JPS63279747A - 水産用パレツタイザ−における桟木供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 多数並べて重ねる作業を行う水産用パレッタイザーにお
ける桟木供給装置に関する。

（従来の技術） 揚荷されたサバ、いわし等は、その新鮮な状態を保つた
め、パンに充填して冷凍庫へ納め冷凍する。このパンに
充填したサバ、いわし等を冷凍庫へ納める為に多数の魚
類入りパンを並べ且つ重ねる作業を自動化した装置とし
て水産用パレンタイザーが公知である。

一方上記水産用パレッタイザーによって並べ且つ重ねら
れる多数の魚類入りパンは、ただこれを重ねた状態で冷
凍庫に納めることはできない。即ち多くの魚類入りパン
内の魚類を早く冷凍することと、上下に重なる魚類入り
パン同士が、−着しないように、これらの魚類入りパン
間に桟木を介在させて空間を構成するようにしている。

その為にこの重ねてゆく魚類入りパン上にその都度桟木
を置かなければならない。従前ではこの桟木の移載供給
作業は人手によりて行われておるか、人手によらない自
動供給作業であっても、人の手の機能に近付けたロボッ
トアームにより行われていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記したように桟木の供給作業を人手によるとすると、
桟木供給作業だけの為に確実に一人の労力が必要となり
、省力化できないという問題点がある。又ロボットアー
ム方式による自動供給の場合には、ロボットアームが高
精度のものとなるため、高コストとなり、一般に供給で
きる程度にまでに価格を下げることができず、結局実用
化が困難であるという問題点がある。更にロボットアー
ム方式であると、桟木の受取り位置並びに供給位置が決
定されている為、桟木にソリあるいは曲りがある場合、
ロボットアームが桟木を受取ることができないこととな
り、桟木を供給し得ない状態もあるとする問題点がある
。

この発明は上記したロボットアーム方式のように高精度
並びに高価格のものでなくとも、比較的安価で而も確実
に桟木を自動供給できる新規な桟木供給装置を提供する
ことを目的とする。

（問題点を解決する為の手段） この為に本発明では、不動の機枠上に不動支持枠を固設
し、この不動支持枠に夫々が桟木の幅寸法より僅かに大
きい寸法の桟木ストック間隔を離して固定した複数対の
桟木ストックガイドを固設し、各対の桟木ストックガイ
ド間の下部位置にストック桟木支持部材を該桟木ストッ
ク間隔中に出入自在に設け、該ストック桟木支持部材に
よって多段的に支持される桟木の下から２段目より上の
桟木を止める為の落下ストップストッパーを備える桟木
ストック機構と、不動の機枠に案内されて上記桟木スト
ック機構の直下を上下動可能に支持した可動支持枠を設
け、この可動支持枠に上記桟木ストック機構の桟木スト
ック間隔の直下に位置させて桟木供給間隔を構成する複
数対の桟木゛供給ガイドを固設し、各対の桟木供給ガイ
ド間の下部位置に供給桟木ストッパーを桟木供給間隔中
に出入自在に設けた桟木供給機構と、上記桟木供給機構
を吊下し、この桟木供給機構を上下作動する桟木供給リ
フター機構とから構成されていることを特徴とする （実施例） 以下図面に示した好ましい実施例により本発明の詳細な
説明する。

第９図乃至第１１図に本発明桟木供給装置が組込まれた
”水産用パレッタイザーが示してあり、その図中１がロ
ーラコンベヤで魚類入りパンＰを送り込む。２が該コン
ベヤ１で訝り込まれた魚類入りパンＰの複数個を、予め
決めてあり且つ適宜選択し得るパターンに並べるパター
ン装置である。

３がローディング装置で、パレット供給装置４からチェ
ーンコンベヤ５上に送り込んだパレット８上に、上記パ
ターン装置２で揃えた多数の魚類入りパンＰを送り込み
且つ積重ねてゆく。６が上記ローディング装置３を囲む
ように設けた不動の機枠で、この機枠６に支持させて本
発明桟木供給装置灸 置７を←→けである。そして上記チェーンコンベヤ５の
延長上に、送り出しチェーンコンベヤ９を設けてあり、
上記ローディング装置３で積重ねた多数の魚類入りパン
Ｐを送り出す。

第１図乃至第８図に本発明桟木供給装置７の詳細が示し
である。

図中１０が不動の機枠６上に設けた桟木ストック機構で
ある。

この桟木ストン°り機構１０は、不動の機枠６上に固設
した不動支持枠１１を有し、この不動支持枠１１に、夫
々が桟木Ｓの幅寸法より僅かに大きい寸法の桟木ストッ
ク間隔１２を構成するよう、夫々が対をなす桟木ストッ
クガイド１３．１３を固設しである。図示した実施例で
は３つの対からなる桟木ストックガイド１３が横一列に
並べてあって多数の桟木Ｓを一本づつ縦に並べてストッ
クするものを４組構成しである。上記各対の桟木ストッ
クガイド間の下部位置には、桟木ストック間隔１２中に
出入自在としたストック桟木支持部材１４．１４を設け
てあり、これによって桟木ストック間隔１２中の多段の
桟木Ｓを支持するようにしである。図示した実施例では
この桟木支持部材１４．１４は鉤形部材によって構成し
、その基部を不動の機枠６に固設した軸１５に軸支し、
同じく機枠６に設けたシリンダー１６の出入作動によっ
て該桟木支持部材１４．１４を出入作動するようにし、
桟木ストック間隔１２中に介入している際に多段的な桟
木Ｓを支持するようにしてあり、更にこの桟木支持部材
工４が桟木ストック間隔工２から退出することによって
支持する桟木Ｓを自重で落下するようにしである。そし
て最下段の桟木Ｓのみを落下させる為に、下から２段目
の桟木を桟木ストックガイド１３に押し付ける作用をす
るエアシリンダーからなる落下ストップストッパー１７
を設けである。

図中２０が上記桟木ストック機構１０の直下に位置し、
不動の機枠６に案内されて上下動可能に設けた桟木供給
機構である。

この桟木供給機構２０は、不動の機枠６の支柱部に案内
されて、後述するりフタ−機構の作動により上下動する
可動支持枠２１を有する。この可動支持枠２１には不動
の機枠６の支柱に接して転勤するコロ２２を設けである
だけでなく、第３図に示すように、該支柱６に突設した
案内突条２３と共働する摺動溝２４を有する。この可動
支持枠２１には、桟木ストック機構１０に形成した桟木
ストック間隔１２の直下に位置させる桟木供給間隔２５
を構成する複数対の桟木供給ガイド２６゜２６を固設し
である。各対の桟木供給ガイド２６．２６間の下部位置
には桟木供給間隔２５中に出入自在とした供給桟木スト
ッパー２７．２７を設けてあり、これにより桟木ストッ
ク機構１０から送られた、ただ１本の桟木Ｓを支持する
ようにしである。図示した実施例では、この供給桟木ス
トッパー１１１２７，２７は、第５図に示す通り鉤形部
材によって構成し、その基部を可動支持枠２１に架設し
た軸２Ｂに軸支し、同じく支持枠２１に設けたシリンダ
ー２９．２９の出入作動によって該供給桟木ストッパー
２７．２７を出入作動するようにしである。

更に図中３０が桟木供給リフター機構で、上記桟木供給
機構２０を吊下するチェーン３１と、このチェーン３１
を巻き掛けて上記不動の機枠６上に設けたチェーンスプ
ロケット３２と、このチェーンスプロケットを支持する
軸３３を回転するモータ３４を有する。

この他国中３５はウェイト、３６はローディング装置３
の為のりフタ−を構成するモータであり、同様にリフタ
ー３を吊下するチェーン３７を巻き掛けたチェーンスプ
ロケット３８を回動駆動するものである。

上記の通りの構成からなる本発明桟木供給装置の作動に
つき以下説明する。

桟木ストック機構１０の桟木ストックガイド１３によっ
て形成された桟木ストック間隔１２中には多数の桟木Ｓ
が人手によって供給され、ストツクされる。即ちこれら
多数の桟木Ｓは上記桟木ストック間隔１２中に入り込ん
でいるストック桟　　５本支持部材１４によって支持さ
れる。

さて桟木供給機構２０がリフター機構３０の作動によっ
て上動し、桟木ストック機構１０の直下に位置する状態
（第７図示）にあって、桟木ストック機構１０から夫々
１本づつの桟木Ｓを落下させ桟木供給機構２０に供給す
る際には、シリンダー１６が作動してストック桟木支持
部材１４を避退させ、桟木Ｓの支持作用を解く。然し斯
（すると下から２段目以上にある桟木Ｓもその支持作用
が解かれるから不都合である。この不都合をなくす為、
シリンダー１６を作動させて桟木支持部材１４を避退さ
せる際には、落下ストップストッパー１７が突出して、
下から２段目の桟木Ｓを桟木ストツクガイド１３に押し
付けてこれを支持し、落下を防止する。このようにして
最下段の桟木Ｓを落下供給すれば桟木支持部材１４は復
帰作動して、多段の桟木を支持する。

次に落下した桟木Ｓは桟木供給機構２０の桟木供給ガイ
ド２６によって構成された桟木供給間隔２５に導かれ、
この桟木供給間隔２５中に介入している供給桟木ストッ
パー２７に受は止められる。

而してこの状態で桟木供給リフター機構３０が働いて桟
木供給機構２０を下降させ、ローディング装置３によっ
て積重ねられた魚類入りパンＰの直上で停止する。斯く
してこの桟木供給機構２０の停止と共にシリンダー２９
が作動して供給桟木ストッパー２７が避退して桟木Ｓの
支持が解かれ、この桟木Ｓは自重によって魚類入りパン
Ｐ上に供給される。

然る後、供給桟木ストッパー２７はシリンダー２９の作
動によって復帰作動し、更に桟木供給機構２０もローデ
ィング装置の作動により上昇復帰し、次の桟木供給作動
する。

（発明の効果） 叙上の如く本発明桟木供給装置では、桟木ストック機構
の直下に、ローディング装置によって上下作動する桟木
供給装置を設け、この桟木供給装置が一回に供給する桟
木を受は取って魚類入りパン上に供給するから桟木スト
ック機構に桟木をストックしておくことによって自動的
に桟木を供給できる効果を有する。而も本発明では桟木
をストックするあるいは桟木を供給する為の間隔を構成
するのにガイド部材を用いたから、装置としての構造が
簡易であり、ロボットアームの如き高価なものを使用し
なくとも、安価に提供できる利点も有し、桟木の自動供
給を安価に行うことができるという実用的な利点を有す
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明桟木供給装置並びにこの桟木供給装置が組
み込まれる水産用パレッタイザーの好ましい実施例を示
すもので、第１図は桟木供給装置の正面図、第２図はそ
の側面図、第３図は第２図上ｍ−ｍ線に沿う拡大断面図
、第４図は桟木供給装置の平面図であり、第５図は要部
の正面図、第６図は桟木クランプ機構部の拡大正面図、
第７図は第５図示要部の側面図、第８ＦＩ！Ｊは同じく
要部の平面図で、左半分が上段不動部を、右半分が下段
昇降部を示している。更に第９図は本発明装置が組み込
まれている水産用パレッタイザーの正面図、第１０図は
その側面図、第１１図はその平面図である。 ６・・・・・・不動の機枠　１０・・・・・・桟木スト
ック機構１１・・・・・・不動支持枠　１２・・・・・
・桟木ストック間隔１３・・・・・・桟木ストックガイ
ド １４・・・・・・ストック桟木支持部材１５・・・・・
・軸　　　　　１６・・・・・・シリンダー１７・・・
・・・落下ストップストッパー２０・・・・・・桟木供
給機構　２１・・・・・・可動支持枠２５・・・・・・
桟木供給間隔　２６・・・・・・桟木供給ガイド２７・
・・・・・供給桟木ストッパー　　２８・・・・・・軸
２９・・・・・・シリンダー ３０・・・・・・桟木供給リフター機構３１・・・・・
・チェーン ３２・・・・・・チェーンスプロケット　３３・・・・
・・軸３４・・・・・・モータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 不動の機枠上に不動支持枠を固設し、この不動支持枠に
   夫々が桟木の幅寸法より僅かに大きい寸法の桟木ストッ
   ク間隔を離して固定した複数対の桟木ストックガイドを
   固設し、各対の桟木ストックガイド間の下部位置にスト
   ック桟木支持部材を該桟木ストック間隔中に出入自在に
   設け、該ストック桟木支持部材によって多段的に支持さ
   れる桟木の下から２段目より上の桟木を止める為の落下
   ストップストッパーを備える桟木ストック機構と、不動
   の機枠に案内されて上記桟木ストック機構の直下を上下
   動可能に支持した可動支持枠を設け、この可動支持枠に
   上記桟木ストック機構の桟木ストック間隔の直下に位置
   させて桟木供給間隔を構成する複数対の桟木供給ガイド
   を固設し、各対の桟木供給ガイド間の下部位置に供給桟
   木ストッパーを桟木供給間隔中に出入自在に設けた桟木
   供給機構と、上記桟木供給機構を吊下し、この桟木供給
   機構を上下作動する桟木供給リフター機構とから構成さ
   れていることを特徴とする水産用パレッタイザーにおけ
   る桟木供給装置