JPS63277078A - パチンコ球使用式の図柄組合せ遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パチンコ球使用式の図柄組合せ遊技機にか
かり、更に詳述すれば遊技媒体の投入毎において図柄同
志の可変表示によるゲームをなし、そして図柄組合せ結
果に基いて所定の得点が成立すればこれに対する褒賞が
獲得できる型式にあって、毎回のゲームにががる遊技媒
体及びｇｊＩ貰媒体に、通常のパチンコ球を一定個数単
位で使用し得る新規な図柄組合せ遊技機に関する。

〔技術背景〕

周知のようにこの挿図柄組合せ式遊技機は、従前から一
般に「スロットマシン」、「アレンジ式遊技機」とも呼
ばれるもので、毎回のゲームにおける媒体として、メダ
ル又はコインを１枚重位で使用して図柄ドラムや図柄表
示装置における図柄の組合せによるゲームを行ない、そ
して得点成立に対する褒賞として上記メダル等が獲得で
きる型式とされている。従ってこの種遊技機では、一般
的なパチンコ機と対比すると、互いの遊技媒体（メダル
又はコインとパチンコ球）の差異に関連して双方の遊技
方法や内容さらには形態や構成等の面に至って大きな相
違があるものの、互いには外形サイズ（幅及び高さ）が
同等とされて同一遊技店内における共通な設置枠台（通
常島ともいう）に夫々交換設置が可能とされている。こ
のため近年ではこの種遊技機の新規タイプとして、遊技
媒体及び褒賞媒体にパチンコ球を使用可能とする型式が
要望されつつあるが、現実にはこれを満足する遊技機が
なかった。

〔問題解決の技術〕

本発明は、上述した要望に応えるべく新規に提案したも
ので、遊技機の前面に毎回のゲーム開始に使用される遊
技媒体としてパチンコ球を送出可能に受入れ得る球皿を
装備し、この球皿内側にパチンコ球を一定個数単位毎に
収容保持するとともにゲーム開始操作に対応して送出し
得る球送り装置をセントし、遊技機内には、得点に対す
る褒賞用のパチンコ球の貯留経路と、この貯留経路に連
設されて所定個数単位のパチンコ球を得点成立時に対応
して給出し得る賞球給出装置と、同装置から給出された
賞球を球皿側へ通出する経路と、球送り装置から放出さ
れた使用済みパチンコ球を排出する経路を備えて構成さ
れたパチンコ球使用式の図柄組合わせ遊技機である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、毎回のゲームにおける遊技媒体及び褒
賞媒体に、通常のパチンコ機で既に使用されているパチ
ンコ球を利用しまた獲得し得るようにした図柄組合わせ
遊技機を提供し、以てこの種遊技機の普及を図るととも
に、遊技の興趣を高めることにある。

〔実施例〕

本発明にかかるパチンコ球使用式の図柄組合わせ遊技機
の好適な実施例を説明する。第１図及び第２図に略示さ
れる本例の図柄組合せ遊技機Ｍは、そのゲーム内容及び
それにかかる構成等が、従前の「スロットマシン」と基
本的に同様とされており、図面参照して要約説明すると
、縦長箱形の本体１に開閉自在に装着された前枠２の前
面に縦長方形の装飾枠３が装着され、この装飾枠３の中
央部に各図柄ドラム用の透視窓４，４が形成され、その
下部にスタートレバー５及び各図柄ドラム用の手動停止
ボタン６．６が夫々配置されている。そして上記透視窓
４の両側には１、各図柄ドラムにおける図柄の組合せに
かかる複数種類の得点ライン（当りラインともいう）が
設定されており、中央の水平ラインは１得点用、上下の
水平ラインは２得点用、互いに交差する斜状ラインは３
得点用とされている。

一方前記本体１内には、３個の図柄ドラム７．７が縦向
きに配列されており、このドラム７の外周面に所定の図
柄（例えば数字、文字、絵等）が同種類で同数個ずつ配
置されている。ただし各ドラム７．７の停止態様につい
゛て、自動停止例では設定時間帯を以て左から順に停止
され、手動停止例では遊技者による各停止ボタン６．６
の操作に対して設定時間帯に基いて個々に停止されるよ
うに設定され、夫々の図柄を当該の透視窓４．４に固定
表示し得る。ちなみに所定の図柄同志が各得点ラインに
整一されると、遊技媒体の投入量によるゲーム開始条件
に応じて得点が成立される。なお各ドラム７．７には駆
動停止手段８．８が個々に付設され、また本体１内には
同手段８．８や遊技の作動内容に対応する種々の電気的
部材にかかる制御回路装置９、ＩＯ，１１，１２等が内
蔵されている。

斯る本例遊技機Ｍにおいて、パチンコ球の使用に関連す
る必要構成として、第１図に略示されるように前記装飾
枠３の前面下部の金枠１３に対し横長方形の金属製支板
１４が横開き式に開閉自在に装着され、この支板１４の
前面に球受は皿１７が装着される一方、内面に本例球送
り装置Ｆが着脱自在にセントされている。なお支板１４
は、通常では施錠装置１５を利用して閉鎖状態に保持さ
れ、同装置１５に対する鍵操作で開放し得る。１８は下
の球受は皿で、双方の皿１７．１８は球抜き機構が装備
されているものとする。

上記球送り装置Ｆは、上の球受は皿１７からの遊技用パ
チンコ球（単に遊技球ともいう）を受入れてゲーム開始
操作毎に対し一定個数華位毎に送出するもので、第３〜
９図に示すように支板１４内面のほぼ中央部にセットさ
れる方形状のケース本体２１単位でカセット式に構成さ
れている。すなわちケース本体２１は、その−例が支板
１４の施錠装置１５のベース１６に位置決め係合され、
他側が係合レバー１９で固定化保持されており、そして
一方において球受は皿１７の出口１７ａに連通される通
人路２２と、同通人路２２と連通ずる斜状の送出路２３
が形成されて、またケース本体２１の他方において球戻
し路２４と排出路２６が上下に区画形成されるとともに
、球戻し路２４に連通ずる戻し口２５と排出路２６の出
口２７が内外に区画形成されている。なお上記戻し口２
５は、前記装飾枠３内の下部中央に設置された戻し樋２
８を介し下の球受は皿１８側に連通され、排出路２６の
出口２７は、本体Ｉ内の下部に設置された排出樋（第２
図参照）２９に連通されている。

上記送出路２３と球戻し路２４及び排出路２６の間に球
ケース３０が傾動自在に装着されている。この球ケース
３０は、所定個数単位（本例では５個）の遊技球用の収
容路３１を有するほぼ横向き角筒形とされ、そして下面
中央部の支点軸３２がケース本体２Ｉと支持ブラケット
３３の間に支持されており、そして後述する第１電磁ソ
レノイド４１の作動により、収容路３１の人口を送出路
２３に連通ずる球受は位置（ただし出口を球戻し路２４
に向けた球戻し位置ともされる）と、収容路３１の出口
を排出路２６に連通ずる球出し位置とに交互に切換え操
作される。なお球ケース３００Å口側にば送出路２３の
出口に対する開閉片３４が形成されている。

上記ケース本体２１の外側に開閉レバー３５が支持され
ている。このレバー３５は、遊技終了等にあたり本体２
１内の残存遊技球を抜出し操作をするためのもので、上
記球ケース３０の支点軸３２に片持ち状に支持されてそ
の自由端部の開閉片３６を、本体２１に形成された長孔
３７から球ケース３０の出口と球戻し路２４の入口の間
に介在させており、そして後述の第２電磁ソレノイド４
５の作動により昇降形態で切換え操作される。またケー
ス本体２１内に確認スイッチ３８が組込まれている。こ
のスイッチ３８は、球ケース３０内の遊技球の有無を確
認するためのもので球自体を利用する光電管形式とされ
ており、そして発光部及び受光部を本体２１の孔３９か
ら球ケース３０の口４０に向けて収容路３１内の最後端
の遊技球の有無を検出し得る。

前記第１の電磁ソレノイド４１は、ケース本体２１の内
側に設置されてそのバネ付口７ド４２が連杆４３を介し
球ケース３０の連結片４４に連繋されており、そして作
動前、作動時に球ケース３０を球受は位置と、球出し位
置に交互に操作し得る。一方前記第２の電磁ソレノイド
４５は、ケース本体２１の外側に装着されてそのバネ付
ロッド４６が連杆４７を介し開閉レバー３５に連繋され
ており、そして作動前、作動時に同レバー３５を下降閉
鎖位置と、上昇開放位置に夫々操作し得る。ただし両ソ
レノイド４１．４５は遊技機の適所（第１図では前記装
飾枠３の中央部を例示）に配置された手動操作式の各ボ
タン４８．４９で別個に操作されるものとする。そして
第１ソレノイド４１は、前記確認スイッチ３８の検出時
（ＯＮ）に作動可能とされ、また前記排出樋２９の入口
部に設置されたスイッチ５０の検出時（ＯＮ）に次期作
動が可能とされ、この条件において開始用ボタン４８に
付設された操作回数の記憶手段（図示しない）に従い作
動される。一方第２ソレノイド４９は第１ソレノイド４
８の作動時には休止状態に設定されている。なお両ソレ
ノイド４１．４５及びスイッチ３８．５０そしてボタン
４８．４９に付設されるスイッチ等は、本体１内の制御
回路基盤で制御される。

また本例遊技機Ｍにおいて、前記各得点に対する褒賞用
のパチンコ球を（賞球ともいう）を給出する構成として
、第２図に略示すように前記本体１内の上部の貯留タン
ク５１、斜状の送出樋５２及び折返し樋５３等から構成
される貯留経路Ｓ内に亘り、相当数の賞球が充填されて
おり、そして貯留経路Ｓの先端側に連設された後述の貫
球給出装置Ｐ内に、賞球が所定個数単位で収容保持され
て同装置Ｐの作動時に給出される。そして賞球は以降賞
球経路Ｒにおける縦樋７２から横の第１給出樋７３を介
し上の球受は皿１７側へ、次いで下の第２給出埴７８を
介し下の球受は皿１８側へ給出される。なお８６は球抜
き樋で、前記排出樋２９と共通の回収樋８７に連通され
ている。

前記賞球給出装置Ｐでは、前述した得点成立条件に対応
して作動されて夫々の得点に対する一定個数単位の賞球
を給出するもので、第１０〜１２図に示すように縦長方
形の本体５４に、賞球用分配整流器５６と、賞球を定数
単位毎に収容し給出する縦角筒形の第１、第２の球ケー
ス５９．５９’と、夫々の球ケースを切換え操作する第
１、第２の操作機構６５．６５′等を備えて全体がカセ
ット式に構成されている。なお本体５４内の下部には前
記賞球経路Ｒに連される排出路５５が形成されている。

上記分配整流器５６は、本体５４の上部内にビス等で着
脱自在にセットされており、内部に前記貯留経路Ｓにお
ける折返し樋５３の各路に連通される２列の通路５７．
５７と、一方の通路５７から分岐連通された１列の分通
路５８が区画形成されている。

一方第１、第２の球ケース５９．５９’は、本体５４内
に支持された１本の支軸６０に対し、ともに垂下状態で
傾動自在に支持されており、そして第１側（第１１図左
側）では多数個賞球用として２列、また第２側では少数
個賞球用として１列の各収容路６１．６１　をともに賞
球５個分のサイズに形成して同一位置に縦列されている
。そして球ケース５９．５９′は、後述の第１、第２操
作機構６５．６５’で拘束及び解放されて各々の収容路
６１　、６１’を、上記分配整流器５６の各通路５７．
５８に連通ずる球入れ位置と、本体５４の排出路５５に
連通ずる球出し位置に交互に切換え保持される。なお各
球ケース５９．５９’の入口部に当該通路５７．５８に
対する開閉片６２が形成され、また本体５４内の下部に
は各球ケース５９．５９’の出口部外で収容路６１　、
６１’内の賞球を受止めるとともに排出路　へ案内する
球受は片６３が取着されている。

そして前記第１、第２の操作機構６５．６５’では、本
体５４に組付けられた枠体６４内に配列された電磁ソレ
ノイド６６．６６’のばね付ロフト６７．６７’に対し
、枠体６４内下部の１本の支軸７０に傾動自在に支持さ
れた各々のレバー６９．６９’が連杆６８．６８を介し
連結されており、そして夫々のソレノイド６６．６の作
動により、各レバー６９．６９’が上傾されて当該の球
ケース５９．５９’を解放し得る。ただし各ソレノイド
６６．６６′は、得点成立判定用の制御回路装置側に電
気的に接続されて、１得点時には第２側が、２得点時に
は第１側が、そして３得点時には双方が、夫々作動制御
されるように設定されている。なお各レバー６９．６９
’の自由端に当該法ケースに対する案内子７１．７１’
が取着されている。

一方前記賞球経路Ｒ側については、第１３〜１５図に示
すように構成されている。すなわち第１給出樋７３の出
口部７４側では、上段路７５と上の球受は皿１７の通人
口１７ａに連通される下段路７６が段差状に形成されて
賞球を二側へ速やかに通出し得、そして賞球が通人口１
７ａから第２路７６内に充満した以降には、両路７５．
７６の段差部に形成された通出ロア７から第２給出樋７
日へ排出し得る。これに対し第２給出樋７８では、その
入口部７９側において通出ロア７からの賞球を受入れる
口８０を形成する一方、球受は皿１７の開放時において
、万−通人口１７ａから零れ落ちる賞球を受入れる受は
口８１を形成している。また第２給出樋７８の出口部８
２側では、前枠２の内側に設置されたバケット８３を介
し下の球受は皿１８の通人口１８ａ　と連通されており
、そして適宜部位に賞球満杯状態を検出する検知レバー
８４と、同レバー８４で操作される検出スイッチ８５が
付設されている。なおこのスイッチ８５の検出時（ＯＮ
）に、球送り装置Ｆにおける第１電磁ソレノイド４１が
一旦休止状態とされるように設定されている。

前述のように構成された本例遊技機Ｍでは、毎回の図柄
組合わせゲームの開始にあたり、遊技球の使用（投入）
条件について、前記開始ボタン４８の１回毎の操作にお
いて５側車位とされ、そしてボタン４８の３回までの操
作により１５個までが使用し得、これに対し得点成立条
件については、在来の「スロットマシン」の場合と同等
な条件として、遊技球５個で１得点分のみ、１０個で２
得点分まで、そして１５個で３得点分までにかかる夫々
のゲームができる。すなわちゲームにあたり、上の球受
は皿１７内に所定数の遊技球が投入されると、間隙は球
送り装置Ｆのケース本体２１の通人路２２から送出路２
３に通人し、そして球受は位置に保持されている球ケー
ス３０内に収容されて閉鎖位置の開閉レバー３５で制止
されたまま待機される。そしてこの球ケース３０内に５
個の遊技球が収容されることにより、ｆ！認スイッチ３
８が検出作動されて第１の電磁ソレノイド４１が可動状
態に保持される。

そこで遊技者が開始ボタン４８を希望とするゲーム内容
に合せて所要回数（３回まで）操作することにより、第
１ソレノイド４１が作動される。このソレノイド４１の
作動毎において、球ケース３０が１回ずつ球送り作動（
球出し位置への傾動）を行ない、そして再び元の球受は
位置に復帰する。これにより遊技球は、使用済み球とし
て排出路２６からケース本体２１外の排出樋２９へ排出
されて回収樋８７から機外へ放出される。そして排出樋
２９におけるスイッチ５０が、使用済みの遊技球を検出
することにより図柄ゲーム開始状態とされる。ただしソ
レノイド４１は、上記スイッチ３８及び５０の検出時に
おいて上記開始ボタン４８の操作回数分だけ記憶手段を
利用して再度作動可能とされる。

上述のゲーム開始状態以降は、従前の「スロットマシン
」の場合と同様にスタートレバー５を操作することによ
り、夫々の図柄ドラム７．７が設定条件に従い回転開始
して図柄を変動し、そして自動停止又はボタン６．６の
操作による手動停止に従い、設定時間に基いて停止され
て個々の図柄を透視窓４．４に固定表示する。そして図
柄の組合せ結果において夫々のゲーム条件にかかる「当
りライン」の得点が成立すれば、それに対応して賞球給
出装置Ｐが作動されて賞球が給出される。

上記賞球給出装置Ｐでは、作動前状態において第１０〜
１２図に示されるように貯留経路Ｓの折返し樋５３から
の褒賞用パチンコ球を、分配整流器５６の各通路５７．
５８を介し各々の球ケース５９．５９’に通人し、そし
て球受は片６３で収容制止している。このちとで毎回の
図柄組合せゲームにおいて夫々の得点が成立したことに
対し、第１、第２操作機構６５．６５′の一方又は両方
が作動設定され、当該の電磁ソレノイド６６．６６’の
作動により、ロフト６７．６７’及び連杆６８．６８’
の上昇に従いレバー６９．６９’が上傾されて当該法ケ
ース５９．５９を解放する。これにより間隙ケースは、
収容路６１．６１’内の賞球の重みを利用して球出し位
置へ瞬時に傾動変化されて賞球を給出する。なお賞球は
以降排出路５５から賞球経路Ｓを介し球受は皿へ給出さ
れる。

そして前記操作機構におけるソレノイド６６．６６’の
復帰に従いロフト６７．６７、連杆６８．６６を介しレ
バー６９．６９’が元位置に復帰され、その過程におい
て球出し位置にある球ケース５９．５９’が案内子７１
．７１’で元の球入れ位置に拘束され、次期分の賞球を
収容保持する。以降は上述と同様に操作機構６５．６５
の作動に従って当該法ケース５９．５９’が各位置に交
互に変化されて夫々の得点成立条件に対応して「球切り
、球詰め作動」行ない得る。ちなみに夫々のゲームで成
立した各得点に対する賞球数については、１得点時に第
２球ケース５９′から５個、２得点時に第１球ケース５
９から１０個、３得点時に両法ケースから１５個が夫々
給出される。

なお遊技の終了等にあたり球送り装置Ｆ内の遊技球を抜
出す場合では、球戻し用のボタン４９を操作する。これ
により第２の電磁ソレノイド４５の作動に従い開閉レバ
ー３５が上傾されて球受は位置にある球ケース３０及び
球戻し路２４を互いに開放連通ずるため、残存遊技球は
下の球皿１８側へ速やかに排出される。

本例の遊技機Ｍでは、球送り装置Ｆにおける電磁ソレノ
イド４１について、ｌｉｌ！認スイッチ３８の検出に従
い作動し得ることにより遊技球不足による不正遊技が防
止でき、また使用済み遊技球の排出確認用スイッチ５０
の検出に従い次期作動し得ことにより開始ボタン４８の
操作回数と異なる誤作動が防止できる。しかも上述のｉ
ｎスイッチ３８を利用することにより、球ケース３０の
作動及び遊技球個数の適確な検出がなし得、ひいてはソ
レノイド４１の誤作動を未然に回避でき、常に安定した
適確な球送り作動を遂行して適正な遊技を継続可能とし
得る。また賞球経路Ｒについて、図示のように第１給出
樋７３の出口部７４と、第２給出樋７８の入口部７９を
、通出ロア７で連通していることにより、上球受は皿１
７側の賞球満杯状態以降に給出される賞球を通出ロア７
から第２給出樋７８側へ自然に通出して球詰りを未然に
回避し得るとともに、賞球の給出に気を取られずにゲー
ムに専念できる。

〔変更例〕

本発明の対象とする遊技機では、図示実施例以外の他の
技術例として、例えば図柄表示装置については図柄ドラ
ム７に代えてデジタル式表示装置を設置した型式とする
こと、また球送り装置Ｆでは、球戻し機構を電磁ソレノ
イド４１に代えて機械的な構成例として前記支板１４の
前面に付設される操作片及び連繋部材を以て前記開閉レ
バー３５を操作する形式とすること０等が可能である。

〔発明の効果〕

前述の実施例から理解できるように本発明の遊技機は、
図柄組合せゲーム開始における遊技媒体、また得点成立
時に対する褒賞媒体に、在来のメダル等に代えて通常の
パチンコ球を一定個数単位で使用し、また提供できるの
で、この種遊技機において通常のパチンコ機と同様な媒
体を使用し得、双方の遊技機で互いに異なるゲームを可
能にして興趣を図ることができる。しかも本発明遊技機
に装備される遊技用球送り技術及び賞球給出技術が、今
後新たに開発計画される遊技機例えば、ドラム等に代え
て数字等を可変表示し得る複数のデジタル式図柄表示′
ｊ装置を備えた遊技機にも好適に実施可能であり、種々
の図柄組合せ遊技機の背反に大きく寄与し得る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図は本例にかか
る遊技機を略示する正面図、第２図は同じく遊技機内部
を略示する正面図、第３図は遊技用の球送り装置の実施
態様を示す一部破断した正面図、第４図は同じく背面図
、第５図は球送り装置を示す一部破断した背面図、第６
図は第５図中Ａ−１ｕｌｌに基づく平断面図、第７図、
第８図及び第９図は第５図中Ｂ−Ｂ線、Ｃ−Ｃ線、Ｄ−
Ｄ線に基づく側断面図、第１０図は賞球給出装置を縦来
断面にして示す正面図、第１１図は同上装置の左側面図
、第１２図は同じく右側面図、第１３図は賞球経路の要
部を示す一部破断した正面図、第１４図及び第１５図は
第１３図中Ｅ−ＥＭ、Ｆ−Ｆ線に基づく側断面図である
。 Ｍ、遊技機　　　　　　１１本体 ２、前枠　　　　　　　４．ｉ３視窓 ５、スタートレバー　　６０手動停止ボタン７、図柄ド
ラム　　　　８．駆動停止手段９．１０．１１．１２．
　　制御回路装置１７、上の球受は皿　　　１８．下の
球受は皿Ｆ０球送り装置　　　　２１．ケース本体２２
、通人路　　　　　　２３．送出路２６、排出路　　　
　　　２９．排出樋３０、球ケース　　　　　３８．確
認スイッチ４１、電磁ソレノイド　　５０．　　スイッ
チＳ、貯留経路　　　　　Ｐ、賞球給出装置５６、分配
整流器　　　　５９．５９’球ケース６５．６５’操作
機構　　　　６６．６６’電磁ソレノイドＲ０賞球経路
　　　　　７２．縦樋 ７３、第１給出樋　　　　７８．第２給出樋特許出願人
　　　　　　豊丸産業株式会社第２図 図面その１ 第１図 第９図 第５図 第１４図 手続補正書く自発） 昭和６２年１２月９日 特許庁長官　　小　川　邦　夫　殿 １、事件の表示 昭和６２年特許願第１１１９６０号 ２、発明の名称 パチンコ球使用式の図柄組合せ遊技機 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　名古屋市中村区長戸井町３丁目ｊ地 ５、補正の対象 「発明の詳細な説明、図面の簡単な説明」の項６、補正
の内容 本願発明の技術内容を一層明瞭にすべく、明細書の一部
を別紙のとおり補正します。 ６、補正の内容 １、第２頁第１４〜１５行に記載の「、「アレンジ式遊
技機」」を削除する。 ２、第５頁第５〜１１行に記載の「そして上記、。 ９．されている、」を［ただし上記透視窓４の表面両側
に亘り、遊技球の規定数単位の投入条件に対応する複数
の［図柄組合せ入賞ライン（大貫権利ラインともいう）
」が設定されている。ちなみに遊技球の１回分投入時で
は中央の１ラインのみ、２回分投入時では中央及び上下
の３ラインまで、そして３回分投入時では互いに交差す
る斜線を含む全てのラインにかかる夫々の大賞モードが
設定される。なお図示しないが上記装飾枠３上部の表示
面にはゲーム内容にかかる必要事項等が表示され、また
透視窓４の隣接部位には入賞にかかる複数種の「図柄組
合せモード及びそれに対する得点数（例えば１〜１５）
」等が表示されるとともに、得点表示器等が設置されて
いる。」と補正し、また同頁第１４〜１５行に記載の「
同種類で同数個ずつ」を「適数個ずつ」と補正する。 ３、第６頁第１行及び第３行に記載の「得点」を「入賞
」と補正する。 ・４．第１０頁第２行に記載の「開始用ボタン」を「遊
技球投入用選択ボタン」と補正し、同頁第９行に記載の
「前記各得点」を「各入賞成立」と補正する。 ５、第１１頁第３行に記載の「得点成立条ｊを「入賞成
立条」と補正する。 ６、第１２頁第１３行に記載の「出路」を「出路５５」
と補正し、また同頁第１９行に記載の「ソレノイド６６
．６Ｊを「ソレノイド６６．６６’　Ｊと補正する。 ７、第１３頁第２〜４行に記載のｒ、６６’は００．。 双方が、夫」をｒ、６６’は、大賀成立判定用の制御回
路装置側に電気的に接続されており、そして各々単独又
は双方同時に夫」と補正する。 ８、第１４頁第１０行に記載の「開始ボタン」を「選択
ボタン」と補正し、また同頁第１３〜１６行に記載の「
し得１０００．夫々のゲ」を「し得、そして在来の「ス
ロットマシン」の場合と同等な条件として、遊技球５個
、１０個、１５個を以て夫々の入賞ラインにかかるゲ」
と補正する。 ９、第１５頁第６行及び第１８打上記載の「開始ボタン
」を「選択ボタン」と補正する。 １０、第１６頁第７〜８行に記載の「「当りライン」０
９．實球給」を［入賞が成立すれば、その際の得点に対
応して賞球給」と褪正し、また同頁第１５〜１６行に記
載の「得点が成立したことに対し、」を「入賞成立に対
し、」と補正する。 １１、第１７頁第１０−１７行に記載の［以降は１１．
。 される。」を［以降は上述と同様に操作機構６５．６５
′の作動に従って当該法ケース５９．５９’が各位置に
交互に変化されて夫々の入賞成立条件に対応して「球切
り、球詰め作動」を行い得る。ちなみに夫々の得点（１
〜１５点まで）に対する賞球については、１得点で第２
球ケース５９から５個、２得点で第１球ケース５９から
１０個、３得点で両ケースから１５個の単位を基準例と
して最高１５得点で７５個まで給出される。」と補正す
る。 １２、第１８頁第１０行に記載の［開始ボタン丁を「選
択ボタン」と補正する。 １３、第１９頁第６行に記載の「デジタル式表示装置」
を「デジタル式又は液晶式等の表示装置」と補正し、ま
た同頁第１５行に記載の「得点成立時に対する」を「入
賞成立時の得点に対するｊと補正する。 １４、第２０頁第３〜４行に記載の「数字等８０．。 、図柄表示装置」を「数字や絵等を可変表示し得る複数
の図柄表示装置」と補正する。 １５、第２１頁末行に「４８６選択ボタン」を追記する
。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 遊技媒体の投入後のゲーム開始操作により図柄が可変表
   示され、そして固定表示後の図柄の組合せに基いて得点
   が成立されるゲーム内容の遊技機において、同遊技機の
   前面に毎回のゲーム開始に使用される上記遊技媒体とし
   てのパチンコ球を送出可能に受入れ得る球皿を装備し、
   この球皿の内側にパチンコ球を一定個数単位毎に収容保
   持するとともにゲーム開始操作に対応して送出し得る球
   送り装置をセットし、遊技機内には、前記得点に対する
   褒賞用のパチンコ球を送出可能に貯留する貯留経路と、
   この貯留経路に連設されて所定個数単位のパチンコ球を
   収容保持して前記得点成立条件に合せて給出し得る賞球
   給出装置と、同装置からの貫球を前記球皿側へ通出する
   経路と、前記球送り装置から放出された使用済みパチン
   コ球を排出する経路とを備えて構成されてなるを特徴と
   するパチンコ球使用式の図柄組合せ遊技機。