JPS63280956A - 無段変速機用制御装置 - Google Patents

無段変速機用制御装置

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Publication number
JPS63280956A
JPS63280956A JP11496287A JP11496287A JPS63280956A JP S63280956 A JPS63280956 A JP S63280956A JP 11496287 A JP11496287 A JP 11496287A JP 11496287 A JP11496287 A JP 11496287A JP S63280956 A JPS63280956 A JP S63280956A
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JP
Japan
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continuously variable
variable transmission
mode
torque ratio
speed mode
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Application number
JP11496287A
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English (en)
Inventor
Sadahiro Koshiba
定弘 小柴
Norio Imai
今井 教雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63280956A publication Critical patent/JPS63280956A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、無段変速機、特に自動車用無段変速機におけ
る制御装置に係り、詳しくはベルト(チェーン型も含)
式等の無段変速装置と、プラネタリギヤ装置等のトルク
比輻拡大用の補助変速装置とを組合せてなる無段変速機
に用いられる制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 近時、燃料消費率の向上環の要求により、自動車のトラ
ンスミッシ駕ンとしてベルト式無段変速装置(CVT)
を組込んだ無段変速機が注目されている。
一般に、該無段変速機は、ベルト式無段変速装置、流体
継手(又は電磁パウダークラッチ)、前後進切換え装置
及び減速ギヤ装置モして差動歯車装置とから構成されて
いるが、上記無段変速装置はスペース及びベルトの最小
曲率半径等の制限によりそのトルク比幅を大きくとるこ
とはできず、該無段変速装置のみによ、不トルク比幅の
範囲では燃費、変速性能等の自動車に対する諸要求に対
応するのに充分ではない。
そこで、特開昭61−31752号公報に示すように、
ベルト式無段変速装置に、ラビニヲ型プラネタリギヤユ
ニット等からなる補助変速装置を直列に連結し、該補助
変速装置を低速段と高速段とに切換えることによりトル
ク比幅を拡大した無段変速機が案出されている。
そして、該無段変速機は、補助変速装置の高速段及び低
速段の切換えをシフトレバ−のしくロー)レンジ及びD
(ドライブ)レンジへのシフト操作により行い、更にL
レンジでは目標機関回転速度を低く設定し、かつDレン
ジでは目標機関回転速度を高く設定している。従って、
Lレンジにおいては、補助変速装置が低速段にあり、か
つ目標機関回転速度が高い値に設定されることにより無
段変速装置の変速比が低く設定され、駆動トルクが増大
して良好な動力性能を得ることができると共に、エンジ
ンブレーキの効果も期待し得る。
←→ 発明が解決しようとする問題点 しかし、上述無段変速機は、シフI・レバーの操作によ
り補助変速装置を、低速段と高速段とに切換えるので、
操作が繁雑であると共に、適切な操作が難しい。
そこで、本出願人は、エンジン回転数、スロットル開度
等の走行状況により定まる目標トルク比に対して、無段
変速装置及び補助変速装置を所定判断に基づき適正に制
御し、もって補助変速装置を低速モード及び高速モード
に自動的に切換える無段変速機用制御装置を提案した。
ところで、特に最大動力特性を達成し得るように目標ト
ルク比を設定するSレンジにおいては、エンジンブレー
キ制御に際して、補助変速装置を低速モードに切換える
と共に無段変速装置のアップシフトを防止して、効果的
なエンジンブレーキを得ることが望ましいが、上記制御
装置にあっては、入力部材の回転数が限界回転数を超え
ることを規制されている関係上、高速モードから低速モ
ードに直ちに切換えることができず、エンジンブレーキ
を充分に発揮できない虞れを生ずる。
そこで、本発明は、補助変速装置及び無段変速装置が自
動的に制御されるものでありながら、エンジンブレーキ
制御に際して、すみやかに高速モードから低速モードに
切換え得るように制御することにより、良好なエンジン
ブレーキ効果を高い応答性にて作用し、もって上述問題
点を解消することを目的とするものである。
(ハ)問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、第1
図に示すように、その制御対重となる無段変速機12が
、無段階にトルク比を可変制御し得る無段変速装置30
と、該無段変速装置30と組合わされて、変速制御可能
領域を、比較的高いトルク比領域となる低速モードLと
比較的低いトルク比領域となる高速モードHとに切換え
得る補助変速装置20と、前記無段変速装置を可変制卸
する無段変速操作手段100と、前記補助変速装置を切
換え作動するモード切換え手段110と、を備えている
また、無段変速装置30のトルク比を検知するトルク比
検知手段111と、補助変速装置20が低速モードにあ
るか高速モードにあるかを検知するモード検知手段11
2と、走行状況にて定まる目標トルク比を設定する目標
トルク比設定手段113と、更に、無段変速装置30の
出力部30a(第2図)の限界回転数を設定する出力部
限界回転数設定手段116と、無段変速機12の入力部
材60(第2図)の限界回転数を設定する入力部材限界
回転数設定手段117と、を設置する。
そして、トルク比検知手段111及びモード検知手段1
12からの信号に基づき、補助変速装置20が高速モー
ドHにある場合、現在の無段変速装置30のトルク比に
て低速モードLに切換えな際の入力部材60の回転数を
算出する低速モード回転数算出手段118と、更に、無
段変速判断手段115a及びモード切換え判断手段11
5bからなり、目標トルク比設定手段113、出力部限
界回転数設定手段116、入力部材限界回転数設定手段
117及び低速モード回転数算出手段118等からの信
号に基づき、出力部の回転数が低速モードにおける出力
部限界回転数以下にあっては前記算定した入力部材の低
速モード回転数が入力部材限界回転数以下の範囲にて、
目標トルク比や達成すべく適宜判断して、無段変速操作
手段100及びモード切換え手段110に信号を発する
変速判断手段115と、を備えろことを特徴とする。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、エンジンの出力トルクが、無段変速
機12を介して車輪に伝達され、自動車は適宜速度にて
走行し、この際、無段変速機12は、ベルト等の無段変
速装置30の無段階トルク比制御と、補助変速装M20
の低速モードLと高速モードHの切換え制御にて、第6
図に示すように比較的大きなトルク比幅にて制御される
この際、第7図において、実線Kが補助変速装置20を
低速モードLにした際の入力部材60の限界回転数Ni
nmayを示す曲線であり、また破線Mが低速モードL
における出力部材30aの限界回転数(車速) N0u
t maxを示す線であるが、特にエンジンブレーキが
期待されるSレンジ(最大動力特性)であっては、低速
モードでの出力部回転数N out Lが限界回転数以
下(N out L (N out wax )の車速
範囲にあっては、低速モード回転数算出手段118にて
算出された入力部材回転数N1nLが限界回転数以下(
N inL< N ir+maχ)の範囲内、即ち第7
図における領域Iに常に位置するよう変速制御される。
即ち、補助変速装置30が高速モードHにある場合にお
いて、領域Eにあると、低速モードLに切換わる際、入
力部材60の回転数が限界回転数を超えるため、無段変
速装置30をアップシフトして領域■に至るまで低速モ
ードLへの切換えはできず、エンジンブレーキ必要時に
直ちに低速モードLに切換えることができないため、高
速モードHにおいても、領域i内に入るように、無段変
速装置30のトルク比T及び車速Vを制御して、エンジ
ンブレーキ必要時、直ちに低速モード1.+、=切換え
てエンジンブレーキを効率的に作用する。
(へ)実施例 以下、本発明を具体化した実施例について説明する。
まず、本発明に係る無段変速機(詳しくは特願昭61−
205614号参照)を、第2図に示す概略図に沿って
説明すると、無段変速機12は、補助変速装置を構成す
るシングルプラネタリギヤ装置20.ベルト式無段変速
装置30、トランスファー装置80、減速ギヤ装fi7
1と差動歯車装置72とからなる出力部材70.そして
ロックアツプクラッチCLを有する流体継手13、及び
デュアルプラネタリギヤ装置からなる正逆転切換え伝動
装置90を備えている。そして、シングルプラネタリギ
ヤ装置20ば、無段変速装置30の出力部30aに連結
する第1の要素20R(又は2OS)と、無段変速機1
2の出力部材70に連結する第2の要素20Cと、無段
変速機12の入力軸60にトランスファー装置80を介
して連結する第3の要素20S(又は20R)とを有し
ている。また、該プラネタリギヤ装置20を高速モード
■(と低速モードLに切換えろモード切換え手段110
は、ローワンウェイクラッチF及びローコースト&リバ
ースブレーキB1からなる係止手段とハイクラッチC2
からなり、該係止手段F、 B1が低速モードLとなる
減速機構として用いる際の反力支持部材となる第3の要
素20S(又は20RIにトランスファー装置80を介
して連結しており、またハイクラッチC2が入力軸60
と第3の要素20S(又は20R)との間に介在してい
る。
具体的には、プラネタリギヤ装置20のリングギヤ20
Rが無段変速装置30の出力部30aに連動し、かつキ
ャリヤ20Cが出力部材70に連動し、そしてサンギヤ
203がトランスファー装置80を介してローワンウェ
イクラッチF及びローコースト及リバースブレーキB1
に連動すると共にハイクラッチC2に連動している。
また、デュアルプラネタリギヤ装置90は、そのサンギ
ヤ903が入力軸60に連結し、かつキャリヤ90Gが
無段変速装置30の入力部30bに連結すると共にフォ
ワードクラッチC1を介して入力軸60に連結し、また
リングギヤ90RがリバースブレーキB2に連結してい
る。
以上構成に基づき、本無段変速機12における各クラッ
チ、ブレーキ及びワンウェイクラッチは、各ポジション
において第3図に示すように作動する。なお、※はロッ
クアツプクラッチCLが適宜作動し得ることを示す。
詳述すると、Dレンジにおける低速モードLにおいて、
フォワードクラッチC1が接続している外、四−ワンウ
ェイクラッチFが作動する。この状態では、エンジンク
ランク軸の回転は、ロックアツプクラッチCL又は流体
継手13を介して入力軸60に伝達され、更にデュアル
プラネタリギヤ装置90のサンギヤ903に直接伝達さ
れると共(こフォワードクラッチC1を介してキャリヤ
90Cに伝達される。従って、該デュアルプラネタリギ
ヤ装置90は入力軸60と一体に回転し、正回転をベル
ト式無段変速装置30の入力部30bに伝達し、更に該
無段変速装置30にて適宜変速された回転が出力部30
aからシングルプラネタリギヤ装置20のリングギヤ2
0Rに伝達される。
一方、この状態では、反力を受ける反力支持要素である
サンギヤ203はトランスファー装置80を介してロー
ワンウェイクラッチFにて停止されており、従ってリン
グギヤ20Rの回転は減速回転としてキャリヤ20Cか
ら取出され、更に減速ギヤ装置71及び差動歯車装置7
2を介してアクスル軸73に伝達される。
また、Dレンジにおける高速モードHにおいて(、t1
フォワードクラッチCIの外、ハイクラッチC2が接続
する。この状態では、前述同様に無段変速装置30にて
適宜変速された正回転が出力部30aから取出されてシ
ングルプラネタリギヤ装置20のリングギヤ20Rに入
力される。一方、同時に、入力軸60の回転はハイクラ
ッチc2及びトランスファー装置80を介してシングル
プラネタリギヤ装置20のサンギヤ203に伝達され、
これにより該プラネタリギヤ装置2oにてリングギヤ2
0Rとサンギヤ205とのトルクが合成されてキャリヤ
20Gから出力されろ。なおこの際、サンギヤ20Sに
はトランスファー装置8oを介して反力に抗する回転が
伝達されるので、トルク循環が生じることなく、所定の
プラストルクがトランスファー装置80を介して伝達さ
れろ。そして、該合成されたキャリヤ20Cがらのトル
クZよ減速ギヤ装置71及び差動歯車装置72を介して
アクスル軸73に伝達されろ。
なお、Dレンジにお゛ける作動では、ワンウェイクラッ
チFに基づき逆トルク作用時(エンジンブレーキ時)は
フリーとなるが、Sレンジにおいては、ローワンウェイ
クラッチFに加えてローコースト及リバースブレーキB
1が作動し、逆トルク作用時も動力伝達する。
また、Rレンジにおいてはローコースト&リバースブレ
ーキB1と共にリバースブレーキB2が作動する。この
状態では、入力軸60の回転は、デュアルプラネタリギ
ヤ装置90にてリングギヤ90Rが固定されることに基
づきキャリヤ90Cから逆回転としてベルト式無段変速
装置30に入力すれる。一方、ローコースト及リバース
ブレーキB1の作動に基づきシングルプラネタリギヤ装
置20のサンギヤ20Sが固定されており、従って無段
変速装置30からの逆回転はプラネタリギヤ装置20に
て減速され、出力部材70に取出される。
また、Pレンジ及びNレンジにおいては、ローコースト
及リバースブレーキB1が作動する。
ついで、上述無段変速機を、第4図に沿って具体的に説
明すると、本無段変速機12は、3分割からなるトラン
スミッションケース15を有しており、該ケース15に
入力軸60及び無段変速装置30の入力軸30bが同軸
状に回転自在に支持されて第1軸を構成していると共に
、無段変速装置30の出力軸30aとギヤ軸70aが同
軸状に回転自在に支持されて第2軸を構成している。更
に、第1軸上にはロックアツプクラッチCLを備えた流
体継手13が配設されていると共に、ハイクラッチC2
、ローコースト及リバースブレーキB1、ローワンウェ
イクラッチFからなるモード切換え手段110が配設さ
れており、更に、デュアルプラネタリギヤ装置90、フ
ォワードクラッチC1及びリバースブレーキB2からな
る正逆転切換え装置が配設され、また油圧ポンプ17が
配設されている。一方、第2軸上にはシングルプラネタ
リギヤ装置20が配設されている。
更に第1軸部分について説明すると、入力軸60ばその
一端部にロックアツプクラッチCL及び流体継手13の
出力部材が係合していると共にその他端部にデュアルプ
ラネタリギヤ装置9oのサンギヤ903が係合しており
、更に該入力軸6゜上にはケース15に固定されている
スリーブ部15aが配設されている。また、該スリーブ
部15aにはワンウェイクラッチFを介してスプロケッ
ト81が連結されていると共に、入力軸60に連結して
いるスリーブ軸41が回転自在に支持されている。更に
、該スリーブ軸41から立上っているフランジ部41a
はその一側にてフォワードクラッチC1がその油圧アク
チュエータ42と共に設置され、またその他側にハイク
ラッチC2がその油圧アクチュエータ43と共に設置さ
れている。
そして、ハイクラッチC2はその被動側が前記スプロケ
ット81のボス部に連結され、かつ該ボス部はケース1
5にその油圧アクチュエータ45と共に配設されている
ローコースト及リバースブレーキB1に連結している。
一方、フォワードクラッチC1の波動側はデュアルプラ
ネタリギヤ装置90のキャリヤ90Cに連結しており、
またデュアルプラネタリギヤ装置90のリングギヤ90
R(ま油圧アクチュエータ46と共にケース15に配設
されたリバースブレーキB2に係合している。
なお、キャリヤ90Cは互に噛合しかつサンギヤ903
に噛合しているピニオン90P1及びリングギヤ90R
に噛合しているピニオン90P2を支持している。
また、無段変速装置30は、特願昭60−298794
号(未公開)に詳しく述べであるように、プライマリプ
ーリ31、セカンダリプーリ32及びこれら両プーリに
巻掛けられたベルト33からなり、かり両ブーりはそれ
ぞれ固定シーブ31a。
32a及び可動シーブ31b、32bからなる。
更に、プライマリプーリ31には、ベアリングにて支持
されかつ複数枚の皿バネ38を介在して入力軸30bに
一体に回転するように連結されているスラスト力保持部
材34aと固定シーブ31aとの間lこ、伝達トルクに
対応した軸力を付与する調圧カム機構34が配設されて
おり、また可動シーブ31bは固定シーブ31aのボス
部31cにボールスプラインを介して摺動のみ自在に支
持されていると共に、その背部にボールネジ装置35が
配設されている。ボールネジ装置35はそのボルト部3
5aがケース15に回転不能にかっスラストベアリング
を介して入力軸30bに軸方向移動不能に連結されてお
9、またそのナツト部35bが可動シーブ31bにスラ
ストベアリングを介して軸方向に一体に移動するように
連結されている。一方、セカンダリプーリ32はその固
定シーブ32aが出力軸30aと一体にケース15に回
転自在に支持されており、かつ可動シーブ32bが出力
軸30aにボールスプラインを介して摺動のみ自在に支
持されている。更に、該可動シーブ32bの背面にはボ
ールネジ装置36が配設されており、そのボルト部36
aがケース15に回転不能にかつ出力軸30aに固定さ
れた7ランジ30dにスラストベアリングを介して軸方
向移動不能に連結され、またそのナツト部36bがスラ
ストベアリングを介して可動シーブ32bと軸方向に一
体に移動するように連結されている。そして、プライマ
リプーリ31及びセカンダリプーリ32の間には操作軸
37が回転自在に支持されている。
なお、第4図は展開図なので、操作軸37が上方に描か
れているが、実際は、操作軸37は正面視において入力
軸30bと出力軸30aの中間部分に位置している。そ
して、該j)作軸37には円形ギヤ37a及び非円形ギ
ヤ37b1更にウオームホイール37cが固定されてお
り、該ホイール37cは無段変速操作手段を構成するT
i動モータ100(第1図及び第7図参照)に連結され
ているウオーム37dが噛合している。また、円形ギヤ
37aはプライマリプーリ31側のナツト部35bに固
定されている幅広の円形ギヤ35cに噛合しており、ま
た非円形ギヤ37bはセカンダリプーリ32側のナツト
部36bに固定されている幅広の非円形ギヤ36cに噛
合している。
まtこ、シングルプラネタリギヤ装置20ば、第2軸を
構成するギヤ軸70a上に配設されており、そのリング
ギヤ2ORがフランジ30dに隣接してベルト式無段変
速装置3oの出力軸30aに連結されている。また、ギ
ヤ軸70aに;まサンギヤ205と一体にスプロケット
82が回転自在に支持されており、更に該ギヤ軸70a
に、ピニオン20Pを回転自在に支持しているキャリヤ
20Cが固定されている。
一方、該第2軸上のサンギヤ203と一体ノスプロケッ
ト82と前記ローワンウェイクラッチFにて支持されて
いるスプロケット81との間にはサイレントチェーン8
3が巻掛けられており、これらスゴロケッ)・及びチェ
ーンにてトランスファー装置80を構成している。
また、前記ギヤ軸70aばギヤ71aを一体に構成して
出力部材70を構成しており、かつギヤ71aは中間軸
71bに固定されているギヤ71Cと噛合している。更
に、中間軸71bには小ギヤ71dが形成されており、
かつ該ギヤ71dは差動歯車装置72に固定されている
リングギヤ72aと噛合して、減速装置71を構成して
いる。
また、差動歯車装置72からは左右′フロントアクスル
軸73が延びている。
ついで、本無段変速機12の作用を説明する。
エンジンクランク軸の回転はロツクア、ツブクラッチC
L又は流体継手13を介して入力軸60に伝達され、更
にデュアルプラネタリギヤ装置90のサンギヤ90Sに
伝達されると共にスリーブ軸41に伝達される。Dレン
ジ及びSレンジにおいてはフォワードクラッチC1が接
続しかつリバースブレーキB2が解放しているので、デ
ュアルプラネタリギヤ装置90はサンギヤ905とキャ
リヤ90Gとが一体に従ってリングギヤ90Rも一体に
回転して、正回転がベルト式無段変速装置30の入力軸
30bに伝達される。
そして、該入力軸30bの回転は、スラスト力保持部材
34aを介して調圧カム機HIt34に伝達され、更に
プライマリプーリ31の固定シーブ31B及びボールス
プラインを介して可動シーブ31bに伝達される。この
際、調圧カム機構34は入力軸30bに作用する入力ト
ルクに対応した軸力が皿バネ38を介してシーブ31a
の背面に作用し、一方、他方のシーブ31bは所定変速
比に対応してボールネジ装置35がその長さ方向に固定
された状態にあり、従ってスラストベアリングを介して
シーブ31bの背面に同等の反力が作用し、これにより
、プライマリプーリ31は入力■・ルクに対応した挟持
力にてベル1−33を挟持する。
更に、ベルト33の回転はセカンダリプーリ32に伝達
され、更に出力軸30aに伝達される。また、該ベルト
伝動に際して、後述するように、スロットル開度及び車
速等の各センサからの信号に基づき、モータが制御され
て、ウオーム37d及びウオームホイール37cを介し
て操作@fj37カず回転されろ。すると、円形ギヤ3
7a及び35cを介してプライマリプーリ31側ボール
ネジ装置35のナツト部35bが回転すると共に、非円
形ギヤ37b、36cを介してセカンダリプーリ32側
ボールネン装M36のナツト部36bが回転する。これ
により、ケース15に回転止めされているボルト部35
 a、 36 aとの間です、ト部35b、36bが相
対回転して、ボールネジ装置35.36ばスラストベア
リングを介して可動シーブ31b、32bを移動させて
プライマリプーリ31及びセカンダリプーリ32を所定
有効径に設定し、設定トルク比が得られる。なおこの際
、両ボールネジ装置は線形移動するため、ベルト33に
より規定される可動シーブ本来の移動量との間に差を生
ずるが、セカンダリプーリ32側が非円形ギヤ37b、
36cを介して回転するので、可動シーブはその本来の
移動量に整合する量にて移動される。また、両シーブ3
1a、31b及び32a、32bによるベルト挾圧力は
、プライマリプーリ31側においてはスラストベアリン
グを介して入力軸30bを引張るように作用してケース
15に作用することはなく、同様にセカンダリプーリ3
2側においても出力軸30aを引張るように作用してケ
ース15に作用することはない。
更に、ベルト式無段変速装置30の出力軸30aの回転
はシングルプラネタリギヤ装置20のリングギヤ20R
に伝達され、更にキャリヤ20Cを介してギヤ軸70a
に伝達される。
そ(7て、Dレンジにおける低速モードLの場合、第3
図に示すようにローワンウェイクラッチFが作動状態に
あり、従ってリングギヤ20Rからキャリヤ20Cへの
トルク伝達に際して、サンギヤ203が反力を受けるが
、該サンギヤ203は!・ランスファー装置80を介し
てローワンウェイクラッチFにて回転止めされてお9、
シングルプラネタリギヤ装置20は減速8J!構を構成
している。
従って、ベルト式無段変速装置3oの出力軸30Bの回
転は、シングルプラネタリギヤ装置2oにて巣に減速さ
れ、更にギヤ71a、71c、中間軸71b1ギヤ71
d及びマウントギヤ72aからなる減速ギヤ装置71を
介して更に減速され、そして差動歯車装置72を介して
左右フロントアクスル軸73に伝達される。
また、後述するように、制御部からの信号によりハイク
ラッチC2が接続して高速モードHに切換えられると、
入力軸60の回転はベルト式無段変速装置30に伝達さ
れると共に、スリーブ軸41及びハイクラッチC2を介
してスプロケット81に伝達され、更にサイレントチェ
ーン8゛3及びスプロケット82を介してシングルプラ
ネタリギヤ装置20のサンギヤ203に伝達される。な
おこの際、トランスファー装置80入力端のスプロケッ
ト81はローワンウェイクラッチFにてシングルプラネ
タリギヤ装置のサンギヤ203からの反力を受けている
ので、つかみ換えによるシフトショックを防止して、ハ
イクラッチC2の接続により滑らかに回転を開始してサ
ンギヤ203にトルクを伝達する。これにより、ベルト
式無段変速装置30により無段変速されたトルクとトラ
ンスファー装置80を介するトルクとがシングルプラネ
タリギヤ装置20にて合成され、該合成トルクがキャリ
ヤ20Cからギヤ軸70aに伝達される。
更に、前述低速モードLと同様に、減速ギヤ装置71及
び差動歯車装置72を介して左右フロントアクスル軸7
3に伝達される。
また、Sレンジにおける低速モードLでは、エンジンブ
レーキ等による負トルクをも受けるので、ローコースト
及リバースブレーキB1が係合してスプロケット81は
正逆回転とも阻止される。また、Sレンジにおける高速
モードH1,t Dレンジの高速モードと同様である。
一方、RレンジではフォワードクラッチC1が解放され
ろと共にリバースブレーキB2が係合される。従って、
デュアルプラネタリギヤ装置90のサンギヤ905に伝
達された入力軸60の回転は、リングギヤ90Rの停止
に伴ってキャリヤ90Cから逆回転としてベルト式無段
変速装置30の入力軸30bに伝達される。この際、シ
ングルプラネタリギヤ装置20のサンギヤ208からト
ランスファー装置80を介して反力トルクはスプロケッ
ト81に逆回転として作用するので、ローコースト及リ
バースブレ、−キB1が作動して該スプロケット81を
停止している。
また、上述無段変速49112のトルク伝達において、
第5図に示すように、低速モードLにあっては全伝達ト
ルクがベルト式無段変速装置30を介して伝達されるが
、高速モードHにあっては、ベルト式無段変速装置30
を経るトルクとトランスファー装置80を経るトルクが
トルク比に応じた所定割合いにて分担される。
更に、第6図に示すように、ベルト式無段変速装置30
のトルク比に対する無段変速機12のトルク比は、低速
モードにおいては曲線りに示すようになり、かつ高速モ
ードにあっては曲線Hに示すようになる。従って、低速
モードLから高速モードHへ(又はその逆に)ステップ
する際のステップ比(低速側トルク比/高速側トルク比
)は曲線Sで示すようになる。
また、第7図は、無段変速値W3oのトルク比Tと車速
Vの関係にて、低速モードLにおける入力部材60の限
界回転数Ninmaχの曲線K及び出力部30aの限界
回転数(車速)Noutmaχの線Mを示すものである
ついで、第8図に沿って、本無段変速機の制御装置につ
いて説明する。
本制御装置(システム)Uは、変速制御部U4、エンジ
ンブレーキ制御部U2、ロックアツプクラッチ制御部U
3、ライン圧制御部U4及びシフトレンジ制御部U5を
備えている。
変速制御部Ulは、目標トルク比設定手段113、及び
所定幅Iからなる目標トルク比a1との現在のトルク比
aとを比較し、かつプラネタリギヤ装置20の低速及び
高速モードL、Hの切換え及び無段変速装置30の変速
量を判断する変速判断手段115を有しており、更に無
段変速装置3oの出力部30aの限界回転数を設定する
出力部限界回転数設定手段116、無段変速機12の入
力部材60の限界回転数を設定する入力部材限界回転数
設定手段117、そして補助変速装置20が高速モード
Hにある場合、現在無段変速装置30のトルク比Tにて
低速モードLに切換えた際の入力部材60の回転数を算
出する低速モード回転数算出手段118を備えている。
また、変速制御部U1には、トルク比検知手段を構成す
るプライマリプーリ回転数N inセンサ111a及び
セカンダリプーリ回転数N outセンサ111bから
の信号、更に、スロットル開度θセンサ122、車速V
センサ123、補助変速装置を構成するプラネタリギヤ
装置20の低速及び高速モードL、Hを検知するモード
センサ(モード検知手段)112、モしてP。
R,N、D、Sの各レンジを検知するシフトレンジセン
サ125の各センサからの(i号が入力されており、か
つこれらセンサからの信号に基づき演算・判断された信
号が電動モータ100の駆動回路120及びL−Hシフ
トソレノイド駆動回路121に出力する。また、モータ
駆動回路120ば、変速制御部U、及びエンジンブレー
キ制御部IJ2h)らの信号に基づき所定信号を発する
PWM発信器、該発信器からの信号を所定レベルまで増
幅するドライブ回路、及び該増幅信号をモータ100に
供給するブリッジ回路からなる。
そして、該変速制御部U1の目標トルク比設定手段11
3が、スロットル開度θに対応したプライマリプーリ回
転121.N in (−人力部材回転数−エンジン回
転数)と車速Vに基づき、Sレンジにおいては最大動力
制御を行うように、またDレンジにおいては最良燃費制
御を行うように、目標)・ルク比を演算して設定する。
なお、該目標トルク比設定手段113は、吸気管負圧、
セカンダリプーリ回転数N out、又は出力ギヤ回転
数等の他の走行状況センサからの信号を受けて設定して
もよく、また最大動力制御及び最良燃費制御に限らず、
最大トルク制御その池中間の制御でもよい乙とは勿論で
ある。そして、該目標トルク比設定手段113にて設定
された目標トルク比a″は所定幅lの不感帯が設定され
、判断手段114,115にて、該目標トルク比a′″
が車速V等からの現在の無段変速機のトルク比aと時々
・刻々比較され、該トルク比aが不感帯幅lから外れた
部分(斜線部分)にて所定変速信号が出力される。
一方、エンジンブレーキ制御部U2は、図示するように
各センサからの信号を受けて、前記モータ駆動回路12
0及びL−Hシフ)・ソレノイド駆動回路121に出力
し、これにより、Sレンジでエンジンブレーキ状態即ち
スロワ)・ル開度が零又は零付近状態を検知した場合、
最大動力制御用の目標トルク比とは異なる比較的高い目
標トルク比を定め、効果的なエンジンブレーキを作用す
る。
また、ロックアツプ#御部U3は、図示するような各セ
ンサからの信号を受けて、ロ°ツクアップソレノイド駆
動回路126に出力し、これにより流体継手13内に設
けたロックアツプクラッチCLを係合・解放制御する。
更に、ライン圧制御部U4は、図示するような各センサ
からの信号を受けて、シフトコントロールソレノイド駆
動回路127に出力し、これにより、スロットル開度に
対応するライン圧を発生すると共(ど、NレンジからD
レンジ(又はSレンジ)及びNレンジからRレンジにシ
フトする際、フォワードクラッチC1又はリバースブレ
ーキB2が係合するときに生ずるシフトンヨックを軽減
すへく、N−D (S) 、 N 4Rシフトが検知さ
れたとき、ライン圧を低下し、その後通常位置まで徐々
に上昇させる。
また、シフトチェンジ制御部U5は、各センサからの信
号を受けて、シフトレンジチェンジ用モータ駆動回路1
29に出力し、これにより運転席に設置されたシフトレ
バ−のセット位置に応じて、ステッピングモータを駆動
・制御してマニュアルバルブ132のシフト位置を変更
する。
そして、各ソレノイド及びモータM動回18121、1
29;  126,127は油圧制御装置130の所定
バルブを作動して、モード切換左手段110を構成する
ハイクラッチC2及びローコースト&リバースブレーキ
B1、並びにフォワードクラッチC】、リバースブレー
キB2、ロソクアップクラッチCL及び流体継手(F/
C)13を制御する。
油圧制御装置130は、第9図に示すように、シフトレ
ンジチェンジモータ駆動回路129にて駆動されるステ
ッピングモータ(131)に連結されているピニオンに
より作動されるマニュアルバルブ132、シフトコント
ロールソレノイド駆動回路127にて駆動されるリニア
ソレノイド133により作動されるレギュレータバルブ
135、ロックアツプソレノイド駆動装置126にて駆
動されるソレノイドバルブ136により作動されるロッ
クアツプコントロールバルブ137、L−Hソレノイド
駆動回路121にて駆動されるソレノイド139により
作動されるロー・ハイシフトバルブ140を有しており
、更にアキュムレータ141及びロー・ハイシフトタイ
ミングバルブ142を有している。そして、レギュレー
タバルブ135は油圧ポンプ17からの圧油が供給され
るボー)b、ライン圧ポートl、及び潤滑油ボーhLu
を有している。
また、マニュアルバルブ132は、第1及び第2のライ
ン圧ボート12.#、、Rレンジにてライン圧が供給さ
れるボー)r、S及びDレンジにてライン圧が供給され
るポートe、 31 Np Rp Pレンジにてライン
圧が供給されるボー)f、N。
R,Pレンジにてライン圧が供給されるボー1、gを備
えており、ポートeはフォワードクラッチ油圧サーボC
1及びロー・ハイシフ)・バルブ140のボー1−e2
に、ポートfはロー・ハイシフトバルブ140のポート
t2に、ポートgはロックアツプコントロールバルブ1
37の油室g 2及びロー・ハイシフトバルブ140の
油室g3に、そしてポートrはリバースブレーキ油圧サ
ーボB2にそれぞれ連通している。
また・6ツクアツブコントロール1< 、、バルブ13
7は、ライン圧ポート14、流体継手(F/C)13に
連通するポートh及び四ツクアップクラッチ油圧サーボ
CLに連通するポートiを有し、更にその上油室jにソ
レノイドバルブ136にて制御される油圧が作用し、か
つ下池室g2にスプールを上方に付勢するスプリングが
配設されていると共にD及びSレンジ以外にライン圧が
作用する。従って、ソレノイドバルブ136がオンする
と、上油室Jがドレーンされてスプー、ルが上方に移動
し、ポートe4からのライン圧が流体継手13に送られ
、またD及びSレンジにおいて、ソレノイドバルブ13
6がオフになると、スプールはスプリングに抗して下方
に移動し、ポート14からのライン圧がロックアツプク
ラッチ油圧サーボCLに送られ、該クラッチを係合し、
更にN、R,Pレンジにおいては下池室g2にライン圧
が作用して、スプールが下方に移動することはない。
また、ロー・ハイシフトバルブ140は上記ボーl−e
 2及びf2の外にポートk及びmを有しており、ポー
トにはチェックバルブ付オリフィス143を介してハイ
クラッチ油圧サーボC2に連通し、かつポートmはオリ
フィス145及びロー・ハイシフトタイミングバルブ1
42を介してローコースト及リバースブレーキ油圧サー
ボB1に連通している。更に、該ロー・ハイシフトバル
ブ140はその上油室nにソレノイドバルブ139にて
制御される油圧が作用しており、かつその下池室g3に
スプールを上方に付勢するスプリングが配置されている
と共にD及びSレンジ以外にてライン圧が作用している
。また、アキュムレータバルブ141はスプリング14
1aにて付勢されているピストン141bを有しており
、該ピストンにて構成されるアキュムレータ室141c
は前記ハイクラッチ油圧サーボc2及びロー・ン1イシ
フトタイミングパルブ142の上油室qに連通しており
、かつその背圧室141dにはライン圧が作用している
従って、ソレノイドバルブ139がオン状態にあると、
上油室nがドレーンされてスプールが上方位置にあり、
S、N、R,Pの各レンジ(即ちDレンジ以外)にてラ
イン圧が供給されているポートf2がポートmに連通す
ると共に、S、Dレンジにてライン圧が供給されている
ポートe2が閉塞されている。この状態では、ローコー
スト及リバースブレーキ油圧サーボB1にライン圧が供
給され、ブレーキB】が係合しかつハイクラッチC2が
解放して、低速モード状態にある。また、ソレッ、イド
バルブ139がオフすると、スプールは下方に移動し、
ポートe2をポートkに連通し、かつボートf2を閉塞
すると共にボートmをドレーンする。この状態では、ラ
イン圧がアキュムレータ室141Cに供給されると共に
ハイクラッチ油圧サーボC2に供給され、またロー・ハ
イシフトタイミングバルブ142の上油室qにライン圧
が作用してスプールを下方に移動し、ブレーキ油圧サー
ボB1の油圧をドレーンする。従って、ハイクラッチC
2が係合しかつローコースト及リバースブレーキB1が
解放して、高速モード状態にある。
なお、N、R,Pの各レンジ即ちD及びSレンジ以外は
、ロー・ハイシフトバルブ140の下油室g3にライン
圧が作用し、例文ソレノイドバルブ139がオフになっ
ても、スプールが下方に移動してハイクラッチC2が係
合することはない。また、Dレンジにおでいは、ソレノ
イドバルブ139がオン状態にあっても、ボー1−f2
にはライン圧が供給サレt、tいので、ローコースl−
&リバースブレーキB1が作動することはない。
次に、本無段変速機用制御装置Uの作動について、フロ
ーに沿って説明する。
第10図は、メインフローを示す図であり、シフトレバ
−のポジション、スロットル開度θ、プライマリプーリ
回転数N in、セカンダリプーリ回転数Nout及び
車速Vを入力して、Dレンジ制御、Sレンジ制御、Nレ
ンジ制御、Rレンジ制御、Pレンジ制御の各制御を設定
し、そして各制御に対応して各ソレノイド136,13
9及びモータ100及び131に出力する。
第11図は、Dレンジ制御を示すフローであり、モード
センサ112から低速モードLにあるか高速モードHに
あるかの信号を入力しく31)、また最良燃費曲線に基
づきスロットル開度θに対応するプライマリプーリの目
標回転数N1を設定する(S2)。更に、プライマリプ
ーリ (入力部材)回転数Ninとセカンダリプーリ(
出力部)回転数N outから無段変速装置30のトル
ク比T(=Nin/ Nout )が算出され(S3)
、そしてステップS4にて、該トルク比Tにおける低速
モードLのトルク比aLと高速モードHのトルク比aH
が算出される。即ち、プラネタリギヤ装置20のサンギ
ヤ203とリングギヤ20Rの歯数比(2OS/2OR
)をλとし、トランスファー装置1180における出力
スプロケット82と入カスブロケット81の歯数比(8
1/82)を1とすると、a  =TX(1+^) により算出される。更に、目標回転数に対して許容ずれ
幅lを設定して目標回転数幅N’maχ、N”minを
設定する(S5)。そして、ステップS6にて、目標ト
ルク比の上限a″maχ及び下限a″winが算出され
る。即ち、 a’max= (N”maxX C) / Va”++
+in= (N”m1nXC)/Vで定まり、かつCは
、タイヤ直径DT及び終減速比idにて定まる定数(s
ox yr X DT/ i dx 1000)である
。なお1以上ステップ32,5,6が、目標トルク比設
定手段113に対応する。
更に、ステップS7にて、現在ギヤ装置20が低速モー
ドしてあるか、高速モードHであるかの判断を行う。そ
して、現在が低速モードLにある場合は、後に述べろ第
13図に示す方法にて変速判断をしくS8)、また、現
在が高速モードHにある場合は、後に述べる第15図に
示す方法にて変速判断をする(S9)。なお、以上ステ
ップ38゜S9が、無段変速判断手段115に対応する
第12図は、Sレンジ制御を示すフローであり、同一部
分は同一符号を付して説明を省略する。ただし、ステッ
プS2においては、Dレンジ制御の場合とは異なり、例
えば最大動力曲線に基づきスロットル開度θに対応する
プライマリプーリの目標回転数N1を設定する。
ステップ510ば、通常変速制御U、かエンジンブレー
キ制vIJU2かを判断するステップであり、スロット
ル開度θが零又は零付近の場合(050m1n)、エン
ジンブレーキ制御へ流れ(S11)、その他の場合は通
常の変速制御に流れる。また、ステップ312は、アク
セルペダルを踏圧操作した場合のアップシフト量を制限
するステップであり、これにより減速後の再加速性及び
エンジンブレーキ性能を向上させる。即ち、Noは所定
パルス毎の判断作動における前回の作動の目標回転数で
あり、かっAはSレンジにおける目標回転数減少限界で
ある。そして、スロットル開度θに基づく目標回転数N
゛がN′″≦N o −Aなる関係にある場合、即ち目
標回転数の減速幅が大き過ぎる場合、ステップ313に
て、目標回転数が限界点になるように設定され(N″−
N o −A )る。
ついで、第13図ないし第16図に治って、変速判断手
段115、並びに低速モード回転数算定手段118、出
力部限界回転数設定手段116及び入力部材限界回転数
設定手段117について説明する。
第13図は、プラネタリギヤ装置(補助変速装置)20
が低速モードLにある場合、即ち第11図及び第12図
におけるステップS7にて低速モードLに流れる場合の
内容を示す図である。
まず、出力部限界回転数設定手段116にて、予め定め
であるセカンダリプーリ (出力部)32の限界回転数
N out IIaχと現在のセカンダリプーリの回転
数N outを比較し、該回転数N outが限界回転
rJ1.N out ++axを超えている場合、直ち
に高速モードHに切換えてセカンダリプーリの回転数を
さげろ(314,515)。また、セカンダリプーリの
回転数N outが限界回転数N out ffIax
以内である場合、まず次に続く無段変速装置(CVT)
の変速判定(無段変速判断手段115a)において、低
速モードLでのトルク比aLを現在のトルク比aとして
用いるため、a4−aLとして記憶されろ(316)。
そして、第14図に示すように、現在のトルク比aとス
テップS6にて算出した目標トルク比上限a ” ma
Xと比較され(S 17) 、a>a”maxなる関係
、即ちアップシフト時にある場合、更に、高速モードH
での最大トルク比aHwaxと目標トルク比上限a ”
 maXとが比較され(318)、該目標トルク比上限
a″IIIaxが高速モード最大トルク比1酩χより低
ければ、直ちに高速モードHに切換わり (S15)、
また目標トルク比上限a ” aiaχが高速モード最
大トルク比aHa+aχより高い場合、モード切換えは
行われず、無段変速装置(CVT)30をアップシフト
する(519)。一方、a)a”mayなる関係にない
場合、現在のトルク比aと目標トルク比下限a1組nが
比較され(320)、a<νwinなる関係にある場合
は無段変速装置30がダウンシフトしく521)、また
その関係から外れると無段変速装置は停止する(322
)。
第15図は、プラネタリギヤ装置20が高速モードHに
ある場合、即ち第11図及び第12図におけるステップ
S7にて高速モードHに流れろ場合の内容を示す図であ
る。
ステップ323は、ステップ813と同様に、予め定め
であるセカンダリプーリ (出力部)の限界回転数N 
out maxxと現在のセカンダリプーリの回転数N
 outを比較するステップであり、N out≧N 
outmaχなる関係にある場合、直ちに無段変速装置
30をダウンシフトしてセカンダリプーリ32の回転を
下げる(S24)。また、現在のセカンダリプーリの回
転数N outが限界回転数N out maX内にあ
る場合、次に続く無段変速装置(CVT)の判定におい
て高速モードHでのトルク比aHを現実の)・ルク比a
として制御するため、まずトルク比a14を記憶する(
325)。更に、低速モード回転数算定手段118にて
、現在の無段変速装置30のトルク比Tにて低速モード
Lにした場合のプライマリプーリ (入力部材)31の
回転数N1nLを算定する(826)。即ち、低速モー
ドLにした場合のトルク比aL(84参照)と車速v1
そして先に示したタイヤ直径及び終減速比にて定まる定
数Cから、a LX V / Cなる式にて回転数N1
nLが演算される。また同様に、トルク比aL1車速V
及び無段変速装置のトルク比Tから、aLxv/CXT
即ち N1nL/T  なる式にて、低速モードLにし
た場合のセカンダリプーリ (出力部材)32の回転数
NoutLが演算される(327)。そして、出力部限
界回転゛数設定手段116にて設定される出力部(セカ
ンダリプーリ)32の限界回転数N0ut IIIIX
とステップ327にて算定した低速モード回転数1’J
 out Lとを比較する(328)。即ち、第7図に
おいて、低速モードLにおける出力部限界車速線Mを超
えるか否かを判断する。そして、超えない場合、即ち領
域F及びGにない場合、更に入力部材限界回転数設定手
段117にて設定される入力部材(プライマリプーリ)
31の限界回転数N in n+axとステシブS26
にて算定された低速モード回転数N1nLとが比較され
ろ(329)。即ち、第7図において、低速モード入力
部材限界回転数線Kを超えるか否かが判断され、超える
場合(NinL≧Nir+maχ)、即ち領域Eにある
場合、直ちに無段変速装置30がアップシフトして領域
Eから1に移行するように制御する(330)。また、
超えない場合、即ち領域■にある場合、第16図に示す
ように、目標トルク比下限a ” akinと高速モー
ドHでの最大トルク比aHIIIaxとを比較しく33
1)、目標トルク比下限a1劃nが高速モード最大トル
ク比aHmlLXより高い場合、低速モードLに切換え
られてグランシフ)・が行われる(S32)。
また、a′″rsin ) a  maxなる関係にな
い場合、更に低速モード入力部材回転数N1nLと、所
定ビステリシスを得るための制御幅β(第7図参照)を
考慮した限界回転数Ninmaχ−βとを比較しく33
3)、N1nL≧Ninmaχ−βなる関係にある場合
、即ち領域E+β内にある場合、更に現在のトルク比a
と目標トルク比上限a”mayとが比較され(3341
、a ) a” fiIaxなる関係にある場合無段変
速装置30をアップシフトしく535)、その関係から
外れろと可変制御が停止する(336)。また、N1n
L2:Ninmaχ−βなる関係にない場合、即ち領域
1−β内にある場合、現在のトルク比aと目標トルク比
下限a”minとが比較され(S37)、YESの場合
無段変速装置30をダウンシフトしく838)、Noの
場合前述したステップS34に流れる。一方、前記ステ
ップ328にて、NoutL≧N out maxなる
関係にある場合、即ち領域F又tよGにある場合、更に
低速モードLに切換えた際入力部材(プライマリプーリ
)の回転限界である無段変速装置のトルク比T、maχ
と現在のトルク比Tとが比較されろ(839)。即ち、
領域FにあるかGにあるかが判断され、領域Fにある場
合(YES)、無段変速値fi30は領域Gに移行する
までア・フプシフトする(530)。また、領域Gにあ
る場合(NO)、更に所定制御幅αを考慮した限界トル
ク比TNfflaχ−aと現在の無段変速装置のトルク
比Tとが比較され(340) 、NOの場合ステップS
37に流れ、またYESの場合ステップS34に流れて
、無段変速装置30を適宜制御する。
なお、上述実施例は、センサ111a及び111bに基
づき、無段変速装置30のプライマリプーリ31及びセ
カンダリプーリ32の回転数によりトルク比を求めてい
るが、プライマリプーリ31又はセカンダリプーリ32
の可動シーブ31b。
32bの位置を検知して、該位置からトルク比を求めて
もよい。また、本実施例の無段変速装置30は、可動シ
ーブ31b、32bの位置と軸37との位置が対応して
いるので、実際には、ギヤ37a、37b又はウオーム
ホイール37cの回転角位置を検知すればよく、該検知
手段がトルク比検知手段111となる。
ついで、エンジンブレーキ制御部U2、即ちステップ5
11(第12図)の内容について、第17図ないし第1
9図に沿って説明する。
第17図はエンジンブレーキ制御を示すメインフローで
あり、Sレンジにおいて、スロットル開度θが零又は零
付近にある場合、目標トルク比a“が通常のSレンジと
は異なるトルク比、例丸ば車速か通常の50%になるよ
うに設定される(341)。そして、現在低速モードL
にあるか高速モードHにあるか判断され(S42)、そ
れぞれエンジンブレーキ低速モード制御(343)又は
エンジンブレーキ高速モード制御(344)に流れろ。
次に、第18図に沿って、ステップ343の内容、即ち
エンジンブレーキ制御における低速モード時の制御につ
いて説明する。
まず、ステップ345にて、無段変速8112の現在の
トルク比aが、入力部材(エンジン)回転数Nin及び
車速Vから、a= (Nin /V)xcなる式にて算
出される。そして、無段変速装置30のトルク比Tから
算出される低速モードLでのトルク比aLと上記現在の
トルク比aとを比較してH→Lのシフト中かH→Lのシ
フ)・完了かを判断する(346)。即ち、所定のトル
ク幅δを設定し、1a−aLl≦δなる関係にある場合
、H→Lのモード切換えが完了したとみなし、上述関係
にない場合、H−Lのモード切換え中とみなす。そして
、モード切換えシフト中の場合、低速モードLでのトル
ク比aLを現在のトルク比aと置いて(347)、更に
該トルク比aと目標トルク比上限a ” IIIIKと
比較する(S48)。そして、a)a”mayなる関係
にある場合、無段変速装置30をアップシフトする(3
49)。なおこの際、無段変速装置30はアップシフト
してもギヤ装M20が低速モードLへ切換中であるため
、変速機12全体ではアップシフトせず、エンジンブレ
ーキ制御においても許容される。一方、H→Lのモード
切換えが完了した場合、a > a″mm×なる関係に
ない場合と共にステップ350に流れ、該ステップS5
0にて、現在の車速Vと前回処理作業での車速V。LO
と比較して車輌が減速中か増速中か判断されろ。
そして、増速中(YES)の場合、直ちに無段変速装置
30をダウンシフトしく551)、また減速中(NO)
の場合、現在のトルク比aと目標トルク比下限a ” 
l1Inと比較しく352)、aha″maXなる関係
にある場合即ち車輌停止制御状態等にある場合、無段変
速装置30をダウンシフトしく551)、上述関係から
外れると、無段変速装置30が停止する(S53)。
ついで、第19図に沿って、エンジンブレーキの高速モ
ード時の制御、即ちステップS44の内容について説明
する。
まず、先に説明したステップ326,527(第15図
)と同様に、低速モードLに切換えた状態でのプライマ
リプーリ(入力部材、エンジン)回転数N1nLとセカ
ンダリプーリ (出力部)回転数N out Lを算出
する(SSS)。そして、ステップ328と同様に、ス
テップ356にて第7図における領域F、Gにあるか(
YES)、領域E2夏にあるか(NO)判断される。そ
して、NOの場合(領域E、I)、ステップ829と同
様に、ステ、ツブ357にて領域Eにあるか(YES)
、領域■にあるか(NO)判断され、更に、NOの場合
(領域[)直ちにギヤ装置20を低速モードLに切換え
(S58)、またYESの場合、無段変速装置30を領
域■まで1ツブジフトする(S59)。一方、ステップ
356にてN out L ) N out−aになる
関係にある場合、即ち領域F、Gにある場合、ステップ
339と同様に、ステップ360にて領域FにあるかG
にあるか判断され、領域Fにある場合(YES)、無段
変速装置30を領域Gまでアップシフトする。また、領
域Gにある場合(NOJ 、ステップ340と同様に、
ステップS61にて制御幅βが考慮され、該制御幅β内
にある場合、無段変速装置30を停止する(362)。
一方、制御幅βを考慮してもなお領域G内にある場合(
No) 、まず高速モードHのトルク比aHを現在のト
ルク比aとして置かれ(863)、更に該トルク比aと
目標トルク比a ” +minとが比較され(364)
、a<a”―inなる関係にある場合、無段変速装置3
0がダウンシフトしく365)、また上述関係から外れ
ると、無段変速装置30が停止する(362)。
ついで、第20図に沿って、Rレンジでの制御について
説明する。
まず、ステップ866にて、極低速での変速操作による
ベルトへの悪影響及び変速フィーリングの悪化を防止す
るため、現在の車速Vと予め定められている極低車速V
 winとを比較し、極低速の場合無段変速装置30を
停止状態に維持する(367)。また、プライマリプー
リの回転数N inが過大に上昇しないように、回転数
の上限Nmaχをおさえ(368)、それ以上の場合無
段変速装置30をアップシフトする(369)。また、
無段変速装置i30のトルク比Tを算出しく570)、
該トルク比Tが無段変速装置のトルク比上限T may
と比較され(371)、小さい場合無段変速装置がダウ
ンシフl−1,(367)、かつそれ以外の場合停止す
る(372)。
なお、Nレンジ及びPレンジでは、すべてのソレノイド
駆動回路及びモータ駆動回路が停止する。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、無段変速装置30
と補助変速装置20の組合せにより、変速範囲の拡大が
図られ、かつ変速判断手段115によ・勺補助変速装置
のモード切換え及び無段変速装置の可変制御を適宜行っ
て、無段変速機12全体の制御を自動的に行うことがで
きろものでありながら、低速モードしての出力部限界車
速以下においては、現在、補助変速装置20が高速モー
ドHにあっても、常に低速モードLへ切換え可能な状態
にあるので、エンジンブレーキを必要として、例えばシ
フトレバ−をDレンジからSレンジへシフトした際、又
はSレンジにおいてアクセルペダルを解放すると、直ち
に高速モードHから低速モードLへの切換えが行われ、
素早い応答にて確実なエンジンブレーキ作動を得ること
ができる。
特に、変速判断手段115が、低速モードLと高速モー
ドHとが互いに等しいトルク比を達成し得る領域にある
場合も、高速モードHが優先して作動するように制御す
る場合、高速モードHの使用割合いが大きくて、エンジ
ンブレーキ必要時に応答遅れが発生しやすいが、本発明
によると、エンジンブレーキ必要時、直ちに低速モード
Lに切換えて大幅なシフトダウンを行うことができ、応
答遅れの発生を確実に防止できる。
また、補助変速装置としてプラネタリギヤ装置20を用
い、該ギヤ装置を減速機構として機能して低速モードL
となし、かつ該ギヤ装置をスプリットドライブ機構とし
て機能して高速モードHとなすと、優先的に使用する高
速モードHにおいて、無段変速装置30に作用する伝達
)−ルクの分担率が少なくなり、ベルト等との摩擦力を
保持するための軸力が小さくて足り、高い伝達効率が得
らねて一層の燃費の向上を図ることができると共に、ベ
ルトに作用する挟圧力を減少して、耐久側を向上するこ
とができろ。
また、無段変速操作手段100が電動モータからなり、
該電動モータに基づく回転をネジ装置35.36により
スラスト力に変換して可動シーブを操作してなると、制
御部U1からの電気信号を、油圧に変換することなく、
直接操作手段100に伝達して制御することができ、制
御装置Uの構造を簡単化できると共に、無段変速装置3
0の応答性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能を示すブロック図である。 そして、第2図は本発明を適用し得る無段変速機を示す
概略図、第3図はその各ポジションにおける各要素の作
動を示す図、第4図は本無段変速機を示す断面図である
。更に、第5図はトルク比と伝達トルク分担率の関係を
示す図、第6図はベル)−(無段変速装置)トルク比に
対するステップ比及び無段変速機トルク比の関係を示す
図、第7図は車速と無段変速装置のトルク比に係る低速
モードにおける入力部材及び出力部限界回転数を示す図
である。そして、第8図は本発明に係る無段変速機用制
御装置を示す図、第9図はその油圧制御装置を示す図で
ある。更に、第10図はメインフロー、第11図はDレ
ンジフロー、第12図ばSレンジフローである。そして
、第13図は低速モード時の内容を示すフロー、第14
図はその状態における各トルク比を示す図である。また
、第15図はその高速モード時の内容を示すフロー、第
16図はその状態における各トルク比を示す図である。 そして、第17図はエンジンブレーキ制(卸を示す図で
あり、第18図は該エンジンブレーキ制御の低速モード
時の内容を示す図、第19図はその高速モード時の内容
を示す図である。そして、第20図はRレンジ制御を示
すフローである。 12・・無段変速機 、 20 ・補助変速装置(シン
プルプラネタリギヤ装置)  、  20C・・・第2
の要素(キャリヤ) 、 20R第1の要素(リングギ
ヤ) 、 20S・・第3の要素(サンギヤ) 、 3
0  (ベルト式)無段変速装置 、 30a・出力部
(軸)、30b・・入力部(軸) 、 31・・プライ
マリプーリ 、  32−セカングリプーリ 、33・
・・ベルl−、60・・・入力部材 、 70・・・出
力部材 、  100・・・無段変速操作手段(電動モ
ータ)  、  110.C2,Bl・・・モード切換
え手段 、 111・・トルク比検知手段 、112・
・モード検知手段 、  113・・・目標トルク比設
定手段 、 115・・・変速判断手段 、115a・
・・無段変速判断手段 、 115b・・モード切換え
判断手段 、 116・・出力部限界回転数設定手段 
、 117・・・入力部材限界回転数設定手段 、  
118・・・低速モード回転数算定手段 、 130・
・・油圧制御装置 、Bl、F・・・係止手段 、 1
16・・・停止制御判断手段 、 117・変速制御停
止手段 、B1・・ローコースト及リバースブレーキ 
、B2・・・リバースブレーキ 、 C1・・・フォワ
ードクラッチ 、C2・・・ハイクラッチ 、CL・ロ
ックアツプクラッチ 、  F・・・ローワンウェイク
ラッチ 、 H・・・高速モード 、 L・・・低速モ
ード 、 U・・・無段変速機用制御装置 、U、(変
速)制御部 、 U・・・エンジンブレーキ制御部 。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無段階にトルク比を可変制御し得る無段変速装置
    と、 該無段変速装置と組合わされて、変速制御可能領域を、
    比較的高いトルク比領域となる低速モードと比較的低い
    トルク比領域となる高速モードとに切換え得る補助変速
    装置と、 前記無段変速装置を可変制御する無段変速操作手段と、 前記補助変速装置を切換え作動するモード切換え手段と
    、を備えてなる無段変速機において、前記無段変速装置
    のトルク比を検知するトルク比検知手段と、 前記補助変速装置が低速モードにあるか高速モードにあ
    るかを検知するモード検知手段と、走行状況において定
    まる目標トルク比を設定する目標トルク比設定手段と、 前記無段変速装置の出力部の限界回転数を設定する出力
    部限界回転数設定手段と、 無段変速機の入力部材の限界回転数を設定する入力部材
    限界回転数設定手段と、 前記トルク比検知手段及びモード検知手段からの信号に
    基づき、前記補助変速装置が高速モードにある場合、現
    在の無段変速装置のトルク比にて低速モードに切換えた
    際の入力部材の回転数を算出する低速モード回転数算出
    手段と、そして、無段変速判断手段及びモード切換え判
    断手段からなり、前記目標トルク比設定手段、出力部限
    界回転数設定手段、入力部材限界回転数設定手段及び低
    速モード回転数算出手段等からの信号に基づき、前記出
    力部の回転数が低速モードにおける出力部限界回転数以
    下にあっては前記算定した入力部材の低速モード回転数
    が入力部材限界回転数以下の範囲にて、目標トルク比を
    達成すべく適宜判断して、前記無段変速操作手段及びモ
    ード切換え手段に信号を発する変速判断手段と、 を備えてなることを特徴とする無段変速機用制御装置。
  2. (2)前記目標トルク比設定手段が、動力特性を重視し
    た目標トルク比を設定してなる、 特許請求の範囲第1項記載の無段変速機用制御装置。
  3. (3)前記モード切換え判断手段が、前記低速モードと
    高速モードとが互に等しいトルク比を達成し得る領域並
    びに高速モードのみが達成し得る領域に前記目標トルク
    比がある場合、前記高速モードが優先して作動するよう
    に、かつ前記低速モードのみが達成し得る領域に前記目
    標トルク比がある場合、前記低速モードが作動するよう
    に、判断してなり、 また、前記無段変速判断手段が、前記モード切換え判断
    手段にて選定されたモードにおいて、前記目標トルク比
    を達成するように判断してなる、 特許請求の範囲第1項記載の無段変速機用制御装置。
  4. (4)前記補助変速装置が、前記無段変速装置の出力部
    に連結する第1の要素と、無段変速機の出力部材に連結
    する第2の要素と、無段変速機の入力部材に連結する第
    3の要素を有するプラネタリギヤ装置からなり、 また、前記モード切換え手段が、係止手段及びクラッチ
    からなり、かつ該係止手段を前記第3の要素に連結する
    と共に、該第3の要素と前記入力部材との間に前記クラ
    ッチを介在して、前記係止手段の作動により、前記プラ
    ネタリギヤ装置を減速機構として機能して前記低速モー
    ドとなし、かつ前記クラッチの接続により、前記プラネ
    タリギヤ装置をスプリットドライブ機構として機能して
    前記高速モードとなす、特許請求の範囲第1項記載の無
    段変速機用制御装置。
  5. (5)前記無段変速装置が、有効径を変更し得る2個の
    シーブを有するプライマリ及びセカンダリプーリ、及び
    これら両プーリに巻掛けられるベルトからなるベルト式
    無段変速装置である、特許請求の範囲第1項記載の無段
    変速機用制御装置。
  6. (6)前記無段変速操作手段が、電動モータからなり、
    該電動モータに基づく回転をネジ装置によりスラスト力
    に変換して前記無段変速装置の可動シーブを操作してな
    る特許請求の範囲第5項記載の無段変速用制御装置。
JP11496287A 1987-05-12 1987-05-12 無段変速機用制御装置 Pending JPS63280956A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198008A (ja) * 2002-02-07 2009-09-03 Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg パワースプリット式自動変速機のギヤ比制御方法並びにパワースプリット式自動変速機
JP2010530503A (ja) * 2007-06-21 2010-09-09 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト 無段階に可変な変速比を備えた車両変速機
JP2017036783A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 トヨタ自動車株式会社 動力伝達装置の制御装置

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