JPS63279013A - 流動床焼却炉のＮＯ↓ｘ及び未燃ガス抑制装置 - Google Patents
流動床焼却炉のＮＯ↓ｘ及び未燃ガス抑制装置Info
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- JPS63279013A JPS63279013A JP11185887A JP11185887A JPS63279013A JP S63279013 A JPS63279013 A JP S63279013A JP 11185887 A JP11185887 A JP 11185887A JP 11185887 A JP11185887 A JP 11185887A JP S63279013 A JPS63279013 A JP S63279013A
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- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
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Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、排ガス中のＮ Ｏｘや未燃ガスを炉のフリー
ボード部で還元させたり燃焼させたりして該Ｎ Ｏｘ及
び未燃ガスを抑制する流動床焼却炉のＮ Ｏｘ及び未燃
ガス抑制装置に関するものである。
ボード部で還元させたり燃焼させたりして該Ｎ Ｏｘ及
び未燃ガスを抑制する流動床焼却炉のＮ Ｏｘ及び未燃
ガス抑制装置に関するものである。
流動床焼却炉は燃焼性の優れた反応炉とみなすことがで
きる。流動媒体中に焼却物を投入し、燃焼させるのであ
るがこの流動媒体に送り込む流動用空気は、理論燃焼空
気比が「１．を下回った０、７とか０．８でも燃焼を持
続することが可能である。このように空気比１１」以下
の燃焼では還元ガスが生成し、燃焼により発生するＮ
Ｏｘと反応すると下記の如＜Ｎ、を生成する。
きる。流動媒体中に焼却物を投入し、燃焼させるのであ
るがこの流動媒体に送り込む流動用空気は、理論燃焼空
気比が「１．を下回った０、７とか０．８でも燃焼を持
続することが可能である。このように空気比１１」以下
の燃焼では還元ガスが生成し、燃焼により発生するＮ
Ｏｘと反応すると下記の如＜Ｎ、を生成する。
６ＮＯ＋４ＮＨｓ→５Ｎｚ ＋ ６Ｈ＊０１ＯＮＯ＋
４ＨＣＮ→７Ｎ、 ＋ ４ＣＯａ ＋ ２Ｈｚ０４ＮＯ
＋ＣＨ，→２Ｎｘ ＋ Ｃｏｔ ＋ ２Ｈ！０２ＮＯ＋
２ＣＯ→Ｎ、 ＋ ２ＣＯｔ従来、ＮＯｘの低減方法
の１つとして２段燃焼方式と呼ばれるものがある。これ
は、１段燃焼を酸素の少ない還元雰囲気で行ない、上記
反応を行なわせた後、２段目として酸素を含んだ２次空
気を吹き込む方法（例えば、特開昭５３−１４６３２６
号公報、特開昭５４−１４３７号公報）である。
４ＨＣＮ→７Ｎ、 ＋ ４ＣＯａ ＋ ２Ｈｚ０４ＮＯ
＋ＣＨ，→２Ｎｘ ＋ Ｃｏｔ ＋ ２Ｈ！０２ＮＯ＋
２ＣＯ→Ｎ、 ＋ ２ＣＯｔ従来、ＮＯｘの低減方法
の１つとして２段燃焼方式と呼ばれるものがある。これ
は、１段燃焼を酸素の少ない還元雰囲気で行ない、上記
反応を行なわせた後、２段目として酸素を含んだ２次空
気を吹き込む方法（例えば、特開昭５３−１４６３２６
号公報、特開昭５４−１４３７号公報）である。
上記還元ガスの反応はあくまでお互いのガスが接触し合
うことが前提である。ところで流動床炉内の流動媒体を
出たガスは炉の出口に向かって一定の流線に沿って流れ
ることが我々の実験により確認されている。従って上記
２段燃焼方式を採用した場合、炉内での排ガスの乱れが
少ないために、前記反応が進まないうちに２次空気が入
り前記還元性ガスは下記のような反応で酸化燃焼してし
まいＮＯｘ低減の効果は薄れてしまうという問題があっ
た。
うことが前提である。ところで流動床炉内の流動媒体を
出たガスは炉の出口に向かって一定の流線に沿って流れ
ることが我々の実験により確認されている。従って上記
２段燃焼方式を採用した場合、炉内での排ガスの乱れが
少ないために、前記反応が進まないうちに２次空気が入
り前記還元性ガスは下記のような反応で酸化燃焼してし
まいＮＯｘ低減の効果は薄れてしまうという問題があっ
た。
４ＮＨ，＋ ３Ｑ、→２Ｎｔ ＋ ６Ｈ！０２ＨＣＮ
＋ ２０．→Ｎ２ ＋ ２ＣＯ！ ＋ ２ＨｔＯＣｌ、
＋２０．→Ｃｏｔ ＋ ２ＨｚＯＣＯ＋１／２０．→Ｃ
Ｏ２ 本発明は上述の点に鑑みてなされたもので上記問題点を
除去し、流動床焼却炉のフリーボード部の下部に効果的
にガス流の乱れを起こし、Ｎ０８と前記還元ガスとの接
触反応を促進させ、ＮＯｘを効果的に抑制すると共に、
フリーボード部の上部で未燃焼ガスを効果的に燃焼させ
る流動床焼却炉のＮ Ｏｘ及び未燃ガス抑制装置を提供
することにある。
＋ ２０．→Ｎ２ ＋ ２ＣＯ！ ＋ ２ＨｔＯＣｌ、
＋２０．→Ｃｏｔ ＋ ２ＨｚＯＣＯ＋１／２０．→Ｃ
Ｏ２ 本発明は上述の点に鑑みてなされたもので上記問題点を
除去し、流動床焼却炉のフリーボード部の下部に効果的
にガス流の乱れを起こし、Ｎ０８と前記還元ガスとの接
触反応を促進させ、ＮＯｘを効果的に抑制すると共に、
フリーボード部の上部で未燃焼ガスを効果的に燃焼させ
る流動床焼却炉のＮ Ｏｘ及び未燃ガス抑制装置を提供
することにある。
上記問題点を解決するため本発明は流動床焼却炉のＮ
Ｏｘ及び未燃ガス抑制装置を、流動床焼却炉のフリーボ
ード部の下部をＮ Ｏｘを還元するための還元ゾーンと
すると共に上部を未燃ガスを酸化する酸化ゾーンとし、
還元ゾーン及び酸化ゾーンのそれぞれには内部が空洞で
側壁に排ガスの流れを乱す気体を噴出させる複数の噴出
穴が形成された障害物をフリーボード部を横断して取り
付け、還元ゾーンに配置された障害物の空洞には排ガス
等の酸素濃度の低い気体を送り噴出穴からフリーボード
部に該酸素濃度の低い気体を噴出させると共に、酸化ゾ
ーンに配置された障害物の空洞には二次空気を送り噴出
穴からフリーボード部に該二次空気を噴出させる構成と
した。
Ｏｘ及び未燃ガス抑制装置を、流動床焼却炉のフリーボ
ード部の下部をＮ Ｏｘを還元するための還元ゾーンと
すると共に上部を未燃ガスを酸化する酸化ゾーンとし、
還元ゾーン及び酸化ゾーンのそれぞれには内部が空洞で
側壁に排ガスの流れを乱す気体を噴出させる複数の噴出
穴が形成された障害物をフリーボード部を横断して取り
付け、還元ゾーンに配置された障害物の空洞には排ガス
等の酸素濃度の低い気体を送り噴出穴からフリーボード
部に該酸素濃度の低い気体を噴出させると共に、酸化ゾ
ーンに配置された障害物の空洞には二次空気を送り噴出
穴からフリーボード部に該二次空気を噴出させる構成と
した。
流動床焼却炉のＮＯｘ及び未燃ガス抑制装置を上記の如
く構成することにより、還元ゾーンに配置された障害物
の噴出穴から噴出される酸素濃度の低い気体によりフリ
ーボード部下部に効果的にガス流の乱れが起こり、Ｎｏ
工と還元ガスとの接触反応を促進させ、ＮＯｘを効果的
に抑制することが可能となる。また、酸化ゾーンに配置
された障害物の噴出穴からフリーボード部に噴出される
二次空気により未燃ガスも効果的に燃焼する。
く構成することにより、還元ゾーンに配置された障害物
の噴出穴から噴出される酸素濃度の低い気体によりフリ
ーボード部下部に効果的にガス流の乱れが起こり、Ｎｏ
工と還元ガスとの接触反応を促進させ、ＮＯｘを効果的
に抑制することが可能となる。また、酸化ゾーンに配置
された障害物の噴出穴からフリーボード部に噴出される
二次空気により未燃ガスも効果的に燃焼する。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明に係るＮＯｌ及び未燃ガス抑制装置を具
備する、流動床焼却炉のフリーボード部の概略構造を示
す図である。同図において、１は炉であり、該炉１の内
部には一次空気送出ブロワ（図示せず）からの−次空気
を配管６を通して炉下部から送り込むことにより、流動
媒体を流動させてなる流動床２が形成されている。流動
床２上部のフリーボード部５は、下部をＮ Ｏｘを還元
するための還元ゾーンＸとし、上部を未燃ガスを酸化す
る酸化ゾーンＹとしている。還元ゾーンＸ及び酸化ゾー
ンＹには、それぞれには排ガスの流れを乱す障害物３−
１．３−２及び４−１〜４−３が配設されている。
備する、流動床焼却炉のフリーボード部の概略構造を示
す図である。同図において、１は炉であり、該炉１の内
部には一次空気送出ブロワ（図示せず）からの−次空気
を配管６を通して炉下部から送り込むことにより、流動
媒体を流動させてなる流動床２が形成されている。流動
床２上部のフリーボード部５は、下部をＮ Ｏｘを還元
するための還元ゾーンＸとし、上部を未燃ガスを酸化す
る酸化ゾーンＹとしている。還元ゾーンＸ及び酸化ゾー
ンＹには、それぞれには排ガスの流れを乱す障害物３−
１．３−２及び４−１〜４−３が配設されている。
還元ゾーンＸに配設された障害物３−１．３−２は、フ
リーボード部５を横断して配置きれており、それぞれ内
部には後述するように排ガス等の酸素濃度の低い気体を
送り込む空洞３−１ａ、３−２ａが形成された断面三角
形の筒状で、その側壁には該酸素濃度の低い気体をフリ
ーボード部５内に噴出させるための多数の噴出穴（図示
せず）が形成されている。また、障害物３−１ 、３−
２は燃焼物投入ロアから炉１内に投入される燃焼物Ａの
落下の障害にならない位置に配置きれている。また、障
害物３−１．３−２はその外周部が耐火物３−１ｂ、３
−２ｂで形成されている。
リーボード部５を横断して配置きれており、それぞれ内
部には後述するように排ガス等の酸素濃度の低い気体を
送り込む空洞３−１ａ、３−２ａが形成された断面三角
形の筒状で、その側壁には該酸素濃度の低い気体をフリ
ーボード部５内に噴出させるための多数の噴出穴（図示
せず）が形成されている。また、障害物３−１ 、３−
２は燃焼物投入ロアから炉１内に投入される燃焼物Ａの
落下の障害にならない位置に配置きれている。また、障
害物３−１．３−２はその外周部が耐火物３−１ｂ、３
−２ｂで形成されている。
酸化ゾーンＹに配設された障害物は、フリーボード部５
を横断して配置されており、それぞれ内部には後述する
ように二次空気を送り込む空洞４−１ａ〜％−３ａが形
成された円筒状で、その側壁には該二次空気をフリーボ
ード部５内に噴出させるための多数の噴出穴（図示せず
）が形成されている。また、障害物４−１〜４−３はそ
の外周部、即ちフリーボード部５に面する部分がセラッ
ミク等の耐火物４−１ｂ〜４−３ｂで覆われた構造であ
る。
を横断して配置されており、それぞれ内部には後述する
ように二次空気を送り込む空洞４−１ａ〜％−３ａが形
成された円筒状で、その側壁には該二次空気をフリーボ
ード部５内に噴出させるための多数の噴出穴（図示せず
）が形成されている。また、障害物４−１〜４−３はそ
の外周部、即ちフリーボード部５に面する部分がセラッ
ミク等の耐火物４−１ｂ〜４−３ｂで覆われた構造であ
る。
上記構造の流動床焼却炉のフリーボード部において、還
元ゾーンＸに配置された障害物３−１゜３−２の空洞部
３−１ａ、３−２ａは排ガス等の酸素濃度の低い気体が
送り込まれており、障害物３−１．３−２の側壁の噴出
穴から矢印に示すようにフリーボード部５内に該酸素濃
度の低い気体が噴出されている。また、酸化ゾーンＹに
配置された障害物４−１〜４−３の空洞部４−１ａ〜４
−３ａには二次空気が送り込まれており、側壁の噴出穴
から矢印に示すようにフリーボード部５内に該二次空気
が噴出されている。
元ゾーンＸに配置された障害物３−１゜３−２の空洞部
３−１ａ、３−２ａは排ガス等の酸素濃度の低い気体が
送り込まれており、障害物３−１．３−２の側壁の噴出
穴から矢印に示すようにフリーボード部５内に該酸素濃
度の低い気体が噴出されている。また、酸化ゾーンＹに
配置された障害物４−１〜４−３の空洞部４−１ａ〜４
−３ａには二次空気が送り込まれており、側壁の噴出穴
から矢印に示すようにフリーボード部５内に該二次空気
が噴出されている。
燃焼物投入ロアから投入された燃焼物Ａは流動床２上に
落下し、流動床２の灼熱の流動媒体からの伝熱により瞬
時に燃焼され、Ｎ Ｏｘ 、 Ｎ Ｈｓ ＝ ＨＣＮ、
ＣＨ４等のガスが発生する。これらのガス）ま上記障害
物３−１．３−２の側壁から噴出される酸素濃度の低い
気体により、効果的に攪拌され混合し、互いに接触する
。これによりＮ ＯｘとＮＨ３，ＨＣＮ、ＣＨ，の還元
ガスとの間で下記の還元反応が起こり、Ｎ、が生成する
。
落下し、流動床２の灼熱の流動媒体からの伝熱により瞬
時に燃焼され、Ｎ Ｏｘ 、 Ｎ Ｈｓ ＝ ＨＣＮ、
ＣＨ４等のガスが発生する。これらのガス）ま上記障害
物３−１．３−２の側壁から噴出される酸素濃度の低い
気体により、効果的に攪拌され混合し、互いに接触する
。これによりＮ ＯｘとＮＨ３，ＨＣＮ、ＣＨ，の還元
ガスとの間で下記の還元反応が起こり、Ｎ、が生成する
。
６ＮＯ＋ ４ＮＨ，→ｓＮｚ ＋６Ｈ＊０１ＯＮＯ＋
４ＨＣＮ→７Ｎｔ ＋ ４ｃｏ、 ＋ ２Ｈ＊０４ＮＯ
＋ＣＨ４→２Ｎｔ ＋ Ｃｏｔ ＋ ２）１ｔ。
４ＨＣＮ→７Ｎｔ ＋ ４ｃｏ、 ＋ ２Ｈ＊０４ＮＯ
＋ＣＨ４→２Ｎｔ ＋ Ｃｏｔ ＋ ２）１ｔ。
２ＮＯ＋ ２Ｃ０４ａｇ ＋ ２ＣＯ。
フリーボード部５の下部還元ゾーンＸは酸素濃度が低い
から、ＣＯ等の未燃ガスが発生するが、これらの未燃ガ
スは酸化ゾーンＹにおいて、障害物４−１〜４−３の側
壁から噴出される二次空気により酸素を得て完全に燃焼
する。この際も障害物４−１〜４−３の側壁から噴出さ
れる二次空気により未燃ガスを含む排ガスは効果的に攪
拌されるから、未燃ガスは効果的に燃焼する。
から、ＣＯ等の未燃ガスが発生するが、これらの未燃ガ
スは酸化ゾーンＹにおいて、障害物４−１〜４−３の側
壁から噴出される二次空気により酸素を得て完全に燃焼
する。この際も障害物４−１〜４−３の側壁から噴出さ
れる二次空気により未燃ガスを含む排ガスは効果的に攪
拌されるから、未燃ガスは効果的に燃焼する。
なお、上記実施例では障害物３−１．３−２を断面を三
角形の筒状とルたが、これは排ガスに効果的に乱流を起
こさせることを考慮したもので、断面三角形に限定され
るものではなく、例えば断面は四角形等の多角形成いは
円形であっも内部に空洞を有し、側壁に複数の噴出穴が
形成されたものであればどのような形状でもよい。また
、障害物４−１〜４−３の形状も同様に円筒に限定され
るものではない。
角形の筒状とルたが、これは排ガスに効果的に乱流を起
こさせることを考慮したもので、断面三角形に限定され
るものではなく、例えば断面は四角形等の多角形成いは
円形であっも内部に空洞を有し、側壁に複数の噴出穴が
形成されたものであればどのような形状でもよい。また
、障害物４−１〜４−３の形状も同様に円筒に限定され
るものではない。
なお、障害物３−１．３−２や障害物４−１〜４−３は
第１図に示すようにフリーボード部５内に並列に並べて
配置するだけでなく、例えば一点鎖線で示す障害物４−
４．４−５に示すように配置し障害物４−１〜４−５を
千鳥状に配置すれば排ガスをより効果的に攪拌すること
が可能となる。
第１図に示すようにフリーボード部５内に並列に並べて
配置するだけでなく、例えば一点鎖線で示す障害物４−
４．４−５に示すように配置し障害物４−１〜４−５を
千鳥状に配置すれば排ガスをより効果的に攪拌すること
が可能となる。
第２図は第１図に示す流動床炉のフリーボード部の外観
を示す図である。図示するように還元ゾーンＸに配設さ
れた障害物３−１．３−２はフリーボード部５を横断し
、且つ傾斜させて配置されており、その両端にはそれぞ
れ開閉弁８，９及び開閉弁１０．１１が接続されている
。また、同しく酸化ゾーンＹ配設された障害物４−１〜
４−３もフリーボード部５を横断し、且つ傾斜させて配
置されており、その両端にはそれぞれ開閉弁１２．１３
及び開閉弁１４．１５が接続されている。流動床炉を運
転中は障害物３−１．３−２の片方端の開閉弁８を開く
と共に開閉弁９及び１１を閉じる。これにより、排ガス
循環系から開閉弁８を通して障害物３−１．３−２に排
ガスを送り、障害物３−１．３−２の側壁の噴出穴から
排ガスを噴出させて流動床２から発生する排ガスを効果
的に攪拌させ還元ゾーンＸで上記の如く還元反応をおこ
させる。また、障害物４−１〜４−３の片方端の開閉弁
１２を開くと共に開閉弁１３及び１５を閉じて障害物４
−１〜４−３に二次空気を送り、その側壁の噴出穴から
二次空気を噴出許せ排気ガスを拡散させ、未燃ガスを効
果的に燃焼させる。
を示す図である。図示するように還元ゾーンＸに配設さ
れた障害物３−１．３−２はフリーボード部５を横断し
、且つ傾斜させて配置されており、その両端にはそれぞ
れ開閉弁８，９及び開閉弁１０．１１が接続されている
。また、同しく酸化ゾーンＹ配設された障害物４−１〜
４−３もフリーボード部５を横断し、且つ傾斜させて配
置されており、その両端にはそれぞれ開閉弁１２．１３
及び開閉弁１４．１５が接続されている。流動床炉を運
転中は障害物３−１．３−２の片方端の開閉弁８を開く
と共に開閉弁９及び１１を閉じる。これにより、排ガス
循環系から開閉弁８を通して障害物３−１．３−２に排
ガスを送り、障害物３−１．３−２の側壁の噴出穴から
排ガスを噴出させて流動床２から発生する排ガスを効果
的に攪拌させ還元ゾーンＸで上記の如く還元反応をおこ
させる。また、障害物４−１〜４−３の片方端の開閉弁
１２を開くと共に開閉弁１３及び１５を閉じて障害物４
−１〜４−３に二次空気を送り、その側壁の噴出穴から
二次空気を噴出許せ排気ガスを拡散させ、未燃ガスを効
果的に燃焼させる。
一方流動床炉を停止中は障害物３−１ 、３−２片方端
の開閉弁８を閉じると共に開閉弁９及び１１を開く。こ
れにより、障害物３−１．３−２の空洞部３−１ａ、３
−２ａの両端は大気中に開放されたことになり、該空洞
部３−１ａ、３−２ａに自然対流が起こる。この時障害
物３−１．３−２は上記の如く傾斜させて配置している
から、自然対流を効果的に発生させることになる。また
、流動床炉を停止中は障害物４−１〜４−３の片方端の
開閉弁１ｚを閉じると共に開閉弁１３及び１５を開く。
の開閉弁８を閉じると共に開閉弁９及び１１を開く。こ
れにより、障害物３−１．３−２の空洞部３−１ａ、３
−２ａの両端は大気中に開放されたことになり、該空洞
部３−１ａ、３−２ａに自然対流が起こる。この時障害
物３−１．３−２は上記の如く傾斜させて配置している
から、自然対流を効果的に発生させることになる。また
、流動床炉を停止中は障害物４−１〜４−３の片方端の
開閉弁１ｚを閉じると共に開閉弁１３及び１５を開く。
これにより、障害物４−１〜４−３の空洞部４−１ａ〜
４−３ａの両端は大気中に開放されたことになり、該空
洞部４−１ａ〜４−３ａに自然対流が起こる。この時障
害物４−１〜４−３も上記の如く傾斜させて配置してい
るから、障害物３−１．３−２の場合と同様自然対流が
効果的に発生する。この自然対流により、障害物３−１
．３−２及び障害物４−１〜４−３の内部は冷却される
から、障害物３−１．３−２及び４−１〜４−３の外周
を覆う耐火物３−１ｂ、３−２ｂ及び４−１ｂ〜４−３
ｂは両面加熱により破壊されることがない。なお、炉１
を運転している時は、障害物３−１．３−２及び障害物
４−１〜４−３の内部には、それぞれ排ガス等の酸素濃
度の低い気体及び二次空気を強制的に送り込むので内部
は冷却され、耐火物３−１ｂ、３−２ｂ及び４−１ｂ〜
４−３ｂは破壊されることがない。
４−３ａの両端は大気中に開放されたことになり、該空
洞部４−１ａ〜４−３ａに自然対流が起こる。この時障
害物４−１〜４−３も上記の如く傾斜させて配置してい
るから、障害物３−１．３−２の場合と同様自然対流が
効果的に発生する。この自然対流により、障害物３−１
．３−２及び障害物４−１〜４−３の内部は冷却される
から、障害物３−１．３−２及び４−１〜４−３の外周
を覆う耐火物３−１ｂ、３−２ｂ及び４−１ｂ〜４−３
ｂは両面加熱により破壊されることがない。なお、炉１
を運転している時は、障害物３−１．３−２及び障害物
４−１〜４−３の内部には、それぞれ排ガス等の酸素濃
度の低い気体及び二次空気を強制的に送り込むので内部
は冷却され、耐火物３−１ｂ、３−２ｂ及び４−１ｂ〜
４−３ｂは破壊されることがない。
なお、上記実施例では、開閉弁８を排ガス循環系に接続
し、障害物３−１．３−２に排ガスを送り込む例を示し
たが、障害物３−１．３−２に送り込む気体は排ガスに
限定されるものではなく酸素濃度の低い気体或いは積極
的にＮ Ｏｘを還元させる還元ガスでもよい。
し、障害物３−１．３−２に排ガスを送り込む例を示し
たが、障害物３−１．３−２に送り込む気体は排ガスに
限定されるものではなく酸素濃度の低い気体或いは積極
的にＮ Ｏｘを還元させる還元ガスでもよい。
以上説明したように本発明によれば以下のような優れた
効果が得られる。
効果が得られる。
■還元ゾーンに配置された障害物の噴出穴から噴出され
る酸素濃度の低い気体によりフリーボード部下部に効果
的にガス流の乱れが起こり、Ｎ。
る酸素濃度の低い気体によりフリーボード部下部に効果
的にガス流の乱れが起こり、Ｎ。
Ｉと還元ガスとの接触反応を促進させ、Ｎｏ工を効果的
に抑制させることができる。
に抑制させることができる。
■また、酸化ゾーンに配置された障害物の噴出穴からフ
リーボード部に噴出きれる二次空気により未燃ガスも効
果的に燃焼させることができる。
リーボード部に噴出きれる二次空気により未燃ガスも効
果的に燃焼させることができる。
第１図は本発明に係るＮＯｘ及び未燃ガス抑制装置を具
備する、流動床焼却炉のフリーボード部の概略構造を示
す図、第２図は第１図に示す流動床炉のフリーボード部
の外観を示す図である。 図中、１・・・・炉、２・・・・流動床、３−１．３−
２・・・・障害物、４−１〜４−３・・・・障害物、５
・・・・フリーボード部、８〜１５・・・・開閉弁。
備する、流動床焼却炉のフリーボード部の概略構造を示
す図、第２図は第１図に示す流動床炉のフリーボード部
の外観を示す図である。 図中、１・・・・炉、２・・・・流動床、３−１．３−
２・・・・障害物、４−１〜４−３・・・・障害物、５
・・・・フリーボード部、８〜１５・・・・開閉弁。
Claims (8)
- （１）流動床焼却炉のフリーボード部の下部をＮＯ＿ｘ
を還元するための還元ゾーンとすると共に上部を未燃ガ
スを酸化する酸化ゾーンとし、少なくとも前記還元ゾー
ンには内部が空洞で側壁に排ガスの流れを乱す気体を噴
出させる複数の噴出穴が形成された障害物をフリーボー
ド部を横断して取り付けたことを特徴とする流動床焼却
炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制装置。 - （２）前記酸化ゾーンにも内部が空洞で側壁に排ガスの
流れを乱す気体を噴出させる複数の噴出穴が形成された
障害物をフリーボード部を横断して取り付けたことを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の流動床焼却炉
のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制装置。 - （３）前記還元ゾーンに配置された障害物の空洞には酸
素濃度の低い気体を送り噴出穴からフリーボード部に該
酸素濃度の低い気体を噴出させることを特徴とする特許
請求の範囲第（１）項記載又は第（２）項記載の流動床
焼却炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制装置。 - （４）前記還元ゾーンに配置された障害物の空洞には酸
素濃度の低い気体を送り噴出穴からフリーボード部に該
酸素濃度の低い気体を噴出させると共に、前記酸化ゾー
ンに配置された障害物の空洞には二次空気を送り噴出穴
からフリーボード部に該二次空気噴出させることを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（３）項のいず
れか一項記載の流動床焼却炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑
制装置。 - （５）前記還元ゾーンに配置された障害物の空洞に送る
酸素濃度の低い気体として排ガスを用いることを特徴と
する特許請求の範囲第（１）項乃至第（４）項のいずれ
か一項記載の流動床焼却炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制
装置。 - （６）前記還元ゾーン及び酸化ゾーンに配置された障害
物の外面を耐火物で保護することを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項乃至第（５）項のいずれか一項記載の
流動床焼却炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制装置。 - （７）前記還元ゾーン及び酸化ゾーンに配置された障害
物を傾斜させて取り付けたことを特徴とする特許請求の
範囲第（１）項乃至第（６）項のいずれか一つの項記載
の流動床焼却炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制装置。 - （８）前記還元ゾーン及び酸化ゾーンに配置された障害
物の両端に外気開放弁を設け炉の運転停止時に該外気開
放弁を開放することを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項乃至第（５）項のいずれか一つの項記載の流動床焼
却炉のＮＯ＿ｘ及び未燃ガス抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11185887A JPS63279013A (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | 流動床焼却炉のＮＯ↓ｘ及び未燃ガス抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11185887A JPS63279013A (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | 流動床焼却炉のＮＯ↓ｘ及び未燃ガス抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63279013A true JPS63279013A (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=14571922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11185887A Pending JPS63279013A (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | 流動床焼却炉のＮＯ↓ｘ及び未燃ガス抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63279013A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0443850A2 (en) * | 1990-02-22 | 1991-08-28 | Mitsui Engineering and Shipbuilding Co, Ltd. | Fluidized bed combustion apparatus for burning wastes |
| JPH03271610A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 廃棄物焼却炉 |
| US5127345A (en) * | 1988-10-20 | 1992-07-07 | Ebara Corporation | Combustion apparatus and combustion control method therefor |
| US5257585A (en) * | 1991-04-15 | 1993-11-02 | Ebara Corporation | Incinerator |
| JPH0618017A (ja) * | 1992-07-01 | 1994-01-25 | Ebara Corp | 燃焼装置 |
| US5325796A (en) * | 1992-05-22 | 1994-07-05 | Foster Wheeler Energy Corporation | Process for decreasing N2 O emissions from a fluidized bed reactor |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5436632A (en) * | 1977-08-29 | 1979-03-17 | Babcock Hitachi Kk | Fluid layer combustion control method and system |
| JPS57184804A (en) * | 1981-05-08 | 1982-11-13 | Mitsui Shipbuilding Eng | Feeder for air |
-
1987
- 1987-05-07 JP JP11185887A patent/JPS63279013A/ja active Pending
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