JPS63277312A - 可撓性膜堰 - Google Patents

可撓性膜堰

Info

Publication number
JPS63277312A
JPS63277312A JP11070587A JP11070587A JPS63277312A JP S63277312 A JPS63277312 A JP S63277312A JP 11070587 A JP11070587 A JP 11070587A JP 11070587 A JP11070587 A JP 11070587A JP S63277312 A JPS63277312 A JP S63277312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
weir
flexible
flexible membrane
dam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11070587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2691982B2 (ja
Inventor
Mamoru Takasaki
守 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP62110705A priority Critical patent/JP2691982B2/ja
Publication of JPS63277312A publication Critical patent/JPS63277312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2691982B2 publication Critical patent/JP2691982B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Lj−上立且皿11 本発明は、農業用水の取水等のために河川等を横切って
敷設される通常ゴム堰と称せられる可撓性膜堰に関する
ものである。
11■韮 第11図ないし第12図に図示されるように、袋状体を
なすゴム堰本体01内に空気、水等の流体Qを送入、排
出することにより、膨張起立、収縮倒伏するゴム堰では
、施工が簡単でコストが安く、農業用水の取水等に広く
用いられるようになってきた。
しかしながら、ゴム堰本体01の収縮倒伏時には、河床
を転がる転石は、倒伏姿勢のゴムII!01の上面aを
転がり、ゴム堰下位の河床コンクリートCEとの間でゴ
ム堰01は強く加撃され、ゴム堰本体01の上流側部の
上面aが1口付けられ易い。
かかる不具合を緩和するため、第13図ないし第14図
に図示(特公昭53−2302IQ公報参照)されたも
のは、袋状体をなすゴム堰本体010内部に一体または
別体に緩衝材011.<112を配設しており、このよ
うに構成することにより、第14図に図示されたように
ゴム堰本体010が収縮倒伏した場合には、特に転石と
河床コンクリートCEとの間で強く加撃された際の衝撃
を、前記緩衝材011,012の弾性変形でもって吸収
し、ゴム堰本体010の損傷を減少させるようになって
いた。
また第15図に図示(実開昭49−87230号公報参
照)された袋体ダムでは、河床コンクリートCEの上に
、袋状ダム本体020と袋状クッション021を重ねた
状態に載置固定し、該袋状ダム本体020と河床コンク
リートCEの間に袋状クッション021が介在するJ、
うに配置され、前記袋状ダム本体020および袋状クッ
ション021の内部とそれぞれ内通する配管022.0
23が配設されており、その配管022、023を介し
て各袋状内のそれぞれの流体QIJQ2を給排すること
によって、袋状ダム本体020の起立姿勢および袋状ク
ッション021のクッション性が加減できるように構成
されており、また袋状クッション021はゴム状りッシ
」ンで代苔しうる、とされている。そしてこの可fi 
tin2 堰でも流下物たる岩石等のvM撃により倒伏
状態の袋状ダム本体020が河床コンクリートCEとの
間で加撃されて損傷破損することを防止するようになっ
ていた。
メ     し、   と   ゛ 2J 1r 与し
かしこのような第13図ないし第15図に図示の従来の
ゴム堰では、ゴム堰本体010,020の膨張起立時に
、比較的比重の小さな石や流木等が、越流する水流とと
もにゴム堰本体010,020を乗り越える際に、ゴム
堰本体810,020の上流側外側面aが石や流木等の
角と衝突し、または擦られ、上流側外側面aが摩耗し、
損(!2することが避けられなかつ lこ 。
蓼」〒−を・ するための−・ およびY本発明は前記
のような欠点を解消した可撓性膜堰の改良に係り、河用
写を横切って!1設され、流体の送入により起立し、排
出により倒伏する可撓性膜堰において、同可撓性膜堰の
上流側部の外側面の少なくとb一部を覆う可撓性保護材
を、同可撓性膜堰に接して設けたことを特徴とするもの
である。
本発明の可撓性w1堰では、その上流側部の外側面の少
なくとも一部を覆った可撓性保護材を、同可撓性WA1
11!に接して別個に設けているので、流下物たる転石
や流木笠が、膨張起立状態の可撓性膜堰を、越流する水
流とともに衝接し摩擦し乗り越えても、前記可撓性保護
膜と衝接し、可撓性膜堰の上流側部の外側面には衝接し
ないように保護され、可撓性膜堰の上流側部の外側面は
転石や流木等の角で摩耗されることもなければ、傷付け
られることもない。
また前記のように可撓性保護材の配設による可撓性膜堰
に対する防護桟面が、該可撓性膜堰が倒伏状態にある場
合にも同様に発揮される。
欠−差−1 以下第1図ないし第4図に図示された本発明の一実施例
について説明する。
1は可撓性膜堰の一種たるゴム堰本体で同ゴム堰本体1
は綿、合t<繊維等からなる帯状織布または繊細コート
笠よりなる補強層に生ゴムを含浸整形し、これを加硫処
理した帯状ゴムシートを1型構成部材としている。
またゴム堰本体1の上流側部片2と下流側部片3とは一
側縁を介して相互に一体に接合されて突条4に成形され
ており、ゴム堰本体1が膨張起立時には突状4は後斜上
方を指向し、ゴム堰本体1を越流する水流をゴム堰本体
1の表面から剥離させる形状をなしている。
さらに前記ゴム堰本体1は、重ね合せ#緑5を川下に、
前記突条4を川下に位置した状態で、河床コンクリート
CEの河底部CEoの両岸の法面部CE+ 、CF2間
に河川を横切り、河床コンクリートCEの上面に敷かれ
るとともに、河床部CEoと両岸の法面部CE+ 、C
F2の河床コンクリートGEの川幅方向全長に亘り、適
宜の間隔を存して植設された多数のアンカーボルト7で
もって壬ね合せ側縁5は貫通され、このアンカーポル1
〜7でもって貫通されかつ重ね合せ側縁5に載置された
押え金具6と、アンカーボルト7に螺合緊結されたナラ
1−8とでもって、ゴム堰本体1の敷設仝良に日る重ね
合せ側縁5は、河床コンクリートGEの上面に一体に固
定されている。
さらにまた、河床コンクリートCE上面全長に固定され
たゴム堰本体1の重ね合は側縁5の上流側に隣接して、
これと平行に適宜の間隔を存して多数のアンカーボルト
13が河床コンクリートCFに植設され、ゴム堰本体1
の突条4を除いた上流側部片2の全面を覆うに足る広さ
の可撓性保護膜9が、この上流側部片2の上面に敷かれ
るとともに、前記アンカーボルト13でもって貫通され
、このアンカーボルト13でもって貫通されかっ可撓性
保31FJ9の上流側縁10に載置された押え金具12
と、アンカーボルト13に螺合緊結されたナツト14と
でもつで、可撓性保護膜9の上流側縁10は河床コンク
リ−1−CEの上面に一体に固定されている。
しかしてゴム堰本体1の上流側部片2を保護する保護膜
9は、合成繊維、金Ii1繊維等からなる帯状織布、不
織布または繊維コード等よりなる補強層に、生ゴムまた
は合成ゴム笠を含浸整形し、これを加硫処理した可撓性
帯状シートを主要構成部材としてなり、その上流側縁1
0を除いた保護膜9の上面全面に亘って弾性に富んだゴ
ム層が一体に8!i層されている。
第1図ないし第4図に図示された実施例を前記したよう
に構成したため、ゴム堰本体1の内部に図示されない配
管を介して流体Qを送入すると、該ゴム堰本体1を第1
図に図示されたように膨張起立させ、河川を堰止めるこ
とができる。
前記のような起立状態のゴム堰に対して、図示されない
越流水や流下物が上流方向から衝接すると、前面側に位
置するゴム堰本体1の上流側部片2は、その外側面を覆
う状態の保護膜9によって保護されており、直接の摩擦
や衝撃を免れるので、損傷や摩耗が防止される。
第2図に図示されるように倒伏状態のゴム層の場合にも
、前記保護膜9がゴム堰本体1の上面を覆う態勢になり
、転石その他の加撃に対して、直接の衝接面を受持つ状
態となるのでゴム堰本体1は保護される。
本実施例では前記のように保護膜9はゴム堰本体1と独
立して配設されており、その冷耗あるいは損傷の4!i
!度に応じて、適宜に交換や修理作業が容易にできるの
で、ゴム堰全体に対して経済的な運用ができる。
前記した第1図ないし第4図に図示の実施例では、ゴム
堰本体1の上流側部片2を全面に亘り保護膜9によって
被覆したが、第5図に図示するように保護膜9aの敷設
範囲を河底部CEoだけに限定してもよく、また第6図
に図示するように、その両岸の法面部CE1.CE2に
それぞれ分割された別体の保:!r!A9b、9cを敷
設してもJ:い。
さらにまた第7図に図示するように、ゴム堰本体1を河
床コンクリートCEに螺着固定しているアンカーボルト
7、押え金具6およびナツト8を共用して利用し、保護
膜9の上流側縁10をゴム堰本体1の重ね合せ側縁5に
密接させて、これと一体に河床コンクリ−h CEの上
面に固定してもよく、このような実施例では、部品点数
と取付は工数が減少し、大幅なコストダウンが可能とな
る。
第1図ないし第4図に図示した実施例では、補強層に生
ゴムまたは合成ゴム等を含浸整形し、加硫処理したもの
に弾性ゴム層をvi層したが、第8図に図示するように
保護膜中の補強層を省略し弾性ゴム層だけで保護膜11
を構成してもよい。
このような第8図に図示の実施例と、第15図に図示さ
れた従来の袋状クッション021をゴム状クッションに
代えた第9図に図示のものとを比較するため一1第10
図に図示されたテスト器具を用い河床コンクリートGE
に相方する基盤コンクリート上面に第8図および第9図
に図示のデス1〜サンプルをt置し、重錘下端の半径R
を変えて、重量200 Kgの重錘を上から落下させ、
その衝撃によりゴム堰本体内の補強材(この場合は帆布
)にに1mをおよぼす限界値(Ng−m)を求めた。
上記表示された損傷限界値によれば、本実施例では従来
例に比較して衝接部の尖端半径Rが小さい場合(尖鋭な
形状)はど限界(めの差が大きくなり、本実施例の保護
膜の有効性が顕著であり、他の実施例についても同様な
有効性が11持できる。
l且夏1浬 前記のように構成した本発明の可撓性膜堰では、流下物
たる転石や流木等が膨張起立状態の可撓性膜堰を、越流
する水流とともに衝突し1f擦し乗り越えても、前記可
撓性保護材と衝接し、可撓性膜堰の」―流側部の外側面
には衝接しないように保護され、可撓性膜堰の上流側部
の外側面は、転石や流木等の角で摩耗されることもなけ
れば傷付けられることもないので、可撓性膜堰の耐用期
間の延長を実現するとともに、摩耗員傷の現象を、消耗
部品として位置づけた可撓性保護材に集中さゼることが
でき、ざらに可撓性保護材は単独で交換、補修作業を容
易にしつるようにできるため、可撓性膜堰全体について
の経済的運用が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る可撓性膜堰の一実施例における膨
張起立状態を図示した横断側面図、第2図はその収縮倒
伏状態を図示した横断側面図、第3図は可撓性1g!堰
の取付部付近の部分拡大断面図、第4図は第1図の正面
図、第5図、第6図は可撓性保護材の設置範囲を変えた
実施例の正面図、第7図は可撓性膜堰本体と保護材を一
緒に但ね合せて固定した倒伏状態を図示した横断側面図
、第8図は他の実施例の保護材を使用した場合の部分断
面図であって、耐衝撃性テストのためのサンプル配置を
図示した部分断面図、第9図は第8図と対比する従来例
のサンプル配置を示す部分断面図、第10図はゴム堰本
体と保護材を重ねて配設したサンプルを耐衝撃性の限界
値確認のテストを実施した状態を示した説明図、第11
図は従来のゴム堰の起立状態を図示した横断側面図、第
12図はその倒伏状態を図示した横断側面図、第13図
は従来のゴム服内部に緩衝材を配設したゴム堰の起立状
態を図示した横断側面図、第14図は第13図の倒伏状
態を図示し横断側面図、第15図は従来のゴム堰におけ
る別の緩衝材を配設したゴム堰の起立状態を図示した横
断側面図である。 1・・・ゴム堰本体、2・・・上流側部片(ゴム堰本体
)、3・・・下流側部片(ゴム堰本体)、4・・・突条
、5・・・重ね合せ側縁、6・・・押え金具(本体用)
、7・・・アンカーボルト(本体用)、8・・・ナツト
、9・・・可撓性保護膜、10・・・上流側縁(可撓性
保護膜)、11・・・弾性ゴム層保護膜、 12・・・押え金具(保護膜用)、13・・・アンカー
ボルト(保護膜用)、14・・・ナツト(保護膜用)。 Q・・・流体、CE・・・同腹コンクリート、・・・C
Eo・・・同腹部コンクリート、GE+・・・法面部エ
コンクリート、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 河川等を横切って敷設され、流体の送入により起立し、
    排出により倒伏する可撓性膜堰において、同可撓性膜堰
    の上流側部の外側面の少なくとも一部を覆う可撓性保護
    材を、同可撓性膜堰に接して設けたことを特徴とする可
    撓性膜堰。
JP62110705A 1987-05-08 1987-05-08 可撓性膜堰 Expired - Lifetime JP2691982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62110705A JP2691982B2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 可撓性膜堰

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62110705A JP2691982B2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 可撓性膜堰

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63277312A true JPS63277312A (ja) 1988-11-15
JP2691982B2 JP2691982B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=14542367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62110705A Expired - Lifetime JP2691982B2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 可撓性膜堰

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2691982B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767032B1 (ko) 2007-03-27 2007-10-17 (주)대도엔텍 고무댐 보호커버 고정구조
JP2014169575A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Bando Chem Ind Ltd ゴム堰

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767032B1 (ko) 2007-03-27 2007-10-17 (주)대도엔텍 고무댐 보호커버 고정구조
JP2014169575A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Bando Chem Ind Ltd ゴム堰

Also Published As

Publication number Publication date
JP2691982B2 (ja) 1997-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4299514A (en) Collapsible rubber dam
KR101422143B1 (ko) 고무댐
JPS63189515A (ja) 損傷防護可撓性膜堰
US3590584A (en) Floating oil confining apparatus
EP1809815B1 (en) Scour protection system for water-courses using artificial blocks with an appearance similar to the surrounding area
KR101469952B1 (ko) 전도 및 퇴적을 방지하는 변형방지장치
JPS63277312A (ja) 可撓性膜堰
US3496586A (en) Portable bridges
KR200454901Y1 (ko) 충격에 강한 방현재
NO316389B1 (no) Sammenfoldbar gummidemning.
CA1065626A (en) Wave reduction device
CN209760168U (zh) 一种能够抵抗泥石流冲击的钢筋混凝土重力坝
KR102195447B1 (ko) 공기틈을 구비하는 가동보용 에어백 제조방법
JPH01230808A (ja) 保護緩衝体
JPH0619127B2 (ja) 埋立てにおける遮水構造及び遮水シート
JP7104383B2 (ja) 防護体
JPH0461124B2 (ja)
JPS6115066Y2 (ja)
JP2002275850A (ja) 防水用具
KR850001833B1 (ko) 가요성(可撓性)막제 기복언
JP3759786B2 (ja) 浮沈式ベルト状袋体
JPS5842490Y2 (ja) 可撓性膜製起伏堰
JPH11303050A (ja) ゴム製起伏堰
US3741144A (en) Skirts for hovercraft
JPS6233767Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905

Year of fee payment: 10