JPS6328090Y2 - - Google Patents

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JPS6328090Y2
JPS6328090Y2 JP1984194858U JP19485884U JPS6328090Y2 JP S6328090 Y2 JPS6328090 Y2 JP S6328090Y2 JP 1984194858 U JP1984194858 U JP 1984194858U JP 19485884 U JP19485884 U JP 19485884U JP S6328090 Y2 JPS6328090 Y2 JP S6328090Y2
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JP
Japan
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bottom plate
case
plate parts
parts
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JP1984194858U
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、新聞紙、雑誌、その他故紙等を収納
するとともにこれら収納物を容易に結束すること
のできる収納整理器に関する。
〔従来の技術〕
新聞紙、雑誌、その他故紙等を収納し、結束す
ることのできる収納整理器は、種々実用化されて
いる。これらは通常、収納物とほぼ同形の底板部
を有する上方開放箱体で形成されており、収納物
結束のためには箱体の側壁部から底部に溝を設
け、この溝にあらかじめ結束用の紐を通しておい
て、収納物積層後紐締めするもの(実開昭47−
37476、同52−62271、同52−80781号各公報)、あ
るいは、あらかじめ収納箱の中に紐および締めつ
け器具をセツトしたものを内蔵させておき収納物
積層後紐締めするもの(実開昭58−192204号公
報)、さらに箱体とその中に出入可能な底板と結
束バンドをセツトした蓋体との共働きにより結束
包装する構造としたもの(実開昭57−37802号公
報)等がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記したいずれの構造のものも、結束用の紐を
あらかじめ側壁から底部にかけて通しておき、収
納物積層後紐締めするものである。しかしこのよ
うに前もつて締めつけ用の紐を用意しておくとい
うことは煩瑣であり、しかも収納物積層中紐端が
積層物中に粉れこんでしまうというような問題も
ある。また、紐および締めつけ器具をセツトした
ものを内蔵させておく、あるいは底板と結束バン
ドをセツトした蓋体との共働きにより結束包装す
る構造としたものは、構造が複雑となりまたコス
ト高となる。
本考案は、締付け用の紐をあらかじめ用意して
おく必要がなく、収納物の取出時の最後において
紐掛けを行つて結束を行うことができ、また構造
も簡素な収納整理器を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案は、中央立
面を境にして二分割され、着脱自在に連結部材
4,4により連結された底板部1A,1Bと、こ
れら底板部1A,1B上にそれぞれ離隔して一体
化されかつ同中央立面を境にして二分割された浮
板部7A,7Bと収納物10とほぼ同形の内面を
有する筒状のケース8と、このケース8のコーナ
に相当する位置において前記各底板部のコーナ部
に固定され、ケースのコーナ部を支持するガイド
部材9とを備え;前記各浮板部7A,7Bの中央
立面と直交する両側面がケース8の対応する内壁
と離隔しており、前記両底板部1A,1Bが連結
部材4,4により連結されたときにおける両底板
部1A,1Bがなす外形が収納物10とほぼ同形
をなし、前記連結部材4,4の連結状態を解いた
とき底板部1A,1B間の間隙2から両連結部材
4,4が離れるようにし、前記ケース8は各底板
部1A,1B上に前記ガイド部材9に沿つて上方
から挿脱自在とした構成としている。
〔作用〕
本考案では、ケースが底板部と着脱自在とされ
ているので、底板部からケースを外すと、収納物
が底板部上の浮板部上に設置された状態で露出す
る。そして、浮板部は底板部より浮いており、し
かも底板部の分割中央立面と直交する両側面がケ
ース内壁より離間しているので、収納物の少くと
も上記対向辺部側の端部においては、浮板部に支
持されずかつ底板部より浮いている状態とされ
る。したがつて、その両端部においてそのまま紐
掛けを行つて結束できる。
一方、収納物を投入した後、紐掛を行い結束す
るものとして、実開昭56−115304号および実開昭
57−202902号公報のものが知られているけれど
も、前者では収納物の両端において平行に結束で
きるのみであり、また後者においては、十字に結
束できるのみであるのに対して、本願考案では、
第3図および第4図のように、前記分割中央立面
と直交する浮板部の両側面より突出する収納物の
部分において平行に横紐を掛け、また連結部材を
外した後、間隙を通して縦紐を掛、それぞれ結束
できるから、結束強度が高く、結束後において収
納物の荷崩れがない。
一方、収納物を整頓して保存しておくためにケ
ースが必要となるが、このケースは底板部上に設
けられるため、内部の浮板部等が隠れ、本考案の
収納整理器をスツールや椅子として利用すると
き、外観に優れる。また、ケースを底板部上に設
置するとき単に設置したのみでは底板部上でガタ
つくが、本考案ではガイド部材を設けているの
で、筒状ケースと底板部とが一体的になり、安定
したものとなるし、逆に分割されている底板部が
筒状ケースによつて安定化される利点もある。
〔考案の具体例〕
以下本考案を図面に示す具体例によつて説明す
る。
第1図〜第4図は第1具体例を示したもので、
底板部が2分割された例である。
1A,1Bは間隙2を置いて並設した底板で、
それらの下部には明示はしていないが、それぞれ
各コーナー部下部にキヤスター3が1つの底板当
り4個、合計8個取付けられている。この底板1
A,1Bは使用時には、底板1Bに枢着した連結
レバー4を底板1Aのピン5に係合することによ
つて、一体化されている。
また、各底板1A,1B上には、スペーサ6
A,6Bを介して浮板7A,7Bが配されてい
る。8は角筒状ケースで、底板1A,1B全体と
同一の平面形状をなしており、底板1A,1B全
体の各コーナー部に固定されたガイド金具9に規
制されて底板1A,1B上に設置されている。そ
して、ケース8は単に底板1A,1B上に設置さ
れているだけであるから、そのまま上方に引き上
げることによつて、底板1A,1Bから外すこと
ができる。もし、ケース8が安定しないのであれ
ば、ケース8と底板1A,1Bとの間に適当な着
脱自在の連結具を用いてもよい。
他方、浮板7A,7Bのケース8の内壁と対向
する辺は、その内壁と離間して内方位置にある。
かかる収納整理器においては、レバー4をピン
5に係合し、底板1A,1Bを一体化させてお
き、ケース8を設置した状態で、ケース8の上方
開口から新聞等の収納物10を順次投入する。こ
の投入によつて、収納物10は、浮板7A,7B
上に順次積層される。
収納物10がある程度蓄積されたならば、ケー
ス9を引き上げ、第2図に示す状態とする。次い
で、収納物10の長手方向両端に、第2図および
第3図に示すように、横紐11を掛け、第4図の
ように結束する。
このままでもよいが、縦にも結束したい場合、
レバー4をピン5から外し、間隙2および浮板7
A,7Bの間隙に縦紐12を通し、第4図のよう
に結束する。
結束が終了したならば、その収納物10を除去
して次の収納に備える。この場合、キヤスター3
が設けられているので、底板1A,1Bの位置を
揃える際に好都合である。また、キヤスター3は
収納整理器全体の滑動にも用いられる。
上記例は、底板部および浮板部が2分割となつ
ている例であるが、第5図のように一体化された
ものであると、縦方向の結束は不能である。ま
た、浮板7は、中央立面と直交する両側面がケー
ス8の内壁と離間していればよいのであつて、長
手方向のみを離間し短方向についてはケース8の
内壁と密接しているものであつてもよい。
なお、ケース8の上方開口には開閉自在の蓋
(図示せず)を設けておけば、スツールや椅子と
しても利用でき、またケース8の側面部にマガジ
ンラツク部を設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、収納物が貯つた
時点で結束を行うことができ、予め紐を設けてお
く不便さから解消され、また紐掛け作業がきわめ
て容易であり、しかも構造が簡素となるなどの利
点がもたらされる。
しかも、収納物の長手方向両端部を2本の横紐
で、さらに長手方向に沿う1本の縦紐で結束でき
るので、結束がきわめて強固となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の収納整理器の斜視図、第2図
はケースを取外した状態の正面図、第3図および
第4図は紐掛けおよび結束状態の斜視図、第5図
は態様を異にする収納整理器の斜視図である。 1,1A,1B……底板、3……キヤスター、
4……連結レバー、7,7A,7B……浮板、8
……ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央立面を境にして二分割され、着脱自在に連
    結部材4,4により連結された底板部1A,1B
    と、これら底板部1A,1B上にそれぞれ離隔し
    て一体化されかつ同中央立面を境にして二分割さ
    れた浮板部7A,7Bと、収納物10とほぼ同形
    の内面を有する筒状のケース8と、このケース8
    のコーナに相当する位置において前記各底板部の
    コーナ部に固定され、ケースのコーナ部を支持す
    るガイド部材9とを備え;前記各浮板部7A,7
    Bの中央立面と直交する両側面がケース8の対応
    する内壁と離隔しており、前記両底板部1A,1
    Bが連結部材4,4により連結されたときにおけ
    る両底板部1A,1Bがなす外形が収納物10と
    ほぼ同形をなし、前記連結部材4,4の連結状態
    を解いたとき底板部1A,1B間の間隙2から両
    連結部材4,4が離れるようにし、前記ケース8
    は各底板部1A,1B上に前記ガイド部材9に沿
    つて上方から挿脱自在としたことを特徴とする収
    納整理器。
JP1984194858U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPS6328090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984194858U JPS6328090Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984194858U JPS6328090Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107703U JPS61107703U (ja) 1986-07-08
JPS6328090Y2 true JPS6328090Y2 (ja) 1988-07-29

Family

ID=30752327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984194858U Expired JPS6328090Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JP (1) JPS6328090Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115304U (ja) * 1980-02-06 1981-09-04
JPS57202902U (ja) * 1981-06-23 1982-12-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61107703U (ja) 1986-07-08

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