JPS6327353Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6327353Y2
JPS6327353Y2 JP1982139662U JP13966282U JPS6327353Y2 JP S6327353 Y2 JPS6327353 Y2 JP S6327353Y2 JP 1982139662 U JP1982139662 U JP 1982139662U JP 13966282 U JP13966282 U JP 13966282U JP S6327353 Y2 JPS6327353 Y2 JP S6327353Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
guide
cleaning liquid
cleaned
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982139662U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5942588U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13966282U priority Critical patent/JPS5942588U/ja
Publication of JPS5942588U publication Critical patent/JPS5942588U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6327353Y2 publication Critical patent/JPS6327353Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は湿式のカセツト式クリーナの改良に
係り、とくにテープ走行路の構造を簡単にし、開
口部へのテープの繰り出しを確実にし、さらには
給液機能をより良好にすることを目的とする。
第1図に示すごとく従来のカセツト式クリーナ
では、クリーニングテープ1を開口部2に繰り出
す方法として円柱状のガイドローラ3を設立し、
そのガイドローラ3に沿つてテープ1を巻回させ
ている。このため給液ローラ4を設ける際は、こ
のガイドローラ3とは別個に給液ローラ4をテー
プ走行面に沿つて立設するか、もしくは給液機能
を兼ね備えたガイドローラ3′を設ける方法がと
られている。しかしこの場合、構造的に複雑で部
品点数も多くなり、製造コストが必要以上かかり
安価な製品を供給することが難しい。
また上記従来の給液ローラ4はテープ1の片面
側のみに当接しており、清掃液はテープ1の片面
側から浸透してテープ1の反対面まで清掃液がゆ
きわたるのに時間的ロスを生じ、テープ1に清掃
液が十分含浸されない状態で、テープ1が録再用
ヘツド5やピンチローラ6、キヤプスタン7等の
被清掃体8に当接するため、被清掃体8に対する
清掃液の効果が現れにくい。
この考案は、上記の欠点を除去するため、ガイ
ドローラ3の代わりとしてテープ走行路に、テー
プ12を通過ガイドさせるガイド壁13を立設
し、このガイド壁13にテープ12を支持する突
起13aを複数対形成し、この複数対の突起13
a間に清掃液を貯留したものである。
以下この考案を実施例に基づいて説明する。第
2図に示すごとく、フイリツプス型コンパクトカ
セツトと略同一規格のABS、アクリルやアクリ
ルスチロール樹脂製2分割本体ケース9内に供給
リール10と巻取リール11を配置しその2つの
リール10,11にはナイロンやアクリル系平織
布製テープ12の両端がそれぞれ止着されてい
る。テープ12が供給リール10から巻取リール
11へ巻回される途中に、後述するガイド壁1
3,13が2分割本体ケース9の少なくとも一方
側から立設されている。本体ケース9の前面側の
一方に立設されたガイド壁13から他方に立設さ
れたガイド壁13までの間には、この間を通過す
るテープ12にキヤプスタン7、ピンチローラ
6、録再用ヘツド5等の被清掃体8が当接される
よう開口部14が設けられている。
ガイド壁13は第3図に示すごとく、テープ走
行路の両側にテープ12をはさむ形で間隔(約
0.1mm)を存し、対向して一体もしくは別体に立
設されており、テープ12の走行をガイドしてい
る。ガイド壁13には内側に縦リブが配設されて
おり、テープ12との滑動抵抗を減少させてい
る。ガイド壁13の両端にはフエルト等からなる
封口材16が装着されている。これらの縦リブや
封口材16から成る突起13aは、この空間を清
掃液の貯留部として兼用でき、さらに封口材16
は、繰り出されるテープ12に付着している塵埃
を除去する作用を有している。ケース上面には、
清掃液を注入するための注入孔15がガイド溝1
7に沿つて数個開けられている。
このような構成からなるカセツト式クリーナを
用いて、テープレコーダ等の被清掃体8を清掃す
る場合、図5に示された供給リール10側のガイ
ド壁13より形成されたガイド溝17の内部にイ
ソプロピルアルコール等から成る清掃液をケース
上面の注入孔15から注入する。その後、被清掃
体8の回転軸18,18及びキヤプスタン7を本
体ケース9の上面の左右に開口した回転軸挿入孔
18′,18′及びキヤプスタン孔19に合わせて
セツトする。ここで被清掃体8の再生操作を行な
うと、録再用ヘツド5およびピンチローラ6が開
口部14の方向に移動して進入し、テープ12と
当接する。同時に回転軸17が回転を始め、リー
ル10,11に連動する。
供給リール10に巻かれているテープ12がガ
イド溝17に沿つて開口部14に繰り出されピン
チローラ6、キヤプスタン7、録再用ヘツド5等
に当接し、一方のガイド溝17に導かれ、巻取リ
ール11に巻取られる。ここでテープ12はガイ
ド溝17を通過する際、まず封口材16に当接
し、テープ12に付着している塵埃を取り除き、
その後ガイド溝17に貯留されている清掃液を両
面から含浸する。両面に清掃液を含浸したテープ
12は外面側がまず録再用ヘツド5に当接し、そ
ののち、内面側にキヤプスタン7が、外面側にピ
ンチローラ6が当接する。テープ12に当接され
た録再用ヘツド5等の被清掃体8は清掃液の効果
により、汚れが軟化され、清掃される。そして、
テープ12はもう一方のガイド溝17の封口材に
よつて清掃時に付着した塵埃が取り除かれる。こ
の動作は、テープ12が巻取リール11に巻取り
完了し、テープ走行が停止するまで連続して続け
られる。
この方法は、片面側から清掃液を含浸したテー
プが両面に分布する被清掃体8に当接し清掃する
従来例に比べ、清掃液が両面に十分含浸し、テー
プ12の内面側に当接するキヤプスタン7にも外
面側に当接するピンチローラ6および録再用ヘツ
ド5にも清掃液の効果が良好に現れる。さらに封
口材16の働きにより、テープ12に付着してい
る塵埃は、被清掃体8に当接前と当接後の2回取
り除かれるため、テープ12は清潔な状態で被清
掃体8に当接し清掃効果が増す。
またガイドローラ3を有する従来のカセツト式
クリーナに比べ、本体ケース9とガイド壁13と
を一体化することで構造が簡単になり、従つて部
品点数を減らすことができコストを軽減できる。
他の実施例として第6図に示すごとく本体ケー
ス20内にテープ走行路に対向してガイド壁2
1,22を立設する。テープ23はガイド溝2
4,25に沿つて包囲している。テープ23はピ
ンチローラ6の駆動力を利用して走行しガイド溝
24,25に沿い輪回する。
テープ23は輪回運動するため、この考案のか
かるガイド溝25は1箇所でよく、また、供給リ
ール、巻取リールは省略できるので、構造がより
簡単なものとなり部品点数が減り、製造コストの
軽減を図れる。さらに、テープ23が輪回運動す
るため、テープ走行時間に制限がなく、汚れの状
態により、清掃時間を任意に調節できる。またク
リーニングテープを連続使用する場合にも便利で
ある。
この考案は、永久磁石を用いた消磁器や電子回
路を用いた消磁器等を組み込んだ湿式のクリーニ
ンドテープにも使用可能であり、さらに8トラツ
ク用湿式クリーニンドテープにこの考案のガイド
溝を組み込んでも使用できる。
以上のように、テープ走行路に沿つてガイド壁
13を対向して立設しこのガイド壁間17でテー
プ12を通過ガイドするとともに該ガイド壁13
にテープ12を支持する突起13aを複数対形成
し、この複数対の突起13a間に清掃液を貯留さ
せると、テープ12の両面に清掃液が含浸し、よ
り効果的にヘツド5等の被清掃体8が清掃でき、
またガイド壁13を本体ケース9と一体化するこ
とで構造を簡単にし、部品点数を減らし、コスト
を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のカセツト式クリーナの実施例
外観斜視図であり、第2図はこの考案にかかるカ
セツト式クリーナの実施例の分解斜視図、第3図
は、ガイド溝の構造を説明する一部切欠き拡大図
であり、第4図はその断面図で、第5図は、この
考案にかかるカセツト式クリーナを実際にカセツ
トテープレコーダに組み込んだ状態を示す一部切
欠き平面図、第6図は、他の実施例を示す分解斜
視図である。 9……本体ケース、12……テープ、13……
ガイド壁、13a……突起、14……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に開口部14を備えたケース9内にテープ
    走行路に沿つてガイド壁13を対向して立設し、
    このガイド壁13間でテープ12を通過ガイドす
    るとともに、該ガイド壁13にテープ12を支持
    する突起13aを複数対形成し、この複数対の突
    起13a間に清掃液を貯留してなるカセツト式ク
    リーナ。
JP13966282U 1982-09-10 1982-09-10 カセツト式クリ−ナ Granted JPS5942588U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13966282U JPS5942588U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 カセツト式クリ−ナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13966282U JPS5942588U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 カセツト式クリ−ナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942588U JPS5942588U (ja) 1984-03-19
JPS6327353Y2 true JPS6327353Y2 (ja) 1988-07-25

Family

ID=30312953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13966282U Granted JPS5942588U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 カセツト式クリ−ナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5942588U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687267A (en) * 1979-11-10 1981-07-15 Koenig F W Cassette for cleaning cassette tape recorder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687267A (en) * 1979-11-10 1981-07-15 Koenig F W Cassette for cleaning cassette tape recorder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5942588U (ja) 1984-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6338461Y2 (ja)
JPS6327353Y2 (ja)
JPS6349852Y2 (ja)
EP0096983B1 (en) Tape cassette
EP0096994B1 (en) Tape cassette
KR100259030B1 (ko) 기록 재생용 헤드의 클리닝 기구
JPH079259Y2 (ja) 磁気テープカセット
US4692830A (en) Cleaning cassette for high speed cassette recorders including manually operable drive means
US3802648A (en) Tape cassette
KR0174975B1 (ko) 테이프 레코더의 테이프 가이드장치
JPS6349849Y2 (ja)
EP0557014B1 (en) Tape cassette
JPS637937Y2 (ja)
JP2531177Y2 (ja) クリーニングカセット
US5808829A (en) Loading device for draining static electricity of a cassette of a VCR
JPS6338416Y2 (ja)
JPS6316019Y2 (ja)
KR900000025Y1 (ko) 앤드리스 크리너 테이프 카세트
JPS6336537Y2 (ja)
KR910006571Y1 (ko) 비디오 테이프 레코더용 크리너
JP2572887Y2 (ja) クリーニングカセット
KR950003061Y1 (ko) 비디오 테이프 카세트의 릴
JPH0514327Y2 (ja)
JPH0110741Y2 (ja)
KR870003692Y1 (ko) 영상신호 기록 재생장치의 헤드드럼 클리너