JPS63282104A - 弗化アンモニウムおよび弗化水素を含む水溶液からの弗化水素の回収 - Google Patents

弗化アンモニウムおよび弗化水素を含む水溶液からの弗化水素の回収

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JPS63282104A
JPS63282104A JP63088884A JP8888488A JPS63282104A JP S63282104 A JPS63282104 A JP S63282104A JP 63088884 A JP63088884 A JP 63088884A JP 8888488 A JP8888488 A JP 8888488A JP S63282104 A JPS63282104 A JP S63282104A
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amine
extract
aqueous solution
fluoride
molar ratio
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JP63088884A
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アハロン・エム・エヤル
ヨゼフ・ミズラヒ
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International Minerals and Chemical Corp
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • C01B7/19Fluorine; Hydrogen fluoride
    • C01B7/191Hydrogen fluoride
    • C01B7/194Preparation from ammonium fluoride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 又1免宜見 1、発明の分野 本発明は弗化アンモニウムと弗化水素とを含む水溶液か
ら弗化水素を回収する方法に関するものであり、そして
、さらに具体的には有機質液状抽出物を用いるその種の
回収方法に関するものであ利 る。
2、従来技術の説明 弗酸は蛍石を硫酸で処理して弗化水素ガスおよび硫酸カ
ルシウムを生成させることによって商業的に製造されて
きた。このようにして製造される弗化水素は二酸化炭素
、空気、水蒸気、二酸化硫黄、および、蛍石中のシリカ
不純物からi導される珪弗酸および四弗化珪素、のよう
な不活性不純物の各種の量を含む、これらの不純物、−
特に珪弗酸の除去は面倒で費用のかかるものであること
がわかった。さらに、この工程において用いられる原料
(低純度蛍石と硫酸)のコストは近年上昇してきた。
蛍石からの弗酸製造コストの上昇に対応して、多数の代
替方法が工夫されてきた。例えば、燐鉱石肥料工業は廃
副生弗素化合物、主として珪弗酸と四弗化珪素の問題に
よって悩まされてきた。これらの弗素化合物は環境汚染
性の廃生成物を構成する。
工業的に、これらの廃弗素化合物を市販できる弗化水素
へ転換する多数の方法が開発された。一つの方法におい
ては、四弗化珪素は水中を通して散布してシリカを沈澱
させ珪弗酸を形成させる。
このようにして生成された珪弗酸を次に代表的には水の
蒸発によって−Imし、加熱して弗化水素。
四弗化珪素、および水を含む蒸気相を生成させる。
この蒸気相の弗化水素留分は次にポリグリコール抽出剤
を使って分離される。
米国特許NO,3,128,152は、珪弗酸をアンモ
ニアまたは水酸化アンモニウムで以て処理して弗化アン
モニウムと固体シリカを生成させる方法を開示している
。シリカは濾過によるような適当な手段(ammoni
um bifluoride)によって除かれ、残留す
る亮■暮rワ1−コロjη1液−は葎発させて型部化ア
ンモニウムを析出させる。
型部化アンモニウム塩は、それが分解するかあるいは空
気存在下のある高温において酸化されるまで加熱されて
、弗化水素と窒素を生成する。不幸にして、これらの方
法は必要とされる高温のために、そしてアンモニアのい
くらかが窒素ガスとして失われるゆえに、経済的に魅力
がない。
もう一つの方法において、型部化アンモニウムはアルカ
リ金属弗化物と反応させられてアルカリ金属型弗化物を
形成するが、これは次に弗化水素とアルカリ金属弗化物
に分解される。アルカリ金属弗化物は次に最初の反応へ
循環される。残念ながら、この方法もまたそれを経済的
に魅力のないものにする高い分解温度に悩まされる。
ハロゲン化水素酸のそれらの溶液からの溶剤抽出と溶剤
からのその酸のストリッピングが記述されている。ハー
ドウィックおよびウニイスはChemical and
 Process Engineering、 196
5年10月、288−293ページの「アミン溶剤抽出
による弗酸回収」において、HF7’水の混合物からの
IF抽出用に非稀釈第三アミンを用いる詳細研究を取り
まとめている。彼は、水性HF系におけるHF抽出効率
がその水性溶液のIIP濃度に強く依存することを見出
した。彼等は0.1%のHFI液と平衡にあるときにH
F:アミンのモル比が0.05となるようアミン中にI
IFが入りこみ、そしてO,tS、%のIIF溶液と平
衡にあるときに1.4のHF:アミンのモル比が得られ
ることを見出した。温度効果に関しては、彼等は、2℃
から60°Cの温度範囲内において分配係数が温度に関
係しないことを結論した。アミンの稀釈とアミン強度は
検討されなかった。
酸の塩の溶液からの酸の抽出もまた記述されてきた。い
くつかの場合において、酸の抽出は塩の存在によって捉
進されることが見出された。このように、例えば、溶剤
中へのより多くのHClの混入(loading)が、
HCj!−KCj!  )IzO溶液からの抽出におい
て、同じ濃度をもつIIcF!−1(,0溶液からの抽
出における場合と比べて得られる。
それゆえ、本発明の一つの目的は、副生珪弗酸から弗化
水素を、高温分解および高価な原料のような従来の方法
に付随する問題を伴うことなく製造する方法を提供する
ことである。
本発明のもう一つの目的は弗化アンモニウムと弗化水素
とを含む水溶液から有機質液状抽出剤を利用して回収す
る方法を提供することである。
主里皇!祢 本発明のこれらおよびその他の目的は、NH4Fの存在
下で、HFを抽出する、水と非混和性のアミン含有抽出
剤と溶液とを接触させることから成る、N)1.Fおよ
びHFを含有する水溶液から弗化水素を回収する方法に
よって与えられる。水溶液のHF:NH4Fモル比、抽
出用に選ばれる特定のアミン、抽出液中のアミン濃度、
および、接触温度から成る群から選ばれる1個または1
個より多くの変数は、アミンが少くとも1.2の)IP
混入率を達成するように調節される。二〇〇F混入率と
は、溶液と平衡にある間のアミン含有抽出液のHF:ア
ミンモル比とオライド、および不活性有機質稀釈剤との
それらの混合物、から成る群から選ばれる。HF混入ア
ミン抽出液は次に水溶液から分離され、弗化水素はそれ
から、少くとも約0.2−HF :アミンのモル比を下
げる十分な量でストリッピングされる。ストリッピング
されたアミン抽出液は次に接触段階へ循環させることが
できる。
本発明の一つの実施態様においては、NM、Fと)HF
を含む水溶液を得て、それのI(F : NH4Fのモ
ル比を、弗化アンモニウム水溶液からアンモニアを蒸発
させることによって調節してよい。
■員脱里 広い意味においては、本発明はNH4FとIIFとを含
む水溶液からHFを回収する方法から成る。これらの溶
液はHFとNH4Fとの単純混合物ではないが、しかし
実際には、多数のイオン性種と非解離分子状物をもつ複
合系から成り、それらの多くは単純な)IF/水素の中
で存在しないものである。例えば、Ml(4F溶液から
NH,を蒸発させることによって得られる系は、NHJ
h、 NH4F、 HF、  H” 、NHa” 、F
−。
HF2−および恐らくはその他を含んでいてよい。
説明を単純にするために、それらを以下においては)I
PとNH4Fとを含む溶液とよぶ。
HFと)IP/H1O混合物から抽出するための原理と
、酸をそれらの塩溶液から抽出するための原理とを組合
せることが、l(FとNH4Fとを含む溶液からIHF
を効率的に抽出するのに必要な教示を提供するものでな
いことが発見されたのである。I(F/l1zO混合物
からのHF抽出の場合のように、平衡変数の小変化がそ
の系を非効率的抽出から効率的抽出へ追いやることが発
見された。しかし、HF/)1.0混合物とちがって、
HF4度はOFとNll4Fとを含む溶液からのIIF
抽出効率をきめる変数ではない。例えば、一つの場合(
実施例1)において、OF濃度を2倍にすることが溶剤
中の混入率にほとんど影響をもたず、一方、もう一つの
場合(実施例2)においては、類似HF濃度をもつ溶液
が広く変動する、溶剤中への混入率をもたらした。決定
変数の一つがHF : NH4Fのモル比であることが
発見された。HCffiとKClとの溶液からの)lc
j!の抽出とちがって、HFとNH4Fとを含む水溶液
の場合には、llH4Fの存在はOF油抽出妨害し、そ
れを制限する。
)IP/I(,0混合物からのIP油抽出ちがって、温
度は重要な変数であることも発見されたのである。アミ
ン強度とアミン稀釈もIFとNH4Fとを含む水溶液か
らのIP抽出効率に影響し得ることがわかった。
このように、NH4Fとl(Fとを含む水溶液からのH
F回収の最大効率は次の変数、すなわち、(1)溶液の
IF : NFl、Fモル比、(2)接触温度または平
衡温度、(3)抽出液中のアミン濃度、および、(4)
アミンの強度(すなわち、適切強度をもつアミンを選ぶ
ことによる)、を制御することによって得ることができ
る。驚いたことには、NH4F水溶液中のHF4度は、
IFと水だけを含む系の場合のように決定変数ではない
1(FとNH4Fとを含む水溶液からの)HF回収は、
その溶液を、NH4Fの存在下で)HFを抽出する、水
と非混和性のアミン含有抽出液と接触させることによっ
て達成される。溶液の)IF : NH4Fのモル比、
アミン。
抽出液中のアミン濃度、および接触温度は、アミンが少
くとも約1.2 HF混入率を達成するように調書 節される。
抽出液はN)1.FおよびHFを含む水溶液中で非混和
性であるアミンであってよい。一般的にいえば、適当で
あるアミンは第一、第二、および第三アミン、並びに第
四アンモニウム化合物を含み、アルキル基中に合計で少
(とも15個の炭素原子をもつ。
それらのアミンは米国特許No、3,367.749;
3.972.982および4,291,007に述べら
れていて、それらの関連教示内容が文献としてここに組
入れられているアミン類が適当である。
このように、単独かあるいは、液状パラフィン系炭化水
素例えばケロシンのような既知の不活性有機質稀釈剤と
混合状にあるきわめて広い範囲のアミンを本発明の実地
において使用できる。
上述の特許において述べるとおりアミンだけでなく、ア
ルコール、ケトン、などおよびそれらの混合物のような
水不溶性の極性誘導体によってさらに変性されてよい炭
化水素中の上記アミンの溶液は本発明の実地において適
当である。その選択は、価格、入手性、安定性1強度、
および溶剤抽出に経験のある技術者にとって明らかであ
るその他の考慮事項を考察することによって、きわめて
容易になし得る。
適当であるアミンの例は商標名アラミンとしてヘンケル
・コーポレーシぢンにより販売サレるトリカプリリルア
ミン、および、実施例5において述べられているとおり
、アリクオ岩標名でヘンケル・コーポレーションによっ
て販売されている。第四アミンクロライドをアミンフル
オライドへ転化することによってつくられてよい第四ア
ミンフルオライドを含む。
平衡に到達すると、)IP混入アミンは水溶液から分離
され、そして、IFがそれから、少くとも約0.2だけ
HF:アミンのモル比を下げる十分な量でストリッピン
グされる。分離されたアミンからHFをストリッピング
する方法はよく知られていて、IP混入アミンを加熱し
そして/または洗滌することを含む、ストリッピングさ
れたアミン含を抽出液は次に代表的には循環される。
4個の変数(1,HF : Nll4Fモル比;2.ア
ミン強度;3、アミン稀釈度;4.接触温度)はすべて
相互に無関係である。従って、当業熟練は、どれか一つ
の変数についての範囲は残りの3個の変数が一定のまま
である條件下にある以外は、精密に規定することができ
ないということを理解するであろう。
一般にはしかし、水溶液のHF : NH4Fモル比は
通常は約0.2以上であり、接触温度(すなわち、抽出
がおこる温度)は通常は室温と水溶液の沸点との間であ
り、抽出液中のアミン濃度は通常は約20から100重
量%の範囲内にある。アミン強度はその他の変数と使用
する特定的方法に応じて選ばれるべきである。より強い
アミンはより効率的なOF抽出を与えるが、最終分離段
階におけるHFの回収はより高い温度を必要とする。抽
出効率とHFストリンピング性との間のかね合いは5業
熟練者によって容易に最適化することができる。従って
、当業の 熟練者はN1(4FとHFとを含む水溶液からのIIF
tg回収を、本発明における実施例の特定的な教示に従
ってこれらの変数を調節することにより、最適化するこ
とができる。
本発明のHF回収方法を用いる方法の一つの実施態様を
ここで述べる。この実施態様においては、25%珪弗酸
をアンモニア(これは循環流であってよい)と反応させ
てシリカを沈澱させ、そしてN)1.F水溶液を形成さ
せる。この溶液は蒸発器へ送られ、その中で、アンモニ
アと水が蒸発され、アンモニアは水を除去しながらはじ
めの反応へ循環される。蒸発器からの生成物流は稀釈さ
れ、抽出装置へ送られ、その中で、通常はHFをNH4
Fより選択的に抽出する、水と非混和性のアミン含有抽
出液左接触せしめられる。アミン、抽出液中のアミン濃
度、接触温度、および、HF : NH4Fモル比は抽
出液中のアミンが少くとも約1.2のHF混入率を達成
するように調節させねばならない。
相分離後、水性相は蒸発器へ循環され、IP混入アミン
抽出液はHFストリッピング装置へ送られ、その中で混
入抽出液はHFを追い出すために加熱されるか洗滌にか
けられるかのいずれかである。ストリッピングされた抽
出液は次に抽出装置へ循環される。HFストリッピング
装置の中で、IPはHF:アミンモル比を少くとも約0
.2だけ下げる十分な量でアミンからストリッピングさ
れる。
本発明のさらにその他の利点は以下の実施例から明らか
になるが、それらの実施例は本発明の領域を例証するも
のであり、いかなる制限も行なうものではない。
ス1jO1 1容量部のトリカプリリルアミン(アラミン336、ヘ
ンケル社)を2容量部の無臭ケロミンと混合することに
より、2個の別々の、ただし同等の試料をつくった。抽
出液試料の各々をHFとNH4Fとを含む二つの水溶液
の一つと平衡させた。これらの溶液は異なるHF濃度を
もっていた。接触温度は両者とも50℃であった0両方
の場合において、二つの有機相が水性相のほかに形成さ
れた0重い方の有機相の容積割合は約70%であった。
有機相と水性相を次に別々に分離して分析した。
IF抽出効率は有機相のHF:アミンのモル比によって
測定される。この比が高いほど、抽出はより効率的であ
る。軽い方の有機相は弗素を実質的に含まない。)HF
濃度はNHa:Fモル比が1より過剰のFfi度として
計算される。これらの結果は、HF/水の溶液からのI
Pの抽出とちがって、H1’4度がHF/NH4F系に
おける抽出効率調節の決定要因でないことを示している
1隻■又 非稀釈トリカプリリルアミン(チラミン336.ヘンケ
ル社)の二つの同等試料を各々、IPとNll4Fとを
含む二つの水溶液の一つと平衡させた。これらの溶液は
異なるHF : NH4Fのモル比をもっていた。
接触温度は両方の場合において80℃であった。 HF
濃度は実施例1と同様にして計算した。有機相と水性相
を次に分離し別々に分析した。
水性相中のHF濃度は両試料について同じであったが、
抽出率はHF : NH4Fモル比が0.38から0.
83へ増すにつれてすばらしく増加した。これらの結果
は、HF濃度ではなく、IP : NH4Fモル比が抽
出効率を制御する重要変数であることを示している。
1隻貫主 非稀釈トリカプリリルアミン(チラミン336.ヘンケ
ル社)の二つの同等試料を各々、)IPとNH4Fとを
含む二つの類似水性溶液の一つと平衡させた。
接触温度は一つの場合においては50°Cであり、もう
一つの場合には80℃であった。各々の場合において一
つの有機相と一つの水性相が形成された。
これらの相を分離し、分析した。
これらの結果は、ある條件下では、接触(すなわち、平
衡)温度は抽出効率に重要な効果をもち得ることを示し
ている。
裏旌斑↓ 33%のトリカプリリルアミンを含むケロシン溶液をI
Fと弗化アンモニウムを含む水溶液と25℃において平
衡させた。二つの有機相が水性相のほかに形成された。
これらの相を分離して分析した。
平衡にある水性相は17.4%のNl+4と26.8%
のFを含んでいた(IF : Nl(、Fモル比は0.
46) 、重い方の有機相は1.9のHF:アミンモル
比へ負荷された。
同じ溶剤を同じ水溶液と同じ比で50°Cにおいて平衡
させることにより、水性相のほかに唯一の有機相が生成
した。そ、の有機相中のHF:アミンのモル比は0.3
より小さかった。
これらの結果は、抽出が2℃から60°Cの範囲の温度
に無関係である。HF/810からのHF抽出とちがっ
て、25℃から50℃へ温度を変えることが、)IPと
NH4Fとを含む溶液からIFを抽出する効率に著しい
効果をもつことを示している。
叉丘五1 1容積部のメチルトリカプリリルアミンクロライド(ア
リフォート336.ヘンケル社)を2容積部の無臭ケロ
シンと混合した。この混合物を、アミうにして得られた
メチルトリカプリリルアミンフルオライド溶液を有機質
抽出液として使用した。
この抽出液を80℃においてHFおよび弗化アンモニウ
ムの水性溶液と平衡させた。二つの有機相が形成され、
水性相から分離され、分析された。水性相の組成物と重
い方の有機相(これは有機相容積の約60%であった)
の中のHF含量とは、トリカプリリルアミンについて得
られた結果(実施例2)と次表において比較した。
軽い有機相は弗素を実質的に含まない、水性相の組成と
温度の類似條件のもとで、トリカプリリルアミンによっ
てわずかに0.1モルのIIFが抽出されたにすぎない
が、一方、メチルトリカプリリルアミンフルオライドに
よって1.8モルのOFが抽出された。このことは、抽
出を行なうよう選ばれるアミンの強度がIP抽出効率に
著しく影響し得る重要変数であることを示している。
実施1 非稀釈トリカプリリルアミンの試料と、ケロシン中のト
リカプリリルアミンの溶液(2:1のケロシン:アミン
容積比をもつ)の試料とを各々、50℃において、HF
および弗化アンモニウムを含む二つの類似水性溶液の一
つと平衡させた。一つの有機相と一つの水性相とが両方
の場合において形成された。それらの相を分離、分析し
た。
類似のIIF : NH4Fモル比のもとて(溶液2に
ついてHF : NH4Fモル比が多少より有利である
)、非稀釈アミンによる抽出がより効率的である。この
ように、ある条件下では、抽出液中のアミン濃度がOF
抽出効率に著しく影響し得る。
スILL 1容積部のトリカプリリルアミンを2容積部の無臭ケロ
シンと混合することによってつくった溶剤をIPおよび
弗化アンモニウムを含む水溶液と40℃において平衡さ
せた。二つの有機相が水性相のほかに形成された0重い
方の有機相の容積割合は約80%であった。これらの相
を分離、分析した。
平衡にある水性相中のNO,とFとの濃度はそれぞれ、
13.3%と26.3%であった0重い方の有機相を数
回水で洗滌した。洗液中のNH,濃度を分析してNO4
F抽出率を決定した。この有機相中のF:NH。
比は100より高く、選択的なHF抽出を示しているこ
とが見出された。
代□い 弁やよ 、1 お 冨■ 吻−1−ノ (外3名)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NH_4FおよびHFを含む水溶液からHFを回
    収する方法であって、 HFをNH_4Fよりも優先的に抽出する水と非混和性
    のアミン含有抽出液と上記溶液を接触させ;水溶液のH
    F:NH_4Fモル比、アミン、抽出液中のアミン濃度
    、及び少くとも約1.2の抽出液中のHF;アミンのモ
    ル比を達成させる接触温度から成る群から選ばれる1個
    または2個以上の変数を調節し;HF混入アミン抽出液
    を水溶液から分離し;そして、 分離されたアミン抽出液から抽出液中のHF:アミンの
    モル比を少くとも約0.2下げるのに十分な量でHFを
    ストリッピングする; ことを特徴とするHFの回収方法。
  2. (2)弗化アンモニウム水溶液からHFを回収する方法
    であって、 弗化アンモニウム水溶液からアンモニアを蒸発させてN
    H_4FとHFを含む水溶液を形成させ;NH_4Fお
    よびHFを含む溶液を、HFをNH_4Fより優先的に
    抽出する水と非混和性のアミン含有抽出液と接触させ; アミン、抽出液中のアミン濃度及び少くとも約1.2の
    抽出液中HF:アミンモル比を達成させるための接触時
    間から成る群から選ばれる1個または2個以上の変数を
    調節し; HF混入アミン抽出液を水溶液から分離し;分離された
    アミン抽出液から抽出液中のHF:アミンモル比を少く
    とも約0.2下げるのに十分な量でHFをストリッピン
    グする; ことを特徴とするHFの回収方法。
  3. (3)ストリッピングされたアミン抽出液を、NH_4
    FおよびHFを含む溶液とさらに接触させるために循環
    させる工程を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. (4)抽出液がアミン、アミン−HF錯体、第四アミン
    フルオライドおよび、それらと不活性有機稀釈剤との混
    合物から成る群から選ばれたものである請求項1または
    2に記載の方法。
  5. (5)水溶液のHF:NH_4Fモル比が約0.2より
    大きい請求項1または2に記載の方法。
  6. (6)接触温度がほぼ室温から水溶液のほぼ沸点の間に
    ある請求項1または2に記載の方法。
  7. (7)稀釈剤が液状パラフィン系炭化水素から成る群か
    ら選ばれたものである請求項4に記載の方法。
  8. (8)稀釈剤がケロシンから成る請求項7に記載の方法
  9. (9)抽出液が約20から約100重量%のアミンを含
    む請求項1または2に記載の方法。
  10. (10)アミンが第一アミン、第二アミン、第三アミン
    、および第四アミンフルオライドから成る群から選ばれ
    、上記アミンおよび第四アミンフルオライドはアルキル
    基を含み、上記アミンおよび第四アミンフルオライドは
    合計で少くとも15個の炭素原子をもつものである請求
    項1または2に記載の方法。
  11. (11)HFを分離されたアミン抽出液を水中で洗滌す
    ることによって回収する請求項1または2に記載の方法
  12. (12)HFを分離されたアミン抽出液を加熱すること
    によって回収する請求項1または2に記載の方法。
  13. (13)アミンがトリカプリリルアミン類および第四ア
    ミンフルオライド類である請求項10に記載の方法
  14. (14)第四アミンフルオライドがメチルトリカプリリ
    ルアミンフルオライドである、請求項13に記載の方法
JP63088884A 1987-04-10 1988-04-11 弗化アンモニウムおよび弗化水素を含む水溶液からの弗化水素の回収 Pending JPS63282104A (ja)

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US37160 1998-03-09

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IL (1) IL86016A0 (ja)

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