JPH08103627A - 無触媒脱硝装置及び無触媒脱硝方法 - Google Patents

無触媒脱硝装置及び無触媒脱硝方法

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JPH08103627A
JPH08103627A JP6242934A JP24293494A JPH08103627A JP H08103627 A JPH08103627 A JP H08103627A JP 6242934 A JP6242934 A JP 6242934A JP 24293494 A JP24293494 A JP 24293494A JP H08103627 A JPH08103627 A JP H08103627A
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JP
Japan
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cooling water
denitration
denitration agent
incinerator
supply pipe
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Pending
Application number
JP6242934A
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English (en)
Inventor
Wakako Shimodaira
和佳子 下平
Makoto Morishima
誠 森嶋
Naoki Fujiwara
直機 藤原
Yoshiki Ueda
美喜 上田
Satonori Sasaki
郷紀 佐々木
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ焼却炉の排ガス温度を脱硝に適した温度
範囲に保つことができ、しかも、高効率の無触媒脱硝が
できる。 【構成】 脱硝剤供給配管34を冷却水供給配管27に
接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ焼却炉等の燃焼排
ガスの処理方法に係り、特に脱硝触媒を使用せずに窒素
酸化物(以下、NOxと記述する)の排出量を低減する
無触媒脱硝装置及び無触媒脱硝方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題がクローズアップされて
いるが、ごみ焼却炉に関しても例外ではなく、排ガス、
焼却灰等、各種排出物の規制が厳しくなってきた。これ
に伴い、よりクリーンなごみ焼却を実現するための技術
開発が行われている。
【0003】公害成分のひとつであるNOxを低減でき
る簡便な方法として、アンモニアあるいは尿素などの脱
硝剤を高温の燃焼ガス中に吹き込み、下記の反応により
NOxを還元する無触媒脱硝方法が知られている。
【0004】CO(NH22+2NO+1/2O2→2
2+2H2O+CO2 従来技術による無触媒脱硝方法を適用した流動層式ごみ
焼却炉の系統を図2に示す。
【0005】ごみは投入シュート1より焼却炉2の流動
層3に投入され、燃焼用空気は送風機4から空気予熱器
5、空気流量調節弁6を経て空気供給管7から流動層3
内に吹き込まれる。
【0006】焼却炉2の空塔部8には揮発分の燃焼量に
見合った空気量を二次空気流量調節弁9、二次空気供給
管10、三次空気流量調節弁11、三次空気供給管12
を経て二次空気ノズル13、三次空気ノズル14から二
次、三次空気が供給される。
【0007】燃焼排ガスは、煙道15を通じてガスクー
ラ16に入って冷却され、空気予熱器5、ガスクーラ1
7を経てバグフィルタ18で脱塩、脱塵処理後、誘引送
風機19により煙突20を通じて排煙される。煙道15
のガスクーラ16は焼却炉2の出口における800〜
1,100℃の高温燃焼ガスの排熱によって空気予熱器
5が焼損しない程度のガス温度(300〜500℃)に
まで冷却するものであり、ガスクーラ17は、空気予熱
器5の出口ガス温度約300℃を後流のバグフィルタ1
8の適正ガス温度(約200℃)にまで冷却するための
ものである。
【0008】こうしたごみ焼却炉2において、焼却炉2
の空塔部8の温度が高くなりすぎると、炉壁の耐火材が
劣化したり、灰が溶融して炉壁に付着したり、炉出口の
排ガス温度が高すぎて後流のガスクーラ6,17におい
て充分な冷却ができなくなるといった様々な問題が生じ
る。そのため、冷却水噴射ノズル21から焼却炉2の空
塔部8に水を噴射して排ガス温度の調節を行っている。
特に近年はプラスチック系のごみの増加に伴い、ごみの
発熱量が増大しており、冷却水噴射ノズル21からの冷
却水の噴射による炉の温度調節は欠かすことのできない
ものとなっている。この冷却水は冷却水タンク22から
冷却水流量調節弁23、冷却水ポンプ24で昇圧され、
冷却水流量計25、弁2,6、冷却水配管27からの冷
却水は冷却水吹き込み触媒ライン28からの触媒によっ
て炉内に噴射されている。冷却水噴射ノズル21の設置
場所は、炉の壁面あるいは炉の天井部に設置するが、い
ずれにしても、最も高温となる空塔部8の中心に向かっ
て、焼却炉2の上半分の範囲から噴射するように設置さ
れている。
【0009】図2において、脱硝剤の水溶液を脱硝剤タ
ンク2,9から脱硝剤流量調節弁30を経てポンプ31
により昇圧し、脱硝剤流量計32、弁33、脱硝剤供給
配管34を通じて、脱硝剤吹き込み触媒(圧縮空気ある
いはスチーム)ライン35に合流し、焼却炉2の上部の
脱硝剤吹き込みノズル36から、焼却炉2の空塔部8に
吹き込まれる。なお、37はパージライン、38は制御
弁である。
【0010】上記の尿素、アンモニア等による無触媒脱
硝方法においては、燃焼ガスと脱硝剤との混合、反応温
度、反応のための滞留時間が高い脱硝率を得るための重
要な因子として挙げられる。
【0011】最適温度範囲は950〜1,050℃と比
較的狭く、この温度範囲の燃焼ガス中に脱硝剤を均一に
混合するように吹き込み、数秒の滞留時間を確保する必
要がある。
【0012】しかし、実際にごみ焼却炉で脱硝剤を吹き
込む場合、以下のような制約条件がある。
【0013】(a)脱硝剤吹込位置 反応のための滞留時間を稼ぐには出来るだけ、焼却炉2
の下部に吹き込んだ方が有利である。しかし、焼却炉2
の下部には高温の火炎が存在し、脱硝剤がこの高温火炎
と接触すると、脱硝剤中の窒素が酸化されてNOxが生
成されるため、火炎よりも上部に吹き込まなければなら
ない。従って、通常は炉内空塔部8での揮発分燃焼を目
的とした三次空気ノズル14よりも、さらに上部に脱硝
剤吹き込みノズル36を設置し脱硝剤を空塔部8に吹き
込むことになる。
【0014】既設の焼却炉2では設計時に無触媒脱硝を
想定していない場合が多く、焼却炉2は燃焼に必要な最
小限の容積(高さ)しか持っていない。そのため、炉出
口までの滞留時間は、三次空気ノズル14の高さからで
もせいぜい1秒程度しかない場合が多い。この程度の滞
留時間では、吹き込んだ脱硝剤と炉内ガスが充分に混合
出来ないのみでなく、脱硝反応に必要な時間も確保でき
ない。その結果、脱硝率が低くなるだけでなく、未反応
のアンモニアが多量に排出されてリークアンモニアとな
る。このリークアンモニアの一部は排煙中のHC1と反
応して塩化アンモニウムとなり、これは煙突20からの
白煙として観察され、環境に対し好ましくない排出物で
ある。
【0015】要するに、既設のごみ焼却炉2に適用する
場合、脱硝剤の吹込位置(高さ)に制約があるため、脱
硝反応に必要な滞留時間を確保することが難しい。その
結果、高脱硝が得られない、リークアンモニア量が多
い、といった問題点がある。
【0016】(b)反応温度の維持 先に述べたように、ごみ焼却炉において、焼却炉2の空
塔部8の温度が高くなりすぎると、炉壁の耐火剤が劣化
したり、灰が溶融して炉壁に付着したり、炉出口の排ガ
ス温度が高すぎて後流のガスクーラ16,17において
充分な冷却ができなくなるといった様々な問題が生じ
る。そのため、冷却水噴射ノズル36から炉内の空塔部
8に水を噴射して温度調節を行っている。この炉内冷却
水の噴射量は炉内ガス温度の高低により制御されてい
る。一方、脱硝剤水溶液吹込量はNOx濃度の高低で制
御されている。その結果、高NOxを検知し、炉内冷却
水に加えて大量の脱硝剤水溶液を吹き込んだ場合、炉上
半分の脱硝域で炉内ガス温度が下がりすぎて、脱硝に適
した温度範囲以下に下がることがあり、大量の脱硝剤を
吹き込んだにも関わらず脱硝率が低い、リークアンモニ
ア、白煙が多量に発生する、といった問題が生ずる。
【0017】要するに、炉内冷却水に加えて脱硝剤水溶
液が炉内に噴射されるため脱硝反応の最適温度範囲より
もガス温度が低下するため、脱硝反応が進まない、とい
う問題点がある。この問題を解決する手段のひとつとし
て、炉内冷却水量の制御と脱硝剤水溶液量の制御をリン
クさせ、炉内ガス温度が所定の値となるように、炉内冷
却水量と脱硝剤水溶液量の双方をリンクさせて制御する
必要があるが制御系統が非常に複雑で実用的でない。
【0018】(c)脱硝剤供給、吹込系統のパージ 脱硝剤として尿素を使用する場合は、脱硝剤吹き込み停
止中に脱硝剤供給配管34で尿素を析出し、放置すると
脱硝剤供給配管34や脱硝剤吹き込みノズル36が詰ま
ってしまう。それを防止するためパージライン37を設
置しなければならない。
【0019】(d)脱硝剤供給系統及び吹込ノズル挿入
孔の新設 炉内冷却用の冷却水供給系統に加えて、脱硝剤供給のた
めの脱硝剤供給系統を新設する必要がある。更に、既設
炉では、耐火壁に脱硝剤吹き込み孔を新たに開けなけれ
ばならない。
【0020】また、耐火壁は厚さ400〜500mmも
あり、コンクリートなみの硬さであるため、ダイヤモン
ドドリル等を用いなければならず、多大の労力と費用が
かかる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術の
ごみ焼却炉における無触媒脱硝装置及び方法には以下に
示す欠点がある。
【0022】(a)脱硝反応に適した温度域より高温域
(例えば火炎域)を避けて脱硝剤を吹き込まなければな
らないため、吹込位置(高さ)に制約があり炉内で充分
な滞留時間を稼ぐことが難しいので、焼却炉が大きくな
る。
【0023】(b)炉内冷却水とは独立に脱硝剤水溶液
を吹き込むため、場合によっては、脱硝反応域でガス温
度が下がりすぎ、脱硝率が低下する。
【0024】(c)脱硝吹込系統のパージラインが必
要。
【0025】(d)脱硝剤供給、吹込のための設備費が
高い。
【0026】本発明はかかる従来技術の欠点を解消しよ
うとするもので、その目的とするところは、ごみ焼却炉
の排ガス温度を脱硝に適した温度範囲に保つことがで
き、しかも高効率の無触媒脱硝が得られる無触媒脱硝装
置及び無触媒脱硝方法を提供するにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するために、脱硝剤供給配管を冷却水供給配管に接続
したものである。
【0028】また、脱硝剤供給配管を冷却水供給配管に
接続すると共に、冷却水、冷却水と脱硝剤、脱硝剤のパ
ージ用冷却水を順次噴霧するようにしたものである。
【0029】
【作用】冷却水に脱硝剤を混合して吹き込むことにより
従来は排ガス温度が高すぎて脱硝域として利用できなか
ったごみ焼却炉の中心部も脱硝域として活用できるので
脱硝反応時間を稼ぐことができ、高い脱硝率を得ること
ができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を用いて説明す
る。
【0031】図1は本発明の実施例に係るごみ焼却炉の
概略構成図である。
【0032】図1において、符号1から30、32から
34、37から38までは従来のものと同一のものを示
す。
【0033】このような構造において、図2に示す従来
技術のものと図1に示す実施例の異なる点は、図2のも
のにおいては冷却水配管27と脱硝剤供給配管34が別
々に焼却炉2へ接続されていたのに対し、図1のものに
おいては脱硝剤供給配管34を冷却水配管27に接続し
た点である。
【0034】炉内温度調節用の冷却水は、冷却水タンク
22、冷却水流量調節弁23、冷却水ポンプ24、冷却
水流量計25、弁26を経て冷却水噴射ノズル21から
空塔部8の中心に向かって噴射される。
【0035】脱硝剤は脱硝剤タンク29から弁30、脱
硝剤流量計32、弁33を経て冷却水噴射ノズル21か
ら噴霧される。
【0036】このように冷却水と脱硝剤を混合して空塔
部8へ噴霧するので、炉内中心部の温度を脱硝に適した
温度範囲に保つと同時に、高熱による耐火壁の劣化、灰
の溶融付着を防止することが出来るので高効率の脱硝を
行うことができる。
【0037】次に、炉内温度が低いときは冷却水配管2
7からの冷却水を噴射する必要がないため、脱硝剤を供
給することはできないが、そのような燃焼状態では排出
されるNOxも少ないため、実際には脱硝剤を供給する
必要はない。すなわち、図1に示すように脱硝剤供給配
管34を冷却水配管27に接続し、冷却水、冷却水と脱
硝剤、脱硝剤のパージ用冷却水を順次噴霧するようにし
たからである。
【0038】つまり、炉内温度が下がった時には、炉内
への冷却水が止まるが、それに先立ち、まず脱硝剤が止
まり、逆に炉内温度が上昇した時には、必ず炉内冷却水
が先に噴射され、その後に脱硝剤が供給され、その後に
脱硝剤のパージ用冷却水が供給されるので、冷却水噴射
ノズル21が脱硝剤で閉塞されることは防止される。
【0039】脱硝剤として尿素を用いた場合には、脱硝
剤供給配管内の流れが止まると尿素の析出が起こり、脱
硝剤供給配管34並びに冷却水噴射ノズル21の閉塞が
起こる危険性があるが、本発明の実施例においては、炉
内温度冷却用の冷却水、脱硝剤と冷却水の混合溶液、脱
硝剤のパージ用冷却水の順に常に噴霧されるので、脱硝
剤供給配管34や冷却水噴射ノズル21が脱硝剤で詰ま
ることはなくなる。
【0040】
【発明の効果】本発明によればごみ焼却炉の排ガス温度
を脱硝に適した温度範囲に保つことができ、しかも高効
率の無触媒脱硝を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るごみ焼却炉の概略系統図
である。
【図2】従来技術のごみ焼却炉における概略系統図であ
る。
【符号の説明】
2 焼却炉 3 流動層 8 空塔部 27 冷却水配管 34 脱硝剤供給配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 直機 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 上田 美喜 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 佐々木 郷紀 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動層に都市ごみを投入して焼却する焼
    却炉の空塔部に冷却水を供給する冷却水供給管と脱硝剤
    を供給する脱硝剤供給配管を設け、焼却炉の排ガスを処
    理するものにおいて、 前記脱硝剤供給配管を冷却水供給配管に接続したことを
    特徴とする無触媒脱硝装置。
  2. 【請求項2】 流動層に都市ごみを投入して焼却する焼
    却炉の空塔部に冷却水を供給する冷却水供給配管と脱硝
    剤を供給する脱硝剤供給配管を設け、焼却炉の排ガスを
    処理するものにおいて、 前記脱硝剤供給配管を冷却水供給配管に接続し、冷却
    水、冷却水と脱硝剤、脱硝剤のパージ用冷却水を順次噴
    霧するようにしたことを特徴とする無触媒脱硝方法。
JP6242934A 1994-10-06 1994-10-06 無触媒脱硝装置及び無触媒脱硝方法 Pending JPH08103627A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180989A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Mitsubishi Heavy Industries Environmental & Chemical Engineering Co Ltd 廃棄物焼却プラント
CN106268316A (zh) * 2016-08-26 2017-01-04 合肥合意环保科技工程有限公司 一种多向喷射sncr加单层scr脱硝系统
KR102204218B1 (ko) * 2020-07-31 2021-01-19 경인환경에너지 주식회사 질소산화물 저감 효율이 향상된 소각로용 선택적 무촉매환원 시스템

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