JPS63281901A - もやし類の定量供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、もやしや細断された各種野菜、その他細長い
品物（これらを総称して本発明ではもやし類という）を
定量づつ袋詰めする等の目的で定量に分割して供給する
装置に関する。

（従来の技術） 所定重量を計測する計量バケットに掻き上げコンベアで
もやし類を搬送し、計量バケット内のもやし類が所定重
量になったときに排出するようにした装置は既にあり（
特願昭５９−１７０９３０号等）、更に、この種の装置
において掻き上げコンベアから計量バケット内に落下さ
れるもやし類をいったん受けてこれをほぐして計量バケ
ットへ分散落下させるように工夫した装置も既に提案さ
れている（＋！Ｉ？願昭６１−２８９７０４号）。

これら従来の装置では、搬送される品物によっては、は
ぐし操作が十分といえない場合があった。

（本発明が解決しようとする問題点） 本発明は、互いに絡み合いが起り易く、一様な搬送が困
難な品物に対しても、より正確に、定量づつ取出しを可
能にした定量供給装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明では、下方のもやし類溜から斜めに立上って配設
され多数の針状体を植設した搬送ベルトをもつ掻き上げ
コンベアの上端排出部に対向して配設されて変位される
多数の針状体を植設したほぐし装置を採用したものであ
る。

（作用） 上記構成によれば、掻き上げコンベアの上端排出部から
排出されるもやし類は、このほぐし装置の変位する多数
の針状体によってほぐされてばらばらに分散された状態
で計量バケットへ落下される。

従って、計量バケットへのもやし類の供給は一様でスム
ーズであり、計量が正確に行われるので精度の良い定量
づつの取出しが可能となる。

（実施例） 以下、本発明を、図示した実施例に基いて具体的に説明
する。

第１図において、１は、もやし類の溜（図示していない
）から斜に立上って配設された掻き上げコンベアで、そ
の上端部に例示するように、多数の針状体２を植設した
エンドレスの搬送ベルト３を有している。

４は、スプロケットで、このスプロケット４と図示して
いない他のスプロケットとの間に第２図と第３図々示の
ように２本のエンドレスチェーン５が掛は渡され、この
２本のエンドレスチェーンに多数の針状体２を植設した
多数のコンベア板６が横に架は渡して取付けられること
によって前記した搬送ベルト３が構成されている。

スプロケット４に対向してこれより若干下方に、同面上
に多数の針状体７を植設したドラム８が回転自在に配設
されている。

ドラム８は、第１図に９で示すように上下方向位置を調
節可能にする上下方向の細長いスリットに受入れられて
固定されている。

多数の針状体７を植設したドラム８は、本発明にいうほ
ぐし装置を構成している。

ドラム８は、掻き上げコンベア１の上端のスプロケット
４と反対方向の矢印方向へ回転される。

掻き上げコンベア１の搬送ベルト３とドラム８の周速は
等しいがドラム８０回転駆動は搬送ベルト３の動力系か
らとっても、又は別の独立した駆動装置を採用しても良
いが両者の駆動は同期される。

掻き上げコンベア１の上端排出部の下方には、エンドレ
スベルト１０がプーリー１１　、１２の間に掛は渡され
ていて搬送ベルト３の上端排出部と同方向の矢印方向に
移動されている。

１３は駆動用モーターで、モーター１３０回転は歯車１
４とベルト１５を介してドラム８を駆動回転すると共に
ベルト１６．１７を介してエンドレスベルト１０を駆動
する。

１８はホッパーで、ホッパー１８の下方には計量バケッ
ト１９が配設されているウホツパ−１８と計量バケット
１９０間には、両者間の落下通路を遮ぎるシャッター２
０が配設されている。

以上の装置において、定量供給されるべきもやし類は、
図示していない溜から掻き上げコンベア１を構成する搬
送ベルト３０針状体２に保持されて運ばれ、その上部排
出端から落下される。このとき、掻き上げコンベア上上
にはもやし類は必ずしも均一に分散されて搬送されない
がその排出端に針状体７を植設したドラム８があって回
転されているのでこれによってほぐすと共に、両方の針
状体で左右に引き裂くようにして分散させるので均一に
ばらばらの状態にして落下させる。

なお、両方の針状体２，７は、図示されているように先
端部が若干長さ互いに入り込むように配設されているが
その量は針状体の長さ等と共に、搬送する品物に応じて
適宜の値に選定すればよい。

搬送ベルト３の上端では、搬送されて来たもやし類の１
部が針状体２に付着したま＼搬送ベルト３の反転につれ
て第１図の左方向へ持って来られて搬送ベルト３の下方
に落下するが、それらのもやし類は下方に配設されてい
るエンドレスベルト１０で元の方向へ移送される。

これらのもやし類は、ばらばらに分散された状態となっ
てホッパー１８を経て計量バケット１９内に落下される
。

もやし類を定重量づつ、迅速に計り出して取り出す為に
、掻き上げコンベア１は最初高速で移送されもやし類を
最初は大量移送する。

そして計量すべき所定量より少い予じめ定められた重量
を計量バケット１９が計測すると掻き上げコンベア１は
低速にされ、少量づつもやし類を搬送し、計量バケット
１９へ少量づつもやし類を落下させる。

そして計量すべき所定量が計量バケット１９で計量され
るとシャッタ゛−２０が作動されてホツノ８−１８とバ
ケット１９０間の落下通路を遮ぎ余分なもやし類が計量
バケット１９内へ入らないようにすると共に掻き上げコ
ンベア１の駆動を停止させる。

こうして計量バケット１９内に受入れられ晒定重量の品
物が排出され次の計量動作を繰り返見す。

なお、前述したように、はぐし装置を構成するドラム８
とエンドレスベルト１０の駆動は、速度、発停動作とも
に搬送ベルト３のそれに同期して共通の駆動源又は別個
の駆動源で駆動される。

なお、以上説明した実施例では、はぐし装置として針状
体７を周上に植設したドラム８を示したが、第４図に示
すように２つのローラ２１，２２の間に針状体２３つき
のエンドレスベルト２４を掛は渡したものにするなどを
採用してもよい。

、また、前記した実施例では、計量に当ってｉ掻き上げ
コンベアを高速から低速に、そして所定重量に達すると
停止するようにしたものを説明したが。

掻き上げコンベアは常に定速で駆動のものとしてもよい
し、また、計量毎に停止させる必要はなく定量供給装置
の設計に当り適宜変更してよい。

（効果） 本発明では、掻き上げコンベアの上端排出部に対向して
配設されて変位される多数の針状体を植設したほぐし装
置を有するものであるから、もやし類は、このほぐし装
置の針状体によってほぐされると共に針状体に１部付看
して少し移送されて落下することによって分散さればら
ばらの分散状態で計量バケットへと入れられる。

従って、塊状になって落下することが確実に防がれるの
で定量点を正確に検知して精度よく定量取り出しが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例による定量供給装置を示す側
面図、第２図はその搬送ベルトを示す平面図、第３図は
その側面図、第４図はほぐし装置の他の例を示す説明図
である。 １・・・掻き上げコンベア、　２・・・針状体。 ３・・・搬送ベルト、　７・・・針状体。 １９・・・計量バケット ｆ１図 才２図 第５図 オー千図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被計量物を受入れてその重量を計量する計量バケット、
   下方のもやし類溜から前記計量バケットへ斜めに立上つ
   て配設され多数の針状体を植設した搬送ベルトをもち、
   同溜から前記計量バケットへもやし類を同針状体で保持
   して搬送する掻き上げコンベア、同掻き上げコンベアの
   上端排出部に対向して配設されて変位される多数の針状
   体を植設したほぐし装置を有することを特徴とするもや
   し類の定量供給装置。