JPS63276176A - 図面管理方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水道、ガスの配管系統や電気、ｆｌ！話の配線
系統などの施設図面をディジタル情報化して管理する図
面管理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、水道、ガス、電気、電話などの配管、配線系統な
どの施設の状況管理を紙やポリエステルフィルムに描い
た図面を用いて行っている。この際、施設に変更が生じ
ると図面を修正することを必要とする。図面の修正作業
は総て人手により行わなければならず、多くの労力およ
び時間を要すると共に誤記の生ずる割合が高いという問
題点を持っている。この問題点を解決するため、例えば
特公昭６１−９６６７号公報に記載されているように施
設図面をディジタル情報化して管理することが提案され
ている。施設図面をディジタル情報化して管理するには
ファイル装置に記憶されている多数の施設図面（地形図
、系統図、シンボル図など）をディスプレイ装置にモニ
タ表示して行っている。

また、図面の修正作業もディスプレイ装置に表示して行
っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、施設図面をディジタル情報化して管理する場
合には施設図面における特定の図形（以後、指定図形と
称する）の詳細内容（属性）を知ることが必要となる。

このため、属性情報もファイル装置に記憶しておきディ
スプレイ装置に表示するようにしている。属性を表示す
る場合にはどの指定図形と属性の関係が分るように、デ
ィスプレイ装置に摺設図面と属性データを同時に表示す
るのが望ましい。施設図面と属性データを同時表示する
にはディスプレイ装置の表示面に属性表示領域を固定的
に定めて表示することが考えられる。

しかし、属性データは常時表示する必要なく、必要な場
合のみ表示するものであり、ディスプレイ装置の表示面
の有効利用の観点から施設図と重ね合せてウィンドウ表
示するのが望ましいことである。ところが、属性表示ウ
ィンドウの位置を表示面の特定位置に固定すると、図面
の指定図形の形状が長さ方向や領域とも図形によって異
なるため管理しようとする指定図形と属性表示ウィンド
ウ領域が重複することがある。属性表示ウィンドウと指
定図形が重複した場合、施設図面の表示範囲を変化させ
るなどして回避することも可能である。

しかしながら、施設図面の表示範囲を変化させるため指
定図形と消去された図形との位置関係が把握できず管理
が不便になると共に表示範囲変更操作も面倒になるとい
う問題を有している。

本発明は上記点に対処して成されたもので、その目的と
するところは指定図形と属性表示ウィンドウの重複を簡
単に回避でき図面管理を容易に行える図面管理装置を提
供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はディスプレイ装置に分割施設図面と属性を同時
に表示する際に、属性表示ウィンドウと分割施設図面の
指定図形とが重複する場合には属性表示ウィンドウを移
動させるようにする。

また、本発明は属性表示ウィンドウ領域の大きさを可変
にする。

〔作用〕

属性表示ウィンドウは施設図面の指定図形の位置以外に
ウィンドウが移動する。これによって施設図面の表示範
囲を変化させることなく属性表示ウィンドウと指定図形
を重なり合うことなく表示できる。したがって、指定図
形の位置関係の把握が容易になり、また操作も簡単に行
える。また、属性表示ウィンドウの表示領域の大きさを
可変にしており、操作する人が見易い大きさの文字に属
性データを拡大縮小でき、誤読することがなくなる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第２図は本発明の一実施例である図面管理装置の基本構
成図である。

第２においてファイル装置２０３には施設図面データが
格納されている。施設図面データは地形図や管路図など
の図形データと図形に関係する町名９個人名、管理口径
、管種などの、文字・数値で表現される属性データとが
ある。格納されている図形データは紙に書いた図面を一
定間隔でスキャンして読取りデータの濃淡に応じて濃淡
階調化し、ディジタル画像を得てコード化したデータを
得る図面入力装置２０４から入力する。施設図面は第３
図（ａ）に示す複数図面から成り、各々分割して図形デ
ータファイルを作る。図形データは第３図（ｂ）のよう
に直交座標系で示され、図面サイズでそのＸ、Ｙ軸方向
の長さＸｏ、Ｙｏが決まる。これらの図形データは第４
図（ｂ）〜（ｄ）のように道路、室枠、管路と階層分離
したデータ記憶構造となっている。これらのデータを必
要に応じて各階層をか重ね合わせ第４図（ａ）のような
図形データにする。一方、属性データはキーボード２０
６またはフロッピーディスクなど一括してデータを入力
できるデータ入力装置２０８を用いてファイル装置２０
３へ入力する。オペレータがマウス２０７を操作してデ
ィスプレイ装置（ＣＲＴ）２０５上に図面を表示するに
は、まずオペレータがマウス２０７を操作してＣＲＴ画
面上に表示しである機能選択用のアイコンへカーソルＣ
Ｕを移動して指定する。「図面読出し」のアイコンを指
定すると、中央処理装置（ＣＰＵ）２０１はファイル装
置２０３から該当の図面データ（図形データとその属性
データ）を検索しメインメモリ２０２に一時格納する。

メインメモリ２０２は画面データ検索や編集などの処理
を実行するためのプログラムや処理中のデータを記憶す
る働きをする。メインメモリ２０２に一時記憶している
図面データはＣＲＴ２０５の表示領域である有効表示座
標に合わせて、ＣＰＵ２０１でデータ編集された後にＣ
ＲＴ２０５に表示される。オペレータはこの表示画面に
より目的の図面内容を知ることができる。ところで、第
５図（ｂ）に示すＣＲＴ表示領域は第５図（Ｑ）に示す
入力図面の原寸サイズが第５図（ａ）に比べて小さい場
合が多い。細かな部分を把握するには第５図（ｃ）のよ
うに部分拡大して表示している。このためにはマウス２
０７によりカーソルＣＵを移動させて第５図（ｂ）のＣ
ＲＴ表示領域から矩形の任意領域を対角線上の両端で指
定して任意倍率に拡大あるいは縮小させる。具体的には
メインメモリ２０２に記憶されている該当図面データの
一部をＣＰＵ２０１を介して拡大・縮小編集しＣＲＴ２
０５に表示する。

欣に、目的の図面をファイル装置２０３から検索し、図
面データを編集後ＣＲＴ　２０５に表示するときの属性
データ表示について第１図により説明する。第１図は本
発明の実施例の要部を示すものでＣＰＵ２０１の属性デ
ータ表示処理部の一例を示した図である。

第１図においてディスプレイ表示面１０１は目的の図面
を検索修正するための機能選択をするマウス操作用アイ
コン領域１０２．マウス操作により検索された図面を表
示する図面表示領域１０３、および現在表示されている
図面から目的の図形をマウス操作でカーソル移動して選
択指示し指定図形部分の属性データを表示する属性表示
ウィンドウ１０４とから構成されている。この属性表示
ウィンドウに表示する属性データは次のような手順によ
り処理する。第２図に示すマウス２０７を用いて、ディ
スプレイ表示面１０１上のアイコン領域１０２にマウス
２０７操作と一対一に対応して動くカーソルＣＵを移動
し、「図面検索」のアイコンを選択指令する。この選択
指令がＣＰＵ２０１を経由してファイル装置２０３から
該当図面データを索引し、メインメモリ２０２に一時格
納する。

ＣＰＵ２０１内では図面表示領域１０３しこ合わせてそ
の図面データを編集し、図面表示領域１０３に表示する
。その表示図面の中から指定図形に関する付帯設備情報
、即ち属性データを検索するため、マウス２０７を操作
して該当図形にカーソルＣＵを移動させ指定図形を選択
する。属性検索図形指定部１０６により、カーソル位置
に該当する図形データが選択される。次にその図形デー
タと結合している属性データが属性検索部１０８により
、図形・属性ファイル部１０７の属性ファイルから検索
され、あらかじめ定められた編集項目にしたがって属性
編集部１０９で編集される。属性表示ウィンドウ座標決
定部１１０は属性検索図形指定部１０６で指定された図
形座標位置から属性表示ウィンドウの表示位置を決定す
るものである。

属性表示ウィンドウ座標決定部１１０の表示位置決定処
理フローを第６図に示す。

第６図において、第７図（ｂ）に示す移動前の状態から
まず、ステップ３０１では属性表示ウィンドウ内にある
ウィンドウ移動要求を指示する「移動」のアイコンをマ
ウス２０７を操作して選択する（第７図（ｂ））、次に
、ステップ３０２でウィンドウを移動したい位置にカー
ソルＣＵを移動し、ウィンドウ左下端部の座標である基
準点座標を指示入力する。現在表示中のウィンドウ基準
点座標を知るため、ステップ３０３でその座標を索引す
る。この基準点座標は第７図（ａ）に示すように図形表
示領域１０３における属性表示ウィンドウ１０４の左下
の基準点Ａ　ｏ　（Ｘ　ｏ　、　Ｙ　ｏ　）であり、ウ
ィンドウ移動時の移動先基準点Ａ　１（Ｘ　ｔ　ｔＹｌ
）はこの基準点Ａｏがマウス２０７の操作により任意位
置へ移動指定される。ステップ３ｏ４゛では属性ウィン
ドウ１０４の基準点座標移動に伴なう属性ウィンドウ内
の属性データ表示始点座標に属性表示位置を変換し、ス
テップ３０５で属性ウィンドウ１０４と重複する背景図
部分の図形領域消去を行う。この背景図が消去された領
域に属性ウィンドウ１０４をステップ３０６で表示する
。

また、ステップ３０７でウィンドウ移動で不要となった
移動前ウィンドウの消去、及び属性ウィンドウと重なっ
ていた背景図の表示復旧を行なう。

ＣＲＴ　１０１の表示面には第７図（Ｃ）に示すような
表示がなされる。

第８図は属性表示ウィンドウ１０４に表示する属性デー
タの表示例を示したものである。属性データは英数字・
漢字から構成される文字データである。

以上のようにして属性データを表示するのであるが、属
性表示ウィンドウを指定図形と重ならないように移動さ
せているので、施設図面の表示範囲を変更することなく
属性データを表示できる。

したがって、指定図形の位置関係の把握が容易となり、
かつ操作も簡単に行える。

第９図に本発明の他の実施例の要部を示す。

属性データ量は指定図形や使用者によって異なる。属性
表示ウィンドウの領域を固定化すると、項目数が多くな
ると表示文字が小さくなる。そこで、属性表示ウィンド
ウ領域を任意に拡大し、その拡大率に対応して表示文字
も拡大することにより、利用者が見易い文字サイズにす
ることが望ましい。

第９図は属性表示ウィンドウ領域の任意拡大できるよう
にした実施例である。

第９図において第１図と異なるところは属性表示ウィン
ドウ座標決定部１１０に属性表示ウィンドウ１０４の拡
大率を指定する属性表示ウィンドウ拡大率入力部１１３
と、拡大率に対応した属性表示ウィンドウ拡大処理を行
なう拡大処理部１１４を付加したことである。

その動作を第１０図に示すフロー図を用いて説明する。

まず、ステップ４０１では属表示ウィンドウ１０４に付
属した「拡大」のアイコンをマウス２０７で操作選択す
る。次にステップ４０２は拡大したい大きさにウィンド
ウ左下部の拡大位置を指定する。この指定座標が属性表
示ウィンドウ拡大位置入力部１１３に取込まれる。ステ
ップ４０３では属性表示ウィンドウ拡大処理部１１４で
、その拡大位置座標と基準点座標とから拡大率を計算す
る。ステップ４０４は、その属性表示ウィンドウ内に含
まれる属性データ文字サイズも同様にその拡大率に合わ
せて変更する。さらにステップ４０５で拡大位置座標に
合わせて表示位置座標が変換される。この結果はステッ
プ４０６で表示編集部１１１へ送られ、属性表示ウィン
ドウが拡大表示される。

なお属性表示ウィンドウ領域を縮小する場合には拡大率
を１より小さくすることにより同様にして行えるのは勿
論である。

第１１図に本発明の他の実施例の要部を示す。

第１１図は属性データを表示した該当図形を指示すると
属性表示ウィンドウが指定図形と重ならない位置へ自動
的に移動表示するようにした実施例である。

第１１図において第１図と異なるところは、図形指定位
置ブロック割付番号決定部１１６と属性表示ウィンドウ
座標自動決定部１１７を付加したことである。

図面表示領域１０３内から指定図形の属性データを知る
ため、マウエ２０７を操作してカーソルＣＵを指定図形
に移動し、図形を指定する。その図形指示位置１１５は
属性検索図形指定部１０６を経由して、図形指示位置ブ
ロック割付番号決定部１１７へ図形座標位置情報として
送る。図面表示領域１０３は第１２図（ａ）のようにあ
らかじめブロック分割し、各ブロックにブロック番号１
０６を割付けておく。図形指示位置ブロック割付番号決
定部１１６は、図形指示位置１１５がこのブロック割付
上のどのブロック番号１０６に該当するかを決定する。

図形指定位置１１５は直交座標系の（Ｘ、Ｙ）座標で表
現され、各ｘ、ｙ座標をブロックのＸ方向、及びＹ方向
の分割数で割り、どのブロック番号１１２に該当するか
を決定する。図形指示位置１１５と属性表示ウィンドウ
１０４の移動先の関係は第１２図（ｂ）に示すように図
形指示位置と重ならないブロック番号を選択する必要が
ある。この移動対応ブロック番号を第１２図（ｃ）のよ
うにあらかじめ図形指示座標ブロック番号と属性表示ウ
ィンドウ１０４の移動先ブロック番号の対応表として作
成しておく。属性表示ウィンドウ座標自動決定部１１７
はメインメモリ２０２上に記憶しであるこの第１２図（
ｃ）の対応表を索引して属性表示ウィンドウ移動先のブ
ロック番号を決定する。決定されたブロック番号の左下
部を属性表示ウィンドウ１０４の基準座標とし、属性表
示ウィンドウ１０４の位置を決定、その属性データを表
示編集部１１１へ送る。この結果、属性データは表示編
集部１１１番経由して図面表示領域１０３の図形指定位
置から離れた位置に表示される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、表示画面上の指定図形に
対する属性データ表示を行なう属性表示ウィンドウが指
定座標位置に対して、指定図形とウィンドウの重ならな
い位置に移動できるので。

指定図形と属性表示を同時に重複なく見ることができる
。そして、属性表示ウィンドウの移動することにより簡
素に重複表示を回避でき、かつ指定図形の位置関係の把
握も容易に行える。また、属性表示ウィンドウを任意の
大きさに拡大縮小できるため、利用者に合わせた見易い
文字大きさになり、利用者に何らの制限を与えることな
く実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示す構成図、第２図
は本発明の一実施例を示す全体構成図、第３図はファイ
ル装置に格納されている図面構成と図形座標位置の関係
を示す図、第４図は図形データの階層構成図、第５図は
図面とＣＲＴ表示の拡大・縮小の関係を示す図、第６図
は属性表示の一例を示す図、第７図は属性表示ウィンド
ウの移動例を示す図、第８図は属性表示ウィンドウへの
指定図形属性データ表示の一例を示す図、第９図は本発
明の一実施例である属性表示ウィンドウの拡大縮小装置
の構成図、第１０図は属性表示ウィンドウの拡大縮小方
法を示す図、第１１図は属性表示ウィンドウの自動移動
装置の構成図、第１２図は、指定図形と属性ウィンドウ
の移動関係を示す図である。 １０１・・・ディスプレイ表示面、１０２・・・アイコ
ン領域、１０３・・・図面表示領域、１０４・・・属性
表示ウィンドウ、１０５・・・移動先属性表示ウィンド
ウ、１０６・・・属性検索図形指定部、１０７・・・図
形・属性ファイル部、１０８・・・属性検索部、１０９
・・・属性編集部、１１０・・・属性表示ウィンドウ座
標決定部、１１１・・・表示編集部、１１２・・・ブロ
ック番号。 １１３・・・属性表示ウィンドウ拡大率入力部、１１４
・・・属性表示ウィンドウ拡大処理部、１１５・・・図
形指示位置、１１６・・・図形指定位置ブロック割付番
号決定部、１１７・・・属性表示ウィンドウ座標自動決
定部、２０１・・・ＣＰＵ、２０２・・・メインメモリ
、２０３・・・ファイル装置、２０４・・・図面入力装
置、２０５−ＣＲＴ、２０６−４−ボード、２０７−・
・８２　図 第３図 （４）口面精成 ａｙ＞　７而ａ八 第４０ 第６　Ｚ 第７図 第Ｓ　図 第？ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、施設全体の施設図面を管理領域単位毎に複数に分割
   しディジタル情報として格納すると共に図形毎の属性情
   報を格納する第１記憶手段と、該第１記憶手段に格納す
   べき分割施設図面情報を入力する図面入力装置と、前記
   第１記憶手段に格納すべき属性情報を入力するデータ入
   力装置と、前記第１記憶手段に格納されている必要とす
   る分割施設図面情報と属性情報または前記図面入力装置
   から与えられる分割施設図面情報を一時記憶する第２記
   憶手段と、該第２記憶手段に記憶された分割施設図面情
   報の一部あるいは全部さらには分割施設図面情報と属性
   情報をモニタ表示するディスプレイ装置と、前記第１記
   憶手段から前記第２記憶手段に一時記憶させる分割施設
   図面の位置座標と前記第２記憶手段から前記ディスプレ
   イ装置にモニタ表示させる分割施設図面の位置座標およ
   び前記ディスプレイ装置に表示された分割施設図面を修
   正するための図面修正情報を入力する操作入力手段と、
   これら各手段ならびに装置の制御を司るディジタル処理
   装置とを具備し、該ディジタル処理装置は前記ディスプ
   レイ装置に分割施設図面と属性を同時にモニタ表示する
   際に、属性表示ウィンドウが分割施設図面の指定図形と
   重ならない位置に属性表示ウィンドウを移動させる機能
   を有していることを特徴とする図面管理装置。 ２、施設全体の施設図面を管理領域単位毎に複数に分割
   しディジタル情報として格納すると共に図形毎の属性情
   報を格納する第１記憶手段と、該第１記憶手段に格納す
   べき分割施設図面情報を入力する図面入力装置と、前記
   第１記憶手段に格納すべき属性情報を入力するデータ入
   力装置と、前記第１記憶手段に格納されている必要とす
   る分割施設図面情報と属性情報または前記図面入力装置
   から与えられる分割施設図面情報を一時記憶する第２記
   憶手段と、該第２記憶手段に記憶された分割施設図面情
   報の一部あるいは全部さらには分割施設図面情報と属性
   情報をモニタ表示するディスプレイ装置と、前記第１記
   憶手段から前記第２記憶手段に一時記憶させる分割施設
   図面の位置座標と前記第２記憶手段から前記ディスプレ
   イ装置にモニタ表示させる分割施設図面の位置座標およ
   び前記ディスプレイ装置に表示された分割施設図面を修
   正するための図面修正情報を入力する操作入力手段と、
   これら各手段ならびに装置の制御を司るディジタル処理
   装置とを具備し、該ディジタル処理装置は前記ディスプ
   レイ装置に分割施設図面と属性を同時にモニタ表示する
   際に、属性表示ウィンドウが分割施設図面の指定図形と
   重ならない位置に属性表示ウィンドウを移動させ得ると
   共に属性表示ウィンドウの領域を可変にできる機能を有
   していることを特徴とする図面管理装置。