JPS6327596B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6327596B2 JPS6327596B2 JP24943883A JP24943883A JPS6327596B2 JP S6327596 B2 JPS6327596 B2 JP S6327596B2 JP 24943883 A JP24943883 A JP 24943883A JP 24943883 A JP24943883 A JP 24943883A JP S6327596 B2 JPS6327596 B2 JP S6327596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- seal ring
- fixed seal
- fixed
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3404—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメカニカルシールの固定シールリング
の支持リングに係り、さらに詳しくはメカニカル
シールの装着される機器内部側に掛かる圧力が外
部側に掛かる圧力よりも低圧となる背端面低圧型
メカニカルシールにおいて逆圧による固定シール
リングの飛び出しを防止すべく取り付けの容易に
して、かつ有効に機能する支持リングを提供する
ことを目的とする。
の支持リングに係り、さらに詳しくはメカニカル
シールの装着される機器内部側に掛かる圧力が外
部側に掛かる圧力よりも低圧となる背端面低圧型
メカニカルシールにおいて逆圧による固定シール
リングの飛び出しを防止すべく取り付けの容易に
して、かつ有効に機能する支持リングを提供する
ことを目的とする。
一般に、軸封技術に係るメカニカルシールとし
ては、第１図ないし第３図に示す構成のものが汎
用されている。すなわち機器本体のハウジング１
内凹部に内接嵌合される固定シールリング２と、
該固定シールリング２に挿通される回転軸３に従
動する回転シールリング４とからなり、該固定シ
ールリング２と該回転シールリング４との摺動に
より流体の漏洩が阻止されるとともに、該ハウジ
ング１と該固定シールリング２との間の密封性
は、固定シールリング外周面２ａに刻設されたＯ
リング溝２ｂ内に嵌入されるＯリング５とハウジ
ング内周面１ａとによつて維持されてなる。前記
構成を有し、かつメカニカルシールの装着される
機器内部側Ａに掛かる圧力が外部側Ｂに掛かる圧
力よりも低圧となる条件下で用いられる背端面低
圧型メカニカルシールにあつては、該固定シール
リング２に対して前記圧力差により前記Ｂから前
記Ａの方向へ逆圧が作用するため、該固定シール
リング２が内装嵌合された、該ハウジング１内凹
部から飛び出すという問題がある。従来よりかか
る固定シールリング２の飛び出しを防止しこれを
支持する装置として、ハウジング右端面１Ａに
ボルト６をもつて座金７を取り付ける方法（第１
図参照）、ハウジング内周面１ａ中間部にスナ
ツプリング溝１ｂを刻設し、該スナツプリング溝
１ｂ内にスナツプリング８を嵌装せしめる方法
（第２図参照）等が汎用されている。しかしの
方法に関しては、第１図に示すように、該座金６
の取り付け面積として、該ハウジング右端面１Ａ
に広範なスペースが必要であり、使用機器によつ
ては、該座金６の取り付けが困難となる場合があ
る。またの方法に関しては、まずＯリング５の
嵌装に難がある。すなわち第２図に示すように、
該Ｏリング５をＯリング溝２ｂの位置に配置しつ
つ固定シールリング２を前記ＡからＢの方向へ移
動嵌合せしめる際に、該Ｏリング５の弾性復原力
により、該Ｏリング５がスナツプリング溝１ｂ内
に嵌落し、該Ｏリング５の装着に手間が掛かる。
ては、第１図ないし第３図に示す構成のものが汎
用されている。すなわち機器本体のハウジング１
内凹部に内接嵌合される固定シールリング２と、
該固定シールリング２に挿通される回転軸３に従
動する回転シールリング４とからなり、該固定シ
ールリング２と該回転シールリング４との摺動に
より流体の漏洩が阻止されるとともに、該ハウジ
ング１と該固定シールリング２との間の密封性
は、固定シールリング外周面２ａに刻設されたＯ
リング溝２ｂ内に嵌入されるＯリング５とハウジ
ング内周面１ａとによつて維持されてなる。前記
構成を有し、かつメカニカルシールの装着される
機器内部側Ａに掛かる圧力が外部側Ｂに掛かる圧
力よりも低圧となる条件下で用いられる背端面低
圧型メカニカルシールにあつては、該固定シール
リング２に対して前記圧力差により前記Ｂから前
記Ａの方向へ逆圧が作用するため、該固定シール
リング２が内装嵌合された、該ハウジング１内凹
部から飛び出すという問題がある。従来よりかか
る固定シールリング２の飛び出しを防止しこれを
支持する装置として、ハウジング右端面１Ａに
ボルト６をもつて座金７を取り付ける方法（第１
図参照）、ハウジング内周面１ａ中間部にスナ
ツプリング溝１ｂを刻設し、該スナツプリング溝
１ｂ内にスナツプリング８を嵌装せしめる方法
（第２図参照）等が汎用されている。しかしの
方法に関しては、第１図に示すように、該座金６
の取り付け面積として、該ハウジング右端面１Ａ
に広範なスペースが必要であり、使用機器によつ
ては、該座金６の取り付けが困難となる場合があ
る。またの方法に関しては、まずＯリング５の
嵌装に難がある。すなわち第２図に示すように、
該Ｏリング５をＯリング溝２ｂの位置に配置しつ
つ固定シールリング２を前記ＡからＢの方向へ移
動嵌合せしめる際に、該Ｏリング５の弾性復原力
により、該Ｏリング５がスナツプリング溝１ｂ内
に嵌落し、該Ｏリング５の装着に手間が掛かる。
さらにはスナツプリング８の板厚とスナツプリ
ング溝１ｂの溝幅との寸法誤差によりガタが生じ
るため、たとえ、該固定シールリング外周面２ａ
と、該ハウジング内周面１ａとの相接距離の寸法
誤差が悉無であつたとしても、逆圧により、該固
定シールリングが軸方向に移動し安定した密封性
能を得ることが困難である。
ング溝１ｂの溝幅との寸法誤差によりガタが生じ
るため、たとえ、該固定シールリング外周面２ａ
と、該ハウジング内周面１ａとの相接距離の寸法
誤差が悉無であつたとしても、逆圧により、該固
定シールリングが軸方向に移動し安定した密封性
能を得ることが困難である。
本発明は、上記従来技術に伴なう欠点に鑑み、
これを有効的に解決する固定シールリングの支持
装置として支持リングを提供せんとするものであ
る。
これを有効的に解決する固定シールリングの支持
装置として支持リングを提供せんとするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面にしたがつて説明
すると、第３図はメカニカルシールとともに本発
明一実施例に係る固定シールリングの支持リング
９を取り付けた状態を示す半裁正断面図である。
同図において、固定シールリング２が内接嵌合さ
れるハウジング内周面１ａの開口端部に係合凹部
１ｂが刻設され、該係合凹部１ｂに対して外径寸
法が、該固定シールリング２の外径寸法より大径
にして、かつ内径寸法が、該固定シールリング２
の外径寸法より小径になる一体成形に係る支持リ
ング９が着脱自在に嵌合固定される。ここで、該
支持リング９は、ハウジング１に当接し該固定シ
ールリングには直接当接しないように設計される
とともに、その材質にハウジング１の材質と同一
または近似の熱膨張係数を有するものを採用し熱
負荷の影響により抜出しないように構成される。
なお、該支持リング９の外周面に第３図に示すご
とき引抜き溝９ａを刻設すると分解時には、該引
抜き溝９ａを用いて該支持リング９を引き抜けば
よく、至便である。以上の構成になる本実施例に
よれば、前記第１図従来例と異なり、該支持リン
グ９の取り付けに広範なスペースを必要とせず、
したがつて使用機器の差異による取り付け上の困
難を生ぜしめない。また本実施例においては、前
記第２図従来例と異なり、該支持リング９がハウ
ジング内周面１ａの開口端部に刻設された係合凹
部１ｂに取り付けられるため、Ｏリング５の装着
が容易である。さらには、該係合凹部１ｂを設け
るに際し、該ハウジング１内凹部の底面より該係
合凹部１ｂまでの距離と、該固定シールリング２
の周縁部厚さとがほぼ等しくなるように両者の寸
法精度が確保されるならば逆圧による、該固定シ
ールリング２の軸方向における移動は最小限に止
められ密封性能の安定化がもたらされる。
すると、第３図はメカニカルシールとともに本発
明一実施例に係る固定シールリングの支持リング
９を取り付けた状態を示す半裁正断面図である。
同図において、固定シールリング２が内接嵌合さ
れるハウジング内周面１ａの開口端部に係合凹部
１ｂが刻設され、該係合凹部１ｂに対して外径寸
法が、該固定シールリング２の外径寸法より大径
にして、かつ内径寸法が、該固定シールリング２
の外径寸法より小径になる一体成形に係る支持リ
ング９が着脱自在に嵌合固定される。ここで、該
支持リング９は、ハウジング１に当接し該固定シ
ールリングには直接当接しないように設計される
とともに、その材質にハウジング１の材質と同一
または近似の熱膨張係数を有するものを採用し熱
負荷の影響により抜出しないように構成される。
なお、該支持リング９の外周面に第３図に示すご
とき引抜き溝９ａを刻設すると分解時には、該引
抜き溝９ａを用いて該支持リング９を引き抜けば
よく、至便である。以上の構成になる本実施例に
よれば、前記第１図従来例と異なり、該支持リン
グ９の取り付けに広範なスペースを必要とせず、
したがつて使用機器の差異による取り付け上の困
難を生ぜしめない。また本実施例においては、前
記第２図従来例と異なり、該支持リング９がハウ
ジング内周面１ａの開口端部に刻設された係合凹
部１ｂに取り付けられるため、Ｏリング５の装着
が容易である。さらには、該係合凹部１ｂを設け
るに際し、該ハウジング１内凹部の底面より該係
合凹部１ｂまでの距離と、該固定シールリング２
の周縁部厚さとがほぼ等しくなるように両者の寸
法精度が確保されるならば逆圧による、該固定シ
ールリング２の軸方向における移動は最小限に止
められ密封性能の安定化がもたらされる。
以上説明したように、本発明によれば、メカニ
カルシールの固定シールリングが内接嵌合される
ハウジング内凹部の開口端部に刻設された係合凹
部に着脱自在に嵌合固定されるとともに、外径寸
法が該固定シールリングの外径寸法より大径にし
て、かつ内径寸法が該固定シールリングの外径寸
法より小径になる一体成形に係る支持リングが容
易、かつわずかのスペースにより取り付けられ、
有効に該固定シールリングの飛び出しを防止し
得、その結果メカニカルシールの密封性能安定化
をもたらすことができ、その結果が従来技術に優
ることは顕著である。
カルシールの固定シールリングが内接嵌合される
ハウジング内凹部の開口端部に刻設された係合凹
部に着脱自在に嵌合固定されるとともに、外径寸
法が該固定シールリングの外径寸法より大径にし
て、かつ内径寸法が該固定シールリングの外径寸
法より小径になる一体成形に係る支持リングが容
易、かつわずかのスペースにより取り付けられ、
有効に該固定シールリングの飛び出しを防止し
得、その結果メカニカルシールの密封性能安定化
をもたらすことができ、その結果が従来技術に優
ることは顕著である。
第１図および第２図は従来技術に係る固定シー
ルリング支持装置の取り付け状態を示す半裁正断
面図、第３図は本発明一実施例に係る固定シール
リングの支持リングの取り付け状態を示す半裁正
断面図である。 １……ハウジング、１ａ……ハウジング内周
面、１ｂ……係合凹部、２……固定シールリン
グ、２ａ……固定シールリング外周面、２ｂ……
Ｏリング溝、３……回転軸、４……回転シールリ
ング、５……Ｏリング、９……支持リング、９ａ
……引抜き溝。
ルリング支持装置の取り付け状態を示す半裁正断
面図、第３図は本発明一実施例に係る固定シール
リングの支持リングの取り付け状態を示す半裁正
断面図である。 １……ハウジング、１ａ……ハウジング内周
面、１ｂ……係合凹部、２……固定シールリン
グ、２ａ……固定シールリング外周面、２ｂ……
Ｏリング溝、３……回転軸、４……回転シールリ
ング、５……Ｏリング、９……支持リング、９ａ
……引抜き溝。
Claims (1)
- １ メカニカルシールの固定シールリングが内接
嵌合されるハウジング内凹部の開口端部に刻設さ
れた係合凹部に着脱自在に嵌合固定されるととも
に、該固定シールリングの飛び出しを防止しうる
ように外径寸法が、該固定シールリングの外径寸
法より大径にして、かつ内径寸法が該固定シール
リングの外径寸法より小径になる一体成形に係る
メカニカルシール固定シールリングの支持リン
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24943883A JPS60143275A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | メカニカルシ−ル固定シ−ルリングの支持リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24943883A JPS60143275A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | メカニカルシ−ル固定シ−ルリングの支持リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60143275A JPS60143275A (ja) | 1985-07-29 |
| JPS6327596B2 true JPS6327596B2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=17192967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24943883A Granted JPS60143275A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | メカニカルシ−ル固定シ−ルリングの支持リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60143275A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11091707B2 (en) | 2018-10-17 | 2021-08-17 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with no recycle buildup of asphaltenes in vacuum bottoms |
| US11118119B2 (en) | 2017-03-02 | 2021-09-14 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with less fouling sediment |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP24943883A patent/JPS60143275A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11118119B2 (en) | 2017-03-02 | 2021-09-14 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with less fouling sediment |
| US11091707B2 (en) | 2018-10-17 | 2021-08-17 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with no recycle buildup of asphaltenes in vacuum bottoms |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60143275A (ja) | 1985-07-29 |
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