JPH01310990A - すりガラス面上へのスクリーン印刷法 - Google Patents

すりガラス面上へのスクリーン印刷法

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JPH01310990A
JPH01310990A JP14199288A JP14199288A JPH01310990A JP H01310990 A JPH01310990 A JP H01310990A JP 14199288 A JP14199288 A JP 14199288A JP 14199288 A JP14199288 A JP 14199288A JP H01310990 A JPH01310990 A JP H01310990A
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JP
Japan
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ink
glass
ground surface
printed
frosted glass
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JP14199288A
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English (en)
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Hikari Maeda
光 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は磨り面を有したすりガラスへ従来にない淡い調
子等の印刷面を形成することのできる、すりガラス面上
へのスクリーン印刷法に関するものである。
〈従来の技術〉 すりガラス面上へシルクスクリーン印刷を施すことによ
ってカラフルなガラス製品を得る試みが従来よりなされ
ている。その場合に本発明者が開発して先に提案してい
る(例えば特開昭61−58889号)多色合せ刷りシ
ルクスクリーン印刷法を用いると、単一の版により多色
刷りができて、従来にない色調と輪郭が正確な印刷面を
有したガラスとなり、インテリア方面等で注目されてい
る。
この方法を含め、従来のすりガラス面上へスクリーン印
刷が施されたものは、印刷によるインクで着色された部
分が、概ね光線の不透過部分となり、そこで磨り面の反
対側の透明面から11察すると、たいていの場合着色部
分が反射光を感じることとなっている。
更に、従来のすりガラス面上へスクリーン印刷を施した
ものが安っぽい感じを与えると共に、優雅さを損ねる要
因に、磨り面側から見た場合にも、印刷された部分とそ
の他の磨り面部分とが同一面内にありながら全く異なる
外観を呈することにあった。その原因は印刷部分にはイ
ンクの合成樹脂膜面が所定の厚みで形成されて光沢面が
形成され、他の磨り面が乱反射による半光沢あるいは艶
消し面を形成しているのと差が明瞭に有り過ぎることに
ある。
〈発明が解決しようとするia題〉 このように、従来の磨り面の反対側の透明面からB察し
たとき反射光を感じるような印刷が施されている場合に
は、看者が受ける印象としては、折角すりガラスが乱反
射等による淡い感じを持っているにもかかわらず、それ
が印刷部分で消去されて、着色や明暗のコントラストが
きつく、その上に噴に塗料を付着させたような安っぽい
感じとなり、優雅さや、高級感が失われてしまうことが
否めない5そこで、インテリアや照明関係に用い難いも
のとなっていた。
この点を解決するために、例えば透明な合成樹脂等によ
って印刷インクを希釈し、固化した後も透明性を備えた
インクを用いて印刷することによって、印刷面を他の磨
り面に近い光透過性を持たせ得ることも考えられるが、
この場合も、印刷部分にインクの合成樹脂膜面が所定の
厚みで形成されて光沢面が形成され、他の自り面と差を
大きく看者に与えて、安っぽい感じとなり、優雅さや、
高級感が失われてしまうことが否めないものとなる。
く課M?!−解決するための手段〉 本発明者は、シルクスクリーン印刷法によりすりガラス
面上へ印刷した場合でも、すりガラスが有している淡い
外観を損うことなく、従来に無い優雅さや、高級感を与
える手段を種々検討した結果、ここに本発明の完成をみ
たのである。
このような本発明は、すりガラスの磨り面へインクを用
いてシルクスクリーン印刷する工程(I)。
前記印刷されたインクをガラスの治り面の凹部にのみ残
して取除く工程(II)、印刷された磨り面の洗浄工程
(Iu)を順次行うことを特徴とする印刷方法である。
ここでシルクスクリーン印刷する工程(1)は、すりガ
ラスの磨り面を上にしてその上にステンシルスクリーン
を載せ、そして、ガラスプリン1−用水性又は油性イン
クを用いてスキージ等により印刷を施す。この工程は従
来公知のあらゆる印刷手段1例えば唯一の版による一色
刷り、多数の版による多色刷り、前記特開昭61−58
889号にみられるような一つの版上でフィルt1と樹
脂液によりインク透過穴を適当に形成しながら多色印刷
を行う多色合せ刷りシルクスクリーン印刷法等を任意に
実施することができる。印刷に先立つ版の形成のための
手段が写真製版法によるものであってもよいし1手作業
や自動カッティング装置によるカッティング法によるも
のであってもよい。
印刷されたインクをガラスの磨り面の凹部にのみ残して
他を取除く工程(II)とは、次のような工程をいう。
すなわち、すりガラスには磨り面を形、成するために凹
凸が一般にロールワイヤブラシ等を用いて機械研磨によ
って数μ11程度に設けられている。スクリーン印刷さ
れたインクはそれ以上の)1スみを一般に形成している
。本工程(II)ではこの形成されているインク膜のう
ち、ガラスの磨り面の凹部に存在する層のみが残るよう
に、他の部分を取除くのである。このインク不要層を取
除く手段の最も実用的なのは、インクの成分樹脂が完全
に硬化しないうちに物理的手段によって取除く方法であ
る。具体的にはガラスよりも低硬度の木質やプラスチッ
ク製の広幅なへら等をガラスの磨り面上で摺動させてガ
ラスの磨り面から突出したインクを取除くのである。
この作業はシルク印刷直後はインクが液状であるためイ
ンクを磨り面の他の部分へ移動させて不適当であり、ま
た、インクが完全に硬化した後では物理的な除去が困短
となる。そこで、印刷されたインクが生乾きの状態のと
きがよいが、実際にはその状態を確認するのが容易では
ない。そこでインクが硬化した後に本工程を実施する方
が実施し易い。そのためには、溶剤により印刷面を膨潤
させた後に同様に物理的除去手段を構じるとよい。
インクをガラスの治り面の凹部にのみ残して取除く手段
は、前記のように物理的手段が好ましいが、他の例えば
印刷された。インクを表面から溶剤を用いて取除いてい
って、凹部にのみインクが残るようにする手段を酊定す
るものではない。
最後の印刷された磨り面の洗浄工程(1)は、いわば仕
上工程であって、前記工程(1)(1りを行っている過
程で生じた付着物の除去を目的としている。この洗浄工
程(m)は、まずシンナー等の溶剤でインクその他の付
着物を除去し、次に洗剤を用いて水洗するとよい。工程
(II)と工程(!■)は時間的にも、また、場所的に
も同時にあるいは連続させてすることができ、例えば洗
浄液の中で工程(11)の印刷されたインクをガラスの
磨り而の凹部にのみ残して他を取除く作業を行うことも
できる。
このような作業が実施されると工程(II)(11)が
同時に行なわれて高能率なものとなる。
く作用〉 本発明の方法においては、工程(1)ですりガラスの磨
り面へシルクスクリーン印刷がなさ九、これによってガ
ラスの磨り面の凹部のみならず凸部、更にそれ以上の層
厚で印刷インク層が形成される。
そして、工程(II)で前記印刷されたインクがガラス
の磨り面の凹部にのみ残して取除かれるため、印刷面が
透過光で見られ始め、すりガラスが持つ乱反射等による
淡い感じを印刷模様等に生かすことができる。最後に工
程(m)で印刷された磨す面の洗浄がなされる。
〈実施例〉 以下実施例によって本発明の詳細な説明する。
片面に磨り面を有した市販の2−厚のすりガラスの表面
を埃等の無いようにエアーブラシで取除いた後、シルク
スクリーン印刷台上に磨り面を上にして固定した。その
上に予めナイフを用いて輪郭線部分がカッティングされ
ているフィル11が貼られたステンシルスクリーンを重
ねて印刷の準備を終えた。
次に、各種色調に応じて、有機、無機顔料を配合したシ
リコーンアクリル樹脂の水系エマルジョン型ガラスプリ
ント用水性インクを用意し、最初に赤色を印刷すること
とし、ステンシル中の複数箇所のフィルムを剥離してイ
ンク透過穴を形成した。
スキージにより赤色部分を印刷した後、ステンシルをガ
ラス面から離し、前記インク透過穴をポリビニルアルコ
ール系樹脂液で塞ぎ、乾燥させて樹脂膜を形成させた。
次に黄色を印刷することとし、ステンシル中の複数箇所
のフィルムを剥離して黄色印刷用のインク透過穴を形成
し、前記同様操作により印刷した。
上記のような工程により順次、赤→黄→緑→紫→オレン
ジの5色をガラスの磨り面上の位置をそれぞれ変えて印
刷した(工程I)。これを室温で60分間放置してイン
クの樹脂が固まるのを待った。
このときのすりガラスの様子は、乱反射による淡い感じ
のすりガラスに対して光が不透過な印刷面が濃く形成さ
れた異和感のあるものであった。
インクが乾いた状態になったとき、印刷面へ溶剤を吹き
付けて膨潤させた後、木製のヘラを用いて磨り面側を強
制的に擦って磨り面の凹部に入ったインク以外の突出し
ているインクを取除いた(工程■)。
次にシンナーを含ませた布で磨り面全体を拭いて、付着
している不要なインク等を取除いた後。
中性洗剤を用いて全体を洗浄し、そして乾燥させた(工
程I■)。
〈発明の効果〉 本発明のすりガラス面上へのスクリーン印刷法の完成に
よって、従来不可能であった淡い透過光かつ磨り面と同
様な乱反射面を有したスクリーン印刷面を持つすりガラ
スを提供できることとなった。このすりガラスは従来の
ように印刷面にひっかき傷が付くという雑煮も無い特徴
を有している。
また、前述した多色合せ刷りシルクスクリーン印刷法を
工程([)で用いると、従来の多数の版による場合印刷
時のようにズレからくる異なる色調間の隙間が全く無い
ので(輪郭部分に従来は隙間が出来、これを他の色で埋
めていたので立体感を持たせることが困難であった)、
本発明では、明暗の規則的な使い分けによって立体感を
有した印刷が可能となった。
これらのことにより、優雅さや高級感を具備することが
要求されるインテリア方面等へのすりガラスの使用を高
める等の効果が得られる。
以上 出願人     71 [,0光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 すりガラスの磨り面へインクを用いてシルクスクリ
    ーン印刷する工程( I )、前記印刷されたインクをガ
    ラスの磨り面の凹部にのみ残して取除く工程(II)、印
    刷された磨り面の洗浄工程(III)を順次行うことを特
    徴とするすりガラス面上へのスクリーン印刷法。
JP14199288A 1988-06-08 1988-06-08 すりガラス面上へのスクリーン印刷法 Pending JPH01310990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14199288A JPH01310990A (ja) 1988-06-08 1988-06-08 すりガラス面上へのスクリーン印刷法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14199288A JPH01310990A (ja) 1988-06-08 1988-06-08 すりガラス面上へのスクリーン印刷法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01310990A true JPH01310990A (ja) 1989-12-15

Family

ID=15304876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14199288A Pending JPH01310990A (ja) 1988-06-08 1988-06-08 すりガラス面上へのスクリーン印刷法

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JP (1) JPH01310990A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6797324B2 (en) 2002-05-31 2004-09-28 Nicholas J. Pollara Glass printing process
CN104163073A (zh) * 2014-08-06 2014-11-26 李赏波 具有立体效果玻璃的制作工艺及相应的生产系统
CN105479959A (zh) * 2015-12-11 2016-04-13 哈尔滨联邦智能卡技术开发有限责任公司 一种奖状、奖牌、牌匾的制作方法
CN105835551A (zh) * 2016-04-29 2016-08-10 张家港市俊锋玻璃制品有限公司 玻璃瓶图案印刷方法及玻璃瓶烤花用烘干机

Cited By (5)

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