JPS63280773A - 車輌用二液型ウレタン塗布剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌ）＝１Δ皿皿Ｍ１ 本発明は、車輌の床板、ツエンダ大面等に塗布される塗
布剤に係り、特にその塗膜が広い温度範囲において制振
性、耐チッピング竹に優れる二液型ウレタン塗布剤に関
するものである。

−およびその、。

車輌の床板裏面、フェンダ裏面、ボンネット裏面、ドア
裏面等には、アスファルト系塗イ［１剤あるいはプラス
デシルが塗布されている。その塗布［１的は、路面から
の砂や小石の跳ね返り、水や記。

塵埃から床板秀のパネルを保護し、また走行の間に１ン
ジンや路面から受ける振動Ｉ９８を抑制し−Ｃ中室内の
静粛性を確保することぐある。

従来使用されでいる塗布剤によれば、砂、小石の）ら突
による塗膜の耐剥離性につい（は一応満足し１；するも
のの、制振性能については高温においてその性能がイ１
（下ケる欠点があった。

１冒１；′１１皿するための　１ 本発明の目的は、その塗膜が広い温度範囲で耐チッピン
グ＋ｔ　、制振性に優れ、床板」二面、エンジン収納室
と中室を仕切る隔壁の表面等への適用も可能な！１１体
下面等に施される塗布剤を提供することである。

この目的は、ポリオールおよびポリイソシアネ−１−を
主成分とし、塗膜の物性値（温度２０℃）が、シ」ア硬
さ１−ＩＳＡ／１０〜９０．伸び率５〜３００％１弾性
率２Ｘ　１０’〜２ｘ　１０’ダイン／　ｃｍ　２であ
ることを特徴とする中輪用二液型ウレタン塗布剤を提供
（Ｔることによって達成される。

本発明と香は、従来より主として巾体−ト而２足回り部
品等に施し、耐チッピング性を１！Ｉていた二液型のウ
レタン塗布剤につき種々試験を行く１つだ結果、特定の
塗膜物性を有する塗布剤が制振性能に優れることを見出
し、さらには該塗布剤によれば、制御ｉｔ＋Ｐｌ能が極
大的を示す温度を適用部位に応じて調整することが可能
であり、かつ優れた耐デツピング性が得られることを知
見するに到った。

本発明のウレタン塗布剤は二液型であって、ポリオール
成分、ポリイソシアネー１−成分共に種々の組合せが可
能である（特定組成の組合せに限定されない）。例えば
、下記のポリＡ゛−ルとポリイソシアネートを組合せ、
必要に応じてその他の樹脂を組合せることにより所望の
塗布物性を得ることができる。

■ポリオール・・・ポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール、アクリルポリΔ−ル、エポキシポリオ
ール、伯。

■ポリイソシアネート・・・トルイジンジイソシアネー
ト（ＴＤ　Ｉ　）　、ヘキサメブレンジイソシアネート
（ＨＤ　Ｉ　）　、シフＩニルメタンジイソシアネ−１
−（Ｍｒ）　Ｉ　）　、　ｉシリレンジイソシアネート
プレポリマー、リジンジイソシアネー１−プレポリマー
、他。

（りぞの他の樹脂・・・塩化ビニル樹脂、エボ４−シ樹
脂、ポリニスｊル樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリエブレン樹脂、フェノール樹脂。

アミン樹脂、他３゜ イして、前記■、■、■の樹脂成分以外には顔料と溶剤
を使用ηる。

顔料とし−Ｃは、１災酎カルシウム、硫酸バリウム。

タルク、力Ａリン、酸化チウン、カーボンブラック等を
使用することができる。塗膜の制振性能をより一層向ト
さＵるためには、マイカ、グラフアイ１−を１ｉ斜とし
て使用することが１１１焚される。

溶剤どしては、キシレン、　ｌ−ルエン等を使用するこ
とかでさる。しかしながら、公害発生を防ぐという観点
からは無溶剤型樹脂原ｒ１を使用することが望ましい。

また、必要に応じて発泡剤を配合ザるのは好ましく、連
合性能を向上させることができる。

斯かる原料を配合してなる塗布剤を塗布対象物に塗布し
て得られる塗膜の制振性能を調整するには、塗膜の物性
値（硬さ、伸び率２弾性率）、膜厚を指標とする。塗膜
の硬さを増し１Ｉｌｌ振竹能の極大値温度を高温領域に
移行させるは、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリニ
スミル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、フ
ェノール樹脂等を配合するのが良い。また、塗膜の硬さ
を小さくし制振性能の極大値温度を低温領域に移行させ
るには、アクリル樹脂、ニトリルゴム等を配合すると良
い。制振性能の調整は、ウレタン樹脂を形成するポリオ
ール成分とイソシアネート成分の配合比率を変化させる
ことによってもこれを行うことができる。斯かる手法に
よって、制振性能の極大ｆｔｉ温度を０℃程度の低温領
域から８０℃程度の比較的高温領域に至る範囲で調整す
ることが可能で　−ある。

そして、′制振性能、耐チッピング性について優−れた
性能を得るには、温度２０℃における塗膜物性値をショ
ア硬さＨ８Ａ４０〜９０．伸び率５〜３００％。

弾ｆ［率２Ｘ１０７〜２×１０９１〜２×１０９ダイン
／　ｃｍ２　にする必“川がある。物悄値がこの範囲を
外れると所望の性能を１！ｊることができず、特にショ
ア硬さがＨＳ　Ａ９０を超え、弾性率が２×１０７ダイ
ン／　ｃｍ　２未満では、小石、砂等の衝突により塊状
の塗膜剥離が生じるＪ３それがある。

斯かる物性を右する塗膜【よ剥離性能、耐チッピング性
が優れるが故に、これを床板裏面、ノエング大面にイ・
」シて車゛が内の静粛性を確保し、かつ優れた耐久性を
朋１５　することができる。また、対チンピングヂ１が
優れるが故に車体下面に位置する鼠回り部品等に該塗膜
を付して優れた耐久性を期待することができる。さらに
また、制振性能が優れるが故に、該塗ＩＱを床板上面、
エンジン収納室と車室とを仕切る隔壁に（＝Ｉすのは好
適であり、制振ｔ１能の極大１／＋温麿を８０℃程度の
高温麿領域に調整。

設定するならば、ボンネット裏面等、高温にさらされる
エンジン収納室内壁面に該塗膜を付すことかできる。

本発明の塗布剤は、エアレス・スプレー、エア・スプレ
ー、刷毛塗り等により塗装対象面に塗布される。それ故
、入り組んだ凹部への塗布も容易である。（を布時期は
、通常の車体塗装および乾燥を終えた後が適当である。

尖盪■ユ 分子ｌ　３７０．官能度２．７のポリオールとメチレン
ジイソシアネ−１−（ＭＤＩ）を１：１の比率で配合し
てこれを主成分とするウレタン樹脂になしｌこ　。

犬五■１ 分子量７１０．官能度２．９のポリオールとメチレンジ
イソシアネート（ＭＤＩ）を２＝１の比率で配合してこ
れを主成分とするウレタン樹脂になした。

支見■ユ 分子ｆａ　５５０．官能度２０ボリオ−−ルとメチレン
ジイソシアネート（ＭＤＩ）を２：１の比率で配合して
これを主成分とするウレタン樹脂になした。

実」Ｌ例」工 分子ｆｉ　５５０．官能度２．０のポリオールとメヂレ
ンジイソシアネー１〜（ＭＤＩ）を２＝　０７の比率て
゛配合し−（これを主成分とするウレタン樹脂になし　
ｌご　。

ｌ：♂ドし４刊−二し 分１３（１０，官能度３２のポリオールとメヂレンジイ
ソシアネ−１・（ＭＤＩ）を１：１の比率で配合してこ
れをコニ成分とするウレタン樹脂になした。

上栓Ｍλ 分子品３０００．償゛能１η２．０のポリオールとメブ
レンジイソシ７ネー１−（ＭＤＩ）を８＝１の比率で配
合してこれを主成分とするウレタン樹脂になしＩこ　。

１乳１１ ■実施例１．２，３．４ａ３よび比較例１，２のウレタ
ン樹脂につき硬さ、伸び率９弾性！Ｖを測定したどころ
表１の結束が１９られた。

■実施例１．２．３．４Ｊ５よび比較例１．２のウレタ
ン樹脂塗布剤を０．８１燗ｘ　２０ＩＮｎＸ　２００ａ
＋ｍの力チＡン系電着塗装鋼板に塗布した試験片（乾燥
塗布膜厚さ４．０ｍｍ）を竹成し、損失係数（η）、耐
チッピング性を調べた。　損失係数（η）が大きいほど
制振性能Ｑ好であることを意味しており、その値は共振
法によって求められる。すなわＪ５．０℃〜８０℃の各
温度での共成周波数および半飴幅（全振幅の１７２）を
実測し、各温度毎のに１失係故（η）とその温度を表示
するく昭和４１（「１２月、目本合費材料協会発行、［
ｔ１音対策ハンドブック］第４３８頁参照）。

また、耐デツピング性は、ＪΔＳ　Ｏ−７００６におＧ
ｊる「ナツト落下法］試験によってこれを調べ、これを
表２に示した。試験方法は次の通りである。

内径２０ｍｍ、艮ざ２，０００ｍｍの塩化ビニル樹脂性
パイプを鉛直姿勢で固定し、その塗膜面が塩化ビニル樹
脂性パイプ下端の一部に触れて該下端面に対向し、水平
面に対する傾斜各が６０度になる様に試験片（実施例１
．２．３Ｊ３よび比較例１．２のウレタン樹脂塗布剤を
乾燥塗布膜厚さＬ２ｔｕｍになる様にｏ、８＃ｘ　ｉｏ
ｏ＃ｘ　２００ｍのカヂオン系ｔｔ着塗布鋼板に塗布し
たもの）を固定する。この状態で、塩化ビニル樹脂装パ
イプの上端からＪＩＳ−［’３−１１８１に規定する３
種Ｍ−４形状の黄銅製六角ナラ１〜を落し込み、塗膜が
損（口して鋼板素地が露出するまでの落下ナツト総１１
７ａにより耐デツピング性を評１＋ｆｉ＋する。。

表１ （以下、余白） 表２ 前記試験によれば、比較例と対比して実施例に係る塗膜
の制振性能、耐デツピング性が優れていることが明らか
である。また、試験結束において留意すべきは、伸び率
が低いと耐デツピング性が低下することである。

ｌ肛匹羞ユ 以上の説明から明らかな様に、ポリオールおよびポリイ
ソシアネ−］・を主成分とし、塗膜の物性１ｉ１（温度
２０℃）が、ショア硬ざＨＳ　Ａ　４０〜９０．伸び率
５〜３００％１弾性率２Ｘ　１０’〜２ｘ１０＠ダイン
／ＣＩＩ！２　であることを特徴とする１１ＩＮ輌用二
液型ウレタン塗布剤が捉案された。

この塗布剤を対象物に塗布して得られる塗膜は制振竹、
耐チッピング性が優れでおり、車体下面。

床板上面、エンジン収納室内壁面等に該塗布剤を塗布す
ることにより、車室内の静粛性を確保し、優れＩご耐久
性を期待することがＣきる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車輌の床板、フェンダ裏面等に塗布される塗布剤におい
   て、ポリオールおよびポリイソシアネートを主成分とし
   、塗膜の物性値（温度２０℃）が、ショア硬さＨＳＡ４
   ０〜９０、伸び率５〜３００％、弾性率２×１０＾７〜
   ２×１０＾９ダイン／ｃｍ＾２であることを特徴とする
   車輌用二液型ウレタン塗布剤。