JPS6328312B2 - - Google Patents
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- JPS6328312B2 JPS6328312B2 JP54009758A JP975879A JPS6328312B2 JP S6328312 B2 JPS6328312 B2 JP S6328312B2 JP 54009758 A JP54009758 A JP 54009758A JP 975879 A JP975879 A JP 975879A JP S6328312 B2 JPS6328312 B2 JP S6328312B2
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- line
- shift
- lines
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/22—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources
- G09G3/28—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels
- G09G3/288—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels using AC panels
- G09G3/29—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels using AC panels using self-shift panels with sequential transfer of the discharges from an input position to a further display position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガス・パネルに係り、特に記憶され
且つ表示される情報が単一行又は多重行表示装置
において水平方向又は垂直方向にシフト可能なガ
ス・パネルに関する。
且つ表示される情報が単一行又は多重行表示装置
において水平方向又は垂直方向にシフト可能なガ
ス・パネルに関する。
従来のX−Yマトリクス・アドレス方式を採用
したガス・パネルは、一般に水平線及び垂直線そ
れぞれに個別的に駆動装置を必要とするので、実
施すると高価となる欠点がある。7×9の文字ド
ツト・マトリクスを有する80文字単一行表示装置
を使用すると、選択された垂直導体を付勢して選
択された座標交差点におけるガスをイオン化する
ようにアドレスするのに560個の垂直駆動装置を
必要とする。従来知られているX−Yマトリク
ス・アドレス方式パネルの変形例は米国特許第
3795908号に示されている。この例のシフト装置
は、3相又はそれ以上の多相順次駆動装置を使用
するものであり、パネル全体として必要な垂直駆
動装置が相数分だけですませることができる。そ
して、データはパネルの端部に入力され、全体の
メツセージが表示されるまである方向に順次シフ
トされる。かかるパネルは駆動回路のコストを節
約することができるが、全体としての文字容量が
制限されてしまう。これは、デイミング
(dimming)(動作が鈍くなること)を防止する
ために表示装置全体が高い繰返率で更新されなけ
ればならないからである。ここで、デイミングと
は、眼を追従させることができるほどではないが
気が付く程度の低速度(典型例ではこの速度は
177.8cm/秒(70インチ/秒)である)で文字を
表示装置に入力させる間あるいは更新する間、表
示装置から視覚的注意をそらしてしまうことをい
う。上述のように、従来のシフト・ガス・パネル
は概して低級な縦横比の大きい表示装置であつ
た。したがつて、シフト・ガス・パネルの速度を
大きくし且つ従来のパネルの欠点を除去する必要
がある。本発明の目的はこれらの問題点の解決に
ある。
したガス・パネルは、一般に水平線及び垂直線そ
れぞれに個別的に駆動装置を必要とするので、実
施すると高価となる欠点がある。7×9の文字ド
ツト・マトリクスを有する80文字単一行表示装置
を使用すると、選択された垂直導体を付勢して選
択された座標交差点におけるガスをイオン化する
ようにアドレスするのに560個の垂直駆動装置を
必要とする。従来知られているX−Yマトリク
ス・アドレス方式パネルの変形例は米国特許第
3795908号に示されている。この例のシフト装置
は、3相又はそれ以上の多相順次駆動装置を使用
するものであり、パネル全体として必要な垂直駆
動装置が相数分だけですませることができる。そ
して、データはパネルの端部に入力され、全体の
メツセージが表示されるまである方向に順次シフ
トされる。かかるパネルは駆動回路のコストを節
約することができるが、全体としての文字容量が
制限されてしまう。これは、デイミング
(dimming)(動作が鈍くなること)を防止する
ために表示装置全体が高い繰返率で更新されなけ
ればならないからである。ここで、デイミングと
は、眼を追従させることができるほどではないが
気が付く程度の低速度(典型例ではこの速度は
177.8cm/秒(70インチ/秒)である)で文字を
表示装置に入力させる間あるいは更新する間、表
示装置から視覚的注意をそらしてしまうことをい
う。上述のように、従来のシフト・ガス・パネル
は概して低級な縦横比の大きい表示装置であつ
た。したがつて、シフト・ガス・パネルの速度を
大きくし且つ従来のパネルの欠点を除去する必要
がある。本発明の目的はこれらの問題点の解決に
ある。
一般の交流プラズマ・シフト・パネルにおいて
は、データがデータ入力線を介して表示装置の一
側部に入力し、然る後に表示装置の適当な位置へ
向けて順次シフトされる。本発明は、パネル全体
にわたつて分布する多重データ入力線を使用する
ものであり、これにより物理的に一体のガス・パ
ネルは共通水平線と相駆動装置とを有する電気的
に相互接続された複数の小さなシフト・ガス・パ
ネルとして有効に動作するようになる。更新速度
はデータ入力線の数に直接的ではないが有効に関
係があるので、更新時間は具体的表示装置におい
てデイミングの問題が解消されるように選択され
得る。データ入力線(以下、D線と略称する)
は、すべての表示線に対する入力端として作用す
るように垂直線の長さ分だけ延び、またパネル導
電体パターンの一部として形成される。多重デー
タ入力線を1つの駆動装置のみで駆動させること
ができるが、選択的に書込み又は消去を行なうた
めに、モジユールをパツケージングする集積回路
として構成するのに好適な個別的水平選択回路が
使用される。このような態様で動作させることに
より、シフト・パネルが一般的製造技術により製
造されるように設計でき、且つ特別の表示装置の
要求に合つた速度を有するように設計できる。本
発明によるパネルの最大速度は、1つの文字に対
して1つのデータ入力線を割当てることによつて
得られる。しかし、一般にこのような高速動作は
必要でない。
は、データがデータ入力線を介して表示装置の一
側部に入力し、然る後に表示装置の適当な位置へ
向けて順次シフトされる。本発明は、パネル全体
にわたつて分布する多重データ入力線を使用する
ものであり、これにより物理的に一体のガス・パ
ネルは共通水平線と相駆動装置とを有する電気的
に相互接続された複数の小さなシフト・ガス・パ
ネルとして有効に動作するようになる。更新速度
はデータ入力線の数に直接的ではないが有効に関
係があるので、更新時間は具体的表示装置におい
てデイミングの問題が解消されるように選択され
得る。データ入力線(以下、D線と略称する)
は、すべての表示線に対する入力端として作用す
るように垂直線の長さ分だけ延び、またパネル導
電体パターンの一部として形成される。多重デー
タ入力線を1つの駆動装置のみで駆動させること
ができるが、選択的に書込み又は消去を行なうた
めに、モジユールをパツケージングする集積回路
として構成するのに好適な個別的水平選択回路が
使用される。このような態様で動作させることに
より、シフト・パネルが一般的製造技術により製
造されるように設計でき、且つ特別の表示装置の
要求に合つた速度を有するように設計できる。本
発明によるパネルの最大速度は、1つの文字に対
して1つのデータ入力線を割当てることによつて
得られる。しかし、一般にこのような高速動作は
必要でない。
本発明の主目的は、多重データ入力線を有する
改良されたシフト・ガス・パネルを提供すること
にある。
改良されたシフト・ガス・パネルを提供すること
にある。
本発明の別の目的は、多重データ線ガス放電シ
フト・パネル表示アセンブリを提供することにあ
る。
フト・パネル表示アセンブリを提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、回路が低コストで高速駆
動に好適な高速ガス放電シフト・パネル表示装置
を提供することにある。
動に好適な高速ガス放電シフト・パネル表示装置
を提供することにある。
本発明の別の目的は、デイミングの問題を生じ
させることなく、ある表示行においてデータを取
り扱つている間に残りの線を保持するような多重
行ガス放電シフト・パネルを提供することにあ
る。
させることなく、ある表示行においてデータを取
り扱つている間に残りの線を保持するような多重
行ガス放電シフト・パネルを提供することにあ
る。
本発明は、イオン化ガスが充填された第1及び
第2の密封ガラス板を有し、これらガラス板のそ
れぞれに導電体アレイを形成し、上記第1のガラ
ス板に設けられた一方のアレイの導体を上記第2
のガラス板に設けられた他方の導体と実質的に直
交するようにし、導体の各交差点をガス放電位置
とし、上記第1のガラス板に設けられた導体の数
を多相駆動源の相数の倍数に相当するものとし、
上記第1のガラス板に関連付けて多重データ入力
装置を設け、この多重データ入力装置を同時に動
作させるものである。
第2の密封ガラス板を有し、これらガラス板のそ
れぞれに導電体アレイを形成し、上記第1のガラ
ス板に設けられた一方のアレイの導体を上記第2
のガラス板に設けられた他方の導体と実質的に直
交するようにし、導体の各交差点をガス放電位置
とし、上記第1のガラス板に設けられた導体の数
を多相駆動源の相数の倍数に相当するものとし、
上記第1のガラス板に関連付けて多重データ入力
装置を設け、この多重データ入力装置を同時に動
作させるものである。
本発明の好ましい実施例の詳細説明に入る前
に、プラズマ・シフト・パネルの一般的特性につ
いて簡単に説明する。この技術分野において、X
−Yマトリクス・ガス放電表示装置の製造は公知
であり、その一例は米国特許第3837724号に開示
されている。交流X−Yアドレス可能パネル用の
ガス・パネル製造方法は本発明による高解像度シ
フト・パネルの製造方法と実質的に同一である。
付加したデータ入力線は導体分布の一部として形
成され得るからである。本発明の好ましい実施例
は、各行が40の文字を有する6つの行を含み各文
字が7×9のドツト・マトリクスによつて形成さ
れるようなパネルに関するものである。表示中の
光の強さを増大させるために、7×9文字マトリ
クス中の各ドツトは3つの垂直導体のうち2つを
表示に使用し、例えばφ2とφ3の導体において維
持動作を行なう一方φ1の導体において消去動作
を行なう。シフト・パネルの好ましい実施例にお
いて、維持周波数は50KHzであり、画素(PEL)
数すなわちパネルの線解像度は1cm当り約20(1
インチにつき50)PELであり、各PELは隣接す
る同一の相線間の距離を示す。本明細書において
“維持”及び“シフト”という語は交換可能に使
用されるが、これらの動作は50KHzの同一信号源
に基づいて行なわれるものである。シフト速度は
1つのPEL当り300マイクロ秒である。
に、プラズマ・シフト・パネルの一般的特性につ
いて簡単に説明する。この技術分野において、X
−Yマトリクス・ガス放電表示装置の製造は公知
であり、その一例は米国特許第3837724号に開示
されている。交流X−Yアドレス可能パネル用の
ガス・パネル製造方法は本発明による高解像度シ
フト・パネルの製造方法と実質的に同一である。
付加したデータ入力線は導体分布の一部として形
成され得るからである。本発明の好ましい実施例
は、各行が40の文字を有する6つの行を含み各文
字が7×9のドツト・マトリクスによつて形成さ
れるようなパネルに関するものである。表示中の
光の強さを増大させるために、7×9文字マトリ
クス中の各ドツトは3つの垂直導体のうち2つを
表示に使用し、例えばφ2とφ3の導体において維
持動作を行なう一方φ1の導体において消去動作
を行なう。シフト・パネルの好ましい実施例にお
いて、維持周波数は50KHzであり、画素(PEL)
数すなわちパネルの線解像度は1cm当り約20(1
インチにつき50)PELであり、各PELは隣接す
る同一の相線間の距離を示す。本明細書において
“維持”及び“シフト”という語は交換可能に使
用されるが、これらの動作は50KHzの同一信号源
に基づいて行なわれるものである。シフト速度は
1つのPEL当り300マイクロ秒である。
最後に、唯一の駆動信号すなわち維持信号を使
用して放電を開始し放電を維持する交流プラズ
マ・シフト・パネルには問題がある。この問題を
解決し確実に満足な動作を得るために、本発明に
よる駆動回路はバースト・モードで動作する。バ
ースト・モードにおいては、複数のサイクルから
なる1バーストが維持あるいはシフトに使用さ
れ、シフト・シーケンスの間隣に合つた相に多重
サイクル・オーバラツプが生じてシフト動作の間
の結合が強化される。ここで、“バースト”とは
シフト動作の間相線に与えられる維持サイクルの
数である。また、“オーバラツプ”とは、シフ
ト・シーケンスにおいて2つの隣り合つた相が同
時に維持される維持サイクルの数をいう。本発明
に使用される3相シフト装置においては、方向性
が維持されるべきときには、オーバラツプは 〔(バースト/2)−1〕 を越えることはない。本発明を使用せず単一のD
線を使用した場合、上記例の各文字行は108ミリ
秒という通常の更新時間を有し、この速度でシフ
トさせてデータを入力させていることが観察者の
目に入ることとなり、デイミング効果が生じるこ
ととなる。前述のように、多重データ線の概念を
用いるシフト・パネルの更新時間はデータ入力線
の数とは逆に変化する。従つて、D(データ入力)
線の数を適当に選択してより高速に動作させるこ
とによつてパネルにデータを入力させる際に生じ
るデイミング効果が除去される。本発明の好まし
い実施例においては、40個の文字に対して10本の
データ入力線が使用される。すなわち4つの文字
に対して1本のデータ線が使用される。好ましい
実施例の更新時間または他の電気的パラメータに
ついては以下に詳細に説明する。
用して放電を開始し放電を維持する交流プラズ
マ・シフト・パネルには問題がある。この問題を
解決し確実に満足な動作を得るために、本発明に
よる駆動回路はバースト・モードで動作する。バ
ースト・モードにおいては、複数のサイクルから
なる1バーストが維持あるいはシフトに使用さ
れ、シフト・シーケンスの間隣に合つた相に多重
サイクル・オーバラツプが生じてシフト動作の間
の結合が強化される。ここで、“バースト”とは
シフト動作の間相線に与えられる維持サイクルの
数である。また、“オーバラツプ”とは、シフ
ト・シーケンスにおいて2つの隣り合つた相が同
時に維持される維持サイクルの数をいう。本発明
に使用される3相シフト装置においては、方向性
が維持されるべきときには、オーバラツプは 〔(バースト/2)−1〕 を越えることはない。本発明を使用せず単一のD
線を使用した場合、上記例の各文字行は108ミリ
秒という通常の更新時間を有し、この速度でシフ
トさせてデータを入力させていることが観察者の
目に入ることとなり、デイミング効果が生じるこ
ととなる。前述のように、多重データ線の概念を
用いるシフト・パネルの更新時間はデータ入力線
の数とは逆に変化する。従つて、D(データ入力)
線の数を適当に選択してより高速に動作させるこ
とによつてパネルにデータを入力させる際に生じ
るデイミング効果が除去される。本発明の好まし
い実施例においては、40個の文字に対して10本の
データ入力線が使用される。すなわち4つの文字
に対して1本のデータ線が使用される。好ましい
実施例の更新時間または他の電気的パラメータに
ついては以下に詳細に説明する。
図面、特に第1図には、7×9の文字マトリク
スを使用し、各行が40個の文字を含む6個の行か
らなる240文字表示装置の好ましい実施例の駆動
パターンの幾何学的形態が示されている。第1図
において、交差点を形成する具体的導体相互接続
パターンは本発明を理解する上で不必要な部分が
省略されて示されている。本発明は、最も縦横比
の大きい表示装置(単一線)に最大の経済性を与
えんとするものであり、また多重線表示装置であ
るという特徴を有する。φ1、φ2、φ3信号を含む
3相駆動信号は3相母線からそれぞれ線23,2
4及び25を介して順次垂直パネル線に印加され
る。後にさらに詳細に説明するように、バース
ト・モードにおける維持信号は非選択行を維持す
るのに使用されるとともに選択された行の文字を
水平方向にシフトするのに使用される。また、本
発明は垂直方向のシフトにも適用可能である。た
だし、後の説明では、一例として水平方向のシフ
トのみを取り上げる。また、本発明をさらに詳細
に説明するにあたつては、データは右から入力し
て左へシフトするものとする。ただし、これは単
に設計選択の問題であり、本発明は同様に水平右
シフト・モードにも適用可能である。
スを使用し、各行が40個の文字を含む6個の行か
らなる240文字表示装置の好ましい実施例の駆動
パターンの幾何学的形態が示されている。第1図
において、交差点を形成する具体的導体相互接続
パターンは本発明を理解する上で不必要な部分が
省略されて示されている。本発明は、最も縦横比
の大きい表示装置(単一線)に最大の経済性を与
えんとするものであり、また多重線表示装置であ
るという特徴を有する。φ1、φ2、φ3信号を含む
3相駆動信号は3相母線からそれぞれ線23,2
4及び25を介して順次垂直パネル線に印加され
る。後にさらに詳細に説明するように、バース
ト・モードにおける維持信号は非選択行を維持す
るのに使用されるとともに選択された行の文字を
水平方向にシフトするのに使用される。また、本
発明は垂直方向のシフトにも適用可能である。た
だし、後の説明では、一例として水平方向のシフ
トのみを取り上げる。また、本発明をさらに詳細
に説明するにあたつては、データは右から入力し
て左へシフトするものとする。ただし、これは単
に設計選択の問題であり、本発明は同様に水平右
シフト・モードにも適用可能である。
前述のように、4つの文字それぞれには別個の
データ入力線が使用されるので、データ入力線3
1,32,33及び34は文字1、5、9及び37
にそれぞれ関連するとともにこれらの文字とグル
ープをなす4つの文字に対してもそれぞれ作用す
る。理解を容易にするために、図面には個々の文
字の列1と7のみが示され、各列はφ1、φ2、φ3
線を含む。これは前述のように文年解像度を1cm
につき約20PEL(1インチ当50PEL)にするため
である。文字の入力は、各スライスが9ビツトの
7×9ドツト・マトリクス文字からなる一連の垂
直スライスを基礎としてD線から行なわれる。デ
ータ入力線は線25のφ3シフト信号と同期して
動作し、選択された行に応じて関連した水平線が
付勢され、選択すなわち書込み信号が2進数の1
というアドレスを有する関連した線に入力され、
非選択水平信号が2進数の0というアドレスを有
する線に入力される。D線が完全に作動される関
連した水平導体によつて選択が行なわれることは
明らかであろう。
データ入力線が使用されるので、データ入力線3
1,32,33及び34は文字1、5、9及び37
にそれぞれ関連するとともにこれらの文字とグル
ープをなす4つの文字に対してもそれぞれ作用す
る。理解を容易にするために、図面には個々の文
字の列1と7のみが示され、各列はφ1、φ2、φ3
線を含む。これは前述のように文年解像度を1cm
につき約20PEL(1インチ当50PEL)にするため
である。文字の入力は、各スライスが9ビツトの
7×9ドツト・マトリクス文字からなる一連の垂
直スライスを基礎としてD線から行なわれる。デ
ータ入力線は線25のφ3シフト信号と同期して
動作し、選択された行に応じて関連した水平線が
付勢され、選択すなわち書込み信号が2進数の1
というアドレスを有する関連した線に入力され、
非選択水平信号が2進数の0というアドレスを有
する線に入力される。D線が完全に作動される関
連した水平導体によつて選択が行なわれることは
明らかであろう。
上述の個々のシフト信号には隣り合つた相間の
パルスのうち3つのパルスがオーバラツプするよ
うな一連の8個のパルス・バーストが使用され、
φ1の第6パルス間隔においてφ2が開始され、こ
れと同時にφ2の第6パルス間隔においてφ3が開
始され、行全体が完成するまで選択された行にデ
ータ・スライスが入力されるごとにシーケンスが
繰り返される。φ2とφ3がオーバラツプする間の
共通の3つのパルスは非選択行に対する維持すな
わち保持時間として使用される。3相シフト装置
について上述したように、方向性が維持されるべ
きときには、オーバラツプは、 バースト/2−1 を越えてはならない。最大シフト速度は、バース
ト時間を短縮し且つオーバラツプをパネル及び消
去波形特性が許容する最大値に維持することによ
つて得られる。バーストを8、オーバラツプを3
にすることによつて、維持周波数を50KHzとした
場合シフト・シーケンス時間が300マイクロ秒と
なり、2.7ミリ秒以内に7×9文字行がシフトさ
れ、108ミリ秒以内に360回シフトされ文字行全体
が更新される。全体のシフトすなわち更新シーケ
ンスは、40個の文字行に対して全体で360個シフ
ト位置を設けるために、7個の文字位置と文字間
の2つの位置を含む。垂直駆動線35,37及び
39は文字1の第1垂直スライスを示し、線4
1,43及び45は上述した7×9ドツト・マト
リクスを使用する文字1の第7列を示す。同様
に、線47,49及び51は文字5の列1に関係
し、線53,55及び57は文字5の列7に関係
している。なお、図面中には、理解を容易にする
ために、各行の4つの文字それぞれについて7つ
の垂直スライスのうち2つのみが示され、特定グ
ループ中の4つの文字のうち1つのみが示されて
いる。また、図面に示されているように、6個の
行のそれぞれはそれに関連する9本の線を有し、
例えば終端部の行1は線1乃至9を含む。理解を
容易にし且つ図面を簡単にするために、水平行導
体はパネルの反対端において終端されるものとし
て示されている。データ入力線すなわちD線3
1,32,33,34はそれぞれ駆動回路に接続
され、駆動回路は選択された機能に応じて書込み
信号、消去信号又は非選択に基づく維持信号を出
力する。一方、ビツト・アドレスが1を示してい
るかまたは0を示しているかに応じてスライスを
基本として水平線によつて選択が行なわれる。
パルスのうち3つのパルスがオーバラツプするよ
うな一連の8個のパルス・バーストが使用され、
φ1の第6パルス間隔においてφ2が開始され、こ
れと同時にφ2の第6パルス間隔においてφ3が開
始され、行全体が完成するまで選択された行にデ
ータ・スライスが入力されるごとにシーケンスが
繰り返される。φ2とφ3がオーバラツプする間の
共通の3つのパルスは非選択行に対する維持すな
わち保持時間として使用される。3相シフト装置
について上述したように、方向性が維持されるべ
きときには、オーバラツプは、 バースト/2−1 を越えてはならない。最大シフト速度は、バース
ト時間を短縮し且つオーバラツプをパネル及び消
去波形特性が許容する最大値に維持することによ
つて得られる。バーストを8、オーバラツプを3
にすることによつて、維持周波数を50KHzとした
場合シフト・シーケンス時間が300マイクロ秒と
なり、2.7ミリ秒以内に7×9文字行がシフトさ
れ、108ミリ秒以内に360回シフトされ文字行全体
が更新される。全体のシフトすなわち更新シーケ
ンスは、40個の文字行に対して全体で360個シフ
ト位置を設けるために、7個の文字位置と文字間
の2つの位置を含む。垂直駆動線35,37及び
39は文字1の第1垂直スライスを示し、線4
1,43及び45は上述した7×9ドツト・マト
リクスを使用する文字1の第7列を示す。同様
に、線47,49及び51は文字5の列1に関係
し、線53,55及び57は文字5の列7に関係
している。なお、図面中には、理解を容易にする
ために、各行の4つの文字それぞれについて7つ
の垂直スライスのうち2つのみが示され、特定グ
ループ中の4つの文字のうち1つのみが示されて
いる。また、図面に示されているように、6個の
行のそれぞれはそれに関連する9本の線を有し、
例えば終端部の行1は線1乃至9を含む。理解を
容易にし且つ図面を簡単にするために、水平行導
体はパネルの反対端において終端されるものとし
て示されている。データ入力線すなわちD線3
1,32,33,34はそれぞれ駆動回路に接続
され、駆動回路は選択された機能に応じて書込み
信号、消去信号又は非選択に基づく維持信号を出
力する。一方、ビツト・アドレスが1を示してい
るかまたは0を示しているかに応じてスライスを
基本として水平線によつて選択が行なわれる。
本発明は、例えば80Vの完全選択信号が選択さ
れた線に印加され且つ0Vが非選択線に印加され
るような完全選択信号技術が使用される。このよ
うな技術は、例えば米国特許第4097856号に記載
されている。書込みの詳細については後に第2図
乃至第4図を参照して説明する。文字の各列は選
択されたD線すなわち好ましい実施例においては
10本のD線に書込まれ、D線から対応する隣接文
字列にデータをシフトするために15個の一連のパ
ルスが発生され、このようなシーケンスが9回行
なわれた後、10番目のシーケンスによつて7×9
文字が完成され且つ1つの文字に対して2つのス
ペースが入力されるとともにデータ入力位置のす
ぐ近くの位置にシフトされる。文字の間に2つの
スペース記間隔が形成されると、このとき第2の
10個の文字が処理される。10個のグループそれぞ
れに4つの文字が入り込み1行に40個の文字全部
がそろうと、続いて次の行に情報が書込まれ、こ
の間第1のすなわち情報がすでに存在する行の情
報は維持される。そして、すべてデータが6個の
行に入り込んで240個の文字の表示を完成させる
まで同じ動作が繰り返される。なお、前述のよう
に、理解を容易にするために第1図に4つの行し
か示されていない。
れた線に印加され且つ0Vが非選択線に印加され
るような完全選択信号技術が使用される。このよ
うな技術は、例えば米国特許第4097856号に記載
されている。書込みの詳細については後に第2図
乃至第4図を参照して説明する。文字の各列は選
択されたD線すなわち好ましい実施例においては
10本のD線に書込まれ、D線から対応する隣接文
字列にデータをシフトするために15個の一連のパ
ルスが発生され、このようなシーケンスが9回行
なわれた後、10番目のシーケンスによつて7×9
文字が完成され且つ1つの文字に対して2つのス
ペースが入力されるとともにデータ入力位置のす
ぐ近くの位置にシフトされる。文字の間に2つの
スペース記間隔が形成されると、このとき第2の
10個の文字が処理される。10個のグループそれぞ
れに4つの文字が入り込み1行に40個の文字全部
がそろうと、続いて次の行に情報が書込まれ、こ
の間第1のすなわち情報がすでに存在する行の情
報は維持される。そして、すべてデータが6個の
行に入り込んで240個の文字の表示を完成させる
まで同じ動作が繰り返される。なお、前述のよう
に、理解を容易にするために第1図に4つの行し
か示されていない。
更新時間の増加は後に詳述するようにデータ入
力数に関係している。更新時間はほぼ1/Dであ
らわすことができる(ここでDはデータ入力線の
数である)。従つて、本発明の好ましい実施例に
おいて、10本のD線を使用する場合、更新時間は
約10のフアクタで減少する。
力数に関係している。更新時間はほぼ1/Dであ
らわすことができる(ここでDはデータ入力線の
数である)。従つて、本発明の好ましい実施例に
おいて、10本のD線を使用する場合、更新時間は
約10のフアクタで減少する。
最後に、消去動作について説明する。通常、メ
ツセージが表示装置中に入力されているときに
は、φ2及びφ3線に維持信号が印加されて表示装
置の光の強さが増大される一方、垂直φ1駆動装
置から消去信号が印加されて表示シーケンスの間
φ1線がオフ状態に維持される。通常、新しい情
報が表示装置に入力して現存情報と置換され、現
存情報は表示装置の反対端からシフトされて外へ
出てしまうので、消去動作は使用されることはな
い。シフト文字パネルはアドレス不可能という性
質があるので、行あるいはメーセージ全体といつ
た大規模な消去を除いて選択的消去は行なうこと
ができない。画素を消去し得る唯一の方法は、画
素をパネルの端部を越えるようにシフトすること
である。しかし、部分メツセージや一連のブラン
クで始まるメツセージのような場合、新しい情報
の入力前に、現存情報は消去されるべきである。
垂直相駆動装置から出力される消去波形がパネル
全体に共通である点で消去信号は相駆動装置に関
係している。従つて、通常の動作モードではパネ
ルは完全に消去される。しかし、水平行駆動回路
を適当に制御することによつて、単一の行を消去
することができる。φ2及びφ3駆動装置に印加さ
れる駆動信号を適当な時点で交換することによつ
て、シフト方向は左から右に変化する。消去波形
及びバースト及びオーバラツプとの関係を含めて
消去回路に関する更に詳細な説明は後に第3図及
び第4図を参照して行なう。
ツセージが表示装置中に入力されているときに
は、φ2及びφ3線に維持信号が印加されて表示装
置の光の強さが増大される一方、垂直φ1駆動装
置から消去信号が印加されて表示シーケンスの間
φ1線がオフ状態に維持される。通常、新しい情
報が表示装置に入力して現存情報と置換され、現
存情報は表示装置の反対端からシフトされて外へ
出てしまうので、消去動作は使用されることはな
い。シフト文字パネルはアドレス不可能という性
質があるので、行あるいはメーセージ全体といつ
た大規模な消去を除いて選択的消去は行なうこと
ができない。画素を消去し得る唯一の方法は、画
素をパネルの端部を越えるようにシフトすること
である。しかし、部分メツセージや一連のブラン
クで始まるメツセージのような場合、新しい情報
の入力前に、現存情報は消去されるべきである。
垂直相駆動装置から出力される消去波形がパネル
全体に共通である点で消去信号は相駆動装置に関
係している。従つて、通常の動作モードではパネ
ルは完全に消去される。しかし、水平行駆動回路
を適当に制御することによつて、単一の行を消去
することができる。φ2及びφ3駆動装置に印加さ
れる駆動信号を適当な時点で交換することによつ
て、シフト方向は左から右に変化する。消去波形
及びバースト及びオーバラツプとの関係を含めて
消去回路に関する更に詳細な説明は後に第3図及
び第4図を参照して行なう。
第2A図及び第2B図は本発明による書込み、
維持及びシフト動作を示すタイミング図である。
ただし、第2A図及び第2B図に示された動作シ
ーケンスは本発明の好ましい実施例の動作に何ら
関係なく、単に特定の動作を示すものである。あ
らゆるシーケンス(書込み、維持、左シフト、右
シフト)は他のシーケンスに先立つて行なわれる
かあるいは後に行なわれる。あるPEL位置にあ
るデータをシフトするのに必要なシフト・シーケ
ンスすなわちある表示位置から対応する隣接表示
位置にデータをシフトするのに必要なシフト・シ
ーケンスには15の維持サイクルが含まれる。第2
A図及び第2B図に示された4本の線すなわち、
D線及びφ1、φ2及びφ3線は通常維持又は消去モ
ードで動作する。ただし、D線は、書込み動作の
間書込み信号を付加されることによつて変化され
る。従つて、D線はデータをパネルに実際に書込
むことができる唯一の線である。
維持及びシフト動作を示すタイミング図である。
ただし、第2A図及び第2B図に示された動作シ
ーケンスは本発明の好ましい実施例の動作に何ら
関係なく、単に特定の動作を示すものである。あ
らゆるシーケンス(書込み、維持、左シフト、右
シフト)は他のシーケンスに先立つて行なわれる
かあるいは後に行なわれる。あるPEL位置にあ
るデータをシフトするのに必要なシフト・シーケ
ンスすなわちある表示位置から対応する隣接表示
位置にデータをシフトするのに必要なシフト・シ
ーケンスには15の維持サイクルが含まれる。第2
A図及び第2B図に示された4本の線すなわち、
D線及びφ1、φ2及びφ3線は通常維持又は消去モ
ードで動作する。ただし、D線は、書込み動作の
間書込み信号を付加されることによつて変化され
る。従つて、D線はデータをパネルに実際に書込
むことができる唯一の線である。
まず、第2A図はデータの1つのスライスが1
個のPEL位置だけシフトされる位相シフト・シ
ーケンスを示す。シフト・パネルの維持余裕は、
2つの隣接した相が同時に維持されているときの
維持交番の数だけでなくシフト動作の間にある相
に与えられる維持交番の数の影響を受ける。図示
のように、バースト・シーケンスは3つのサイク
ル・オーバラツプを有する8つの維持サイクルか
らなるので、データの1つのスライスを1画素位
置だけシフトするのに必要なシフト・シーケンス
は15サイクルである。行選択動作の間非選択行に
印加される維持信号の修正された形である一連の
保持信号はφ2とφ3信号のオーバラツプの間に生
じる。前述のようにφ2とφ3線に印加される駆動
信号を反転させることによつてシフト方向が逆転
して反対方向となり、第2A図の第3シーケンス
に示されているように右シフト動作となる。文字
1を右に完全にシフトするには、9個の右シフ
ト・シーケンスを必要とし、完全にシフトされる
と、D線(データ入力線)には何のデータも表示
されない。第2A図及び第2B図において、実線
はφ1、φ2、φ3維持を示し、破線はその相の消去
を示し、D線におけるパルスは2つのサイクルの
書込みシーケンスを示す。
個のPEL位置だけシフトされる位相シフト・シ
ーケンスを示す。シフト・パネルの維持余裕は、
2つの隣接した相が同時に維持されているときの
維持交番の数だけでなくシフト動作の間にある相
に与えられる維持交番の数の影響を受ける。図示
のように、バースト・シーケンスは3つのサイク
ル・オーバラツプを有する8つの維持サイクルか
らなるので、データの1つのスライスを1画素位
置だけシフトするのに必要なシフト・シーケンス
は15サイクルである。行選択動作の間非選択行に
印加される維持信号の修正された形である一連の
保持信号はφ2とφ3信号のオーバラツプの間に生
じる。前述のようにφ2とφ3線に印加される駆動
信号を反転させることによつてシフト方向が逆転
して反対方向となり、第2A図の第3シーケンス
に示されているように右シフト動作となる。文字
1を右に完全にシフトするには、9個の右シフ
ト・シーケンスを必要とし、完全にシフトされる
と、D線(データ入力線)には何のデータも表示
されない。第2A図及び第2B図において、実線
はφ1、φ2、φ3維持を示し、破線はその相の消去
を示し、D線におけるパルスは2つのサイクルの
書込みシーケンスを示す。
第2B図は2つの右シフト・シーケンスを例示
したものであるが、この例は、1つの文字を完全
にシフトするのに9つのシーケンス(7つの文字
スライスと2つの線スペース)を必要とするもの
である。これら9個のシフト・シーケンスは、各
シーケンスが15個の維持または消去サイクルを有
し、パネルにデータを入力するかあるいはパネル
からデータを除去するのに必要なものである。本
発明は、偏集が作業の重要部分を占めるようなあ
らゆる動作に使用されることはないであろうこと
に留意されたい。シフト動作に使用されるバース
ト・シーケンスは選択されたセルが安定な
“ON”状態となることができるようにするため
に使用され、一方オーバラツプはシフト動作の間
隣接した導電体間の結合を強めるのに使用され
る。また、D線はφ3線と同期して駆動される。
シフト動作によつて情報がすでに位置付けられて
いるときには、φ2とφ3線は輝度を所望レベルに
するために“ON”状態に維持される。上述の周
波数においてこのように動作することによつて、
デイミング効果は生じない。したがつて観察者に
はデータがどちらかの方向にシフトしているよう
には見えず、X−Yアドレス・マトリクス・パネ
ルと同様にすべてのデータがパネル上に瞬時に表
示される。
したものであるが、この例は、1つの文字を完全
にシフトするのに9つのシーケンス(7つの文字
スライスと2つの線スペース)を必要とするもの
である。これら9個のシフト・シーケンスは、各
シーケンスが15個の維持または消去サイクルを有
し、パネルにデータを入力するかあるいはパネル
からデータを除去するのに必要なものである。本
発明は、偏集が作業の重要部分を占めるようなあ
らゆる動作に使用されることはないであろうこと
に留意されたい。シフト動作に使用されるバース
ト・シーケンスは選択されたセルが安定な
“ON”状態となることができるようにするため
に使用され、一方オーバラツプはシフト動作の間
隣接した導電体間の結合を強めるのに使用され
る。また、D線はφ3線と同期して駆動される。
シフト動作によつて情報がすでに位置付けられて
いるときには、φ2とφ3線は輝度を所望レベルに
するために“ON”状態に維持される。上述の周
波数においてこのように動作することによつて、
デイミング効果は生じない。したがつて観察者に
はデータがどちらかの方向にシフトしているよう
には見えず、X−Yアドレス・マトリクス・パネ
ルと同様にすべてのデータがパネル上に瞬時に表
示される。
第3図には、本発明において消去、書込み、維
持及び保持機能を行なうのに使用される信号波形
が示されている。前述のように、波形aとして示
されているD線には、消去、書込み及び維持信号
が印加され、通常、消去、書込み又は維持モード
で動作する。50KHzの周波数で動作する場合、消
去信号波形はパネルの動作余裕すなわちVs
(max)−Vs(min)(上記実施例の場合9V)に大
きな影響を与えるので、消去信号波形の調整は精
確に行なわなくてはならない。消去信号の大きさ
を大きくするとシフト動作の結合が強まつてVs
(max)が低下し、消去信号の大きさを小さくす
ると結合が弱まつてVs(min)が大きくなり、各
動作において双方の信号が維持余裕を減少させ
る。小さな消去信号により高い維持レベルにおけ
る動作を可能にする一方、オーバラツプが3サイ
クルに維持されているときには大きな消去信号を
用いることによつて強い結合が可能となる。消去
パルスの形と、隣接導体間の結合と、オーバラツ
プとの間には相互関係がある。
持及び保持機能を行なうのに使用される信号波形
が示されている。前述のように、波形aとして示
されているD線には、消去、書込み及び維持信号
が印加され、通常、消去、書込み又は維持モード
で動作する。50KHzの周波数で動作する場合、消
去信号波形はパネルの動作余裕すなわちVs
(max)−Vs(min)(上記実施例の場合9V)に大
きな影響を与えるので、消去信号波形の調整は精
確に行なわなくてはならない。消去信号の大きさ
を大きくするとシフト動作の結合が強まつてVs
(max)が低下し、消去信号の大きさを小さくす
ると結合が弱まつてVs(min)が大きくなり、各
動作において双方の信号が維持余裕を減少させ
る。小さな消去信号により高い維持レベルにおけ
る動作を可能にする一方、オーバラツプが3サイ
クルに維持されているときには大きな消去信号を
用いることによつて強い結合が可能となる。消去
パルスの形と、隣接導体間の結合と、オーバラツ
プとの間には相互関係がある。
本発明に使用される第3図に示された消去信号
は、2つの特徴、すなわち結合を強めるための大
きな立上り端と、消去を行なうための適当なパル
ス幅とを有する。適当に調整すれば、この消去信
号によつて所要のバースト及びオーバラツプ時間
が減少し、50KHzの周波数において、最良のシフ
ト余裕が得られる。第3図の波形aに示された消
去パルスの形はシフト余裕にわずかな損失が生じ
るのみでパルス更新時間を減少させる。第3図に
示された消去、書込み及び維持シーケンスはデー
タが入力されるかあるいは除去される選択された
行に適用され、保持動作は残りの非選択行を維持
するものである。
は、2つの特徴、すなわち結合を強めるための大
きな立上り端と、消去を行なうための適当なパル
ス幅とを有する。適当に調整すれば、この消去信
号によつて所要のバースト及びオーバラツプ時間
が減少し、50KHzの周波数において、最良のシフ
ト余裕が得られる。第3図の波形aに示された消
去パルスの形はシフト余裕にわずかな損失が生じ
るのみでパルス更新時間を減少させる。第3図に
示された消去、書込み及び維持シーケンスはデー
タが入力されるかあるいは除去される選択された
行に適用され、保持動作は残りの非選択行を維持
するものである。
消去動作において、D線には第3図の波形aに
示されるような消去信号が発生し、相線には第3
図の波形bに示されるような消去信号が発生す
る。水平線Hは、第1サイクルの基準期間(t1−
t3)の間接地電位に維持される。また、水平線H
には第1サイクルの(t3−t4)の間正パルスが発
生される。第3図の波形dとeに示された信号A
−C及びB−Cの組合せが上述の特徴を有する消
去パルスである。
示されるような消去信号が発生し、相線には第3
図の波形bに示されるような消去信号が発生す
る。水平線Hは、第1サイクルの基準期間(t1−
t3)の間接地電位に維持される。また、水平線H
には第1サイクルの(t3−t4)の間正パルスが発
生される。第3図の波形dとeに示された信号A
−C及びB−Cの組合せが上述の特徴を有する消
去パルスである。
通常の書込みシーケンスにおいては、時刻t8に
なるとD線に全振幅の書込みパルスが印加され
る。通常時刻t7とt7の間発生される水平維持信号
が時刻t9まで延長して発生され、第3図の波形c
に示されるような選択信号が発生される一方、非
選択()線が時刻t8から時刻t9の間低レ
ベルに保持される。書込みパルスが印加される
と、D線と選択された水平線との交差点に位置す
るセルは、第3図の波形dに示されるように時刻
t8からt9の間合成信号によつて書込みを受ける。
これによりD線と選択された水平線との交差点に
おいて発光が生じるが、第3図の波形dに示され
るように非選択()水平線とD線との
交差点には発光は生じない。サイクル3すなわち
時刻t9と時刻t13の間に行なわれる維持シーケンス
において、φ2またはφ3線上のセルが維持される。
D線が第3図の波形aとして示される維持信号を
受けている間、選択された列の水平線は第3図の
波形cとして示される維持信号を受ける。D線と
選択された水平線との間に与えられる合成維持信
号は第3図の波形dとして示され、相線と水平線
との間の合成信号は第3図の波形eとして示され
ており、これと同じ波形が維持作用に使用され
る。
なるとD線に全振幅の書込みパルスが印加され
る。通常時刻t7とt7の間発生される水平維持信号
が時刻t9まで延長して発生され、第3図の波形c
に示されるような選択信号が発生される一方、非
選択()線が時刻t8から時刻t9の間低レ
ベルに保持される。書込みパルスが印加される
と、D線と選択された水平線との交差点に位置す
るセルは、第3図の波形dに示されるように時刻
t8からt9の間合成信号によつて書込みを受ける。
これによりD線と選択された水平線との交差点に
おいて発光が生じるが、第3図の波形dに示され
るように非選択()水平線とD線との
交差点には発光は生じない。サイクル3すなわち
時刻t9と時刻t13の間に行なわれる維持シーケンス
において、φ2またはφ3線上のセルが維持される。
D線が第3図の波形aとして示される維持信号を
受けている間、選択された列の水平線は第3図の
波形cとして示される維持信号を受ける。D線と
選択された水平線との間に与えられる合成維持信
号は第3図の波形dとして示され、相線と水平線
との間の合成信号は第3図の波形eとして示され
ており、これと同じ波形が維持作用に使用され
る。
シフト動作が行なわれるとき、シフトされるべ
きでない行はそれらの大容量プルアツプ・トラン
ジスタにパルスが与えられないので静止状態が保
持され、非選択行のセルは保持サイクル4におい
て第3図の波形d及びeとして示される合成保持
信号を受ける。静止すなわち非シフト文字行に印
加される電圧の尖頭値はアバランシユを生じさせ
るには十分でなく、この文字行のセルは発光しな
い。しかし、好ましい実施例に関連して説明した
動作周波数の通常の維持信号が再び印加される
と、交流プラズマ・パネルの固有メモリ特性によ
り、静止文字行に前に含まれていたデータが再び
表われる。ただし、人間の眼にはパネルのスクリ
ーンに表示が維持されていたように見える。選択
された行は通常パルスを受ける大容量プルアツ
プ・トランジスタを有し、合成信号波形はシフ
ト・シーケンスにおける時間に依存する。第1図
及び第3図には示されていないが、パネルの動作
を容易にするためにパイロツト動作が行なわれ
る。すなわち、パネル動作を開始するための準安
定源を得るためにパネルの観察面の向う側からパ
イロツト光が発せられる。パイロツト動作はこの
分野において公知であり、例えば米国特許第
3609658号に記載されている。
きでない行はそれらの大容量プルアツプ・トラン
ジスタにパルスが与えられないので静止状態が保
持され、非選択行のセルは保持サイクル4におい
て第3図の波形d及びeとして示される合成保持
信号を受ける。静止すなわち非シフト文字行に印
加される電圧の尖頭値はアバランシユを生じさせ
るには十分でなく、この文字行のセルは発光しな
い。しかし、好ましい実施例に関連して説明した
動作周波数の通常の維持信号が再び印加される
と、交流プラズマ・パネルの固有メモリ特性によ
り、静止文字行に前に含まれていたデータが再び
表われる。ただし、人間の眼にはパネルのスクリ
ーンに表示が維持されていたように見える。選択
された行は通常パルスを受ける大容量プルアツ
プ・トランジスタを有し、合成信号波形はシフ
ト・シーケンスにおける時間に依存する。第1図
及び第3図には示されていないが、パネルの動作
を容易にするためにパイロツト動作が行なわれ
る。すなわち、パネル動作を開始するための準安
定源を得るためにパネルの観察面の向う側からパ
イロツト光が発せられる。パイロツト動作はこの
分野において公知であり、例えば米国特許第
3609658号に記載されている。
第4A図及び第4B図には、多重データ入力及
びこれに関連した維持、書込み及び消去動作を行
なうのに必要な水平及び垂直駆動回路が示されて
いる。これらの動作は、相駆動装置、D線及びこ
れに関連する水平導体に対して各動作に関係する
信号を印加することによつて達成される。まず、
第4A図を参照するに、この図に示された回路は
簡略化された垂直駆動回路である。D線は3相駆
動されるので3つの垂直駆動回路が必要である。
D線に書込みを行なうのに必要な回路はブロツク
51中に示されている。第4A図の残りの回路は
3相垂直シフト線に対して消去、維持及び保持作
用をなすものである。PNPトランジスタ63は
選択された相線をシフト電源電圧VSHにするよう
に動作し、NPNトランジスタ67は選択された
相線を接地レベルにするように動作し、トランジ
スタ63と67はそれぞれ入力線65と66を介
してベースに印加される論理信号によつて制御さ
れる。第3図の維持サイクルに示されているよう
に、デバイス67及び63を交互にオン状態にす
ることによつてシフト線に維持作用が行なわれ
る。PNPトランジスタ71は、シフト電位より
低い消去信号を関連したシフト線59に印加する
のに使用される。消去サイクルはデバイス71と
67を交互にオン状態にすることによつて作り出
される。D線はφ3線と一組のシフト・トランジ
スタを共用するものであるため、個々のD線はト
ランジスタ52、抵抗器53、及びダイオード5
5からなる付加回路のみを必要とする。非選択動
作、保持又はシフト動作を行なう場合、D線は抵
抗器53を介してVE又はVSHを受けるか、または
ダイオード55を介して接地される。第3図に示
された時刻t8において開始される選択書込み動作
の間、選択されたD線はデバイス52の作用によ
り第3図の波形aで示されるような書込みレベル
(−VW)になり、選択されないD線は抵抗器53
及びダイオード55によつて接地電位に保持され
る。10本のD線を使用する好ましい実施例におい
ては、第4A図のブロツク51に示されるように
トランジスタ52、抵抗器53、ダイオード55
を有する10個の回路を具備する。
びこれに関連した維持、書込み及び消去動作を行
なうのに必要な水平及び垂直駆動回路が示されて
いる。これらの動作は、相駆動装置、D線及びこ
れに関連する水平導体に対して各動作に関係する
信号を印加することによつて達成される。まず、
第4A図を参照するに、この図に示された回路は
簡略化された垂直駆動回路である。D線は3相駆
動されるので3つの垂直駆動回路が必要である。
D線に書込みを行なうのに必要な回路はブロツク
51中に示されている。第4A図の残りの回路は
3相垂直シフト線に対して消去、維持及び保持作
用をなすものである。PNPトランジスタ63は
選択された相線をシフト電源電圧VSHにするよう
に動作し、NPNトランジスタ67は選択された
相線を接地レベルにするように動作し、トランジ
スタ63と67はそれぞれ入力線65と66を介
してベースに印加される論理信号によつて制御さ
れる。第3図の維持サイクルに示されているよう
に、デバイス67及び63を交互にオン状態にす
ることによつてシフト線に維持作用が行なわれ
る。PNPトランジスタ71は、シフト電位より
低い消去信号を関連したシフト線59に印加する
のに使用される。消去サイクルはデバイス71と
67を交互にオン状態にすることによつて作り出
される。D線はφ3線と一組のシフト・トランジ
スタを共用するものであるため、個々のD線はト
ランジスタ52、抵抗器53、及びダイオード5
5からなる付加回路のみを必要とする。非選択動
作、保持又はシフト動作を行なう場合、D線は抵
抗器53を介してVE又はVSHを受けるか、または
ダイオード55を介して接地される。第3図に示
された時刻t8において開始される選択書込み動作
の間、選択されたD線はデバイス52の作用によ
り第3図の波形aで示されるような書込みレベル
(−VW)になり、選択されないD線は抵抗器53
及びダイオード55によつて接地電位に保持され
る。10本のD線を使用する好ましい実施例におい
ては、第4A図のブロツク51に示されるように
トランジスタ52、抵抗器53、ダイオード55
を有する10個の回路を具備する。
各画素には3本の垂直駆動線が使用されるの
で、シフト・シーケンスには3つの第4A図に示
されるような垂直駆動回路が必要である。維持シ
ーケンスの間、φ2又はφ3線のセルは第3図の波
形dとeとして示されているようにサイクル3す
なわち時刻t9から時刻t13までの間合成電圧を受
け、一方、φ1線のセルは第3図の波形d及びe
に示されているようにサイクル1すなわち時刻t1
から時刻t5の間消去シーケンス信号を受ける。シ
フトが行なわれるとき、シフトが行なわれるべき
でない行すなわち非選択行はそれらの大容量プル
アツプ・トランジスタにパルスが与えられないの
で静止状態に保持される。これらの行のセルは第
3図の波形d及びeに示されているように時刻
t13から時刻t14までの間合成保持電圧を受ける。
静止状態にある文字行に印加される電圧の尖頭値
ではアバランシユを生じさせるには不十分なの
で、これらの文字行のセルは発光しない。しか
し、通常の維持信号が再び印加されると、交流プ
ラズマ・パネルの固有メモリ特性のために、前に
静止状態の文字行に含まれていたデータが再びあ
らわれる。選択された行は、上述のように通常パ
ルスを受ける大容量プルアツプ・トランジスタを
有するので、合成波形はシフト・シーケンスにお
ける時間の関数となる。
で、シフト・シーケンスには3つの第4A図に示
されるような垂直駆動回路が必要である。維持シ
ーケンスの間、φ2又はφ3線のセルは第3図の波
形dとeとして示されているようにサイクル3す
なわち時刻t9から時刻t13までの間合成電圧を受
け、一方、φ1線のセルは第3図の波形d及びe
に示されているようにサイクル1すなわち時刻t1
から時刻t5の間消去シーケンス信号を受ける。シ
フトが行なわれるとき、シフトが行なわれるべき
でない行すなわち非選択行はそれらの大容量プル
アツプ・トランジスタにパルスが与えられないの
で静止状態に保持される。これらの行のセルは第
3図の波形d及びeに示されているように時刻
t13から時刻t14までの間合成保持電圧を受ける。
静止状態にある文字行に印加される電圧の尖頭値
ではアバランシユを生じさせるには不十分なの
で、これらの文字行のセルは発光しない。しか
し、通常の維持信号が再び印加されると、交流プ
ラズマ・パネルの固有メモリ特性のために、前に
静止状態の文字行に含まれていたデータが再びあ
らわれる。選択された行は、上述のように通常パ
ルスを受ける大容量プルアツプ・トランジスタを
有するので、合成波形はシフト・シーケンスにお
ける時間の関数となる。
第4B図に示されているように、水平駆動回路
は、共通の行回路と、行内の個々の線のための回
路とを含む。行回路は、VSHシフト電圧源と接合
点87との間に接続される大容量トランジスタに
より構成されるプルアツプ・トランジスタ73を
含むインターフエース回路を具備している。トラ
ンジスタ73は、これに関連する行がデータの入
力または消去を行なうために維持、書込み、また
は消去モードにあるときに入力線80に印加され
る負の遷移信号によつて制御されるPNPトラン
ジスタである。行内の各線は、選択的にプルダウ
ンされるようになつており、絶縁用ダイオード7
5〜85と、接合点87と接地点との間に接続さ
れたNPNトランジスタ77〜83とを含むプル
ダウン回路を具備している。選択された線は高レ
ベルに維持され、非選択線は低レベルにされる。
従つて、ダイオード75と85及びトランジスタ
77と83は、正の過渡制御信号によつて動作
し、選択された行の線1及び9をそれぞれ制御す
る。第4B図に示された回路は、表示装置の各行
にそれぞれ設けられ、好ましい実施例全体では6
個設けられる。
は、共通の行回路と、行内の個々の線のための回
路とを含む。行回路は、VSHシフト電圧源と接合
点87との間に接続される大容量トランジスタに
より構成されるプルアツプ・トランジスタ73を
含むインターフエース回路を具備している。トラ
ンジスタ73は、これに関連する行がデータの入
力または消去を行なうために維持、書込み、また
は消去モードにあるときに入力線80に印加され
る負の遷移信号によつて制御されるPNPトラン
ジスタである。行内の各線は、選択的にプルダウ
ンされるようになつており、絶縁用ダイオード7
5〜85と、接合点87と接地点との間に接続さ
れたNPNトランジスタ77〜83とを含むプル
ダウン回路を具備している。選択された線は高レ
ベルに維持され、非選択線は低レベルにされる。
従つて、ダイオード75と85及びトランジスタ
77と83は、正の過渡制御信号によつて動作
し、選択された行の線1及び9をそれぞれ制御す
る。第4B図に示された回路は、表示装置の各行
にそれぞれ設けられ、好ましい実施例全体では6
個設けられる。
上述の回路は、4つのパワー・トランジスタ6
3,67,71を除いて高密度集積回路化が容易
なので、低コスト、低電力駆動が可能である。
3,67,71を除いて高密度集積回路化が容易
なので、低コスト、低電力駆動が可能である。
次に、本発明による更新時間の変化を示すに、
パネルの更新速度は、公式〔20(D−1)+300〕
マイクロ秒に従つて決定される。ここで、Dはパ
ネルにおけるデータ入力線すなわちD線の数であ
り、SはD線間の画素スライスの数であり、上述
の好ましい実施例においては36である。本発明
の好ましい実施例において説明したように、40文
字のライン計数値を有する一般的プラズマ・シフ
ト・パネルにおいては、1バイトのデータを1つ
のPEL位置だけシフトするのに全部で300マイク
ロ秒必要である。好ましい実施例について述べた
パラメータを用いても単一のD線を使用する場合
には、1つの完全な行データを更新するのに108
ミリ秒という更新時間が必要であるのに対し、本
発明の好ましい実施例の場合、17.28ミリ秒しか
必要としない。本発明は、一般的ガス・パネル製
造技術を使用して製造し得る実用的物理パラメー
タを有し、高いシフト速度で動作し且つ他の文字
行を保持している間ある文字行を右または左に独
立にシフトする機能を有する高解像度プラズマ・
シフト・パネルを提供するものである。上述のシ
フト・パネル駆動装置は、X−Yマトリクス・ア
ドレス方式パネルに匹敵するほどのシフト速度を
有し、回路コストを非常に低下させるものであ
る。本発明の好ましい実施例は、多くの画素を有
し、特に集積回路にパツケージングすることによ
り電子回路部分を経済的に製作し得、行を個別的
にアドレスしていずれかの方向にシフトし得ると
ともに良好な動作余裕を有する鮮明な表示装置を
提供するものである。上述の多重データ入力パネ
ルはD線の数を1つの文字位置に対して最大1ま
で設定し得る混成シフト・パネルである。動作速
度はX−Yアドレス・パネルのそれに近いもので
あり、電子回路部分は第4A図及び第4B図に示
され且つこれらを参照して説明したように従来の
プラズマ・シフト・パネルのそれよりわずかに高
価なだけである。本発明の更新速度は高速なの
で、データ入力の間目で確認し得るようなデイミ
ングを完全に除去し得る。このように、本発明
は、X−Yアドレス・パネルの高速性とプラズ
マ・シフト・パネルの低コストとを組合せたよう
な交流プラズマ表示パネルを提供し得る。
パネルの更新速度は、公式〔20(D−1)+300〕
マイクロ秒に従つて決定される。ここで、Dはパ
ネルにおけるデータ入力線すなわちD線の数であ
り、SはD線間の画素スライスの数であり、上述
の好ましい実施例においては36である。本発明
の好ましい実施例において説明したように、40文
字のライン計数値を有する一般的プラズマ・シフ
ト・パネルにおいては、1バイトのデータを1つ
のPEL位置だけシフトするのに全部で300マイク
ロ秒必要である。好ましい実施例について述べた
パラメータを用いても単一のD線を使用する場合
には、1つの完全な行データを更新するのに108
ミリ秒という更新時間が必要であるのに対し、本
発明の好ましい実施例の場合、17.28ミリ秒しか
必要としない。本発明は、一般的ガス・パネル製
造技術を使用して製造し得る実用的物理パラメー
タを有し、高いシフト速度で動作し且つ他の文字
行を保持している間ある文字行を右または左に独
立にシフトする機能を有する高解像度プラズマ・
シフト・パネルを提供するものである。上述のシ
フト・パネル駆動装置は、X−Yマトリクス・ア
ドレス方式パネルに匹敵するほどのシフト速度を
有し、回路コストを非常に低下させるものであ
る。本発明の好ましい実施例は、多くの画素を有
し、特に集積回路にパツケージングすることによ
り電子回路部分を経済的に製作し得、行を個別的
にアドレスしていずれかの方向にシフトし得ると
ともに良好な動作余裕を有する鮮明な表示装置を
提供するものである。上述の多重データ入力パネ
ルはD線の数を1つの文字位置に対して最大1ま
で設定し得る混成シフト・パネルである。動作速
度はX−Yアドレス・パネルのそれに近いもので
あり、電子回路部分は第4A図及び第4B図に示
され且つこれらを参照して説明したように従来の
プラズマ・シフト・パネルのそれよりわずかに高
価なだけである。本発明の更新速度は高速なの
で、データ入力の間目で確認し得るようなデイミ
ングを完全に除去し得る。このように、本発明
は、X−Yアドレス・パネルの高速性とプラズ
マ・シフト・パネルの低コストとを組合せたよう
な交流プラズマ表示パネルを提供し得る。
第1図は本発明による実施例の導体の幾何学的
配置を示す概略図、第2A図及び第2B図は本発
明の実施例の駆動動作とシフト動作の間の時間関
係を示すタイミング図、第3図は本発明の実施例
の駆動及びシフト動作に使用される信号を示す波
形図、第4A図及び第4B図は本発明の実施例に
使用される駆動回路及びシフト回路を示す回路図
である。 23,24,25……相線、31,32,3
3,34……データ線、35,37,39……文
字1の列1の垂直駆動線、41,43,45……
文字1の列7の垂直駆動線、47,49,51…
…文字5の列1の垂直駆動線、52,52′,6
3,67,71……トランジスタ、55,55′
……ダイオード、53,53′……抵抗器、73
……プルアツプ・トランジスタ、77……プルダ
ウン・トランジスタ。
配置を示す概略図、第2A図及び第2B図は本発
明の実施例の駆動動作とシフト動作の間の時間関
係を示すタイミング図、第3図は本発明の実施例
の駆動及びシフト動作に使用される信号を示す波
形図、第4A図及び第4B図は本発明の実施例に
使用される駆動回路及びシフト回路を示す回路図
である。 23,24,25……相線、31,32,3
3,34……データ線、35,37,39……文
字1の列1の垂直駆動線、41,43,45……
文字1の列7の垂直駆動線、47,49,51…
…文字5の列1の垂直駆動線、52,52′,6
3,67,71……トランジスタ、55,55′
……ダイオード、53,53′……抵抗器、73
……プルアツプ・トランジスタ、77……プルダ
ウン・トランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イオン化ガスを密封する2枚のガラス板のう
ちの一方のガラス板には互いに平行な複数本の垂
直導体が配列され、他方のガラス板には互いに平
行で且つ前記垂直導体と直交する複数本の水平導
体が配列され、これら垂直導体と水平導体との交
差位置がガス放電位置となるガス放電表示装置に
おいて、 前記垂直導体は多相駆動源に接続されるととも
に、所定本数毎の垂直導体の間にはデータ入力線
が前記垂直導体と平行に配置され、これら複数の
データ入力線は同時にデータ入力を行うことを特
徴とするガス放電表示装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/881,450 US4242680A (en) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | Multiple data line shift gas panel assembly |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54115028A JPS54115028A (en) | 1979-09-07 |
JPS6328312B2 true JPS6328312B2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=25378510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP975879A Granted JPS54115028A (en) | 1978-02-27 | 1979-02-01 | Display information selectively operating device for gas discharge display unit |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4242680A (ja) |
EP (1) | EP0004135B1 (ja) |
JP (1) | JPS54115028A (ja) |
CA (1) | CA1102459A (ja) |
DE (1) | DE2960959D1 (ja) |
IT (1) | IT1162502B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57119392A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-24 | Okaya Electric Industry Co | Gas discharge indicator |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51110924A (en) * | 1975-03-26 | 1976-09-30 | Nippon Telegraph & Telephone | Purazuma deisupurei panerukudohoshiki |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3795908A (en) * | 1972-06-13 | 1974-03-05 | Ibm | Gas panel with multi-directional shifting arrangement |
US3911422A (en) * | 1974-03-04 | 1975-10-07 | Ibm | Gas panel with shifting arrangement with a display having increased light intensity |
US3981001A (en) * | 1975-01-17 | 1976-09-14 | Burroughs Corporation | Multi-part display panel and system for operating the panel |
US3942060A (en) * | 1975-01-17 | 1976-03-02 | Burroughs Corporation | Gaseous discharge type display panel for displaying large number of characters |
US4081717A (en) * | 1976-01-05 | 1978-03-28 | Hitachi, Ltd. | Zigzag shifting self-transfer type display device |
-
1978
- 1978-02-27 US US05/881,450 patent/US4242680A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-10-30 CA CA314,957A patent/CA1102459A/en not_active Expired
-
1979
- 1979-02-01 JP JP975879A patent/JPS54115028A/ja active Granted
- 1979-02-15 DE DE7979300232T patent/DE2960959D1/de not_active Expired
- 1979-02-15 EP EP79300232A patent/EP0004135B1/en not_active Expired
- 1979-02-20 IT IT20350/79A patent/IT1162502B/it active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51110924A (en) * | 1975-03-26 | 1976-09-30 | Nippon Telegraph & Telephone | Purazuma deisupurei panerukudohoshiki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0004135A1 (en) | 1979-09-19 |
DE2960959D1 (en) | 1981-12-24 |
EP0004135B1 (en) | 1981-10-14 |
IT1162502B (it) | 1987-04-01 |
CA1102459A (en) | 1981-06-02 |
IT7920350A0 (it) | 1979-02-20 |
JPS54115028A (en) | 1979-09-07 |
US4242680A (en) | 1980-12-30 |
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