JPS632746A - 電車線の支持構造 - Google Patents
電車線の支持構造Info
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- JPS632746A JPS632746A JP14452286A JP14452286A JPS632746A JP S632746 A JPS632746 A JP S632746A JP 14452286 A JP14452286 A JP 14452286A JP 14452286 A JP14452286 A JP 14452286A JP S632746 A JPS632746 A JP S632746A
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Landscapes
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電車線を施工できる空間が極めて小さな場所で
の電車線の支持構造に関する。
の電車線の支持構造に関する。
N車線の支持構造として、−般にはトロリ線をハンガや
ドロッパ等を介して吊架線に吊り下げるカテナリ吊架方
式が知られている。しかしながら、カテナリ吊架方式は
トロリ線の上方に吊架線を張る構造であるため、トロリ
線の上方に吊架線を張るだけの充分な空間がない場合は
採用することができない。
ドロッパ等を介して吊架線に吊り下げるカテナリ吊架方
式が知られている。しかしながら、カテナリ吊架方式は
トロリ線の上方に吊架線を張る構造であるため、トロリ
線の上方に吊架線を張るだけの充分な空間がない場合は
採用することができない。
具体的には、他のi’i!!線と立体交差する路線にお
ける該他の路!!柵の下や、トンネル内などの天井高さ
が低い場合、軌条(レール)面を低くすべく地盤下げ工
事を施工しても尚かつ天井高さが、電気鉄道における標
準必要高さに不足する場合がある。
ける該他の路!!柵の下や、トンネル内などの天井高さ
が低い場合、軌条(レール)面を低くすべく地盤下げ工
事を施工しても尚かつ天井高さが、電気鉄道における標
準必要高さに不足する場合がある。
例えば、天井高さが4600m位である場合、パンタグ
ラフを許し得る限り低くして電車を走行させるとしても
トロリ線の高さは軌条面がら最低4390IRMは必要
であり、したがってトロリ線の上方に天井面との間で僅
かに210mmの隙間しか確保できない。この程度の空
間ではトロリ線の上方に吊架線を張るのは全く不可能で
ある。
ラフを許し得る限り低くして電車を走行させるとしても
トロリ線の高さは軌条面がら最低4390IRMは必要
であり、したがってトロリ線の上方に天井面との間で僅
かに210mmの隙間しか確保できない。この程度の空
間ではトロリ線の上方に吊架線を張るのは全く不可能で
ある。
カテナリ吊架方式に代わるものとして、天井ダイレフ1
〜吊架方式が考えられる。このものは、天井面にアンカ
ーボルト等により絶縁碍子を固定し、この絶縁碍子にイ
ヤーを吊下げ、このイヤーでトロリ線を支持するもので
ある。しかしながらこのような天井ダイレクト吊架方式
であっても、絶縁碍子およびイヤーを吊下げるためには
、300IRM程度の空間高さが必要であり、採用不可
能である。
〜吊架方式が考えられる。このものは、天井面にアンカ
ーボルト等により絶縁碍子を固定し、この絶縁碍子にイ
ヤーを吊下げ、このイヤーでトロリ線を支持するもので
ある。しかしながらこのような天井ダイレクト吊架方式
であっても、絶縁碍子およびイヤーを吊下げるためには
、300IRM程度の空間高さが必要であり、採用不可
能である。
このようなことから、可動ブラケット方式が検討される
。可動ブラケット方式は、軌条の側部に立E2 シた支
柱や、前述した立体交差における跨線橋の下またはトン
ネルなど側壁に、絶縁碍子を介して可動ブラケットの一
端を取付けることによりこの可動ブラケットを略水平に
支持し、この可動ブラケットの他端部にイヤーを介して
トロリ線を支持させるようにした構造である。このよう
な可動ブラケット方式では、トロリ線を支持する可動ブ
ラケットが略水平に伸びるH4造となるから、上下方向
に大きな空間を必要とせず、可動ブラケットを収容する
ことだけを考えた場合は、トロリ線の上方に最低150
〜200m程度の高さがあればトロリ線の支持が可能と
なる。
。可動ブラケット方式は、軌条の側部に立E2 シた支
柱や、前述した立体交差における跨線橋の下またはトン
ネルなど側壁に、絶縁碍子を介して可動ブラケットの一
端を取付けることによりこの可動ブラケットを略水平に
支持し、この可動ブラケットの他端部にイヤーを介して
トロリ線を支持させるようにした構造である。このよう
な可動ブラケット方式では、トロリ線を支持する可動ブ
ラケットが略水平に伸びるH4造となるから、上下方向
に大きな空間を必要とせず、可動ブラケットを収容する
ことだけを考えた場合は、トロリ線の上方に最低150
〜200m程度の高さがあればトロリ線の支持が可能と
なる。
しかしながら、150〜200s+F1度の空間高さ内
に、略水平に支持された可動ブラケットを収容すると、
可動ブラケットと天井面の間には僅が50〜100mm
程度の隙間しか残らない。
に、略水平に支持された可動ブラケットを収容すると、
可動ブラケットと天井面の間には僅が50〜100mm
程度の隙間しか残らない。
このため、可動ブラケットを従来のような金属バイブで
構成した場合は、天井面との間の電気絶縁が保てない心
配がある。
構成した場合は、天井面との間の電気絶縁が保てない心
配がある。
また、トロリ線は可動ブラケットに対しイヤーを介して
直接的に支持される構造となるから、可動ブラケットを
金属バイブで構成した場合にはトロリ線の支持点が硬点
となり、パンタグラフの摺接抵抗が大きくなってトロリ
線およびパンタグラフの早期摩耗を生じる懸念もある。
直接的に支持される構造となるから、可動ブラケットを
金属バイブで構成した場合にはトロリ線の支持点が硬点
となり、パンタグラフの摺接抵抗が大きくなってトロリ
線およびパンタグラフの早期摩耗を生じる懸念もある。
したがって本発明は、天井面との間の電気絶縁を確保す
るとともに、トロリ線の支持点が硬点とならないように
した電車線の支持hill造を提供しようとするもので
ある。
るとともに、トロリ線の支持点が硬点とならないように
した電車線の支持hill造を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段〕
本発明は、トロリ線の上方に略200s以下の空間しか
確保できない沼車線路箇所でトロリ線を支持する場合、
可動ブラケット方式を採用し、しかもその可動ブラケッ
トをFRPにて構成したことを特徴とする。
確保できない沼車線路箇所でトロリ線を支持する場合、
可動ブラケット方式を採用し、しかもその可動ブラケッ
トをFRPにて構成したことを特徴とする。
本発明によると、可動ブラケットをFRPにより構成し
たから、この可動ブラケットと天井面の間には僅か50
〜1001M程度の隙間しか残らなくても、絶縁体であ
るFRPIの可動ブラケットと天井面との間の電気絶縁
が確実に保たれる。しかもFRPIの可動ブラケットで
あれば、若干の柔軟性があるから、パンタグラフの押し
上げ力で若干のたわみが可能となり、よってトロリ線の
支持点が硬点にならず、パンタグラフの溶接抵抗が小さ
くなりトロリIi!およびパンタグラフの早期摩耗を防
止することもできる。
たから、この可動ブラケットと天井面の間には僅か50
〜1001M程度の隙間しか残らなくても、絶縁体であ
るFRPIの可動ブラケットと天井面との間の電気絶縁
が確実に保たれる。しかもFRPIの可動ブラケットで
あれば、若干の柔軟性があるから、パンタグラフの押し
上げ力で若干のたわみが可能となり、よってトロリ線の
支持点が硬点にならず、パンタグラフの溶接抵抗が小さ
くなりトロリIi!およびパンタグラフの早期摩耗を防
止することもできる。
〔発明の実[11)
以下本発明について、図示の一実施例にもとづき詳細に
説明する。
説明する。
本実施例は、路S橋の下に立体交差して形成される電車
線の場合を示し、1は跨線橋の下に構成された電車線路
の側壁で、本発明の支持構造物に相当する。また、2は
同じくガードの天井面であり、この天井面2の高さHは
図示しない軌条面から4540m位で1.極端に低い条
件の下にあるものとする。
線の場合を示し、1は跨線橋の下に構成された電車線路
の側壁で、本発明の支持構造物に相当する。また、2は
同じくガードの天井面であり、この天井面2の高さHは
図示しない軌条面から4540m位で1.極端に低い条
件の下にあるものとする。
上記側壁1には、ライナー3・・・が図示しないアンカ
ーボルトなどを用いて固定されており、これらライナー
3・・・にはベースプレート4が固定されている。
ーボルトなどを用いて固定されており、これらライナー
3・・・にはベースプレート4が固定されている。
ベースプレート4にはL形アングル材5.5が互いに上
下方向に離間して固着されている。また、ベースプレー
ト4には上部可動ブラケット取付は金具6および下部可
動ブラケット取付は金具7が、それぞれ上下方向へ位置
調整可能にして取付けられている。これら可動ブラケッ
ト取付は金具6および7はそれぞれL形アングル形状を
なしており、前記ベースプレート4に固着されたL形ア
ングル材5.5に対し調節ボルト8・・・にて連結され
、これら調節ボルト8・・・の進退邑を調邪することに
より上下方向に取付は位置を調節することができる。
下方向に離間して固着されている。また、ベースプレー
ト4には上部可動ブラケット取付は金具6および下部可
動ブラケット取付は金具7が、それぞれ上下方向へ位置
調整可能にして取付けられている。これら可動ブラケッ
ト取付は金具6および7はそれぞれL形アングル形状を
なしており、前記ベースプレート4に固着されたL形ア
ングル材5.5に対し調節ボルト8・・・にて連結され
、これら調節ボルト8・・・の進退邑を調邪することに
より上下方向に取付は位置を調節することができる。
上記上下の可動ブラケット取付は金具6および1には、
それぞれU字形金具9,9が溶接され、これらU字形金
具9.9には根付金具10.10が水平面で回動可能に
して取付けられており、これら各根付金具10.10に
は水平絶縁碍子11および斜め絶縁碍子12が連結され
ている。
それぞれU字形金具9,9が溶接され、これらU字形金
具9.9には根付金具10.10が水平面で回動可能に
して取付けられており、これら各根付金具10.10に
は水平絶縁碍子11および斜め絶縁碍子12が連結され
ている。
水平絶縁碍子11の先端には水平主バイブ13が固定さ
れているとともに、斜め絶縁碍子12の先端には斜め主
バイブ14が固定されている。
れているとともに、斜め絶縁碍子12の先端には斜め主
バイブ14が固定されている。
水平主バイブ13と斜め主バイブ14の各先端部はピボ
ット15にて相対的に回動可能に連結されており、した
がってこれら水平主バイブ13と斜め主バイブ14との
なす角度eが変えられるようになっている。
ット15にて相対的に回動可能に連結されており、した
がってこれら水平主バイブ13と斜め主バイブ14との
なす角度eが変えられるようになっている。
斜め主バイブ14には1習動バイブ16が摺動可能に被
着されており、この摺動バイア16と上記水平主バイブ
13の基端部との間には、補強用ストラップ17が掛は
渡されている。
着されており、この摺動バイア16と上記水平主バイブ
13の基端部との間には、補強用ストラップ17が掛は
渡されている。
上記水平主バイブ13の上面には、取付はプレート18
が溶接されており、この取付はプレート18にはボルト
19・・・を介して可動ブラケット20の基端部が固定
されている。
が溶接されており、この取付はプレート18にはボルト
19・・・を介して可動ブラケット20の基端部が固定
されている。
可動ブラケット20は、FRPにより形成されており、
シリコン系でもよいがエボシキ系が望ましい。このFR
P製可動ブラケット20は、例えば高さ40m、幅65
a1位の角柱形状をなしており、長さは側v1からトロ
リ線23までの距離に応じて適宜選定される。
シリコン系でもよいがエボシキ系が望ましい。このFR
P製可動ブラケット20は、例えば高さ40m、幅65
a1位の角柱形状をなしており、長さは側v1からトロ
リ線23までの距離に応じて適宜選定される。
可動ブラケット20の先端部には、第2図に詳図するよ
うに、吊持ボルト21が取付けられており、この吊持ボ
ルト21に固定したイヤー22を介してトロリ線23が
支持されている。
うに、吊持ボルト21が取付けられており、この吊持ボ
ルト21に固定したイヤー22を介してトロリ線23が
支持されている。
イヤー22は、第2図に示す通り、−対のイヤー片25
a 、 25bを締付はボルト26により締付けてトロ
り線23を挟持するようになっている。
a 、 25bを締付はボルト26により締付けてトロ
り線23を挟持するようになっている。
−方のイヤー片25aの上端部には横向きの目通孔27
が形成されており、この貫通孔27には支持軸28が回
動自在に挿通されている。また、支持軸28の一端には
上下方向の挿通孔29が形成されており、この挿通孔2
9には上記吊持ボルト21が相対的に回動可能に貫通さ
れている。
が形成されており、この貫通孔27には支持軸28が回
動自在に挿通されている。また、支持軸28の一端には
上下方向の挿通孔29が形成されており、この挿通孔2
9には上記吊持ボルト21が相対的に回動可能に貫通さ
れている。
したがって、イヤー22は吊持ボルト21を回動中心軸
として回動可能であるとともに、支持軸28を回動中心
軸としても回動自在となっており、2軸方向に回動可能
であるから、トロリ線23が第2図に示す紙面と直交す
る方向に熱膨張、収縮したり、トロリ線が押し上がった
場合などに、その熱膨張、収縮および押し上がり分を上
記回動により許すようになっている。
として回動可能であるとともに、支持軸28を回動中心
軸としても回動自在となっており、2軸方向に回動可能
であるから、トロリ線23が第2図に示す紙面と直交す
る方向に熱膨張、収縮したり、トロリ線が押し上がった
場合などに、その熱膨張、収縮および押し上がり分を上
記回動により許すようになっている。
なお、30は吊持ボルト21の頭部を隠すエポキシ樹脂
などよりなる充填材である。
などよりなる充填材である。
このような構成においては、トロリ線23の上方に、天
井面2との間で僅かな間隔h1しがなくても、可動ブラ
ケット20は、側壁1から略水平方向に伸びる構造であ
るため、空間h1内に収めて設置することができる。
井面2との間で僅かな間隔h1しがなくても、可動ブラ
ケット20は、側壁1から略水平方向に伸びる構造であ
るため、空間h1内に収めて設置することができる。
例えば、先に説明したように、天井面2の高さHが図示
しない軌条面から4540s位で、ttiに低い条件の
下にある場合、パンタグラフを最低高さまで引き下げて
も4390m程度であるため、上記トロリ線23と天井
面2との間隔h1は優かに150M程度しか残らない。
しない軌条面から4540s位で、ttiに低い条件の
下にある場合、パンタグラフを最低高さまで引き下げて
も4390m程度であるため、上記トロリ線23と天井
面2との間隔h1は優かに150M程度しか残らない。
しかしながら、可動ブラケット20はその高さが40m
程度に形成することが可能であるため、間隔h1が15
0JIIl!程度の空間でも設置することが可能となる
。
程度に形成することが可能であるため、間隔h1が15
0JIIl!程度の空間でも設置することが可能となる
。
そして、可動ブラケット20のml空間h1が小さいた
め可動ブラケット20と、天井面2の間隔h2がさらに
厳しい条件となっても、可動ブラケット20がFRP材
にて構成されているため、天井面2との間で確実な電気
絶縁を保つ。
め可動ブラケット20と、天井面2の間隔h2がさらに
厳しい条件となっても、可動ブラケット20がFRP材
にて構成されているため、天井面2との間で確実な電気
絶縁を保つ。
先に説明したようにトロリ線23と天井面2との間隔h
1が僅かに150m程度しか残らない場合、可動ブラケ
ット20を設置すると、この可動ブラケット20と天井
面2との間隔h2は40mm程度の間隙になってしまう
。しかしながら、可動ブラケット20はFRPIIであ
るから、たとえ可動ブラケット20が天井面2に接触す
るようなことがあっても電気絶縁は確実に保つことがで
きる。
1が僅かに150m程度しか残らない場合、可動ブラケ
ット20を設置すると、この可動ブラケット20と天井
面2との間隔h2は40mm程度の間隙になってしまう
。しかしながら、可動ブラケット20はFRPIIであ
るから、たとえ可動ブラケット20が天井面2に接触す
るようなことがあっても電気絶縁は確実に保つことがで
きる。
また、可動ブラケット20はFRP製であることから若
干の柔軟性があり、パンタグラフの通過時を逃がすよう
に変位するからこの箇所が硬点とならず、パンタグラフ
の虐接抵抗を小さく維持することができ、トロリ線およ
びパンタグラフの早期摩耗を防止して、長寿命を可能に
する。
干の柔軟性があり、パンタグラフの通過時を逃がすよう
に変位するからこの箇所が硬点とならず、パンタグラフ
の虐接抵抗を小さく維持することができ、トロリ線およ
びパンタグラフの早期摩耗を防止して、長寿命を可能に
する。
なお、本実施例にあっては、可動ブラケット20が、水
平主パイプ13、斜め主パイプ14、水平絶縁碍子11
および斜め絶縁碍子12を介して上部可動ブラケット取
付は金具6および下部可動ブラケット取付は金具7に取
付けられ、これら上部可動ブラケット取付は金具6およ
び下部可動ブラケット取付は金具7をベースプレート4
に対しU4節ボルト8・・・にて上下方向へ位置調整可
能に取付けたため、これら可動ブラケット取付は金具6
および7の高さをv!AI!Iすることにより可動ブラ
ケット20の高さを調節することが可能である。
平主パイプ13、斜め主パイプ14、水平絶縁碍子11
および斜め絶縁碍子12を介して上部可動ブラケット取
付は金具6および下部可動ブラケット取付は金具7に取
付けられ、これら上部可動ブラケット取付は金具6およ
び下部可動ブラケット取付は金具7をベースプレート4
に対しU4節ボルト8・・・にて上下方向へ位置調整可
能に取付けたため、これら可動ブラケット取付は金具6
および7の高さをv!AI!Iすることにより可動ブラ
ケット20の高さを調節することが可能である。
このため、設置工事や、保守点検工率で可動ブラケット
20の高さを微調節することができ、可動ブラケット2
0の高さを高精度に規制することが可能であり、かつそ
のWl調節作業が容易となる。
20の高さを微調節することができ、可動ブラケット2
0の高さを高精度に規制することが可能であり、かつそ
のWl調節作業が容易となる。
また、水平主パイプ13と斜め主パイプ14の各先端部
はピボット15にて相対的に回動可能に連結されている
から、水平主パイプ13は斜め主パイプ14に対し角度
eを変えることができ、このことによっても可動ブラケ
ット20の先端に直接取着したイヤー22の高さを高精
度に調節することが出来る。
はピボット15にて相対的に回動可能に連結されている
から、水平主パイプ13は斜め主パイプ14に対し角度
eを変えることができ、このことによっても可動ブラケ
ット20の先端に直接取着したイヤー22の高さを高精
度に調節することが出来る。
なお、この場合、可動ブラケット20が水平方向に対し
若干傾くことになるが、先に述べたように、FRPIで
あるから天井面2に接触するようなことがあっても電気
絶縁性は確実に保つことができる。
若干傾くことになるが、先に述べたように、FRPIで
あるから天井面2に接触するようなことがあっても電気
絶縁性は確実に保つことができる。
そして、上記角度eを変えたのち、斜め主パイプ14に
運動可能に被着された摺動バイブ16の位置を!IIし
て、この震動バイア16と上記水平主パイプ13の基端
部との間を補強用ストラップ17により結合すれば、角
度θの狂いは防止されるとともに、このストラップ17
が補強作用をなすから、可動ブラケット2 (i’e4
有基端部の機械的強度がきわめて大きくなる。
運動可能に被着された摺動バイブ16の位置を!IIし
て、この震動バイア16と上記水平主パイプ13の基端
部との間を補強用ストラップ17により結合すれば、角
度θの狂いは防止されるとともに、このストラップ17
が補強作用をなすから、可動ブラケット2 (i’e4
有基端部の機械的強度がきわめて大きくなる。
上記実FM@では、可動ブラケットをill壁に取付け
た場合について説明したが、本発明は支持構造物として
支柱を用いてもよい。
た場合について説明したが、本発明は支持構造物として
支柱を用いてもよい。
(R明の効果)
以上説明したように本発明によれば、トロリ線の上方に
略200s以下の空間しか確保できないような条件下に
ある電車線路箇所でトロリ線を支持する場合、可動ブラ
ケット方式を採用し、しかちその可動ブラケットをFR
Pにて構成したから、この可動ブラケットと天井面の間
に僅かな隙間しか残らなくても、絶縁体であるFRP製
の可動ブラケットと天井面との間の電気絶縁を確実に保
つことができる。しかもFRPIの可動ブラケットであ
れば、若干の柔軟性があるから、パンタグラフの押し上
げ力で若干のたわみが可能となり、よってトロリ線の支
持点が硬点にならず、パンタグラフの層接抵抗を小さく
してトロリ線およびパンタグラフの早Ill摩耗を防止
することもできる。このようなことから、施工費用が極
めて安くなり、しかも長寿命となる。
略200s以下の空間しか確保できないような条件下に
ある電車線路箇所でトロリ線を支持する場合、可動ブラ
ケット方式を採用し、しかちその可動ブラケットをFR
Pにて構成したから、この可動ブラケットと天井面の間
に僅かな隙間しか残らなくても、絶縁体であるFRP製
の可動ブラケットと天井面との間の電気絶縁を確実に保
つことができる。しかもFRPIの可動ブラケットであ
れば、若干の柔軟性があるから、パンタグラフの押し上
げ力で若干のたわみが可能となり、よってトロリ線の支
持点が硬点にならず、パンタグラフの層接抵抗を小さく
してトロリ線およびパンタグラフの早Ill摩耗を防止
することもできる。このようなことから、施工費用が極
めて安くなり、しかも長寿命となる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の構成図
、第2図は第1因中■部分の拡大した断面図である。 1・・・側壁(支持構造物)、2・・・天井面、4・・
・ベースプレート、6・・・上部可動ブラケット取付は
金具、7・・・下部可動ブラケット取付は金具、8・・
・調節ボルト、11・・・水平絶縁碍子、12・・・斜
め絶縁碍子、13・・・水平主パイプ、14・・・斜め
主パイプ、16・・・開動バイブ、17・・・ストラッ
プ、20・・・FRPI可動ブラケット、22・・・イ
ヤー、23・・・トロリ線。
、第2図は第1因中■部分の拡大した断面図である。 1・・・側壁(支持構造物)、2・・・天井面、4・・
・ベースプレート、6・・・上部可動ブラケット取付は
金具、7・・・下部可動ブラケット取付は金具、8・・
・調節ボルト、11・・・水平絶縁碍子、12・・・斜
め絶縁碍子、13・・・水平主パイプ、14・・・斜め
主パイプ、16・・・開動バイブ、17・・・ストラッ
プ、20・・・FRPI可動ブラケット、22・・・イ
ヤー、23・・・トロリ線。
Claims (2)
- (1)トロリ線の上方に略200mm以下の空間しか確
保できない箇所で電車線路を施工する構造であって、 支柱または側壁などの支持構造物に対し絶縁碍子を介し
て可動ブラケットの一端を取付けることによりこの可動
ブラケットを略水平に支持し、この可動ブラケットの他
端部にイヤーを介してトロリ線を支持させるようにし、 上記可動ブラケットをFRPにて構成したことを特徴と
する電車線の支持構造。 - (2)上記可動ブラケットは上記支持構造物に対して上
下方向に移動可能であり、この可動ブラケットの高さを
微調節可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の電車線の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14452286A JPS632746A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電車線の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14452286A JPS632746A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電車線の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632746A true JPS632746A (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=15364293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14452286A Pending JPS632746A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電車線の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632746A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796783A (ja) * | 1993-09-29 | 1995-04-11 | Railway Technical Res Inst | 曲線引金具及びその製造方法 |
JP2001270349A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-02 | Railway Technical Res Inst | 電車線支持装置 |
JP2011246119A (ja) * | 2011-07-12 | 2011-12-08 | Railway Technical Research Institute | 線路異常監視方法及び装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58141938A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-23 | Sanwa Tekki Corp | さお秤状可動ブラケツト |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP14452286A patent/JPS632746A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58141938A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-23 | Sanwa Tekki Corp | さお秤状可動ブラケツト |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796783A (ja) * | 1993-09-29 | 1995-04-11 | Railway Technical Res Inst | 曲線引金具及びその製造方法 |
JP2001270349A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-02 | Railway Technical Res Inst | 電車線支持装置 |
JP2011246119A (ja) * | 2011-07-12 | 2011-12-08 | Railway Technical Research Institute | 線路異常監視方法及び装置 |
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