JPH0728805U

JPH0728805U - 紐かけ台付き新聞整理箱

Info

Publication number: JPH0728805U
Application number: JP6787293U
Authority: JP
Inventors: 隆司工藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-11-16
Filing date: 1993-11-16
Publication date: 1995-05-30

Abstract

(57)【要約】【目的】整理箱に新聞紙を収納したままの状態で、新
聞紙を束ねるための紐かけ作業が確実に出来る新聞整理
箱の提供。【構成】４側面の縦中央部に露出面を設け、上面を解
放した箱状であり、上部収納部（Ａ）と、底面から中空
をおいて中央部の縦と横に露出面を設けた中空上面を有
する下部紐かけ台（Ｂ）から構成される。【効果】収納部の新聞紙は、上面のほか４側面と底面
の紐をかける面が常に露出される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、収納された新聞紙に紐をかけて束ねるための、紐かけ台付き新聞整理箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、図５に示す紐通し溝（ロ）を有する新聞整理箱は知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。収納した新聞紙を動かさずに紐をかけることは困難であり、また新聞紙が整理箱以上の高さに積み重ねられたときは、底面に対して十字型に紐をかけて束ねることが出来なかった。

【０００４】さらに、束ねた新聞紙を整理箱から取り出す際に、新聞紙の底面は持ち上げられず、整理箱より取り出しにくいという問題を有していた。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

長方形の箱状であって、上面は開放面（１）とし、側面４面（２、３、４、５）の縦中央部に露出面（６、７、８、９）を有する上部収納部（Ａ）と、側面４面（１０、１１、１２、１３）の縦中央部に露出面（１４、１５、１６、１７）を有し、底−円１８）から中空（１９）をおいて、中空上面（２０）の中央部に、横と縦の露出面（２１、２２）を設けた下部紐かけ台（Ｂ）からなるものである。本考案は、以上のような構成よりなる、紐かけ台付き新聞整理箱である。

【０００６】

【作用】

収納部（Ａ）に水平に積まれた紐かけ台（Ｂ）上の新聞紙に、紐をかけて束ね解放面（１）より取り出す。

【０００７】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。図１〜図３において、収納部（Ａ）と紐かけ台（Ｂ）は、例えば硬質ビニールやプラスチック樹脂のほか、木材や金属あるいは段ボール状の厚紙材を用いて、長方形の箱状に形成される。

【０００８】長方形の箱状の上面は、開放面（１）とし、収納部（Ａ）と紐かけ台（Ｂ）の、それぞれの側面４面（２、３、４、５、１０、１１、１２、１３）には、それぞれ中央部から縦に露出面（６、７、８、９、１４、１５、１６、１７）が設けられる。

【０００９】紐かけ台（Ｂ）は、長方形の箱状の底面（１８）より中空（１９）をおいた中空上面（２０）と側面４面と底面（１８）からなり、中空上面は横と縦に中央部から露出面（２１、２２）を有し、また中空上面は収納部の底面を兼ねる。

【００１０】本案は以上のような構造で、これを使用するときは、折りたたんだ新聞紙は上面の開放面（１）か、収納部の４側面の露出面（６、７、８、９）から投入され、収納部（Ａ）に水平に積まれる。

【００１１】収納部（Ａ）と紐かけ台（Ｂ）から、新聞紙の４側面と上面と底面が露出しておりまた中空（１９）があるため、新聞紙には底面に対して十字型に紐をかけて縛り束ねられ、上面の開放面（１）より取り出せる。

【００１２】また、折りたたんだ新聞紙の他、古紙や雑誌を収納してもよく、紐をかけて束ねる他、粘着テープでも止めて束ねられ、上面の開放面より取り出せる。

【００１３】図４に示すように、中空上面（２０）より底面（１８）へ脚（イ）を設けてもよい。

【００１４】

【考案の効果】

紐かけ台上の収納部に新聞紙が水平に積まれると、既に新聞紙は４側面と上面と底面に紐をかけるための露出面を有しており、底面は中空になっている。このため収納部の新聞紙は動かさずにそのままの状態で、底面に対して十字型に紐をかけ縛り束ねることが出来る。

【００１５】さらに、収納部４側面が露出され、上面が解放されているため、新聞紙が収納部以上の高さに積まれた場合にも同じ効果がある。

【００１６】また、新聞紙の底面と接する中空上面の露出面と中空部分さらに、露出されている４側面と上面の解放面には、束ねて重量を増した新聞紙の４側面の対応するいずれ側の底面それぞれを、両手で持ち上げ続けて収納部上面より取り出せるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の平面図である。

【図３】本考案の断面図である。

【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図５】従来の新聞整理箱に係る斜視図である。

【符号の説明】

Ａ収納部Ｂ紐かけ台１開放面２、３、４、５側面６、７、８、９露出面１０、１１、１２、１３側面１４、１５、１６、１７露出面１８底面１９中空２０中空上面２１、２２露出面

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】長方形の箱状であって、上面は開放面
（１）とし、側面４面（２、３、４、５）の縦中央部に
露出面（６、７、８、９）を有する上部収納部（Ａ）
と、側面４面（１０、１１、１２、１３）の縦中央部に
露出面（１４、１５、１６、１７）を有し、底面（１
８）から中空（１９）をおいて、中空上面（２０）の中
央部に、横と縦の露出面（２１、２２）を設けた下部紐
かけ台（Ｂ）からなる、紐かけ台付き新聞整理箱。