JPS63280501A - 異偏波共用アンテナシステム - Google Patents

異偏波共用アンテナシステム

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Publication number
JPS63280501A
JPS63280501A JP11626187A JP11626187A JPS63280501A JP S63280501 A JPS63280501 A JP S63280501A JP 11626187 A JP11626187 A JP 11626187A JP 11626187 A JP11626187 A JP 11626187A JP S63280501 A JPS63280501 A JP S63280501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission line
path
synthesis
interference
Prior art date
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Pending
Application number
JP11626187A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Taguchi
田口 晴雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は異偏波共用アンテナシステムに関し、特にマイ
クロ波通信システムにおける異偏波共用アンテナシステ
ムに関するものである。
従来技術 賃偏波共用アナンテナシステムを用いた分波回路の一例
のブロック図が第3図に示されている。
図において、アンテナ1に設けられた偏分波器2からは
、一つの偏波信号伝送路3と、他の偏波信号伝送路4と
が導出されている。偏波信号伝送路3には一つの偏波の
信号のための送信機5及び受信機6が接続されており、
偏波信号伝送路4には他の偏波の信号のための送信様7
及び受信機8が接続されている。
この種のアンテナシステムでは、一方の偏波信号伝送路
から使方の偏波信号伝送路へ偏分波器2を介して回り込
む不要波が生じるが、この不要波を打洲すための回路が
設けられていないために、異偏波同士の伝送路3及び4
の間の相互干渉但は偏分波器2のアイソレーション特性
により決定されることになる。この場合、偏分波器2の
アイソレーションの代表的な値は略40dBであるが、
伝送帯域の広帯域化等に起因して、当該偏分波器のアイ
ソレーション特性や分波フィルタを用いるだけでは異偏
波同士の自局的相互干渉を除去することができない場合
がある。
発明の目的 そこで、本発明は従来のもののかかる欠点を解決すべく
なされたものであって、その目的とするところは、異偏
波同士の自局的相互干渉りを著しく低減可能な異偏波共
用アンテナシステムを提供することにある。
及qaと1メ 本発明による異偏波共用アンテナシステムは、偏分波器
と、この偏分波器に夫々接続された第1及び第2の偏波
信号伝送路と、前記第1の偏波信号伝送路に挿入され主
信号出力の他に第1及び第2分岐出力を有する分岐手段
と、前記第2の偏波信号伝送路に挿入され主信号入力の
他に第1及び第2合成入力を有する合成手段と、前記分
岐手段の第1及び第2分岐出力から前記合成手段の第1
及び第2合成入力に夫々直接接続された第1及び第2の
側路とを有し、前記分岐手段から前記偏分波器を経て前
記合成手段へ達する経路長に対して前記第2の側路の経
路長を信号中心周波数の波長に応じて大に選定し、前記
分岐手段から前記偏分波器を経て前記合成手段へ達する
経路長に対して前記第1の側路の経路長を信号中心周波
数の波長に応じて小に選定してなることを特徴としてい
る。
1凰3 以下に図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例のブロック図であり、第2図と
同等部分は同一符号により示している。
偏分波器2から導出されている1対の異偏波信号の伝送
路3及び4の途中に合成回路9及び分岐回路10が夫々
挿入されている。分岐回路10による分岐出力はハイブ
リッド12により2つの分岐出力として導出されている
。一方の分岐出力は側路13を介して信号合成用のハイ
ブリッド11の1合成入力となり、また、他方の分岐出
力は側路14を介してハイブリッド11の他の合成入力
となる。このハイブリッド11による合成出力は合成回
路9の合成入力とされ、伝送路3の主信号に合成される
ことになる。
第1の側路13の経路長は、分岐回路10→信号伝送路
4→偏分波器2→信号伝送路3→合成回路9からなる伝
送路の経路長に対してλ/2(λは信号中心周波数の波
長を示す)だけ長く選定されている。第2の側路14の
経路長は上記伝送路の経路長に対してλ/2だけ短く選
定されいる。
尚、これ等合成回路9及び分岐回路10のいずれも主信
号の減衰を最小限とするために、例えば方向性結合器を
用いるのが良い。
かかる構成において、分岐回路10における分岐点Aで
の信号電圧をE CO8ωtとすると、この信号が伝送
路4.偏分波器2及び伝送路3を経て合成回路9の合成
点Bに現われた場合の信号電圧は、 pE cos  ωt        ・・・・・・ 
(1)で表わされる。尚、pは偏分波器2のアイソレー
ションを示す。
第1の側路13を通った信号の合成回路9における合成
点Bでの電圧は次式となる。
q(1/ff)(1/、/’N)rEcos ωx(t
−λ/2V(1) = (Or/2) Ecos ω(t−1/2fo )
・・・・・・(2) (2)式において、q、rは夫々分岐回路10および合
成回路9の方向性結合度、λは中心周波数fOにおける
波長、Vgは群速度、1mはハイブリッド11及び12
の電圧降下である。
第2の側路14を通った信号の合成回路9における合成
点Bでの電圧は次式となる。
q(1/ff)(IA/r)rEcos (1)x(t
+λ/2V!II) = (qr/2)Ecos ω(t+1/2fo )・
・・・・・(3) 上記(1)、(2)及び(3)式で示される各信号は合
成回路9の合成点Bにおいて合成出力とされ、この合成
電圧EOを求めると次式となる。
EO=DECO3ωt + (qr/2)Ecosω(t−1/2fo )+ 
(qr/2)Ecos ω(t+1/2fo )・・・
・・・(4) (4)式において、Q r/p=s、ω=2πfとおく
と、(4)式は次式に変形される。
l Eo / (+)Ecosωte1−1l+5CO
3(πf/fo )    ・・・・・・(5)この(
5)式の左辺は偏分波器2のアイソレーションによる信
号電圧に対する合成電圧の比であり、Sをパラメータと
して特性図を描くと第3図の如くなる。図から判る様に
、S=1すなわちqxr=pに選定すれば、中心周波数
foでは偏分波器2からの干渉はほぼ完全に除去される
(抑圧量は■となる)。qxr=pなる条件は、分岐回
路10の結合度qと合成回路9の結合度rとの和(dB
表示)に等しいことを示しており、こうすることは理論
上容易である。この条件下においては、±0.01fo
の帯域では60dB程度の干渉圏抑圧が可能となるしの
である。
現実には、qxrとpとの間にはある程度の誤差や変動
要素があり、0.1p≦Q r/2≦(π/2)Dの範
囲であっても、中心周波数foにおける干渉量抑圧効果
は期待できる。また、偏分波器2におけるアイソレーシ
ョンpにはバラツキがあるので、方向性結合器の結合度
q、rのみにより信号電圧レベルを調整して干渉量の抑
圧を良好とすることが困難であれば、側路1314にレ
ベル補正用の減衰器を挿入してレベル調整することがで
きる。更には、偏波器2を通る経路と側路13.14の
各経路との差をλ/2としたが、3λ/8〜5λ/8で
あっても干渉量抑圧効果があることは実験的にも実証可
能である。
尚、合成回路9の合成点Bにて打消された干渉波エネル
ギはこの合成点で反射され、偏分波器2を通してアンテ
ナへ導かれて本来の信号とは異なる偏波にて放射される
が、アンテナのXPD(異偏波弁別度)よりも低いレベ
ルであるので問題はない。
第2図は本発明の他の実施例のブロック図であり、第1
図と同等部分は同一符号により示している。合成回路9
及び分岐回路10がそれぞれ主信号の他に2つの合成入
力及び分岐出力を有するものであり、共に2つの縦続接
続された方向性結合器により構成されている。本例にお
いても、側路13に接続される2つの方向性結合器の結
合度の和(dB表示)及び側路14に接続される2つの
方向性結合器の結合度の和(dB表示)を、いずれもp
/2に等しく選定すれば第1図の実施例の場合と同様な
効果が得られる。
上記実施例では、合成回路や分岐回路として方向性結合
器を用いた場合を説明したが、ハイブリッドやマジック
T等を用いても同様な効果が生じることは明らかである
。また、各伝送路3.4及び11等は導波管に限らず、
同軸線路やストリップラインであっても良い。更にはま
た、偏分波器をアンテナに持つ場合のみならず、円形導
波管フィーダの無線機側の端に偏分波器を持つ場合にも
適用でき、本発明はかかる場合も包含するものである。
発明の効果 叙上の如く、本発明によれば、偏分波器からの干渉量を
側路からの信号により打消すようにしたので、本来の信
号伝送路内にフィルタ等の回路を挿入する必要がなく、
よって本来の伝送信号には何等の歪を与えることなく自
局内界偏波信号同士の干渉抑圧が可能となるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図は本発明
の他の実施例のブロック図、第3図は従来の異偏波共用
アンテナシステムを用いた分波回路の例を示す図、第4
図は第1図のブロックによる干渉同抑圧度を示す図であ
る。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・偏分波器 3.4・・・・・・伝送路 9・・・・・・合成回路 10・・・・・・分岐回路 13.14・・・・・・側路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 偏分波器と、この偏分波器に夫々接続された第1及び第
    2の偏波信号伝送路と、前記第1の偏波信号伝送路に挿
    入され主信号出力の他に第1及び第2分岐出力を有する
    分岐手段と、前記第2の偏波信号伝送路に挿入され主信
    号入力の他に第1及び第2合成入力を有する合成手段と
    、前記分岐手段の第1及び第2分岐出力から前記合成手
    段の第1及び第2合成入力に夫々直接接続された第1及
    び第2の側路とを有し、前記分岐手段から前記偏分波器
    を経て前記合成手段へ達する経路長に対して前記第1の
    側路の経路長を信号中心周波数の波長に応じて大に選定
    し、前記分岐手段から前記偏分波器を経て前記合成手段
    へ達する経路長に対して前記第2の側路の経路長を信号
    中心周波数の波長に応じて小に選定してなることを特徴
    とする異偏波共用アンテナシステム。
JP11626187A 1987-05-13 1987-05-13 異偏波共用アンテナシステム Pending JPS63280501A (ja)

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