入する熱硬化性樹脂は、色
彩の濃い樹脂からでなければならないといった制限があ
り、熱硬化性樹脂の注入段階で気をつけていないと失敗
してしまうことになる。
更に、枠内の真中だけ雲のような色にしたいと考えても
、従来の方法ではできなかった。
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり
、その目的とする処は、上記問題を解決してぼかし模様
を施したステンドグラスを形成できるようにしたステン
ドグラスのぼかし模様顕出方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は上記目的を有効に達するために、次の
ような構成にしである。すなわち、硝子板上に所望の模
様図柄を施したネガフィルムを設け、この上に透明フィ
ルムを敷き、その上に型枠を設けると共に、該枠内に感
光性樹脂?8液を注入し、且つ該樹脂溶液に接触するよ
うにして硝子板を設け、更に前記ネガフィルムの下方か
らケミカルランプを照射して前記感光性樹脂溶液の光透
過部分を硬化させ、硬化してない感光性樹脂溶液を除去
して、前記硝子板上に硬化した模様図柄の枠を形成し、
この枠内に、量的に少ない色彩の熱硬化性樹脂を先ず注
入すると共に、硬化していないこの熱硬化性樹脂に続け
て、上記色彩と異なり且つ量的に多い色彩の熱硬化性樹
脂を注入し、色彩の境界付近にこれら色彩の混じり合っ
たぼかし部分を施すようにした構成にしである。
(作用) 上記構成のぼかし模様顕出方法によれば、これら色彩の
夫々の熱硬化性樹脂溶液を、硝子板上に形成した枠内に
別々に続けて注入することにより、各熱硬化性樹脂溶液
の混ざり合う境界付近に、濃淡な色彩のぼかし模様を施
すことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を説明する。
先ず、硝子板の上にネガフィルムを載置し、このネガフ
ィルムの外周から3〜5 cm位離した周囲にワセリン
を塗布する。次にルミラーを硝子板上を転がすようにし
て、上記ネガフィルムを被覆する。更に黒板拭きで、ル
ミラーとネガフィルムとの間に溜まった空気を追い出し
、ネガフィルムとルミラーとを硝子板に密着させる。こ
の時、ワセリンが効力を発揮する。
次にルミラーの上にゴム部材で枠をつくる。すなわち、
ルミラーの上に幅165〜2cmに切った細長なゴム部
材を載置し、ネガフィルムの外側に四角の枠をつくる。
この時、ゴム部材同士は重ならないようにする。またゴ
ム部材が動かないようにテープで止めておく。
この枠内に感光性樹脂溶液(例えばファインベースUV
−A)を注入し、枠内全体に広がるように流し込む。こ
の流し込んだ溶液の上に、プライマー3207を塗布し
乾燥させた硝子板を載置して密着させる。この硝子板の
上から新開紙を置き、その上から重りを均一に置いて、
15分以上放置する。
このようにして、感光性樹脂溶液や硝子板が動かないこ
とを確認した後に、前記硝子板の下方からケミカルラン
プを15〜25分位照射(n光)する。
照射によって、ネガフィルムを介して透光された部分の
感光性樹脂溶液は硬化し、前記硝子板上に硬化した模様
図柄の枠が形成される。
そして照射(露光)完了後、この製品硝子板を上記ルミ
ラーごと取り外し、ルミラー、ゴム部材を取り除いた後
に製品硝子板を、中和剤を100倍〜300倍の水で希
釈した洗浄液中に入れ、または直接この洗浄液を製品硝
子にふりかけて、製品硝子板上の未硬化部分の感光性樹
脂溶液をブラシで擦りながら洗浄除去する。
この製品硝子板を水洗い後、乾燥させて余分な硝子板を
切断する。切り口は砥石で面取りし、再度水洗いする。
水洗い後は再び乾燥させる。完全に乾くと表面の粘りが
なくなり、図形模様が鮮明になる。そして、乾燥後、強
度を増すために製品硝子板を再度、15分以上露光する
この図形模様の枠に色付けする場合は、エビライトイン
ク主剤と硬化剤とを6:4の体積比率で混合し、これを
枠に塗布する。塗布が終わると、プロレックスに入れて
60度の温度で40分以上焼付ける。
このようにして、製品硝子板に形成された図形模様の枠
の中に、色彩の濃い熱硬化性樹脂と色彩の薄い熱硬化性
樹脂とを注入し、製品硝子板にぼかしを施す色さしを行
う。例えば、第1図〜第2図に示すように白色に着色さ
れた熱硬化性樹脂溶液(1)を、注射器や串棒を使って
枠(2)の内側に添って内周全体に注入していく。そし
て、注入した白色の熱硬化性樹脂溶液(1)が固まらな
い内に、この溶液(1)の内側に赤色の熱硬化性樹脂溶
液(3)を注入する。量は枠(2)より低めになるよう
に調整する。
赤色の熱硬化性樹脂溶液(3)を注入することにより、
先に注入した白色の熱硬化性樹脂溶液(1)とこの赤色
の熱硬化性樹脂溶液(3)との境界では、両方の色だ混
ざりあって境界付近では、両色をぼかしたような色彩と
なる。尚、色彩は2色に限らず3色以上、枠内に注入す
るよう番こしてもよい。
上記熱硬化性樹脂溶液の注入が完了すると、この製品硝
子板をプロレックス内に入れ、60度の温度で90分以
上加熱し、プロレックス内で上記樹脂溶液を完全に硬化
させる。終了後はそのまま冷却させる。 叙述のように
してぼかし模様を施したステンドグラスを製造する。
尚、上記製造過程で使用されるネガフィルムは下記のよ
うにして製造されたものが使用されている。すなわち、
レッドペーパー及びオペキューによって所望の模様図形
を作図した、トレーシングペーパーまたは模造紙等の原
稿用紙を、該用紙の作図した表を上にして硝子板の上に
載置する。そしてこの原稿用紙の上に、感光面を原稿用
紙側にして感光フィルムを載置する。
この感光フィルムは、ポリエステルフィルムの片面にア
ルミ箔を蒸着すると共に感光乳剤を塗布し、25μの透
明フィルムを被着したものであり、この透明フィルム側
が上記感光面である。また、感光フィルムと原稿用紙と
の接触面を真空密着させるため、感光フィルムの上から
スポンジゴムを被せ、上から押さえの硝子板を置き、な
おかつ重石を載せる。
このようにして、原稿用紙を介して感光フィルムを載置
した上記硝子板の下方からケミカルランプを照射する。
この照射時間(感光時間)は使用の原稿用紙によって異
なり、トレーシングペーパーであれば15〜20秒、コ
ピー用紙の場合40〜60秒、模造紙の場合90秒〜1
20秒である。
上記のように照射することによって、原稿用紙に作図し
た模様図形の線の部分だけ光が透過し、この光の透過し
た部分だけ前記アルミ箔が上記ポリエステルフィルムに
焼付くことになる。
このようにして感光されたフィルムを、温水器で65℃
〜70℃位にした湯の中に、感光されたフィルムの感光
面を上にして浸し込む。湯の中につけた瞬間、感光面は
ゴールドになり、そのゴールド色がブルーになって画像
が消えかかった時、浸けたフィルムを素早く引き上げる
。そして透明フィルムを一気に剥離する。その後は、こ
のフィルム(ネガフィルム)を新聞紙の間に入れて上か
ら軽く押さえ、水滴を除去する。このようにしてネガフ
ィルムは製造されている。
(発明の効果) 以上、叙述のように本発明は、硝子板に形成した図形模
様の枠内に、色彩が異なり且つ量的に相違する熱硬化性
樹脂溶液を、量的に少ない色彩の熱硬化性樹脂溶液から
順に続けて注入し、これら色彩を混じり合わせ、その境
界付近にぼかし模様を施すことができるようにしである
ので、前記従来の欠点を解消し、上記のようなぼかし模
様を施したステンドグラスを製造することができる。し
たがって、今までにない趣の種々ステンドグラスを提供
することができる。このように、本発明の方法によるス
テンドグラスをあらゆる商品に利用すれば、個々の商品
価値を一段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のステンドグラスの製造
過程における要部平面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は従来例の要部断面説明図である。 (1)・・・量的に少ない熱硬化性樹脂(白色の熱硬化
性樹脂溶液)、(2)・・・枠、(3)・・・量的に多
い熱硬化性樹脂(赤色の熱硬化性樹脂溶液)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、硝子板上に所望の模様図柄を施したネガフィルムを
    設け、この上に透明フィルムを敷き、その上に型枠を設
    けると共に、該枠内に感光性樹脂溶液を注入し、且つ該
    樹脂溶液に接触するようにして硝子板を設け、更に前記
    ネガフィルムの下方からケミカルランプを照射して前記
    感光性樹脂溶液の光透過部分を硬化させ、硬化してない
    感光性樹脂溶液を除去して、前記硝子板上に硬化した模
    様図柄の枠を形成し、この枠内に、量的に少ない色彩の
    熱硬化性樹脂を先ず注入すると共に、硬化していないこ
    の熱硬化性樹脂に続けて、上記色彩と異なり且つ量的に
    多い色彩の熱硬化性樹脂を注入し、色彩の境界付近にこ
    れら色彩の混じり合ったぼかし部分を施すようにしたこ
    とを特徴とするステンドグラスのぼかし模様顕出方法。
JP14795386A 1986-06-23 1986-06-23 ステンドグラスのぼかし模様顕出方法 Pending JPS632833A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4899235A (ja) * 1972-03-30 1973-12-15
JPS5614452A (en) * 1979-07-14 1981-02-12 Air-Seru:Kk Stained glass and its manufacture

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4899235A (ja) * 1972-03-30 1973-12-15
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