JPS63281056A - 検体ｉｄ認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、検体のＩＤ情報を読取る検体ＩＤ認識装置に
関する。

（従来の技術） 人体の血清等をサンプルとして用いこれに所望の試薬を
反応させ、この反応状態を光学的に測定することにより
診断に供するようにした自動化学分析装置が知られてい
るが、このような分析を行うにあたっては予め多数の検
体（サンプル）が用意されているサンプラからサンプリ
ングノズルによって分析装置の反応管に検体を供給する
必要がある。

第４図はこのために用いられる検体ＩＤＩ識装置の構成
を示すもので、テーブル状のサンプラ１には予めＩＤ情
報が付されたセルに分注されている検体Ｓ１　、Ｓ２　
、Ｓ３、−３ｎが複数個載置され、サンプラ１の周囲の
所望位置にはＩＤｉ取器２及びサンプリング機構３が配
置されている。第５図はこの装置のシーケンス動作を示
すもので、サンプラ１は各検体を１ピツチずつ回転移動
させ、１０読取位置（ＩＤ読取器２の直前位置）でＩＤ
情報からＩＤが読取られた検体はサンプリング位置くサ
ンプリング機構３の直前位置）に到達するとサンプリン
グされて、分析装置へ供給される。

このようにサンプリングが終了するごとに、各検体は１
ピツチずつ間欠的に矢印方向に回転する。

ＩＤが読取られた検体がサンプリングされてどのような
処理（テスト）が行われるかは、ＩＤ情報を事前に入力
しである選択情報に照合することにより決定される。Ｉ
Ｄ読取器２とサンプリング機構３との区間は短いことが
望ましいが、実際には機構上の制約等からある程度長く
設定されている。

（発明が解決しようとする問題点） ところで従来の装置では、サンプラ１のＩＤ読取器２と
サンプリング機構３との区間にはＩＤ読取りが終了した
検体しか配置できないという位置的な制約がある。この
ため例えば緊急の分析を行いたい検体が生じたような場
合その区間にねり込み配置することが不可能となり、Ｉ
Ｄ読取器２よりも後の位置に配置しなければならない。

本発明はこのような問題に対処してなされたもので、位
置的な制約を受けることなく検体を配置可能に構成した
検体ＩＤ認識装置を提供することを目的とするものであ
る。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、１サイクルごとに
サンプラを１回転プラス１ピッチ以上回転する駆動機構
を設けたことを特徴とするものである。

（作　用） サンプラを１サイクル（サンプリング終了から次のサン
プリングを行うまでの期間）ごとに１回転プラス１ピッ
チ以上回転するので、検体をどの位置に配置してもこの
検体は必ずＩＤ読取器の直前を通過するのでそのＩＤを
読取ることができる。従って位置の制約を受けることな
く検体又はＩＤ読取器を配置することができる。

（実施例） 第１図は本発明実施例の検体ＩＤ認識装置を示す構成図
で、サンプラ１には複数個の検体Ｓｔ　。

Ｓ２　、　Ｓ３　、・・・ｓｎが載置されると共に、サ
ンプラ１の周囲の所望位置にはＩＤ読取器２及びサンプ
リング機構３が配置されており、以上の構成は従来と同
一である。４は駆動機構でパルスモータ等から構成され
、サンプラ１を１サイクルごとに１回転プラス１ピッチ
回転させるように駆動する。

ＩＤ読取器２とサンプリング機構３との区間は任意に設
定することができる。

次に本実施例の作用を説明する。

第２図は本実施例におけるシーケンス動作を示すもので
、分析開始時ＩＤ読取位置に検体Ｓ１が配置されている
。この時点から検体Ｓ１を任意のｎピッチ回転させるこ
とにより、ＩＤ読取位置からサンプリング位置に進める
。このｎは検体Ｓ１の位置によって変ることになる。

この検体Ｓ１がその区間をｎピッチ回転するのと同時に
、Ｓ２乃至Ｓｎ＋２の検体がＩＤ読取位置を横切るので
各々のＩＤが読取られる。

次にサンプラ１を１回転プラス１ピッチだけ駆動機構４
によって回転させると、全体の検体は１回転プラス１ピ
ッチ分先に進むので、すべての検体は必ずＩＤ読取器２
の直前を通過するのでＩＤが読取られる。そしてＩＤ読
取位置に検体Ｓ。、２が配置されると共にζサンプリン
グ位置に検体Ｓ２が配置される。以下１サイクルごとに
各検体は１ピツチずつ先に進み、順次サンプリング位置
に配置されることによりサンプリングが行われて所望の
処理が行われる。

このような本実施例によれば、１サイクルごとに各検体
はすべてＩＤ読取位置を通過するので必ず１０が読取ら
れるようになる。従って検体はいかなる位置に配置して
もサンプリングが行えるようになる。換言するとＩＤ読
取器２をいかなる位置に配置することも可能となり、極
端な例ではサンプリング機構３の１ピツチ先の位置に配
置することも可能となる。これによってどの位置の検体
をも処理途中で交換、追加、抜取り等が可能となり、も
ちろんわり込みも可能となる。また検体の初期位置を特
定する必要がなく、検体セット後の処理開始後にＩＤ読
取りのためのピッチ駆動を不要とすることができる。

第３図（ａ＞乃至（ｄ＞は本発明の他の実施例を示すも
ので、サンプラを１サイクルで１回転プラス１ピッチ回
転することにより、検体３１　。

Ｓ２をＩＤ読取位置からサンプリング位置へ移動させた
例を示すものである。

本文実施例ではサンプラを１サイクルごとに１回転プラ
ス１ピッチ回転させる例で示したが、原理から明らかな
様に１回転プラス１ピッチ以上回転させても同様な作用
、効果を得ることができる。

［発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、サンプラを１サイク
ルごとに１回転プラス１ピッチ以上回転させるようにし
たので、位置的な制約なしに検体を配置することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の検体ＩＤ認識装置を示す構成図
、第２図は本実施例のシーケンス動作を示すテーブル、
第３図（ａ）、（ｂ）および（ｃ）、（ｄ）は本発明の
他の実施例を示す概略図、第４図及び第５図は従来例を
示す構成図及びテーブルである。 １・・・サンプラ、　　　　２・・・ＩＤ読取器、３・
・・サンプリング機構、４・・・駆動機構、Ｓｌ、３２
．３３、−３ｎ　ｍ検体。 第１図 第　　２　図 ｆ叡’ソ２りｆ置　　　　　　・す゛ごフ・ソ＞クイｆ
ｉ（Ｇ）　　　　　　（ｂ） 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各々ＩＤ情報が付された複数の検体を載置したサンプラ
   の周囲にＩＤ読取器を配置し、これにより前記検体のＩ
   Ｄを読取つた後この検体をサンプリングして所望の処理
   を行う検体ＩＤ認識装置において、１サイクルごとに前
   記サンプラを１回転プラス１ピッチ以上回転する駆動機
   構を備えたことを特徴とする検体ＩＤ認識装置。